JPH0368751A - 熱吸収効率が優れたアルミニウム合金管及びその製造方法 - Google Patents

熱吸収効率が優れたアルミニウム合金管及びその製造方法

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JPH0368751A
JPH0368751A JP20443489A JP20443489A JPH0368751A JP H0368751 A JPH0368751 A JP H0368751A JP 20443489 A JP20443489 A JP 20443489A JP 20443489 A JP20443489 A JP 20443489A JP H0368751 A JPH0368751 A JP H0368751A
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JP
Japan
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aluminum alloy
alloy tube
heat
oxide film
absorbing efficiency
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Pending
Application number
JP20443489A
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English (en)
Inventor
Sunao Aiura
直 相浦
Kazuhiro Kaita
一浩 貝田
Osamu Takezoe
竹添 修
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複写機及びプリンタのヒートローラ用部材等と
して好適の熱吸収効率が優れたアルミニウム合金管及び
その製造方法に関する。
[従来の技術] 複写機及びプリンタ等の定着部に使用されるヒートロー
ラは、アルミニウム合金製のバイブの外周面に樹脂塗装
が施されたものであり、内部に装着されたヒータにより
高温に加熱される。このヒートローラの内周面にはその
熱吸収効率を向上させて機器の立ち上げ時間を短縮する
ために、黒色の塗装被膜が焼き付けられている。
この内面塗装被膜は、長さが250am程度のアルミニ
ウム管の内周面に塗料を塗布した後、焼き付は処理する
ことにより形成されている。なお、この内面塗装被膜は
、バイブ外周面に樹脂を塗装するときに高温に曝される
ため、耐熱性が要求される。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、この塗装被膜による内面処理は、使用す
る耐熱塗料の材料コストが高いという欠点がある。また
、管内周面に対する塗装作業であるため、処理が煩雑で
あって処理コストが高くなる。
更に、塗装だれや脱落等の虞れがあり、高品質の製品を
製造しにくいという問題点もある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
高品質であると共に、製造が容易であって製造コストが
低い熱吸収効率が優れたアルミニウム合金管及びその製
造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る熱吸収効率が優れたアルミニウム合金管は
、その表面にMgを主成分とする酸化被膜を形成してあ
ることを特徴とする。
本発明に係る熱吸収効率が優れたアルミニウム合金管の
製造方法は、Mgを含有するアルミニウム合金素管を5
00℃以上の温度に加熱してその表面にMgを主成分と
する酸化被膜を形成することを特徴とする。
[作用コ 本発明においては、アルミニウム合金管の表面にMgを
主成分とする酸化被膜が形成されている。
本願発明者等は、熱吸収効率が優れていると共に、その
製造が容易なアルミニウム合金管及びその製造方法を開
発すべく種々実験研究を行った。
その結果、Mgを主成分とする酸化被膜は黒色又は灰色
であり、優れた熱吸収効率を有していると共に、その被
膜形成が容易であることが判明した。
本発明はこのような実験結果に基づいてなされたもので
ある。
Mgを含有するアルミニウム合金材は500℃以上の温
度、好ましくは550℃以上の温度に加熱することによ
り急激に黒化現象が進行し、その表面にMgを主成分と
する酸化被膜が形成される。このようにして製造された
酸化被膜を有するアルミニウム合金管は製造コストが低
いと共に、熱吸収効率が優れている。また、この酸化被
膜は自然酸化により形成されたものであるから、従来の
ヒートローラのように、塗料のだれ及びむら等の不都合
も発生しない。
[実施例コ 次に、本発明の実施例について、その特許請求の範囲か
ら外れる比較例と比較して説明する。
実施例1として、JI5505Gアルミニウム合金パイ
プを常法により製作し、このパイプを520°Cで4時
間加熱し、その内周面に黒色の酸化被膜を形成した。
比較例1として、従来のヒートローラと同様にその内周
面に耐熱塗料を焼き付けたアルミニウム合金パイプを用
意した。
また、比較例2として、内面に被膜を形成していないア
ルミニウム合金パイプを用意した。
これらの実施例及び比較例のパイプ内部にヒータを設置
して、パイプの表面温度が80℃に到達するまでの時間
(ウオームアツプ時間)を測定した。
また、各パイプの製造コストも調べた。その結果を下記
第1表に示す。但し、製造コストは比較例1の製造コス
トを1とし、この比較例1に対する比として示した。そ
して、総合的に判断してヒートローラとして優れた特性
を有している場合を◎、従来のヒートローラに比して優
位性が認められない場合を×で示し、これを総合評価欄
に記載した。
第1表 この第1表から明らかなように、本発明の実施例1はウ
オームアツプ時間が短く、熱吸収性が優れていると共に
、その製造コストが低く、ヒートローラとして極めて優
れているものであった。
方、従来のヒートローラである比較例1は、ウオームア
ツプ時間は短いものの、製造コストが高い。
また、内面処理を施していない比較例2はウオームアツ
プ時間が長く、熱吸収性が劣るものであった。
次に、JIS 505Bアルミニウム合金バイブを、下
記第2表に示す条件で加熱処理して酸化被膜を形成し、
処理後のパイプ内面の黒化状態を調べた。
そして、この黒化状態により黒色化の良否を評価した。
この結果を第2表に併せて示す。但し、表中、黒色化状
態が極めて優れている場合を◎、黒色化状態が優れてい
る場合を01金属光沢がある場合を×で示した。
この第2表から明らかなように、本発明の実施例2乃至
4はいずれも金属光沢がない酸化被膜を得ることができ
た。一方、加熱温度が低い比較例3及び4はいずれも金
属光沢を有しており、従って熱吸収効率が低いものであ
った。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、アルミニウム合金
管の表面にMgを主成分とする酸化被膜が形成されてい
るから、このアルミニウム合金管の熱吸収効率は従来に
比して高い。
また、本発明方法によれば、Mgを含有するアルミニウ
ム合金管を500℃以上に加熱して酸化膜を形成するか
ら、極めて容易に、熱吸収効率が高い高品質のアルミニ
ウム合金管を製造することができる。
第2表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その表面にMgを主成分とする酸化被膜を形成し
    てあることを特徴とする熱吸収効率が優れたアルミニウ
    ム合金管。
  2. (2)Mgを含有するアルミニウム合金素管を500℃
    以上の温度に加熱してその表面にMgを主成分とする酸
    化被膜を形成することを特徴とする熱吸収効率が優れた
    アルミニウム合金管の製造方法。
JP20443489A 1989-08-07 1989-08-07 熱吸収効率が優れたアルミニウム合金管及びその製造方法 Pending JPH0368751A (ja)

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