JPH0369040B2 - - Google Patents

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JPH0369040B2
JPH0369040B2 JP60177458A JP17745885A JPH0369040B2 JP H0369040 B2 JPH0369040 B2 JP H0369040B2 JP 60177458 A JP60177458 A JP 60177458A JP 17745885 A JP17745885 A JP 17745885A JP H0369040 B2 JPH0369040 B2 JP H0369040B2
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protection device
resin
mesh
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Fuerieeru Kurisuchianu
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Original Assignee
AEROSUPASHIARU SOC NASHONARU IND
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Publication date
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Publication of JPH0369040B2 publication Critical patent/JPH0369040B2/ja
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    • B29B15/00Pretreatment of the material to be shaped, not covered by groups B29B7/00 - B29B13/00
    • B29B15/08Pretreatment of the material to be shaped, not covered by groups B29B7/00 - B29B13/00 of reinforcements or fillers
    • B29B15/10Coating or impregnating independently of the moulding or shaping step
    • B29B15/12Coating or impregnating independently of the moulding or shaping step of reinforcements of indefinite length
    • B29B15/122Coating or impregnating independently of the moulding or shaping step of reinforcements of indefinite length with a matrix in liquid form, e.g. as melt, solution or latex
    • B29B15/125Coating or impregnating independently of the moulding or shaping step of reinforcements of indefinite length with a matrix in liquid form, e.g. as melt, solution or latex by dipping
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02K1/78Other construction of jet pipes
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
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    • F02K9/974Nozzle- linings; Ablative coatings

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアブレーシヨン性流体
(ablativeflow)にされされる壁を熱的に保護す
る装置に関する。
より詳しくは、アブレーシヨン性流体にさらさ
れる中空構造体の内側を熱的に保護する装置およ
びこれを製造する方法に関する。中空構造体の一
例としては一端が開放され導管である。
一般に「アブレーシヨン」とは隕石が大気圏を
高速で通過するさいに発生する強い熱によつて引
き起こされる侵食や分解のことを言い、また、弾
道ミサイル、人工衛星、宇宙観測ロケツトの弾頭
と本体をアブレーシヨンから防護する材料を「ア
ブレーシヨン材料」と言う。そして特に本発明で
言う「アブレーシヨン性流体」とは上述の如き侵
食や分解を生ぜしめる流体のことを意味する。従
つてかかるアブレーシヨン性流体にさらされる部
分を保護するのに当然アブレーシヨン材料を含ん
だ熱的保護装置が必要である。
〔従来の技術〕
これまでは、その熱的保護装置は粉末、繊維、
有機又は鉱物質布帛タイプの補強を含む有機、有
機金属または鉱物質結合剤複合体により構成され
ている。この熱的保護装置は熱いガスの影響を受
けて、その結合剤が熱分解する。熱分解は結合剤
の炭素質または有機ケイ素鎖の劣化を伴い、熱分
解により出来た多孔質物質を脆く崩れ易くするの
である。そうした脆弱性を治すために、熱的保護
装置は種々な方法で補強されている。
熱ガスによる侵食と振動にさらされるこの種の
熱的保護装置においては、そのアブレーシヨン材
料が補強されているところでは表面に傷がつくの
は減少せしめられているということが実際に知ら
れている。熱的保護装置中に埋め込まれている補
強要素は金属製でも、非金属性でも、織られたも
のでも、繊維状のものでも良い。これら繊維状或
は織布状の補強要素がガス流に対して直角に熱的
保護装置内に配向されて取り付けられていればい
る程、熱的保護装置の表面に傷が付くのはより少
なくなるが、他方、熱伝達は高くなる。
補強要素はたいがい金属製である。例えば1981
年4月27日付“Aviation Week Space
Technology”(航空週間宇宙技術)第176頁にそ
の一例が示されている。これは複雑な織込み金属
網状組織をしていて、金属製室の壁へ熔接により
取り付けられている。あるいは、補強要素は種々
な金属から作ることも出来る。この金属は耐火性
繊維、ハニカム、繊維タイプの材料により補強さ
れている。この補強方法は特にフランス特許第
2506901号、米国特許第3617416号、あるいは米国
特許第3694284号に示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記網が有効てあるためには、例えば前記特許
文献に記載されている如き遠心作用を通して受け
取つた結合剤を充填する複雑な手段を必要として
いる。更に、鋼製の補強要素は極端な温度に適切
に耐えるとは思われず、他方、非金属製網目物の
補強要素は保護すべき構造体に膠付けによつて取
り付けられなければならない。
他の方法では三方向に織られて予形成された耐
火性繊維から得られた材料を使用している。
この公知の方法においては、絶縁性重合物質の
取り付けはこの重合物質を可能化する補強によつ
てなされ、この補強が保護されるべき壁に取り付
けられる。
これらすべての公知の方法は実際に行うのには
複雑すぎ、かつ位置決めが面倒である。
実際に行うのが複雑であることをさておいて
も、現在公知の熱的保護装置の主な欠点は、絶縁
性の重合した物質が直にアブレーシヨン性流体に
されているということである。
本発明の目的はアブレーシヨン性流体に直に接
触する熱的保護装置の表皮層に傷が付くのを出来
るだけ減少させることによつて、前述の欠点を治
した熱的保護装置を提供することである。本発明
の他の目的は前記欠点を治したかかる熱的保護装
置を簡単に製造できる方法を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
従つて、本発明は振動が存在する状態で高温の
アブレーシヨン性流体を通すように意図された中
空構造体の壁を保護するための熱的保護装置であ
つて、接合剤を形成する絶縁性重合樹脂の層で形
成されかつこの層内に補強要素を含んでいる型の
熱的保護装置において、 前記補強要素は房飾り付き網目物であり、その
網目部がアブレーシヨン性流体の流れに直に接
し、その房飾り部が保護すべき前記中空構造体の
壁に面していて前記アブレーシヨン性流体の流れ
の方向に対して所定の方向へ向いて前記壁に接し
ていることを特徴とする。
〔作用〕
前記網目部はこれに隣接する絶縁性重合樹脂を
非常に良好に保持して、絶縁性重合樹脂がぼろぼ
ろになつて崩れ去るのを防止し、前記房飾り部は
前記網目部を含む表面層が剥離しないように係留
している。かくして熱的保護装置の表皮層に傷が
付くのは出来るだけ抑制される。
前記網目部は成るべく三次元的構成になす。
網目部は2000℃の温度に対して、振動の存在下
に、数拾秒間耐えるように為されるとよい。その
振動は1000乃至2500Hzのオーダーの振動数を有す
るものである。
また房飾り付き網目物は熱絶縁性の編織可能材
料(つまり、編んだり織つたり出来る材料)で形
成されるのが好ましい。例えば木綿、炭素、シリ
カ、炭化ケイ素、ガラス、ケブラー(kevlar)、
シリコーアルミナからなるグループから選ばれる
とよい。
結合剤は有機、フエノール系、フラン系、ポリ
イミドあるいはポリスチルピリジン(PSD)系
樹脂の如く剛性でかつ熱安定性の熱硬化性樹脂
や、ケイ素樹脂の如く準有機樹脂や、ケイ酸塩の
如き鉱物性樹脂、あるいはケイ素樹脂の如く弾性
を有する樹脂である。
中空構造体の内側を保護する場合には補強要素
はらせん状に巻かれた房飾り付き帯である。
本発明は更に熱的保護装置を製造する方法を提
供する。その方法は房飾り付き帯を含浸用樹脂中
に通し、かかる帯をマンドレルのまわりにその網
目部がマンドレルに接するように巻き付け、その
房飾りが保護されるべき壁に向くようにして前記
マンドレルに関して所定の傾斜に配向させ、加圧
下に前記の含浸されて巻かれた帯を成形し、そし
て前記含浸樹脂を重合させることを特徴とする。
好ましくは含浸させて巻かれた帯を保護すべき
導管中に係合させた後その場合で含浸樹脂を重合
させる。
本発明の他の目的、特徴及び利点は添付の図面
を参照して説明する以下の記述より明白となろ
う。
〔実施例〕
第1図は本発明の熱的保護装置を製造する方法
の一例を示す斜視図であり、第2図は本発明の熱
的保護装置に使用する房飾り付き網目物の一例を
示す図である。なお第3図乃至第6図は房飾り付
き網目物の他の種々の例を示す図である。
第2図に示す如き房飾り部2Bと網目部2Aと
からなる房飾り付き網目物2を織物工場で作る。
この網目物2を第1図に示す装置により適当な
マンドレル1のまわりに巻き付ける。かくして本
発明の熱的保護装置の一歩手前のものが製造され
る。なお、編みなわ、組ひもあるいは房付き帯の
如き房飾り付き網目物2は小寸法の目で変形しな
い網目の部分2Aと繊維または房飾りの部分2B
とからなる。
本発明の熱的保護装置を製造する方法を更に詳
しく説明すると、 この方法は先ず大きく二つの段階に分けられ、 第一段階では、帯状の網目物2を樹脂中に通し
てからマンドレル1に巻き付ける:そして 第二段階で、巻き付けられたものを固化して熱
的保護装置そのものとなす。
第一段階は更に細かく次の如き諸段階からなる
(第1図参照)。
−リール3に蓄えられていた網目物2を巻き戻
す: −巻き戻された網目物2を樹脂の入つているタン
ク4内に通して樹脂を網目物に含浸させる: −含浸された網目物2をマンドレル1に巻き付け
るのであるが、網目物2の前記網目部分がマン
ドレルの面に接し、前記房飾り部がマンドレル
の面から遠ざかる方向に向くように網目物2を
案内4Aに通す;なお、アブレーシヨン性流体
の特性に応じて前記房飾りはアブレーシヨン性
流体の流れの方向に対して所定の軸方向傾斜と
なるように配向される: −前記樹脂を形成する(図示されていない)間網
目物2を前記の状態に維持する:そして −このように樹脂含浸された房飾りを櫛(図示せ
ず)により拡げてマンドレル付含浸巻回体を得
る。
前記の第二段階(マンドレル付含浸巻回体から
熱的保護装置そのものを作る段階)も次の如き諸
段階かなる。
−前述のマンドレル付含浸巻回体を熱的に保護す
べき中空構造体(すなわち導管)内に入れる: − 加圧下で形成する:そして − その場合で重合させる。
かくして、本発明の熱的保護装置を備えた導管
が直に得られる。
本発明の熱的保護装置を作る別の方法を次に説
明する(これはマンドレル付含浸巻回体を得ると
ころまでは前述の方法と同じである)。
−前述のマンドレル付含浸巻回体を型内に入れ
る: − 加圧下で予成形する: − 前記型内で重合さる:そして − 型から剥す。
かくして、保護されるべき導管とは別体の独立
した熱的保護装置が得られる。従つてこの熱的保
護装置は適合する導管に適当な方法により取り付
けて用いる。
本発明の熱的保護装置を実際に“Les
Manufactures Reuniesde Saint Chamond”社
から得られた例えば第2図乃至第6図に示された
形状の房飾り付き組みひもを用いて製造した。か
かる房飾り付き組みひも(例えば前駆物質PAN
付きのカーボンから処理されたもの)は3000のn
倍(n=1/3、1、2、3又は6)の本数の繊維
からなつている。
8mm厚の熱的保護装置に対して、19mm厚の房飾
り付き組みひもが選択された。
かかる組みひもをシリカと炭化ケイ素とを入れ
たシリコーン浴(例えばRTV630GE型あるいは
等価物と炭化ケイ素を18%含む)に通して含浸さ
せた。その後、かかる組みひもを4mmの校正スロ
ツトを強制的に通過させて結合剤の割合を規制し
た。
次いでかかる組みひもを直径214mm、長さ200mm
の円柱形マンドレルに巻き付けた。
前記組みひもの繊維が前記マンドレルの母線に
対してなす傾斜角は巻回開始フランジ5の面取り
した面により与えられた。この実施例の場合は
45°であつた。
巻回ピツチは2mmで、マンドレルの回転速度は
毎分2回転であつた。
以上のように巻かれた組みひも(すなわち巻回
対)を担持したマンドレルが、その後、内系230
mmの円筒形の型内に入れられた。そこで前記巻回
開始フランジ5の前記面取りの面に平行な加圧面
を有したダイスにより巻回体が加圧されて成形さ
れた。ダイスに加えられた圧力は50バールであつ
た。次いで、巻回体は60℃に加熱されて少なくと
も4時間にわたり重合された。
この重合の後にマンドレルを引き抜くと、160
mmの長さの円筒状の柔軟な冠状の熱的保護装置が
得られた。
この熱的保護装置の組成はその重量の15%乃至
18%を房飾り付き組みひもが占めていた。
この他に、以下の如きを用いて種々な熱的保護
装置が作られた。
−ポリエステルまたはケルバー結合剤を含浸され
た房飾り付き組みひも、 −炭素ウイツク(wick)をも固定しているポリ
エステル結合剤 −18000または6000本の繊維を含む補強層。
〔発明の効果〕
このような種々の熱的保護装置をstato−
reactorの燃焼室の内側に配置して、燃焼を伴う
2000℃以上の高温でかつ激しい振動(1300Hz)の
ガス流にさらして試験をした。試験の継続時間は
数十秒であつた。
房飾り付き組みひもの網目部2Aの有効性と拡
げられた繊維部2Bにより固着の有効性が確認さ
れた。
また、試験した燃焼室の外側壁の温度は燃焼停
止後25秒において、わずかに約90℃にしか達しな
かつた。
〔他の実施例〕
これから後に説明される方法によりカーボン含
有率の少ない房飾り付き補強要素を作つた。この
房飾り付き組みひもは本発明の実施態様の範囲内
で繊維の本数を減少させた(1000から3000本の繊
維が選択された)。房飾り付き組みひもをマンド
レルに一回巻く毎にほもとひもの間に、ジルコニ
ウムまたは炭化ケイ素及び短繊維(5mm:炭素ま
たはシリカまたは炭化ケイ素)を含んだシリコー
ン組成物を入れた。この添加物の組成の具体例は
RTV630が76%、5mm炭素繊維が6%、SiCが18
%であつた。
かかる房飾り付き補強要素はその熱的保護装置
に対する重量比率が8%乃至11%に減少せしめら
れた。
このような炭素含有率を有する熱的保護装置を
用いると、試験後の燃焼室の外側壁の温度は65℃
以下であることが判つた。
第4図に類似した形状の房飾り付き補強要素を
8%乃至11%含んだ熱的保護装置は燃焼室を数分
間にわたり、燃焼室の金属製構造体の温度を400
℃以下に保つて、有効に保護した。
また、炭化ケイ素からなる房飾り付き組みひも
で補強され、かつ500本の繊維を含むウイツクか
ら処理された熱的保護装置を作つた。この熱的保
護装置を使用すると、使用の全期間にわたつて保
護すべき物に対する熱伝導を実質的に減ずること
が出来た。
更に他の実施例によると、シリカ繊維を使用し
た熱的保護装置も熱伝導率を減ずることが出来
た。
更に他の実施例として、房飾り付き組みひもを
含浸させるためにフエノール樹脂の如き熱硬化性
樹脂および熱固化した樹脂を用いて、非常に高い
熱特性を有した剛性な材料で熱的保護装置を作つ
た。
更に他の実施例として、第5図に示す如き房飾
り付き組みひもが使用され、その結合剤において
炭素ウイツクを含み、この房飾り付き組みひもを
非接合的らせん状に巻回し、溶媒を除去した後
に、20乃至40MPaの圧力下で成形した。このよ
うにして作られた熱的保護装置は補強された機械
的強度を有した剛性のチユーブの形をしていた。
第2図乃至第6図は本発明による熱的保護装置
において使用することが出来る房飾り付き網目物
の種々の例を示している。第2図は網目部2Aで
束縛された自由糸2Bを示している。第3図にお
いては、房飾りはループにされた糸2Cにより形
成されている。第4図における房飾りは自由糸2
Dとループ糸2Eとが交互に配置されて房飾りの
下辺が凹凸のくり返しの形状になつている。第5
図に示された房飾り付き網目物は第2図のものに
類似の自由糸2Bと網目部2Aの横断方向のウイ
ツク2Fとを含んでいる。
最後に、第6図は自由糸2Dとループ糸2Eと
が互いに重畳されているものを示している。
以上の説明以外に、本発明の範囲を逸脱すると
なく種々な実施例をなしうることが理解されよ
う。
例えば、房飾り付き網目物は、導管の内部保護
の場合、らせん状に巻かれる帯に代つて、軟くて
マンドレル1のまわりに沿つて曲げられる房飾り
付き織り物のパネルでありうる。
更に、熱的保護装置に対して補強要素が占る重
量パーセントは、房飾り付き網目物の各々の決つ
た型に対して、5%と80%との間で選択されう
る。実用上は網目部は2%以内である。
もつとも一般的には、本発明は単調な展開的断
面(すなわち、断面が中心軸線に沿つて一定でな
いとき、その断面は収斂しているタイプか発散し
ているタイプかのいずれかのタイプであるという
もの)を有する中空構造体を保護するために結合
剤(一般に補強要素を含んだ重合熱絶縁性樹脂)
により応用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱的保護装置を製造するのに
使用する装置の一例を示す斜視図である。第2図
乃至第6図は本発明の熱的保護装置に使用する房
飾り付き網目物の種々の例を示す図である。 図において、1はマンドレル、2は房飾り付き
網目物、3はリール、4はタンク、4Aは案内、
5は巻回開始フランジである。なお図中同一符号
は同一部材を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 振動が存在する状態で高温のアブレーシヨン
    性流体にさらされる中空構造体の壁を保護するた
    めの熱的保護装置であつて、保護すべき前記壁の
    表面に取り付けられた絶縁性重合樹脂の層により
    形成されかつこの層内に補強要素を含んでいる型
    の熱的保護装置において、 前記補強要素は房飾り付き網目物であり、その
    網目部がアブレーシヨン性流体をその上に受け、
    その房飾りが保護されるべき前記中空構造体の壁
    に面していて前記アブレーシヨン性流体の流れの
    方向に対して所定の方向へ向いて前記壁に接して
    いることを特徴とする熱的保護装置。 2 前記網目部は実質的に変形不可能な三次元的
    構成になつている特許請求の範囲第1項記載の熱
    的保護装置。 3 熱的保護装置に対する補強要素の重量パーセ
    ントは房飾り付き網目物の各決められた型につ
    き、5乃至80%の間で選ばれた値であり、その網
    目物は該熱的保護装置に対して2%以内に規定さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の熱的保護装
    置。 4 網目部は2000℃の温度に対して数拾秒間に耐
    えるように為されている特許請求の範囲第1項記
    載の熱的保護装置。 5 含浸されて重合された網目部が1000乃至2500
    Hzのオーダーの振動数を有する振動に対して数拾
    秒間耐えるように為されている特許請求の範囲第
    1項記載の熱的保護装置。 6 房飾り付き網目物は少なくとも一部は編織可
    能な耐火性材料で形成されている特許請求の範囲
    第1項記載の熱的保護装置。 7 房飾り付き網目物は少なくとも一部は熱絶縁
    性の編織可能な材料で形成されている特許請求の
    範囲第1項記載の熱的保護装置。 8 房飾り付き網目物は、炭素、シリカ、炭化ケ
    イ素、ガラス、ケブラー(kevlar)、シリコアル
    ミナからなるグループから選ばれた材料を少なく
    とも一つ含んでいる特許請求の範囲第1項記載の
    熱的保護装置。 9 結合剤は有機、フエノール系、フラン系、ポ
    リイミドあるいはポリスチルピリジン系樹脂の如
    く、剛性でかつ熱安定性の熱硬化性樹脂である特
    許請求の範囲第1項記載の熱的保護装置。 10 結合剤はケイ素樹脂の如く、準有機樹脂で
    ある特許請求の範囲第1項記載の熱的保護装置。 11 結合剤はケイ酸塩の如き鉱物性樹脂である
    特許請求の範囲第1項記載の熱的保護装置。 12 結合剤はケイ素樹脂の如く、弾性を有する
    樹脂である特許請求の範囲第1項記載の熱的保護
    装置。 13 中空構造体の内側を保護するように為され
    ていて、補強要素はらせん状に巻かれた房飾り付
    き帯である特許請求の範囲第1項記載の熱的保護
    装置。 14 中空導管の内側の熱的保護装置を製造する
    方法であつて、房飾り付き帯を含浸用樹脂中に通
    し、かかる帯をマンドレルのまわりにその網目部
    がマンドレルに接するように巻き付け、その房飾
    りが保護されるべき壁に向くようにして前記マン
    ドレルに関して所定の傾斜に配向させ、加圧下に
    前記の含浸されて巻かれた帯を形成し、そして前
    記含浸樹脂を重合させることを特徴とする熱的保
    護装置の製造方法。 15 含浸されて巻かれた帯を保護すべき導管中
    に係合させた後その場合で含浸樹脂を重合させる
    特許請求の範囲第14項記載の製造方法。 16 含浸された帯はその含浸樹脂の量を規制す
    るために前記巻き付け前に校正される特許請求の
    範囲第14項記載の製造方法。 17 巻き付けられた後に前記房飾りは拡げられ
    る特許請求の範囲第16項記載の製造方法。
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