JPH037392B2 - - Google Patents

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JPH037392B2
JPH037392B2 JP22371186A JP22371186A JPH037392B2 JP H037392 B2 JPH037392 B2 JP H037392B2 JP 22371186 A JP22371186 A JP 22371186A JP 22371186 A JP22371186 A JP 22371186A JP H037392 B2 JPH037392 B2 JP H037392B2
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JP
Japan
Prior art keywords
heater wire
mat
electrode
electric potential
ceramic
Prior art date
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Expired
Application number
JP22371186A
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English (en)
Other versions
JPS6379671A (ja
Inventor
Etsuji Hiranaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Original Assignee
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd filed Critical Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
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Publication of JPS6379671A publication Critical patent/JPS6379671A/ja
Publication of JPH037392B2 publication Critical patent/JPH037392B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、温熱効果と電位治療効果とを有する
布団に係り、特に温熱の効率を向上させる事がで
きる治療用温熱布団に関するものである。
(従来技術とその問題点) 電位治療器は、一般的に肩こりや頭痛、不眠
症、慢性便秘等の疾患に対しての治療に有効であ
ると言われ、この効能原理は、前記疾患を有する
患者をイオン静電気の発生した高圧電解内(絶縁
状態にして300〜10000ボルト程度)に置くと、循
環血液中のナトリウム及びカルシウムのイオン化
量が増大し、これにより酸性化している人体をア
ルカリ化させ、人体を正常に返還させるという事
実よりのものである。
ところで、この電位治療器の使用は、特に寒気
においては電気毛布を使用し、これを敷設或いは
上面から被せるといつた併用方法が用いられてい
る。これは、電気毛布の使用による温熱効果との
相乗効果を期待できるものであり、最近では、こ
の温熱用のヒーターを内装したものも出回つてい
る。
しかし、この種従来のヒーター内装型電位治療
器にあつては、ヒーターを内装するためにヒータ
ーと電位用電極との間に絶縁体を介装させる必要
があり、よつて、ヒーター自体の熱効率の悪化を
招くという問題があつた。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、ヒーターの効率を可及的に無駄なく維持で
きるようにすると共に人体背面の背骨に対し適度
なクツシヨンを与える事を第1の目的とし、更
に、不織布とヒーター線と電極マツトとの圧着を
容易に行なえるようにして製作時の簡素化を第2
の目的とし、更にまた、ヒーター線の上面に配設
される電極マツトを改造して、ヒーター熱により
電極マツトから遠赤外線が放射され、熱効率を向
上させると共に、その放射面積を更に大きくする
ことができる電位治療用温熱布団を提供すること
を第3の目的としてなされたものである。
(発明の構成) すなわち、本発明の電位治療用温熱布団の第1
の構成は、硬綿体の上面に不織布を載設すると共
に該不織布の上面にヒーター線と該ヒーター線の
上面に電極マツトとを一体的に配し、該電極マツ
トの上面に軟綿体を載設して、ヒーターの効率を
可及的に無駄なく維持できるようにすると共に人
体背面の背骨に対する適度なクツシヨンを与える
事ができるよう構成することを特徴とするもので
ある。
また、本発明の電位治療用温熱布団の第2の構
成は、前記不織布の上面に配設されるヒータ線
を、外面にシリコンを塗布した耐熱ビニールを被
覆させるヒーター線にすることで、不織布とヒー
ター線と電極マツトとの圧着、シリコンを介して
容易に行なえるように構成することを特徴とする
ものである。
更に、本発明の電位治療用温熱布団の第3の構
成は、ヒーター線の上面に配される電極マツト
を、マツトの外面全域に微粉末のセラミツクを塗
布すると共にその外面全域に微粉末のカーボンを
塗布せしめた電極マツト、或いは、マツトの外面
全域に、微粉末のセラミツクと微粉末のカーボン
とを適量混合したグラフトカーボン・セラミツク
剤を塗布せしめたグラフトカーボン・セラミツク
性の電極マツトにすることで、ヒーター熱により
電極マツトから遠赤外線が放射され、熱効率を向
上させると共に、セラミツクやカーボンの塗布に
より放射面積を大きくすることができるよう構成
することを特徴とするものである。
以下、本発明の電位治療用温熱布団を、図面に
示す一実施例に基ずきこれを詳細に説明する 実施例 1 図面において、1は、本発明の電位治療用温熱
布団の一実施例を示したものであり、該電位治療
用温熱布団1は、第2図及び第3図に示したよう
に、ウレタンや綿・化学繊維等からなる硬綿体2
の上面にナイロン・ウレタン等の化学繊維からな
る不織布3を載設すると共に該不織布3の上面に
は周囲に感熱線6を巻いてヒーター温度の変化で
抵抗値が変化し、ヒーターへ流れる電流を制御し
温度を制御するようにした加熱用のヒーター線4
を配し、更に該ヒーター線4の上面に電極マツト
7を一体的に配し、該電極マツト7の上面にウレ
タンや綿・化学繊維等からなる軟綿体8を載設し
て、これら硬綿体2、不織布3、ヒーター線4、
電極マツト7、軟綿体8を、ウレタン・ポリエス
テル・綿等からなる布製の外装材9′で一体的に
被覆して構成されたものである。
実施例 2 又、第2の実施例として、前記電位治療用温熱
布団1の前記不織布3の上面に配設されるヒータ
線4を、第4図に示したように、外面にシリコン
を塗布せしめた耐熱ビニール5をヒーター線4に
被覆せしめたヒーター線4′にしてもよく、この
ヒーター線4′を使用することで、不織布3とヒ
ーター線4′と前記電極マツト7との圧着を、該
ヒーター線4′のシリコンが熱等により溶着する
ことで、容易且つ確実に行なえるものである。
実施例 3 又、第3の実施例として、電位治療用温熱布団
1のヒーター線4或いは4′上面に配設される電
極マツト7を、マツト8の外面全域に微粉末のセ
ラミツクを塗布すると共にその外面全域に微粉末
のカーボンを塗布せしめた電極マツト7′にして
も良く、該電極マツト7′を使用することにより、
ヒーター熱により電極マツト7′から遠赤外線が
放射され、熱効率を向上させる共に、セラミツク
やカーボンの塗布により放射面積を大きくするこ
とができるものである。
尚、マツト7の外面全域に塗布される微粉末の
セラミツクやカーボンは、予めこれら両者の適量
を混合したグラフトカーボン・セラミツク剤とし
ておき、該グラフトカーボン・セラミツク剤を塗
布することで電極マツト7′を構成しても良い。
(発明の具体的作用) 本発明の電位治療用温熱布団1は、以上の一実
施例に示したように構成されたものであり、次に
これを使用する場合の具体的作用を、第5図に示
す回路図に基ずいて、詳細に説明する。
図面において、8′はシリコンよりなるSCRで
あり、D1〜D11はダイオード、R9は温度調節ボリ
ユーム、R9を除くR1〜R20は抵抗、F1は電流ヒユ
ーズ、F2は温度ヒユーズ、SWはスイツチ、Pは
接続ジヤツク、Wは接続コンセント、PL1はイオ
ン表示灯、PL2は温熱表示灯11はICを示すもの
である。
9は電位治療回路を示し、この電位治療回路9
はスイツチSWを入力させることにより、コンデ
ンサーC4の両端はコンデンサーC2・C3による2
倍圧回路と電源のAC100Vにより、AC100Vの4
倍になるようにした4倍圧整流回路である。
従つて、コンデンサーC4の負側には、マイナ
スの電圧400Vが安全抵抗R5を介して、電極マツ
ト7にかかり、該電極マツト7より陰イオンを発
生することになる。
次に、温度調節回路の動作説明をする。
10は温度調節回路を示し、該温熱調節回路1
0は、スイツチSWを入力させることにより、直
流電源より抵抗R7を介して温度調節ボリウムR9
(抵抗R8並列)、感熱線6を介して抵抗R18を通じ
電流が流れる。このときヒーター線4の温度が上
昇すると感熱線6の抵抗値が増加し該感熱線6の
電圧が高くなり、ヒーター線4の温度が下降する
と、感熱線6の抵抗値が減少し該感熱線6の電圧
が低くなり、この温度信号を温度調節ボリウム
R9で「強」「弱」の設定を行なわしめることによ
り、抵抗R10を通じコンデンサーC7で整流され、
オペアンプIC端子11bに入力される。
そして、IC端子11bに入力された温度信号
と、IC端子11cに入力された基準電圧とを電
位比較し、基準電圧より温度信号電圧が低いとき
にはIC端子11aが高状態(high状態)になり、
基準電圧より温度信号電圧が高いときにはIC端
子11aが低状態(low状態)となる。(尚、IC
端子11cの基準電圧は、直流電源を抵抗R11
R12・R13にて分圧し、コンデンサーC6により整
流して基準電源としている。) 従つて、IC端子11aが高状態になれば、抵
抗R15により電流を制限し、ダイオードD9を通じ
SCR8にゲート電流が流れ、SCR8をONにさせ、
また、IC端子11aが低状態になれば、SCR8に
ゲート電流が流れずSCR8をOFF状態にする。
尚、何らかの要因によりヒーター線4が加熱す
ると、ヒーター線4のナイロン層が溶融して感熱
線6とヒーター線間が短絡する。そして、この短
絡により抵抗R20が発熱して温度ヒユーズF2が溶
断し電源が切れるようになつている。
(発明の効果) 本発明の電位治療用温熱布団は、以上の実施例
に示したように、硬綿体の上面に不織布を載設す
ると共に該不織布の上面にヒーター線と該ヒータ
ー線の上面に電極マツトとを一体的に配し、該電
極マツトの上面に軟綿体を載設して構成されたも
のであるから、従来のものとは異なり、ヒーター
の効率を可及的に無駄なく維持でき、且つ、容易
に製作できると共に、前記硬綿と軟綿により人体
背面の背骨に対する適度なクツシヨンを与える事
ができる。
また、本発明の電位治療用温熱布団は、前記不
織布の上面に配設されるヒータ線をシリコンを塗
布せしめた耐熱ビニールを被覆せしめたヒーター
線にすることで、不織布とヒーター線と電極マツ
トとの圧着を、シリコンを介して容易に行なえる
為、製作時の作業コストを安価にすることができ
る。
更に、本発明の電位治療用温熱布団は、前記ヒ
ーター線の上面に配設される電極マツトを、マツ
トの外面全域に微粉末のセラミツクを塗布すると
共にその外面全域に微粉末のカーボンを塗布せし
めた電極マツト、或いは、微粉末のセラミツクと
カーボンを適量混合したグラフトカーボン・セラ
ミツク剤を外面に塗布せしめた電極マツトにする
ことで、ヒーター熱により電極マツトから遠赤外
線が放射され、しかも、セラミツクやカーボンの
塗布により放射面積を大きくすることができるも
のであるから、熱効率を向上させ、電力費の低減
を図ることができる等、多種に亙る効果を有する
画期的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電位治療用温熱布団の一実施
例を示す斜視図、第2図は本発明の電位治療用温
熱布団の一実施例を示す説明図、第3図は本発明
の電位治療用温熱布団の一実施例を示す説明図、
第4図は本発明の電位治療用温熱布団のヒーター
線の一実施例を示す説明図、第5図は本発明の電
位治療用温熱布団の電位治療回路と温度調節回路
の一実施例を示す回路図。 1は電位治療用温熱布団、2は硬綿体、3は不
織布、4,4′はヒーター線、5は耐熱ビニール、
6は感熱線、7,7′は電極マツト、9は電位治
療回路、10は温度調節回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硬綿体の上面に不織布を載設すると共に該不
    織布の上面にヒーター線を配設し、更に該ヒータ
    ー線の上面には、電極を内装した電極マツトを配
    し、該電極マツトの上面に軟綿体を載設して、こ
    れら硬綿体、不織布、ヒーター線、電極マツト、
    軟綿体を外装材で一体的に被覆することを特徴と
    する電位治療用温熱布団。 2 不織布の上面に配設されるヒータ線を、外面
    にシリコンを塗布せしめた耐熱ビニールを被覆さ
    せるヒーター線にすることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の電位治療用温熱布団。 3 ヒーター線の上面に配設される電極マツト
    を、マツトの外面全域に微粉末のセラミツクを塗
    布すると共にその外面全域に微粉末のカーボンを
    塗布せしめたグラフトカーボン・セラミツク性の
    電極マツトにすることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の電位治療用温熱布団。 4 ヒーター線の上面に配設される電極マツト
    を、マツトの外面全域に、微粉末のセラミツクと
    微粉末のカーボンとを適量混合したグラフトカー
    ボン・セラミツク剤を塗布せしめたグラフトカー
    ボン・セラミツク性の電極マツトにすることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電位治療用
    温熱布団。
JP22371186A 1986-09-24 1986-09-24 電位治療用温熱布団 Granted JPS6379671A (ja)

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JP22371186A JPS6379671A (ja) 1986-09-24 1986-09-24 電位治療用温熱布団

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JPS6379671A JPS6379671A (ja) 1988-04-09
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