JPH0369658A - 面ファスナの染色方法及び染色装置 - Google Patents

面ファスナの染色方法及び染色装置

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JPH0369658A
JPH0369658A JP20354489A JP20354489A JPH0369658A JP H0369658 A JPH0369658 A JP H0369658A JP 20354489 A JP20354489 A JP 20354489A JP 20354489 A JP20354489 A JP 20354489A JP H0369658 A JPH0369658 A JP H0369658A
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JP
Japan
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hook
loop fastener
fastener elements
ink droplets
dyeing
Prior art date
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JP20354489A
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English (en)
Inventor
Manpei Ishizaki
石崎 万平
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DAIICHI SENI KAKO KK
Original Assignee
DAIICHI SENI KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、面ファスナにその接合面から模様を染色す
る方法及びその方法の実施に使用する装置に関するもの
である。
(従来の技術) 面ファスナは、基布の片面にループ等の鉤止部材を起設
したテープ(以下「凹面テープ」という)とフック等の
鉤状部材を起設したテープ(以下「凸面テープ」という
)とを押接してその面相互を接合するものである。凹面
テープや凸面テープ(以下及び特許請求の範囲において
「面ファスす要素」という。)に模様を染色する従来方
法としては、特開昭62−19105号公報に記載され
たものがある。この方法は、面ファスナ要素の反接合面
側から捺染用スクリーンで透模様の捺染のりを印捺し、
これを接合面側から吸引して反接合面の捺染のりを基布
の接合面側に引き出して所望の模様を形成するというも
のである。上記方法は、既設のフラットスクリーン捺染
機に吸引装置を付設して実施することができる。
(発明が解決しようとする課題) 面ファスナ要素は、その接合面に鉤止部材や鉤状部材(
以下「接合部材」という。)が起設されているため、接
合面側から模様を捺染することができない。そこで従来
は、上記のように反接合面側から捺染を行っていたので
あるが、従来方法では、面ファスナ要素の反結合面に捺
染したあと接合面側に捺染のりを引き出すものであるか
ら、低粘度の捺染のりを使用しなければならず、捺染の
りが拡散して模様の柄際のシャープ性に欠けるという問
題がある。また、基布を染色することができても基布に
起設された接合部材を染色することができず、鮮明な模
様を形成できないという欠点がある。
本発明は、上記問題を解決することを目的としており、
シャープで鮮明な模様を有する面ファスナを容易に得る
ことができる方法及び装置を提供することを課題として
いる。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る面ファスナの染色方法は、形成すべき染色
模様6をドツトマトリックスに画素分割し、それぞれの
画素がもつ位置情報に基づき面ファスナ要素3.5を一
定速度で移送させながら該要素の接合面にその移送方向
と略直角方向にインク滴26を噴射して画素模様27を
形成し、該面ファスナ要素3.5を熱処理してインク滴
26の染料を面ファスナ要素3.5に染着させることを
特徴とするものである。この場合において、面ファスナ
要素3.5を反結合面側から吸引して、インク滴26で
形成された画素模様27を面ファスナ要素3.5の基布
に引き出すこともできる。
本発明に係る面ファスナの染色装置は、面ファスナ要素
3.5を一定速度で移送する送りユニット29.31と
、該ユニットで移送される面ファスナ要素3.5の接合
面にその移送方向と略直角方向にインク滴26を噴射し
て画素模様27を形成するインクジェットノズル■7と
、言亥ノズルの下流側に設けられたインク滴の染料を面
ファスナ要素3.5に染着させるための熱処理ユニット
24とからなっている。熱処理ユニット24は、他の部
材17や29と一体的に設けてもよく、分離して設けて
もよい。更に、インクジェットノズル17に対向させて
、送りユニット29.3■で移送される面ファスナ要素
の反結合面に吸引口19を臨ませた吸引ユニット25を
設け、該吸引ユニットでインク滴26で形成された画素
模様27を面ファスナ要素の基布に引き出すことも可能
である。
(作用) 本発明は、面ファスナにその接合面側から模様を形成す
ることを特徴とするものであり、面ファスナ要素の接合
面la側にインク滴26を噴射して染色模様6を形成す
るので、染料の拡散によって柄際が不鮮明になるのを避
けることができ、基布1及び接合部材2.4を共に染色
することができるから、鮮明な模様を形成できる。面フ
ァスナ要素の接合面に付着したインク中の染料は、熱処
理によって基布及び接合部材に染着される。インク滴2
6で形成された画素模様27を基布に引き出してやれば
、染着された模様6を反接合面側からも視認できる。
また、本発明の装置によれば、上記の染色方法を容易か
つ工業的に実施することができ、装置を安価に提供でき
る。
〈実施例) 第2図及び第3図は本発明方法で染色された面ファスナ
要素の部分拡大断面図である。第2図は、ナイロン製の
基布1の表面1aにナイロン製のフック2を起設した凸
面テープ3であり、第3図は、ポリエステル製の基布1
の表面1aにポリエステル製のループ4を起設した凹面
テープ5である。
図中、■は基布、2.4は接合部材、6は染色模様であ
り、基布1と共に接合部材2.4も染色されていること
が示されている。
第1図は、上記の面ファスナ要素の染色方法を示した工
程図である。まず面ファスナ要素3.5に形成しようと
する染色模様6をドツトマトリックスに画素分割し、そ
れぞれの画素に位置情報をあたえて記憶する(工程7)
。次に染色模様6と後述するインクジェットノズル17
の印刷能力とを勘案して面ファスナ要素の送り速度を決
定する(工程8)。次に面ファスナ要素3.5を一定速
度で送りながら画素の位置情報に基づきインクジェット
ノズル17をその送り方向と略直角方向に操作して面フ
ァスナ要素3.5の接合面に画素模様27を形成する(
工程9)。次に面ファスナ要素3.5の反接合面から吸
引して画素模様27を基布に引き出(工程工O)、熱処
理をしてインク滴の染料を基布1及び接合部材2.4に
染着させる(工程11)。
第4図及び第5図は本発明の染色装置の一実施例を示し
たもので、第4図は全体斜視図、第5図は駆動系の模式
図である。図中、12は装置の筐体、13は筐体12の
上面に設けられた記憶ユニフト、14は筺体12の側面
に片持ちで設けられた繰出しボビン、15は繰出しボビ
ン14と同じ側に片持ちで設けられた巻取りボビンで、
両ボビンの間に凸面テープ3が張架されている。16は
凸面テープ3を案内するガイド板、17はガイド板16
の上方に配設されたインクジェットノズル、18はノズ
ル17を片持ちで支持しているノズルアーム、19はノ
ズル17と対向する位置でガイド板16に穿設された吸
引口(第5図参照〉、20は該吸引口に連通ずる吸引パ
イプ、21は凸面テープ3の反接合面に当接して該テー
プを一定速度で移送する駆動ローラ、22は該ローラに
凸面テープ3を押接する従動ローラ、23は駆動ローラ
21と巻取りボビン15との間に設けられたアイドルロ
ーラである。
インクジェットノズル17は、凸面テープ3の移送方向
と略直角方向にインク滴26を噴射して凸面テープ3の
接合面に画素模様27を形成する。
吸引パイプ20はブロワ25に連通されており、凸面テ
ープの接合面にインク滴26で形威された画素模様27
を吸引して基布に引き出すものである。駆動ローラ21
は、速度設定器28からの信号を受けたモータ29で回
転駆動され、その回転速度がエンコーダー30により検
出されて比較器31にフィードバンクされており、凸面
テープ3の移動速度はいつも一定に維持される。巻取り
ボビン15は、トルクモータ32で回転駆動され、駆動
ローラ21から送り出されるテープを巻き取っている。
熱処理は、巻取ボビン15で巻き取られた凸面テープ3
を色移りが起こらないようにして、例えば綿布等を同時
に巻き込みながら他のボビンに巻き取り、複数個をバッ
チ式の熱処理装置にいれて熱処理する。また、第6図の
ような凸面テープがジクザグ状になって通過する熱処理
装置24を駆動ローラ21とアイドルローラ23との間
に配設して連続処理をすることもできる。熱処理装置内
の温度は150度前後で、通過時間は3分程度である。
この熱処理工程中に凸面テープに付着したインク中の染
料が接合部材2.4および基布1に染着する。
第7図はインクジェットノズルの一例を示したもので、
このノズル17は、インクタンク34の中のインクをポ
ンプ35で加圧してプリントヘッド33に送り、該プリ
ントヘッドに圧電素子36による超音波信号を与え、プ
リントヘッドより噴射するインク柱37に超音波振動を
伝え、規則的にインク滴26を形成する。荷電変調器3
8は、インク滴形成時にインク滴26に画素分割に基づ
く位置情報を荷電量として与え、この荷電量に依って直
流の偏向電極39の間を通過するときにインク滴26の
飛行経路が変化して画素模様27が形成される。印刷に
用いられなかったインク滴26はガータ40で回収され
る。
(発明の効果) 本発明方法は、面ファスナ要素の接合面にインク滴を噴
射して画素模様を形威し、これを熱処理して染色模様を
形成するものであるから、基布及び接合部材を染色する
ことができ、シャープで鮮明な染色模様を有する面ファ
スナ要素を製造することができる。また、画素模様を吸
引して基布に引き出してやれば、面ファスナ要素の両面
にシャープで鮮明な染色模様を形成することができ、そ
の利用価値を高めることができる。また、本発明の染色
装置によれば、上記染色方法を簡易かつ工業的に実施す
ることができ、染色装置を小型で安価なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の面ファスナ要素の染色方法を示した
ブロック図、第2図は染色模様を有する凸面テープの断
面図、第3図は染色模様を有する凹面テープの断面図、
第4図は製造装置の斜視図、第5図は製造装置の駆動系
の模式図、第6図は熱処理装置の断面図、第7図はイン
クジェットノズルの模式図である。 図中、 1a:基布の表面   1b:基布の裏面3:凸面テー
プ 6:染色模様 17:インフジエラ 19:吸引口 24:熱処理装置 27:画素模様 5:凹面テープ 13:記憶ユニット トノズル 20:吸引パイプ 26:インク滴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)形成すべき染色模様(6)をドットマトリックス
    に画素分割し、それぞれの画素がもつ位置情報に基づき
    面ファスナ要素(3、5)を一定速度で移送させながら
    該要素の接合面にその移送方向と略直角方向にインク滴
    (26)を噴射して画素模様(27)を形成し、該面フ
    ァスナ要素(3、5)を熱処理してインク滴(26)の
    染料を面ファスナ要素(3、5)に染着させることを特
    徴とする、面ファスナの染色方法。
  2. (2)面ファスナ要素(3、5)を反接合面側から吸引
    してインク滴(26)で形成された画素模様(27)を
    面ファスナ要素(3、5)の基布に引き込むことを特徴
    とする、請求項1記載の面ファスナの染色方法。
  3. (3)面ファスナ要素(3、5)を一定速度で移送する
    送りユニット(29、31)と、該ユニットで移送され
    る面ファスナ要素(3、5)の接合面にその移送方向と
    略直角方向にインク滴(26)を噴射して画素模様(2
    7)を形成するインクジェットノズル(17)と、該ノ
    ズルの下流側に設けられてインク滴の染料を面ファスナ
    要素(3、5)に染着させる熱処理ユニット(24)と
    からなる、面ファスナの染色装置。
  4. (4)前記インクジェットノズル(17)に対向し、且
    つ移送される面ファスナ要素の反接合面に臨む吸引口(
    19)を備えた吸引ユニット(25)を設けた、請求項
    3記載の面ファスナの染色装置。
JP20354489A 1989-08-05 1989-08-05 面ファスナの染色方法及び染色装置 Pending JPH0369658A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6340215B1 (en) * 1998-06-19 2002-01-22 Ykk Corporation Elongated-strip-article processor
US8500940B2 (en) * 1999-05-28 2013-08-06 Velcro Industries B.V. Hook-engageable fastener sheets, and methods and articles of manufacture

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