JPH0741351B2 - 鍛造用パンチ - Google Patents

鍛造用パンチ

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JPH0741351B2
JPH0741351B2 JP1214635A JP21463589A JPH0741351B2 JP H0741351 B2 JPH0741351 B2 JP H0741351B2 JP 1214635 A JP1214635 A JP 1214635A JP 21463589 A JP21463589 A JP 21463589A JP H0741351 B2 JPH0741351 B2 JP H0741351B2
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JP
Japan
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punch
hole
forging
tip
groove
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源人 朝居
亨 磯野
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J13/00Details of machines for forging, pressing, or hammering
    • B21J13/02Dies or mountings therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J3/00Lubricating during forging or pressing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は2段の穴形状を鍛造により形成する際に用いら
れるパンチに関する。
[従来の技術] 近年、例えば特公昭62−45011号公報などに開示されて
いるように、ホース継手を冷間鍛造により形成すること
が行なわれている。ホース継手を形成する場合、まず第
4図に示すような穴部100をもつワークに対しさらにパ
ンチで2段目の穴形状を形成して第5図に示すような形
状とする。ここで径の大きな第1穴101は、雌ねじなど
が形成されて他部品との係合部として用いられ、第1穴
101の底部に設けられた径の小さな第2穴102は、例えば
ニップルとの接合部として利用される。
このような穴を鍛造により加工する場合、例えば第6図
に示すようなパンチ200を用いることができる。このパ
ンチは第1穴101の径に相当する外径をもつ大径部201
と、大径部201の先端に設けられ第2穴102を加工する小
径部202とよりなる。しかしながら大径部201の先端面を
パンチの軸方向と垂直な平面とした場合、鍛造中に供給
される油がパンチとワークとの間に密閉され鍛造が困難
となる。そこで従来は、第7図に示すようなパンチ300
を用いて鍛造することとしている。
このパンチ300も大径部301と小径部302とよりなるが、
大径部301の先端面は傾斜したテーパ表面303となってい
る。そして大径部301表面には軸方向に延びる面取り部3
04をもち、パンチとワークとの間に滞留した油はテーパ
表面303から面取り部304を介して外部へ除去される構成
とされている。
[発明が解決しようとする課題] 上記した第7図に示すようなパンチを用いた鍛造により
穴加工した場合、形成された穴部は第8図に示す形状と
なる。即ち第1穴101の底面は軸方向に垂直な平面とは
ならず傾斜したテーパ面103となる。また第1穴101内周
表面には、大径部301の面取り部304の跡104が残るとい
う不具合があった。そのため鍛造により穴加工した後
も、切削などによりさらに加工する必要があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
パンチの形状を改良することにより鍛造後の後加工を不
要とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の鍛造用パンチは、径の大きな第1穴と第1穴の
底部に同軸的に形成され第1穴より径の小さな第2穴と
を加工する鍛造用パンチであって、該第1穴を形成する
筒状のアウターパンチと、アウターパンチ内に挿通され
該第2穴を形成するインナーパンチとよりなり、インナ
ーパンチの外周表面には軸方向に延びインナーパンチの
端部まで到達せずインナーパンチの先端から第2穴の深
さより大きな距離を残して途切れた溝部をもち、アウタ
ーパンチの先端部内周表面には先端端面に開口し溝部と
連通する凹部をもつことを特徴とする。
本発明の鍛造用パンチの最大の特徴は、アウターパンチ
とインナーパンチとよりなる二重構造とし、さらにアウ
ターパンチとインナーパンチとの間に油を逃がす溝部を
設けたところにある。この溝部はアウターパンチ先端面
に開口し、軸方向に伸びて外部と連通している。これに
より鍛造時にアウターパンチの先端面とワークとの間に
溜った油は溝部を介して外部に逃がすことができ、精密
な鍛造を行うことができる。またアウターパンチとイン
ナーパンチとを軸方向に相対移動自在に構成すれば、第
2穴の深さを容易に変更することができる。
なお、溝部の数は特に制限されない。
また、本発明のパンチは、冷間鍛造ばかりでなく、熱間
鍛造にも用いることができる。
[発明の作用及び効果] 本発明の鍛造用パンチでは、鍛造によりアウターパンチ
で第1穴が形成され、インナーパンチで第1穴より小径
の第2穴が形成される。このとき通常、油が供給されな
がら鍛造されるのであるが、第1穴内に溜った油はパン
チの進入に伴なって溝部を介して外部へ逃げる。従って
アウターパンチと第1穴の底部との間に油が密閉される
のが防止され、精密な加工を行うことができる。
また従来のようにアウターパンチの先端にテーパ表面を
設ける必要がないため、アウターパンチの先端面を軸方
向に垂直な平面とすることもでき第1穴の形状の自由度
が大きい。さらに溝部はアウターパンチとインナーパン
チとの間に設けられているので、ワークの加工面に溝部
の跡が残るような不具合がない。従って鍛造後の後加工
の工数を低減することができ、コストの低減を図ること
ができる。
そしてアウターパンチとインナーパンチとを軸方向に相
対移動可能とすれば、インナーパンチの先端の突出しろ
を容易に調整できる。したがって鍛造時の第1穴と第2
穴の深さの比に対するパンチ寸法調整が極めて容易とな
る。
さらに、加工する穴の径が小さい程パンチの強度が必要
となる。したがって従来のパンチでは、第2穴が加工で
きる強度の材質でパンチ全体を形成していた。そのため
第1穴を加工する部分は過剰品質となっていた。しかし
本発明のパンチによれば、インナーパンチのみを超硬合
金などの強度の大きな材質で形成し、アウターパンチは
通常の高速度鋼などから形成できる。これによりパンチ
全体のコストを低減することができる。
[実施例] 以上実施例により具体的に説明する。
第1図及び第2図に本発明の一実施例のパンチを示す。
このパンチは、円筒状のアウターパンチ1と、アウター
パンチ1の中心孔内に挿通されたたインナーパンチ2と
より構成される。インナーパンチ2の外周表面には、軸
方向に伸びる4本の溝部20が形成されている。そしてア
ウターパンチ1の端面の開口部には、部分的にテーパ状
の切欠部21(凹部)が設けられ、その切欠部21(凹部)
が溝部20と連通している。なお、溝部20の他端はアウタ
ーパンチ1の外部と連通している。
本実施例のパンチを用いて第4図に示すワークから第5
図に示す形状に形成する方法を説明する。まずパンチを
ワークの穴部100内に圧入すると、インナーパンチ2に
より穴部100の底部に第2穴102が加工されるとともに、
アウターパンチ1は第1穴101を形成しながら先端面が
穴部100の底部に近接する。このときアウターパンチ1
の先端面と第1穴101の底部との間に溜った油は、第3
図に示すように切欠部21(凹部)及び溝部20を介して外
部に逃げる。これによりパンチとワークとの間に油が密
閉されるのが防止され、精密な加工を行うことができ
る。
またアウターパンチ1端面は軸方向に垂直な平面とする
ことができ、テーパ状とする必要がない。したがって第
1穴101の底面は鍛造のみで所望の形状とすることがで
きる。そして溝部20はパンチの表面には表出しないた
め、加工後のワークに溝部20の跡が残るような不具合も
ない。従って鍛造後に切削などの後加工を施す必要がな
く、工数及びコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例の鍛造用パンチに関
し、第1図はその半部を断面で示す正面図、第2図は第
1図のA−A断面図、第3図はワークを加工している状
態を示す断面図である。第4図は加工されるワークの加
工前の形状を示す断面図、第5図は加工後のワークの形
状を示す断面図である。第6図は従来のパンチで鍛造に
より穴加工をしている状態を示す説明図、第7図は従来
のパンチの正面図である。第8図は従来のパンチにより
形成された穴部をもつワークの断面図である。 1……アウターパンチ、2……インナーパンチ 20……溝部、21……切欠部(凹部) 101……第1穴、102……第2穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】径の大きな第1穴と該第1穴の底部に同軸
    的に形成され該第1穴より径の小さな第2穴とを加工す
    る鍛造用パンチであって、 該第1穴を形成する筒状のアウターパンチと、該アウタ
    ーパンチ内に挿通され該第2穴を形成するインナーパン
    チとよりなり、該インナーパンチの外周表面には軸方向
    に延び該インナーパンチの端部まで到達せず該インナー
    パンチの先端から該第2穴の深さより大きな距離を残し
    て途切れた溝部をもち、該アウターパンチの先端部内周
    表面には先端端面に開口し該溝部と連通する凹部をもつ
    ことを特徴とする鍛造用パンチ。
JP1214635A 1989-08-21 1989-08-21 鍛造用パンチ Expired - Fee Related JPH0741351B2 (ja)

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