JPH036868A - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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JPH036868A
JPH036868A JP1142748A JP14274889A JPH036868A JP H036868 A JPH036868 A JP H036868A JP 1142748 A JP1142748 A JP 1142748A JP 14274889 A JP14274889 A JP 14274889A JP H036868 A JPH036868 A JP H036868A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
film
transparent dielectric
dielectric film
conversion film
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Pending
Application number
JP1142748A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Nakamura
中村 弘喜
Yumi Kihara
木原 由美
Chiaki Tanuma
千秋 田沼
Kohei Suzuki
公平 鈴木
Akira Takayama
暁 高山
Kenichi Mori
健一 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH036868A publication Critical patent/JPH036868A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、光電変換装置に関する。
(従来の技術) 光導電型光電変換装置はファクシミリ装置などの各種装
置に多く使用されているが、高分解能化即ち素子密度の
増大による感度向上および高速化に伴う応答速度の改善
が望まれている。
光電変換装置として知られているものとして、第8図、
第9図および第10図に示すものなどが挙げられる。
第8図および第9図は、透明基板1上に光電変換膜2を
形成し、この光電変換膜2上にソースおよびドレイン電
極からなる対向電極3を設けたものである(特開昭82
−284678号公報)。
この対向電極3には、金属電極、またはインジウム−ス
ズ酸化物(1,T、O,)などの透明電極を用いている
。また、第9図のように、光電変換膜2と対向電極3と
の間にオーミックコンタクト層4を介在させて形成する
こともある。
このほか、光電変換装置の応答速度改善のために、第1
0図に示すような、ゲート電極5および絶縁層6を透明
基板1上に付加し、対向電極3側から先を入射する構造
とした光電変換装置が開発されている(特開昭58−1
8978号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の光電変換装置では、次に
述べるような問題があった。
第8図に示した光電変換装置では、対向電極3を第11
図に示すような一対の櫛歯状電極51で構成した場合、
光の何効照射面積は約50%となり、さらに、高屈折率
の光電変換膜2界面での反射のために光の利用効率が低
下するという問題があった。
そこで、この問題を解決するために、対向電極3を透明
電極にした場合、光の有効照射面積は改善されるものの
、高屈折率の光電変換膜2界而での反射による問題は解
決されず、利用効率の改善における課題として残されて
いる。
オーミックコンタクト層4やゲート電極5を付加した、
第9図および第10図のような光電変換装置についても
、それぞれの層の屈折率の差による反射が生じ、光の利
用効率の改善が課題とされている。
本発明は、このような課題に対処してなされたもので、
対向電極および光電変換膜の界面における光の反射を低
減し、光の利用効率の高い充電変換装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の光電変換装置は、基板と、この基板上に形成さ
れた光電変換膜と、この光電変換膜上に該光電変換膜の
所定部分を露出して形成された一対の対向電極とをaす
る光電変換装置において、少なくとも、前記先車変換膜
の露出部」ニに透明誘電体膜を形成したことを特徴とし
ている。
また、前記透明誘電体膜は、前記光電変換膜の露出部上
および前記対向電極上に形成されても良く、この場合は
、前記光電変換膜上に形成された膜厚と前記対向電極上
に形成された膜厚とを、光の反η・1率が最小限となる
条件を満たすように異なって形成することが好ましい。
(作 用) 本発明の光電変換装置では、対向電極側からの光の入射
に対して、光電変換膜上に小なくとも一層以上の透明誘
電体膜を形成している。
この透明誘電体膜は膜厚を調整することによって、対向
電極および光電変換膜の界面における光の反射を低減す
ることができ、反射防止膜としての役割を果たす。
したがって、光電変換膜に入射する光の利用効率を向上
させることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する
第1図は、本発明の一実施例の光電変換装置の構成を示
す断面図である。
同図において、石英などからなる透明基板11上には、
光電変換膜12、オーミックコンタクト層13、ソース
およびドレイン電極である対向電極14が積層形成され
ている。そして、々I向電極14の間隙部には、透明誘
電体膜15が対向電極14の面から突出するように形成
されている。
この透明誘電体膜15は光電変換膜12上のみに、対向
電極14の而から突出して形成されており、対向電極1
4の膜厚を調整することにより、光の反射率を最小限に
抑えている。
透明誘電体膜15としては、入射光に対して透明で、か
つ、絶縁物であれば特に限定はなく、たとえば5102
 、Siq N 4.5iONs  5inSA120
3、AIN、  ZrO2,TlO2などが挙げられ、
屈折率が大きいもの程好適である。
この透明誘電体膜15として、屈折率nがそれぞれ、r
r )、46、1.9.2.1である 3種類の透明誘
電体膜を用いてその膜厚を変化させ、一方、光電変換膜
12として水素化アモルファスシリコン(膜厚1μ国、
屈折率rr 4.3、吸収係数に−0,1,3)を用い
た場合の、透明誘電体膜15の膜厚と光反射率との関係
を第6図に示した。なお、光は対向電極14側からの入
I・1てあり、入射光波長は570nI11とした。
第6図の結果から明らかなように、透明誘電体膜を形成
しない場合には光の反射率が3896程度で最も光の利
用効率が低く、この光の反射率は、膜厚の増加に伴って
徐々に低減し、ある点を境に再び増大する。
この実施例では、透明誘電体膜の屈折率が2.1および
1,9のとき約700人の膜厚で反射率が最小となり、
1m折率が1.46のとき約1000人の膜厚で反射率
が最小となる。
そして、このような反射率の増減は、透明誘電体膜の膜
厚増加と共に周期的に繰りかえされることがわかる。ま
た、透明誘電体膜の屈折率が高いほど薄い膜厚で反射率
が0%になることがわかる。
次に、上述した透明誘電体膜と同一の屈折率を有する 
311類の膜を用い、対向電極14として透明なインジ
ウム−スズ酸化物、すなわち1.T。
0、膜(膜厚750人、屈折率n= 2.0、吸収係数
に−0,04)を用いた場合の、透明誘電体膜15の膜
厚と光反射率との関係を第7図に示した。
第7図の結果は、f、T、O,膜の膜厚を750人とし
た場合、1.T、O,膜上に透明誘電体膜を形成しない
時に光の反射率を0%近くに抑えられることを示してい
る。そして、第6図の結果と同様に、光の反射率は透明
誘電体膜膜厚の変化によって周期的に変化し、透明誘電
体膜の屈折率が高いほど薄い膜厚で反射率を0%にする
ことができる。
さらに、第6図と第7図との結果を併せて考えると、透
明誘電体膜15を光電変換膜12と対向電極14上に同
じ膜厚で形成したのでは、画部分に形成された透明誘7
ヒ体膜の反射率が極小となる膜厚が異なるために、反射
防止の効果が低減することがわかる。
このことから、光電変換膜12と対向電極14上におけ
る透明誘電体膜15の膜厚を変えるか、または光電変換
膜12および対向電極14の材質を変えて、反射率を最
小限に抑えるための最適条件を満たすようにy8整すれ
ばよい。
つまり、第1図に示した光電変換装置のように対向電極
14の屈折率と吸収係数に基づいて対向電極14として
用いる材料の膜厚を:A整するほかに、光電変換膜12
と対向電極14の両方に、透明誘電体膜15の膜厚を変
化させて形成してもよい。
このような光電変換装置の実施例を第2図および第3図
に示す。
第2図は光電変換膜12が露出している対向電極14の
間隙と、さらに対向電極14上とに、表面が平坦になる
ように透明誘電体膜15aを形成したもので、第3図は
対向電極14の間隙に相当する光電変換膜12の露出部
上に他の部分より厚みを持たせて透明誘電体膜15bを
形成したものである。
これらの図に示すように、光電変換膜12と対向電極1
4の両方に透明誘電体膜15を形成した場合、透明誘電
体膜15は反射防止膜としてだけでなく、充電変換装置
表面の保護層としての役目も果たす。
また、光電変換装置に用いられる光源は単色光源ではな
いことから、波長の違いによる反射率の変化を考慮する
必要があるため、より反射損失を低減するために透明誘
電体膜を多層構造にすることが好ましい。
このような透明誘電体膜が多層構造とされた光電変換装
置を第4図に示す。
第4図に示した実施例では、透明誘電体膜15とさらに
第二の透明誘電体膜15cが積層形成されている。
このほか、本発明は第5図に示すような、ゲート電極1
6および絶縁層17を有する充電変換装置に適用するこ
ともでき、さらに、対向電極14が透明でないたとえば
Tis No、^1等の金属電極である場合においても
有効である。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明の光電変換装置は、対向電
極の間隙、すなわち露出した光電変換膜上に透明誘電体
膜を形成している。
このため、光電変換膜における光の反射率を著しく低減
することができ、光の利用効率を向上させることができ
る。
よって、より感度の高い優れた光電変換装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はそれぞれ本発明の実施例の光電変
換装置の断面図、第6図および第7図は第1図に示した
光電変換装置における、異なる屈折率を有する透明誘電
体膜の膜厚変化に伴う光反射率の変化を示す図、第8図
ないし第10図は従来の光電変換装置の断面図、第11
図は対向電極の正面図である。 1.11・・・・・・・・・基板 2.12・・・・・・・・・光電変換膜3.14・・・
・・・・・対向電極 4.13・・・・・・・・・オーミックコンタクト層5
.16・・・・・・・・・ゲート電極6.17・・・・
・・・・絶縁層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板と、この基板上に形成された光電変換膜と、
    この光電変換膜上に該光電変換膜の所定部分を露出して
    形成された一対の対向電極とを有する光電変換装置にお
    いて、 少なくとも、前記光電変換膜の露出部上に透明誘電体膜
    を形成したことを特徴とする光電変換装置。
  2. (2)前記透明誘電体膜は、前記光電変換膜の露出部お
    よび前記対向電極上に形成され、かつ、前記光電変換膜
    上に形成された膜厚と前記対向電極上に形成された膜厚
    とが異なることを特徴とする請求項1記載の光電変換装
    置。
JP1142748A 1989-06-05 1989-06-05 光電変換装置 Pending JPH036868A (ja)

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JP1142748A JPH036868A (ja) 1989-06-05 1989-06-05 光電変換装置

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JP (1) JPH036868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575147A (ja) * 1991-09-11 1993-03-26 Nec Corp 赤外線検出素子
US5438428A (en) * 1993-04-15 1995-08-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data storage device with selectable type data storages

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0575147A (ja) * 1991-09-11 1993-03-26 Nec Corp 赤外線検出素子
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