JPH0373924A - 2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents
2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法Info
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- JPH0373924A JPH0373924A JP1210393A JP21039389A JPH0373924A JP H0373924 A JPH0373924 A JP H0373924A JP 1210393 A JP1210393 A JP 1210393A JP 21039389 A JP21039389 A JP 21039389A JP H0373924 A JPH0373924 A JP H0373924A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
液晶表示装置は低消費電力のフラットパネルデイスプレ
ィとして広く応用されている。中でも、スイッチング素
子を各画素に作り込んで駆動するアクティブマトリクス
方式は大容量高品質の表示素子としてテレビ、情報端末
等に用いられつつある。スイッチング素子としては3端
子型のTPT(薄膜トランジスタ)と2端子型のダイオ
ードやMIM等の非線形抵抗素子が使われる。商品化は
3端子型のTPTが先行したが、2端子型は製造が3端
子型に対して簡単であり、今後が期待されている。
ィとして広く応用されている。中でも、スイッチング素
子を各画素に作り込んで駆動するアクティブマトリクス
方式は大容量高品質の表示素子としてテレビ、情報端末
等に用いられつつある。スイッチング素子としては3端
子型のTPT(薄膜トランジスタ)と2端子型のダイオ
ードやMIM等の非線形抵抗素子が使われる。商品化は
3端子型のTPTが先行したが、2端子型は製造が3端
子型に対して簡単であり、今後が期待されている。
本発明は2端子型のスイッチング素子を用いた2端子型
アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法に関する
。
アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法に関する
。
第2図および第3図に2端子型スイクチング素子を用い
たアクティブマトリクス液晶表示装置の画素の基本配置
を示す。
たアクティブマトリクス液晶表示装置の画素の基本配置
を示す。
第2図はダイオードリングといわれる方式である(特開
昭59−57273号公報)。CI。
昭59−57273号公報)。CI。
C2,C3はデータ線5、R1,R2,R3は走査線6
でありマトリクス配置されている。このデータ線5と走
査線6の交点に対応して液晶表示画素10と2端子型ス
イッチング素子であるダイオードリング20とが配置さ
れている。各ダイオードリングは順方向接続されたダイ
オード群23と逆方向接続されたダイオード群22より
なっている。個々のダイオード21は通常アモルファス
シリコンのpin接合かシーミツ)キイ接合で構成され
る。
でありマトリクス配置されている。このデータ線5と走
査線6の交点に対応して液晶表示画素10と2端子型ス
イッチング素子であるダイオードリング20とが配置さ
れている。各ダイオードリングは順方向接続されたダイ
オード群23と逆方向接続されたダイオード群22より
なっている。個々のダイオード21は通常アモルファス
シリコンのpin接合かシーミツ)キイ接合で構成され
る。
第3図はMIM方式の2端子型アクティブマトリクス液
晶表示装置である。CI、C2,C3はデータ線5、R
1,R2,R3は走査線6であり、そのデータ線5と走
査線6の交点に対応して液晶表示画素10と2端子型ス
イッチング素子であるMIM30が配置されている。M
IMは金属−絶縁体−金属(導体)構造を有し非線形の
電流−電圧特性を有する2端子型スイッチング素子であ
る。
晶表示装置である。CI、C2,C3はデータ線5、R
1,R2,R3は走査線6であり、そのデータ線5と走
査線6の交点に対応して液晶表示画素10と2端子型ス
イッチング素子であるMIM30が配置されている。M
IMは金属−絶縁体−金属(導体)構造を有し非線形の
電流−電圧特性を有する2端子型スイッチング素子であ
る。
代表的な構造としては下電極T’ a、絶縁膜としては
このTaの陽極酸化膜(TaOx)、上電極としてIT
O(透明導電体)があり、2枚のバタン(マスク)で製
造可能である。
このTaの陽極酸化膜(TaOx)、上電極としてIT
O(透明導電体)があり、2枚のバタン(マスク)で製
造可能である。
第4図は従来のダイオードリングやMIM等のアクティ
ブマトリクス液晶表示装置の駆動方法に於ける走査信号
波形である(特開昭59−57288号公報)。
ブマトリクス液晶表示装置の駆動方法に於ける走査信号
波形である(特開昭59−57288号公報)。
走査信号φ1、φ2、φ、はそれぞれのフィールドT、
及びT、の区間T□、TA!、TA3及びT□、 T、
、 、 T、、で線順次を選択される信号である。走査
信号φ1について見ると、正の書き込み区間TV、では
正の書き込み電圧VW、が負の書き込み区間T、□では
負の書き込み電圧■w2が、正の保持区間T、、では正
の保持電圧■3□が負の保持区間T□、では負の保持電
圧■。が印加される。
及びT、の区間T□、TA!、TA3及びT□、 T、
、 、 T、、で線順次を選択される信号である。走査
信号φ1について見ると、正の書き込み区間TV、では
正の書き込み電圧VW、が負の書き込み区間T、□では
負の書き込み電圧■w2が、正の保持区間T、、では正
の保持電圧■3□が負の保持区間T□、では負の保持電
圧■。が印加される。
従来の駆動方法で問題が生ずるのは、2端子型スイッチ
ング素子の液晶表示画素の駆動能力が十分でない場合で
ある。2端子型スイッチング素子の駆動能力で問題とな
るのは次の2点である。
ング素子の液晶表示画素の駆動能力が十分でない場合で
ある。2端子型スイッチング素子の駆動能力で問題とな
るのは次の2点である。
(イ) 容量比α= CLc/ C,。
C0;2端子型スイッチング素子容量
C,c;液晶表示画素容量
(ロ) 書き込み区間での電流駆動能力この2つの値が
十分でない場合、書き込み区間での書き込み特性(ダイ
ナミックレンジ)と、保持区間での保持特性(クロスト
ーク)に問題が出る。
十分でない場合、書き込み区間での書き込み特性(ダイ
ナミックレンジ)と、保持区間での保持特性(クロスト
ーク)に問題が出る。
クロストークについては、全体を均一にする事ハ可能で
コントラストは落ちるが致命的ではない。
コントラストは落ちるが致命的ではない。
しかし、書き込み特性は極端な場合は表示も不可能にな
る点で問題が大きい。
る点で問題が大きい。
容量比αは液晶表示画素が大きくCLc/CsWが4〜
5以上取れるような設計では問題がない。しかし、液晶
プロジェクタ−や液晶ビュウファインダー等小型高密度
の用途ではCt。/ C,、は3以下、極端な場合は1
を割るケースさえ生じ従来の駆動法では対応できない。
5以上取れるような設計では問題がない。しかし、液晶
プロジェクタ−や液晶ビュウファインダー等小型高密度
の用途ではCt。/ C,、は3以下、極端な場合は1
を割るケースさえ生じ従来の駆動法では対応できない。
書き込み区間での電流駆動能力についても、ダイオード
リング等では良好だが素子面積の小さな小型高密度の用
途には問題となる。まして、生産性を考慮してより構造
の簡単なMIMを用いた場合には非常に問題である。
リング等では良好だが素子面積の小さな小型高密度の用
途には問題となる。まして、生産性を考慮してより構造
の簡単なMIMを用いた場合には非常に問題である。
本発明の従来方式の欠点の解決を目的としている。即ち
、容量比や書き込み区間での電流駆動能力の十分でない
2端子型スイッチング素子でも駆動可能な2端子型アク
テイブマ) リクス液晶表示装置の駆動方法を提供する
事が本発明の目的である。
、容量比や書き込み区間での電流駆動能力の十分でない
2端子型スイッチング素子でも駆動可能な2端子型アク
テイブマ) リクス液晶表示装置の駆動方法を提供する
事が本発明の目的である。
本発明は走査信号に工夫を加える事により、従来におけ
る2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方
法を改善している。即ち、書き込み区間の前にはこの書
き込み電圧とは逆極性で且つ書き込み電圧の絶対値と等
しいか書き込み電圧以上の大きさの絶対値の電圧のリセ
ット電圧をとるリセット区間を設けた走査信号を用いる
事を特徴としている。
る2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方
法を改善している。即ち、書き込み区間の前にはこの書
き込み電圧とは逆極性で且つ書き込み電圧の絶対値と等
しいか書き込み電圧以上の大きさの絶対値の電圧のリセ
ット電圧をとるリセット区間を設けた走査信号を用いる
事を特徴としている。
以下、実施例に基づき本発明を説明する。
第1図は本発明の2端子型アクティブマトリクス液晶表
示装置の駆動方法に於ける走査信号波形の実施例である
。
示装置の駆動方法に於ける走査信号波形の実施例である
。
走査信号φ、* φI、φ?はそれぞれのフィールドT
、及びT、の区間TAl、TA、、T、、及びT□、T
mt 、L3で線順次に選択される信号である。走査信
号φI*について見ると、正の書き込み区間Tvlでは
正の書き込み電圧■WIが負の書き込み区間TWlでは
負の書き込み電圧VW、が、正の保持区間T1.Iでは
正の保持電圧■□が負の保持区間Tl12では負の保持
電圧■□が印加される。この点では第4図に示した従来
例と同様である。本発明の走査信号の特徴は書き込み区
間の前にこの書き込み電圧とは逆極性で且つ書き込み電
圧の絶対値と等しいかそれ以上大きさの絶対値の電圧の
りセット電圧をとるリセット区間を設けた事にある。
、及びT、の区間TAl、TA、、T、、及びT□、T
mt 、L3で線順次に選択される信号である。走査信
号φI*について見ると、正の書き込み区間Tvlでは
正の書き込み電圧■WIが負の書き込み区間TWlでは
負の書き込み電圧VW、が、正の保持区間T1.Iでは
正の保持電圧■□が負の保持区間Tl12では負の保持
電圧■□が印加される。この点では第4図に示した従来
例と同様である。本発明の走査信号の特徴は書き込み区
間の前にこの書き込み電圧とは逆極性で且つ書き込み電
圧の絶対値と等しいかそれ以上大きさの絶対値の電圧の
りセット電圧をとるリセット区間を設けた事にある。
即ち、正の書き込み区間Twlの前には負のリセット区
間T□、負の書き込み区間TV2の前には正のリセット
区間Tltを設け、それぞれのリセット電圧を書き込み
電圧より絶対値で高めに設定している。
間T□、負の書き込み区間TV2の前には正のリセット
区間Tltを設け、それぞれのリセット電圧を書き込み
電圧より絶対値で高めに設定している。
第7図は本発明の他の実施例の走査信号である。
第1図Zは第1図の実施例の走査信号群の各タイミング
での最大電圧11と最小電圧12を示している。本実施
例ではいわゆる行毎反転法を用いているため、走査信号
の書き込み電圧の極性に応じて最大電圧11、最小電圧
12が変動する。書き込み電圧が正のタイミングでは最
大電圧と最小電圧の差はV、2−V、□、負のタイミン
グでは■B1−■□となる。駆動回路の動作電圧を節約
するには、駆動回路の動作電圧をこの最大電圧と最小電
圧の差、ここでは■。−■。(■□−■□)に設定でき
る事が公知である。そのためにはこの2つのタイミング
間電圧差V 、! V□(V−* V=s )を持
つ信号(第7図X)を第1図の走査信号から差し引けば
第7図の走査信号φ、**′ φr、φrとなり、動
作電圧がVat Van (VPt VPt )の
分だけ節約出来る。
での最大電圧11と最小電圧12を示している。本実施
例ではいわゆる行毎反転法を用いているため、走査信号
の書き込み電圧の極性に応じて最大電圧11、最小電圧
12が変動する。書き込み電圧が正のタイミングでは最
大電圧と最小電圧の差はV、2−V、□、負のタイミン
グでは■B1−■□となる。駆動回路の動作電圧を節約
するには、駆動回路の動作電圧をこの最大電圧と最小電
圧の差、ここでは■。−■。(■□−■□)に設定でき
る事が公知である。そのためにはこの2つのタイミング
間電圧差V 、! V□(V−* V=s )を持
つ信号(第7図X)を第1図の走査信号から差し引けば
第7図の走査信号φ、**′ φr、φrとなり、動
作電圧がVat Van (VPt VPt )の
分だけ節約出来る。
本実施例ではリセット区間のタイミングを直前の走査線
の書き込み区間で行ったが、独立に或はずらしても構わ
ない。
の書き込み区間で行ったが、独立に或はずらしても構わ
ない。
又、リセット区間の長さは後述する第6図の説明図の如
く書き込み区間よりも長く取った方が本発明の効果が大
きい。
く書き込み区間よりも長く取った方が本発明の効果が大
きい。
次に本発明の詳細な説明する。
第5図は従来例の書き込み区間の電圧状態を示す説明図
である。データ信号な■。とすると、書き込み区間To
の前の保持区間T8□では保持電圧■□+データ電圧電
圧穴、書き込み区間の後の保持区間T□では保持電圧■
、1+データ電圧■電圧間加される。書き込み区間TW
lではデータ信号がOFFの時には■1□+■。(OF
F)が、データ信号がONの時はVvx + V o
(ON )がそれぞれ印加される。
である。データ信号な■。とすると、書き込み区間To
の前の保持区間T8□では保持電圧■□+データ電圧電
圧穴、書き込み区間の後の保持区間T□では保持電圧■
、1+データ電圧■電圧間加される。書き込み区間TW
lではデータ信号がOFFの時には■1□+■。(OF
F)が、データ信号がONの時はVvx + V o
(ON )がそれぞれ印加される。
保持区間Tl2での液晶表示画素に印加されている電圧
をVaとする。書き込み区間TWlでデータ信号がOF
Fの時にはvW1+VD(OFF)の電圧が印加され、
もし容量比C,,c/C1Wが1の時には容量結合で瞬
間的に液晶表示画素に印加される電圧はVdtとなる。
をVaとする。書き込み区間TWlでデータ信号がOF
Fの時にはvW1+VD(OFF)の電圧が印加され、
もし容量比C,,c/C1Wが1の時には容量結合で瞬
間的に液晶表示画素に印加される電圧はVdtとなる。
このように容量比が十分に取れていない場合には本来な
らば2端子型スイッチング素子に印加される電圧V、1
+V、(OFF )−VaがCt、c / (Csw
+ CLC)の割合でしか印加されない。これでも2端
子型スイッチング素子の書き込み区間での電流駆動能力
が十分にあればよいが、不十分な場合には書き込み区間
TWIで電流が液晶表示画素に注入されず、書き込み後
の液晶表示画素に印加される電圧ve!と書き込み前の
電圧Vd2の差は十分に取れない。同様にデータ信号が
ONの時にはV、1+VD (ON)の電圧が印加され
、液晶表示画素に印加される電圧はVdsとなり、書き
込み後の液晶表示画素に印加される電圧■。、と書き込
み前の電圧Vdtの差は十分に取れない。保持区間に電
圧が保持電圧■ヨ、+データ電圧■。となると容量結合
によって、液晶表示画素に印加される電圧はV f +
、V f zとなる。この電圧が液晶表示画素を駆動す
る事になるが、以上のような容量比と書き込み区間での
電流駆動能力が十分でない場合にはON書き込みの際の
液晶駆動電圧VfIとOFF書き込みの場合の液晶駆動
電圧■f2の差が十分取れず、十分なコントラストをと
る事ができない。
らば2端子型スイッチング素子に印加される電圧V、1
+V、(OFF )−VaがCt、c / (Csw
+ CLC)の割合でしか印加されない。これでも2端
子型スイッチング素子の書き込み区間での電流駆動能力
が十分にあればよいが、不十分な場合には書き込み区間
TWIで電流が液晶表示画素に注入されず、書き込み後
の液晶表示画素に印加される電圧ve!と書き込み前の
電圧Vd2の差は十分に取れない。同様にデータ信号が
ONの時にはV、1+VD (ON)の電圧が印加され
、液晶表示画素に印加される電圧はVdsとなり、書き
込み後の液晶表示画素に印加される電圧■。、と書き込
み前の電圧Vdtの差は十分に取れない。保持区間に電
圧が保持電圧■ヨ、+データ電圧■。となると容量結合
によって、液晶表示画素に印加される電圧はV f +
、V f zとなる。この電圧が液晶表示画素を駆動す
る事になるが、以上のような容量比と書き込み区間での
電流駆動能力が十分でない場合にはON書き込みの際の
液晶駆動電圧VfIとOFF書き込みの場合の液晶駆動
電圧■f2の差が十分取れず、十分なコントラストをと
る事ができない。
従来例の最大の問題点は書き込み区間の最初の状態で2
端子型スイフチング素子に十分な電圧が掛からない点に
集約される。
端子型スイフチング素子に十分な電圧が掛からない点に
集約される。
第6図は本発明の実施例の書き込み区間の電圧状態を示
す説明図である。本発明では書き込み区間TWIO前に
逆極性のリセット電圧V□が印加されるリセット区間T
1を有する事が従来例と異なる。リセット区間の初めに
は容量結合で瞬間的に液晶表示画素に印加される電圧は
■rとなり、リセット区間で電流が液晶表示画素に注入
され最後には■。*となる。書き込み区間Twlでデー
タ信号がOFFの時には液晶表示画素に印加される電圧
はVd!*、ONの時には■dI*となる。ここで注目
すべきは従来例の電圧Vd+、Vdzと本発明の実施例
の電圧Vd+*、■d2*の違いである。リセット区間
の追加によって本発明の実施例の電圧■d1*、■d2
*は従来例の電圧V d 1、Vdzに比べかなり小さ
くなっている。この結果書き込み区間に2端子型スイッ
チング素子に印加される電圧が大きくなる。このように
、本発明では従来例の最大の問題点を大幅に改善できる
。その結果、最終的に液晶表示画素に印加される電圧y
、、*と■f2*の差は大きくなり、コントラストが増
大する。
す説明図である。本発明では書き込み区間TWIO前に
逆極性のリセット電圧V□が印加されるリセット区間T
1を有する事が従来例と異なる。リセット区間の初めに
は容量結合で瞬間的に液晶表示画素に印加される電圧は
■rとなり、リセット区間で電流が液晶表示画素に注入
され最後には■。*となる。書き込み区間Twlでデー
タ信号がOFFの時には液晶表示画素に印加される電圧
はVd!*、ONの時には■dI*となる。ここで注目
すべきは従来例の電圧Vd+、Vdzと本発明の実施例
の電圧Vd+*、■d2*の違いである。リセット区間
の追加によって本発明の実施例の電圧■d1*、■d2
*は従来例の電圧V d 1、Vdzに比べかなり小さ
くなっている。この結果書き込み区間に2端子型スイッ
チング素子に印加される電圧が大きくなる。このように
、本発明では従来例の最大の問題点を大幅に改善できる
。その結果、最終的に液晶表示画素に印加される電圧y
、、*と■f2*の差は大きくなり、コントラストが増
大する。
以上のリセット区間T□に於げるリセット電圧■□は、
本発明の効果を得るには書き込み電圧■W1、VW2の
絶対値より等し5いか大きくなくてはならない。リセッ
ト電圧が書き込み電圧よりも小さな場合にはVd+*、
■d!*はVd+、Vdzと等しくなり本発明の効果が
得られない。
本発明の効果を得るには書き込み電圧■W1、VW2の
絶対値より等し5いか大きくなくてはならない。リセッ
ト電圧が書き込み電圧よりも小さな場合にはVd+*、
■d!*はVd+、Vdzと等しくなり本発明の効果が
得られない。
以上の如く、本発明に依れば従来十分なコントラストが
得られなかった低容量比、低電流駆動能力の2端子型ス
イッチング素子であっても高コントラストでの駆動が可
能となる。
得られなかった低容量比、低電流駆動能力の2端子型ス
イッチング素子であっても高コントラストでの駆動が可
能となる。
尚、本実施例では書き込み区間の直前にリセット区間を
設けたが、間に他の電圧の区間を挿入しても本発明の効
果は変わらず本発明に包含される。
設けたが、間に他の電圧の区間を挿入しても本発明の効
果は変わらず本発明に包含される。
又、本実施例では走査信号φ!′、φI、φ?の書き込
み区間’r、、 、’r、2、TA、及びTI、、T□
、T、、を連続させたが、間に適当な区間を挿入しても
構わない。
み区間’r、、 、’r、2、TA、及びTI、、T□
、T、、を連続させたが、間に適当な区間を挿入しても
構わない。
第1図は本発明の2端子型アクティブマトリクス液晶表
示装置の駆動方法の実施例に於ける走査信号を示す波形
図、第2図および第3図はいずれも従来技術に係る典型
的な2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の基本
構成を示す回路図、第4図は従来技術に係る2端子型ア
クティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法に於ける走
査信号を示す波形図、第5図は従来技術における書き込
み区間前後における液晶表示画素への電圧印加状態を示
す波形図、第6図は本発明の実施例に於ける書き込み区
間前後に於ける液晶表示画素への電圧印加状態を示す波
形図、第7図は本発明の駆動方法の走査信号の他の実施
例を示す波形図である。 5・・・・・・データ線、 6・・・・・・走査線、 10・・・・・・液晶表示画素、 20・・・・・・ダイオードリング、 60・・・・・・MIM。 φ、* φ?、φ?・・・・・・走査信号。 第4図 第2図 第3図 第5図 第6図 VRI+VD 第7図
示装置の駆動方法の実施例に於ける走査信号を示す波形
図、第2図および第3図はいずれも従来技術に係る典型
的な2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の基本
構成を示す回路図、第4図は従来技術に係る2端子型ア
クティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法に於ける走
査信号を示す波形図、第5図は従来技術における書き込
み区間前後における液晶表示画素への電圧印加状態を示
す波形図、第6図は本発明の実施例に於ける書き込み区
間前後に於ける液晶表示画素への電圧印加状態を示す波
形図、第7図は本発明の駆動方法の走査信号の他の実施
例を示す波形図である。 5・・・・・・データ線、 6・・・・・・走査線、 10・・・・・・液晶表示画素、 20・・・・・・ダイオードリング、 60・・・・・・MIM。 φ、* φ?、φ?・・・・・・走査信号。 第4図 第2図 第3図 第5図 第6図 VRI+VD 第7図
Claims (3)
- (1)マトリクス配置されたデータ線及び走査線と、該
データ線及び走査線の交点に対応して設けられた液晶表
示画素と少なくとも1つの2端子型スイッチング素子と
を有し、前記走査線に印加される走査信号と前記データ
線に印加されるデータ信号により液晶表示画素が駆動さ
れる2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動
方法に於て、該走査信号は正負の書き込み電圧をとる書
き込み区間を有し、該書き込み区間の前には該書き込み
電圧とは逆極性で且つ前記書き込み電圧の絶対値と等し
いか前記書き込み電圧以上大きさの絶対値の電圧のリセ
ット電圧をとるリセット区間を有する事を特徴とする2
端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法。 - (2)2端子型スイッチング素子はMIM素子で有る事
を特徴とする請求項1記載の2端子型アクティブマトリ
クス液晶表示装置の駆動方法。 - (3)2端子型スイッチング素子の静電容量は表示画素
の静電容量の3分の1より大きい事を特徴とする請求項
1記載の2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の
駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21039389A JP2851314B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法 |
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JP21039389A JP2851314B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法 |
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JPH0373924A true JPH0373924A (ja) | 1991-03-28 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009086315A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Ricoh Co Ltd | 投射光学装置 |
-
1989
- 1989-08-15 JP JP21039389A patent/JP2851314B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009086315A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Ricoh Co Ltd | 投射光学装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP2851314B2 (ja) | 1999-01-27 |
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