JPH0372182B2 - - Google Patents
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- JPH0372182B2 JPH0372182B2 JP59017787A JP1778784A JPH0372182B2 JP H0372182 B2 JPH0372182 B2 JP H0372182B2 JP 59017787 A JP59017787 A JP 59017787A JP 1778784 A JP1778784 A JP 1778784A JP H0372182 B2 JPH0372182 B2 JP H0372182B2
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- Japan
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- rotor
- ray tube
- anode
- shielding member
- tube device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/16—Vessels; Containers; Shields associated therewith
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/04—Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
- H01J35/08—Anodes; Anti cathodes
- H01J35/10—Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/04—Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
- H01J35/08—Anodes; Anti cathodes
- H01J35/10—Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
- H01J35/101—Arrangements for rotating anodes, e.g. supporting means, means for greasing, means for sealing the axle or means for shielding or protecting the driving
- H01J35/1017—Bearings for rotating anodes
- H01J35/103—Magnetic bearings
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、X線管装置に係り、特に、陽極を回
転させるようにするとともに上記陽極を回転させ
る回転子を回転駆動部によつて完全非接触に支承
させるとともに回転駆動させるようにしたX線管
装置の改良に関する。
転させるようにするとともに上記陽極を回転させ
る回転子を回転駆動部によつて完全非接触に支承
させるとともに回転駆動させるようにしたX線管
装置の改良に関する。
X線管装置を構造的に分類すると固定陽極型
と、回転陽極型とに大別される。このうち回転陽
極型は、陽極が回転しているので、陽極に加わる
熱負荷の実効面積を大きくでき、これによつて瞬
間的な大負荷に耐えられることなどの利点を備え
ている。
と、回転陽極型とに大別される。このうち回転陽
極型は、陽極が回転しているので、陽極に加わる
熱負荷の実効面積を大きくでき、これによつて瞬
間的な大負荷に耐えられることなどの利点を備え
ている。
ところで、回転陽極型のX線管装置にあつて
は、陽極の回転数が高ければ高い程、上記陽極を
大負荷から保護することができる。したがつて、
陽極に大負荷を加える場合には、陽極をでき得る
限り高速回転させる必要がある。このように、陽
極を高速回転させるには高速回転駆動源を必要と
するが、この回転駆動源の回転子を機械的軸受装
置で支承させた場合には、通常は高々、毎分1万
回転程度が限界である。また、機械的軸受装置を
用いた場合には短時間に規定回転数まで上昇させ
ようとすると、大電力を必要とするばかりか軸受
の寿命が著しく短くなり、しかもこの軸受装置を
陰極と陽極とが位置する真空容器内に設けなけれ
ばならない関係上、装置全体の寿命も短かく、さ
らには医療用として用いられるには機械軸受の回
転接触による騒音が大きすぎると云う不具合があ
る。
は、陽極の回転数が高ければ高い程、上記陽極を
大負荷から保護することができる。したがつて、
陽極に大負荷を加える場合には、陽極をでき得る
限り高速回転させる必要がある。このように、陽
極を高速回転させるには高速回転駆動源を必要と
するが、この回転駆動源の回転子を機械的軸受装
置で支承させた場合には、通常は高々、毎分1万
回転程度が限界である。また、機械的軸受装置を
用いた場合には短時間に規定回転数まで上昇させ
ようとすると、大電力を必要とするばかりか軸受
の寿命が著しく短くなり、しかもこの軸受装置を
陰極と陽極とが位置する真空容器内に設けなけれ
ばならない関係上、装置全体の寿命も短かく、さ
らには医療用として用いられるには機械軸受の回
転接触による騒音が大きすぎると云う不具合があ
る。
そこで、このような不具合を解消するために、
最近では、回転陽極を支持する回転子を真空容器
外から供給される磁気力で完全非接触に支承させ
るようにしたものが提案されている。。すなわち、
この磁気支承型の装置は、回転子に高透磁率材製
のリングを取り付るとともに真空容器外に磁気支
承用の磁気力を供給するための永久磁石を配置
し、上記永久磁石から出た磁束を、永久磁石〜前
記リング〜真空容器外に設けられた磁極付き継鉄
〜永久磁石の経路で通過させることによつて回転
子を軸方向、半径方向共に完全非接触に支承する
ようにしている。
最近では、回転陽極を支持する回転子を真空容器
外から供給される磁気力で完全非接触に支承させ
るようにしたものが提案されている。。すなわち、
この磁気支承型の装置は、回転子に高透磁率材製
のリングを取り付るとともに真空容器外に磁気支
承用の磁気力を供給するための永久磁石を配置
し、上記永久磁石から出た磁束を、永久磁石〜前
記リング〜真空容器外に設けられた磁極付き継鉄
〜永久磁石の経路で通過させることによつて回転
子を軸方向、半径方向共に完全非接触に支承する
ようにしている。
上述のように、回転陽極を支持する回転子を永
久磁石による磁気力で支承するようにしたものに
あつては、回転子を常に安定支承するために、以
下のような回転子の位置制御が行われる。すなわ
ち、上記装置における前記磁極にはコイルが装着
され、また真空容器外部の回転子と対向する位置
に非接触変位検出器が設けられる。そして、この
検出器で回転子の軸方向および径方向位置を常に
監視させ、上記検出器からの信号に基づいて前記
コイルを付勢するようにしている。これによつ
て、回転子は、その変位を適切に修正され、常に
安定支承される。
久磁石による磁気力で支承するようにしたものに
あつては、回転子を常に安定支承するために、以
下のような回転子の位置制御が行われる。すなわ
ち、上記装置における前記磁極にはコイルが装着
され、また真空容器外部の回転子と対向する位置
に非接触変位検出器が設けられる。そして、この
検出器で回転子の軸方向および径方向位置を常に
監視させ、上記検出器からの信号に基づいて前記
コイルを付勢するようにしている。これによつ
て、回転子は、その変位を適切に修正され、常に
安定支承される。
ところが、上記非接触変位検出器は、一般にX
線のような電磁波に対し、非常に敏感に応答する
という性質を有している。したがつて、上述の装
置のように回転陽極と非接触変位検出器とが比較
的近い位置に配置される装置にあつては、容器内
部に散乱し検出器に侵入するX線の影響が無視で
きず、回転子の安定支承を行ううえでの不安定要
因の1つとなつていた。
線のような電磁波に対し、非常に敏感に応答する
という性質を有している。したがつて、上述の装
置のように回転陽極と非接触変位検出器とが比較
的近い位置に配置される装置にあつては、容器内
部に散乱し検出器に侵入するX線の影響が無視で
きず、回転子の安定支承を行ううえでの不安定要
因の1つとなつていた。
また、この種のX線管装置は、装置の稼働時に
おいて、回転陽極の電子照射面が千数百度の高温
度に達する。このため、回転陽極で発生した熱は
輻射または熱伝導によつて回転子に伝達され、回
転駆動部全体の温度を非常に高めることになる。
この結果、磁石の特性劣化や非接触変位検出器の
検出性能低下を招き、これが回転子の安定支承を
損ねる他の要因ともなつていた。
おいて、回転陽極の電子照射面が千数百度の高温
度に達する。このため、回転陽極で発生した熱は
輻射または熱伝導によつて回転子に伝達され、回
転駆動部全体の温度を非常に高めることになる。
この結果、磁石の特性劣化や非接触変位検出器の
検出性能低下を招き、これが回転子の安定支承を
損ねる他の要因ともなつていた。
本発明は、かかる点に基づきなされたものであ
り、その目的とするところは、回転陽極から放出
される電磁波または熱が回転駆動部に直接的に与
える影響の抑制を図れ、もつて、回転陽極を常に
安定した位置で回転させることができるX線管装
置を提供すことにある。
り、その目的とするところは、回転陽極から放出
される電磁波または熱が回転駆動部に直接的に与
える影響の抑制を図れ、もつて、回転陽極を常に
安定した位置で回転させることができるX線管装
置を提供すことにある。
本発明は、陰極から出射された電子が衝突され
てX線を放出する回転陽極と、この回転陽極を支
持する回転子を有するとともに上記回転子を磁気
力によつて完全非接触に支承する要素および回転
駆動する要素からなる回転駆動部との間に、X線
および熱を遮蔽する遮蔽部材を設けたことを特徴
としている。
てX線を放出する回転陽極と、この回転陽極を支
持する回転子を有するとともに上記回転子を磁気
力によつて完全非接触に支承する要素および回転
駆動する要素からなる回転駆動部との間に、X線
および熱を遮蔽する遮蔽部材を設けたことを特徴
としている。
本発明によれば、回転陽極と回転駆動部との間
に、単に遮蔽板を設けるだけという至つて簡単な
手段を講ずることにより、例えば電磁波や輻射熱
といつた回転子の安定支承を阻害する要因の直接
的な影響を取り除くことができる。したがつて、
これにより、回転駆動部における回転子の安定支
承性能を大幅に向上させることができる。
に、単に遮蔽板を設けるだけという至つて簡単な
手段を講ずることにより、例えば電磁波や輻射熱
といつた回転子の安定支承を阻害する要因の直接
的な影響を取り除くことができる。したがつて、
これにより、回転駆動部における回転子の安定支
承性能を大幅に向上させることができる。
以下、本発明の詳細を図示の実施例に基づき説
明する。
明する。
第1図において、1は筒状に形成された真空容
器である。この真空容器1は、それぞれ一端側を
開放した分割体1a,1bから構成され、これら
分割体1a,1bの両開放端を図中上下方向に重
合し、ねじ2によつて固定したものとなつてい
る。この重合部には、真空容器1の内部空間を図
中上下に二分する環状の遮蔽板3が固定されてい
る。
器である。この真空容器1は、それぞれ一端側を
開放した分割体1a,1bから構成され、これら
分割体1a,1bの両開放端を図中上下方向に重
合し、ねじ2によつて固定したものとなつてい
る。この重合部には、真空容器1の内部空間を図
中上下に二分する環状の遮蔽板3が固定されてい
る。
この遮蔽板3は、たとえば熱反射率の高い材料
または、熱反射率の高いコーテイング材を表面に
塗布したたとえばモリブデン、タングステン等の
導電性部材にて形成され、真空容器1の図中上下
の空間相互の電磁的および熱的な遮断機能を発揮
する。
または、熱反射率の高いコーテイング材を表面に
塗布したたとえばモリブデン、タングステン等の
導電性部材にて形成され、真空容器1の図中上下
の空間相互の電磁的および熱的な遮断機能を発揮
する。
真空容器1の内部の上記遮蔽板3ぜ区画された
図中上側の空間には、陰極7と、たとえば円板状
に形成された回転陽極8とが図中上下方向に離間
対向して配置されている。
図中上側の空間には、陰極7と、たとえば円板状
に形成された回転陽極8とが図中上下方向に離間
対向して配置されている。
陰極7には内部に図示しないフイラメントが装
着されている。そして、上記陰極7は導体9に接
続されている。導体9は、真空容器1の図中上壁
中央部を軸心線方向に気密に貫通する部分9a
と、この部分9aの真空容器1内に位置する先端
部から、たとえば直角に延びる部分9bとから構
成されており、上記部分9bの先端部に前記陰極
7を固定している。なお、フイラメントの両端は
導体9内に配設された図示しない絶縁線を介して
真空容器1外へ導かれている。
着されている。そして、上記陰極7は導体9に接
続されている。導体9は、真空容器1の図中上壁
中央部を軸心線方向に気密に貫通する部分9a
と、この部分9aの真空容器1内に位置する先端
部から、たとえば直角に延びる部分9bとから構
成されており、上記部分9bの先端部に前記陰極
7を固定している。なお、フイラメントの両端は
導体9内に配設された図示しない絶縁線を介して
真空容器1外へ導かれている。
回転陽極8は、その図中上面周辺部が常に陰極
7と対向する関係に配置されており、上記周辺部
上面は外周縁に近付くにしたがつて、所望のX線
を得るのに必要なテーパ面に形成されている。そ
して回転陽極8は後述するところの回転駆動機構
10の回転子11によつて支持されている。
7と対向する関係に配置されており、上記周辺部
上面は外周縁に近付くにしたがつて、所望のX線
を得るのに必要なテーパ面に形成されている。そ
して回転陽極8は後述するところの回転駆動機構
10の回転子11によつて支持されている。
一方、遮蔽板3の下端の空間には回転駆動機構
10の回転子11が収容されている。すなわち、
前記真空容器1の壁部で前記遮蔽板3の図中下面
に対向する部分には、この部分を上記遮蔽板3の
側へ向けて有底筒状に凹没させた凹没壁15が形
成されており、さらに上記凹没壁15の、いわゆ
る底壁中央部には、上記中央部を上記凹没壁15
と同心的に、遮蔽板3とは反対側へ向けて凹没さ
せた内側凹没壁16が形成されている。そして、
上記凹没壁15とその外側に位置する筒状の壁部
17との間に形成された筒状空間Pおよび前記内
側凹没壁16内に回転子11が回転自在に収容さ
れている。
10の回転子11が収容されている。すなわち、
前記真空容器1の壁部で前記遮蔽板3の図中下面
に対向する部分には、この部分を上記遮蔽板3の
側へ向けて有底筒状に凹没させた凹没壁15が形
成されており、さらに上記凹没壁15の、いわゆ
る底壁中央部には、上記中央部を上記凹没壁15
と同心的に、遮蔽板3とは反対側へ向けて凹没さ
せた内側凹没壁16が形成されている。そして、
上記凹没壁15とその外側に位置する筒状の壁部
17との間に形成された筒状空間Pおよび前記内
側凹没壁16内に回転子11が回転自在に収容さ
れている。
回転子11は大きく分けて、前記回転陽極8と
同軸的に配設され、図中上端部が上記回転陽極8
の図中下面中央部に連結されるとともに図中下端
側が前記遮蔽板3の孔3aを貫通して前記内側凹
没壁16で囲まれた空洞内に嵌入した導電性の補
助軸19と、図中上端部が環状絶縁材20を介し
て補助軸19に接続されるとともに図中下端部が
前記筒状空間P内に嵌入した筒状の回転子本体2
1とで構成されている。上記回転子本体21は、
外形が前記壁部17の内径より小さく、また内径
が前記凹没壁15の外形より大きい寸法に非磁性
材または常磁性材で形成された円筒体24と、こ
の円筒体24の内周面に図中上下に2段構成に形
成された環状溝24a,24b内にそれぞれ装着
固定された高透磁率材性のリング25a,25b
と、上記円筒体24の例えば外周面中央部に固定
されたモータ26のロータ27とで構成されてい
る。また、前記内側凹没壁16の内面には、非常
時等だけ前記補助軸19を機械的に支持する軸受
28a,28bが、常時は、上記補助軸19に対
して非接触に設けてある。さらに、補助軸19の
図中下端面にはピン29が突設してある。このピ
ン29に対向する位置には接触板30が配設さ
れ、これら接触板30とピン29とで陽極電流導
入装置が構成されている。そして、上記接触板3
0は、内側凹没壁16のいわゆる底壁を気密に貫
通した導電棒31の先端に接続されている。
同軸的に配設され、図中上端部が上記回転陽極8
の図中下面中央部に連結されるとともに図中下端
側が前記遮蔽板3の孔3aを貫通して前記内側凹
没壁16で囲まれた空洞内に嵌入した導電性の補
助軸19と、図中上端部が環状絶縁材20を介し
て補助軸19に接続されるとともに図中下端部が
前記筒状空間P内に嵌入した筒状の回転子本体2
1とで構成されている。上記回転子本体21は、
外形が前記壁部17の内径より小さく、また内径
が前記凹没壁15の外形より大きい寸法に非磁性
材または常磁性材で形成された円筒体24と、こ
の円筒体24の内周面に図中上下に2段構成に形
成された環状溝24a,24b内にそれぞれ装着
固定された高透磁率材性のリング25a,25b
と、上記円筒体24の例えば外周面中央部に固定
されたモータ26のロータ27とで構成されてい
る。また、前記内側凹没壁16の内面には、非常
時等だけ前記補助軸19を機械的に支持する軸受
28a,28bが、常時は、上記補助軸19に対
して非接触に設けてある。さらに、補助軸19の
図中下端面にはピン29が突設してある。このピ
ン29に対向する位置には接触板30が配設さ
れ、これら接触板30とピン29とで陽極電流導
入装置が構成されている。そして、上記接触板3
0は、内側凹没壁16のいわゆる底壁を気密に貫
通した導電棒31の先端に接続されている。
しかして、前記凹没壁15で囲まれた空間内に
は上記凹没壁15と同心的にヨーク35が挿着さ
れている。このヨーク35は、たとえば複数のブ
ロツクを組合わせて構成され、全体的に環状に形
成されており、中央部に前記内側凹没壁16が嵌
入し得る孔36を有している。そして、ヨーク3
5の外周面で図中上下端には、周方向へ90°の開
き角で突設された4つの磁極37a,37b,3
7cおよび37d(但し、37b,37dは図示
せず)を1組とする2組の半径方向位置制御用の
磁極群38,39が設けられている。なお、各磁
極群38,39の軸心線と直交する同一線上に突
設された磁極の磁極面間距離は前記凹没壁15の
内径と略等しい値に設定されている。そして、各
磁極群38,39の各磁極の外周には、それぞれ
半径方向安定化用コイル40が装着されている。
また各磁極群38,39との間の中央位置には、
軸心線回りに環状の軸方向位置制御用の磁極45
が突設されており、この磁極45の軸方向の両側
には、相互間で上記磁極45を挟む関係に軸方向
安定化用コイル46a,46bが装着されてい
る。しかして、ヨーク35の外周で、かつ磁極群
38とコイル46aとの間および磁極群39とコ
イル46bとの間に位置する部分には、半径方向
に磁化された環状の永久磁石47a,47bが装
着されている。そして上記のようにコイル40,
46a,46b、永久磁石47a,47bの装着
されたヨーク35は、前記凹没壁15で囲まれた
空間内に装着されている。
は上記凹没壁15と同心的にヨーク35が挿着さ
れている。このヨーク35は、たとえば複数のブ
ロツクを組合わせて構成され、全体的に環状に形
成されており、中央部に前記内側凹没壁16が嵌
入し得る孔36を有している。そして、ヨーク3
5の外周面で図中上下端には、周方向へ90°の開
き角で突設された4つの磁極37a,37b,3
7cおよび37d(但し、37b,37dは図示
せず)を1組とする2組の半径方向位置制御用の
磁極群38,39が設けられている。なお、各磁
極群38,39の軸心線と直交する同一線上に突
設された磁極の磁極面間距離は前記凹没壁15の
内径と略等しい値に設定されている。そして、各
磁極群38,39の各磁極の外周には、それぞれ
半径方向安定化用コイル40が装着されている。
また各磁極群38,39との間の中央位置には、
軸心線回りに環状の軸方向位置制御用の磁極45
が突設されており、この磁極45の軸方向の両側
には、相互間で上記磁極45を挟む関係に軸方向
安定化用コイル46a,46bが装着されてい
る。しかして、ヨーク35の外周で、かつ磁極群
38とコイル46aとの間および磁極群39とコ
イル46bとの間に位置する部分には、半径方向
に磁化された環状の永久磁石47a,47bが装
着されている。そして上記のようにコイル40,
46a,46b、永久磁石47a,47bの装着
されたヨーク35は、前記凹没壁15で囲まれた
空間内に装着されている。
しかして、前記真空容器1の壁部17の外側に
は、上記壁部17との間に所定の間隙Qをあけて
非磁性材または常磁性材で有底筒状に形成された
筒体48が層着されている。そして、上記間隙Q
内の図中上部および下部で前記磁極群38,39
の各磁極の磁極面に対向する位置には、前記回転
子本体21の軸方向の直交する方向の変位を検出
する変位検出器50および軸方向変位を検出する
変位検出器51が設けてあり、また、上記間隙Q
内の前記ロータ27に対向する位置にはモータ2
6のステータ52が取付けられている。上記ステ
ータ52の電機子巻線53は図示しないモータ駆
動用電源に接続され、また各変位検出器50およ
び51の出力端は図示しない回転子安定化制御装
置に接続されている。上記回転子安定化制御装置
は、実際には、半径方向の安定化を図るものと、
軸方向の安定化を図るものとで構成されている。
なお、第1図中54はX線透過窓を示している。
は、上記壁部17との間に所定の間隙Qをあけて
非磁性材または常磁性材で有底筒状に形成された
筒体48が層着されている。そして、上記間隙Q
内の図中上部および下部で前記磁極群38,39
の各磁極の磁極面に対向する位置には、前記回転
子本体21の軸方向の直交する方向の変位を検出
する変位検出器50および軸方向変位を検出する
変位検出器51が設けてあり、また、上記間隙Q
内の前記ロータ27に対向する位置にはモータ2
6のステータ52が取付けられている。上記ステ
ータ52の電機子巻線53は図示しないモータ駆
動用電源に接続され、また各変位検出器50およ
び51の出力端は図示しない回転子安定化制御装
置に接続されている。上記回転子安定化制御装置
は、実際には、半径方向の安定化を図るものと、
軸方向の安定化を図るものとで構成されている。
なお、第1図中54はX線透過窓を示している。
以上の如く構成されたX線管装置においては、
永久磁石47a,47bによつて生じた磁束が、
永久磁石47a,47b〜回転子11の各リング
〜各磁極〜ヨーク〜永久磁石47a,47bの経
路を貫通して、複数の磁気ループを形成する。こ
れら各磁気ループは、各々の磁気ループを挟める
向きの磁気力を回転子11に作用させる。この磁
気力によつて、回転子11は完全非接触状態で支
承される。このとき、外力等によつて生じる回転
子11の軸方向および径方向の変位は、各変位検
出器50,51によつて検出される。この検出信
号に基づいて、各磁極に巻装されたコイルは適宜
付勢され、回転子11の変位は修正される。かく
して、ここに回転子11の安定な非接触支承が実
現される。回転子11はモータ26によつて回転
駆動され、これによつて回転陽極8も回転する。
永久磁石47a,47bによつて生じた磁束が、
永久磁石47a,47b〜回転子11の各リング
〜各磁極〜ヨーク〜永久磁石47a,47bの経
路を貫通して、複数の磁気ループを形成する。こ
れら各磁気ループは、各々の磁気ループを挟める
向きの磁気力を回転子11に作用させる。この磁
気力によつて、回転子11は完全非接触状態で支
承される。このとき、外力等によつて生じる回転
子11の軸方向および径方向の変位は、各変位検
出器50,51によつて検出される。この検出信
号に基づいて、各磁極に巻装されたコイルは適宜
付勢され、回転子11の変位は修正される。かく
して、ここに回転子11の安定な非接触支承が実
現される。回転子11はモータ26によつて回転
駆動され、これによつて回転陽極8も回転する。
しかして、X線の照射時は、回転子11を図中
下方へ移動させて補助軸19に固定されたピン2
9と接触板30とを接触させ、回転陽極8に高電
圧を印加する。これによつて、陰極7のフイラメ
ントから電子が出射され、加速されて回転陽極8
に衝突する。この結果、回転陽極8からはX線が
出射される。このX線は、その殆んどがX線透過
窓54を通過して外部に照射されるが、通常、そ
の一部が真空容器1の内部に拡散される。
下方へ移動させて補助軸19に固定されたピン2
9と接触板30とを接触させ、回転陽極8に高電
圧を印加する。これによつて、陰極7のフイラメ
ントから電子が出射され、加速されて回転陽極8
に衝突する。この結果、回転陽極8からはX線が
出射される。このX線は、その殆んどがX線透過
窓54を通過して外部に照射されるが、通常、そ
の一部が真空容器1の内部に拡散される。
しかしながら、本実施例の構成であれば、回転
陽極と回転駆動機構10との間に導電性の遮蔽板
3を設けているので、この遮蔽板3で上記拡散さ
れたX線を充分に吸収することができる。したが
つて、X線が回転駆動機構10にまで拡散するこ
とがない。
陽極と回転駆動機構10との間に導電性の遮蔽板
3を設けているので、この遮蔽板3で上記拡散さ
れたX線を充分に吸収することができる。したが
つて、X線が回転駆動機構10にまで拡散するこ
とがない。
また、X線の照射に伴なつて回転陽極8は、千
数百度に昇温する。しかし、本実施例では、回転
陽極8と回転駆動機構10との間に設けた遮蔽板
3を熱反射率の高いものとしているので、上記遮
蔽板3が輻射熱の遮断機能を発揮する。このた
め、輻射熱によつて回転駆動機構10が温度上昇
するのを有効に防止することができる。
数百度に昇温する。しかし、本実施例では、回転
陽極8と回転駆動機構10との間に設けた遮蔽板
3を熱反射率の高いものとしているので、上記遮
蔽板3が輻射熱の遮断機能を発揮する。このた
め、輻射熱によつて回転駆動機構10が温度上昇
するのを有効に防止することができる。
このように、本実施例によれば前述した効果を
充分に奏することができる。
充分に奏することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定される
ものではない。たとえば、第2図に示すように、
環状の遮蔽板60の内周に、非常時のみ補助軸1
9を機械的に支持する軸受28aを固定するよう
にしてもよい。このように遮蔽板60が軸受28
aの支持部材をも兼ねるような構造とすれば、軸
受28aと軸受28bとの相対位置を変えること
なしに、その絶対位置を図中上方へ移動させるこ
とができる。このため、真空容器1の内側凹没壁
15で形成される空間を小型化することができ、
これによつて増加する余剰スペースを有効に利用
することができる。したがつて、第2図に示すよ
うにヨーク35の外径を小型化して、全体の小型
化を図ることもできる。
ものではない。たとえば、第2図に示すように、
環状の遮蔽板60の内周に、非常時のみ補助軸1
9を機械的に支持する軸受28aを固定するよう
にしてもよい。このように遮蔽板60が軸受28
aの支持部材をも兼ねるような構造とすれば、軸
受28aと軸受28bとの相対位置を変えること
なしに、その絶対位置を図中上方へ移動させるこ
とができる。このため、真空容器1の内側凹没壁
15で形成される空間を小型化することができ、
これによつて増加する余剰スペースを有効に利用
することができる。したがつて、第2図に示すよ
うにヨーク35の外径を小型化して、全体の小型
化を図ることもできる。
また、第3図に示すように、遮蔽板70の内部
に冷媒通路71を形成し、遮蔽板70の熱を外部
に効果的に放出するようにしもよい。この場合に
は、第3図に示す如く、たとえば遮蔽板70の内
部に環状空間Rを形成する。さらに上記環状空間
Rを軸方向に二分して空間R1,R2を形成すると
ともに、これら空間R1,R2を上記環状空間Rの
内周部で連通するように、上記環状空間Rに環状
板71を挿設する。そして、この遮蔽板70の外
周部の半径方向に対向する位置に、それぞれ冷媒
の導入口72および排出口73を設けるようにす
ればよい。
に冷媒通路71を形成し、遮蔽板70の熱を外部
に効果的に放出するようにしもよい。この場合に
は、第3図に示す如く、たとえば遮蔽板70の内
部に環状空間Rを形成する。さらに上記環状空間
Rを軸方向に二分して空間R1,R2を形成すると
ともに、これら空間R1,R2を上記環状空間Rの
内周部で連通するように、上記環状空間Rに環状
板71を挿設する。そして、この遮蔽板70の外
周部の半径方向に対向する位置に、それぞれ冷媒
の導入口72および排出口73を設けるようにす
ればよい。
この場合、遮蔽板70に熱吸収性、熱伝導性の
高い部材を用いれば、回転陽極付近の温度を全体
的に下げることができる。そして、上記冷媒通路
71に図示しない冷媒を通流させることにより熱
吸収性能を更に向上させることができ、本発明の
効果を更に高めることができる。
高い部材を用いれば、回転陽極付近の温度を全体
的に下げることができる。そして、上記冷媒通路
71に図示しない冷媒を通流させることにより熱
吸収性能を更に向上させることができ、本発明の
効果を更に高めることができる。
第1図は本発明の一実施例に係るX線管装置の
縦断面図、第2図は本発明の他の実施例に係るX
線管装置の縦断面図、第3図は本発明の更に他の
実施例に係るX線管装置の一部を示す縦断面図で
ある。 1……真空容器、3,60,70……遮蔽板、
7……陰極、8……回転陽極、9……導体、10
……回転駆動機構、11……回転子、19……補
助軸、25a,25b……リング、26……モー
タ、28a,28b……軸受、29……ピン、3
0……接触板、31……導電棒、35……ヨー
ク、37a,37b,37c,45……磁極、4
0……半径方向安定化用コイル、46a,46b
……軸方向安定化用コイル、47a,47b……
永久磁石、50,51……変位検出器、54……
X線透過窓。
縦断面図、第2図は本発明の他の実施例に係るX
線管装置の縦断面図、第3図は本発明の更に他の
実施例に係るX線管装置の一部を示す縦断面図で
ある。 1……真空容器、3,60,70……遮蔽板、
7……陰極、8……回転陽極、9……導体、10
……回転駆動機構、11……回転子、19……補
助軸、25a,25b……リング、26……モー
タ、28a,28b……軸受、29……ピン、3
0……接触板、31……導電棒、35……ヨー
ク、37a,37b,37c,45……磁極、4
0……半径方向安定化用コイル、46a,46b
……軸方向安定化用コイル、47a,47b……
永久磁石、50,51……変位検出器、54……
X線透過窓。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陰極と、この陰極から出射された電子が衝突
されてX線を放出する回転陽極と、この回転陽極
を支持する回転子を有するとともに上記回転子を
磁気力によつて完全非接触に支承する要素および
回転駆動する要素からなる回転駆動部とを具備し
たX線管装置において、前記回転陽極と前記回転
駆動部との間に、X線および熱を遮蔽する遮蔽部
材を設けたことを特徴とするX線管装置。 2 前記遮蔽部材は、導電性材料で構成されたも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のX線管装置。 3 前記遮蔽部材は、熱吸収率または熱伝導率の
高い材料にて構成されたものであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
X線管装置。 4 前記遮蔽部材は、熱反射率の高い材料または
熱反射率の高いコーテイング剤を塗布した材料に
て構成されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項または第2項に記載のX線管装
置。 5 前記遮蔽部材は、内部に冷媒通路の形成され
たものであることを特徴とする特許請求の範囲第
1項乃至第3項のいずれかに記載のX線管装置。 6 前記遮蔽部材は、前記回転子を緊急時におい
て機械的に支持する機械軸受の支持材を兼ねたも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第5項のいずれかに記載のX線管装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1778784A JPS60163355A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | X線管装置 |
EP84308700A EP0151878B1 (en) | 1984-02-03 | 1984-12-13 | Rotating-anode x-ray tube |
DE8484308700T DE3479268D1 (en) | 1984-02-03 | 1984-12-13 | Rotating-anode x-ray tube |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1778784A JPS60163355A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | X線管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163355A JPS60163355A (ja) | 1985-08-26 |
JPH0372182B2 true JPH0372182B2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=11953422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1778784A Granted JPS60163355A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | X線管装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0151878B1 (ja) |
JP (1) | JPS60163355A (ja) |
DE (1) | DE3479268D1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2626108B1 (fr) * | 1988-01-18 | 1990-05-04 | Thomson Cgr | Tube a rayons x a anode tournante comportant un dispositif d'ecoulement du courant anodique |
JPH04118841A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-04-20 | Toshiba Corp | 回転陽極x線管およびその製造方法 |
FR2675630B1 (fr) * | 1991-04-17 | 1993-07-16 | Gen Electric Cgr | Dispositif de blindage d'un stator de moteur pour anode tournante de tube a rayons x. |
US8385505B2 (en) * | 2009-06-19 | 2013-02-26 | Varian Medical Systems, Inc. | X-ray tube bearing assembly |
DE102014204112A1 (de) * | 2014-03-06 | 2015-09-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Röntgenröhre |
JP6558908B2 (ja) * | 2015-02-09 | 2019-08-14 | 株式会社大阪真空機器製作所 | X線発生装置用ターゲットマウントおよびこれを備えたx線発生装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57182952A (en) * | 1981-04-23 | 1982-11-11 | Philips Nv | High voltage vacuum tube |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2601529C2 (de) * | 1976-01-16 | 1982-04-29 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Magnetische Lagerung der Drehwelle der Drehanode für eine Röntgenröhre |
DE2845007C2 (de) * | 1978-10-16 | 1983-05-05 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Drehanoden-Röntgenröhre mit einem Metallkolben |
NL7903580A (nl) * | 1979-05-08 | 1980-11-11 | Philips Nv | Draaianode roentgenbuis met axiaal-magneetlager en radiaal-glijlager. |
JPS5819844A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-05 | Toshiba Corp | 回転陽極x線管用磁気軸受装置 |
DE3233064A1 (de) * | 1982-09-06 | 1984-03-08 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Drehanoden-roentgenroehre |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP1778784A patent/JPS60163355A/ja active Granted
- 1984-12-13 EP EP84308700A patent/EP0151878B1/en not_active Expired
- 1984-12-13 DE DE8484308700T patent/DE3479268D1/de not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57182952A (en) * | 1981-04-23 | 1982-11-11 | Philips Nv | High voltage vacuum tube |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0151878A1 (en) | 1985-08-21 |
JPS60163355A (ja) | 1985-08-26 |
DE3479268D1 (en) | 1989-09-07 |
EP0151878B1 (en) | 1989-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |