JPH0371210B2 - - Google Patents
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- JPH0371210B2 JPH0371210B2 JP1169730A JP16973089A JPH0371210B2 JP H0371210 B2 JPH0371210 B2 JP H0371210B2 JP 1169730 A JP1169730 A JP 1169730A JP 16973089 A JP16973089 A JP 16973089A JP H0371210 B2 JPH0371210 B2 JP H0371210B2
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- tubular member
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- valve sleeve
- mandrel
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/20—Making machine elements valve parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
- B23P15/001—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass valves or valve housings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/08—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
- B62D5/083—Rotary valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
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- Y10T29/49236—Fluid pump or compressor making
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- Y10T29/49405—Valve or choke making
-
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- Y10T29/49426—Valve or choke making including metal shaping and diverse operation
-
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Forging (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の用分野
本発明は弁スリーブの製造方法に関し、特に車
両の液圧操舵装置に使用する弁スーブの製造方法
に関する。
両の液圧操舵装置に使用する弁スーブの製造方法
に関する。
従来の技術
車両用の液圧操舵装置は車両操舵輪の回転運動
の要求する指向補助を制御する制御弁を含む。制
御弁は弁スリーブと弁スリーブ内に同心配置とし
た弁コアを含む。車両操舵輪の回転運動は弁スリ
ーブと弁コアとの相対回転を生ずる。弁スリーブ
と弁コアとの相対回転に際して液圧操舵ポンプか
らの流体流は弁コアと弁スリーブを経て(1)液圧補
助モータ内の一対の流体補助室の一方に(2)液圧補
助モータの流体補助室に他方からリザーバに向け
られる。
の要求する指向補助を制御する制御弁を含む。制
御弁は弁スリーブと弁スリーブ内に同心配置とし
た弁コアを含む。車両操舵輪の回転運動は弁スリ
ーブと弁コアとの相対回転を生ずる。弁スリーブ
と弁コアとの相対回転に際して液圧操舵ポンプか
らの流体流は弁コアと弁スリーブを経て(1)液圧補
助モータ内の一対の流体補助室の一方に(2)液圧補
助モータの流体補助室に他方からリザーバに向け
られる。
弁スリーブは内面に複数の軸線方向に延長する
溝を有する。内面の軸線方向に延長する溝相互間
は軸線方向に延長するランドによつて分離する。
各溝の軸線方向両は弁スリーブのシールランドに
よつて閉鎖される。シールランドの半径は軸線方
向に延長するランドの半径に等しい。シールラン
ドは弁コアに狭い係合とし、弁スリーブと弁コア
との間の軸線方向の流体流を制限する。
溝を有する。内面の軸線方向に延長する溝相互間
は軸線方向に延長するランドによつて分離する。
各溝の軸線方向両は弁スリーブのシールランドに
よつて閉鎖される。シールランドの半径は軸線方
向に延長するランドの半径に等しい。シールラン
ドは弁コアに狭い係合とし、弁スリーブと弁コア
との間の軸線方向の流体流を制限する。
出願人の米国特許願第089599号は弁スリーブ内
にシールランドを形成する方法を記載する。弁ス
リーブは管状部材製とし、複数の溝が管状部材の
内面に管状部材の両端面間に延長して形成する。
端面は管状部材の内面から半径方向外方に外面ま
で延長する。各軸線方向に延長する溝は内外面間
のベース面を有する。この方法は第1のポンチを
各溝のベース面と外面との間の端面の少なくとも
一方に接触押圧して各溝付近の材料を内面より半
径方向内方に変位させる。この方法は更に、管状
部材の内面に第2のポンチを接触押圧して内面よ
りを半径方向内方に変位した材料をの一部を軸線
方向に半径方向外方に動かして溝の端部にシール
ランドを形成させる。
にシールランドを形成する方法を記載する。弁ス
リーブは管状部材製とし、複数の溝が管状部材の
内面に管状部材の両端面間に延長して形成する。
端面は管状部材の内面から半径方向外方に外面ま
で延長する。各軸線方向に延長する溝は内外面間
のベース面を有する。この方法は第1のポンチを
各溝のベース面と外面との間の端面の少なくとも
一方に接触押圧して各溝付近の材料を内面より半
径方向内方に変位させる。この方法は更に、管状
部材の内面に第2のポンチを接触押圧して内面よ
りを半径方向内方に変位した材料をの一部を軸線
方向に半径方向外方に動かして溝の端部にシール
ランドを形成させる。
上述の出願に記載した方法はスリーブ材料を過
度に半径方向内方に変位させた時に亀裂を発生す
る。特に、スリーブが比較的脆く冷間成形に不適
当な材料SAE−1144鋼材等の場合に著しい。
度に半径方向内方に変位させた時に亀裂を発生す
る。特に、スリーブが比較的脆く冷間成形に不適
当な材料SAE−1144鋼材等の場合に著しい。
他の弁スリーブの製造方法として、米国特許第
4419877号、第4614014号がある。これらの特許は
材料の過大な変位による材料の亀裂の問題に言及
しない。特許第4419877号では内面に軸線方向両
端面間に延長する複数の溝を有する管状部材を使
用する。管状部材の両端面に凹面を有するポンチ
を押圧して溝の両端を閉鎖する。ポンチによつて
材料を半径方向内方に変位させて管状部材の軸線
方向両端面に連続した環状ビードを形成して溝の
両端を閉鎖する。特許第4614014号では内面に複
数の溝が両端面間の貫通した管状部材を使用す
る。管状部材の内面に半径方向外方に端面間に環
状溝を機械加工する。各環状溝の壁を工具で押圧
して端面の材料を管状部材の内面より半径方向内
方に変位させる。既知の方法は管状部材の材料を
半径方向内方に変位させる。何れの方法も材料の
過大変位による亀裂の問題に言及しない。
4419877号、第4614014号がある。これらの特許は
材料の過大な変位による材料の亀裂の問題に言及
しない。特許第4419877号では内面に軸線方向両
端面間に延長する複数の溝を有する管状部材を使
用する。管状部材の両端面に凹面を有するポンチ
を押圧して溝の両端を閉鎖する。ポンチによつて
材料を半径方向内方に変位させて管状部材の軸線
方向両端面に連続した環状ビードを形成して溝の
両端を閉鎖する。特許第4614014号では内面に複
数の溝が両端面間の貫通した管状部材を使用す
る。管状部材の内面に半径方向外方に端面間に環
状溝を機械加工する。各環状溝の壁を工具で押圧
して端面の材料を管状部材の内面より半径方向内
方に変位させる。既知の方法は管状部材の材料を
半径方向内方に変位させる。何れの方法も材料の
過大変位による亀裂の問題に言及しない。
発明の概要
本発明によつて、弁スリーブ溝の両を材料の半
径方向内方変位によつて閉鎖する場合に、内方変
位を限定して材料の亀裂の発生を防ぐ。
径方向内方変位によつて閉鎖する場合に、内方変
位を限定して材料の亀裂の発生を防ぐ。
本発明による弁スリーブの製造方法は、軸線方
向両端面間に内面に沿う複数の溝が軸線方向に延
長した管状部材を準備する。溝は管状部材の両端
面間に完全に延長する。各端面は管状部材の内面
から半径方向外方に延長する。各溝は内外面間の
位置としたベース面を有する。各溝のベース面と
外面との間の少なくとも一方の端面に第1のポン
チを接触させる。第1のポンチは各溝のベース面
と管状部材の外面との間に押圧係合する。第1の
ポンチは各溝付近の端面の材料を内面よりも半径
方向内方に変位させる。好適な例で、一対の第1
のポンチを軸線方向に管状部材に向けて同時に管
状部材の端面に共に係合して各溝の両端を閉鎖す
る。
向両端面間に内面に沿う複数の溝が軸線方向に延
長した管状部材を準備する。溝は管状部材の両端
面間に完全に延長する。各端面は管状部材の内面
から半径方向外方に延長する。各溝は内外面間の
位置としたベース面を有する。各溝のベース面と
外面との間の少なくとも一方の端面に第1のポン
チを接触させる。第1のポンチは各溝のベース面
と管状部材の外面との間に押圧係合する。第1の
ポンチは各溝付近の端面の材料を内面よりも半径
方向内方に変位させる。好適な例で、一対の第1
のポンチを軸線方向に管状部材に向けて同時に管
状部材の端面に共に係合して各溝の両端を閉鎖す
る。
一対の第1のポンチは夫々円筒状マンドレルを
有し、ポンチの端面を超えて突出する。ポンチが
弁スリーブの端面に接触して弁スリーブを変形さ
せる時に、マンドレルの少なくとも一部は弁スリ
ーブ内にある。マンドレルの直径は弁スリーブの
内径よりも僅かに小さくする。ポンチが変位材料
を半径方向内方に変位させる時に内方に動く材料
はマンドレルに接触して更に内方に動くのを限定
される。材料の内方への動きを限定することによ
つて材料の亀裂の発生の傾向は最小となる。
有し、ポンチの端面を超えて突出する。ポンチが
弁スリーブの端面に接触して弁スリーブを変形さ
せる時に、マンドレルの少なくとも一部は弁スリ
ーブ内にある。マンドレルの直径は弁スリーブの
内径よりも僅かに小さくする。ポンチが変位材料
を半径方向内方に変位させる時に内方に動く材料
はマンドレルに接触して更に内方に動くのを限定
される。材料の内方への動きを限定することによ
つて材料の亀裂の発生の傾向は最小となる。
実施例
本発明を例示とした実施例並びに図面について
説明する。
説明する。
本発明の方法によつて完成した弁スリーブ20
を第1,2図に示す。弁スリーブ20は外面24
と内面26とを有する。弁スリーブ20は一対の
半径方向に延長する端面32,34を有する。端
面32,34は内面26から外面24に延長す
る。内面26は仕上直径39を有し第2図に示
す。
を第1,2図に示す。弁スリーブ20は外面24
と内面26とを有する。弁スリーブ20は一対の
半径方向に延長する端面32,34を有する。端
面32,34は内面26から外面24に延長す
る。内面26は仕上直径39を有し第2図に示
す。
複数の環状溝42を弁スリーブ20の外面に形
成する。環状溝42は既知の通り、図示しない液
圧操舵装置ハウジングのポートと弁スリーブ20
との流体連通を行う。環状溝42は外面24の円
周に延長し、弁スリーブ20に沿つて軸線方向に
離間する。複数の環状シール溝40を弁スリーブ
20の外面24に形成して図示しないシールを収
容し環状溝42間の流体漏洩を防ぐ。
成する。環状溝42は既知の通り、図示しない液
圧操舵装置ハウジングのポートと弁スリーブ20
との流体連通を行う。環状溝42は外面24の円
周に延長し、弁スリーブ20に沿つて軸線方向に
離間する。複数の環状シール溝40を弁スリーブ
20の外面24に形成して図示しないシールを収
容し環状溝42間の流体漏洩を防ぐ。
複数の軸線方向に延長する溝44を弁スリーブ
20の内面に形成する。隣接溝間は複数に軸線方
向に延長するランド46によつて分離する。複数
の半径方向に延長する通路48が環状溝42と溝
44とを流体連通させる。一対のシールランド5
2を弁スリーブ20の軸線方向両端に形成する。
20の内面に形成する。隣接溝間は複数に軸線方
向に延長するランド46によつて分離する。複数
の半径方向に延長する通路48が環状溝42と溝
44とを流体連通させる。一対のシールランド5
2を弁スリーブ20の軸線方向両端に形成する。
シールランド52は弁スリーブ20の内面に沿
つて円周方向に延長する。軸線方向に延長するラ
ンド46とランド52とは内面26の直径39と
同じ直径を有する。軸線方向に延長するランド4
6は既知の通り弁コアの軸線方向に延長するラン
ドと共働する。ランド間の共働は弁コアと弁スリ
ーブ間の相対回転に際して弁スリーブ20の溝4
4を通る流体流を選択的に阻止する。シールラン
ド52は弁コアの外周に対して密に係合し溝44
の両端からの軸線方向外方への流体流を防ぐ。軸
線方向に延長する溝44とランド46は4個のみ
を示すが、弁スリーブの用途に応じて異なる数の
溝とランドを使用できる。
つて円周方向に延長する。軸線方向に延長するラ
ンド46とランド52とは内面26の直径39と
同じ直径を有する。軸線方向に延長するランド4
6は既知の通り弁コアの軸線方向に延長するラン
ドと共働する。ランド間の共働は弁コアと弁スリ
ーブ間の相対回転に際して弁スリーブ20の溝4
4を通る流体流を選択的に阻止する。シールラン
ド52は弁コアの外周に対して密に係合し溝44
の両端からの軸線方向外方への流体流を防ぐ。軸
線方向に延長する溝44とランド46は4個のみ
を示すが、弁スリーブの用途に応じて異なる数の
溝とランドを使用できる。
完成弁スリーブ20を製造するために、第3図
に示す弁スリーブブランク62を用意する。弁ス
リーブブランク62は金属の管状部材64から形
成する。弁スリーブブランク62に環状溝42、
通路48、シール溝40を加工する。
に示す弁スリーブブランク62を用意する。弁ス
リーブブランク62は金属の管状部材64から形
成する。弁スリーブブランク62に環状溝42、
通路48、シール溝40を加工する。
弁スリーブブランク62を図示しない取付具内
に置き、ブローチで第4,5図に示す通り内面2
6に複数の溝44を形成する。溝44を形成すれ
ば線方向に延長するランド46の位置も決定す
る。最初に形成した溝44は軸線方向に端面3
2,34間に完全に延長する。各溝44はベース
面72と一対のほぼ平行の側面74a,74bを
有する。溝44のベース面72は内面26と外面
24との間にある。
に置き、ブローチで第4,5図に示す通り内面2
6に複数の溝44を形成する。溝44を形成すれ
ば線方向に延長するランド46の位置も決定す
る。最初に形成した溝44は軸線方向に端面3
2,34間に完全に延長する。各溝44はベース
面72と一対のほぼ平行の側面74a,74bを
有する。溝44のベース面72は内面26と外面
24との間にある。
第6,7図に示す通り、一対の第1のポンチ8
2を弁スリーブブランク62の端面32,34に
軸線方向に動かして力係合とする。第1のポンチ
82は夫々端面86から突出する複数の突出部8
4を有する。各突出部84は弁スリーブブランク
62の端面32,34に係合する平面88を有す
る。第1のポンチ82の端面86から延長する突
出部84の数は弁スリーブブランク62の溝44
の数に相当する。図示の例では4個の突出部84
が夫々の第1のポンチ82の端面86から延長す
る弁スリーブブランク62のポンチ82に対する
姿勢は各突出部84を夫々の溝44に一致させ
る。
2を弁スリーブブランク62の端面32,34に
軸線方向に動かして力係合とする。第1のポンチ
82は夫々端面86から突出する複数の突出部8
4を有する。各突出部84は弁スリーブブランク
62の端面32,34に係合する平面88を有す
る。第1のポンチ82の端面86から延長する突
出部84の数は弁スリーブブランク62の溝44
の数に相当する。図示の例では4個の突出部84
が夫々の第1のポンチ82の端面86から延長す
る弁スリーブブランク62のポンチ82に対する
姿勢は各突出部84を夫々の溝44に一致させ
る。
各突出部84の巾は夫々の溝44よりも僅かに
大とする。溝44の巾は第5図に示す溝の側面7
4a,74bの間隔によつて定まる。各突出部8
4の巾Wは各溝44に軸線方向に一致した付近の
端面32,34の材料のみに係合する。
大とする。溝44の巾は第5図に示す溝の側面7
4a,74bの間隔によつて定まる。各突出部8
4の巾Wは各溝44に軸線方向に一致した付近の
端面32,34の材料のみに係合する。
各突出部84の平面88は第6図に示す第1の
ポンチ82が軸線方向に弁スリーブブランク62
に向けて動く時の動きの方向に対して角度Nを有
する。角度Nは平面88の前縁90即ち半径方向
外方部が弁スリーブブランク62の端面32,3
4に係合する突出部84の第1の部分となる。各
前縁90は突出部84が端面32,34内に入る
時に弁スリーブブランク62から材料の一部を剪
断する。平面88は第1のポンチ82の進行する
方向に対して後方に傾斜する。かくして、第8図
に示す通り、突出部84の係合する材料92は第
1のポンチ82の進行に伴つて半径方向内方に押
され、材料が内面26の半径方向内方に変位す
る。第1のポンチ82は溝44の端部付近の材料
92のみを半径方向内方に変位させる。変位した
材料92は溝44の両端を閉鎖する。第1のポン
チ82は溝44の両端付近の材料のみを変位させ
るため、米国特許第4419877号に記載する方法に
比較して弁スリーブブランク62を変形させる危
険は少ない。
ポンチ82が軸線方向に弁スリーブブランク62
に向けて動く時の動きの方向に対して角度Nを有
する。角度Nは平面88の前縁90即ち半径方向
外方部が弁スリーブブランク62の端面32,3
4に係合する突出部84の第1の部分となる。各
前縁90は突出部84が端面32,34内に入る
時に弁スリーブブランク62から材料の一部を剪
断する。平面88は第1のポンチ82の進行する
方向に対して後方に傾斜する。かくして、第8図
に示す通り、突出部84の係合する材料92は第
1のポンチ82の進行に伴つて半径方向内方に押
され、材料が内面26の半径方向内方に変位す
る。第1のポンチ82は溝44の端部付近の材料
92のみを半径方向内方に変位させる。変位した
材料92は溝44の両端を閉鎖する。第1のポン
チ82は溝44の両端付近の材料のみを変位させ
るため、米国特許第4419877号に記載する方法に
比較して弁スリーブブランク62を変形させる危
険は少ない。
弁スリーブ62はSAE−1144鋼等の材料を使
用するのが好適である。SAE−1144鋼は機械加
工材料で冷間成形鋼ではなく比較的脆いため冷間
成形で過度に成形すれば材料に亀裂の生ずること
がある。
用するのが好適である。SAE−1144鋼は機械加
工材料で冷間成形鋼ではなく比較的脆いため冷間
成形で過度に成形すれば材料に亀裂の生ずること
がある。
弁スリーブブランク62の内方半径方向変位を
限定するために、第1のポンチ82は夫々第6図
に示すマンドレル140をポンチ82の端面86
を超えて軸線方向に突出させる。マンドレル14
0はポンチ82が軸線方向に動く時にポンチ82
と共に軸線方向に動きランド52を形成する。ポ
ンチ82が弁スリーブ62の端面32に接触した
時に、マンドレル140は弁スリーブ62内にあ
り材料の半径方向内方の流れを限定する。
限定するために、第1のポンチ82は夫々第6図
に示すマンドレル140をポンチ82の端面86
を超えて軸線方向に突出させる。マンドレル14
0はポンチ82が軸線方向に動く時にポンチ82
と共に軸線方向に動きランド52を形成する。ポ
ンチ82が弁スリーブ62の端面32に接触した
時に、マンドレル140は弁スリーブ62内にあ
り材料の半径方向内方の流れを限定する。
各マンドレル140はシヤンク部142とほぼ
円筒形のヘツド端部144を有する。ヘツド端部
144は後向きの肩部150と前面152と円筒
形外側面152と前面154とを有する。外側面
152と前面154とは曲面の隅面156で結合
する。マンドレルの少なくとも円筒外側面152
は窒化チタニウム被覆で表面化し、工具寿命を長
くし、マンドレル140と弁スリーブブランク6
2の材料間のかじりと溶着とを防ぐ。
円筒形のヘツド端部144を有する。ヘツド端部
144は後向きの肩部150と前面152と円筒
形外側面152と前面154とを有する。外側面
152と前面154とは曲面の隅面156で結合
する。マンドレルの少なくとも円筒外側面152
は窒化チタニウム被覆で表面化し、工具寿命を長
くし、マンドレル140と弁スリーブブランク6
2の材料間のかじりと溶着とを防ぐ。
マンドレル140は第1のポンチ82内に軸線
方向に係合する。マンドレルヘツド端部144の
後部161はポンチ82の孔162に滑合する。
マンドレル140のシヤンク部142はポンチ8
2の孔16に嵌合する。マンドレルのヘツド端部
144の後向き肩部150はポンチ82の前向き
肩部160に接触する。
方向に係合する。マンドレルヘツド端部144の
後部161はポンチ82の孔162に滑合する。
マンドレル140のシヤンク部142はポンチ8
2の孔16に嵌合する。マンドレルのヘツド端部
144の後向き肩部150はポンチ82の前向き
肩部160に接触する。
マンドレル140のヘツド端部144の外径1
66は弁スリーブ62の内径39より小さい。第
1のポンチ82が弁スリーブ62内を軸線方向内
方に動いて弁スリーブを変形する時に、マンドレ
ルのヘツド端部144は弁スリーブ62の孔内に
係合する。マンドレルのヘツド端部144の外径
166はポンチ82の変位させる材料の半径方向
内方の動きを限定するに充分な大きさを有する。
66は弁スリーブ62の内径39より小さい。第
1のポンチ82が弁スリーブ62内を軸線方向内
方に動いて弁スリーブを変形する時に、マンドレ
ルのヘツド端部144は弁スリーブ62の孔内に
係合する。マンドレルのヘツド端部144の外径
166はポンチ82の変位させる材料の半径方向
内方の動きを限定するに充分な大きさを有する。
好適な例で、マンドレル140は別個の部材と
して第1のポンチ82に固着する。しかし、マン
レル140を第1のポンチ82と一体とすること
もでき第1のポンチ82と分離することもでき
る。重要な点は、第1のポンチ82が端面34に
接触する時にマンドレル140の少なくとも一部
が弁スリーブ62内にあることである。好適な例
でマンドレル140は第1のポンチ82の半径方
向中心にある。第1のポンチ82はマンドレル1
40を固着した時に、第1のポンチ82が弁スリ
ーブブランク62に係合した時に弁スリーブブラ
ンク62と同心となる。かくして、ブランク62
の材料は半径方向内方に均等に変形される。
して第1のポンチ82に固着する。しかし、マン
レル140を第1のポンチ82と一体とすること
もでき第1のポンチ82と分離することもでき
る。重要な点は、第1のポンチ82が端面34に
接触する時にマンドレル140の少なくとも一部
が弁スリーブ62内にあることである。好適な例
でマンドレル140は第1のポンチ82の半径方
向中心にある。第1のポンチ82はマンドレル1
40を固着した時に、第1のポンチ82が弁スリ
ーブブランク62に係合した時に弁スリーブブラ
ンク62と同心となる。かくして、ブランク62
の材料は半径方向内方に均等に変形される。
第8,9,11図に示す通り、一対の第1のポ
ンチ82によつて弁スリーブブランク62の端面
32,34から変位された材料92は3部分から
成る。変位材料92の3部分とは各溝44のベー
ス72の付近の材料94と各溝の各側面74a,
74b付近の材料96と内面26の半径方向内方
に突出した材料98とを含む。第11図に示す通
り、材料98はマンドレル140の外側面152
に係合して半径方向内方運動を限定された平面9
9を有する。
ンチ82によつて弁スリーブブランク62の端面
32,34から変位された材料92は3部分から
成る。変位材料92の3部分とは各溝44のベー
ス72の付近の材料94と各溝の各側面74a,
74b付近の材料96と内面26の半径方向内方
に突出した材料98とを含む。第11図に示す通
り、材料98はマンドレル140の外側面152
に係合して半径方向内方運動を限定された平面9
9を有する。
溝44の両端が閉鎖された後に、第1のポンチ
82とマンドレル140とを弁スリーブブランク
62の端面32,34との係合から取外す。一対
の第1のポンチ82とマンドレル140とを取外
した後に、第10,11図に示す一対の第2のポ
ンチ102を弁スリーブブランク62内に係合さ
せて材料98を軸線方向に半径方向外方に変位さ
せてシーランド52を形成させる。各第2のポン
チ102は端部106で直径112としたほぼ円
筒形本体部104を有する。円筒形本体部104
と端部106とはテーパした切頭円錐形面108
に結合する。第2のポンチ102は軸線方向に互
いに近接して弁スリーブブランク62の両開放端
に入る。第2のポンチ102は内面26から半径
方向内方に延長した変位材料92の部分に係合す
る。
82とマンドレル140とを弁スリーブブランク
62の端面32,34との係合から取外す。一対
の第1のポンチ82とマンドレル140とを取外
した後に、第10,11図に示す一対の第2のポ
ンチ102を弁スリーブブランク62内に係合さ
せて材料98を軸線方向に半径方向外方に変位さ
せてシーランド52を形成させる。各第2のポン
チ102は端部106で直径112としたほぼ円
筒形本体部104を有する。円筒形本体部104
と端部106とはテーパした切頭円錐形面108
に結合する。第2のポンチ102は軸線方向に互
いに近接して弁スリーブブランク62の両開放端
に入る。第2のポンチ102は内面26から半径
方向内方に延長した変位材料92の部分に係合す
る。
第2のポンチ102が軸線方向に弁スリーブブ
ランク62内に進入すれば、テーパした切頭円錐
形面108は変位材料98に接触する。第11図
に点線で示す変位材料98はポンチ102が軸線
方向に弁スリーブブランク62内に進入する時に
テーパした切頭円錐形面108に沿つて押され
る。変位材料98はテーパした切頭円錐形面10
8に半径方向外方に押されてシールランド52の
外端部122を形成する。テーパした切頭円錐形
面108は更に変位材料98を弁スリーブブラン
ク62の溝44内に軸線方向に押してシールラン
ドド52の内端部124を形成させる。これによ
つて比較的長いシールランド52を形成し、既知
の過程では変位材料98を機械加工除去するのに
比較して著しく長い。
ランク62内に進入すれば、テーパした切頭円錐
形面108は変位材料98に接触する。第11図
に点線で示す変位材料98はポンチ102が軸線
方向に弁スリーブブランク62内に進入する時に
テーパした切頭円錐形面108に沿つて押され
る。変位材料98はテーパした切頭円錐形面10
8に半径方向外方に押されてシールランド52の
外端部122を形成する。テーパした切頭円錐形
面108は更に変位材料98を弁スリーブブラン
ク62の溝44内に軸線方向に押してシールラン
ドド52の内端部124を形成させる。これによ
つて比較的長いシールランド52を形成し、既知
の過程では変位材料98を機械加工除去するのに
比較して著しく長い。
第2のポンチ102の円筒形本体部104は
夫々外径112を有し、第1,2図に示す仕上弁
スリーブ20の内面26の仕上直径39とほぼ等
しい。第2のポンチ102が弁スリーブ62に作
用した後に、弁スリーブブランク62の内径39
をブローチ及びホーンで研磨して最終寸法とし、
第1図に示す仕上弁スリーブ20を形成する。
夫々外径112を有し、第1,2図に示す仕上弁
スリーブ20の内面26の仕上直径39とほぼ等
しい。第2のポンチ102が弁スリーブ62に作
用した後に、弁スリーブブランク62の内径39
をブローチ及びホーンで研磨して最終寸法とし、
第1図に示す仕上弁スリーブ20を形成する。
本発明による弁スリーブをマンドレル140の
ヘツド端部144の外径0.694in(17.6mm)として
使用した。一対の第1のポンチ82を使用し半径
方向内方に変位した材料98の内径は0.694inと
なつた。一対の第2のポンチ102の外径
0.720in(18.2mm)を使用し、材料98を半径方向
外方に押して直径を0.720inとした。溝端部ラン
ド52を含む内径を加工して内径を0.724in(18.3
mm)の仕上面とした。
ヘツド端部144の外径0.694in(17.6mm)として
使用した。一対の第1のポンチ82を使用し半径
方向内方に変位した材料98の内径は0.694inと
なつた。一対の第2のポンチ102の外径
0.720in(18.2mm)を使用し、材料98を半径方向
外方に押して直径を0.720inとした。溝端部ラン
ド52を含む内径を加工して内径を0.724in(18.3
mm)の仕上面とした。
本発明を好適な実施例について説明したが実施
例並びに図面は例示であつて発明を限定するもの
ではない。
例並びに図面は例示であつて発明を限定するもの
ではない。
第1図は本発明の方法によつて製造した弁スリ
ーブの拡大縦断面図、第2図は第1図の2−2線
に沿う端面図、第3図は弁スリーブブランクの縦
断面図、第4図は第3図の弁スリーブブランクに
軸線方向に延長する溝を形成した断面図、第5図
は第4図の5−5線に沿う端面図、第6図は弁ス
リーブブランクに第1のポンチとマンドレルを挿
入した断面図、第7図は第6図のポンチの端面
図、第8図は第1のポンチで加工後の弁スリーブ
ブランクの断面図、第9図は第8図の9−9線に
沿う端面図、第10図は第2のポンチの係合した
弁スリーブブランクの断面図、第11図は弁スリ
ーブブランクの材料の変位を示す第10図の部分
拡大図である。 20……弁スリーブ、26……内面、32,3
4……端面、42……環状溝、44……軸線溝、
46,52……ランド、62……弁スリーブブラ
ンク、82……第1のポンチ、84……突出部、
92……変位材料、102……第2のポンチ、1
08……切頭円錐形面、140……マンドレル、
ーブの拡大縦断面図、第2図は第1図の2−2線
に沿う端面図、第3図は弁スリーブブランクの縦
断面図、第4図は第3図の弁スリーブブランクに
軸線方向に延長する溝を形成した断面図、第5図
は第4図の5−5線に沿う端面図、第6図は弁ス
リーブブランクに第1のポンチとマンドレルを挿
入した断面図、第7図は第6図のポンチの端面
図、第8図は第1のポンチで加工後の弁スリーブ
ブランクの断面図、第9図は第8図の9−9線に
沿う端面図、第10図は第2のポンチの係合した
弁スリーブブランクの断面図、第11図は弁スリ
ーブブランクの材料の変位を示す第10図の部分
拡大図である。 20……弁スリーブ、26……内面、32,3
4……端面、42……環状溝、44……軸線溝、
46,52……ランド、62……弁スリーブブラ
ンク、82……第1のポンチ、84……突出部、
92……変位材料、102……第2のポンチ、1
08……切頭円錐形面、140……マンドレル、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弁スリーブの製造方法であつて、 軸線方向両端面間に内面に沿う複数の溝が軸線
方向に延長した管状部材を準備し、各端面は管状
部材の内面から半径方向外方に外面に延長し、各
溝は内外面間の位置としたベース面を有し、 各溝のベース面と外面との間の少なくとも一方
の端面に第1のポンチを接触させて各溝付近の端
面の材料を内面よりも半径方向内方に変位させ、 材料の半径方向内方に延長する端面の変位した
材料に第2のポンチを接触させて変位した材料の
一部を部材の長手方向と半径方向外方に動かして
各溝の端部にシールランドを形成させることを特
徴とする弁スリーブの製造方法。 2 前記第1のポンチを接触させる過程は第1の
ポンチの対を軸線方向両端面に無理に接触させて
各溝付近の端面の材料を内面の半径方向に変位さ
せる過程を含むことを特徴とする請求項1記載の
方法。 3 第2のポンチを接触させる過程は一対の第2
のポンチを同時に端面の変位した材料に無理に接
触させて変位した材料の一部を部材の長手軸線に
沿つて及び半径方向外方に動かす各溝の両端にシ
ールランドを形成させる過程を含むことを特徴と
する請求項2記載の方法。 4 第1のポンチを接触させる過程は第1のポン
チを軸線方向に管状部材の端面に向けて動かして
端面に無理に係合させ、第1のポンチは軸線方向
端面を有する本体と、端面から軸線方向に突出し
て管状部材の端面に係合する複数の突出部とを含
み、突出部の数は管状部材の軸線方向に延長する
溝の数に相当させ、各複数の突出部は夫々の溝よ
り広い平面を有して管状部材の端面に係合させ、
この平面は第1のポンチの管状部材に向う動きの
方向に関して鋭角を形成し前縁は第1のポンチの
最外縁付近にあることを特徴とする請求項1記載
の方法。 5 第2のポンチを接触させる過程は第2のポン
チを管状部材内を軸線方向に動かして変位した材
料に無理に係合させ、第2のポンチは管状部材の
内面の直径にほぼ等しい外径を有する本体部と、
内面の直径より小さな直径を有する端部と端部と
本体部を連結するテーパ部とを含むことを特徴と
する請求項1記載の方法。 6 第2のポンチを接触させる過程は変位した材
料の一部を半径方向外方に管状部材の内面の直径
にほぼ等しい直径部分に動かす過程を含むことを
特徴とする請求項1記載の方法。 7 前記第1のポンチを端面の少なくとも1方に
接触させる過程はマンドレルを管状部材内に置き
材料をマンドレルと係合させて管状部材の端面の
材料の半径方向内方の変位を限定する過程を含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 8 第1のポンチを端面の少なくとも1方に接触
させる過程はマンドレルを第1のポンチと共に動
かして第1のポンチが端面に接触する時にマンド
レルの少なくとも1部を管状部材内に位置決めす
る過程を含むことを特徴とする請求項7記載の方
法。 9 前記第1のポンチを接触させる過程は一対の
第1のポンチを管状部材の軸線方向両端面に同時
に押圧接触させて各溝付近の端面の材料を内面よ
りも半径方向内方に変位させる過程を含み、前記
マンドレルを管状部材の内側に置く過程は第1の
ポンチの夫々に対して共働する一対のマンドレル
を管状部材の内側に置く過程を含む請求項7記載
の方法。 10 一対の第1のポンチを管状部材の軸線方向
両端面に接触させる過程は各マンドレルを共働す
る第1のポンチと共に動かして第1のポンチが端
面に接触した時に各マンドレルの少なくとも一部
を管状部材の内側とする過程を含む請求項8記載
の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/089,599 US4799303A (en) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | Method of making a valve sleeve |
US07/214,421 US4862571A (en) | 1987-08-26 | 1988-07-01 | Method of making a valve sleeve |
US214421 | 1988-07-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263631A JPH0263631A (ja) | 1990-03-02 |
JPH0371210B2 true JPH0371210B2 (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=40020142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1169730A Granted JPH0263631A (ja) | 1987-08-26 | 1989-06-30 | 弁スリーブの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4799303A (ja) |
EP (1) | EP0348798B1 (ja) |
JP (1) | JPH0263631A (ja) |
DE (1) | DE68904702T2 (ja) |
ES (1) | ES2039050T3 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE4137994C2 (de) * | 1991-11-19 | 1999-06-02 | Bosch Gmbh Robert | Elektromagnetisch betätigbares Einspritzventil mit einem Düsenträger und Verfahren zur Herstellung eines Düsenträgers eines Einspritzventils |
JPH06147054A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-27 | Zexel Corp | プランジャバレルの製造方法 |
US5522423A (en) * | 1994-08-15 | 1996-06-04 | Elliott; Pat S. | Forged body full port swing check valve |
DE19814650C2 (de) * | 1998-04-01 | 2002-02-28 | Aeroquip Vickers Internat Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Drosselstelle in einem Schlauch sowie Drosselstelle in einem Schlauch |
DE19915556A1 (de) * | 1999-04-07 | 2000-10-12 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Verfahren zur Herstellung von Steuernuten in einem Drehschieberventil und nach diesem Verfahren hergestellte Steuerbuchse |
US6782966B2 (en) | 2001-07-06 | 2004-08-31 | Trw Inc. | Power-assisted steering apparatus with a one-piece, monolithic component |
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CN105179352A (zh) * | 2015-10-13 | 2015-12-23 | 无锡鹰贝精密轴承有限公司 | 精密阀套 |
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CN110076529B (zh) * | 2019-05-15 | 2020-12-18 | 山西航天清华装备有限责任公司 | 一种弱刚性径向多孔系精密阀套稳态加工方法 |
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-
1987
- 1987-08-26 US US07/089,599 patent/US4799303A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-07-01 US US07/214,421 patent/US4862571A/en not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-06-20 ES ES198989111211T patent/ES2039050T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-20 EP EP89111211A patent/EP0348798B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-20 DE DE8989111211T patent/DE68904702T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-06-30 JP JP1169730A patent/JPH0263631A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0348798A1 (en) | 1990-01-03 |
JPH0263631A (ja) | 1990-03-02 |
DE68904702T2 (de) | 1993-05-27 |
ES2039050T3 (es) | 1993-08-16 |
DE68904702D1 (de) | 1993-03-18 |
US4799303A (en) | 1989-01-24 |
EP0348798B1 (en) | 1993-02-03 |
US4862571A (en) | 1989-09-05 |
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