JP2526936B2 - 前後輪操舵車の後輪操舵装置 - Google Patents

前後輪操舵車の後輪操舵装置

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JP2526936B2
JP2526936B2 JP27783287A JP27783287A JP2526936B2 JP 2526936 B2 JP2526936 B2 JP 2526936B2 JP 27783287 A JP27783287 A JP 27783287A JP 27783287 A JP27783287 A JP 27783287A JP 2526936 B2 JP2526936 B2 JP 2526936B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は前輪の操舵に連動して後輪を操舵する前後輪
操舵車の後輪操舵装置に係り、特に左右後輪を操舵可能
に連結するとともに軸方向の変位に応じて同後輪を操舵
するリレーロッドと、作動油の給排に応じて前記リレー
ロッドを駆動するパワーシリンダとを備えた前後輪操舵
車の後輪操舵装置に関する。
[従来技術] 従来、この種の装置は、例えば実開昭61−189881号公
報に示されるように、リレーロッドに円筒状の中空部を
設けるとともに該中空部内に前輪の操舵に連動して軸方
向に変位する円筒状の作動ロッドを組込み、該作動ロッ
ドの外周上に一体的に形成したバルブスプール部と前記
リレーロッドの同スプール部と対向する中空部内周上に
形成したバルブスリーブ部とにより四方弁からなるスプ
ールバルブを構成し、該スプールバルブによりパワーシ
リンダに対する作動油の給排を制御して、リレーロッド
を作動ロッドに連動させて変位させることにより後輪を
前輪に連動して操舵するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、上記従来の装置においては、スプールバル
ブを構成するバルブスリーブ部がリレーロッドと一体的
になっているため、左右後輪からリレーロッドにこじり
力が加わると、バルブスリーブ部がこじられ、バルブス
リーブ部とバルブスプール部との滑らかな摺動が妨げら
れてスプールバルブが正常に動作しないおそれがある。
その結果、左右後輪が前輪の操舵に連動して正確に操舵
されないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑み案出されたもので、その目的
は上記のようなこじり力の影響をなくして左右後輪を前
輪の操舵に連動して正確に操舵する前後輪操舵車の後輪
操舵装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題を解決して本発明の目的を達成するために、
本発明の構成上の特徴は、左右後輪を操舵可能に連結す
るとともに軸方向の変位に応じて同後輪を操舵するリレ
ーロッドと、作動油の給排に応じて前記リレーロッドを
駆動するパワーシリンダとを備えた前後輪操舵車の後輪
操舵装置において、前記リレーロッドとは別体に形成さ
れハウジング内に変位可能に設けた第1及び第2弁部材
を有し該第1及び第2弁部材の相対的変位に応じて前記
パワーシリンダに対する作動油の給排を制御する倣いバ
ルブと、前記第1弁部材を前輪の操舵に連動して変位さ
せる連動機構と、前記第2弁部材と前記リレーロッドと
を連結して前記リレーロッドの変位に応じて該第2弁部
材を変位させるリンク機構とを設けたことにある。
[発明の作用] 上記のように構成した本発明においては、連動機構が
前輪の操舵に連動して第1弁部材を変位させると、該第
1弁部材と第2弁部材との間には相対的な変位が生じ、
かかる変位により第1及び第2弁部材からなる倣いバル
ブがパワーシリンダに対する作動油の供給を制御して、
パワーシリンダがリレーロッドを駆動する。このリレー
ロッドの変位はリンク機構を介して第2弁部材に伝達さ
れ、第2弁部材が前記第1及び第2弁部材の相対的変位
をなくす方向に変位して、倣いバルブは前記相対的な変
位がなくなった状態でパワーシリンダに対する作動油の
給排を停止する。その結果、リレーロッドの変位量は第
1弁部材の変位量すなわち前輪の操舵量に対応したもの
となり、左右後輪が前輪の操舵に応じて操舵される。
[発明の効果] 上記作用説明からも理解できる通り、本発明によれ
ば、リレーロッドの変位はリンク機構を介して倣いバル
ブの第2弁部材に伝達されるようになっており、倣いバ
ルブとリレーロッドとは別体に構成されているので、倣
いバルブに上記従来装置のような左右後輪からのこじり
力が作用することがなく、同バルブの作動は常に正常に
保たれる。その結果、左右後輪は前輪の操舵に連動して
常に正確に操舵される。
また、本発明によれば、上記のようにリレーロッドの
変位をリンク機構を用いて倣いバルブの第2弁部材に伝
達するようにしたので、リンク機構の長さ、同リンク機
構と第2弁部材又はリレーロッドに対する接続位置を変
更するのみで、倣いバルブの第1及び第2弁部材の変位
量に対するリレーロッドの変位量すなわち後輪操舵量を
適宜設定できる。その結果、第1及び第2弁部材の変位
量が後輪操舵量によって制限されることがなくなり、倣
いバルブを設計し易くなる。
さらに、本発明によれば、リレーロッドと倣いバルブ
とをリンク機構で連結するようにした結果、倣いバルブ
とパワーシリンダとを直列に配設する必要がなくなり、
パワーシリンダの軸方向側部には空間的な余裕ができ
る。その結果、例えばパワーシリンンダで直接的にリレ
ーロッドを軸方向に駆動して左右後輪を操舵する場合で
も、左右後輪を中立状態に復帰させるための中立復帰機
構等その他の部品をリレーロッドに組付け易くなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する
と、第3図は本発明に係る前後輪操舵車を概略的に示し
ている。この前後輪操舵車は左右前輪FW1,FW2を操舵す
る前輪操舵装置Aと、左右後輪RW1,RW2を左右する前輪F
W1,FW2の操舵に連動して操舵する後輪操舵装置Bとを備
えている。
前輪操舵装置Aは左右前輪FW1,FW2のステアリング機
構としてのラックバー11を有する。ラックバー11はピニ
オンギヤ12及び操舵軸13を介して操舵ハンドル14に接続
されるとともに、その両端に固定したラックエンド11a,
11bに揺動可能に接続された左右タイロッド15a,15b及び
同タイロッド15a,15bに回転可能に接続された左右ナッ
クルアーム16a,16bを介して左右前輪FW1,FW2を連結して
いる。操舵軸13の中間には四方弁からなる制御バルブ17
が組付けられ、同バルブ17は操舵軸13に作用する操舵ト
ルクに応じて油圧ポンプ18から導管P1を介したパワーシ
リンダ21への作動油の供給及び同シリンダ21から導管P2
を介したリザーバ22への作動油の排出を制御する。油圧
ポンプ18はエンジン23により駆動されるようになってい
る。パワーシリンダ21はラックバー11に固定したピスト
ン21aにより区画された左右油室21b,21cを有し、各油室
21b,21cに対する作動油の給排に応じてラックバー11を
軸方向に駆動する。
後輪操舵装置Bは、第1図乃至第3図に示すように、
左右後輪RW1,RW2のステアリングリンク機構としてのリ
レーロッド24を有する。リレーロッド24は第1ハウジン
グ25に軸方向に変位可能に支持されており、その両端に
て上記前輪操舵装置Aの場合と同様左右タイロッド26a,
26b及び左右ナックルアーム27a,27bを介して左右後輪RW
1,RW2を連結している。
第1ハウジング25内にはリレーロッド24を駆動するた
めのパワーシリンダ28が形成されている。このパワーシ
リンダ28はリレーロッド24に固定したピストン28aによ
り区画された左右油室28b,28cを有し、各油室28b,28cに
対する作動油の給排に応じてリレーロッド24を軸方向に
変位させる。
第1ハウジング25に載置された第2ハウジング31内に
は、パワーシリンダ28に対する作動油の給排を制御する
倣いバルブとしてのスプールバルブ32が設けられてい
る。このスプールバルブ32は第2ハウジング31内に軸方
向に摺動可能に収容された第2弁部材としてのバルブス
リーブ32aと同スリーブ32a内に軸方向に摺動可能に収容
された第1弁部材としてのバルブスプール32bとからな
り、いわゆる四方弁を構成するもので、バルブスリーブ
32aとバルブスプール32bとの間に相対的な変位かないと
き油圧ポンプ33から導管P3を介して供給ポート32cに供
給される作動油を排出ポート32d及び導管P4を介してリ
ザーバ22に環流させる。また、バルブスプール32bがバ
ルブスリーブ32aに対して第1図にて右方向に変位した
とき、スプールバルブ32は油圧ポンプ33から導管P3を介
して供給ポート32cに供給される作動油を流入出ポート3
2e及び導管P5を介してパワーシリンダ28の左油室28bに
供給し、かつ同シリンダ28の右油室28bから導管P6を介
して流入出ポート32fに供給される作動油を排出ポート3
2d及び導管P4を介してリザーバ22に排出する。逆に、バ
ルブスプール32bがバルブスリーブ32aに対して第1図に
て左方向に変位したとき、スプールバルブ32は油圧ポン
プ33から導管P3を介して供給ポート32cに供給される作
動油を流入出ポート32f及び導管P6を介してパワーシリ
ンダ28の右油室28cに供給し、かつ同シリンダ28の左油
室28bから導管P5を介して流入出ポート32eに供給される
作動油を排出ポート32d及び導管P4を介してリザーバ22
に排出する。油圧ポンプ33もエンジン23により駆動され
るようになっている。
スプールバルブ32のバルブスプール32bの一端はロッ
ド34の一端にピン35により接続されている。ロッド34は
第2ハウジング31に軸方向に変位可能に支持されるとと
もに、スプリング36によって第1図及び第2図の右方向
に付勢されている。また、同ロッド34の他端にはピン37
が固定されており、同ピン37は第2ハウジング31に回転
可能に支持された円盤上のカム部材38の上面に形成した
螺旋状のカム溝38aに摺動可能に嵌合している。カム部
材38の下部には円形のギヤ38bが一体的に形成されてお
り、同ギヤ38bには両側にて一対のラックバー41,42が噛
合している。ラックバー41,42は第2ハウジング31内に
軸方向に変位可能に収容されるとともに、同バー41をそ
れぞれ貫通させたスプリング43,44により第2図の左方
向に付勢されている。スプリング43,44の各一端は第2
ハウジング31に固定したストッパ部材45,46により支持
され、各他端はラックバー41,42の外周上に摺動可能に
組付けたリテーナ47,48により支持されている。リテー
ナ47,48はラックバー41,42の一端に固定したストッパリ
ング51,52により第2図の状態からラックバー41,42対す
る左方向への変位か禁止されるとともに、第2ハウジン
グ31に螺着したストッパ部材53,54により第2図の状態
から第2ハウジング31に対する左方向への変位が禁止さ
れている。ラックバー41,42の他端には溝41a,42aが形成
されており、同溝41a,42aにはプルケーブル55,56の一端
に固定したピン57,58が嵌合している。プルケーブル55,
56は左右前輪FW1,FW2の操舵に連動してラックバー41,42
を第2図の右方向にそれぞれ引くもので、適宜箇所にて
車体に支持されて車両前方に延設され、その他端は前輪
操舵装置Aのラックエンド11a,11bに接続されている。
なお、ピン57,58は溝41a,42aに若干隙間をもつて嵌合さ
れており、ラックバー41,42の中立状態(第2図の状態
で)ではケーブル55,56には引張力が付与されていな
い。
また、スプールバルブ32のバルブスリーブ32aとリレ
ーロッド24とはリンク機構により連結されている。この
リンク機構はレバー61と連結部材62とを主要構成部材と
している。レバー61の上端はシャフト63に設けたピン63
aにより同シャフト63に回転可能に接続されており、同
レバー61はピン63aを支点として揺動する。シャフト63
の先端は第2ハウジング31に設けた孔31aに回転可能に
支持されるとともに、その後端部には雄ねじ63bが形成
され、同雄ねじ63bはナット64の内周上に形成した雌ね
じ64aに螺合している。ナット64はその外周上に形成し
た雄ねじ64bにて第2ハウジング31に螺着されていると
ともに、同雄ねじ64bに螺着されたロックナット65によ
り同ハウジング31に堅固に固定されている。この場合、
雄ねじ63b(雌ねじ64a)リードと雄ねじ64bのリードと
を異ならせてあり、ナット64を回転させることによりシ
ャフト63を回転させずにピン63aの位置すなわちレバー6
1の揺動中心を第1図にて左右方向に変位させて微調整
ができるようになっている。レバー61の下端はピストン
28aの側部中央に形成した環状溝28a1に嵌合しており、
同レバー61はピストン28aの変位に応じて揺動する。
連結部材62はレバー61とバルブスリーブ32aとを連結
するもので、その基部はバルブスリーブ32aに嵌着され
ている。連結部材62の先端部には筒部62aが形成され、
同筒部62aにてレバー61を貫通させるとともに、同筒部6
2a内周面にレバー61の中間部に形成した断面半円上の凸
部61aの外周面を当接させている。また、連結部材62の
内部には、バルブスプール32b内に形成した油路を排出
ポート32dに連通させるための油路が形成されている。
また、後輪操舵装置Bはリレーロッド24を中心位置に
復帰させる中立復帰機構としてのスプリング66を有す
る。スプリング66はリレーロッド24の外周上に組付けら
れるとともに、その両端にてプレロードの付与された状
態で一対のリテーナ67,68により支持されている。両リ
テーナ67,68はリレーロッド24の外周上にそれぞれ摺動
可能に組付けられ、リテーナ67はリレーロッド24に形成
した段部24aにより同ロッド24に対する第1図左方向の
変位が規制され、かつ第1ハウジング25に固定したスト
ッパ部材71により同ハウジング25に対する第1図左方向
の変位が規制されている。また、リテーナ68はリレーロ
ッド24に固定したストッパリング72により同ロッド24に
対する第1図右方向の変位が規制され、かつ第1ハウジ
ング25に形成した段部25aにより同ハウジング25に対す
る第1図右方向の変位が規制されている。
上記のように構成した実施例の動作を説明する。ま
ず、操舵ハンドル14が中立位置に保たれている状態を想
定すると、ラックバー11は中立状態にあって左右前輪FW
1,FW2も中立状態にある。かかる状態では、プルケーブ
ル55,56には引張力も作用しないので、ラックバー41,42
はスプリング43,44により付勢されて第2図の状態にあ
る。この場合、ピン57,58はラックバー41,42に形成した
溝41a,42aに隙間をもって嵌合されていて、スプリング4
3,44による引張力もプルケーブル55,56に作用せず、同
ケーブル55,56は弛んだ状態にある。これにより、前輪
操舵装置A側からプルケーブル55,56に振動が伝わらな
いためにプルケーブル55,56と同ケーブル55,56を被覆す
るケーブルガイド(外筒)との摩擦が回避され、かつプ
ルケーブル55,56の伸び量が抑えられて、プルケーブル5
5,56の耐久性が向上する。
かかる状態では、カム部材38も基準回転位置にあっ
て、ロッド34を介して同カム部材38により制御されるス
プールバルブ32を構成するバルブスリーブ32aとバルブ
スプール32bとの間には相対的な変位が存在しないの
で、油圧ポンプ33からスプールバルブ32に供給される作
動油はリザーバ22に環流するのみで、パワーシリンダ28
には供給されない。これにより、パワーシリンダ28はリ
レーロッド24を駆動せず、同ロッド24はスプリング66に
より中立位置に保たれるので、左右後輪RW1,RW2も中立
状態にある。この場合、スプリング66にはプレロードが
付与されているので、左右後輪RW1,RW2に外力が作用し
てもリレーロッド24はスプリング66によって中立位置に
維持され、同後輪RW1,RW2は安定して中立状態に保たれ
る。その結果、当該車両は安定して直進走行する。
かかる状態で、操舵ハンドル14が右方向に回動される
と、該操舵ハンドル14の回動は操舵軸13及びピニオン12
を介してラックバー11に伝達され、同バー11は第3図に
て右方向に変位する。このラックバー11の右方向の変位
は左右タイロッド15a,15b及び左右ナックルアーム16a,1
6bを介して左右前輪FW1,FW2に伝達され、同前輪FW1,FW2
は右方向に操舵される。また、かかる左右前輪FW1,FW2
の操舵においては、制御バルブ17が、操舵軸13に作用す
る操舵トルクに応じて、導管P1を介して供給される油圧
ポンプ33からの作動油をパワーシリンダ21の左油室21b
に供給するとともに、同シリンダ21の右油室21cからの
作動油を導管P2を介してリザーバ22へ排出するので、パ
ワーシリンダ21はラックバー11を第1図にて右方向に押
圧することにより前記左右前輪FW1,FW2の操舵を助勢す
る。
一方、前記ラックバー11の右方向の変位はラックエン
ド11bを介してプルケーブル56に伝達され、同ケーブル5
6はラックバー42を第2図にて右方向に引く。しかし、
プルケーブル56の後端に設けたピン58はラックバー42の
溝42aに隙間をもって嵌合されるとともにスプリング48
にはプレロードが付与されているので、ラックバー42は
初期の状態においては変位せず、左右後輪RW1,RW2は中
立状態に維持される。そして、前記ラックバー11の変位
がある程度大きくなると、スプリング44がストッパリン
グ52及びリテーナ48による第2図右方向の押圧によって
圧縮され、ラックバー42は第2図右方向に変位する。こ
のラックバー42の変位により、同バー42にギヤ38bにて
噛合したカム部材38がラックバー41の第2図左方向への
変位を伴いながら第2図にて反時計方向に回転し、この
回転に伴いピン37がカム溝38a内を摺動するので、ロッ
ド34は第1図及び第2図にて右方向に変位する。
このロッド34の右方向の変位はピン35を介してバルブ
スプール32bに伝達され、同スプール32bはバルブスリー
ブ32aに対して第1図及び第2図にて右方向に変位す
る。このバルブスリーブ32aとバルブスプール32bとの相
対的な変位により、スプールバルブ32は油圧ポンプ33か
ら導管P3を介して供給ポート32cに供給される作動油を
流入出ポート32e及び導管P5を介してパワーシリンダ28
の左油室28bに供給し、かつ同シリンダ28の右油室28cか
ら導管P6及び流入出ポート32fに供給される作動油を排
出ポート32d及び導管P4を介してリザーバ22に排出す
る。その結果、パワーシリンダ28のピストン28aはリレ
ーロッド24を第1図の右方向に押圧し、同ロッド24が同
方向に変位する。このリレーロッド24の変位は左右タイ
ロッド26a,26b及び左右ナックルアーム27a,27bを介して
左右後輪RW1,RW2に伝達され、同後輪RW1,RW2は左方向す
なわち左右前輪FW1,FW2に対して逆相に操舵される。ま
た、前記リレーロッド24の変位により、レバー61の下端
部はピストン28aに形成した環状溝28a1の内側壁により
第1図の右方向に押圧され、同レバー61はピン63a回り
に第1図にて反時計方向に揺動する。このレバー61の揺
動により、連結部材62が第1図の右方向に変位し、この
連結部材62の変位に伴いスプールバルブ32のバルブスリ
ーブ32aも右方向に変位する。そして、バルブスリーブ3
2aの前記変位により、同スリーブ32aとバルブスプール3
2bとの相対的変位がなくなると、スプールバルブ32はパ
ワーシリンダ32に対する前記作動油の給排を停止する。
これにより、パワーシリンダ28はリレーロッド24の前記
押圧を解除してリレーロッド24の変位も停止させるの
で、左右後輪RW1,RW2の前記操舵も停止する。このよう
なバルブスプール32bに倣ったリレーロッド24の変位に
より、左右後輪RW1,RW2は、第4図に示すように、操舵
ハンドル14の操舵角に対応した量だけ左方向すなわち左
右前輪FW1,FW2に対して逆相に操舵される。
かかる操舵ハンドル14の右方向への回動状態におい
て、同ハンドル14の回動操作が解除され又は逆に左方向
に回動されて同ハンドル14が中立状態に復帰すると、左
右前輪FW1,FW2が中立状態に復帰するとともに、ラック
バー11の右方向の変位によりプルケーブル56に付与され
ていた前記引張力も解除される。この引張力の解除によ
り、ラックバー42はスプリング44のリテーナ48を介した
付勢力により第2図左方向に変位して中立状態に復帰
し、カム部材38はラックバー41の第2図右方向への変位
を伴いながら第2図にて時計方向に回転して中立回転位
置に復帰する。このカム部材38の中立回転位置への復帰
により、ピン37はカム溝38a内を摺動しながら第2図の
状態まで変位し、ロッド34を介してバルブスプール32b
が第1図及び第2図の左方向に変位する。かかる場合に
は、バルブスリーブ32aとバルブスプール32bとの相対的
な変位は上記場合とは逆になり、倣いバルブとしてのス
プールバルブ32はリレーロッド24を第1図の左方向に変
位させて同ロッド24を中立位置に復帰させるようにパワ
ーシリンダ28に対する作動油の給排を制御するので、同
シリンダ28はリレーロッド24を中立位置に復帰させ、左
右後輪RW1,RW2が上述した中立状態に復帰する。
さらに、操舵ハンドル14が中立状態から左方向に回動
されると、左右前輪FW1,FW2は前輪操舵装置Aの上述し
た作用と同様にして左方向に操舵される。このとき、ラ
ックバー11は操舵ハンドル14の前記左方向への回動によ
り第3図の左方向へ変位し、プルケーブル55に引張力が
付与される。この引張力の付与により、ラックバー41が
第2図の右方向に変位するので、カム部材38は第2図に
て時計方向に回転するとともに、バルブスプール32bは
第1図及び第2図の左方向に変位する。その結果、スプ
ールバルブ32は上記操舵ハンドル14の右方向への回動の
場合とは逆に作用し、左右後輪RW1,RW2は、パワーシリ
ンダ28、リレーロッド24、左右タイロッド26a,26b,左右
ナックルアーム27a,27b、レバー61及び連結部材62との
協働により、操舵ハンドル14の左方向への回動に応じて
右方向に操舵される。(第4図参照) 上記説明からも理解できる通り、上記実施例によれ
ば、リレーロッド24の変位はレバー61及び連結部材62を
介して倣いバルブとしてのスプールバルブ32のバルブス
リーブ32aに伝達されるようにしたので、左右後輪RW1,R
W2からリレーロッド24に付与されるこじり力がバルブス
リーブ32bに作用することがなく、スプールバルブ32の
作動は常に正常に保たれる。また、レバー31の下端をパ
ワーシリンダ28のピストン28aの側壁に設けた環状溝28a
1に嵌合することによりリレーロッド24の変位を同レバ
ー31に伝達するようにしたので、左右後輪RW1,RW2をロ
ッド34の変位に倣って操舵するための倣い機構の構成が
簡単になり、後輪操舵装置Bをコンパクトに構成でき
る。さらに、レバー61の長さを適宜設定するとともにレ
バー61の揺動中心であるピン63aの上下位置を適宜設定
して、レバー61のレバー比を変更するようにすれば、バ
ルブスリーブ32a及びバルブスプール32bの変位量に対す
るリレーロッド24の変位量すなわち後輪操舵量を適宜設
定できるので、同スリーブ32a及び同スプール32bの変位
量が後輪操舵量によって制限されることがなくなり、倣
いバルブとしてのスプールバルブ32の設計が楽になる。
また、上記実施例によれば、リレーロッド24と倣いバ
ルブとしてのスプールバルブ32とをレバー61及び連結部
材62からなるリンク機構で連結するようにした結果、ス
プールバルブ32とパワーシリンダ28とを直列に配設する
必要がなくなり、リレーロッドの軸方向に対する空間的
な余裕ができるので、スプリング66等からなる中立復帰
機構をリレーロッドに組付け易くなる。
さらに、上記実施例によれば、プルケーブル55,56は
スプリング43,44の付勢力に対抗してバルブスプール32b
を変位させる程度の強度を有すればよく、左右後輪RW1,
RW2を直接操舵する程の強度を必要としないので、同ケ
ーブル55,56として比較的細いものを用いることができ
る。また、プルケーブル55,56が例え切れたとしても、
ラックバー41,42はスプリング43,44によって中立位置に
維持されるので、かかる場合には左右後輪RW1,RW2が中
立状態に維持され当該車両のフェールセーフ機能も成し
遂げられる。
なお、上記実施例においては、カム部材38のカム溝38
aを第2図に示すように螺旋状に形成して、左右後輪RW
1,RW2が、第4図に示すように、操舵ハンドル14の小舵
角の範囲では操舵されないようにしかつ同ハンドル14の
大舵角の範囲では左右前輪FW1,FW2に対して逆相に操舵
されるようにたが、前記カム溝38aの形状を変更するこ
とにより前記左右後輪RW1,RW2の操舵特性を変更でき
る。このことは、上記実施例において、形状の異なるカ
ム溝38aを有する種々のカム部材38を適宜変更して用い
るのみで、左右後輪RW1,RW2の操舵特性を種々に変更で
きることを意味する。
次に、上記実施例の変形例について説明する。
(1)第1変形例 第1変形例は上記実施例にて車体左右方向に延設した
第1及び第2ハウジング25,31を車体前後方向に延設す
るように変形したもので、後輪操舵装置Bは第5図に示
すように配設された第1及び第2ハウジング25,31を有
する。第1及び第2ハウジング25,31に収納される各部
材は上記実施例とほぼ同様に構成されるとともにほぼ同
様に機能するので、上記実施例と同一と部材については
第1図と同じ符号を付してそれらの説明を省略する。た
だし、この場合、上記実施例のリレーロッド24に相当す
るピストン28aを固定したロッドは左右後輪RW1,RW2を連
結するものではないので、この実施例では同ロッドをピ
ストンロッド81とする。これに伴い、同ロッド81に形成
した段部を符号81aで表す。
また、かかる場合には、ピストンロッド81は車体前後
方向に変位するので、この前後方向の変位を変換するた
めに、該後輪操舵装置Bはセクタシャフト82を備えてい
る。セクタシャフト82は同シャフト82に一体的に形成さ
れたセクタギヤ82aにてピストン28aの側面に形成された
ラック歯28a2に噛合しているとともに、リレーロッド83
の一端を回転可能に接続している。リレーロッド83の他
端は左ナックルアーム84aに回転可能に接続され、セク
タシャフト82の回転に応じて左後輪RW1が操舵されるよ
うになっている。また、左ナックルアーム84aはリレー
ロッド85を介して右ナックルアーム84bに連結されてお
り、右後輪RW2も左後輪RW1と同時に操舵されるようにな
っている。
上記のように構成した第1変形例においては、操舵ハ
ンドル14の回動に連動した上記実施例と同様のケーブル
55,56(第1図参照)、スプールバルブ32、パワーシリ
ンダ28等の作用により、ピストンロッド81が上記場合と
同様にして左右前輪FW1,FW2の操舵に応じて軸方向に変
位すると、該変位はラック歯28a2及びセクタギヤ82aの
作用によってリレーロッド83の軸方向の変位に変換され
る。このリレーロッド83の変位は左ナックルアーム84a
を介して左後輪RW1に伝達されると同時に、リレーロッ
ド85及び右ナックルアーム84bを介して右後輪RW2にも伝
達され、左右後輪RW1,RW2は上記第1実施例の場合と同
様にカム部材38のカム溝38aの形状に応じて左右前輪FW
1,FW2に対して逆相に操舵される。また、かかる場合に
も、スプリング66、リテーナ67,68等からなる中立復帰
機構がピストンロッド81を中立位置に付勢し、同ロッド
81が中立に復帰すれば左右後輪RW1,RW2もセクタシャフ
ト82、リレーロッド83,85及び左右ナックルアーム84a,8
4bにより中立状態に復帰するので、前記中立復帰機構も
上記実施例と同様に作用する。
これにより、上記第1変形例においても、上述したこ
じり力の問題、スプールバルブ32の設計の問題、プルケ
ーブル55,56の問題及びカム部材38の変更の問題に関し
ては、上記実施例の場合とほぼ同様な効果が達成され
る。
(2)第2変形例 第2変形例は上記実施例の一対のプルケーブル55,56
の代わりに一本のプッシュプルケーブルを利用して左右
後輪RW1,RW2を左右前輪FW1,FW2に連動して操舵するよう
にしたものである。この変形例に係る前後輪操舵車は、
第6図及び第7図に示すように、前端にてラックエンド
11bに固定されたプッシュプルケーブル91を有する。こ
のプッシュプルケーブル91も後方に延設され、その後端
に固定したピン92により第2ハウジング31に軸方向に変
位可能に支持されたラックバー93に接続されている。こ
のピン92はラックバー93に設けた長孔93aに隙間をもっ
て嵌合されている。この場合、ラックバー93は上記実施
例とは異なり一本のみで構成され、プッシュプルケーブ
ル91の引張り及び押圧作用により第7図の左右方向に変
位してカム部材38を第7図にて時計方向及び反時計方向
に回転させる。
また、ラックバー93は一本のスプリング94の付勢力に
よって中立位置に付勢されるようになっている。スプリ
ング94はラックバー93の外周上に組付けられるととも
に、その両端にて一対のリテーナ95,96により支持され
ている。両リテーナ95,96はラックバー93の外周上にそ
れぞれ摺動可能に組付けられ、リテーナ95はラックバー
93に固定したストリッパリング97aによりラックバー93
に対する第7図の状態から左方向の変位か規制され、か
つ第2ハウジング31に固定したストッパ部材98aにより
同ハウジング25に対する第7図の状態から左方向の変位
が規制されている。また、リテーナ96はラックバー93に
固定したストリッパリング97bによりラックバー93に対
する第7図の状態から右方向の変位が規制され、かつ第
2ハウジング31に固定したストッパ部材98bにより同ハ
ウジング25に対する第7図の状態から右方向の変位が規
制されている。残りの各部材は上記実施例と同様に構成
されているので、上記実施例と同符号を付してその説明
を省略する。
上記のように構成した第2変形例においては、操舵ハ
ンドル14の回動に伴って前輪操舵装置Aのラックバー11
が左右方向に変位すると、該変位に応じてプッシュケー
ブル91には引張力又は押圧力が作用する。これにより、
カム部材38は第7図にて時計方向又は反時計方向に回転
し、スプールバルブ32及びパワーシリンダ28(第1図)
等は上記実施例の場合と同様に動作するので、左右後輪
RW1,RW2は上記実施例の場合と同様左右前輪FW1,FW2の操
舵に連動して操舵される。また、操舵ハンドル14の回動
が解除された場合には、スプリング94がリテーナ95,9
6、ストッパリング97a,97b及びストッパ部材98a,98bと
の協働によりラックバー93を中立位置に復帰させるの
で、左右後輪RW1,RW2は上記実施例の場合と同様に中立
状態に復帰される。
上記説明からも理解できるように、この第2変形例に
よれば、上記実施例による効果に加えて、上記実施例の
ラックバー41,42及びケーブル55,56の各一方を節約でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る後輪操舵装置の縦断端
面図、第2図は第1図のII−II線に沿って見た端面図、
第3図は第1図及び第2図の後輪操舵装置を備えた前後
輪操舵車の全体概略図、第4図は第3図の前後輪操舵車
の後輪の操舵特性図、第5図は後輪操舵装置の変形例を
示す概略端面図、第6図は第3図の前後輪操舵車の変形
例を示す全体概略図、第7図は第6図の後輪操舵装置の
端面図である。 符号の説明 A……前輪操舵装置、B……後輪操舵装置、FW1,FW2…
…前輪、RW1,RW2……後輪、11……ラックバー、11a,11b
……ラックエンド、14……操舵ハンドル、24,83,85……
リレーロッド、25,31……ハウジング、28……パワーシ
リンダ、32……スプールバルブ、32a……バルブスリー
ブ、32b……バルブスプール、34……ロッド、38……カ
ム部材、41,42、93……ラックバー、43,44,66,94……ス
プリング、55,56,91……ケーブル、61……レバー、62…
…連結部材、81……ピストンロッド、82……セクタシャ
フト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右後輪を操舵可能に連結するとともに軸
    方向の変位に応じて同後輪を操舵するリレーロッドと、
    作動油の給排に応じて前記リレーロッドを駆動するパワ
    ーシリンダとを備えた前後輪操舵車の後輪操舵装置にお
    いて、前記リレーロッドとは別体に形成されハウジング
    内に変位可能に設けた第1及び第2弁部材を有し該第1
    及び第2弁部材の相対的変位に応じて前記パワーシリン
    ダに対する作動油の給排を制御する倣いバルブと、前記
    第1弁部材の前輪の操舵に連動して変位させる連動機構
    と、前記第2弁部材と前記リレーロッドとを連結して前
    記リレーロッドの変位に応じて該第2弁部材を変位させ
    るリンク機構とを設けたことを特徴とする前後輪操舵車
    の後輪操舵装置。
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