JPH067022Y2 - パワ−ステアリング装置 - Google Patents

パワ−ステアリング装置

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JPH067022Y2
JPH067022Y2 JP12813586U JP12813586U JPH067022Y2 JP H067022 Y2 JPH067022 Y2 JP H067022Y2 JP 12813586 U JP12813586 U JP 12813586U JP 12813586 U JP12813586 U JP 12813586U JP H067022 Y2 JPH067022 Y2 JP H067022Y2
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JP
Japan
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rotary valve
reaction force
shaft
gear
stub shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12813586U
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JPS6334685U (ja
Inventor
清二 駒村
克邦 加太
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KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車等の操舵力を油圧力でアシストする
パワーステアリング装置で、特に、スタブシャフトとウ
ォームシャフトとを相対回転させてロータリバルブを切
り換える装置における反力機構の改良に関わる。
(従来の技術) スタブシャフトとウォームシャフトとを相対回転させて
ロータリバルブを切り換える構成にしたパワーステアリ
ング装置に、反力機構を設けたものとしては、特開昭61
-77569号に係わる考案が従来から知られている。
この従来の考案は、ロータリバルブを組み込んだ箇所
に、上記反力機構を組み込むようにしている。
(本考案が解決しようとする問題点) そのために、この従来の装置では、どうしてもその構造
が複雑になり、しかも、その組み付け作業も難しくなる
という問題があった。
この考案の目的は、ロータリバルブを組み込んだ個所と
は関係ない個所に反力機構を設け、その構造を簡素化す
るとともに、組み付け作業も簡単にできるようにした装
置を提供することである。
(問題点を解決する手段) 上記の目的を達成するために、この考案は、スタブシャ
フトとウォームシャフトとを相対回転させてロータリバ
ルブを切り換え、アクチュエータ部のいずれか一方の室
に圧油を供給し、他方の室をタンクに連通してピストン
を移動させ、このピストンに形成のラックにかみ合せた
セクタギヤを回動させるパワーステアリング装置におい
て、上記ロータリバルブとスタブシャフトの操作入力端
との間に駆動ギヤを形成し、この駆動ギヤにかみ合う従
動ギヤの軸部にピニオンを形成するとともに、両端に油
圧力、バネ力またはソレノイドによる操作反力を作用さ
せるプランジャを設け、このプランジャに形成したラッ
クに上記ピニオンをかみ合せる構成にしている。
(本考案の作用) 上記のように構成したので、スタブシャフトを回して駆
動ギヤを回転させれば、従動ギヤが回転するとともに、
ピニオンもそれと一体回転する。そして、このピニオン
にはプランジャに形成したラックをかみ合せているの
で、上記スタブシャフトの回転によって、当該プランジ
ャを軸方向に移動させることができる。しかも、このプ
ランジャの両端には油圧力等を作用させているので、こ
の油圧力等が当該ステアリングの反力として作用するこ
とになる。
(本考案の効果) 上記のようにプランジャを主な構成要素にした反力機構
を、ロータリバルブを組み込んだ箇所の外方に設けたの
で、それだけ構造が簡略するとともに、その組み付け作
業も簡単になる。
(本考案の実施例) 第1、2図に示した第1実施例は、スタブシャフト1と
ウォームシャフト2とをトーションバー3によって連結
している。
上記スタブシャフト1は、図示していないハンドルに連
結するとともに、ロータリバルブVの回転スプール4と
一体回転する構成にしている。
上記ロータリバルブVは、バルブハウジングHに内装し
た上記回転スプール4と、上記ウォームシャフト2と一
体回転するスリーブ5と、を主要素にしてなり、それら
両者が相対回転することによって、油路を切り換える構
成にしている。
上記ウォームシャフト2は、その先端をシリンダハウジ
ング6に突出させるとともに、その突出部分を、当該シ
リンダハウジング6に内装したピストン7に螺合してい
る。このピストン7にはラック8を形成し、このラック
8にセクタギヤ9をかみ合せている。
しかして、ハンドルを回すと、その回転力がスタブシャ
フト1、トーションバー3及びウォームシャフト2に伝
達されるが、上記ピストン7は換向抵抗によってその移
動を阻止されるので、ウォームシャフト2の回転も阻止
される。そのために、スタブシャフト1が、トーション
バー3をねじりながら回転し、ロータリバルブVの回転
スプール4を回転させ、当該ロータリバルブVを切り換
える。
上記のようにロータリバルブVが切り換わると、シリン
ダハウジング6内に形成されたいずれか一方の室、例え
ば室10に圧油が供給され、他方の室11がタンクに連通す
る。したがって、ピストン7が右方向に移動してセクタ
ギヤ9を第1図右方向に回動させ、車輪を転舵させる。
そして、ハンドルを回転し続けている間は、スタブシャ
フト1とウォームシャフト2とが、トーションバー3を
ねじった状態に保ちながら、換言すれば、ロータリバル
ブVを切り換えた状態に保ちながら、回転し続ける。こ
のようにハンドルを回していればロータリバルブVが切
り換わったままなので、ピストン7も移動し続け、車輪
を転舵し続ける。
上記の状態からハンドルを止めれば、スタブシャフト1
とウォームシャフト2とのずれがなくなり、ロータリバ
ルブVが中立位置に復帰するので、ピストン7が当該位
置で停止する。
上記のようにした装置において、そのバルブハウジング
Hの外側に、反力ハウジングJを連接し、この反力ハウ
ジングJに、次に説明する反力機構を設けている。
すなわち、上記スタブシャフト1に駆動ギヤ12を形成す
るとともに、この駆動ギヤ12には、従動ギヤ13をかみ合
せている。そして、この従動ギヤ13の軸部14、15のうち
の一方の軸部15にピニオン16を形成している。
さらに、上記軸部15に直交する方向にプランジャ17を設
けているが、このプランジャ17の両端を反力室18、19に
臨ませている。この反力室18、19は、ロータリバルブV
の切り換え位置に応じて、当該プランジャの移動方向前
方の反力室に圧油が供給され、移動方向後方の反力室が
タンクに連通するようにしている。さらに、このたプラ
ンジャ17にはラック20を形成し、このラック20を前記ピ
ニオン16にかみ合せている。
したがって、スタブシャフト1を回転させれば、上記し
たようにロータリバルブVが切り換わるとともに、その
スタブシャフト1の回転力が駆動ギヤ12→従動ギヤ13→
ピニオン16に伝達される。ピニオン16が回転すれば、そ
れにともなってプランジャ17が移動するが、上記したよ
うにこのプランジャ17の移動方向前方の反力室に圧油が
供給されるので、その反力室内の圧力がプランジャ17の
端面に作用する。したがって、このプランジャ17に対す
る作用力が当該ハンドルの反力として、運転手に伝わる
ことになる。
第3図に示した第2実施例は、反力室18、19にスプリン
グ21、22を介在させ、このスプリング21、22のバネ力で反
力を得るようにしたもので、その他の構成は、上記第1
実施例と全く同様である。
なお、この第2実施例において、上記スプリング21、22
を設けるとともに、第1実施例と同様に、この反力室に
圧油を導き、スプリングのバネ力と油圧力とで、反力を
発生させるようにしてもよい。
第4図に示した第3実施例は、その反力室18、19に、コ
イル23、24とプランジャ17の両端に設けたロッド部25、26
とからなるポテンショメータMを設けたものである。
このようにポテンショメータMを設けることによって、
当該ハンドルの舵角を検出することができる。
上記のようにした各実施例とも、その反力機構をバルブ
ハウジングHの外側に設けているので、その機構を簡単
にできるとともに、その組み付け作業も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
図面第1、2図はこの考案の第1実施例を示すもので、
第1図は断面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第
3図及び第4図は第2及び第3実施例の要部の断面図
で、上記第2図に相当するものである。 1……スタブシャフト、2……ウォームシャフト、3…
…トーションバー、V……ロータリバルブ、6……シリ
ンダハウジング、7……ピストン、8……ラック、9…
…セクタギヤ、12……駆動ギヤ、13……従動ギヤ、14、1
5……軸部、16……ピニオン、17……プランジャ、20…
…ラック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタブシャフトとウォームシャフトとを相
    対回転させてロータリバルブを切り換え、シリンダハウ
    ジングのいずれか一方の室に圧油を供給し、他方の室を
    タンクに連通してこのハウジング内のピストンを移動さ
    せ、このピストンに形成のラックにかみ合せたセクタギ
    ヤを回動させるパワーステアリング装置において、上記
    ロータリバルブとスタブシャフトの操作入力端との間に
    駆動ギヤを形成し、この駆動ギヤにかみ合う従動ギヤの
    軸部にピニオンを形成するとともに、両端に油圧力、バ
    ネ力またはソレノイドによる操作反力を作用させるプラ
    ンジャを設け、このプランジャに形成したラックに上記
    ピニオンをかみ合せてなるパワーステアリング装置。
JP12813586U 1986-08-22 1986-08-22 パワ−ステアリング装置 Expired - Lifetime JPH067022Y2 (ja)

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JP12813586U JPH067022Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22 パワ−ステアリング装置

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JP12813586U JPH067022Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22 パワ−ステアリング装置

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Publication Number Publication Date
JPS6334685U JPS6334685U (ja) 1988-03-05
JPH067022Y2 true JPH067022Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31023533

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