JPH036953A

JPH036953A - Ｉｓｄｎ通信制御装置

Info

Publication number: JPH036953A
Application number: JP1141022A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Maruyama; 和彦丸山; Yoshinori Tsujita; 辻田　義範; Yoshiyuki Yugawa; 湯川　奉行
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-06-05
Filing date: 1989-06-05
Publication date: 1991-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、Ｉ　Ｓ　Ｄ　Ｎ　（Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ　
　ＳｅｒｖｉｃｅＤｉｇｉａｌ　Ｎｅｔｗｏｒｋ　）の
通信網に接続されるＩＳＤＮ通信制御装置に関し、特に
、外部ループテストを可能にしたＩＳＤＮ通信制御装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のアナログ信号の伝送網に替って、高度の通信サー
ビスが提供できるディジタル信号の伝送網としてＩＳＤ
Ｎの通信網が提供されている。このＩＳＤＮの通信網に
接続されるＩＳＤＮ通信制御装置における機能テストの
一つとして、外部ループテストがある。この外部ループ
テストは、ＩＳＤＮの通信網がディジタル信号の通信網
となっているため、ユーザの端末装置から網インターフ
エースのサービスアクセス点（８点）までの間で折り返
しテストを行うには、相手局を必要としていた。

すなわち、ＩＳＤＮの通信網においては、端末装置がＩ
ＳＤＮの接続点に接続されて通信を行う場合、ＣＣＩＴ
Ｔ　（国際電信電話諮問委員会）の１．４００系勧告で
定義されているＩＮＦＯＯ〜ＩＮＦＯ４を用い、網と端
末との間のレイヤー１を立ち上げて始めて通信が可能と
なる。このレイヤー１を立ち上げるために、まず、端末
側から工ＮＦ○１の非同期起動信号を網側に送出する。

網側でＩＮＦＯＬを受信すると、網側は、これを受付け
て同期起動信号のＩＮＦＯ２を返す０次に、端末側では
、無信号のＩＮＦＯＯを送出した後、続いて同期応答の
ＩＮＦＯ３を網側に返す、これにより、網側が通信可と
なる。これを同期応答のＩＮＦＯ４を端末側に返すと、
端末側で通信可と判定される。これ以後は、レイヤー１
が通信可の状態となり、通信に利用される。このように
、工５ＤＮＦの通信網では、網と端末との間でＩＮＦＯ
Ｏ〜ＩＮＦＯ４の信号のやりとりを行い５通信可の状態
としなければ、レイヤー１は立ち上がらない、ＩＳＤＮ
用の通信制御ＬＳＩは、上述のような手順によりレイヤ
ー１を立ち上げないと１通信可能状態とならず、ループ
テストは行えない。

このため、ＩＳＤＮ端末装置のテストを行うには１例え
ば、特開昭６１−１４６０５３号公報に記載のように、
相手局を利用して、テストを行うようにしている。この
特開昭６１−１４６０５３号公報に記載のＩＳＤＮ端末
自動試験方式では、特番ダイヤル発呼によって、試験要
求を相手局側に通知し、相手局側では、これによって端
末を含む加入者線を試験装置に接続し、端末側をチャネ
ルごとの折り返し状態に設定して試験装置によって所要
の試験を行うようにしている。これにより、ディジタル
加入者線伝送方式における加入者線の試験をＩＳＤＮ端
末からの要求によって自動的に行うことができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述のように、ＩＳＤＮ用の通信制御装置に
おいては、ＩＮＦＯＯ〜ＩＮＦＯ４の信号を利用して、
レイヤー１を立ち上げなければ、ループテストを行うこ
とができず２通信制御装置からユーザ・網インタフエー
スの８点までのループテストを行うには、相手局を必要
としていた。

このため、相手局が無い場合には、ループテストはでき
ないという問題があった。

本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、ＩＳＤＮ通信制御装置において、通信
制御装置から、ユーザ・網インタフエースの８点までの
ループテストを相手局無しで行えるＩＳＤＮ通信制御装
置を提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため１本発明のＩＳＤＮ通信制御装
置においては、主制御部７通信制御部。

およびドライバとレシーバを有するドライバレシーバ部
より成るＩＳＤＮの通信網に接続される通信制御装置に
おいて、ドライバから送出された信号を折り返してレシ
ーバ側に供給する信号折り返し接続部と、前記ドライバ
レシーバ部のレシーバの後段に、ＩＳＤＮ網接続要求信
号を検出する外部ループテス゛８部と、ドライバを介し
ＩＳＤＮ網接続要求信号を送出し、折り返し接続部から
折り返された前記ＩＳＤＮ網接続要求信号を外部ループ
テスト部により検出し、所定数のＩＳＤＮ網接続要求信
号が検出して、外部ループテストを行うテスト制御手段
とを有することを特徴とする。

〔作用〕

前記手段によれば、ＩＳＤＮ通信制御装置において、ド
ライバから送出された信号を折り返してレシーバ側に供
給する信号折り返し接続部と、レシーバの後段に、ＩＳ
ＤＮ網接続要求信号を検出する外部ループテスト部と、
テスト制御手段とが設けられる。信号折り返し接続部は
、ドライバから送出された信号（ＩＳＤＮ網接続要求信
号）を折り返してレシーバ側に供給する。外部ループテ
スト部は、レシーバで受信した信号を直接に検出し、Ｉ
ＳＤＮ網接続要求信号（ＩＮＦＯｌの受信データパター
ン信号）を検出する。テスト制御手段は、ドライバを介
しＩＳＤＮ網接続要求信号を送出し、折り返し接続部か
ら折り返された前記ＩＳＤＮＱ続要求信号を外部ループ
テスト部により検出し、所定数のＩＳＤＮ網接続要求信
号が検出して、外部ループテストを行う。

このように、ＩＳＤＮ通信制御装置において。

ループテストを行う場合、折り返し接続部によりドライ
バから送信したＩＳＤＮ網接続要求信号を折り返して、
ユーザ・網インタフエースの８点の手前で送信信号を受
信信号線へ折り返し、折り返された受信データを外部ル
ープテスト部の検出してコンベアチエツクを行い、ルー
プテストを行う。

すなわち、通信制御装置と網の接続点の間において、折
り返し接続部により送信信号がそのまま受信信号線へ折
り返されるので、主制御部より外部ループテスト部にル
ープテスト命令を発行してテスト状態として、外部ルー
プテスト部がテストパターン信号としてのＩＮＦＯＩを
検出してテストを行う、ＩＳＤＮ通信制御装置の通信制
御部はＩＮＦＯ２を受信しないと、次の動作へ移らない
。

このため、テスト状態の時は送信中のＩＮＦＯＩがその
まま受信線へ折り返えされて来るだけであるため、通信
制御部はＩＮＦＯＬを受けた状態にとどまり、通信制御
部が誤って動作することはない、このように１通信制御
部はＩＮＦＯ２を受けることはなく、テスト状態時にも
通信制御部は動作しているが、テスト動作に影響を与え
ることはなく、また、誤って動作することはない。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

第１図は１本発明の一実施例にかかるＩＳＤＮ通信制御
装置の構成を示すブロック図である。第２図は、ＩＳＤ
Ｎ通信制御装置の外部ループテスト部の要部の構成を示
すブロック図である。また、第３図は、外部ループテス
ト部の各部の信号を示す動作タイムチャートである。な
お、第３図の各信号の記号（ａ）〜（ｇ）は、第２図の
ブロック図の中の（ａ）〜（ｇ）に対応する。

以下、実施例の構成を第１図、第２図を参照して説明す
る。

第１図において、２１は通信制御装置である１通信制御
装置２１は、外部ループテスト部１．主制御部２２通信
制御部３．およびドライバレシーバ部２２から構成され
ている。また１通信制御装置２１は通常ユーザ・網イン
タフエース２５を介して、ＩＳＤＮの網側のＤ　Ｓ　Ｕ
　（Ｄｉｇｉｔａｌ　５ｉｒｖｉｃｅ　Ｕｎｉｔ）　２
８に接続されている１通信制御装置２１におけるドライ
バレシーバ部２２は、ドライバ４およびレシーバ５より
構成されており、ドライバ５が送信線２３に接続され、
レシーバ５は受信４１２４に接続されて。

ＩＳＤＮの通信網（Ｄ　Ｓ　Ｕ）に外部回路に接続され
る。この通信制御装置２１において、外部ループテスト
を行う場合、信号折り返し治具２７をＤＳＵ２８の前に
接続し、送信線２３上の信号がそのまま折り返し線２６
を経由して、受信線２４に折り返して送られるようにす
る。

通信制御部Ｗ２１における外部ループテスト部ｌは、第
２図に示すように、レシーバ５からの信号を受けるシフ
トレジスタ１１．ＩＮＦＯＩコンベア回路１２．カウン
タ１３．フリップフロップ１４．およびアンドゲート１
５から構成されている。外部ループテストを行う場合、
外部ループテスト部１に対して１通信制御部３からクロ
ック７がシフトレジスタ１１へ入力され、主制御部２か
ら外部ループ制御信号８がカウンタ１３およびフリップ
フロップ１４に供給され、更に、主制御部２からテスト
実行結果確認制御信号９がアンドゲート１５に供給され
る。

レシーバ５からの受信信号６がシフトレジスタ１１に入
力されて、外部ループテストが実行される。

外部ループテストを行った結果は、テスト結果情報信号
線１０から主制御部２に読み込まれる。

外部ループテストは、主制御部２が外部ループ制御信号
８によりカウンタ１３およびフリップフロップ１４をリ
セットし、更に、通信制御部３に対してＩＮＦＯＬの出
力命令信号１６を出力して開始される。テスト結果は、
テスト結果情報信号線１０を使用して主制御部２に読込
まれる。

次に、外部ループテストを行う場合の通信制御装置の動
作を、第３図の動作タイミングチャートを参照して説明
する。

通常状態では１通信制御装置２１は送信線２３および受
信線２４を介してＤＳＵ２８と接続される。外部ループ
テスト時には、通信制御装置２１は送信線２３および受
信線２４を介してＤＳＵ２８とは接続せず。

信号折り返し治具２７を接続して送信線２３上の信号を
折り返し線２６を経由してそのまま受信線２４へ折り返
すようにする。

そして、通信制御装置２１では、外部ループテスト時の
動作として、主制御部２から外部ループ制御信号８を送
出し、外部ループテスト部１内のカウンタ１３およびフ
リップフロップ１４をリセットして、外部ループテスト
の準備を行なう、同時に主制御部２から通信制御部３へ
ＩＮＦＯＬ出力命令信号１６を出力し、通信制御部３に
対してＩＮＦＯ１信号を出力する命令の指示を与える。

この命令によって通信制御部３はＩＮＦＯ２信号を受け
とるまで、ＩＮＦＯＬ信号をドライバ４を経由して、ユ
ーザ網インタフエース２５の送信線２３へ出力し続ける
。

送信線２３へ出力されているＩＮＦＯＬ信号は、信号折
り返し治具２７の折り返し線２６によって受信線２４に
折り返えされ、受信線２４を経由してレシーバ５に戻っ
てくる。

レシーバ５で受信されたＩＮＦＯＬ信号は、通信制御部
３に入力されるが、通信制御部３はＩＮＦＯ２信号では
ないので、そのままＩＮＦＯ１信号の送出を継続する。

また、レシーバ５で受信されたＩＮＦＯ１信号は、受信
信号線６を経由して外部ループテスト部１内のシフトレ
ジスタ１１に入力され、主制御部２からのクロック７に
てサンプリングされてシフトレジスタ１１に読込まれる
。シフトレジスタ１１では、シリアルに読み込まれたデ
ータがパラレルデータになって出力され、パラレルデー
タがＩＮＦＯＩコンベア回路１２に供給される。

ＩＮＦＯ１コンベア回路１２では、シフトレジスタ１１
から出力されたパラレルデータを受けとり、論理回路に
よりＩＮＦＯＩのデータパターンであるか否かを判定す
る。データパターンがＩ　ＮＦＯｌである場合、ＩＮＦ
ＯＬコンベア回路１２が一致信号Ｃを出力するので、こ
の一致信号Ｃがカウンタ１３へ入力される。

カウンタ１３は、トリガ入力Ｔにある回数パルスが入力
されるとＣａｒｒｙ出力よりパルスが出力されるカウン
タである。このようなカウンタ１３を用いて複数回の一
致信号の検出するのは、ＩＮＦ○１信号を１度だけでな
く複数回分確認することにより、確実にＩＮＦＯＬを受
けていることを認識するためである。そして、カウンタ
１３が所定回数の一致信号Ｃのパルスを受は取ると、　
ｃａｒｒｙ出力より出力信号ｄが出力され、フリップフ
ロップ１４のセット端子に入力される。これにより、Ｉ
ＮＦＯｌを複数同憂は取った場合に、フリップフロップ
１４がセットされる。

フリップフロップ１４のセット端子に出力信号ｄのパル
スが入力されることにより、フリップフロップ１４の“
１″出力端子から“Ｈｉｇｈ“レベルの信号ｅが出力さ
れる。このフリップフロップ１４からの信号ｅが得られ
ることにより、外部ループテストが正常に行なわれたこ
とを示す。

外部ループテストの実行結果を主制御部２が確認するに
は、主制御部２からテスト実行結果確認制御信号９をア
ンドゲート１５に出力する。この信号ｆによりアンドゲ
ート１５を有効状態にして、テスト結果情報信号８１０
を経由して、主制御部２は外部ループテスト結果の信号
ｇを読み込むことによって外部ループテストの実行結果
を確認する。

ところで、レシーバ５を経由した受信信号のＩＮＦＯＬ
信号は通信制御部３へ入力されるが、通信制御部３はＩ
ＮＦＯ２を受は取らないと次の動作へ移らないため、通
信制御部３より出力したＩＮＦＯＩをそのまは外部ルー
プテスト部１が外部ループテスト実行の期間中、受は取
ることができる。

このように１本実施例によれば、ＤＳＵ２８内で信号を
折り返して行うＩＳＤＮ回線制御機構での回線上の外部
ループテストと同様なテストを、ＤＳＵが無い場合にも
容易に行うことができる。

以上、説明した本実施例に要点をまとめれば、次によう
になる。すなわち。

（１）ＩＳＤＮの通信網に接続される通信制御装置であ
り、主制御部と通信制御部、およびドライバとレシーバ
を有するドライバレシーバ部より成るＩＳＤＮ通信制御
装置である。

（２）ＩＳＤＮ通信制御装置のドライバレシーバ部のレ
シーバの後に、ＣＣＩＴＴの１．４００系勧告で定義さ
れているＩＮＦＯＩの受信データパターンを検出する回
路（外部ループテスト部）を設け、主制御部から外部ル
ープテスト部へ制御を行う。

（３）通信制御装置とＤＳＵの間に送信信号をそのまま
受信信号線へ折り返す手段（信号折り返し線）を設ける
。信号折り返し線で折り返えされた受信データを外部ル
ープテスト部においてチエツクする。

（４）これにより、相手局がなくても通信制御装置から
、ＣＣＩＴＴの１．４１０系勧告で定義されているユー
ザ・網インタフエースの８点までのループテストを行う
ことができる。

以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが１
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように１本発明によれば、ＩＳＤＮ通信
制御装置は、ＤＳＵが無い場合にも、信号折り返し治具
さえあれば容易に外部ループテストを行うことができる
。また、ＤＳＵを必要としないので安価に外部ループテ
ストを行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例にかがるＩＳＤＮ通信制御
装置の構成を示すブロック図。第２図は、ＩＳＤＮ通信制御装置の外部ループテスト部
の要部の構成を示すブロック図、第３図は、外部ループ
テスト部の各部の信号を示す動作タイムチャートである
。図中、１・・・外部ループテスト部、２・・・主制御部
、３・・・通信制御部、４・・・ドライバ、５・・・レ
シーバ、１１・・・シフトレジスタ、１２・・・ＩＮＦ
ＯＩコンベア回路、１３・・・カウンタ、１４・・・フ
リップフロップ、１５・・・アンドゲート、２１・・・
通信制御装置、２２・・・ドライバレシーバ部、２３・
・・送信線、２４・・・受信線。返し線、２７・・・信号折り返し治具。２６・・・折り９

Claims

【特許請求の範囲】

１、主制御部、通信制御部、およびドライバとレシーバ
を有するドライバレシーバ部より成るＩＳＤＮの通信網
に接続される通信制御装置において、ドライバから送出
された信号を折り返してレシーバ側に供給する信号折り
返し接続部と、前記ドライバレシーバ部のレシーバの後
段に、ＩＳＤＮ網接続要求信号を検出する外部ループテ
スト部と、ドライバを介しＩＳＤＮ網接続要求信号を送
出し、折り返し接続部から折り返された前記ＩＳＤＮ網
接続要求信号を外部ループテスト部により検出し、所定
数のＩＳＤＮ網接続要求信号が検出して、外部ループテ
ストを行うテスト制御手段とを有することを特徴とする
ＩＳＤＮ通信制御装置。