JPH036838A - 電荷転送素子 - Google Patents

電荷転送素子

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JPH036838A
JPH036838A JP14259289A JP14259289A JPH036838A JP H036838 A JPH036838 A JP H036838A JP 14259289 A JP14259289 A JP 14259289A JP 14259289 A JP14259289 A JP 14259289A JP H036838 A JPH036838 A JP H036838A
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JP
Japan
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transfer
transfer electrode
potential
layer
charge
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Pending
Application number
JP14259289A
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English (en)
Inventor
Yasushi Watanabe
恭志 渡辺
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH036838A publication Critical patent/JPH036838A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、二次元イメージセンサなどに適用して好適
な電荷転送素子、特に3相以上の多相駆動方式を採用し
た電荷転送素子に関する。
[従来の技術] 二次元イメージセンサとして使用されるチャージ・カッ
プルド・デイバイス(CCD)などの電荷転送素子(C
TD)の転送方式としては、相内に電荷転送の方向付け
を持たず、1相当たり1電極で構成される3相以上の多
相駆動方式と、相内に電荷転送の方向付けを持ち、1相
当たり2電極で構成される2相駆動力式に大別、きれる
多相駆動方式の1例として4相駆動力式の例を第4図に
示す。ここでは、埋込みチャネル構造を採るCCDの場
合を例示するが、CTDの種類およびチャネル構造はこ
れに限定されるものではない。
同図Aは転送方向に沿った断面図であり、同図Bは同図
Aに対応したポテンシャル分布図である。
第4図Aにおいて、■は半導体基板、2ば埋込みチャネ
ル層、3はゲート絶縁膜、4は1層目の転送電極、5は
2層目の転送電極である。
2相駆動力式の例を第5図に示す。同図Aは転送方向に
沿った断面図であり、同図Bは同図Aに対応したポテン
シャル分布図である。
第5図Aにおいて、1は半導体基板、2は埋込みチャネ
ル層、3ばゲート絶縁膜、4は1層目の転送電極、5は
2層目の転送電極、12は転送の方向付けのため1層回
転送電極4をマスクとして注入された不純物層である。
[発明か解決しようとする課題] さて、このようなCCDにおける多相駆動方式のうち、
4相駆動方式では、第4図Aに示すように、信号蓄積面
積がビット長の50%以上となり、かつ有効ポテンシャ
ル差がクロック振幅Vc分だけ取れるため、最大転送電
荷量が多く取れる利点がある。しかしながら、第4図B
に示すように、転送サイクルの最終時点ではフリンジ電
界がほとんど働かず、転送に時間を要す上に、一部電荷
の逆流の可能性もあり、高速駆動時の転送劣化が大きい
欠点がある。
これに対して、2相駆動方式では、第5図Bに示すよう
に、vbなるポテンシャル差によって電荷転送の方向付
けがなされているため、転送の最終時点においても、フ
リンジ電界効果が作用し、電荷逆流も防止されて、高速
駆動時の転送効率が高いという利点を有する。
しかしながら、第5図Aより明らかなように、信号蓄積
が1ビツト4電極構成のうち1電極のみと小ざくなる。
また、有効ポテンシャル差がvbなるポテンシャル段差
成分で定められ、ポテンシャル差vbはVCより必然的
に小ざくなるから、最大転送電荷量が小ざいという欠点
がある。
そこで、この発明ではこのような点を改良したもので、
2相駆動方式の利点と、多相駆動方式の利点を兼ね備え
た電荷転送素子を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決するため、この発明においては、半
導体基体表面上に1層目の転送電極と2層目の転送電極
とが交互に被着形成され、1転送電極当たり1相とした
3相以上の多相駆動方式を採る電荷転送方式において、 上記各転送電極下の半導体基体内には、信号電荷の転送
方向に対してポテンシャル段差を付けるための不純物が
注入されてなることを特徴とするものである。
[作 用] このように構成することにより、多相駆動方式における
相内単一電極下においても、電荷方向付けが与λられる
ため、転送サイクル内の最終段階においてもフリンジ電
界が働き、電荷の逆流も防止される。従って、高速駆動
時の転送効率が大幅に高められる。
ざらに、電荷転送の方向付けのためのポテンシャル段差
はクロック振幅に比べ小ざくて十分であるから、多相駆
動方式の本来の特徴である最大転送電荷量が多く取れる
利点を保つことが可能となる。
し実 施 例] 以下、この発明を上述したCCDに適用した場合につい
て、第1図以下を参照して詳細に説明する。
なお、以下では説明を容易にするため、全て埋込みチャ
ネルCODで、信号電荷は電子の場合を例示する。
第1図は、この発明を4相駆動方式に適用した場合の例
であり、第2図は第1図における転送りロックφ1〜φ
4の駆動タイミング図である。なお、第1図Aは転送方
向に沿った断面図、同図B、Cは同図Aについてのポテ
ンシャル分布を第2図t=し1及びt=t2の2ステッ
プ分だけ示した図である。
第1図Aにおいて、P型半導体基板1の表面領域でCC
D転送チャネル全域に亘って、N型半導体層が形成され
て、埋込みチャネル層2が形成される。半導体基板表面
上は、5i02等の薄い絶縁膜3を介して1層回転送電
極4と2層回転送電極5とが転送方向に向かって交互に
被着形成され、1層回転送電極4には第2図A、Cに示
すクロックφ1及びφ3が、2層回転送電極5には第2
図B。
Dに示すクロックφ2及びφ4が印加される。
電荷転送の方向付けは以下のような構成によって行なわ
れる。まず、半導体基板表面のうち1層目転送電極4下
片側から2層回転送電極5下全域にわたり、第1の不純
物(本例ではN形の不純物)が注入されて、第1の領域
6が形成され、2層回転送電極5下片側領域には第2の
不純物(本例では、P形の不純物)が注入されて第2の
領域7が形成される。
以上のように構成したときのポテンシャル分布を次に説
明する。第1の領域6によって1層回転送電極4下に電
荷転送の方向付けのためのポテンシャル分布段差がVa
が形成され、第2の領域7によって2層回転送電極5下
に電荷転送の方向付けのためのポテンシャル段差Vdが
形成される。
第1、第2の各不純物によるポテンシャルシフト量Va
、−Vdが互いに打消し合う方向で一致する程度に各不
純物の注入量が設定されれば、1層目と2層回転送電極
4,5間でポテンシャル段差を一致させることかできる
。その結果、第2図に示すように、転送パルスφ1.φ
2.φ3.φ4は同一電圧条件で駆動が可能となる。
第1図B、Cに示すようなポテンシャル分布においては
、各転送1ti4,5にVa=Vdなるポテンシャル段
差が形成されているから、ある転送電極(第1図Bの場
合、左端より2番目の転送電極5)の電位(転送りロッ
クφ2の電位)が高いレベルから低レベルとなるように
制御されると、そのときのポテンシャルは第1図Cのよ
うになって、転送電極5下に蓄積していた信号電荷は右
側の転送電極4下に転送される。
このポテンシャル関係は、電荷転送の最終段階において
も変わらないから、電荷転送の最終段階においてもなお
フリンジ電界が存在する。そして、また電荷逆流を阻止
するVaなるポテンシャルバリヤが常に存在している。
その結果、転送期間を短かくしても転送劣化を生じるこ
とが少なく、従来構造に比べ大幅に転送速度を高めるこ
とが可能になる。
第3図はこの発明に係るCCDの製造方法の一例を示す
工程図であって、P型半導体基体1の表面領域にN型不
純物を注入して埋込みチャネル層2が形成される(第3
図A)。
次いで、半導体基体1の表面全域に5i02などを使用
して薄いゲート絶縁膜3が形成されると共に、その上面
に1層目の転送電極4が、ざらにその上面に電極4に対
するエツチングの選択比が十分数れる膜8がそれぞれ被
着形成される(第3図B)。
転送電極4としてポリシリコンが使用され、これが後述
するように反応性イオンエツチングによってエツチング
処理される場合には、膜8としては一例として上述した
5i02が使用される。
膜8の上面にはざらに選択的にレジスト膜9が被着形成
され(第3図B)、このレジストllR9を使用して膜
8が選択的にエツチング処理され、その後、パターン化
されたこの膜8及びレジスト膜9を使用して半導体基体
1の表面側に、転送電極4及びゲート絶縁膜3を貫いて
、高エネルギーでN型不純物がドープされて第1の領域
(N型不純物領域)6が形成される(第3図C)。
例えば、転送電極4が上述したようにポリシリコンで形
成され、その厚ざが5oooオングストロ一ム程度の場
合、N型不純物゛の注入エネルギーはほぼ500KeV
程度でよい。
第1の領域6を形成した後は、レジスト膜9が除去され
、その後ざらに所定パターンのレジスト膜11が被着形
成される(第3図D)。レジスト膜11は図のように、
その一端が膜8上にかかり、他端が膜8と8との間隙の
ほぼ中央付近にくるようにパターン化される。そして、
このレジスト膜11及び膜8をマスクとして転送電極4
がイオンエツチングされてパターン化される(第3図D
)。
このようなバターニングによって、第1の領域6の一端
が転送電極4の一端とその境を接し、他端が隣接する転
送電極4の中央領域まで延びた状態に形成できる。
次に、レジスト膜11を除去して新たなレジスト膜12
が所定のパターンをもって被着形成される(第3図E)
。このレジスト膜12ば、その−端が転送電極4にかか
り、他端が転送電極4と4の対向間隙の中間となるよう
にバターニングされる。
その後、このレジスト膜12をマスクとしてP形不純物
が注入されて第2の領域7が形成される(第3図F)。
不純物の注入が終了すると、膜8及びレジスト腺12か
夫々除去され、その後薄いゲート絶縁膜(Si02層)
を介して2層目の転送電極5が被着されてパターニング
される(第3図G)。
この第2の転送電極5を被着形成して、目的のCCDの
製造工程が完了する。
ここで、第1及び第2の不純物の注入領域は、その一端
が1相目、2柑目の各転送電極の境界と自動的に一致す
るように形成されるから、電荷転送不良を発生させるよ
うなポテンシャルのバリヤないしデイツプは生じない。
そのため、加工精度は電荷転送効率の面からは特に要求
されるものではない。
また、第1及び第2の不純物の注入領域の他端は各転送
電極で終了しているから、加工精度は最大電荷量に若干
影響する程度である。
なお、以上の説明においては、4層駆動の場合を例に取
ったか、この発明はこれに限定されることはなく、1層
当たり1電極で電極が2層からなる構造であれば、3層
以上の任意の多相駆動方式に適用可能である。また、不
純物の極性が上述とは逆の場合についても、注入領域を
若干変更すれば、この発明を適用でとる。
転送チャネルの形式も埋込みチャネル形に限らず、表面
チャネル形でもよい。適用でとる電荷転送素子もCCD
に限らない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の構成によれば、多相駆
動方式を採用する場合、電荷転送方向の方向付けを行な
う手段を半導体基体内に設けたものである。
これによれば、多相駆動方式の本来の特徴を生かしつつ
、高速駆動時の転送効率が高く、取り扱うことのできる
最大転送電荷量を多くとれる持(軟を有する。
従って、この発明に係る電荷転送素子は二次元のイメー
ジセンサなどに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1面はこの発明に係る電荷転送素子の一例を示す構成
図及びそのポテンシャル分布図、第2図はこれに使用さ
れる転送りロックの波形図、第3図は電荷転送素子の製
造工程図、第4図は多相駆動方式の説明図、第5図は2
相駆動方式の説明図である。 ・半導体基体 ・埋込みチャネル層 ・ゲート絶縁膜 ・転送電極 ・第1の領域 ・第2の領域 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基体表面上に1層目の転送電極と2層目の
    転送電極とが交互に被着形成され、1転送電極当たり1
    相とした3相以上の多相駆動方式を採る電荷転送方式に
    おいて、 上記各転送電極下の半導体基体内には、信号電荷の転送
    方向に対してポテンシャル段差を付けるための不純物が
    注入されてなることを特徴とする電荷転送素子。
JP14259289A 1989-06-05 1989-06-05 電荷転送素子 Pending JPH036838A (ja)

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JP14259289A JPH036838A (ja) 1989-06-05 1989-06-05 電荷転送素子

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ID=15318892

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JP (1) JPH036838A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5565910A (en) * 1993-03-26 1996-10-15 Vionx, Inc. Data and television network for digital computer workstations
USD986365S1 (en) 2021-02-09 2023-05-16 Karsten Manufacturing Corporation Golf club head

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