JPH037319B2 - - Google Patents

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JPH037319B2
JPH037319B2 JP59103900A JP10390084A JPH037319B2 JP H037319 B2 JPH037319 B2 JP H037319B2 JP 59103900 A JP59103900 A JP 59103900A JP 10390084 A JP10390084 A JP 10390084A JP H037319 B2 JPH037319 B2 JP H037319B2
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JP
Japan
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signal
period
video signal
horizontal synchronization
luminance
Prior art date
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JP59103900A
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English (en)
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JPS60246194A (ja
Inventor
Hiroshi Yamaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS60246194A publication Critical patent/JPS60246194A/ja
Publication of JPH037319B2 publication Critical patent/JPH037319B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は時分割多重映像信号記録再生装置に
関し、特にそのライン相関ノイズキヤンセラに関
するものである。
[従来技術] 第1図は従来の磁気録再生装置におけるライン
相関ノイズキヤンセラの構成を示す図である。第
1図において、磁気ヘツド1からの再生信号は再
生前置増幅器2、振幅制限器(「リミツタ」とも
称す)3およびFM復調器4を経て低域フイルタ
5へ与えられる。一方、再生前置増幅器2の出力
信号は1水平同期期間遅延させる遅延回路7、振
幅制限器8およびFM復調器9を経て低域フイル
タ10へ与えられる。これらの低域フイルタ5と
10の出力は差動増幅器11へ入力される。差動
増幅器11の出力はリミツタ12を介してもう1
つの差動増幅器6の1つの入力へ与えられる。差
動増幅器6のもう1つの入力には低域フイルタ5
の出力が与えられる。
次にこのように構成されたライン相関ノイズキ
ヤンセラの動作について説明する。磁気ヘツド1
で再生されたFM信号は再生前置増幅器2によつ
て増幅され、振幅制限器3に通されて振幅を整え
られた後にFM復調器4によつてもとのビデオ信
号に復調され、復調されたビデオ信号は低域フイ
ルタ5に通されて不必要な成分が除去される。一
方、再生前置増幅器2の出力は遅延回路7へも入
力される。この遅延回路によつて1水平同期期間
遅延させられた信号は、前述と同様に振幅制限器
8、FM復調器9および低域フイルタ10によつ
て処理される。ここで、振幅制限器3と8、FM
復調器4と9さらに低域フイルタ5と10はそれ
ぞれ互いに等価なものである。これら2つの低域
フイルタ5と10の出力は差動増幅器11の2つ
の入力として与えられ、この差動増幅器11はブ
ラウン管の隣接2走査線間でライン相関のない成
分をノイズとみなしてノイズキヤンセル信号を出
力する。このノイズキヤンセル信号は、リミツタ
12によつてノイズレベルより大きな信号が除去
される。差動増幅器6は、低域フイルタ5の出力
信号からリミツタ12の出力信号を差引くことに
よつて、隣接2走査線間に相関のないノイズ成分
が除去された復調ビデオ信号を出力する。
従来のライン相関ノイズキヤンセラは以上のよ
うに構成されているので、時分割多重映像信号で
隣接2走査線間にライン相関の全くない色信号部
分が存在する場合、その色信号部分についてはノ
イズキヤンセルの効果がないばかりでなく、むし
ろ害を及ぼすものであるので使用することができ
なかつた。
[発明の概要] この発明は、隣接2走査線間にライン相関の無
い信号部分を含む時分割多重映像信号にも利用す
ることができるライン相関ノイズキヤンセラを備
えた時分割多重映像信号記録再生装置を提供する
ことである。
この発明の特徴は、映像信号の色信号部分と輝
度信号部分が適当な圧縮比で時間圧縮された後に
輝度信号色信号切換パルス(以下タイミングパル
スと呼ぶ)に対応し時分割多重された時分割多重
映像信号が形成され、前記時分割多重映像信号の
隣接する前後2つの水平同期期間相互において前
記色信号部分はライン相関していないが前記輝度
信号部分はライン相関している映像信号録画再生
装置において、前記隣接する前後2つの水平同期
期間内の前後2つの輝度信号部分のうち前記前の
輝度信号部分を1水平同期期間遅らせて遅延輝度
信号を得るための遅延手段と、前記遅延輝度信号
と前記後の輝度信号とから輝度ノイズキヤンセル
信号を得る輝度ノイズキヤンセル信号生成手段
と、前記輝度ノイズキヤンセル信号を前記後の輝
度信号部分に与えてノイズをキヤンセルするため
に前記タイミングパルスに対応して動作する輝度
ノイズキヤンセル信号切換スイツチとを含むライ
ン相関ノイズキヤンセラを備えたことである。
[発明の実施例] 第2図は本発明の一実施例を示す図である。第
2図において、その構成要素1ないし12はそれ
ぞれ第1図の同一符号のものと同等であるが、そ
のリミツタ12と差動増幅器6との間には第3図
に示されたタイミングパルス信号bに対応してオ
ン・オフ動作する切換スイツチ13が設けられて
いる。第3図は時分割多重映像信号aとその時分
割に対応するタイミングパルス信号bを示す図で
ある。図において横軸は時間を表わし、縦軸は信
号強度に対応する。第3図における映像信号は、
その色信号が(B−Y)と(R−Y)の成分に分
割されて輝度信号Yとともに適当な比率で時間圧
縮された後に、(B−Y)と(R−Y)の各成分
が1水平同期期間ごとに交互に入替わつて輝度信
号Yと時分割多重されたものである。なお、Hは
水平同期信号を示している。
次に、第2図のように構成されたライン相関ノ
イズキヤンセラの動作について説明する。第2図
における構成要素1ないし12の動作はそれぞれ
第1図の同一符号で示されたものと同じである。
ところが、第3図に示されたような時分割多重映
像信号aの色信号部分は隣接水平同期期間相互に
おいて相関がなく、別の信号内容である色信号の
(B−Y)成分と(R−Y)成分とが各水平同期
期間ごとに交互に挿入されている。したがつて、
このような場合の色信号部分は、従来のように隣
接水平同期期間相互におけるライン相関を利用し
てノイズキヤンセルするということはできない。
しかし、輝度信号Yに関しては、隣接水平同期期
間相互においてライン相関しているので、その輝
度ノイズキヤンセルすることは可能である。そこ
で、本実施例においては、タイミングパルス信号
bのレベルが高いときにのみ、すなわち輝度信号
期間のときにのみ(第3図参照)低域フイルタ1
2からのノイズキヤンセル信号を差動増幅器6へ
与えるようにオン・オフ動作する切換スイツチ1
3が設けられている。すなわち、色信号期間のと
きにはスイツチ13はオフ状態となり、差動増幅
器6へのノイズキヤンセル信号の入力は絶たれて
ライン相関ノイズキヤンセルは行なわれず、輝度
信号部分についてはスイツチ13がオン状態とな
つてライン相関ノイズキヤンセルが行なわれる。
なお、上記実施例では隣接する水平同期期間相
互において相関がない色信号部分についてはライ
ン相関ノイズキヤンセラが働かないように構成さ
れているが、この色信号部分を1つおき2つの水
平同期期間相互についてみれば、それら2つの水
平同期期間内の色信号はどちらも(B−Y)また
は(R−Y)のいずれかであつて互いに相関した
信号である。したがつて、色信号部分について
は、1つおきの2つの水平同期期間相互において
ライン相関ノイズキヤンセルすることは可能であ
る。この点に着目したもう1つの実施例が第4図
に示されている。
第4図において、構成要素1ないし12のそれ
ぞれは第1図の同一符号のものと同等である。し
かし、再生前置増幅器2の出力信号は2水平同期
期間遅延回路14、振幅制限器15およびFM復
調器16を経て低域フイルタ17へも与えられ
る。ここで、振幅制限器15と3、FM復調器1
6と4および低域フイルタ17と5はそれぞれ等
価なものである。低域フイルタ10と17の出力
はタイミングパルス信号bに対応して動作する切
換スイツチ18の2つの入力に与えられ、スイツ
チ18の出力は差動増幅器11の1つの入力に与
えられる。
次に、このように構成された実施例の動作につ
いて説明する。構成要素1ないし12の動作はそ
れぞれ第2図の同一符号のものと同じである。ま
た、2水平同期期間遅延回路14に与えられた信
号も第2図における説明と同様に振幅制限器1
5、FM復調器16および低域フイルタ17によ
つて処理される。そして、切換スイツチ18は、
タイミングパルス信号bのレベルが高いときに低
域フイルタ10の出力を選択して差動増幅器11
に与え、信号bのレベルが低いときに低域フイル
タ17の出力を選択して差動増幅器11へ与え
る。したがつて、差動増幅器11は、タイミング
パルス信号bのレベルが高いときに輝度ノイズキ
ヤンセル信号を生成して出力し、信号bのレベル
が低いときに色ノイズキヤンセル信号を出力す
る。これらのノイズキヤンセル信号はリミツタ1
2に通された後に差動増幅器6の一方の入力へ与
えられる。したがつて、この差動増幅器6は、輝
度信号については隣接水平同期期間相互において
ライン相関ノイズキヤンセルした信号を出力し、
色信号については1つおきの2つの水平同期期間
相互においてノイズキヤンセルした信号を出力す
ることとなる。すなわちこの実施例によれば、時
分割多重映像信号であつてもその輝度信号と色信
号のいずれについてもノイズの軽減された映像信
号が得られることになる。
第5図は第4図の実施例の変更例を示す図であ
る。第5図において、その構成要素1ないし12
および14はそれぞれ第4図の同一符号のものと
同一である。しかし、本実施例においては、第4
図の切換スイツチ18の代わりに切換スイツチ1
9を設けることによつて第4図の構成要素15な
いし17が省略されている。
このように構成された実施例においては、切換
スイツチ19はタイミングパルス信号bのレベル
が高いときに1水平同期期間遅延されたFM輝信
号を出力し、信号bのレベルが低いときに2水平
同期期間遅延されたFM色信号を出力する。した
がつて、振幅制限器8には1水平同期期間遅延さ
れた輝度信号と2水平同期期間遅延された色信号
とが時分割多重された映像信号として与えられ
て、以後は第1図の従来のノイズキヤンセラと同
様に信号処理される。
しかし、この実施例の場合、切換スイツチによ
るスイツチングのときに、搬送波の不連続点が生
じてスイツチノイズが生ずるおそれがある。
なお、ここで開示された実施例ではFM信号を
遅延させるように構成されているが、FM復調後
の信号を遅延させてもよいことは明らかであろ
う。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、時分解多重
映像信号処理に用いることができなかつた従来の
ライン相関ノイズキヤンセラに簡易な変更を加え
ることによつて、ライン相関ノイズキヤンセラを
備えた時分割多重映像記録再生装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のライン相関ノイズキヤンセラを
示すブロツク図である。第2図はこの発明の一実
施例によるライン相関ノイズキヤンセラを示すブ
ロツク図である。第3図は時分割多重映像信号と
それに関するタイミングパルス信号の例を示す図
である。第4図は本発明によるもう1つの実施例
を示すブロツク図である。第5図は本発明による
さらにもう1つの実施例を示すブロツク図であ
る。 図において、1は磁気ヘツド、2は再生前置増
幅器、3は振幅制限器、4はFM復調器、5は低
域フイルタ、6は差動増幅器、7は1水平周期期
間遅延回路、8は振幅制限器、9はFM復調器、
10は低域フイルタ、11は差動増幅器、12は
振幅制限器、13は切換スイツチ、14は2水平
期間遅延回路、15は振幅制限器、16はFM復
調器、17は低域フイルタ、18および19は切
換スイツチ、aは時分割多重映像信号、bはタイ
ミングパルス信号を示す。なお各図において同一
符号は同一内容または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像信号の色信号部分と輝度信号部分が適当
    な圧縮比で時間圧縮された後に時分割多重された
    時分割多重映像信号が形成され、前記時分割多重
    映像信号の隣接する前後2つの水平周期期間相互
    において前記色信号部分はライン相関がないが前
    記輝度信号部分はライン相関がある映像信号記録
    再生装置において、 前記隣接する前後2つの水平同期期間の映像信
    号のうち前記前の水平周期期間の映像信号の少な
    くとも輝度信号部分を1水平同期期間遅らせて1
    水平期間遅延映像信号を得るための遅延手段と、 前記1水平期間遅延映像信号と前記後の水平同
    期期間の映像信号とから輝度信号期間のみ存在す
    る輝度ノイズキヤンセル信号を得る輝度ノイズキ
    ヤンセル信号生成手段と、 前記輝度ノイズキヤンセル信号を前記後の水平
    同期期間の映像信号に加える手段とを含む垂直相
    関ノイズキヤンセラを備えたことを特徴とする時
    分割多重映像信号記録再生装置。 2 前記水平同期期間のうち前後1つおきの水平
    同期期間における前後2つの色信号部分はライン
    相関しており、 前記垂直相関ノイズキヤンセラは、 前記前の水平同期期間の映像信号のうち少なく
    とも前記前の色信号部分を2水平同期期間遅らせ
    て2水平期間遅延映像信号を得るための遅延手段
    と、 前記2水平期間遅延映像信号と前記後の水平同
    期期間の映像信号とから色信号期間のみ存在する
    色ノイズキヤンセル信号を得る色ノイズキヤンセ
    ル信号生成手段と、 前記色ノイズキヤンセル信号を前記後の水平同
    期期間の映像信号に加える手段とを含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の時分割多重
    映像信号記録再生装置。 3 前記輝度ノイズキヤンセル信号と前記色ノイ
    ズキヤンセル信号とをそれぞれ輝度信号期間と色
    信号期間とで切換えるスイツチを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の時分割多重映
    像信号記録再生装置。
JP59103900A 1984-05-21 1984-05-21 時分割多重映像信号記録再生装置 Granted JPS60246194A (ja)

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JP59103900A JPS60246194A (ja) 1984-05-21 1984-05-21 時分割多重映像信号記録再生装置

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JP59103900A JPS60246194A (ja) 1984-05-21 1984-05-21 時分割多重映像信号記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS60246194A JPS60246194A (ja) 1985-12-05
JPH037319B2 true JPH037319B2 (ja) 1991-02-01

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ID=14366293

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JP59103900A Granted JPS60246194A (ja) 1984-05-21 1984-05-21 時分割多重映像信号記録再生装置

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JP (1) JPS60246194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022092108A1 (ja) 2020-10-27 2022-05-05 株式会社クラレ 水処理装置及び推定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022092108A1 (ja) 2020-10-27 2022-05-05 株式会社クラレ 水処理装置及び推定方法

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JPS60246194A (ja) 1985-12-05

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