JPH0372906B2 - - Google Patents

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JPH0372906B2
JPH0372906B2 JP59034385A JP3438584A JPH0372906B2 JP H0372906 B2 JPH0372906 B2 JP H0372906B2 JP 59034385 A JP59034385 A JP 59034385A JP 3438584 A JP3438584 A JP 3438584A JP H0372906 B2 JPH0372906 B2 JP H0372906B2
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JP
Japan
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combustion
blower
air
inner box
section
Prior art date
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JP59034385A
Other languages
English (en)
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JPS60178213A (ja
Inventor
Toshiaki Rotsuhongi
Kenji Kanai
Masahiro Yanagisawa
Sakae Fukushima
Hisashi Kondo
Makoto Nakamura
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Air Supply (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湯を供給する給湯機等に使用される燃
焼装置に関するものである。
従来、第1図に示すように銅製の給湯機等の燃
焼装置本体10の内面に耐熱1200℃のセラミツク
フアイバーを付設した燃焼部11を有する燃焼装
置が知られている。
しかしながら、かかる燃焼装置では、燃焼装置
本体10の外周面に付設された熱交換パイプ12
を通る冷水により燃焼装置本体10の内面に結露
が生じ、水に弱いセラミツクフアイバーに損傷を
加えるおそれがあるし、また燃焼装置本体10を
載置する架台13を腐食させるおそれがあつた。
また、銅及びセラミツクフアイバーは高価なもの
であり、製造コストが高価となるという欠点を有
していた。
このような問題点を解決するため、燃焼部を、
外箱と、この外箱の内側に所定間〓をおいて配置
した内箱とから構成し、該間〓の上部を閉塞する
とともに、該間〓の下部一端を燃焼空気供給用送
風機の送風ダクトに連通させ、該間〓の下部他端
を整流具を介して内箱内の下部に連通させた燃焼
装置が提案されている(実開昭58−158935号)。
この燃焼装置によれば、燃焼用空気のこの間〓
の下端から上方に向つて吹出され、その後下降し
て外箱及び内箱を冷却し、更に、内箱と外箱の底
部間に介装された整流具を通つて内箱内の下部に
供給され、バーナの燃焼に供される。
しかしながら、この後者の燃焼装置では、送風
機から吹出された空気は一旦上方に吹出された
後、下方に向つて流れ、更に内箱内で再度上方に
流れるという流路となつているため、空気が上下
に逆方向に流動することとなり、その圧損も著し
く大きなものとなつていた。また、この圧損に伴
ない空気の流動が円滑に行なわれず、これまた、
各箱の冷却が十分に行なわれない大きな原因とな
つていた。
また、この燃焼装置はその燃焼用空気を各箱の
間〓に通して一旦冷却空気として使用してから内
箱内に供給してバーナの燃焼用空気として使用さ
れるため、バーナの燃焼に供される燃焼用空気が
間〓通過中に体積膨張し、空気不足を起すおそれ
があつた。
このような空気不足という事態を回避するため
には、送風機の送風量を予め通常よりも大きく設
定して稼働すればよいが、このように送風量を大
きくするときは燃焼騒音の増大を招くという問題
点を有していたし、また、この燃焼用空気の体積
膨張量はバーナの燃焼量の大小により大きく変化
することから、その送風量の制御も極めて煩雑な
ものとなつていた。
本発明の目的は前記従来の問題点に鑑み、外箱
及び内箱の冷却を有効に行なうことができ、か
つ、バーナの燃焼に供される燃焼用空気の空気不
足も起すことがない給湯機等の燃焼装置を供給す
ることにある。以下、本発明の実施例を第2図乃
至第4図に基づいて説明する。
第2図は本発明の第1の実施例を示すもので、
20は給湯機に使用された燃焼装置本体、30は
燃焼装置本体20の上部に筒状に形成された熱交
換部で、熱交換器31を配設すると共に上部に排
気筒32を設けている。
40は前記熱交換部30の下方向に連設した燃
焼装置本体20の燃焼部で、外箱41と該外箱4
1と所定間〓Aをおいて内側に配設されたバーナ
燃焼用の内箱42とからなり、それぞれ熱交換部
30側を開口し(開口部40a,40b)、有底
筒状に形成している。また、前記外箱41は耐熱
400℃の耐熱鋼により形成し、その周側板にはそ
れぞれ挿通孔41a,41bを上下に設けると共
に底板略中央には貫通孔41cを設けている。ま
た、該外箱41の上端には該内箱42の開口部4
0bの上方に向つて斜めに延びる空気案内板43
を設けている。他方、前記内箱42は耐熱700℃
の特殊耐熱ステンレスにより成形し、その周側板
には前記外箱41の挿通孔41a,41bに対応
する挿通孔42a,42bを設けている。
50は燃焼用空気を前記内箱42内に送風する
送風機、51は上下方向に延設された有底筒状の
送風ダクト、52a,52bは該送風ダクト51
の周側板に設けられた一対のドラフトチユーブ
で、前記外箱41の挿通孔41a,41b及び前
記内箱42の挿通孔42a,42bを挿通しその
先端を内箱42の内側に位置させている。
60は前記燃焼部40の外箱41及び前記送風
ダクト51を載置する架台で、偏平箱状に形成
し、その一側寄りの上板に貫通孔60aを設ける
と共に前記外箱41の貫通孔41cに対応する上
板の位置に貫通孔60bを設けている。
70は冷却空気供給用の送風機で、前記架台6
0の貫通孔60aの上側にモータ71を、下側に
フアン72を位置させ、空気吸入口73aを設け
た取付け部材73にて該架台60に取付けられて
いる。尚、前記フアン72は約φ90mm、厚さ25mm
程度の小型のものである。
尚、80a,80bはバーナ、81は該バーナ
80a,80bに液体燃料を供給する電磁ポン
プ、82は該液体燃料を制御するソレノイドバル
ブである。
本発明に係る第1の実施例は前述の如く燃焼装
置本体20の燃焼部40は耐熱鋼(耐熱400℃)
の外箱41と特殊耐熱ステンレス(耐熱700℃)
の内箱42とで形成されているし、また、冷却空
気供給用の送風機70により外部空気(冷却用空
気、一点鎖線で示す矢印)が、取付け部材73の
空気吸入口73a、架台60の貫通孔60b、外
箱41の貫通孔41cをそれぞれ通つて、外箱4
1と内箱42との間〓Aに流入する。この流入空
気はこの間〓Aを上昇しながら外箱41及び内箱
42を冷却し、空気案内板43の下面に沿つて内
箱41の開口部40bの上方に案内され、更に、
開口部40aから熱交換器31に向つて流出す
る。
このように、冷却用空気は送風機70により架
台60を横方向に流れ、更に上方に向つて流れる
だけであるから、従来の如く上下に逆方向に流動
することがなく、圧損も小さなものとなつてお
り、熱交換が効率良く行われる。従つて、該外箱
41、内箱42及びドラフトチユーブ52a,5
2bは該冷却用空気により冷却されバーナ80
a,80bから噴出す燃焼炎の熱に対しても十分
に耐えることができる。
また、バーナ80a,80bに給送される燃焼
用空気と各箱41,42を冷却する冷却用空気が
それぞれ別個に給送されるから、従来の如くバー
ナ80a,80bにて空気不足となることがな
く、安定した燃焼運転を行なうことができる。
更に、間〓Aから流出した冷却用空気は空気案
内板43に沿つて内箱42の上方に流れ、内箱4
2の開口部40bから流出した排ガスと衝突し、
乱流を起す。この乱流により、熱交換器31にお
ける熱交換効率が向上する。
更にまた、該冷却用空気は外箱41と内箱42
との間〓の流通中に加熱されて高温の空気とな
り、外箱41と内箱42の開口から熱交換部30
の熱交換器31へ流通することから、該冷却用空
気によつても熱交換が行なわれることとなる。
更にまた、前記冷却空気供給用の送風機70は
小型のもので送風量が小さいことから、燃焼部4
0の燃焼停止中、いわゆるポストパージ中にあつ
ても外箱41、内箱42及びドラフトチユーブ5
2a,52bの冷却は行なわれ、熱交換部30に
この冷却用空気が至るときは既に100℃以上の空
気となるため、100℃以下の水を蓄える熱交換器
31がこの冷却空気により冷却されることがな
い。
第3図は本発明の第2の実施例を示すもので、
燃焼用空気を供給する送風機90の送風ダクト9
1の下部一側と外箱41の下部一側を貫通孔41
d及び送風路91aを介して連通し、該燃焼用空
気を外箱41と内箱42との間〓Aに流通させた
給湯機の燃焼装置である。本実施例はかかる構成
よりなるから、送風機90の燃焼用空気(一点鎖
線で示す矢印)によつて外箱41、内箱42及び
ドラフトチユーブ92a,92bを冷却すること
ができ別個に冷却空気供給用の送風機70を設け
ることを要しないので、コストの面で割安であ
る。また、燃焼装置本体20の排気筒32から逆
風が入つて来たとしても送風機90は大型(圧力
28〜35mmAg)であるから、風が停滞することが
なく、外箱41、内箱42及びドラフトチユーブ
92a,92bの冷却機能が低下することがな
い。
尚、その他の構成、効果は前記第1の実施例と
同様である。
第4図は本発明の第3の実施例を示すもので、
燃焼用空気を供給する送風機100の送風ダクト
101の底板と偏平箱状に形成した燃焼部40及
び送風ダクト101の架台110とを各貫通孔1
01a,110aを介して連通し、また該架台1
10の上板と外箱41の底板とを各貫通孔41
e,110bを介して連通し、該燃焼用空気を外
箱41と内箱42との間〓Aに流通させた給湯機
の燃焼装置である。本実施例によつても外箱4
1、内箱42及びドラフトチユーブ102a,1
02bを冷却を行うことができる。
尚、その他の構成、効果は前記第2の実施例と
同様である。
以上説明したように、第1の発明によれば、燃
焼部は、熱交換部側を開口した外箱と、外箱の内
側に所定間〓をおいて配置された熱交換部側を開
口したバーナ燃焼用の内箱とから構成され、この
内箱内は燃焼空気供給用送風機の送風ダクトに連
通し、この間〓の下部は冷却空気供給用送風機の
送風ダクトに連通しており、燃焼用空気と冷却用
空気との流通路がそれぞれ別個となつている。従
つて、冷却用空気は間〓の下部から上方に向つて
円滑に流れ、効率良く各箱が冷却されるし、ま
た、従来の如く冷却用空気を内箱内に流して燃焼
用空気として使用することがないので、バーナに
て空気不足となることがない。
また、外箱の上端に内箱の開口の上方に向つて
延びる空気案内板を設けたので、間〓から流出し
た冷却用空気が内箱の開口から流出した排ガスに
衝突して乱流を起すため、熱交換部における熱交
換効率が向上する。
また、第2の発明によれば、燃焼部は、熱交換
部側を開口した外箱と、外箱の内側に所定間〓を
おいて配置され熱交換部側を開口したバーナ燃焼
用の内箱とから構成するとともに、外箱の上端に
内箱の開口の上方に向つて延びる空気案内板を設
け、この内箱及び間〓は燃焼空気供給用送風機の
送風ダクトにそれぞれ異なる送風路を介して連通
しているので、前記第1の発明の効果を奏するこ
とは勿論のこと、燃焼空気供給用送風機によつて
外箱及び内箱を冷却することができるので、別個
に冷却空気供給用送風機を設けることを要せずコ
スト的に割安になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は
従来の給湯機に使用される燃焼装置の断面図、第
2図乃至第4図は本発明に係る給湯機に使用され
る燃焼装置を示すもので、第2図は本発明の第1
の実施例を示す断面図、第3図は本発明の第2の
実施例を示す断面図、第4図は本発明の第3の実
施例を示す断面図である。 図中、20……燃焼装置本体、30……熱交換
部、40……燃焼部、41……外箱、42……内
箱、43……空気案内板、50,90,100…
…燃焼空気供給用送風機、51,91,101…
…送風ダクト、60,110……架台、70……
冷却空気供給用送風機、A……間〓。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体燃料を燃焼させるバーナを設置した燃焼
    部を配置するとともに、該燃焼部の上方に熱交換
    部を配置した給湯機等の燃焼装置において、 前記燃焼部は、前記熱交換部側を開口した外箱
    と、該外箱の内側に所定間〓をおいて配置され該
    熱交換部側を開口したバーナ燃焼用の内箱とから
    構成するとともに、該外箱の上端に該内箱の開口
    の上方に向つて延びる空気案内板を設け、該内箱
    内は燃焼空気供給用送風機の送風ダクトに連通
    し、該間〓の下部は冷却空気供給用送風機の送風
    ダクトに連通した ことを特徴とする給湯機等の燃焼装置。 2 冷却空気供給用送風機を燃焼部の架台に取付
    けると共に、架台の内部空間を該冷却空気供給用
    送風機の送風ダクトとして構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の給湯機等の燃焼
    装置。 3 液体燃料を燃焼させるバーナを設置した燃焼
    部を配置するとともに、該燃焼部の上方に熱交換
    部を配置した給湯機等の燃焼装置において、 前記燃焼部は、前記熱交換部側を開口した外箱
    と、該外箱の内側に所定間〓をおいて配置され該
    熱交換部側を開口したバーナ燃焼用の内箱とから
    構成するとともに、該外箱の上端に該内箱の開口
    の上方に向つて延びる空気案内板を設け、該内箱
    内及び該間〓は燃焼空気供給用送風機の送風ダク
    トにそれぞれ異なる送風路を介して連通した ことを特徴とする給湯機等の燃焼装置。 4 所定間〓と送風ダクトとは燃焼部及び該送風
    ダクトの架台の内部空間を介して連通したことを
    特徴とする特許請求の範囲第3項記載の給湯機等
    の燃焼装置。
JP59034385A 1984-02-27 1984-02-27 給湯機 Granted JPS60178213A (ja)

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JP59034385A JPS60178213A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 給湯機

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JP59034385A JPS60178213A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 給湯機

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JPS60178213A JPS60178213A (ja) 1985-09-12
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JP59034385A Granted JPS60178213A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 給湯機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0140996Y2 (ja) * 1985-07-05 1989-12-06
JP2583875B2 (ja) * 1987-02-25 1997-02-19 松下電器産業株式会社 バ−ナ
KR101596715B1 (ko) * 2014-11-25 2016-02-23 주식회사 경동나비엔 연소실 냉각 구조를 갖는 연소장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58158935U (ja) * 1982-04-15 1983-10-22 株式会社ハ−マン 空冷式強制燃焼器

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JPS60178213A (ja) 1985-09-12

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