JPH0370283A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像の高速再生を行うに好適な磁気記録再生
装置に関する。

〔従来の技術〕

８■ＶＴＲでは４周波パイロット信号を用いた制御方式
を使用している。この方式は、周波数の異なる４つのパ
イロット信号を各トラック毎に循環して周波数多重配録
し、再生時に両隣接トラックからのクロストーク成分と
して得られるパイロット信号のレベルが等しくなるよう
にトラッキング制御する方式である。この方式は、高速
再生時のノイズバーも上記と同様の方式を利用してクロ
ストーク成分を比較して制御を行っている。

このように高速再生を行った場合、現状の技術ではクロ
ストーク成分が等しくなるように制御するため、つねに
同じ位置にノイズバーが出てしまうていた。

なおこの種の装置として関連しているものに実開昭５３
−９９３４２　　号が上げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では高速再生時にノイズバー制御を行って
いるが、画面ではノイズバー信号は固定された位置に出
ていた。そのため使用者が高速再生により、再生したい
画面を捜す時に、画面情報とノイズバーの位置の関係に
よっては、必要な情報が得られず、捜し出せない場合が
あり、この点はまたぐ考慮されていなかった。本発明は
、ノイズバーの制御信号として使用するクロストーク信
号にオフセットを加えて、使用者がノイズバーの位置を
ずらすことが可能な装置を提供することが目的である。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、ノイズバー制御用に利用し
ている両隣接トラックのクロストーク成分にオフセット
電圧を加えて、その電圧の高低により、ノイズバーの制
御位置を変化できるようにしたものである。

〔作用〕

ノイズバー制御のクロストーク成分に、オフセット電圧
を加えることにより、ノイズバーの追い込む位置を調整
し、画面上の任意の位置にノイズバーを固定することが
可能となる。これにより、ノイズバーの影にかくれた情
報を見ることが出来るようになった。

〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は全体として８ｍＶＴＲの高速再生時の位相制御
回路をブロック図により示しである。

ヘッドｌより取り込まれた記録信号は、プリアンプによ
り増幅される。次段のバンドパスフィルター３により、
記録信号からパイロット信号をぬきとる。そのパイロッ
ト信号は、内部発振より選択された信号により減算回路
４及び４′により減算されて、隣接のクロストーク成分
となる。クロストーク成分を検波回路５及び５′により
、クロストーク成分の量を電圧値として表わすようにす
る。

ここでトラックの前後のクロストーク成分を電圧値に変
換したことになるが、これを比較回路６で比較する前に
、オフセット発生回路７によって出力されたオフセット
電圧を、前後トラックの検波レベルにどの程度加えるか
により、ノイズバーの固定される位置が決定される。

本実施例によれば、高速再生した場合、オフセット電圧
を前後トラックの検波レベルにどの程度加えるかによっ
て、ノイズバーの固定する位置を任意に変化することが
できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、オフセット電圧の加える量により、ノ
イズバーの固定される位置が自由に変化できるため、高
速再生により必要な画面を捜す場合、より捜しやすくな
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。１１・
・・ヘッド　　　　　　２・・・プリアンプ３・・・バ
ンドパスフィルター ４．４′・・・減算回路　　　５．５′・・・検波回路
６・・・比較回路　　　　　７・・・オフセット発生回
路ノ 一一一門

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、回転ヘッドによって、斜めにトラック上に、映像信
   号が記録されると共に、上記トラックの一部に、相異な
   る４つのパイロット信号を記録した磁気テープが、回転
   ヘッドにより再生される再生装置において、上記トラッ
   クの再生信号から上記パイロット信号を検出して、高速
   再生時のノイズバーの制御の誤差信号を出力する場合、
   その誤差信号に任意のオフセット信号を加算して再生信
   号内のノイズバーの位置を任意に変化できるような制御
   が可能なことを特徴とする磁気記録再生装置。