JPH0371557A

JPH0371557A - 活性物質により処理された蓄電池の極板を搬送体から剥離する方法と手段

Info

Publication number: JPH0371557A
Application number: JP1199164A
Authority: JP
Inventors: Karuna Toibu; トイブ・カルナ; Niemi Timo; チモ・ニエミ; Lucca Matti; マテイ・ルッカ; Fredenberg Frei; フレイ・フレデンバーグ
Original assignee: Neste Oyj
Current assignee: Neste Oyj
Priority date: 1989-07-31
Filing date: 1989-07-31
Publication date: 1991-03-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、活性物質により処理された蓄電池の極板を
コンベヤベルトなどの搬送体から剥離する方法と手段に
関するものである。

（従来の技術）蓄電池の極板を製造するには、コンベヤベルｌ−などの
搬送体に鉛ワイヤの網または格子状体からなる極板ブラ
ンクを載置し、該極板ブランクに酸化鉛、水、亜硫酸、
添加物からなる活性物質を付与して極板を製造するのが
一般的である。前記活性物質を付与された極板は、搬送
体の上で、ローラーによりプレスされ、平滑にされ、金
属ワイヤの剥離部材を用いて前記搬送体の面から剥離さ
れる。

（発明が解決しようとする課題）前記した活性物質は、粘土状のもので、粘性があり、し
たがって、前記活性物質付与処理された極板を前記のよ
うに搬送体の面からスムーズに剥離することは、容易で
ない。剥離部材に用いられる金属ワイヤには、剥１１操
作のたき、極板表面の活性物質が付着しやすく、活性物
質を極板から引き剥がし、極板表面に凹凸や空隙が発生
する問題がある。この問題の解決が、この発明の解決課
題である。

〈課題を解決する手段）前記した課題を解決する、この発明の手段は、進行する
コンベヤベルトなどの搬送体の進行方向に対し、これを
横断する方向にワイヤ、帯体などの細く、薄い剥離部材
をわたし、該剥離部材を前記搬送体の面にそわせながら
絶えず進行させ、前記搬送体により搬送される活性物質
により処理された蓄電池の極板を前記搬送体から＠離す
ることを特徴とする方法と手段（装置）からなるもので
ある。

（発明の作用）この発明においては、剥離部材により、活性物質により
処理された極板を搬送体の而から無理なく、円滑に剥離
できるものであり、極板の而を損傷するおそれがなく、
均一な、空隙のない面をもつ極板が得られる。

この発明において用いられる剥離部材は、金属またはブ
ラスチイクの細いワイヤまたは金属、プラスデックの薄
いストリップ、帯・板〈帯体）であり、前記剥離部材は
、搬送体くベルトコンベヤのベルト）の面にそって、同
じレベルか、近接したレベルで、該搬送体に対面する。

前記の剥離部材は、一方の方向に進行されるか、または
、レシプ０カル（往復）に進行されるかのいずれでもよ
く、前記搬送体の進行方向を直交乃至は斜交（斜交角度
は、例えば　１〜１７９°の範囲である）するように前
記搬送体と交叉する。

この発明における剥離部材は、剥離操作の工程中、絶え
ず進行されるもので、これにより粘性があて、付着しや
すい極板の活性物質の付着を防ぎながら、極板を搬送体
の面から剥離するもの・であり、前記剥離部材の進す手
段としては、複数の案内ホイール（溝付きホイールその
他のホイールまたはロール）と駆動ホイールが採用され
、前記剥離部材は、無端状となって、前記各ホイールに
かけわたされ、一方方向へぐるぐる送られながら、搬送
体の面に載置されている極板と該搬送体の而との間に入
り、該極板を搬送体の面から連続的に剥離するか、また
は、所定の位置に保持されて、前記搬送体を横断し、搬
送体の面に載置されている極板と該搬送体の而で、適当
な振動装置により上下方向に微振動されるか、往復動さ
れて、搬送体の面に載置されている極板を法面から浮か
せるようにして、該極板を搬送体の面から連続的に剥離
する。そして、前記搬送体に対しては、前記剥離部材は
、直交または斜交し、搬送体からの極板剥離を行なう。

（実施例〉第１図において、符号１０は、コンベヤベルトを示し、
このコンベヤベルトは、被覆処理手段（図示せず）から
供給された被覆処理済みの極板ブランク１２を搬送、支
持するものである。無端の細いワイヤまたは薄い帯体で
ある剥離または切離する剥離部材２０が複数の案内ホイ
ール３０に無端状にかけわたされている。符号４０は、
前記切離部材を駆動する駆動ホイールであり、適宜の駆
動部材により駆動されて矢印方向に回転し、前記剥離部
材が矢印方向へ移送する。案内ホイール３０も駆動ホイ
ールと同じ方向へ回転することは、言うまでもない。符
号５０は、前記剥離部材のクリーニング手段であって、
２個のロールからなる。

第２図は、第１図に示した構成の平面図であって、コン
ベヤベルト１０は、矢印へ方向へ進行する。切離部材２
０の進行方向は、前記コンベヤベルトの進行方向と直交
する方向または角度αをもって斜交する方向のいずれか
であり、案内ホイール３０も、そのように配置される。

第３図においては、コンベヤベルト１０は、ローラー１
１に支持され、該ベルト上に被覆処理された極板１２が
ｔ＠され、剥離部材を構成するワイヤ２０の一端がオッ
シレーター（振動装置）６０に接続され、他端が、スプ
リング７０により保持されている。前記オフシレーター
６０によりワイヤ２０は、高速で微振動または往復動さ
れ、第１図と第２図に示した剥離部材（細いワイヤまた
は薄い帯体〉と同じ作用を営なむ。

（発明の効果）この発明によれば、搬送体の面に載置されている極板と
該搬送体の面との間に入りこんだ剥離部材により、前記
極板は、剥離されるもので、特に、前記剥離部材は、剥
離操作の間、絶えず動いているので、該極板の処理物質
が付着せず、したがって、極板は、而に損傷を受けるこ
となく、円滑にきれいに剥離される。

第２図は、第１図の平面図、第３図は、この発明の方法を実施するに適した装置の他
の例を示す説明図である。

１０・・・・・・コンベヤベルト１２・・・・・・極板ブランク２０・・・・・・剥離部材３０・・・・・・案内ホイール４０・・・・・・駆動ホイール５０・・・・・・クリーニング手段６０・・・・・・オッシレーター７０・・・・・・スプリングばか１名

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の方法を実施するに適した装置の一
例を示す説明図、

Claims

【特許請求の範囲】

（１）進行するコンベヤベルトなどの搬送体の進行方向
に対し、これを横断する方向にワイヤ、帯体などの細く
、薄い剥離部材をわたし、該剥離部材を前記搬送体の面
にそわせながら絶えず進行させ、前記搬送体により搬送
される活性物質により処理された蓄電池の極板を前記搬
送体から剥離することを特徴とする活性物質により処理
された蓄電池の極板を搬送体から剥離する方法。
（２）前記剥離部材は、剥離工程の間、同一方向に進行
される請求項第１項の方法。
（３）前記剥離部材は、剥離工程の間、振動されている
請求項第１項の方法。
（４）前記剥離部材は、前記搬送体の進行方向に対し角
度をもって交叉する請求項第１項乃至第４項の方法。
（５）活性物質により処理された蓄電池の極板を載置し
て一定の方向に進行するコンベヤベルトなどの搬送体（
１０）と；該搬送体の進行方向に対し、これを横断する
方向に架設され、前記搬送体の面にそいながら絶えず進
行するワイヤ、帯体などの細く、薄い剥離部材（２０）
と；前記剥離部材を進行させる駆動部材ならびに案内部
材（４０、３０）とを備えていることを特徴とする活性
物質により処理された蓄電池の極板を搬送体から剥離す
る手段。
（６）前記駆動部材ならびに案内部材（４０、３０）が
前記剥離部材（２０）を前記搬送体に斜交させる位置に
配置されている請求項第５項の手段。
（７）前記案内部材は、複数の案内ホィール（４０）で
あつて、前記駆動部材は、前記剥離部材を進行させる駆
動ホィールである請求項第５項乃至第６項の手段。
（８）前記剥離部材（２０）は、無端状のワイヤまたは
帯体である請求項第５項乃至第７項の手段。
（９）前記剥離部材を振動させる装置として機械的また
は電気的に振動するオッシレーター（６０）を備えてい
る請求項第５項乃至第６項の手段。
（１０）前記剥離部材の一端を保持するスプリング（７
０）を備えている請求項第９項の手段。