JPS6329592B2 - - Google Patents

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JPS6329592B2
JPS6329592B2 JP55090303A JP9030380A JPS6329592B2 JP S6329592 B2 JPS6329592 B2 JP S6329592B2 JP 55090303 A JP55090303 A JP 55090303A JP 9030380 A JP9030380 A JP 9030380A JP S6329592 B2 JPS6329592 B2 JP S6329592B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cast iron
iron pipe
tar
coating
plug member
Prior art date
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Expired
Application number
JP55090303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5715872A (en
Inventor
Takao Horie
Shoichi Sakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamoto Corp
Original Assignee
Okamoto Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamoto Corp filed Critical Okamoto Corp
Priority to JP9030380A priority Critical patent/JPS5715872A/ja
Publication of JPS5715872A publication Critical patent/JPS5715872A/ja
Publication of JPS6329592B2 publication Critical patent/JPS6329592B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋳鉄管の塗装方法に係り、特に鋳鉄管
内面を静電粉体塗装する一方、その外面をデイツ
ピング(dipping;浸漬)法にて効果的にタール
塗装せしめ得る方法を提供するものである。
従来から、鋳造して得られる鋳鉄管(異形管、
直管を含む。以下同じ)には、その防食、さび止
め等の目的をもつて、タール塗装が施されてき
た。そして、このタール塗装の具体的手法とし
て、鋳鉄管の内面及び外面の両方に同時に塗装し
得るところから、該鋳鉄管を精製タール浴中に浸
漬するデイツピング法、所謂ドブ漬け法が採用さ
れてきたのである。
而して、水道用などの鋳鉄管にあつては、その
内面に形成される塗膜により高度の防食、さび止
め等の性能が要請されるに至つたこと等のため、
近年においては該鋳鉄管の内面を静電粉体塗装せ
しめて粉体塗膜を形成せしめる手法が採用されて
いるが、かかる静電塗膜がタール塗装に比して割
高であり、また外面には内面ほどの高度の塗膜性
能が要求されないところから、鋳鉄管外面には依
然としてタール塗装が行なわれているのである。
ところで、内面に粉体塗膜を形成した鋳鉄管の
外面タール塗装にあつては、鋳造バラツキや内面
塗膜厚変動などに基づく鋳鉄管内径のバラツキに
よつて、該鋳鉄管両端の開口部の確実な遮断(シ
ール)が難しく、それ故タールが浸入して内面へ
付着するのを防止するに適当な方法がなかつたた
め、デイツピング法は今日まで用いられておら
ず、専らハケを用いた手塗り法やスプレー方式が
採用されているに過ぎなかつたのである。しかし
ながら、これら従来のハケ塗り方式やスプレー方
式は、作業能率が低く、それ故生産性が悪いう
え、コスト高という欠点も内在しており、このた
めこれらの問題を悉く解決し得るデイツピング方
式の開発が望まれていたのである。
ここにおいて、本発明は、かかる事情に鑑みて
為されたものであつて、その要旨とするところ
は、鋳造して得られる鋳鉄管の内面を静電粉体塗
装した後、該鋳鉄管の両端開口部に、金属製本体
の外周面にテーパー形状を与えるように弾性材料
がライニングされてなり、且つ外周面が軸心に対
して約10゜を越えないテーパー角度を有する栓部
材を嵌入せしめることにより、かかる栓部材を、
該弾性材料にて構成されるテーパー部の弾性作用
にて該鋳鉄管の内径のバラツキを吸収しつつその
開口部に密に嵌合せしめて該鋳鉄管の両端開口部
の完全にシールを達成せしめ、そしてこの両端開
口部のシールの行なわれた鋳鉄管を所定のタール
浴中に浸漬せしめて、デイツピング法にてその外
表面をタール塗装するようにしたことにあり、こ
れによつて内面に粉体塗膜を形成した鋳鉄管の外
面のみを極めて高能率、低コストで塗装し得るこ
ととなつたのである。
かくの如き本発明の実施に際して、先ず塗装対
象物たる鋳鉄管には、通常の方法に従つて直管を
初め、種々の形状の異形管として鋳造されたもの
が用いられ得る。そして、この鋳造して得られ
る、吹上り(鋳上り)鋳鉄管には、バリ取り、シ
ヨツトがけなどの公知の表面清浄化処理が施され
た後、よく知られているように200℃〜300℃程度
の予加熱が行なわれ、ついで公知の静電粉体塗装
手法に従つて該鋳鉄管の内面に所定の塗料が付着
せしめられ、そして焼付けられることにより、該
鋳鉄管の内面に所望の粉体塗膜が形成されるので
ある。
こうして内面に粉体塗膜が形成された鋳鉄管に
は、次に、第1図に示される如き栓がその両端開
口部にそれぞれ嵌入せしめられることとなる。
即ち、第1図において、1は鋳鉄管であり、そ
の内面に粉体塗膜2が所定の厚さに形成されてい
る。また、かかる鋳鉄管1の両端開口部にそれぞ
れ嵌入せしめられる栓3は、底部外面にダボ(突
起)3cを設けた有底筒状の金属製本体(一般に
は鋳造品)3aと、その外周面にテーパー形状と
なるようにゴムなどの弾性材料をライニングする
ことによつて形成せしめたテーパー部3bとから
構成されている。そして、かかる栓3が鋳鉄管1
の開口部に嵌入せしめられると、該栓3はそのテ
ーパー形状に従つて鋳鉄管1内に入り込むことと
なるが、その外周のテーパー部3bが弾性材料か
ら形成されているために、該鋳鉄管1の内径が鋳
造バラツキや内面粉体塗膜2厚の変動などによつ
てバラついても、それを良好に吸収し、しかも弾
性材料の弾性特性によつて栓3は鋳鉄管開口に密
に食い付くこととなつて、そこに完全なシール
(管の内面と外面の遮断)が達成され得るのであ
る。特に、かかる栓3の嵌入は、鋳鉄管1の内径
が真円形状となつていないために、手による押込
み操作では充分でなく、一般に打込みによつて行
なわれることとなるところから、上記した栓3の
構造は、その打込みによる嵌入操作は極めて好都
合となるのである。即ち、栓3の剛性ある本体3
a部分において、鋳鉄管1の開口部内に打ち込む
ようにすることにより、鋳鉄管開口の完全なシー
ルが容易に為され得るのである。しかるに、全体
がゴムの如き弾性材料からなるものにあつては、
その弾性が反つて嵌入操作に悪影響をもたらし、
実用上、その嵌入を著しく困難としており、従つ
て鋳鉄管開口のシールが充分でない問題を内在し
ているのである。
また、鋳鉄管1の両端開口部の遮蔽は単に栓3
を嵌入(圧入)すれば足りるので、その作業は極
めて簡単であつて作業能率が良いことは勿論、嵌
入後の処理(デイツピング、乾燥)工程中でも脱
落するようなことは全くないのである。
なお、上例の栓3のテーパー部3bを構成する
弾性材料が反撥性の良好なものでなければならな
いことは勿論、後のタールデイツピング工程を考
えると耐溶剤性を有し、また繰り返し使用の為に
も耐摩耗性などが要請されるのである。また、特
に上例の如く本体3aに弾性材料をライニングし
たものを使用すれば、金属製の本体3aと鋳鉄管
1内壁との間でテーパー部3bが堅固に挾圧され
て栓3全体の脱落が効果的に阻止され得るものと
考えられている。更に、かかる型式の栓3におい
て、テーパー部3bの軸心に対するテーパー角
度;αは10゜を越えないようにすることが必要で
あることが、本発明者らの実験によつて明らかと
なつており、なかでも特に4〜5゜が最も望ましい
結果が得られている。
尤も、本発明にて使用される鋳鉄管の両端開口
部に嵌入せしめられる栓部材は、上例の栓3構造
のみに限られるものでなく、更に第2図に示され
る如き構造の栓部材も使用することが出来る。
即ち、第2図において、栓5は金属製の栓本体
5aとゴムライニングのテーパー部5bから構成
されると共に、該栓本体5a部分に減圧形成機構
が設けられており、該栓5が鋳鉄管1の開口部に
嵌入せしめられた後、その操作によつて該鋳鉄管
1内の圧力を低下せしめ得るようにされている。
具体的には、本体5aに形成されたシリンダ部5
d内に滑合されたピストン6が本体5a底部を貫
通するピストン棒7の回動によつて第2図で右方
向に移動せしめられることにより、鋳鉄管1内が
減圧されるのである。そして、このような減圧機
構による減圧の形成によつて、鋳鉄管1に対する
栓5の嵌合がより密となり、より確実なシールが
達成される他、栓5の脱落防止にもより一層寄与
し得るのである。なお、図中、8a,8b,8c
はいずれもシール部材である。
また、鋳鉄管1内の減圧形成には、その他の公
知の構造の減圧機構が採用され得る他、それら減
圧機構を採用しなくとも、該鋳鉄管1が焼付け処
理された後の未だ熱い状態下において或は加熱に
よつて熱い状態下に維持された下に、その両端開
口部に所定の栓部材、例えば3或は5などを嵌入
せしめた後、該鋳鉄管1を冷却せしめることによ
つても、減圧の形成は可能である。これらの場合
にも、上記と同様な効果が奏され得るのである。
そして、このようにして両端開口部にそれぞれ
栓部材(3又は5)が嵌合された鋳鉄管1は、つ
いで所定のタール浴(一般に精製タールが使用さ
れる)に浸漬され、その外面がタール塗装される
のであるが、先述の如く該鋳鉄管1は栓部材にて
確実にシールされているので、内面にタールが浸
入して付着するような問題は全くなく、内面と外
面の塗装ラインがはつきりと付いた塗装管となる
のである。しかも、栓部材(3又は5)は鋳鉄管
1開口部にしつかりと食い付いているので、デイ
ツピング操作中や、その後のタール乾燥工程中に
おいて脱落するようなことも全くないのである。
なお、このように鋳鉄管1の開口部に密接に嵌
合せしめられた栓は、塗装終了後にダボ部3cな
どを叩くことによつて無理なく取り外し得るので
ある。
以上詳述せるように、本発明は、鋳鉄管の開口
部に、テーパー状弾性部材の弾性特性を利用して
栓部材を密に且つ堅固に嵌入せしめるものである
が、特に異形管における開口部の著しい内径変
化、段付き形状などを考えるとき、本発明手法の
開発は、かかる異形管のタール塗装において誠に
意義深いものと言うべきものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つて鋳鉄管の開口部に栓部
材を嵌入した状態を示す断面図、第2図は栓部材
の他の例を示す第1図に相当する部分図である。 1:鋳鉄管、2:粉体塗膜、3,5:栓、3
a,5a:栓本体、3b,5b:弾性テーパー
部、3c:ダボ、6:ピストン、7:ピストン
棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋳造して得られる鋳鉄管に対して、先ずその
    内面を静電粉体塗装せしめ、ついで該鋳鉄管の両
    端開口部に、金属製本体の外周面にテーパー形状
    を与えるように弾性材料がライニングされてな
    り、且つ外周面が軸心に対して約10゜を越えない
    テーパー角度を有する栓部材を嵌入せしめること
    により、かかる栓部材を、該弾性材料にて構成さ
    れるテーパー部の弾性作用にて該鋳鉄管の内径の
    バラツキを吸収しつつ、その開口部に密に嵌合せ
    しめて、該鋳鉄管の両端開口部のシールを行なつ
    た後、タール浴中に浸漬せしめて、該鋳鉄管の外
    表面のタール塗装を行なうことを特徴とする鋳鉄
    管の塗装方法。 2 前記栓部材が、前記鋳鉄管の開口部に嵌入せ
    しめられた後、該鋳鉄管内の圧力を低下せしめ得
    る減圧手段を備えた特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
JP9030380A 1980-07-02 1980-07-02 Painting method for cast iron pipe Granted JPS5715872A (en)

Priority Applications (1)

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JP9030380A JPS5715872A (en) 1980-07-02 1980-07-02 Painting method for cast iron pipe

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JP9030380A JPS5715872A (en) 1980-07-02 1980-07-02 Painting method for cast iron pipe

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JPS5715872A JPS5715872A (en) 1982-01-27
JPS6329592B2 true JPS6329592B2 (ja) 1988-06-14

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ID=13994760

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JP9030380A Granted JPS5715872A (en) 1980-07-02 1980-07-02 Painting method for cast iron pipe

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034140A (ja) * 1983-08-03 1985-02-21 Osaka Gas Co Ltd 穀物焙煎方法
JPH11156286A (ja) * 1997-11-27 1999-06-15 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 筒状基体の成膜方法
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JP2009108895A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Hoshipura:Kk カプラ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53120638A (en) * 1977-03-31 1978-10-21 Sumitomo Metal Ind Ltd Outside plating method for steel tube

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