JPH0369540A - 耐熱性の優れた人工大理石 - Google Patents

耐熱性の優れた人工大理石

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JPH0369540A
JPH0369540A JP20447889A JP20447889A JPH0369540A JP H0369540 A JPH0369540 A JP H0369540A JP 20447889 A JP20447889 A JP 20447889A JP 20447889 A JP20447889 A JP 20447889A JP H0369540 A JPH0369540 A JP H0369540A
Authority
JP
Japan
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inorg
filler
amino group
resin
scagliola
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Pending
Application number
JP20447889A
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English (en)
Inventor
Yoshio Murashige
村重 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は加工性、自消性卦よび耐熱性に優れた人工大理
石に関する。
〔従来の技術〕
現在、種々の人工大理石が市販されてかり、特にメタク
リμ樹脂と無機フィラーとからなる人工大理石はコスト
が低い、加工性が良いなどの特性のため、市場の大多数
を占めているが、耐熱性が100℃程度と低い欠点を有
している。
一方、不飽和ポリエステμ樹脂と無機フィラーとから々
る人工大理石は耐熱性は高いが、加工性が極端に悪いと
いう欠点を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、近年ガス器具のハイカロリー化が進み、キッ
チン材料としては熱変形温度が140℃以上であること
が好ましく、しかも耐熱性と加工性に加えて自消性に優
れた人工大理石の開発が望まれている。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者は、上述の問題点に鑑み鋭意検討した
結果、アミノ基を有するアルコキシシランの加水分解物
と無機フイラーゾルとからなる予備反応物30〜80重
量部と、ポリイミドまたはポリスルホン70〜20重量
部とからなる耐熱性の優れた人工大理石が加工性、自消
性釦よび耐熱性に優れることを見出した。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明にかいて用いられるアミノ基含有アルコキシシラ
ンの加水分解物とは、下記式(1)で表わされるアルコ
キシシランの1種または2種以上の混合物の加水分解物
である。
R2n NH,−R”m−81−(Om−8l−(OR3)4−
式中、R1は炭素数1〜4のアμキレン基またはN−B
−アミノエチル基、R2は炭素数1〜4のアルキμ基、
メトキシ基またはエトキシ基、R3は炭素数1〜5のア
ルキル基であり、mは1〜3の整数、nは0〜2の整数
であり、かつm+n≦3である。) 式(I’lで表わされるアルコキシシランとしては、γ
−アミノプロピμトリエトキシシラン、NH(アミノエ
チμ)γ−アミノプロピμトリメトキシシラン、N−β
(アミノエチμ)γ−アミノグロピμメチμジメトキシ
シラン等が挙げられる。
上述のアミノ基を有するアルコキシシランは、水と接触
して容易に加水分解されることが知られて>p、本発明
でいう加水分解物とは、公知の方法によりアルコキシ基
の少なくとも1個が水酸基に転化されたものを意味する
。このようなアミノ基含有アルコキシシランの加水分解
物は、単独であるいは2種以上を組み合せて用いてもよ
い。
次に、本発明で用いられる無機フイラーゾルハ水酸化ア
pミニウム、酸化アμミニウム、水酸化マグネシウム、
二酸化ケイ素等の無機フィラーを水、アμコーp等の有
機分散媒に分散させたコロイド溶液であシ、周知の方法
で製造されたものを用いることができる。無機フィラー
は粒径1〜100ミリミクロンの微粒子状で用いること
が好ましい。
予備反応物は、アミノ基含有アルコキシシランの加水分
解で生成した水酸基と無機フィラーの水酸基との間で縮
合したものを含むことが必要であシ、アミノ基含有アル
コキシシランの加水分解物はあらかじめ無機フイラーゾ
ルと混合した状態で調整されることが好プしい。
また、アミノ基含有アルコキシシランは予備反応物10
0重量部中に[lL1〜20重量部、好tL<は1〜1
5重量部含まれる。0.1重量部未満では樹脂と無機フ
ィラーの複合化が充分でないため成形品の強度が満足で
きず、一方20重量部を越えると成形品の加工性が低下
する。
本発明にかいて用いられる樹脂部であるポリイミドとし
てはポリエーテルイミド、ポリエーテルイミドが、また
ポリスルホンとしてはポリエーテルスルホン、ポリスル
ホンが好適に用いられ、いずれも市販のものが使用可能
である。
また、フエ二μマレイミド、シクロヘキシμマレイミド
を30〜70重量部とスチレン、α−メチμスチレン、
メチμメタクリレート、無水マレイン酸、アクリロニト
リル等の単量体の少なくとも1種70〜30重量部の共
重合体も用いられる。
また、本発明にトいて予備反応物とポリイミドまたはポ
リスルホンの配合量は重量比で3゜〜80/70〜20
、好1しくは50〜70150〜30である。予備反応
物の配合量が30重量部未満では耐熱性は低下し、一方
樹脂部が20重量部未満では加工性が低下する。
本発明の人工大理石の成形法は、例えばポリイミドまた
はポリスルホンの粉砕物とアミノ基含有アルコキシシラ
ンの加水分解物で処理した無機フィラーをプレンダー等
を用いて混合し、250〜350℃の成形温度でプレス
成形することができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
なか、実施例中「部」とあるのは「重量部」を表わす。
また、実施例にかける評価は以下の方法に従った。
1)耐熱性は、ASTM D648に基づいて、荷重1
as6kpで試験を行ない熱変形温度(EDT)で示し
た。
2)燃焼性は、UL−94に基づいて評価した。
3)加工性は、成形板をのこぎりにより切断し、刃の摩
耗の程度を目視判断した。
実施例1 水酸化アルミニウム95部を純水60−に分散させ攪拌
しなからγ−アミノプロピμトリエトキシシヲン5部を
添加して、30′cで12時間反応させ、次いで60℃
で乾燥させ水酸化アルミニウムとアミノンフンの不備反
応物を得た。
次いでこの予備反応物50部と粉砕したポリエーデμイ
ミド(ゼネヲμエレクトリック社製、つμテ/l/10
00)50部をブレングー中で10分間混合し、この混
合物をプレス金型に移し、厚さ5+m、幅3の四方の試
片を底形した。
得られた試片を評価したところHDTは230℃、燃焼
性はUL規格で■−0(自消性)であった。
実施例2〜5、比較例1 予備反応物を得る際の水酸化アルミニウムとγ−アミノ
プロピルトリエトキシシランの配合割合を表−1に示す
ように変化させた以外は、実施例1と同様に実験を行な
った。結果を表−1に併記する。
表−1 1)通常のポリメチルメタクリレート系人工大理石を使
用した。
実施例6〜9 予備反応物とポリエーテμイミドの混合割合を表−2に
示すように変化させた以外は実施例1と同様に行なった
。結果を表−2に併記する。
表−2 表−3 実施例10〜14 予備反応物を得る際の水酸化アルミニウムとγ−アミノ
プロピμトリエトキシシランの配合割合を表−3に示す
ように変化させ、樹脂としてポリエーテルスルホン(工
C工社製、ピクトレックス4100G)を用いた以外は
、実施例1と同様に実験を行なった。結果を表−3に併
記する。
実施例15〜18 樹脂として上記のポリエーテルスルホンを使用した以外
は、実施例6〜9と同様に実験を行なった。結果を表−
4に示す。
表−4 表−5 実施例19〜24 樹脂と混合させる予備反応物のうち無機フィラーが表−
5に示す割合になるようにした以外は実施例1と同様に
ポリエーテμイミド5o部と混合して実験を行なった。
結果を表−5に併記する。
〔発明の効果〕
本発明の人工大理石は無機フィラーと樹脂がアミノ基に
より配位またはイオン結合をして、加水分解されたアル
コキシ基よりの水酸基と無機フィラーの水酸基との間で
縮合反応により共有結合をしているため、無機フィラー
と樹脂とが一体化されているため、優れた特性を有して
かり、工業上有用なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アミノ基を有するアルコキシシランの加水分解物
    と無機フイラーゾルとからなる予備反応物30〜80重
    量部と、ポリイミドまたはポリスルホン70〜20重量
    部とからなる耐熱性の優れた人工大理石。
JP20447889A 1989-08-07 1989-08-07 耐熱性の優れた人工大理石 Pending JPH0369540A (ja)

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JP20447889A JPH0369540A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 耐熱性の優れた人工大理石

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JP20447889A JPH0369540A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 耐熱性の優れた人工大理石

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JPH0369540A true JPH0369540A (ja) 1991-03-25

Family

ID=16491192

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JP20447889A Pending JPH0369540A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 耐熱性の優れた人工大理石

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JP (1) JPH0369540A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009030400A3 (de) * 2007-08-31 2009-04-30 Ibach Steinkonservierungen Stoffmischung als bindemittel zur herstellung eines mörtels
JP2012201744A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd ポリスルホン組成物および成形体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009030400A3 (de) * 2007-08-31 2009-04-30 Ibach Steinkonservierungen Stoffmischung als bindemittel zur herstellung eines mörtels
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