JPH0368564A - 核酸誘導体 - Google Patents

核酸誘導体

Info

Publication number
JPH0368564A
JPH0368564A JP2110255A JP11025590A JPH0368564A JP H0368564 A JPH0368564 A JP H0368564A JP 2110255 A JP2110255 A JP 2110255A JP 11025590 A JP11025590 A JP 11025590A JP H0368564 A JPH0368564 A JP H0368564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
formula
reaction
yield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2110255A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Kosho
古庄 博文
Akira Iizuka
飯塚 晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsumura and Co filed Critical Tsumura and Co
Publication of JPH0368564A publication Critical patent/JPH0368564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な核酸誘導体に関し、更に詳細には、抗
ウィルス活性を有する新規な核酸誘導体及びその製法に
関する。
[従来技術及びその課題] 従来より、数多くの核酸誘導体が抗ウィルス活性を有す
ることが知られている。 例えば、米国特許明細書第4
,199,574号には、9−(2−ハイドロキシエト
キシメチル)プリン類が抗ウィルス活性を有することが
記載されている。また、ヨーロッパ特許第 74.306号公報には、9−(1,3−ジハイドロキ
シー2−プロポキシメチル)グアニンが抗ウィルス活性
を有することが開示されている。
しかしながら、これらの化合物を始め、従来公知の核酸
誘導体は毒性等の副作用面において問題があり、より毒
性が低く、安全性の高い抗ウィルス剤の開発が望まれて
いた。
また、ウィルスの耐性獲得の面からも更に新しい抗ウィ
ルス剤の提供が求められていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者は上記の実情に鑑み、優れた抗ウィルス活性を
有する化合物を得べく、特にアシクロ系核酸誘導体に着
目し、種々の化合物を合成してその抗ウィルス活性を検
索した結果、下記式(I)で表される核酸誘導体は優れ
た抗ウィルス活性を示し、しかも安全性も高いものであ
ることを見出だし本発明を完成した。
すなわち本発明は次の式(I) 式中、 Bはグアニル、アデニル、シトシル、チミル、ウラシル
またはヒポキサンチル基、R□およびR2は水素原子、 (ここで、RsおよびR6は各々水素原子、薬学的に許
容できるカチオン、 炭素数l〜8のアルキル基、リン酸 若しくはビロリン酸を示す) または基   −0RO (ここでRoは水素原子を示すかR3と一緒になって基 基−C−R。
(R,は前記と同じ) 若しくは 基−P −ORs  Rb (R,およびR6は前記と同じ)を示すで表される核酸
誘導体を提供するものである。
本発明の化合物(I)は、例えば原料である式(It 
) (R,は水素原子または炭素数1ない し20のアルキル基を示す)を形成 する) R1は水素原子、 (式中、BおよびR3は前記した意味を有する) で表される化合物の基Bで示される塩基部分を必要によ
り保護した後、2′−3゛位間の結合を切断し、更に所
望の水酸基を保護した後、残りの水酸基をデオキシ化反
応に付し、最後に塩基及び水酸基の保護基を除去するこ
とにより得られる。
具体的には、化合物(I)はその基R,およびR2の相
違により、次の3群の化合物(Ia)、(Ib)および
(Ic) / R□      (Ia) R,(Ib) (Ic) (式中、B、R,およびR1は前記した意味を有する) に大別され、それぞれ以下に示す方法により調製するこ
とができる。
方  法 1 : 式(Ia)で表される化合物は、原料である化合物(I
I )の塩基および水酸基を必要により保護した後(こ
こで用いられる保護基を以下それぞれ「塩基保護基」お
よび「水酸基保護基」と略称する)、これに過ヨウ素酸
ナトリウム、次いで水素化ホウ素ナトリウムを作用させ
て 2゛−3”位置(以下、位置は原料化合物(TI 
)の位置で表示する)の結合を切断して式(m)で表さ
れる化合物とし、次いでこれをデオキシ化反応に付し、
更に塩基および水酸基保護基を脱離せしめることにより
得られる。
本発明において、デオキシ化反応は、例えば、水酸基を
チオカルボニル化もしくはハロゲン化した後、これを還
元することにより実施される。そして、式(Ia)、(
Ib)、(Ic)のいずれかの化合物が得られるかは、
水酸基の保護法や採用されるデオキシ化反応の条件によ
って定まる。
式(Ia)で表される化合物を得るためには、例えば、
反応式lに従い3°および5゛位の水酸基を保護して、
式(IVa)で表される化合物を得、その保護されてい
ない水酸基をデオキシ化反応に付すか、反応式2に従い
適当なハロゲン化剤を作用せしめて化合物(II7b)
の一方の水酸基をハロゲンX2に変換して化合物(■a
)となし、x2を還元して除去すれば良い。
反 応 式 : 出発原料である化合物(II )としては、グアノシン
、アデノシン、シチジン、リポチミジン、ウリジン、イ
ノシン等を用いることができる。
化合物(IT)の塩基部分の保護は、例えば、イソブチ
リルクロライド、ベンゾイルクロライド等の酸クロライ
ドを、ピリジン等の溶媒に溶解せしめた化合物(II)
に作用させることにより実施される。 より具体的には
、例えば、グアノシン等の原料化合物(II)を無水ピ
リジン等の溶媒に溶解させた後、水冷下にイソブチリル
クロライド等の酸クロライドを加えて水冷下で4時間反
応させ、得られた反応成績体をエタノール等の親水性溶
媒に溶解させ、NaOH水溶液等のアルカリ性水溶液で
部分加水分解した後、HCI等の酸水溶液で中和するこ
とにより実施される。
2°−3゛位の結合の切断(・開環)は、必要に応じ上
で述べたようにその塩基が保護された化合物(II)を
、まず過ヨウ素酸ナトリウム等の過ヨウ素系酸化剤で酸
化し、引き続き水素化ホウ素ナトリウム等の水の存在下
使用し得る還元剤を作用させることにより実施される。
 より具体的には、例えば0.IMNa工04溶液に、
必要に応じて塩基が保護された化合物(■)を溶解し、
室温下で約30分間反応させた後、NaBH4等の還元
剤を加えることにより実施される。
開環反応により得られた化合物(m)の水酸基の保護は
、例えば、1.3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラ
イソプロピルジシロキサン(TlPO5C12)等の二
官能性シリル化合物などを利用することにより行なうこ
とができる。具体的には、例えば化合物(m)を無水ピ
リジンに溶解させた後、TlPO5C12を加え、−3
0℃で4時間程度反応させることにより行なわれる。
反応式1の化合物(Va)を得るためのデオキシ化反応
は、水酸基が保護された化合物(IVa)に 1,1゛
−チオカルボニルジイミダゾール等のチオカルボニル化
試薬を作用させた後、還元することにより実施される。
 より詳しくは、まず、無水DMF等の溶媒中、化合物
(IVa)に1,1′−チオカルボニルジイミダゾール
等のチオカルボニル化試薬を加え、室温下で約2日反応
させて保護されていない水酸基をチオカルボニル化し、
次いで得られた化合物を無水メタノール等の溶媒中に溶
解させ、60℃程度の温度で2時間反応させる。次いで
、この反応生成物をα、α−アゾビスイソブチロニトリ
ル等のラジカル開始剤と共に、無水ジオキサン等の溶媒
中に溶解させた後、トリブチルチンハイドライド等の還
元剤を用い、ラジカル還元反応を行なうことによりデオ
キシ化反応が実施される。
上記反応により得られた化合物(Va)から塩基保護基
および水酸基保護基を脱離せしめる方法はいずれも公知
であり、一般に用いられるいずれの方法を用いてもよい
が、その−例としては、化合物(Va)をIM TEA
F/THF混液に溶解させ、室温下に10分間程度反応
させた後、更にNH,とピリジンの1:1混液中で室温
下3日間反応させる方法が挙げられる。
また、反応式2に従って化合物(mb)をハロゲン化し
て化合物(■a)とし、これを還元、脱保護に付して化
合物(Ia)を調製する場合は、ハロゲン化剤のモル比
が重要である。すなわち、ハロゲン化剤が多い場合には
、保護されていない水酸基がすべてハロゲン置換されて
しまい、化合物(Ia)でなく化合物(Ic)が得られ
てしまうので、ハロゲン化剤のモル比を化合物 (mb
)に対し1.2〜1.5とすることが必要である。
なお、二〇モル比の条件で反応させると化合物(■a)
のみならず化合物(■b)も生成するが、これらは反応
の適当な時点において分離すれば良い。
このハロゲン化反応自体は、公知の方法で実施すること
ができる0例えば、一般にはアルゴン、窒素ガス等の不
活性雰囲気中で、ハロゲン化剤に適した溶媒を、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、エーテル、THF等の低また
は無極性溶媒中から選択使用し、これに化合物(mb)
をとり、ハロゲン化剤を加えてハロゲン化すれば良い。
ハロゲン化剤としては、5OC12、NC5(N−クロ
ロサクシンイミド)等の塩素化剤;Br2、NBS(N
−プロモサクシンイミド) 、LiBr、PBr、等の
臭素化剤;メチルトリフエノキシホスホニウムアイオダ
イド、NaI等のヨウ素化剤等を使用することができる
ハロゲン化反応は、室温程度の温度で、1〜1.5時間
程度行なえば良い。
反応式2における水酸基および塩基の保護方法並びにそ
の除去は反応式1の方法に準じて行なうことができる。
方  法 2 : 式(Ib)で表される化合物は、方法1と同様原料であ
る化合物(II )の塩基を必要により塩基保護基で保
護した後、5′位の水酸基を水酸基保護基で保護し、次
いで過ヨウ素酸ナトリウム更に水素化ホウ素ナトリウム
を作用させて2’−3’位間で開環せしめた後、反応式
3に従って、2′位の水酸基を水酸基保護基で保護して
、式(IVb)で表される化合物を得、その保護されて
いない水酸基をデオキシ化反応に付して式(Vb)で表
される化合物となし、更に塩基および水酸基保護基を脱
離せしめるか、前記した反応式2において化合物(■a
)と共に生成する化合物(■b)を化合物(■a)から
分離精fR後、これを還元、脱保護反応に付すことによ
り得られる。
(以下余白) 反応式3Cごおける原料化合物(II )の塩基の保護
方法は、方法1と同一であるが、本方法においては、2
°位および5°位の水酸基の保護の仕方が異なる。 す
なわち、本方法において水酸基保護は、t−ブチルジフ
ェニルシリルクロライド等の一官能性シリル化合物を、
別個に所定の水酸基に選択的に作用させることにより行
なわれる。この反応は、はぼ方法1と同様な条件で行な
われる。
化合物(IVb)から保護されていない酸素原子を除去
するデオキシ化反応およびこの反応により得られた化合
物(Vb)から塩基および水酸基保護基を除去する反応
も、はぼ方法1と同様にして実施することができる。
また、反応式2におけるハロゲン化法等は方法1におい
て説明したのと同様であり、これに準じて実施できる。
方法3: 式(Ic)で表される化合物は、方法2と同様原料であ
る化合物(II)の塩基を必要により塩基保護基で保護
した後、5°位の水酸基を水酸基保護基で保護し、次い
で過ヨウ素酸ナトリウム更に水素化ホウ素ナトリウムを
作用させて2°−3°位で開環し、その保護されていな
い水酸基をデオキシ化反応に付し、更に塩基および水酸
基保護基を脱離せしめることにより得られる。
また、式(Ic)で表される化合物は、反応式2におい
て化合物(IIIb)に十分な量のハロゲン化剤を作用
させて化合物(■C)を得、このハロゲンを除去するこ
とによっても調製できる。この場合も化合物(mb)と
ハロゲン化剤のモル比が重要であり、ハロゲン化剤のモ
ル比を化合物 (mb)に対し2〜4以上とすることが
必要である (以下余白) 本方法における各工程は、2”位の水酸基を保護しない
ことを除けば前述の方法と全く同様な方法で実施するこ
とができる。
叙上の如くして得られた反応生成物は、更に必要に応じ
て公知の精製手段、例えばカラムクロマトグラフィー、
HPLC等により更に精製することができる。
また所望により、公知方法にしたがって種々の薬学的に
許容できる塩、酸付加塩またはエステルとすることがで
きる。 このような塩等の例としては、リン酸塩、リン
酸エステル塩、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
塩酸塩、アルキルエステル等が挙げられる。
[作用および発明の効果] かくして得られた本゛発明の核酸誘導体(I)は、優れ
た抗ウィルス作用を有し、医薬、農薬等として有用なも
のであるが、これは本発明化合物が核酸のリボース部位
が解裂した構造を有するためと考えられる。すなわち、
現在、抗ウィルス剤として臨床使用されているアシクロ
ビルおよびDHPGはそれぞれ下に示すように、グアノ
シンのリボース部位が解裂し、一部の炭素が欠損した構
造を有しており、ウィルス増殖時にあたかもグアノシン
の如くに認識されることにより、その作用を発現するも
のであるが、本発明化合物は、更にアシクロビル、DH
PGと比べ、核酸に類似する構造を有するため、より、
ウィルス中に取り込まれやすく、より優れた作用が得ら
れるものである。
(アシクロビル)    (DHPG)〔式中、Gはグ
アニル基を示す〕 〔実施例〕 以下に実施例を示し、本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明は、これにより制限されるものでない。
実施例−1 開環反応(式(■a″〉中、Boは保護されたグアニル
基である化合物の合成):51ビーカー中、N2−イソ
ブチリルグアノシン 17.67 g (50mmol
)を0.1MN a I Oa  884■lに溶解さ
せ、室温下に90分間反応させた。 TLC(クロロホ
ルム−メタノール 5:1)で分析した所、原料は完全
に消失し、新しいスポットが生成していたので、IM 
エチレングリコール53−1を加えて室温下に30分間
攪拌する事により、反応を停止した。水で21に希釈し
た後、NaBH,17,67g(467mmol)を加
え、水冷下に10分間反応させた。次にIM  HCO
OH884■lを加え、室温下に1時間反応させ、過剰
のN a B Haを分解した。次に、反応液をLM 
 NH,OHで中和した。反応後をTLC(クロロホル
ム−メタノール 5:1)及び逆相HPLC(アセトニ
トリル−水 5:95→40 : 60直線グラジ工ン
ト20分)で分析した所、目的物の他に目的物から塩基
部保護基であるイソブチリル基が脱離した物が副生して
おり、その生成比は、3:1であった。 大量分取HP
LCで分取する事により、目的物7.6gを得た。’H
−NMR及びFAB−M、S。
により構造を確認した。
収量: 7.6g (21,4−一01)収率:   
43% 実施例−2 水酸基保護反応(式(rVa)中、Boは保護されたグ
アニル基、Y2は1,1,3.3−テトライソプロピル
ジシロキサンである化合物の合成〉: 20011三首フラスコ中、実施例−1で得た化合# 
4.05g(11,4厘−ol)をアルゴン雰囲気下に
、無水ピリジン50m1に溶解させた。液温を一30℃
に冷却し、1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラ
イソプロピルジシロキサン3.95■1 (12,5g
mol)を加えた。−30℃で4時間反応させた後、T
LC(10: 1  クロロホルム−メタノール)で分
析した所、目的物と思われる物が主生成物として得られ
ていた。 反応液をクロロホルム抽出後、シリカゲルカ
ラム(20:l クロロホルム−メタノール)で精製し
、得られた生成物の構造をIH−NMR及びFAB−M
、S、により確認した。
収量: 3.16 g (5,29aaol)収率: 
  46% 実施例−3 チオカルボニルメチドキシ体(式(It/a’ )中、
B゛は保護されたグアニル基、Y2は1.1,3.3−
テトライソプロピルジシロキサンであり、Thがメトキ
シチオカルボニルである化合物)の合成: 200m1三首フラスコ中、実施例−2で得た化合物4
.75 g (7,9aaol)及び1,1゛−チオカ
ルボニルジイミダゾール2.13g(11,9Ilso
l)をアルゴン雰囲気下に、無水DMF47a+1に溶
解させた。 室温下に2日間反応後TLC(10: 1
  クロロホルム−メタノール)で分析した所、原料が
消失し2゛−チオカルボニルイミダゾール体が得られた
。 反応液から溶媒を留去した後、無水メタノール47
m1を加え、60℃で2時間反応させた。  TLC(
10:1  クロロホルム−メタノール)で分析した所
2゛−チオカルボニルイミダゾール体が定量的にメチル
チオカルボネート体に変換していた。 反応液をクロロ
ホルム抽出後、シリカゲルカラム(50:1−20 :
 1  クロロホルム−メタノール〉で精製した所、目
的物であるメチルチオカルボネート体の他に原料化合物
が回収された。目的物の構造を’H−NMR及びFAB
−M、S、により確認した。
収量:  4.Og (6ms+ol)収車:  75
% (回収原料:0.65g、回収車 14%〉実施例−4 デオキシ化反応(式(Va)中、B′は保護されたグア
ニル基、Y、は1,1,3゜3−テトライソプロピルジ
シロキサンである化合物の合成): 凝縮器付きの200m1三首フラスコ中、実施例3で得
たメチルチオカーボネート体2.3 g (3,4mm
+ol)及びAIBN561置g(3,4aaol)を
、アルゴン雰囲気下に無水ジオキサン 85−1に溶解
させた。次にトリブチルチンハイドライド 4.6ml
 (17,1aaol )を加え、1,5時間加熱還流
した。
TLC(クロロホルム−メタノール 10:l )及び
逆相HPLCで分析した所、目的物及び実*fR−3の
原料化合物が2:1の比で生成していた。 反応液をク
ロロホルム抽出後、シリカゲルカラム(50: 1→2
0:1 クロロホルム−メタノール)でN製した。
目的化合物の構造を’H−NMR及びFAB−M、S、
により確認した。実施例−3の原料化合物は、回収後、
再使用できる。
収量: 1.13 g (1,94aaol)収車: 
  57% (回収原料:325mg、回収率 16%)実施例−5 水酸基保護基の除去(式(Vra’)中、B゛が保護さ
れたグアニル基である化合物の合成〉: 200m1フラスコ中、実施例−4で得た化合物2.3
 g (3、97aaol)をLM  TBAF/TH
F  52+1に溶解させ、室温下に10分間反応させ
た。TLC(5: 1  クロロホルム−メタノール)
で分析した所、原料は完全に消失し、目的物のみが生成
していた。
反応液を濃縮後、シリカゲルカラム(10:1 クロロ
ホルム−メタノール)でN製したがオイル状であったの
で、大量分取HPLCでさらに精製した。’H−NMR
及びFAB−M、S、により目的物の構造をli!認し
た。
収量: 0.74g (2,2aaol)収率:  6
3% 実施例−6 2°、3”−セコ−2゛−デオキシグアノシン(式(I
a)中、Bがグアニル基である化合物〉の合成: 200m1フラスコ中、実施例−5で得た化合物700
wut (2,06ssol)をNH3/PF混合溶媒
(1:1)70mlに溶解させ、室温下に3日間反応さ
せた。 TLC(5: 1クロロホルム−メタノール)
及び逆相HPLCで分析した所、原料は消失し、はぼ目
的物のみが生成していた。反応液から溶媒を留去し、大
量分取HPLCにより精製した。1H−NMR及びFA
B−M、S、により目的物である、2°、3゛−セコ−
2”−デオキシグアノシンの構造を確認した。
収量: 537 M (2,0+mol)収車:  9
7% 以下に2゛、3°−セコ−2゛−デオキシグアノシンの
物理化学データを示す。
(a)’H−NMR(CDsOD ;500 MHz)
δ 1.73 (d、3HSJ=6.1Hz。
メチル〉 3.39(m、2H,メチレン) 3.52(m、IH14’−H) 3.62 (dd、IHSJ=5.6Hz。
11.8Hz、メチレン) 3.74(dd、IH,J=4.3H2,11,8Hz
、メチレン) 6.01(g、LH,J=6.1Hz、1’−H) 7.95 (s、LH18−H) (b)’3C−NMR(CD30D ;125.7MH
z) δ 22.20  (2’−CH5) 62.34(メチレン) 62゜70(メチレン) 80.50 81.40 117.50(5位) 137.24(8位) 1 5 2.8 5 1 5 5.47 159.40 (c)   FAB−M、S。
mHz=270  (M+1)+ 実施例−7 水酸基の保護(塩基及び5゛位水酸基の保護されたグア
ノシンの合成)= 500i1三首フラスコ中、N2−イソブチリルグアノ
シン 17.66g(50■−ol)及びイミダゾール
13.62 g (200ssol)を、アルゴン雰囲
気下に無水DMF  140■lに溶解させた。 t−
ブチルジフェニルシリルクロライド39■1 (150
ssol)を加え、室温下に3日間反応させた後、TL
C(10: 1  クロロホルム−メタノール)で分析
した所、原料は消失し、目的物と思われる物が主生成物
であったので、反応剤をクロロホルム抽出し、シリカゲ
ルカラム(20:1 クロロホルム−メタノール)で精
製した。
’H−NMR及びFAB−M、S、により目的物の構造
を確認した。
収量:  14.Og (23,7gwol)収率: 
   47.3% 実施例−8 開環反応(式(mb)中、Boが保護されたグアノシン
、Ylがターシャルブチルジフェニルシリル基である化
合物の合成)31ビーカー中、実施例7で得た化合物8
.8 8  g  (15snO1)  、 Na  
IO45,69g(26,6w■ol)及び18−クラ
ウン−67,02g (26,6ms+ol)を90%
メタノール11に溶解させ、室温下に2時間反応させた
。 TLC(10: 1  クロロホルム−メタノール
)で分析した所、原料は完全に消失し、原料の上に新し
いスポットが生成していたので、LM  エチレングリ
コール15.8■lを加え、室温下に30分間攪拌して
反応を停止した。 引き続きN a B Ha5、1 
g (135gm+ol)を加え、水冷下に5分間反応
させた。 次にLM  HCOOH255mlを加え、
水冷下に1時間反応させる事により過剰のN a B 
Haを分解した。 次に反応液をIM  NH,OHで
中和した。
反応液を、TLC(10: 1  クロロホルム−メタ
ノール)及び逆相HPLC(アセトニトリル−水 5:
95→100:O直線グラジェント20分〉で分析した
所、目的物が主生成物であった。 大量分取HPLCで
分取する事により目的物6.2gを得た。IH−NMR
及びFAB−M、S、により目的物の構造を確認した。
収量:  6.2 g (10,44ms+ol)収率
:   70% 実施例−9 2°位水酸基の保護(式(tvb)中、B′が保護され
たグアノシン、Y、がターシャルブチルジフェニルシリ
ル基である化合物の合成): 側管付50m1フラスコ中、実施例−8で得た化合物 
59411g(1++*ol)及びイミダゾール272
 u (4mmol)を、Ar雰囲気下に無水DMFI
O+1に溶解させた。 次にt−ブチルジフェニルシリ
ルクロライド312 u 1 (1,2mmol)を加
え、室温下に2日間反応させた。 TLC(10: 1
  クロロホルム−メタノール)で分析した所、複数の
スポットが得られた。 反応液をクロロホルム抽出後シ
リカゲルカラム(30: 1クロロホルム−メタノール
)でM!!する事により目的物128IIgを得た。 
’H−NMR及びFAS−M、S、により目的化合物の
構造を確認した。
収量:  128mg(0,154mmol)数*: 
   15% 実施例−10 メチルチオカルボネート体く式(■b’ )中、B′が
保護されたグアノシン、Y、がターシャルブチルジフェ
ニルシリル基、Thがメトキシチオカルボニル基である
化合物)の合成: 側管付20slフラスコ中、実施例−10で得た化合物
 128IIg(0,154園101)及び1.1°−
チオカルボニルジイミダゾール41 mg (0,23
1gaol)を、Ar雰囲気下に無水DMF  1■l
に溶解させ、室温下に2日間反応させた。 TLC(2
0: 1  クロロホルム−メタノール)で分析した所
、原料は消失し、3゛−チオカルボニルイミダゾール体
が得られた。 次に、反応溶媒を留去後熱水メタノール
 1■lを加え、60℃で2時間反応させた。 TLC
(20: 1  クロロホルム−メタノール)で分析し
た所、3°−チオカルボニルイミダゾール体が定量的に
メチルチオカルボネート体に変換していた。
反応液をクロロホルムで抽出後、シリカゲルカラム(1
0: 1  クロロホルム−メタノール)でmaする事
により目的物であるチオカルボキシメトキシ体 871
gを得た。 tH−NMR及びFD−M、S、により構
造を確認した。
収量:  8 ’7+g (0,096mmol)収率
:  62% 実施例−11 デオキシ化反応(式(Vb)中、B′が保護されたグア
ノシン、Y、がターシャルブチルジフェニルシリル基で
ある化合物)の合成: 凝縮器付きの20s+1フラスコ中、実施例−10で得
た化合!!iF 861mg(0,095+u+ol)
及びAI BN  16mg(0,095mmol)を
、Ar雰囲気下に無水ジオキサン3■lに溶解させた。
 次にトリブチルチンハイドライドに128 p 1 
(0,48mgol)を加えた?麦、2時間加熱還流さ
せた。TLC(20: 1クロロホルム−メタノール〉
で分析した所、原料は消失し、複数のスポットが現れた
反応液をクロロホルム抽出後、シリカゲルカラム(10
0: 1  クロロホルム−メタノール〉で精製する事
により目的物331gを得た。
’H−NMR及びFD−M、S、により構造を確認した
収量:  33M(0,04mmol)収車:  43
% 実施例−12 水酸基保護基の除去: 20+glフラスコ中、実施例−11で得た化合物30
 m (0,037mmol)を IMTBAF/TH
F  3■lに溶解させ、室温下に10分間反応させた
。TLC(20: 1クロロホルム−メタノール)で分
析した所、原料は完全に消失し、新しいスポットが現れ
た。 反応液を濃縮後、大量分取HPLCで精製し、目
的物8.811gを得た。  ’H−NMR及びFAB
−M、S、により構造を確認した。
収量: 6.8g (0,02wa+ol)収率:  
 50% 実施例−13 2°、3゛−セコ−3′−デオキシグアノシン(式(I
b’)中、Bがグアニル基である化合物)の合成: 10m1フラスコ中、実施例12で得た化合物6.7M
 (0,0197mmol)を、NH。
/Py混合溶媒(1二1)1■lに溶解させ、室温下に
3日間反応させた。 TLC(5:l クロロホルム−
メタノール〉で分析した所、原料は消失し、新しいスポ
ットが現れた。
反応液から溶媒を留去後、大量分取HPLCにより精製
し、目的物である2′、3″−セコ−3”−デオキシグ
アノシン4.41Kgを得た。
’H−NMR及びFAB−M、S、により構造を確認し
た。
収量:  4.4m (0,016mmol)収率: 
  83% 以下に2′、3°−セコ−3°−デオキシグアノシンの
物理化学データを示す。
(a )  ’H−NMR(CDsOD ;90MHz
) δ 1,21 (d、3H%J=6.4Hz。
CH,) 3.35〜3.65 (m、3H14゜H,5’−H) 3.90 (d、2H,J=5.5Hz、2°−メチレ
ン) 5.75 (t、IHSJ=5.5Hz。
1°−H) 7.92(s、IH,8−H) (b)   FAB−M、S。
m/z=270  (M+1)” 実施例−14 ビス(メチルチオカルボネート〉体(式(IVc)中、
Boが保護されたグアノシン、Y、がターシャルブチル
ジフェニルシリル基、丁りがメトキシチオカルボニル基
である化合物)の合成: 側管付100■1フラスコ中、実施例−8で得られた化
合物2.97 g (5w+mol)及び1.1°−チ
オカルボニルジイミダゾール4.46 g (25mm
ol)をAr雰囲気下に、無水DMF17mlに溶解さ
せ、60℃で2日間反応させた。 次に反応液から溶媒
を留去した後、無水メタノール50m1を加え、60℃
で2.5時間反応させた。 TLC(10: 1  ク
ロロホルム−メタノール)で分析した所、原料は消失し
、複数の新しいスポットが現れた。 反応液をクロロホ
ルム抽出(産シリカゲルカラム(Zoo : 1  ク
ロロホルム−メタノール)で精製した所、目的物が1.
37g得られた。 ’H−NMR及びFD−M、S、に
より構造を確認した。
収量: 1.37 g (1,85mmol)収率: 
  37% 実施例−17 デオキシ化反応(式(Vc)中、B゛ が保護されたグアノシン、Y、がターシャルブチルジフ
ェニルシリル基である化合物の合成): 凝縮器付きの200m1三首フラスコ中、実施例−16
で得られた化合物 1.98g(2,67sa+ol)
及びAIBN 877q(5,34m1ol)を、Ar
雰囲気下に無水ジオキサン60m1に溶解させた。 次
にトリブチルチンハイドライド 7.18m1(26,
7001)を加え、1時間加熱還流した。TLC(10
: 1  クロロホルム−メタノール)で分析した所、
原料は消失し、新しい複数のスポットが現れた。 反応
液をクロロホルムで抽出後、シリカゲルカラム(50:
 1  クロロホルム−メタノール)で精製する事によ
り、オイル状の目的物1.04gを得た。  ’H−N
MRにより構造を確認した。
粗収量:1.04g 実施例−18 水酸基保護基の脱JIl= 100mlフラスコ中、オイル状の実施例−17で得た
化合物 1.04g (1,850謹o1)をIM  
TBAF/THF  20m1に溶解させ、室温下に2
0分間反応させた。 TLC(5:1 クロロホルム−
メタノール)で分析した所、原料は完全に消失し、目的
物が主生成物であった。 反応液を濃縮後、大量分取H
PLCによりMWlし、オイル状の目的物45 !5−
Dを得た。  IH−NMRにより構造を確認した。
粗収量:455Il1g 実施例−19 2°、3°−セコ−2′、3”−ジデオキシグアノシン
(式(Ic’)中、Bがグアニル基である化合物)の合
成: 200■1フラスコ中、実施例−18で得たオイル状の
化合物455IIgを、N Hs / P y混合溶媒
(1:1)40mlに溶解させ、室温下に3日間反応さ
せた。 TLC(5: 1クロロホルム−メタノール)
で分析した所、原料は消失し、はぼ目的物のみが生成し
ていた。 反応液から溶媒を留去後、大量分取HPLC
で精製する事により目的物36+agを得た。 ’H−
NMR及びFAB−M、S、により構造を確認した。
収量: 36mg(0,143snol)(ビス(メチ
ルチオカルボネート)体 からの収車5.0%) 以下に2′、3”−セコ−21,3°−ジデオキシグア
ノシンの物理化学データを示す。
(a)  ’H−NMR(CDsOD ;  500M
Hz ) δ 1.18 (d、3H,J=6.2Hz、3’−C
H3I) 1.68 (d、3H,J=6.1Hz。
2’−CH,) 3.32〜3.38 (m、2H,メチレン)3.44
〜3.51  (m、 I H,4’−I()5.89
  (q、IH,J=6.0Hz。
1’−I() 7.94  (S、IH,8−H) (b)   ”C−NMR(CD30D  。
125.7MHz) δ  15.97  (3’−CHs>22.60  
(2’−CHl) 66.70 (5’−メチレン) 75.36  (4’) 79.53(1”〉 117.40(5) 137.23  (8) 152゜92 1 5 5.49 159.40 (C)   FAB−M、S。
m/z=254  (M+1)” 実施例−20 シチジンの塩基保護反応: シチジン(24,3g、0.1■ol)と無水安息香酸
(33,9g、0.15mol)を乾燥後、これにアル
ゴン雰囲気下で無水ピリジン700m1と無水D M 
F 300 m lとを加え、室温で一昼夜撹拌した。
次に反応液に水を加え、30分撹拌後減圧下で溶媒を留
去し、結晶を析出させた。析出した結晶をエーテルで洗
った後、減圧乾燥した。
収量:  28.95g 収率:  83.4% 実施例−21 水酸基保護反応(式(■”)中、B”が保護されたシト
シル基で、Y、がt−ブチルジメチルシリル基である化
合物の合成): 実施例20で得られた化合物(28,6g。
82.3a+a+ol)とイミダゾール(13,7gt
90.6+wol)とを乾燥した後、アルゴン雰囲気下
でこれにt−ブチルジメチルシリルクロリド(11,2
g、164.6■■ol)と無水DMF400mlとを
加え、室温で一昼夜撹拌した。次に反応液に水を加えク
ロロホルム抽出し、無水硫酸ナトリウム乾燥後減圧下で
溶媒を留去し、得られる残漬をクロロホルム−メタノー
ルで再結晶した。
収量:  29.3g 収率:  76.2% 実施例−22 開環反応(式(I[[b)中、Boが保護されたシトシ
ル基、Y、がt−ブチルジメチルシリル基である化合物
の合成): 実施例21で得られた化合物(29,7g。
64g*mol)と過ヨウ素酸ナトリウム(24,4g
、  114%mol)を90%メタノール51に溶か
し、室温で3.5時間撹拌した。次に反応液にIM−エ
チレングリコール64m1を加え、室温で30分撹拌し
、過剰のメタ過ヨウ素酸ナトリウムを分解した後、O’
Cで水素化ホウ素ナトリウム (22,0g、0.58+ol)を加えた。5分間撹拌
後、さらに1M−ギM1.1 1(1,1■ol)を加
え、0℃で30分撹拌し、過剰の水素化ホウ素ナトリウ
ムを分解した。
次に反応液を1Mアンモニア水で中性とし、析出してい
る塩を濾取し、その濾液を減圧下で溶媒留去し残漬を得
た。この残漬に水を加えた後クロロホルム抽出し、無水
硫酸ナトリウム乾燥後、減圧下で溶媒を留去した後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/メ
タノール I10→40/1→20/1)でN製した。
収量:  16.3g 収率:  54.6% 実施例−23 ハロゲン化反応(式(■C)中、Boが保護されたシト
シル基、Y、がt−ブチルジメチルシリル基、XI及び
X2がヨウ素である化合物の合成): 実施例22で得られた化合物(460mg。
1 meal )とメチルトリフエノキシホスホニウム
アイオダイド(1,8g、4■■ol)を遮光した容器
を用いて乾燥後、アルゴン雰囲気下でこれを無水へキサ
メチルホスホラミド 10m1に溶かし、室温で1時間
撹拌した。次に反応液を水に加えエーテル抽出し、5%
チオ硫酸ナトリウム洗浄し、無水硫酸ナトリ、ウムで乾
燥した。この後、減圧下で溶媒を留去し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/クロロホルム 
1/4)で精製した。
収量: 450mg 収率:  65.9% 実施例−24 還元反応並びに水酸基および塩基保護基の脱離反応(式
(Ic)中、Boがシトシル基である化合物の合成): (1)実施例23で得られた化合物(450mg、 0
.66svol)とaa’−アゾビスイソブチロニトリ
ル(AIBN)(45mg。
0.27 a+wol)を乾燥後、アルゴン雰囲気下で
これにトリブチルチンハイドレート3.5ml (13
m1Iol)と無水ベンゼン100m1とを加え、室温
で1.5時間撹拌した。
次に減圧下で溶媒を留去し、その得られた残漬にヘキサ
ンを加え、アセトニトリル抽出した。さらに溶媒を減圧
下で留去して残漬を得、この残漬にIM−テトラブチル
アンモニウムフロライド10m1を加え、室温で30分
撹拌した。更に減圧下で溶媒を留去し、それをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ベンゼン 
20/1→110)で精製した。
収量:  210mg (2)上の(1)で得られた化合物(210mg。
0.66ma+ol)にアンモニア/ピリジン(1/1
)溶液50m1を加え、4°Cで一昼夜撹拌した後、室
温で一日撹拌した。次に減圧下で溶媒を留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/
メタノール10/1→8/1〉で精製した後、高速液体
クロマトグラフィーにより再M製し、それをクロロホル
ムで再結晶した。
収量:  74.5rng 収$:  53.1%(実施例23から)mp:  1
85.0〜186.0℃ 以下に2′、3”−セコ−2’、3’−ジデオキシシチ
ジンの物理化学データを示す。
’HNMR(CDaOD ;  500  MHz)δ 1.15 (d、3H,J=6.OHz、メチル)1.
41 (d、3H,J=5.9Hz、メチル〉3.38
 (m、2H,メチレン) 3.45  (m、IH,4′−H) 5.90  (d、IH,J=7.4Hz、5−H)6
.02  (q、IH,J=5.9Hz、1’H) 7.77  (d、IH,J=7.4Hz、6−H)F
AB−M、S。
m/z=214 (M十H)’ 実施例−25 2′位又は3′位水酸基のハロゲン化反応(式(■a)
又は式(■b)中、B′が保護されたシトシル基、Y、
がt−ブチルジメチルシリル基、XlまたはX2がヨウ
素である化合物の合成): 実施例22で得られた化合物(1,7g。
3.67mmol)とメチルトリフエノキシホスホニウ
ムアイオダイド(2,6g、5.75avol )とを
遮光した容器を用いて乾燥後、アルゴン雰囲気下でこれ
を無水へキサメチルホスホラミド75m1に溶かし、室
温で1時間撹拌した。次に反応液に水を加えエーテル抽
出し、5%チオ硫酸ナトリウムで洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/クロロホルム:
4/1→2/1)で精製した。
収量:  217mg  式(■a)の化合物数ii:
321mg  式(■b)の化合物実施例−26 還元反応並びに水酸基および塩基保護基の脱離反応(式
(■a)中、Bがシトシル基である化合物の合成: (1)実施例25で得られた化合物のうち式%式% O,OS■■ol)とを乾燥した後、アルゴン雰囲気下
でこれにトリブチルチンハイトレー11、Oml (3
,7mmol)と無水ベンゼン50m1とを加え、室温
で1.5時間撹拌した。
次に溶媒を減圧下で留去し、その得られた残漬にヘキサ
ンを加えた後アセトニトリル抽出し、さらに溶媒を減圧
下で留去し残漬を得た。
この残漬にIM−テトラブチルアンモニウムフロライド
10m1を加え、室温で30分撹拌した後、減圧下で溶
媒を留去し、それをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/メタノール 20/1)で精製した。
収量:  116mg (2)上の(1)で得られた化合物(116mg。
0.35mmol)にアンモニア/ピリジン(1/1)
溶液50m1を加え、4°Cで一昼夜撹拌した後、室温
で1日撹拌した。次に減圧下で溶媒を留去し、残渣を高
速液体クロマトグラフィーにより再$1*L、それをク
ロロホルム−メタノール−ヘキサンで再結晶した。
収量:  44.Omg 収率:  51.9%(実施例25で得られた式(■a
)の化合物から) mp:  169〜170℃ 以下に2 ’、 3 ’−セコー2′−デオキシシチジ
ンの物理化学データを示す。
L H−NMR(C030D ;  500 MHz)
δ 1.40 (d、3H,J=5.9Hz、メチル) 3.42 (m、LH,4’−H) 3゜49 (dd、LH,J=6.1,11.8Hz、
メチレン) 3.52  (dd、IH,J=4.9,1 1.8H
z、メチレン〉 3.60 (dd、IH,J=4.9,11.9Hz、
メチレン) 3.69 (dd、IH,J=4.7,11.9Hz、
メチレン) 5.93 (d、IH,J=7.4Hz、5−旧 6.14 (Q、LH,J=5.9Hz、1’H) 7.78 (d、IH,J=7.4Hz、6−H〉 FAB−M、S。
m/z=230(M+H)會 実施例27 還元反応並びに水酸基および塩基保護基の脱離反応(式
(Ib)中、Bがシトシル基である化合物の合成: (1)実施例25で得られた化合物のうち式%式% Q、12m5ol)を乾燥後、アルゴン雰囲気下でこれ
にトリブチルチンハイドレート1.5m l (5,6
mmol)と無水ベンゼン50m1とを加え、室温で1
.5時間撹拌した。次に減圧下で溶媒を留去しその得ら
れた残漬にヘキサンを加えた後アセトニトリル抽出し、
さらに溶媒を減圧下で留去し残漬を得た。この残漬に1
M−テトラブチルアンモニウムフロライド10m1を加
え、室温で30分撹拌した後、減圧下で溶媒を留去し、
それをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル/メタノール20/1)で精製した。
収i1:249mg (2)上の(1)で得られた化合物(249mg。
0.75avol)にアンモニア/ピリジン(1/1)
溶液50m1を加え、4°Cで一昼夜撹拌した後、室温
で1日撹拌した0次に減圧下で溶媒を留去し残漬を高速
液体クロマトグラフィーにより再精製し、それをクロロ
ホルム−メタノール−ヘキサンで再結晶した。
収量:  63.Omg 収率:  49.1%(実施例25の式(■b)の化合
物から) mp:  183.8〜184.8℃ 以下に2′、3″−セコ−3°−デオキシシチジンの物
理化学データを示す。
’H−NMR(CD5OD ;  500  MHz)
61.18 (d、3H,J=6.2H2,メチル) 3.48 (d、2H,5’−H) 3.58 (m、IH,4’−H) 3.66 (d、2H,J=4.9Hz、メチレン) 5.91 (t、IH,J=5.0Hz、1゜−H) 5.95 (d、LH,J=7.4Hz、5’−H) 7.81  (d、LH,J=7.5Hz、6’−H) FAB−M、S。
m/z = 230  (M+H) +実施例−28 水酸基保護反応(式(H” )中、B′がチミジル基、
Y、がt−ブチルジフェニルシリル基である化合物の合
成〉: リボチミジン(67,6g)とイミダゾール(35,6
g、0.52mol)を乾燥した後、アルゴン雰囲気下
で、これにt−ブチルジフェニルシリルクロリド136
m1 (0,52mol )と無水DMF300mlと
を加え、室温で一昼夜撹拌した。次に反応液に水を加え
、クロロホルムで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、減圧下で溶媒を留去し残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム−メタノール:110→1
00/1→50/1→25/1)で精製した。
収量:  14.0g 実施例−29 開環反応(式(IIIb)中、B′がチミジル基、Y+
がt−ブチルジフェニルシリル基である化合物の合成)
: 実施例28で得られた化合物(13,2ge26゜6鳳
■ol)とメタ遇ヨウ素酸ナトリウム(10,2g、 
 47.8mmol)とを90%メタノール10100
Oに溶かし、室温で3.5時間撹拌した。次にこの反応
液にIM−エチレングリコール26.6mlを加え、室
温で30分撹拌し、過剰のメタ過ヨウ素酸ナトリウムを
分解した後、O’Cで水素化ホウ素ナトリウム(9,0
g、 239.2+u+ol)を加えた。7分間撹拌後
、更に1M−ギM452ml (452s+5iol)
を加え、0℃で30分撹拌し過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解した。次に反応液を1Mアンモニア水で中性
とし、析出している塩を濾取し、その濾液を減圧下で溶
媒留去して残漬を得た。この残渣をクロロホルム抽出し
、無水硫酸ナトリウム乾jIA後、減圧下で溶媒を留去
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム/メタノール:110→100/1→ 5゜/1→2
0/1)で精製後、高速液体クロマトグラフィーにより
再精製した。
収量:  8.6g 収*:  64.9% 実施例−30 ハロゲン化反応(式(■C)中、B′がチミジル基、Y
、がt−ブチルジフェニルシリル基、X+及びX2がヨ
ウ素である化合物の合成): 実yii例29で得られた化合物(2,0g、4mea
l )とメチルトリフエノキシホスホニウムアイオダイ
ド(7,2g、 16mmol)を遮光した容器を用い
て乾燥後、アルゴン雰囲気下でこれを無水へキサメチル
ホスホラミド 50m1に溶かし、室温で1時間撹拌し
た。次に反応液を水に加え、エーテル抽出し、5%チオ
硫酸ナトリウム洗浄した後無水硫酸ナトυウムで乾燥し
た。乾tlk葎、減圧下で溶媒を留去し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン:l/
4→1/3〉で精製した。
収量:  2.64g 収率:91.9% 実施例−31 還元反応および水酸基保護基の脱離反応(式(Ic)中
、Bがチミジル基である化合物の合成): 実施例30で得られた化合物(1,44g。
2 、0 meal )とαα°−アゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN)(164mg、1.Owgol)
とを乾燥した壕、アルゴン雰囲気下でこれにトリブチル
チンハイドレート(5,4ml。
20mmol)と無水ベンゼン150m1とを加え、室
温で2時間撹拌した。次に減圧下で溶媒を留去し、その
得られた残渣にヘキサンを加えた後、アセトニトリル抽
出し、さらに溶媒を減圧下で留去し残漬を得たこの残渣
に1M−テトラブチルアンモニウムフロライド20m1
を加え室温で1時間撹拌した後、減圧下で溶媒を留去し
、それをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロ
ホルム/メタノール=110→100/1→50/1)
で精製後、高速液体クロマトグラフィーにより再11製
し、これをエーテルで再結晶して2”3“−セコ−2’
、 3 ’−ジデオキシチミジンを得た。
収量:  300mg 収率:  65.7% 以下に2°、3′−セコ−2’、3’−ジデオキシチミ
ジンの物理化学データを示す。
’H−NMR(CD5OD ; 500 MHZ )δ 1.14 (d、3H,J=6.2H2,メチル) 1.44 (d、3H,J=5.9H2,メチル) 1.89 (d、3H,J=1.2Hz、メチル) 3.41 (m、2H,メチレン) 3.59 (m、IH,4’−H) 5.97 (q、IH,J=5.9Hz、1’H) 7.60 (q、IH,J=1.2Hz、6−FD−M
、S。
m/z=228(M+) 実施例−32 2°位又は3”位のハロゲン化反応(式(■a)又は式
(■b〉中、Boがチミジル基、Y、がt−ブチルジフ
ェニルシリル基、XI又はX2がヨウ素である化合物の
合成): 実1N例29で得られた化合物(4,2g。
8.4■■ol)とメチルトリフエノキシホスホニウム
アイオダイド(5,1g、 11.3+wol)を遮光
した容器を用いて乾燥後、アルゴン雰囲気下でこれを無
水へキサメチルホスホラミド100m1に溶かし、室温
で一昼夜撹拌した。次に反応液を水に加え、エーテル抽
出し、5%チオ硫酸ナトリウムで洗浄、さらに無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/
ヘキサン:1/2→1/1→2/1)で精製した。
収量:  2.60g(式(■a)の化合物)収量: 
 1.20g(式(■b)の化合物)実mM−33 還元反応および保護基の脱離反応C式 (Ia)中、Bがチミジル基である化合物(2’、3’
−セコ−2°−デオキシチミジン〉の合成]: 実施例32で得られた化合物のうち式 %式% を乾燥した後、アルゴン雰囲気下でこれにトリブチルチ
ンハイドレート(5,4ml。
20wmol)と無水ベンゼン100m1とを加え、室
温で2時間撹拌した。次に減圧下で溶媒を留去し、その
得られた残漬にヘキサンを加えた後、アセトニトリルで
抽出し、次に溶媒を減圧下で留去し残漬を得た。この残
漬にIM−テトラブチルアンモニウムフロライド20m
1を加え、室温で1時間撹拌した後、減圧下で溶媒を留
去し、それをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム/メタノール:50/1→20/1→100
/7)で精製した徨、高速液体り台マドグラフィーによ
り再Nllて2°、3′−セコ−2°−デオキシチミジ
ンを得た。
収量:  395mg 収$:  80.8% 以下に2’、3”−セコ−2°−デオキシチミジンの物
理化学データを示す。
’H−NMR(CD30 D ;  500  MHz
)δ 1.47 (d、3H,J=6.0Hz、メチル) 1.90 (d、3H,J=1.2Hz、メチル〉 3.46 (tfi、LH,4”−H)3.53 (m
、2H,メチレン) 3.60 (d d、 L H,J = 5.0 Hz
11.9Hz、メチレン) 3.69 (dd、IH,J=4.5Hz。
11.9Hz、メチレン) 6.08 (q、LH,J=5.9Hz、1’旧 7.59 (q、IH,J=1.2Hz、6−H) FD−M、S。
m/z=224(M◆) 実施例−34 還元反応および保護基の脱離反応[式 (Ib)中、Bがチミジル基である化合物(2′、3′
−セコ−3°−デオキシチミジン)の合成]: 実施例32で得られた化合物のうち式 %式% mmol)を乾燥した後、アルゴン雰囲気下でこれにト
リブチルチンハイドレート(2,7m 1.10 me
al)と無水ベンゼン50m1とを加え、室温で2時間
撹拌した。次に減圧下で溶媒を留去し、その得られた残
漬にヘキサンを加えた後、アセトニトリル抽出し、次に
溶媒を減圧下で留去し残漬を得た。この残漬にIM−テ
トラブチルアンモニウムフロライド 10m1を加え、
室温で1時間撹拌した徨、減圧下で溶媒を留去し、それ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム
/メタノール:50/1→ 20/1→100/7 )
で¥11製した後、高速液体クロマトグラフィーにより
再精製し、これをエーテル−メタノールで再結晶し、2
”、3′−セコ−3′−デオキシチミジンを得た。
収量:  135mg 収率:  55.3% 以下に2’、3’−セコ−3”−デオキシチミジンの物
理化学データを示す。
’H−N MR(CD30 D ; 500 MHz)
δ 1.18 (d、3H,J=6.3Hz、メチル) 1.89 (d、3H,J=1.2Hz、メチル) 3.45 (d、2H,J=5.4Hz、メチレン) 3.58 (m、LH,4’−H) 3.65 (dd、II(、J=5.6Hz。
11.9Hz、メチレン) 3.71 (dd、LH,J=5.4Hz。
11.9Hz、メチレン) 5.84 (t、LH,J=5.5Hz、1”H) 7.56  (q、1.H,J= 1.2Hz、6−H
) FD−M、S。
m/z =224  (M’) 実施例−35 アヒルB型肝炎ウィルス(DHBV) の増殖に対する抑制効果ニ アヒルB型肝炎つィルス感染アヒル血清を生理食塩水で
10倍希釈し、この希釈液100μlを生後O日のアヒ
ルに単回静脈内投与し、これを2群(1群6羽)にわけ
た。
このうちの1群に上記実施例−6で得た2”3′−セコ
−2°−デオキシグアノシンを用時に生理食塩水に溶解
し、アヒルB型肝炎つィルス感染アヒル血清の投与口よ
り1日1回、9日間にわたって静脈内投与した。アヒル
B型肝炎つィルス感染アヒル血清投与4日間より隔日で
、心臓採血し、その血中のウィルスDNAfiを測定し
た。残る1群はコントロール群とし、生理食塩水のみを
静脈内投与した。
アヒルB型肝炎つィルス感染アヒル血清投与?14日目
より10日目までの血中ウィルスDNA量の増加抑制率
を第1表に示す。
第  1  表 血中ウィルスDNA量の増加抑制率(%)[被験薬物投
与量(5mg/kg ) ]これらの結果から、本発明
の抗ウィルス剤のウィルス性疾患に対する治療結果が認
められた。
更に、本発明の抗ウィルス剤の有効成分である上記本発
明実施例で得た薬物を投与した際、アヒルに対するこれ
ら有効量では、何等の毒性および副作用も、認められな
かった。
増加抑制率(%) 以  上 キシグアノシン 投与群 コントロール群 0%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 Bはグアニル、アデニル、シトシル、チミ ル、ウラシルまたはヒポキサンチル基、 R_1およびR_2は水素原子、 基▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_5およびR_6は各々水素原子、薬学的
    に許容できるカチオン、 炭素数1〜8のアルキル基、リン酸 若しくはピロリン酸を示す) または基−OR_0 (ここでR_0は水素原子を示すかR_3と一緒になっ
    て基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_4は水素原子または炭素数1ない し20のアルキル基を示す)を形成 する) R_3は水素原子、 基▲数式、化学式、表等があります▼ (R_4は前記と同じ) 若しくは 基▲数式、化学式、表等があります▼ (R_5およびR_6は前記と同じ)を示すで表される
    核酸誘導体。
JP2110255A 1989-04-27 1990-04-27 核酸誘導体 Pending JPH0368564A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-106067 1989-04-27
JP10606789 1989-04-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0368564A true JPH0368564A (ja) 1991-03-25

Family

ID=14424259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2110255A Pending JPH0368564A (ja) 1989-04-27 1990-04-27 核酸誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0368564A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121454A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Aisan Ind Co Ltd 燃料供給装置
EP2332952B1 (en) 2002-06-28 2015-04-29 IDENIX Pharmaceuticals, Inc. Modified 2' and 3'-nucleoside prodrugs for treating flaviridae infections

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2332952B1 (en) 2002-06-28 2015-04-29 IDENIX Pharmaceuticals, Inc. Modified 2' and 3'-nucleoside prodrugs for treating flaviridae infections
JP2008121454A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Aisan Ind Co Ltd 燃料供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU607840B2 (en) 2',3'-dideoxy-2',2'-difluoronucleosides
JPH0723394B2 (ja) 新規アデノシン誘導体及び該化合物を有効成分として含有する医薬組成物
JPS6147839B2 (ja)
JPH072889A (ja) 2’−エーテル基を有するヌクレオシド及びオリゴヌクレオチド
EP0222192A2 (en) Nucleosides of 5-monofluoromethyluracil and 5-difluoromethyluracil
CA2121844A1 (en) Novel 2,6-disubstituted purine derivatives
AU4061193A (en) Novel adenosine derivatives
JPS5953499A (ja) デスオキシウリジン誘導体、その製造法および医薬
AU3760793A (en) Antiviral phosphonic acid derivatives of purine analogues
JPH0680688A (ja) 4’−メチルヌクレオシド誘導体
JPH0368564A (ja) 核酸誘導体
KR900001220B1 (ko) 이소헥사이드 뉴클레오사이드의 제조방법
EP0082668A1 (en) 5-(2-Halogenovinyl)-2'-deoxyuridine derivatives, processes for their preparation, pharmaceutical compositions containing them and their use in treating viral infections
US5013829A (en) Stable congener of 2',3'-dideoxyadenosine
EP0366171B1 (en) Nucleoside derivatives
CA1086316A (en) Purine acyclic nucleosides
JP3055818B2 (ja) プリニルおよびピリミジニルテトラヒドロフラン類
US5574021A (en) Methods of treatment using 2',3'-dideoxy-2',2'-difluoronucleosides
KR920002143B1 (ko) 5-치환 우리딘 유도체 및 그의 제조 중간체
JP4211901B2 (ja) 4’−メチルヌクレオシド化合物
US5703224A (en) Antiviral c-nucleoside derivatives
JPH02124897A (ja) エリスロフラノシルヌクレオシド誘導体の製造法及び新規誘導体
WO2000039144A1 (fr) Procede de preparation de derives fluores de nucleosides et de sucres
GB1561380A (en) Esters of hydroxyalkoxyalkyl purines their preparation and pharmaceutical compositions containing them
US5231174A (en) 2'isodideoxy-β-D-nucleosides as stable antiviral agents