JPH0370972B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0370972B2
JPH0370972B2 JP61301901A JP30190186A JPH0370972B2 JP H0370972 B2 JPH0370972 B2 JP H0370972B2 JP 61301901 A JP61301901 A JP 61301901A JP 30190186 A JP30190186 A JP 30190186A JP H0370972 B2 JPH0370972 B2 JP H0370972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
control
conduit
piston unit
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61301901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62155852A (ja
Inventor
Uengeru Georuku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Karutenbatsuha Unto Fuoikuto Unto Co GmbH
Original Assignee
Karutenbatsuha Unto Fuoikuto Unto Co GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Karutenbatsuha Unto Fuoikuto Unto Co GmbH filed Critical Karutenbatsuha Unto Fuoikuto Unto Co GmbH
Publication of JPS62155852A publication Critical patent/JPS62155852A/ja
Publication of JPH0370972B2 publication Critical patent/JPH0370972B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G15/00Operating chairs; Dental chairs; Accessories specially adapted therefor, e.g. work stands
    • A61G15/02Chairs with means to adjust position of patient; Controls therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、処置椅子用の油圧式の制御装置であ
つて、例えば、座部と背もたれと頭支持部とから
成る椅子上部及び椅子下部のような相対的に移動
調節可能な複数の椅子構成部分と、ポンプから圧
力下で油圧媒体を供給される導管回路と、各椅子
構成部分を相対的に移動調節するために各椅子構
成部分の間に取り付けられたシリンダ・ピストン
ユニツトに油圧媒体を供給するための供給導管
と、該シリンダ・ピストンユニツトから油圧媒体
を戻すための戻し導管とが設けられており、供給
導管及び戻し導管とシリンダ・ピストンユニツト
とを接続する導管接続部が並列に設けられてい
て、供給導管からの油圧媒体の供給及び戻し導管
への油圧媒体の戻しによつて、シリンダ・ピスト
ンユニツトを制御するための制御弁が、導管接続
部に配置されており、この場合シリンダ・ピスト
ンユニツトの急激な運動を回避するために、シリ
ンダ・ピストンユニツトに通じる供給導管及び戻
し導管導管の横断面を減少させる絞りが設けられ
ていて、シリンダ・ピストンユニツトに対する油
圧媒体の絞られた供給及び戻しが圧力下において
行われる形式のものに関する。
従来の技術 西ドイツ国特許出願公開第3105979号明細書に
開示されているこのような形式の公知の制御装置
では、シリンダ・ピストンユニツトの供給導管及
び戻し導管にそれぞれ、油圧媒体の絞られた供給
を目的としてゆつくりと開閉する制御弁が配置さ
れている。これらの制御弁は、制御弁のゆつくり
とした開閉のために各1つの電動機式駆動装置を
備えた制御弁である。
この公知の制御装置は極めて高価である。この
ことは、ゆつくりと開閉する駆動装置が比較的複
雑でかつ高い制御費用を必要とすることにのみ起
因するのではなく、この制御装置が単動式のシリ
ンダ・ピストンユニツト用に設計されていること
によつてももたらされる。すなわちこの公知の制
御装置を、相対的に移動調節可能な複数の椅子構
成部分が両調節方向において頻繁に制御される最
近の処置椅子のために使用したい場合には、比較
的複雑な多数の制御弁が必要であり、これによつ
て製作費が高くなるだけでなく、所要スペースも
増大する。
発明の課題 ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の制
御装置を改良して、大きな所要スペースを必要と
せず、しかも比較的安価に製造することができる
制御装置を提供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、
シリンダ・ピストンユニツトのうちの少なくとも
幾つかが複動式のシリンダ・ピストンユニツトで
あり、複動式のシリンダ・ピストンユニツトの両
方の圧力室が供給導管区分及び戻し導管区分を介
して供給導管及び戻し導管と接続されており、複
動式のシリンダ・ピストンユニツトのための各戻
し導管区分に、戻し導管に向かつて開放する貫流
位置を備えた制御弁が配置されており、供給導管
区分に、供給導管における油圧媒体の流れ方向に
おいて開放する各1つの逆止弁が配置されてい
る。
発明の効果 本発明によつて得られる大きな利点としては特
に次のことが挙げられる。すなわち複動式のシリ
ンダ・ピストンユニツトを使用することによつて
特別に制御される制御弁の数がわずかになり、こ
れによつて製作費並びに所要スペースが所望のよ
うにわずかになる。また本発明の構成によつて、
制御弁をただ戻し導管区分にのみ配置することが
可能になる。これに対して先行技術においては供
給導管区分にも制御弁を設けることが必要であつ
た。
本発明による制御装置は、特に歯科用の処置椅
子のような相対的に移動調節可能な複数の椅子構
成部分を備えた処置椅子のために使用することが
できる。本発明による制御装置はまた例えば検査
兼手術装置のようなその他の医科用の処置椅子に
も理髪店用の椅子にも適している。
実施例 第1図において全体を符号1に示された歯科用
の処置椅子は高さ調節可能な椅子下部2と様様に
調節可能な椅子上部3とから成つており、この椅
子上部3は座部4と背もたれ5と頭支持部6とに
よつて形成されていて、これらの部分4,5,6
は相対的に移動調節可能であり、かつその都度所
望の調節位置において固定可能である。
椅子下部2の中空室には椅子下部2の高さ調節
のために平行四辺形リンク機構7が配置されてお
り、この平行四辺形リンク機構7は椅子下部2の
底に支持されていて、椅子下部2のカバープレー
ト8に係合しており、この場合駆動装置として単
動式のシリンダ・ピストンユニツト9が設けられ
ており、このシリンダ・ピストンユニツト9は椅
子下部2のケーシングにか又は平行四辺形リンク
機構7の下側のレバーアーム11に支持されてい
て、そのピストン棒12で下側のレバーアーム1
3に係合している。
椅子下部2の中空室にはさらに処置椅子1のた
めの後で述べる制御装置の別の部分、すなわちモ
ータ・ポンプユニツト14と油圧タンク15と後
で記載の制御ブロツクとが配置されている。
椅子上部3は椅子下部2において座部長手方向
に沿つて水平に調節可能である。このために、座
部4の中空室に配置されたシリンダ・ピストンユ
ニツト17が働き、このシリンダ・ピストンユニ
ツト17は椅子下部2及び座部4の支承アイ1
8,19に枢着されている。
背もたれ5の傾斜は複動式のシリンダ・ピスト
ンユニツト21によつて調節可能であり、このシ
リンダ・ピストンユニツト21は同様に座部4の
中空室に取り付けられていて、座部4及び背もた
れ5の支承アイ22,23に枢着されている。背
もたれ5の旋回軸は符号22aで示されている。
頭支持部6は一方では選択的に走出及び走入可
能に、かつ他方では旋回軸24を中心にして旋回
可能に背もたれ5に保持されている。頭支持部6
の走出及び走入のためには複動式のシリンダ・ピ
ストンユニツト25が働き、このシリンダ・ピス
トンユニツト25は背もたれ5の中空室に配置さ
れていて、支承アイ26,27に枢着されてい
る。頭支持部6の傾斜は複動式のシリンダ・ピス
トンユニツト28によつて調節可能であり、この
シリンダ・ピストンユニツト28は相対移動可能
な部分の支承アイ29,30に枢着されている。
第2図に示された制御装置は、全体を符号31
で示された供給導管と全体を符号32で示された
戻し導管とを備えた油圧回路を有している。両方
の導管31,32には、シリンダ・ピストンユニ
ツト9,17,21,25,28への油圧媒体供
給のためにモータ・ポンプユニツト14によつて
油圧タンク15から油圧媒体が供給される。油圧
媒体の送り流及び戻し流は前制御される制御弁1
6によつて調節され、この制御弁16はばね33
によつて負荷されているその休止位置において供
給導管31及び戻し導管32を遮断し、その前制
御される運転位置においては供給導管31及び戻
し導管32の通流を許す。この場合休止位置で
は、前制御される制御弁16の上流に位置する供
給導管区分35と前制御される制御弁16の下流
に位置する戻し導管区分36との間において絞り
34によつて絞られた通流が生じるようになつて
おり、戻し導管区分36は、単動式のシリンダ・
ピストンユニツト9に接続された戻し導管分岐路
37と複動式のシリンダ・ピストンユニツト1
7,21,25,28に接続された戻し導管分岐
路38とに分岐されている。
前制御される制御弁16の下流に位置する供給
導管区分39からは供給導管区分41が分岐して
おり、この供給導管区分41は単動式のシリン
ダ・ピストンユニツト9の圧力室42に通じてい
る。供給導管区分41には流れ方向で見て2ポー
ト2位置方向切換え弁43と、圧力室42に向つ
て開放する逆止弁44とが相前後して配置されて
いる。逆止弁44の後ろにおいて供給導管区分4
1は戻し導管分岐路37と接続されており、この
戻し導管分岐路37には戻し流の方向で見て、戻
し流の方向に開放する逆止弁45と調節可能な絞
り46と2ポート2位置方向切換え弁47とが相
前後して配置されている。
複動式のシリンダ・ピストンユニツト17,2
1,25,28の両圧力室つまりピストン室48
及びピストン環状室49は供給導管31及び戻し
導管32と接続されている。
このために供給導管区分51〜54及び55〜
58と戻し導管区分59〜66とが設けられてい
るこれらの導管区分のうちそれぞれ所属の各2つ
導管区分が互いに接続されており、送り流及び戻
し流のために働く導管区分67〜74を介して複
動式のシリンダ・ピストンユニツト17,21,
25,28のピストン室48又はピストン環状室
49と接続されている。供給導管31は分岐箇所
75において分岐されている。供給導管区分51
〜54が符号76で示された供給導管分岐路から
延びているのに対して、供給導管区分55〜58
は符号77で示された供給導管分岐路を起点とし
ている。各供給導管区分51〜58には逆止弁7
8が配置されており、この逆止弁78は矢印79
によつて示された供給流れ方向に向かつて開放す
る。
各戻し導管区分59〜66には矢印80で示さ
れた戻し流れ方向において、2ポート2位置方向
切換え弁によつて形成された制御弁81〜88と
調節可能な絞り89と戻し流方向80に開放する
逆止弁91とが1つずつ配置されている。
分岐箇所75と供給導管区分51〜58もしく
は戻し導管区分59〜66との間において各供給
導管分岐路76,77には2ポート2位置方向切
換え弁によつて形成された開閉可能な制御弁9
2,93が配置されている。
制御弁16は前制御弁95によつて前制御さ
れ、この前制御弁95は同様に2ポート2位置方
向切換え弁によつて形成されていて、制御導管9
6に配置されている。この制御導管96は制御弁
16の上流に位置している供給導管区分35か
ら、つまり供給流方向で見て逆止弁97の後ろで
かつ制御弁16の下流に位置している戻し導管区
分36の後ろにおいて延びている。供給流方向に
おいて前制御弁95の前において分岐箇所98に
おいて制御導管区分99が分岐しており、この制
御導管区分は前制御される制御弁16の制御接続
部に通じている。供給方向で見て分岐箇所98の
前において制御導管96には2つの絞り100,
101がかつ、分岐箇所98と前制御弁95との
間には1つの絞り102が配置されている。圧力
制限弁104は油圧回路の圧力を制限するために
働く。
制御弁81〜84はその供給導管区分51〜5
4及び戻し導管区分59〜66並びに供給導管分
岐路76及び制御弁92と共に前組立て可能な制
御ブロツク105にまとめられており、この制御
ブロツク105は細い実線で示されている。同様
に他方の供給導管分岐路77も所属の制御弁85
〜88及び供給導管区分55〜58並びに戻し導
管区分63〜66と共に前組立て可能な制御ブロ
ツク106にまとめられている。前制御される制
御弁16も前制御弁95と供給導管区分39と戻
し導管分岐路37と所属の制御弁43,47と共
に前組立て可能な制御ブロツク107を形成して
いる。制御ブロツク105〜107の連結箇所は
各導管において符号108で示されている。制御
ブロツク105,106が座部4の中空室に配置
されているのに対して、制御ブロツク107は椅
子下部3に配置されている。
第3図及び第4図から前制御される制御弁16
の構造が明らかにわかる。この制御弁16は、供
給導管31のための2つの接続部112,113
と戻し導管32のための2つの接続部114,1
15と制御導管区分99のための1つ接続部11
6とを備えた4ポート2位置制御弁である。弁ス
プール117は2つの切換え位置(第3図及び第
4図参照)を占めることができ、ばね33によつ
て休止位置(第3図参照)に向かつてプレロード
をかけられている。弁スプール117にはコント
ロールピン118が結合されており、このコント
ロールピン118は弁スプール117の、制御圧
室119とは反対の側において軸方向に延びてい
て、ケーシング閉鎖部分121を密に貫通し、外
側に向かつて突出し、ひいては弁スプール117
のその都度の位置の視界的な表示もしくは監督を
可能にしている。
コンパクトな構造形式のために制御導管96の
大部分は制御弁16に一体に組み込まれている。
このために弁スプール117は接続部112の範
囲に半径方向孔122を有し、この半径方向孔1
22は軸方向孔123を介して制御圧室119と
接続されている。軸方向孔123には供給流れ方
向において絞り100と101が相前後して配置
されていて、ねじ込み可能なノズルによつて形成
されている。第2図に示された絞り102はケー
シング111において制御接続部116の範囲に
位置している。
接続部112〜115の間における通路は弁ス
プール117の全周における切欠きによつて形成
される。互いに半径方向で向かい合つている各2
つの切欠き126,127,128,129が設
けられており、これらの切欠きは供給接続部11
2と113との間における制御縁130とかつ戻
し接続部114と115との間における制御縁1
31と協働する。第3図に示された弁スプール1
17の休止位置では供給接続部112,113及
び114,115の間の通路は閉鎖されているの
に対して、第4図に示された運転位置では開放さ
れている。切欠き129の長さは、休止位置(第
3図)では箇所132において供給接続部112
と戻し接続部115との間の通路が生じるように
設定されている。流量を絞るために制御縁13
0,131の範囲並びに通路132の範囲には絞
り切欠き133〜137が設けられており、これ
らの絞り切欠きのうちそれぞれ互いに半径方向で
向かい合つている絞り切欠きは異なつた大きさの
長さL、lを有していて、これによつて絞り効果
の累進的な増大を生ぜしめる。
制御装置の作用は以下の通りである: 第2図では制御装置は、シリンダ・ピストンユ
ニツト9,17,21,25,28が油圧をロツ
クされている休止位置で示されている。調節作用
を導入するためにはモータ・ポンプユニツト14
の入力と、単動式のシリンダ・ピストンユニツト
9のための制御弁43,47の一方の切換え及び
運動予選のための両制御弁92,93の一方の切
換え及び複動式の各シリンダ・ピストンユニツト
17,21,25,28に所属の両制御弁81〜
88のうちの1つの切換えとが必要である。これ
らの制御弁は前制御弁95を含めて電気的に制御
可能である。
処置椅子1を高さ調節する単動式のシリンダ・
ピストンユニツト9のための制御作用経過は以下
の通りである: 有利には操作ボタンによつて同時に実行される
モータ・ポンプユニツト15の入力並びに前制御
弁95及び制御弁44の切換えの後でまず初め戻
し導管分岐路37,38に圧力が供給される。こ
れには0.1秒の時間しかかからない。遮断位置に
シフトされる前制御弁95は前制御される制御弁
16を第4図に示された運転位置にもたらす。制
御弁44は開放位置にシフトされる。いまやシリ
ンダ・ピストンユニツト9は椅子上部2の自重に
基づいて自動的に走入し、この際に油圧媒体は圧
力室から戻し導管分岐路37と戻し導管区分36
とを介して戻される。下降運動は制御弁44の切
換えによつて停止させられ、これはモータ・ポン
プユニツト14の遮断と同時に行われ得る。
背もたれ5の傾斜を降下の方向で調節するため
に両送り方向において活動的に負荷可能なシリン
ダ・ピストンユニツト21のための制御作用経過
は以下の通りである: モータ・ポンプユニツト14の入力、制御弁9
0の遮断位置への切換え、これに自動的に追従す
る制御弁16の開放位置への切換え、供給導管分
岐路76における制御弁92の開放位置への切換
え及び戻し導管区分64における制御弁86の開
放位置への切換えによつて、シリンダ・ピストン
ユニツト21のピストン環状室49に油圧媒体が
供給されるのに対して、ピストン室48は戻し導
管32と接続される。すなわちシリンダ・ピスト
ンユニツト21は、少なくとも制御弁86が再び
遮断位置に切り換えられるまで長く走入する。こ
の場合において所属の制御弁の入力もしくは切換
えが同時に行われてもよい。
第3図からはつきりとわかるように、弁スプー
ル117の休止位置からのシフト時に供給導管区
分39には油圧媒体が絞られて供給される。この
油圧媒体は0から最大容積流に約0.3秒で供給さ
れる。この供給過程は累進的である。それという
のは、第2の絞り切欠き134はその長さlが絞
り切欠き133の大きさ長さLに比べて小さいこ
とに基づいて、絞り切欠き133が既に働いてい
る場合に初めて作用するからである。同じことは
戻し導管区分36との戻し導管分岐路37,38
の接続に対しても言える(異なつた長さの絞り切
欠き135,136参照)。この絞られた供給も
しくは排出に基づいてシリンダ・ピストンユニツ
トのピストン棒は穏やかに運動し始める。すなわ
ち、処置椅子上の患者が不快に感じる急激な運動
は所望のように回避される。
前制御弁95が開放位置にシフトされている場
合には、弁スプール117の調節運動をその大き
さによつて規定する絞り102もまた、絞られた
供給もしくは排出に影響を与える。
上に述べたことは第5図及び第6図に示された
線図から明らかである。
第5図では圧力Pが縦軸に時間tが横軸にとら
れている。この線図からわかるように、戻し導管
分岐路37,38における絞られた圧力形成と供
給導管31への絞られた供給とに基づいて最大の
圧力レベルPmaxは0.1秒+0.3秒の後に初めて到
達される。この結果特性線において、シリンダ・
ピストンユニツトの穏やかな運動経過を示す斜め
の区分141が得られる。相応な穏やかな運動経
過はシリンダ・ピストンユニツトの運動の終りに
も得られる。それというのは戻し導管分岐路3
7,38から戻し導管区分36への油圧媒体の排
出もまた0.3秒の時間にわたつて絞られて行われ
るからである。
第6図にはシリンダ・ピストンユニツトのピス
トン棒の速度Vが縦軸に時間tが横軸にとられて
いる。両者は1次関数的な関係にあるので、この
第6図の線図は第5図の線図と同じ特性線を描い
ている。
モータ・ポンプユニツト14の入力後における
前制御される制御弁16の絞られた供給(絞り1
00,101)に基づいてまず初め戻し導管分岐
路37,38において絞り34(第2図参照)も
しくは絞り切欠き137(第3図及び第4図参
照)によつて作業圧が形成されるという事実に
は、大きな意味がある。すなわちこれによつて、
シリンダ・ピストンユニツト17,21,25,
28の走入及び走出時にもシリンダ・ピストンユ
ニツト9の走出時にも0.1秒の遅れが導かれるの
みならず、戻し導管分岐路37,38における圧
力にも遅れが働き、このことは油圧媒体の絞られ
た供給に加えてシリンダ・ピストンユニツトを所
望のように穏やかに運動させるために役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は椅子部分を調節するために複数のシリ
ンダ・ピストンユニツトを備えた歯科用の処置椅
子を示す側面図、第2図は本発明による処置椅子
用制御装置のための油圧回路図、第3図は制御弁
をその休止位置で示す断面図、第4図は制御弁を
その運転位置で示す断面図、第5図及び第6図は
シリンダ・ピストンユニツトの絞られた供給過程
を示す線図である。 1……処置椅子、2……椅子下部、3……椅子
上部、4……座部、5……背もたれ、6……頭支
持部、7……平行四辺形リンク機構、8……カバ
ープレート、9,17,21,25,28……シ
リンダ・ピストンユニツト、11,13……レバ
ーアーム、12……ピストン棒、14……モー
タ・ポンプユニツト、15……油圧タンク、16
……制御弁、18,19,22,23,26,2
7……支承アイ、22a,24……旋回軸、31
……供給導管、32……戻し導管、33……ば
ね、34……絞り、35,39,41,51〜5
8……供給導管区分、36,59〜66……戻し
導管区分、37,38……戻し導管分岐路、42
……圧力室、43,47……2ポート2位置方向
切換え弁、44,45……逆止弁、46……絞
り、48,49……圧力室、67〜74……導管
区分、75,98……分岐箇所、76,77……
供給導管分岐路、78……逆止弁、79,80…
…矢印、81〜88……制御弁、89……絞り、
91……逆止弁、92,93……制御弁、95…
…前制御弁、96……制御導管、97……逆止
弁、99……制御導管区分、100〜102……
絞り、104……圧力制限弁、105〜107…
…制御ブロツク、108……連結箇所、112〜
116……接続部、117……弁スプール、11
8……コントロールピン、119………制御圧
室、121……ケーシング閉鎖部分、122,1
23……バイパス、126〜129……切欠き、
130,131……制御縁、132……通路、1
33〜137……絞り切欠き、141……区分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 処置椅子用の油圧式の制御装置であつて、 相対的に移動調節可能な複数の椅子構成部分
    と、 ポンプから圧力下で油圧媒体を供給される導管
    回路と、 各椅子構成部分を相対的に移動調節するために
    各椅子構成部分の間に取り付けられたシリンダ・
    ピストンユニツトに油圧媒体を供給するための供
    給導管と、該シリンダ・ピストンユニツトから油
    圧媒体を戻すための戻し導管とが設けられてお
    り、 供給導管及び戻し導管とシリンダ・ピストンユ
    ニツトとを接続する導管接続部が並列に設けられ
    ていて、供給導管からの油圧媒体の供給及び戻し
    導管への油圧媒体の戻しによつて、シリンダ・ピ
    ストンユニツトを制御するための制御弁が、導管
    接続部に配置されており、 この場合シリンダ・ピストンユニツトの急激な
    運動を回避するために、シリンダ・ピストンユニ
    ツトに通じる供給導管及び戻し導管導管の横断面
    を減少させる絞りが設けられていて、シリンダ・
    ピストンユニツトに対する油圧媒体の絞られた供
    給及び戻しが圧力下において行われる形式のもの
    において、 シリンダ・ピストンユニツト9,7,21,2
    5,28のうちの少なくとも幾つかが複動式のシ
    リンダ・ピストンユニツト17,21,25,2
    8であり、 複動式のシリンダ・ピストンユニツトの両方の
    圧力室48,49が供給導管区分51〜58及び
    戻し導管区分59〜66を介して供給導管31及
    び戻し導管32と接続されており、 複動式のシリンダ・ピストンユニツト17,2
    1,25,28のための各戻し導管区分59〜6
    6に、戻し導管32に向かつて開放する貫流位置
    を備えた制御弁81〜88が配置されており、 供給導管区分51〜58に、供給導管31にお
    ける油圧媒体の流れ方向において開放する各1つ
    の逆止弁78が配置されていることを特徴とす
    る、処置椅子用の油圧式の制御装置。 2 各複動式のシリンダ・ピストンユニツト1
    7,21,25,28の両圧力室48,49のう
    ちの一方の圧力室49が第1の供給導管分岐路7
    6とかつ他方の圧力室48が第2の供給導管分岐
    路77と接続されており、両供給導管分岐路7
    6,77において流れ方向で見て供給導管区分5
    1〜58の前にそれぞれ制御弁92,93が配置
    されている、特許請求の範囲第1項記載の制御装
    置。 3 シリンダ・ピストンユニツトのすべてのピス
    トン室48が一方の供給導管分岐路77とかつシ
    リンダ・ピストンユニツトのすべてのピストン環
    状室49が他方の供給導管分岐路76と接続され
    ている、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    制御装置。 4 戻し導管区分59〜66及び供給導管分岐路
    76,77における制御弁81〜88;92,9
    3が2ポート2位置方向切換え弁である、特許請
    求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項記
    載の制御装置。 5 供給導管31と戻し導管32とに共通の制御
    弁16が設けられている、特許請求の範囲第1項
    から第4項までのいずれか1項記載の制御装置。 6 制御弁16が4ポート2位置方向切換え弁で
    ある、特許請求の範囲第5項記載の制御装置。 7 供給導管31において供給導管区分51〜5
    8の上流にかつ戻し導管32において戻し導管区
    分の下流に少なくとも1つの絞り100,101
    が配置されている、特許請求の範囲第5項又は第
    6項記載の制御装置。 8 絞り100,101が制御弁16に一体に組
    み込まれている、特許請求の範囲第7項記載の制
    御装置。 9 絞り100,101が絞り切欠き133〜1
    36によつて形成されている、特許請求の範囲第
    8項記載の制御装置。 10 絞り切欠き133〜136が、戻し流が送
    り流よりも強く絞られるように構成されている、
    特許請求の範囲第9項記載の制御装置。 11 制御弁16がばね33によつて、供給導管
    31及び戻し導管32を遮断する位置に向かつて
    プレロードをかけられている、特許請求の範囲第
    5項から第10項までのいずれか1項記載の制御
    装置。 12 制御弁16が前制御弁95によつてばね3
    3に抗して前制御されている、特許請求の範囲第
    11項記載の制御装置。 13 前制御弁95が2ポート2位置方向切換え
    弁である、特許請求の範囲第12項記載の制御装
    置。 14 前制御弁95が、制御弁16の上流におけ
    る供給導管区分35を制御弁16の下流における
    戻し導管区分36と接続している制御導管96に
    配置されていて、該制御導管が前制御弁95の上
    流で制御導管区分99を介して制御弁16と接続
    されており、制御導管96において流れ方向で見
    て分岐箇所の後ろに絞り102が配置されてい
    る、特許請求の範囲第12項又は第13項記載の
    制御装置。 15 供給導管31を遮断する制御弁位置におい
    て、制御弁16の上流に位置する供給導管区分3
    5が、シリンダ・ピストンユニツトから延びてい
    る戻し導管区分37,38と接続されている、特
    許請求の範囲第5項から第14項までのいずれか
    1項記載の制御装置。 16 供給導管区分35と戻し導管区分37,3
    8との間における通路に絞り34が配置されてい
    る、特許請求の範囲第15項記載の制御装置。 17 処置椅子の椅子上部3の移動のため、背も
    たれ5の傾斜調節のため、頭支持部6の走入及び
    走出のため及び(又は)頭支持部6の傾斜調節の
    ために複動式のシリンダ・ピストンユニツト1
    7,21,25,28が使用されている、特許請
    求の範囲第1項から第16項までのいずれか1項
    記載の制御装置。 18 処置椅子1の高さ調節のために単動式のシ
    リンダ・ピストンユニツト9が設けられている、
    特許請求の範囲第1項から第17項までのいずれ
    か1項記載の制御装置。 19 シリンダ・ピストンユニツト9の供給導管
    区分41及び戻し導管区分37にそれぞれ制御弁
    43,47が配置されている、特許請求の範囲第
    18項記載の制御装置。 20 制御弁43,47が2ポート2位置方向切
    換え弁によつて形成されている、特許請求の範囲
    第19項記載の制御装置。 21 シリンダ・ピストンユニツト9,17,2
    1,25,28に接続する戻し導管区分37,5
    9〜66に、調節可能な絞り46,89が配置さ
    れている、特許請求の範囲第1項から第20項ま
    でのいずれか1項記載の制御装置。 22 制御弁16の弁スプール117が、制御弁
    16のケーシング111を貫いて延びている軸方
    向のコントロールピン118と結合されている、
    特許請求の範囲第1項から第21項までのいずれ
    か1項記載の制御装置。 23 異なつた長さL,lの少なくとも各2つの
    制御切欠き133,134;135,136が設
    けられている、特許請求の範囲第9項又は第10
    項記載の制御装置。 24 絞り100,101が、弁スプール117
    内を延びているバイパス122,123に配置さ
    れている、特許請求の範囲第8項記載の制御装
    置。 25 供給導管分岐路76,77及び戻し導管区
    分59〜66に配置された制御弁81〜88,9
    2,93の少なくとも一部分が前組立て可能な制
    御ブロツク105,106にまとめられていて、
    該制御ブロツクが処置椅子1の座部4の中空室に
    配置されている、特許請求の範囲第1項から第2
    4項までのいずれか1項記載の制御装置。
JP61301901A 1985-12-20 1986-12-19 処置椅子用の油圧式の制御装置 Granted JPS62155852A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3545446.6 1985-12-20
DE19853545446 DE3545446A1 (de) 1985-12-20 1985-12-20 Hydraulische steuereinrichtung fuer einen behandlungsstuhl

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62155852A JPS62155852A (ja) 1987-07-10
JPH0370972B2 true JPH0370972B2 (ja) 1991-11-11

Family

ID=6289170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61301901A Granted JPS62155852A (ja) 1985-12-20 1986-12-19 処置椅子用の油圧式の制御装置

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JPS62155852A (ja)
DE (1) DE3545446A1 (ja)
DK (1) DK161301C (ja)
FI (1) FI82183C (ja)
IT (2) IT1196855B (ja)
SE (1) SE469873B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3878566D1 (de) * 1988-12-14 1993-03-25 Siemens Ag Zahnaerztlicher patientenstuhl.
JPH02123212U (ja) * 1989-03-23 1990-10-09
DE69317052T2 (de) * 1993-12-22 1998-06-10 Tecnodent S P A Verstellbarer Stuhl für medizinische Verwendung
JPH07298942A (ja) * 1994-05-06 1995-11-14 Shinmeiwa Ribitetsuku Kk 理美容用椅子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722916U (ja) * 1980-07-10 1982-02-05
JPS59909U (ja) * 1982-06-25 1984-01-06 柳沢 要三郎 建造物用水平位置割出器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1179330B (de) * 1962-10-30 1964-10-08 Adam Schneider G M B H Zahnaerztlicher Patientenstuhl
US3982741A (en) * 1975-03-25 1976-09-28 Affiliated Hospital Products, Inc. Operating table or the like with geometrically compensated differentially movable load sharing multiple hydraulic cylinder and piston arrangement
JPS5814222B2 (ja) * 1980-02-19 1983-03-17 株式会社 モリタ製作所 治療台等の動作部の油圧駆動制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722916U (ja) * 1980-07-10 1982-02-05
JPS59909U (ja) * 1982-06-25 1984-01-06 柳沢 要三郎 建造物用水平位置割出器

Also Published As

Publication number Publication date
DE3545446C2 (ja) 1987-11-19
FI82183C (fi) 1991-02-11
FI865148A0 (fi) 1986-12-17
SE469873B (sv) 1993-10-04
FI82183B (fi) 1990-10-31
DK618486A (da) 1987-06-21
DK161301C (da) 1991-12-02
FI865148A (fi) 1987-06-21
DK161301B (da) 1991-06-24
DE3545446A1 (de) 1987-07-02
SE8605453D0 (sv) 1986-12-18
SE8605453L (sv) 1987-06-21
IT8667945A0 (it) 1986-12-18
JPS62155852A (ja) 1987-07-10
IT8654218V0 (it) 1986-12-18
DK618486D0 (da) 1986-12-19
IT1196855B (it) 1988-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4401009A (en) Closed center programmed valve system with load sense
JP3916559B2 (ja) 圧力補償型流量制御装置を備えた油圧制御バルブシステム
KR100636863B1 (ko) 유압회로
JPH10500472A (ja) 油圧式の少なくとも2つのアクチュエータのための制御装置
JPH0448967B2 (ja)
US6895852B2 (en) Apparatus and method for providing reduced hydraulic flow to a plurality of actuatable devices in a pressure compensated hydraulic system
US4811649A (en) Hydraulic control apparatus
JPH0718446B2 (ja) 流体安全制動弁装置
JPH0674204A (ja) 複数の消費器のための油圧式の制御装置
JPH0370972B2 (ja)
JPS5845603B2 (ja) サ−ボモ−タの作業量を調節するための装置
US6256987B1 (en) Hydraulic operating apparatus
JPS5817901B2 (ja) 制御バルブ
JPS6134590B2 (ja)
US5237802A (en) Lift system for a cotton harvester
JP2632728B2 (ja) 作業機シリンダの制御弁装置
KR100342109B1 (ko) 위치와 적용되는 힘에 대하여 제어 가능한, 트랙터 및 농업용 기계에 대한 유압식 호이스트 및 이러한 호이스트용 디스트리뷰터
US7137330B2 (en) Vehicle seat adjustment with actuator isolation valves
JP3242535B2 (ja) 作業機の昇降速度制御装置
US4276811A (en) Closed center programmed valve system with load sense
JP4719423B2 (ja) 圧力制御弁
US4199293A (en) High pressure implement circuit for loader with slow and fast dump position
US4265273A (en) High pressure implement circuit for loader with slow and fast dump position
JP2515787Y2 (ja) 移動農機の油圧リフト装置
JP3601965B2 (ja) 作業機の油圧装置