JPH0370610B2 - - Google Patents

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JPH0370610B2
JPH0370610B2 JP57117416A JP11741682A JPH0370610B2 JP H0370610 B2 JPH0370610 B2 JP H0370610B2 JP 57117416 A JP57117416 A JP 57117416A JP 11741682 A JP11741682 A JP 11741682A JP H0370610 B2 JPH0370610 B2 JP H0370610B2
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JP
Japan
Prior art keywords
spacer
mold
cylinder
rod
tire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57117416A
Other languages
English (en)
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JPS597031A (ja
Inventor
Nobuhiko Irie
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11741682A priority Critical patent/JPS597031A/ja
Publication of JPS597031A publication Critical patent/JPS597031A/ja
Publication of JPH0370610B2 publication Critical patent/JPH0370610B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液圧シリンダによつて昇降テーブル
を介し金型を締付ける形式の液圧式のタイヤ加硫
プレスに関するものである。
従来の液圧式タイヤ加硫プレスでは、加硫タイ
ヤを金型内に搬入させるために、昇降テーブルの
ストロークが乗用車用タイヤプレスの場合には約
1000mm、トラツク、バス用タイヤプレスの場合に
は約2000mmとなり、金型を締付ける液圧シリンダ
のストロークもそれに応じて長く形成されている
ため、タイヤ加硫時に、その液圧シリンダの液圧
ラインのパツキン洩れ等による圧力低下を生ずる
と、上下金型の合せ面における隙間が制限開き量
を超えるような事態を生じ、金型内部の加硫媒体
(蒸気、高圧温水、高温高圧ガス)が外部へ噴出
する危険性があるため、従来は、それに対処する
ためにブリーチロツクリング等の高コスト部品を
使用したり、圧力スイツチによる液圧制御等の装
置を施していたが、それらの装置は上下金型間の
隙間解消手段としては必らずしも最適なものとは
言えない。そこで、本出願人は特願昭56−168601
号として、上記したタイヤ加硫プレスにおける難
点を解消するため、加圧シリンダによつて昇降テ
ーブルを介し金型を締付ける構成にしたタイヤ加
硫プレスで、前記昇降テーブルに、金型締付時に
前記加圧シリンダと前記昇降テーブル間に介装さ
れて該加圧シリンダの加圧力を前記金型に伝達す
るスペーサを移動可能に配設し、安全性が高くし
かも低コストにして機械的に金型の開きを防止す
ることができるタイヤ加硫プレスを提案した。
しかしながら、金型の厚み(上・下金型の合計
高さ)は一定ではなく、このため、加圧用液圧シ
リンダは金型の厚み差に相当する余分ストローク
を付与させねばならず、余分ストロークを付与す
ると金型の開きに問題が生じ、代りに金型交換時
にスペーサに調整ライナを設けてこれを交換する
ようにしたものでは作業能率が低下するという問
題がある。さらに、スペーサを装入するにあた
り、スペーサの上下部分と相手側との間に隙間が
存在すると加圧シリンダの加圧ストロークはこの
隙間を補い、且つ、加圧によるプレスフレームの
伸びを補う必要が生じる。このため、加圧シリン
ダ内の液圧が洩れた場合にはスペーサの上下部分
と相手側との間の隙間分だけ、上下金型の間の開
きが発生し、加硫媒体の噴出事態を招く可能性が
あるという問題をもつている。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、加
圧シリンダによつて昇降テーブルを介し金型を締
付ける構成よりなるその昇降テーブルに、金型締
付時に前記加圧シリンダと昇降テーブルとの間に
介装されて該加圧シリンダの加圧力を金型に伝達
するスペーサを移動可能に配設し、このスペーサ
を伸縮可能に構成して、加圧シリンダーによる加
圧前にスペーサを所定長さより若干短縮した状態
で加圧シリンダーの直下に移動し、そこで駆動機
構を作動してスペーサを伸長して加圧シリンダ
ー、スペーサ及び昇降テーブルの間に隙間をなく
しているので、昇降テーブルを下降せしめて加硫
タイヤを加硫する際には、スペーサが正確にかつ
上下隙間がないように該昇降テーブルと加圧シリ
ンダ内に介装されることになり、その加圧シリン
ダのストロークは単に金型に加圧力を付与するだ
けのしかもプレスフレームの加圧による伸び分を
補正するだけの極く短い締付ストロークとするこ
とができ、故障等により加圧シリンダ内の圧力が
低下しても介装されたスペーサによりプレスフレ
ームの加圧による伸び量以上の金型の開きを確実
に防止できて、加硫媒体の噴出の事態には至らな
い。また、前記のようにスペーサを介装せしめて
加圧シリンダの締付ストロークを極く短かくして
いるので、金型締付を即時にかつ正確に行なうこ
とができる。
以下、本発明の実施例を図示について説明す
る。
第1図、第2図、第3図に本発明の一実施例を
示し、図中1はプレスフレーム、2は昇降テーブ
ル、3は断熱板、4は上部熱板、5は上部金型、
6は下部金型、aは加硫タイヤ、8は下部熱板、
9は断熱板、10は加圧シリンダ、11は補助シ
リンダ、12は伸縮自在のスペーサー、13はタ
イヤ内部の熱媒体供給装置であつて、それらの主
要部品によつてタイヤ加硫プレスが構成されてい
る。
第1図には2連プレスの正面図を示し、左側の
一連はプレス閉にてタイヤ加硫中の状態を、右側
の一連はプレス開にてタイヤ搬入前の待機状態を
図示しており、補助シリンダ11は、プレスフレ
ーム1の側面ブラケツト14にボルト15にて固
定され、そのロツド16と昇降テーブル2がネジ
により連結されている。加圧シリンダ即ち液圧シ
リンダ10は、プレスフレーム1の上部の取付座
17にボルト18にて固定され、下降している昇
降テーブル2と後記の伸縮自在のスペーサー12
を介して上、下部金型5,6を単に所定圧にて締
付けるだけの極く短い締付ストロークになつてい
る。昇降テーブル2と断熱板3、上部熱板4およ
び上部熱板4と上部金型5、下部金型6と下部熱
板8、下部熱板8、断熱板9とプレスフレーム1
は、図示外のボルトにて夫々固定されている。伸
縮自在のスペーサ12は、特に第2図、第3図に
示すように昇降テーブル2上に縦方向配置にて水
平方向に移動可能に配設されており、その具体的
な構造は、昇降テーブル2の一端部にボルト20
にて固設されたブラケツト19、ブラケツト19
の上下に配設されたブツシユ21,22、ブツシ
ユ21,22に上下摺動および回転自在に嵌挿さ
れた軸23、軸23の上部に螺合されたナツト2
5、ナツト25の下側に嵌装された座金26とス
ラストベアリング27を介装したベアリングホル
ダー28、ブツシユ21とベアリングホルダー2
8の間に介装され軸23を上方に付勢したバネ2
9、ブツシユ21の上下に配置した座金30,3
1を設け、また、スペーサー12から突設したア
ーム32′の先端の筒部32を、ブツシユ21,
22間において軸23に嵌装しピン24止めし
て、スペーサー12は、垂直方向の軸23にて水
平方向に移動自在にされ、かつ加圧シリンダ10
のロツド36が引込められている際には、バネ2
9によつて上昇している軸23にてスペーサー1
2の下端が昇降テーブル2の上面から少し浮上つ
て隙間を生じ前記水平移動が円滑になるようにな
つており、又上記ロツド36との間にも隙間が生
じるようにされている。さらに、第2図に示すよ
うにアーム32′から突設されたレバー33と昇
降テーブル2に取付けたシリンダ35のロツド端
とを接手34を介して枢着し、シリンダ35の伸
縮操作によりスペーサー12が軸23を中心にし
て矢示方向に移動され位置イとロに移動配置され
る構造になつている。
また、第3図はスペーサー12の詳細構成を示
す図で、37は前記スペーサー12の頭部のネジ
12aに噛み合わされたナツトで、ナツト37に
はロツド38が図示の如き公知の手段により固着
され、該ロツド38は前記スペーサー12の内筒
部分に装着された軸受39で案内されるようにな
つている。前記ロツド38はその内筒部に軸受4
0を装備し、スペーサー12の下部に図示の如き
公知の手段で回転自在(しかし上下方向には拘束
されている)に装架された駆動軸41を案内して
いる。前記駆動軸41には軸方向にキー溝41a
を有し、前記ロツド38に公知の手段で埋設され
たキー42がキー溝41aに係合するように組み
込まれている。ロツド41の下方部には公知の手
段で歯車43が固着され、スペーサー12の側壁
部の切欠窓から前記スペーサー内部の歯車43に
噛みあう歯車44が前記アーム32′に回転自在
に装架されている。歯車44の駆動軸45の軸端
には歯車46が装備され、前記アーム32′に固
着された回転駆動装置47の出力軸に装備された
歯車48に噛み合わされている。従つて回転駆動
装置47の回転力は歯車48,46,44,43
を経由して駆動軸41に伝えられ、キー42によ
つてさらにロツド38に伝達されナツト37を回
転することができることになる。ナツト37の回
転によつてロツド38は上昇又は下降するが、キ
ー42は長いキー溝41a内を移動するのでナツ
ト37の上昇又は下降を阻げない。又、スペーサ
12の伸長時、ナツト37がシリンダー10のロ
ツド36に接触した後、スペーサ12は下方に移
動が必要となるがスプリング22で浮いた状態と
されているので動きは阻げられない。
本実施例は、前記したような構造になつている
ので、第1図の右側に示すプレスの待機位置にお
いて、図示外の未加硫タイヤ搬入装置によつてプ
レス内に加硫すべきタイヤaを搬入して下部金型
6に着座させたのち、補助シリンダ11のロツド
16を伸ばしてテーブル2、断熱板3、上部熱板
4、上部金型5を一緒に下降させて下部金型6上
に位置せしめ、次にシリンダ35のロツドを伸長
(液圧又は空気圧)せしめると、スペーサー12
が、第2図に示す位置ロから位置イに移動され
て、下降している昇降テーブル2の中央部に至り
かつ加圧シリンダ10のロツド36の直下に配置
される。そこで、回転駆動装置47によりナツト
37を上昇せしめることによりスペーサーの長さ
を伸長し、引込められた加圧シリンダ10のロツ
ド36とテーブル2の間の隙間を0とする。その
後、加圧シリンダ10に液圧を供給するとスペー
サー12と昇降テーブル2を介して上部金型5と
下部金型6を締付けることができる。
また、加硫されたタイヤを取出す際は、加圧シ
リンダ10内の液圧を除去し、前記回転駆動装置
47を逆転してナツト37を下降せしめてスペー
サー12の長さを短かくし、次にシリンダ35の
ロツドを縮めると、スペーサー12が第2図に示
す位置ロに水平移動され加圧シリンダ10の位置
から外されるため、さらに補助シリンダ11,1
1のロツド16,16を引上げることにより昇降
テーブル2を介して上部金型5側を第1図右側に
示すように上昇でき、加硫済のタイヤを取出すこ
とができる。
図示した実施例は、前記したようになつている
ので、昇降テーブル2を下降せしめて加硫タイヤ
aを加硫するに際し、スペーサー12が、昇降テ
ーブル2の略中心位置に移動配置イされて、昇降
テーブル2と加圧シリンダ10のロツド36下端
間に正確に介装され、テーブル2とロツド36間
の隙間をなくすようスペーサーが伸長されるの
で、その加圧シリンダ10のストロークは、単に
金型の加圧力を付与するだけの極く短かい締付ス
トロークに設計することができ、該加圧シリンダ
10にてスペーサー12と昇降テーブル2を介し
上、下部金型5,6を即時に締付けることができ
るとともに、その加圧シリンダ10は極く短い締
付ストロークであるため、それに故障等による液
圧低下を生じても、上、下部金型5,6間の開き
が極めて少ない量にとどめられる。
なお、図示の実施例では、スペーサー12内に
設けたロツド41を歯車43,44を介し軸41
で駆動することにより、ナツト37をまわしてい
るが、代りに軸45を上方に延長し、延長端に固
着した歯車と該歯車と噛み合う相手歯車をナツト
37に固着することにより軸45の駆動によりナ
ツト37をまわすようにしてもよい。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すタイヤ加硫プレ
スの正面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
同スペーサー部分の拡大断面図である。 1…プレスフレーム、2…昇降テーブル、5,
6…上、下部金型、10…加圧シリンダ、11…
補助シリンダ、12…スペーサー、23…スペー
サーの移動用の軸、36…加圧シリンダのロツ
ド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加圧シリンダによつて昇降テーブルを介し金
    型を締付ける構成にしたタイヤ加硫プレスにおい
    て、金型締付時に前記加圧シリンダと前記昇降テ
    ーブル間に介装されて前記加圧シリンダの加圧力
    を前記金型に伝達するスペーサを水平方向移動可
    能に前記昇降テーブルに配設し、前記スペーサを
    該スペーサの高さが調節できるよう伸縮可能に構
    成するとともに前記スペーサに同スペーサの高さ
    を調節する駆動機構を具備したことを特徴とする
    タイヤ加硫プレス。
JP11741682A 1982-07-06 1982-07-06 タイヤ加硫プレス Granted JPS597031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11741682A JPS597031A (ja) 1982-07-06 1982-07-06 タイヤ加硫プレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11741682A JPS597031A (ja) 1982-07-06 1982-07-06 タイヤ加硫プレス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS597031A JPS597031A (ja) 1984-01-14
JPH0370610B2 true JPH0370610B2 (ja) 1991-11-08

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ID=14711099

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JP11741682A Granted JPS597031A (ja) 1982-07-06 1982-07-06 タイヤ加硫プレス

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JP (1) JPS597031A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167916A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58122843A (ja) * 1982-01-18 1983-07-21 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58122843A (ja) * 1982-01-18 1983-07-21 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167916A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機

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JPS597031A (ja) 1984-01-14

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