JPS5943038Y2 - スチ−ムアイロン - Google Patents
スチ−ムアイロンInfo
- Publication number
- JPS5943038Y2 JPS5943038Y2 JP14443178U JP14443178U JPS5943038Y2 JP S5943038 Y2 JPS5943038 Y2 JP S5943038Y2 JP 14443178 U JP14443178 U JP 14443178U JP 14443178 U JP14443178 U JP 14443178U JP S5943038 Y2 JPS5943038 Y2 JP S5943038Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- steam
- vaporization
- paint
- iron base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気化室内面の気化効率をよジ一層高めたスチー
ムアイロンに関する。
ムアイロンに関する。
スチームアイロンは、アイロンベースが加熱され適温に
なったとき、水を気化室に連続的に滴下させてスチーム
を発生させ、発生したスチームをスチーム噴出孔を通し
てアイロンベースの掛は面に噴出するようにされている
が、気化室に連続的に滴下した水を順次確実にスチーム
にするためには、気化室の気化能力と気化効率が優れて
いる必要がある。
なったとき、水を気化室に連続的に滴下させてスチーム
を発生させ、発生したスチームをスチーム噴出孔を通し
てアイロンベースの掛は面に噴出するようにされている
が、気化室に連続的に滴下した水を順次確実にスチーム
にするためには、気化室の気化能力と気化効率が優れて
いる必要がある。
しかしながらこの気化能力は気化室の大きさ、温度及び
容量などにより決定されるので、限られた大きさのアイ
ロンベースの中では限界があハいかにして気化効率を高
めるかが課題となっている。
容量などにより決定されるので、限られた大きさのアイ
ロンベースの中では限界があハいかにして気化効率を高
めるかが課題となっている。
気化効率を高めるためには、気化室内面が過熱時におけ
る死水現象（水玉になる現象）の抑制、熱緩衝性および
親水性などに優れている必要がある。
る死水現象（水玉になる現象）の抑制、熱緩衝性および
親水性などに優れている必要がある。
そこで従来、この気化効率を高める手段として、気化室
内面にエポキシ系の耐熱樹脂皮膜々どを塗布焼成してい
たが、これは次のような欠点があった。
内面にエポキシ系の耐熱樹脂皮膜々どを塗布焼成してい
たが、これは次のような欠点があった。
（イ）加熱−冷却が繰返されるアイロンの使用条件にお
いては、エポキシ系の耐熱樹脂膜は耐剥離性が不足し、
その結果長期間使用すると樹脂膜が剥離してスチーム不
良、スチーム穴ようの汚水流出などの原因となる。
いては、エポキシ系の耐熱樹脂膜は耐剥離性が不足し、
その結果長期間使用すると樹脂膜が剥離してスチーム不
良、スチーム穴ようの汚水流出などの原因となる。
（ロ）エポキシ系の耐熱樹脂膜はその焼成温度が約２８
０℃であり、アイロンベースの掛は面に施されているフ
ッ素樹脂コーティング焼成温度（約３２０℃）より低い
ため、フッ素樹脂コーティングとの同時焼成が不可能で
あり、フッ素樹脂コーティングを施した後、別の工程で
塗布焼成を行わねばならず、筐たエポキシ系樹脂を塗布
焼成する時の再加熱により、フッ素樹脂コーティングの
性能劣化を招く恐れがあるなど、スチームアイロンの製
造工程の合理化を妨げ、価格を上昇させるとともに性能
の劣化などの原因となる。
０℃であり、アイロンベースの掛は面に施されているフ
ッ素樹脂コーティング焼成温度（約３２０℃）より低い
ため、フッ素樹脂コーティングとの同時焼成が不可能で
あり、フッ素樹脂コーティングを施した後、別の工程で
塗布焼成を行わねばならず、筐たエポキシ系樹脂を塗布
焼成する時の再加熱により、フッ素樹脂コーティングの
性能劣化を招く恐れがあるなど、スチームアイロンの製
造工程の合理化を妨げ、価格を上昇させるとともに性能
の劣化などの原因となる。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、気
化室内面の塗料としてポリフェニレンサルファイド系の
塗料を用いることによシ、気化効率を高め、耐剥離性も
強く、フッ素樹脂コーティングと同時焼成を可能とした
スチームアイロンを提供することを目的とする。
化室内面の塗料としてポリフェニレンサルファイド系の
塗料を用いることによシ、気化効率を高め、耐剥離性も
強く、フッ素樹脂コーティングと同時焼成を可能とした
スチームアイロンを提供することを目的とする。
以下図面を参照して本考案の一実施例について説明する
。
。
図は本考案によるスチームアイロンのアイロンベース１
１の一実施例を示す斜視図である。
１の一実施例を示す斜視図である。
アイロンベース１１の一部には気化室１２が凹設され、
気化室１２とアイロンベース１１の掛は面１３とはスチ
ーム噴出孔（図示せず）により連通されている。
気化室１２とアイロンベース１１の掛は面１３とはスチ
ーム噴出孔（図示せず）により連通されている。
気化室１２の内面にはポリフェニレンサルファイド（ｐ
ｐｓ）系の塗料が塗布焼成されている。
ｐｓ）系の塗料が塗布焼成されている。
このポリフェニレンサルファイド系塗料の塗布焼成は、
アイロンベース１１の脱脂、洗浄後、スプレーガンその
他の器具を用いて気化室１２の内面に吹付塗装し、必要
に応じて吹付後に予備乾燥ヲ行い、続いてアイロンベー
ス１１のｎｖ面１３にフッ素樹脂塗料を塗布し、このフ
ッ素樹脂塗料とともに約３２Ｑ℃で焼成することによう
なされている。
アイロンベース１１の脱脂、洗浄後、スプレーガンその
他の器具を用いて気化室１２の内面に吹付塗装し、必要
に応じて吹付後に予備乾燥ヲ行い、続いてアイロンベー
ス１１のｎｖ面１３にフッ素樹脂塗料を塗布し、このフ
ッ素樹脂塗料とともに約３２Ｑ℃で焼成することによう
なされている。
このような構成から成る本考案によるスチームアイロン
は、気化室内面にポリフェニレンサルファイド系の塗料
を塗布焼成しであるので、従来のエポキシ系の耐熱塗料
を使用したものと比べ耐熱性、耐剥離性及び耐食性に優
れ、限られた大きさのアイロンベースの気化室の気化効
率を高くすることができる。
は、気化室内面にポリフェニレンサルファイド系の塗料
を塗布焼成しであるので、従来のエポキシ系の耐熱塗料
を使用したものと比べ耐熱性、耐剥離性及び耐食性に優
れ、限られた大きさのアイロンベースの気化室の気化効
率を高くすることができる。
普た焼成温度が高く、フッ素樹脂コーティング材とほぼ
同じ焼成温度であるため、アイロンベースの掛は面にフ
ッ素樹脂コーティングを施す場合、同時に焼成を行うこ
とができ、工程の合理化、コーティングの性能劣化の防
止などを図ることができる。
同じ焼成温度であるため、アイロンベースの掛は面にフ
ッ素樹脂コーティングを施す場合、同時に焼成を行うこ
とができ、工程の合理化、コーティングの性能劣化の防
止などを図ることができる。
図面は本考案によるスチームアイロンのアイロンベース
を示す斜視図である。 １１・・・・・・アイロンベース、１２・・・・・・気
化室、１３・・・・・・掛は面。
を示す斜視図である。 １１・・・・・・アイロンベース、１２・・・・・・気
化室、１３・・・・・・掛は面。
Claims (1)
- アイロンベースの一部に気化室が凹設され、アイロンベ
ースの掛は面にフッ素樹脂塗料が塗布焼成されているス
チームアイロンにおいて、前記気化室の内面にはポリフ
ェニレンサルファイド系の塗料が塗布され、前記フッ素
樹脂塗料と同時に焼成することにようポリフェニレンサ
ルファイド系の焼成皮膜が形成されていることを特徴と
するスチームアイロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14443178U JPS5943038Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | スチ−ムアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14443178U JPS5943038Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | スチ−ムアイロン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5560899U JPS5560899U (ja) | 1980-04-25 |
| JPS5943038Y2 true JPS5943038Y2 (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=29123037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14443178U Expired JPS5943038Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | スチ−ムアイロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943038Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-20 JP JP14443178U patent/JPS5943038Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5560899U (ja) | 1980-04-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3268989A (en) | Method of assembling a ceramic lined water heater | |
| JPS5943038Y2 (ja) | スチ−ムアイロン | |
| JP2006526517A (ja) | 蒸気発生装置用のコーティング | |
| JP3062719B2 (ja) | 耐熱プレコート金属板の焼付炉及び焼付方法 | |
| JPS5854617B2 (ja) | ホットスプレ−装置 | |
| JP2700238B2 (ja) | 熱定着ローラ | |
| JPS6010792B2 (ja) | 金属管の塗布方法 | |
| CN219303401U (zh) | 一种漆包线分段式烘焙装置 | |
| JPS60232275A (ja) | 塗装鋼板の加熱乾燥装置 | |
| JPS63130101A (ja) | マイクロ波乾燥装置 | |
| JPS5521816A (en) | Method of forming fluorescent face of color picture tube | |
| JPS6329592B2 (ja) | ||
| JPH02187001A (ja) | Ｐｔｃヒータに電極を形成する方法 | |
| JPS6214470Y2 (ja) | ||
| JP2623824B2 (ja) | アルミ鋳込ヒータおよびその製造方法 | |
| CN109622324A (zh) | 手机背壳喷涂工艺 | |
| JPH04396A (ja) | 水洗装置 | |
| JPS5616037A (en) | High-frequency heating apparatus equipped with heater | |
| JPS5539254A (en) | Forming method of non-tacky coating film having corrosion resistance and abrasion resistance | |
| JPS6323910Y2 (ja) | ||
| JPS5656275A (en) | Coating method of inside surface of metal pipe | |
| JPS5574838A (en) | Manufacturing of composite sheet | |
| JPS5815900A (ja) | スチ−ムアイロン | |
| JPH0615230A (ja) | 遠赤外線放射体コーティング鋼板 | |
| JPS58123096A (ja) | 熱交換器 |