JPH0370148A - 半導体装置のフィンガリード折曲方法 - Google Patents

半導体装置のフィンガリード折曲方法

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JPH0370148A
JPH0370148A JP20484989A JP20484989A JPH0370148A JP H0370148 A JPH0370148 A JP H0370148A JP 20484989 A JP20484989 A JP 20484989A JP 20484989 A JP20484989 A JP 20484989A JP H0370148 A JPH0370148 A JP H0370148A
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JP
Japan
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finger
lead
carrier tape
chip
heating plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP20484989A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Shirasaki
友之 白嵜
Ryukichi Tanaka
田中 隆吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH0370148A publication Critical patent/JPH0370148A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体装置のフィンガリード折曲方法に関し
、特に、ICチップのバンプ電極に接合されたキャリヤ
テープのフィンガリードを折曲する方法に関する。
[従来の技術1 従来のT A B (Tape Automated 
Bonding)方式と称される半導体5t21の接合
方法では、まず第5図に示すように、キャリヤテープl
上のフィンガリード2の先端をICチップ3上のバンプ
電極4に熱圧着ヘッド(図示せず)で熱圧着して接合し
、次いでフィンガリード2がICチップ3の上面と接触
してショートするのを防止するために、fln6図に示
すように、プレス加工によってフィンガリード2をIC
チップ3の上面から離間する方向に折曲している。
〔発明が解決しようとする課!i1] しかしながら、従来のこのような半導体装置の接合方法
では、フィンガリード2を折面する工程において、フィ
ンガリード2のバンプ電極4の近傍における折曲部分2
aにクラックが発生して切断しやすくなったり、切断し
てしまったりすることがあり、ひいては信が性が低下し
、また歩留りが低下してしまうという問題があった。
すなわち、フィンガリード2がICチップ3の上面と接
触してショートするのを十分に防止するには、フィンガ
リード2の萌げ角0(第6図参照)が大きいほどよいが
、一般的には2O4程度としている。このため、折曲す
る前の状態におけるフィンガリード2の基1g部から先
端側の折曲部分2aまでの長さLo  (第5図参照)
を5001tmとし、西げ角0を20’とした場合には
、折曲後の長さL+  (第6図参照)が元の長さLO
よりも32pm長くなり、その伸び率Eが次式から明ら
かなように8.4%となってしまう。
E= (L+  −Lo )Xi/Lo X100=8
.4しかるに、フィンガリード2の一般的な材料である
銅箔では、常温での伸び率が6.4%であるとその限界
(I PC規格では一般電解銅箔の伸び率は常温で3.
0%と規定されている。)を越えてしまい、クラックや
切断が発生しやすくなってしまうからである。
この発明は上述の如き事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、フィンガリードを十分に折曲し
てもクラックや切断が発生しにくいようにすることので
きる半導体装置のフィンガリード折曲方法を提供するこ
とにある。
[5題を解決するための手段〕 この発明は上記課題を解決するために、ICチップ上の
バンプ電極に接合された。キャリヤテープ上のフィンガ
リードを、加熱した状態で折曲するようにしたものであ
る。
[作 用J この発明によれば、常なではなく、加熱した状態におい
て、フィンガリードを折曲することになるので、フィン
ガリードが常温における場合よりも伸びやすくなり、こ
のためフィンガリードの伸び率が常温における場合の限
界を越えてもクラックや切断が発生しに〈〈なり、した
がって信頼性や歩留りの向上を図ることができることに
なる。
[実施例1 以下、第1図〜第4図を参照しながら、この発明の一実
施例を詳細に説明する。
まず、第1図及び第2図を参照しながら説明すると、I
Cチップ11は、上面に配線パターン(図示せず)が設
けられ、この配線パターンの上面の周囲に金等からなる
バンプ電極12が設けられ、このバンプ電極12を除く
配線パターンの上面に保!I膜(図示せず)が設けられ
た構造となっている。一方、キャリヤテープ13は、所
定の箇所にICチップ11の外形形状よりも大きめの開
口14が設けられ、この開口14の周囲における上面に
銅または銅合金からなるフィンガリード15がその一端
を片持ち状に突出されて設けられた構造となっている。
そして、フィンガリード15を折曲する前の工程におい
て、ICチップ11がキャリヤテープ13の開口14の
中央部に配置され、キャリヤテープ13のフィンガリー
ド15の突出端がICチップ11のバンプ電極12の上
面に図示しない熱圧着ヘッドによって熱圧着されて接合
される。
フィンガリード15とバンプ電極12との接合には40
0〜450℃で0.5〜2秒間程度熱圧着する。
このような熱圧着が行われた後におけるICチップ11
はキャリヤテープ13と共に、第1134に示すように
、上型21と下型22との間の所定の位置に配置される
。上型21は、上型本体23の中央部にポンチ24が設
けられ、このポンチ24の周囲における上型本体23の
下面にコイルスプリング25を介して加熱板26が上下
動自在に設けられ、この加熱板26の内部にヒータ27
が設けられた構造となっている。加熱板26のポンチ2
4と対応する箇所には、キャリヤテープ13の開口14
とほぼ同じ大きさの開口28が設けられている。コイル
スプリング25が最大に伸びた通常の状ぷでは、加熱板
26の下端面はポンチ24の下端面よりも所定の距離だ
け下方に位置している。下型22の加熱板26の開口2
8と対向する箇所には同様の大きさの開口29が設けら
れている。
そして、上型21が下降すると共に下型22が上昇する
と、まず第3図に示すように、ヒータ27によって加熱
されている加熱板26の下端面と下型22の上面との間
に、キャリヤテープ13の開口14の周囲における部分
が挾持され、この挾持力によってキャリヤテープ13の
開口14の周囲における部分のゆがみやしわが矯正され
ると共に、加熱板26の下端面と接触したフィンガリー
ド15が全体的に加熱される。このとき、フィンガリー
ド15のバンブ電極12と接合された部分が加熱板z6
及び下型22の開口28.29内に閉じ込められるので
、この開口28.29内におけるフィンガリード15が
効率良くかつ均一に加熱されることになる。この後、上
型21のみが更に下降すると、第4図に示すように、加
熱板26がコイルスプリング25の力に抗して相対的に
上昇することにより、ポンチ24の下端面がICチップ
11のバンプ電極12上のフィンガリード15の突出端
を押圧し、これによりフィンガリード15がICチップ
11から離間する方向に折曲される。
このように、この半導体装置のフィンガリード折開方法
では、常温ではなく、加熱板26によって加熱した状態
において、フィンガリード15を折tlbすることにな
るので、フィンガリード15が常温における場合よりも
伸びやすくなり、このためフィンガリード15の伸び率
が常温における場合の限界を越えてもクラックや切断が
発生しに〈〈なり、したがって信頼性や歩留りが向上す
ることになる。また、実施例の場合、フィンガリード1
5を折山する際、ポンチ24はフィンガリード15のバ
ンブ電極12に対応する部分を圧接するようにしている
。このことは、ICチップ11の上面に直接ポンチ24
を当接するとICチップ11が傷付き、不良となること
を回避している。
例えば、フィンガリード15を高温(170℃以上)で
35%程度伸びる銅または銅合金によって形威し、加熱
板26によってフィンガリード15を高温(170℃以
上)に加熱した状態で。
フィンガリード15を折曲してその+fhげ角θ(第6
図参照)を40’としたとする。すると、折面する前の
状態におけるフィンガリード15の基端部から先端側の
折曲部分までの長さLo  (第5図参照)が500 
gmであると、折曲後の長さL+(第6図参照)が元の
長さLOよりも153ILm長くなり、その伸び率Eが
次式から明らかなように30.6%となる。
E= (L+  −Lo )Xi/Lo XI 0O=
30.8したがって1曲げ角0が40°とかなり大きく
ても、伸び率Eが31%程度で、35%よりも小さく、
許容aVR内であるので、クラックや切断が発生しにく
く、信頼性及び歩留りの高い半導体装置が得られること
になる。
[発明の効果1 以上説明したように、この発明によれば、常温ではなく
、フィンガリードを加熱した状態で折曲しているので、
フィンガリードが常温における場合よりも伸びやすくな
り、このためフィンガリードの伸び率が常温における場
合の限界を越えてもクラックや切断が発生しにくくなり
、したがって信頼性や歩留りの向上を図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の一実施例における半導体装
置のフィンガリード折開方法を説明するためのもので、
このうち第1図はICチップのバンブ電極に接合された
キャリヤテープのフィンガリードを加熱及び折曲する前
の状態を示す断面図、第2図は同状態におけるICチッ
プ及びキャリアテープの一部の平面図、第3図はキャリ
ヤテープのフィンガリードを加熱した状態を示す断面図
、第4図はキャリヤテープのフィンガリードを折曲した
状態を示す断面図、第5図及び第6図は従来の半導体装
置の接合方法の一例を説明するためのもので、このうち
第5v4はキャリヤテープのフィンガリードをICチッ
プのバンブ電極に熱圧着する工程を示す断面図、第6図
はキャリヤテープのフィンガリードを折面する工程を示
す断面図である。 11・・・・・・ICチップ、12・・・・・・バンブ
電極、13・・・・・・キャリヤテープ、15・・・・
・・フインガリード、 21・・・・・・上型、 22・・・・・・下型、 24・・・・・・ポン チ、 26・・・・・・加熱板。 特 許 出 願 人 カシオ計算機株式会社 四 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ICチップ上のバンプ電極に接合された、キャリヤテー
    プ上のフィンガリードを、加熱した状態で折曲すること
    を特徴とする半導体装置のフィンガリード折曲方法。
JP20484989A 1989-08-09 1989-08-09 半導体装置のフィンガリード折曲方法 Pending JPH0370148A (ja)

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JP20484989A JPH0370148A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 半導体装置のフィンガリード折曲方法

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JP20484989A JPH0370148A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 半導体装置のフィンガリード折曲方法

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JPH0370148A true JPH0370148A (ja) 1991-03-26

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ID=16497414

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JP20484989A Pending JPH0370148A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 半導体装置のフィンガリード折曲方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0531233U (ja) * 1991-09-30 1993-04-23 関西日本電気株式会社 リード整形金型
JPH05257159A (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk 液晶表示パネルの実装方法および圧着ツール
KR101105230B1 (ko) * 2009-07-14 2012-01-13 (주)창조엔지니어링 열압착식 본딩 헤드 및 이를 이용한 열압착 본딩 방법

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JPH0531233U (ja) * 1991-09-30 1993-04-23 関西日本電気株式会社 リード整形金型
JPH05257159A (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk 液晶表示パネルの実装方法および圧着ツール
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