JPH0373590B2 - - Google Patents

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JPH0373590B2
JPH0373590B2 JP16620683A JP16620683A JPH0373590B2 JP H0373590 B2 JPH0373590 B2 JP H0373590B2 JP 16620683 A JP16620683 A JP 16620683A JP 16620683 A JP16620683 A JP 16620683A JP H0373590 B2 JPH0373590 B2 JP H0373590B2
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polyphenylene ether
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polystyrene
copolymer
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Akitoshi Sugio
Katsuro Okabe
Shoichi Ametani
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、難燃性と耐熱性に優れたポリフエニ
レンエーテル系樹脂組成物に係わり、さらに詳し
くは、(a)ポリフエニレンエーテルまたは(b)(a)とポ
リスチレン系樹脂との混合物、に(c)ホスホニトリ
リツク化合物を配合してなる新規なポリフエニレ
ンエーテル系樹脂組成物に係わる。 ポリフエニレンエーテルは、耐熱性、剛性など
種々の性能を秀でた樹脂であり、エンジニアリン
グ・プラスチツクスとして注目されているが、単
独で使用した場合には充分な難燃性を有している
とは言い難い。さらに、ポリフエニレンエーテル
は、周知のように加工性および耐衝撃性が充分で
はなく、この点の改良を目的として、ポリスチレ
ンあるいはエラストマー補強ポリスチレンのごと
きポリスチレン系樹脂、さらにはエラストマー類
をブレンドする技術が種々提案されている(例え
ば、米国特許第3383435号明細書を参照)。しかし
ながら、ポリスチレン系樹脂やエラストマー等と
のブレンドにより得られるポリフエニレンエーテ
ル系樹脂組成物の難燃性が大きく低下することも
よく知られている。このため、難燃性を要求され
る用途には、前記樹脂組成物に難燃剤の添加が必
要となり、実際、種々の難燃剤を添加する公知技
術が存在する。中でも、りん酸エステル類は極め
て有効な難燃剤であり、例えば特公昭53−418号
公報にはりん酸エステル類、特開昭53−73248号
公報には芳香族りん酸エステル類の使用が開示さ
れており、特公昭48−38768号公報には芳香族り
ん酸エステルと芳香族ハロゲン化合物との併用
が、さらには特開昭49−32947号公報には、りん
酸エステル類と三酸化アンチモンの併用がそれぞ
れ提案されている。しかしながら、りん酸エステ
ル類の使用は、ポリフエニレンエーテルの優れた
特徴の一つである耐熱性を大きく低下せしめるこ
とも事実である。例えばポリフエニレンエーテル
とポリスチレン系樹脂かならる組成物に芳香族り
ん酸エステルを添加した場合、例えば1重量部と
いつた僅少量の添加で熱変形温度が3度も低下す
るのが実体である。 このように、ポリフエニレンエーテルまたはこ
れとポリスチレン系樹脂組成物の難燃性の改善を
企図して提案されているりん酸エステル類の配合
による上述のごとき欠点、すなわち耐熱性の低
下、を克服する新規な難燃剤について鋭意検討を
行なつた結果、本発明者らは、後術のホスホニト
リリツク化合物を使用することによつて、ポリフ
エニレンエーテルまたはこれとポリスチレン系樹
脂との組成物が本来持つている耐熱性の低下が効
果的に抑制されるとともに、従来汎用されている
りん酸エステル類よりもより優れた難燃性付与が
達成されることを見出した。 本発明の難燃性ポリフエニレンエーテル系樹脂
組成物に用いられるホスホニトリリツク化合物(c)
とは、次の一般式(1) (ここで、式中R1およびR2は、炭素数1〜20の
脂肪族または芳香族の炭化水素基であり、ハロゲ
ン原子で置換されていても、されていなくともよ
く、両者は同一であつても異なつていてもよい。) で示される構造単位の組合せによつて得られる含
りん化合物をいう。ここで、式(1)で表わされる構
造単位の数は、3、4またはそれ以上の整数であ
つてよく、具体的には、3個の構造単位が互いに
結合して環構造を形成している含りん化合物(以
下化合物Aという)、4個の構造単位が互いに結
合して環構造を形成している含りん化合物(以下
化合物Bという)、さらには、5個以上の構造単
位が互いに結合して鎖状構造を形成している含り
ん化合物(以下化合物Cという)を挙げることが
できる。これらの含りん化合物は、対応するホス
ホニトリリツククロライド、たとえば化合物Aに
ついては式(2)で表わされる6員環のホスホニトリ
リツククロライド、化合物Bについては式(3)で表
わされる8員環のホスホニトリリツククロライ
ド、そして化合物Cについては鎖状のホスホニト
リリツククロライド、と脂肪族あるいは芳香族の
金属アルコキシドとを反応させて得られる。前記
ホスホニトリリツククロライド類については、
Eucyclo−peadia of Polymer Science and
Techno−lozy、第10巻、139頁(1969年、
Interscieuce Publisher of John Wiley&Sons
Inc.刊)に教示があり、ホスホニトリリツククロ
ライド類と金属アルコキシド類との反応について
は、たとえばJ・A・C・S・、第84巻、551〜
559頁(1962年)及び同第87巻、4216〜4217頁
(1965年)に教示があり、これらを参照文献とし
て掲げる。 さらに、化合物Cを製造するための鎖状の(所
望に応じては高分子量の)ホスホニトリリツクク
ロライドは、たとえば式(2)の化合物を250〜300℃
といつた高温で加熱することによつて得られるこ
とが、Journal of Polymer Science
Symposium、第48号、33〜45頁(1974年)に教
示されており、これも参照文献として掲げる。
【式】
【式】 前記式(1)においてR1およびR2は炭素数1〜20
の脂肪族または芳香族の炭化水素基であるが、さ
らに具体的には、脂肪族炭化水素基としてはメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル等で例示されるアルキル基およびこれ
らのハロゲン置換体を挙げることができ、芳香族
炭化水素基としてはフエニル基;クレジル、プロ
ピルフエニル、イソプロピルフエニル等のアルキ
ル置換フエニル基;ナフチル基;アルキル置換ナ
フチル基;ベンジル基;アルキル置換ベンジル
基;およびこれらのハロゲン置換体を挙げること
ができる。 本発明の組成物においては、ホスホニトリリツ
ク化合物(c)は、前記化合物Aを主成分として含有
するが、前記化合物Aと前記化合物Bとの混合物
である場合が好適な態様であり、R1およびR2は、
ハロゲン置換されない脂肪族または芳香族炭化水
素基が好ましく、さらにはハロゲン置換されない
芳香族炭化水素基がより好ましい。 ホスホニトリリツク化合物(c)は、本発明の全組
成中1〜30重量%の範囲を占める量で用いられ
る。本発明のホスホニトリリツク化合物(c)は、所
望に応じて公知のりん酸エステル類と併用しても
よく、この場合、ポリフエニレンエーテルまたは
これとポリスチレン系樹脂との混合物が本来有す
る特長が損なわれることがない点において特異な
効果を示す。 本発明の難燃性ポリフエニレンエーテル系樹脂
組成物を構成するポリフエニレンエーテル(a)と
は、一般式(2)で表わされる単環式フエノール類を
縮重合して得られる重合体であり、単独重合体で
あつても、上記単環フエノール類の二種以上を用
いて得られる共重合体であつてもよい。 (式中、R3は炭素数1〜3の低級アルキル基、
R4およびR5は水素原子または炭素数1〜3の低
級アルキル基を意味する。) 前記一般式(2)で示される単環式フエノールとし
ては、例えば、2,6−ジメチルフエノール、
2,6−ジエチルフエノール、、2,6−ジプロ
ピルフエノール、2−メチル−6−エチルフエノ
ール、2−メチル−6−プロピルフエノール、2
−エチル−6−プロピルフエノール、m−クレゾ
ール、2,3−ジメチルフエノール、2,3−ジ
エチルフエノール、2,3−ジプロピルフエノー
ル、2−メチル−3−エチルフエノール、2−メ
チル−3−プロピルフエノール、、2−エチル−
3−メチルフエノール、2−エチル−3−プロピ
ルフエノール、2−プロピル−3−メチルフエノ
ール、2−プロピル−3−エチルフエノール、
2,3,6−トリメチルフエノール、2,3,6
−トリエチルフエノール、2,3,6−トリプロ
ピルフエノール、2,6−ジメチル−3−エチル
−フエノール、2,6−ジメチル−3−プロピル
フエノール等が挙げられる。これらの単環式フエ
ノール類を縮重合させて得られるポリフエニレン
エーテルとしては、ポリ(2,6−ジメチル−
1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2,6−
ジエチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジプロピル−1,4−フエニレン)エ
ーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4
−フエニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6
−プロピル−1,4−フエニレン)エーテル、ポ
リ(2−エチル−6−プロピル1,4−フエニレ
ン)エーテル、2,6−ジメチルフエノール/
2,3,6−トリメチルフエノール共重合体、
2,6−ジメチルフエノール/2,3,6−トリ
エチルフエノール共重合体、2,6−ジエチルフ
エノール/2,3,6−トリメチルフエノール共
重合体、2,6−ジプロピルフエノール/2,
3,6−トリメチルフエノール共重合体等を例示
的に挙げることができる。 本発明の組成物において用いられるポリスチレ
ン系樹脂とは、下記一般式(3)で示される構造単位
をその重合体中に少なくとも25重量%以上含有す
る樹脂であり、 (式中、R6は水素原子または低級アルキル基、
Zはハロゲン原子または低級アルキル基を示し、
pは0または1〜3の正の整数である。)例えば、
ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン(耐衝撃性
ポリスチレン)、スチレン−ブタジエンコポリマ
ー、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリルコ
ポリマー、スチレン−α−メチルスチレンポリマ
ー等を挙げることができる。中でも、耐衝撃性ポ
リスチレンは好適に用いられ、ポリブタジエン、
ブタジエン−スチレン共重合体ゴム、EPDM等
のゴム成分で変性されたゴム変性ポリスチレンを
含有する。ポリフエニレンエーテルとポリスチレ
ン系樹脂との配合割合は、特に限定されないが、
通常、両者の和を基準にしてポリフエニレンエー
テルが20〜90重量%の範囲を占めることが望まし
い。 本発明のポリフエニレンエーテル系樹脂組成物
を調製するに当つて、組成成分であるポリフエニ
レンエーテル(a)と、所望に応じてポリスチレン系
樹脂と、ホスホニトリリツク化合物(c)とを混合す
るためには、公知のいずれの方法が用いられても
よく、たとえば、ロールミル、バンバリーミキサ
ー、押出機などを用いて機械的に混合する方法、
あるいは上記成分の溶液または懸濁液を混合する
方法が適宜採用されればよい。 本発明の組成物には、所望に応じてエラストマ
ー、安定剤、可塑剤、滑剤、難燃剤などの各種添
加剤;顔料;充填剤;その他の成分が適宜配合さ
れ得る。 前記エラストマーとは、一般的な意味でのエラ
ストマーであり、たとえばA.V.Tobol−sky著
“Properties and Structures of Polymers”
(John Wiley&Sons.Inc.,1960年)71〜78ベー
ジに採用された定義を引用でき、エラストマーと
は常温に於けるヤング率が105〜109dynes/cm2
(0.1〜1020Kg/cm2)である重合体を意味する。エ
ラストマーの具体例としては、A−B−A′型エ
ラストマー状ブロツク共重合体、ポリブタジエン
部分の二重構造が水添されたA−B−A′型エラ
ストマー状ブロツク共重合体、ポリブタジエン、
ポリイソプレン、ジエン化合物とビニル芳香族化
合物との共重合体、ニトリルゴム、エチレン−プ
ロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエ
ン共重合体(EPDM)、チオコールゴム、ポリス
ルフイドゴム、アクリル酸ゴム、ポリウレタンゴ
ム、ブチルゴムとポリエチレンとのグラフト物、
ポリエステルエラストマー等が挙げられる。とり
わけ、A−B−A′型エラストマー状ブロツク共
重合体が望ましい。このブロツク共重合体の末端
ブロツクAおよびA′は重合されたビニル系芳香
族炭化水素ブロツクであり、Bは重合された共役
ジエンブロツクであり、Bブロツクの分子量はA
およびA′ブロツクの分子量の和よりも大である
ことが望ましい。末端ブロツクAおよびA′は同
一でも異なつてもよく、かつ該ブロツクは、芳香
族部分が単環で多環でもよいビニル芳香族化合物
から誘導された熱可塑性単独重合体または共重合
体である。かかるビニル芳香族化合物の例は、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、
ビニルキシレン、エチルビニルキシレン、ビニル
ナフタレンおよびそれらの混合物が挙げられる。
中央ブロツクBは、共役ジエン系炭化水素、たと
えば1,3−ブタジエン、2,3−ジメチルブタ
ジエン、イソプレンおよび1,3−ペンタジエン
およびそれらの混合物から誘導されたエラストマ
ー状重合体である。各末端ブロツクAおよび
A′の分子量は、好ましくは約2000〜約100000の
範囲であり、一方、中央ブロツクBの分子量は、
好ましくは約25000〜約1000000の範囲である。 また、前記の滑剤、可塑剤、ホスホニトリリツ
ク化合物以外の公知の難燃剤などの各種添加剤や
顔料、充填剤等としては、例えば、ポリエチレン
ワツクスあるいはポリプロピレンワツクス等に代
表される滑剤としてのオレフインワツクス;トリ
フエニルフオスフエート、トリクレジルフオスフ
エートあるいはイソプロピルフエノールとフエノ
ールとの混合物より得られるフオスフエートに代
表されるフオスフエート系難燃可塑剤;デカブロ
モビフエニル、プンタプロモトルエンあるいはデ
カプロモビフエニルエーテル等に代表される臭素
系難燃剤;酸化チタン、硫化亜鉛あるいは酸化亜
鉛等に代表される顔料;ガラス繊維、アスペス
ト、ウオラストナイト、マイカ、タルク、クレイ
あるいは銅、アルミニウム、ニツケル等のフレー
クあるいはステンレス繊維等に代表される無機充
填材;炭素繊維に代表される有機充填材等が挙げ
られる。 以下、実施例および比較例により本発明のポリ
フエニレンエーテル系樹脂組成物を具体的に説明
する。 実施例 1 クロロホルムを溶媒として25℃で測定された極
限粘度が0.53(d/g)の2.6−ジメチルフエノ
ール/2,3,6−トリメチルフエノール共重合
体(2,3,6−トリメチルフエノールの占める
割合は5モル%)45重量部、クロロホルムを溶媒
として25℃で測定された極限粘度が0.87(d/
g)であるポリスチレンマトリツクスを有し、ゲ
ル部分の含有量が17重量%であるゴム変性ポリス
チレン52重量部、ポリスチレン−ポリブタジエン
−ポリスチレン型ブロツク共重合体エラストマー
(ポリスチレンとポリブタジエンの重量比が70/
30で、25℃で20%トルエン溶液からブルツクフイ
ールドモデルRVT粘度計で測定された粘度が
1500cps)2重量部、エチレン−プロピレン共重
合体〔デリカンを溶媒として25℃で測定された還
元比粘度が2(0.1g/100ml)〕1重量部、ホスホ
ニトリリツク化合物(6員環のホスホニトリリツ
ククロライドと8員環のホスホニトリリツククロ
ライドとの混合物とフエノールのナトリウム塩と
を反応させて得られる)8重量部、酸化チタン5
重量部および2,6−ジ−tert−ブチル−p−ク
レゾール0.6重量部の混合物を二軸押し出し機に
より溶融、混練してペレツト化し、ついで射出成
形機を用いて厚さ1.5mm、幅12.7mmおよび長さ127
mm程度の試験片を作成し、燃焼試験を実施した。 試験方法は、試験片の長軸を垂直に支持し、試
験片の下端にバーナーの炎で10秒間着火し、バー
ナーを取去つた御の燃焼時間を測定し、10本の測
定値の平均値を平均燃焼時間とした。 燃焼試験以外には、厚さ6mm、幅12.7mmそして
長さ127mmの試験片を成形し、これを用いて熱変
形温度を測定した。 結果は表−1に示した。 実施例 2 実施例1において、ホスホニトリリツク化合物
の添加量を8重量部から4重量部に減じ、かわり
に、トリフエニルホスフエート4重量部を加えた
組成に変更する以外は、実施例1を繰り返した。 燃焼試験と熱変形温度の測定を行ない、その結
果を表−1に示した。 比較例 1 実施例1において、ホスホニトリリツク化合物
8重量部すべてをトリフエニルホスフエートに変
更する以外は、実施例1を繰り返した。 得られた試験結果を表−1に併記した。 比較例 2 実施例1において、ホスホニトリリツク化合物
8重量部をすべてイソプロピルフエニルホスフエ
ートに変更する以外は、実施例1を繰り返した。 結果は表−1に併記した。
【表】 実施例 3 ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フエニレ
ン)エーテル(クロロホルム中25℃で測定した極
限粘度が0.54d/g)95重量部、実施例1で使
用したポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチ
レン型ブロツク共重合体エラストマー5重量部、
実施例1で使用したホスホニトリリツク化合物
9.5重量部およびカーボンブラツク0.2重量部を二
軸押し出し機で溶融、混練し、ペレツト化した
後、実施例1と同じ方法で試験片を成形し、燃焼
試験と熱変形温度の測定を行つた。 結果は表−2に示した。 比較例 3 実施例3を、ホスホニトリリツク化合物をすべ
てをトリフエニルホスフエートに代えて実施し
た。結果は表−2に併記した。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ポリフエニレンエーテルまたは、 (b) ポリフエニレンエーテルとポリスチレン系樹
    脂との混合物、70〜99重量%と、 (c) 一般式(1)、 (ここで、式中R1およびR2は、炭素数1〜20
    の脂肪族または芳香族の炭化水素基であり、ハ
    ロゲン原子で置換されていても、されていなく
    ともよく、両者は同一であつても異なつていて
    もよい。) で示される構造単位の組合せによつて得られるホ
    スホニトリリツク化合物1〜30重量%、 からなる難燃性ポリフエニレンエーテル系樹脂組
    成物。
JP16620683A 1983-09-09 1983-09-09 難燃性ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 Granted JPS6058461A (ja)

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