JPH0367674A - 画像形成装置における両面印字制御方法 - Google Patents

画像形成装置における両面印字制御方法

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JPH0367674A
JPH0367674A JP1205000A JP20500089A JPH0367674A JP H0367674 A JPH0367674 A JP H0367674A JP 1205000 A JP1205000 A JP 1205000A JP 20500089 A JP20500089 A JP 20500089A JP H0367674 A JPH0367674 A JP H0367674A
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JP1205000A
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Inventor
Akira Hosoya
細谷 顕
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザプリンタ、LEDプリンタ等のペー
ジプリンタやデジタル複写機、ファクシミリ装置などの
画像形成装置における両面印字制御方法に関する。
〔従来の技術〕
レーザプリンタ等の画像形成装置には、ホストコンピュ
ータから文字コード情報や画像情報を受けて画像イメー
ジ情報を生成する画像処理装置を内蔵し、その画像処理
装置から画像イメージ情報を受けて記録媒体に画像を形
成するものと、ホストコンピュータから直接画像イメー
ジ情報を受けて記録媒体に画像を形成するものとがある
そして、いずれの画像形成装置においても、記録紙の両
面に印字する両面印字機能を有するものがある。このよ
うな画像形成装置による従来の両面印字方法としては、
表面と裏面とを交互に印字する方法が知られている。
また、エンジン機構部内に片面に印字した記録紙を一時
的に待避させる待避用搬送路を設け、その待避用搬送路
の数(C≧1)だけ表面印字を行ない、その後(n −
1+C)枚目の表面とn枚目の裏面とを交互に印字する
ようにして、効率よく両面印字のプリントスピードを向
上させることが行なわれていた。
例えば、エンビン機構部内に待避用搬送路を3ケ所有す
る場合(C=3)の従来の両面印字のプリント工程を第
10図に示しく図中の符号は後述する二の発明の実施例
の第1・図の各部と同一の符号を付している)、その時
のレジストローラ部で見る記録紙(以下単に1紙」とも
いう)の時間的経過を第11図に示す。
第10図において、(A)〜(H)のJI[に印字工程
が進行し、まず1枚目の紙#1の表、2枚目の紙#2の
表が印字されて待避用搬送路まで進むが、3枚目の紙#
3の表を印字した時点で待避用搬送路はもういっばいに
なり、次の紙が入り込む余地がなくなるので、必然的に
1枚目の紙#1がレジスト部へ移動してその裏が印字さ
れる。
その後4枚目の紙#4の表が印字され1次いで2枚目の
紙#2の裏が印字される。
以後は同様にして、(n −1+C)枚目の紙の表とn
枚目の紙の裏が交互に印字される。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような従来の両面印字方法によれば
、エンジン機構部は、搬送経路長や待避用搬送路の数を
予め設計時点で構築しておかなければ、その画像形成装
置(以下「エンジン」ともいう)が持つ最大プリントス
ピードを両面印字時に達成するのは困難であった。
また、搬送経路が長いエンジンでは両面印字時のプリン
トスピードが低下してしまい、プリントスピードを向上
させようとすると、待避用搬送路等を増さねばならず、
コストアップになるという問題があった。
例えば第10図に示した例では、待避用搬送路を3ケ所
所有しながらも、搬送経路が長いために。
第11図からも判るようにプリントの空き時間が発生し
てしまい、最大プリントスピードは達成できないでいた
この発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもの
であり1画像形成装置の機械的制約に依存せずに、常に
最大のプリントスピードで第12図に示すような効率の
よい両面印字をコストアップなしに可能にすることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、ホストコンピュ
ータあるいは画像処理装置がら画像イメージ情報を受け
て記録媒体の両面に画像を形成する両面印字機能を有す
る画像形成装置において、両面印字時に画像形成待ち状
態が発生した場合に片面に印字された記録紙を待避させ
ておく待避用搬送路の数よりも多く1片面に印字された
記録紙を画像形成用搬送経路内に送り込んで両面印字を
行なう両面印字制御方法を提供する。
〔作 用〕
この両面印字制御方法によれば、画像形成装置の持つ待
避用搬送路の数をCとすると、例えば初めにC+1枚目
までの記録紙の表面に印字した後、1枚目の記録紙の裏
面に印字し、以後C+n枚目の表面とn枚目の裏面に交
互に印字するように制御することができ、それによって
、記録紙の搬送経路が長い場合でも空き時間を発生させ
ず、効率よく両面印字を行なうことができ、コストアッ
プな、しにプリントスピードを上げることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第2図はこの発明の一実施例であるレー・ザプリンタシ
ステムの構成を示す。
1はエンジン本体で、感光体ドラム18.帯電チャージ
ャ21.レーザを用いた光書き込みユニット24.現像
器22.転写分離チャージャ1日。
クリーニングユニット23.定着ユニット20等によっ
て構成されている。
2.3はエンジン本体1に直接挿着する上下二段のサイ
ズの異なる給紙カセットで、それぞれ通常100〜25
0枚の記録紙を収納できる。。
また、上下2個の給紙コロ11,12と二対の給紙ロー
ラ13,14と一対のレジストローラ15と搬送ローラ
ユニット16と排紙ローラ17とによって、エンジン本
体1内の記録紙の搬送路が形成される。またレジストロ
ーラ部がlっの待避用搬送路となる。
4は排紙経路を切り替える反転器で、三本ロ−ラ25に
よって排紙経路を上部排紙トレイ5.メイルボックス(
多段排紙ユニット)82両面ユニット6又は大量排紙ユ
ニット9のいずれかに切り換える。
また、上部排紙トレイ5以外には、表裏を反転した記録
紙を各ユニットに供給できる。この反転器4の機能を使
用することにより、フェースアップ排紙またはフェース
ダウン排紙を任意に選択できる。
両面ユニット6は両面プリント用の給紙ユニットで、エ
ンジン本体1内で表面に印字され1反転器4で表裏が反
転された用紙が一時スドックされ、その後エンジン本体
1へ再度給紙されてその記録紙の裏面に印字されること
により両面印字がなされる。
入口ローラ31.フォークゲート2日、よせコロ27.
給紙ローラコロ28.一対の給紙ローラ29、一対の搬
送ローラ30によって両面ユニット6内の記録紙の搬送
路が形成されている。
また、フォークゲート26には電磁クラッチが取り付け
られており、ここが1つの待避用搬送路となっている。
また、給紙ローラ29を含む部分も1つの待避用搬送路
となっている。
したがって、このレーザプリンタは3ケ所の待避用搬送
路を持っている。
メイルボックス8は多段の排紙トレイ81〜8nを持ち
、後述するコントローラからの命令により任意の排紙ト
レイを選択出来る。
7は大量給紙ユニットで、約2000枚の記録紙を収納
出来る。 9は大量排紙ユニットで、約2000枚以上
の記録紙を収納出来る。
そして、大量排紙ユニット9の記録紙収納枚数を大量給
紙ユニット7の記録紙収納枚数より多くすることにより
、大量給紙ユニット7から供給される記録紙を全て大量
排紙ユニット9に回収出来る。
10はエンジン本体1及びその他のユニットを乗せるプ
リンタテーブルで、その内部をコントローラ収納スペー
ス10aとして利用する。
第3図は、このレーザプリンタシステムの制御系の構成
を示すブロック図である。
40はエンジン制御部(エンジンドライバ)であり、コ
ントローラ38からの指令によって、前述のエンジン本
体1及びそれに接続された各オプションユニットを制御
する。
CPU41は、このエンジン制御部40を統括的に制御
する中央処理装置で、汎用の8ビツトのマイクロコンピ
ュータを使用する。
42はプログラムROMであり、エンジン本体1のシー
ケンスやコントローラ38及び各オプションユニットと
の接続を制御するためのマイクロコードが格納されてい
る。
43は制御データやエンジンの状態等を記憶するための
RAMである。
44はエンジンのシーケンス制御用の基本時間を作るた
めのインターバルタイマである。
45はエンジン・オプション・インタフェースであり、
エンジン本体1に装着されるオプションユニットである
前述の反転器42両面ユニット6゜大量給紙ユニット7
、メールボックス8.大量排紙ユニット9を共通ライン
で接続するためのシリアルインタフェースである。した
がって、シリアル通信機能を有する。
なお、各オプションユニットにはそれぞれ固有の識別コ
ード(IDコード)を設定してあり、このエンジン制御
部40と各オプションユニットとの通信に際しては、そ
の識別コードを付加したコマンドとレスポンスの送受に
よって、相手のユニットを特定できるようにしている。
46はコントローラインタフェースであり、LPVI4
7を経由してコントローラ3日からのコマンドを受けた
り、エンジンの状態をコントローラ38に知らせるため
のインタフェースである。
48は光学制御部であり、LPVI47を経由してコン
トローラ38から送られてくる画像信号(ビデオデータ
)を受けて、光書込みユニット24を制御する。
49はA/Dコンバータであり、オペアンプ50によっ
て増幅されたエンジン本体1の画像形成・用紙搬送部3
5のサーミスタ等からのアナログ信号を、CPU41が
演算処理できるようにデジタル信号に変換する。
51はI10ポートであり、ドライバ52及びドライバ
53を介してエンシソ本体1の画像形成・用紙搬送部3
5を制御するためのモータ、プランジャ、クラッチ等を
駆動したり、各種チャージャに高電圧を印加する高圧電
源を制御したり、アンプ54によって論理レベルに増幅
されたエンジン本体、1の状態を検知するためのセンサ
やスイッチ等からの信号を受信する。
これらの各部は、データバス、コントロールバス及びア
ドレスバスからなるCPU″バス55によってCPU4
1に接続されている。
この実施例では、コントローラ38とエンジン制御部4
0との間のインタフェースを標準化したrLPVIJと
することにより、コントローラとエンジンの双方をお互
いに相手のことを意識せずに開発できる。
次に、このレーザプリンタシステムにおける両面印字制
御方法について具体的に説明する。
従来技術で説明した両面印字制御について、記録紙の搬
送路長L(レジストローラ15から反転器49両面ユニ
ット6を通ってまたレジストローラ15へ達する経路長
)と記録紙の送り方向の長さaと待避用搬送路の数Cと
の関係を表わすと、第12図に示したような理想的な両
面印字を可能にするための条件は、プリントに必要な記
録紙間隔をdとすると、 L+Q≦(2C−1)(Q+d)   (C≧1)・・
・・・・(式1) と表わすことができる。ここで、L+flの「党」は紙
を反転させるために必要な距離である。
ところが、この式1が成立するようなエンジンシステム
はまれであり、殆どが第11図に示したように下記の式
2の条件になってしまう。
L十悲>(2C−1)(Q+d)   (C≧1)・・
・・・・(式2) この発明が適用されるのは、このような条件が成立する
場合である。
第1図にこの実施例による両面印字の際のプリント工程
(記録紙の動き)を示し、第4図にその時のレジストロ
ーラ部で見る記録紙(以下単に1紙」ともいう)の時間
的経過を紙の時間的経過を示す。
なお、第1図は第2図に示したレーザプリンタシステム
における記録紙の搬送路を模式的に示し、(A)にはそ
の要部の符号を付している。
第1図(A)の状態は第10図(C)の状態と同じであ
り、まず待避用搬送路の数だけの紙の表面にプリントし
た状態である。その後、(B)では4枚目の紙#4をレ
ジストローラ15の位置まで搬送し、その表面に印字す
る。
その間1枚目の紙#1は待避用搬送路で停止させて待ち
状態にする。その後(C)にて1枚目の紙#1の裏面に
印字させ、続けて(D)にて5枚目の紙#5をレジスト
位置まで搬送し、その表面に印字する。その間2枚目の
紙#2は待避用搬送路で停止させ、待ち状態にする。
その後続けて、(E)(F)にて2枚目の紙#2の裏面
に印字させる。
このようにして(n+C)枚目の紙の表面とn枚目の紙
の裏面に交互に印字させることにより、第4図に示すよ
うに空き時間が発生せず1両面印字時のプリントスピー
ドを最大にすることが可能になる。
すなわち、待避用搬送路の数より1枚多く片面印字され
た紙を機内に存在させる。
これをコントローラ38側から見た場合、通常ホストか
らは1頁、2頁、3頁・・・・・・と順番に印字情報が
コントローラ38に送られてくるため、その順番で各員
をビットマツプに展開して画像イメージを形成する。
また、画像形成装置の多くは頁順をそろえるために、最
終的に印字した面を下向きにして排紙するフェースダウ
ン排紙方式が多く採用されている。
よって、両面印字の場合は表面に偶数頁を印字すること
になる。
そこで、第1図に示した両面印字方法と合せたコントロ
ーラ内の画像作成順序と印字順序との関係を第5図に示
す。
まず、1頁、2頁の画像を作成した段階で2頁目(#1
表)を印字させる。このようにして7゜8頁まで画像を
作成し、8頁目(44表)を印字させた段階では既に1
頁目の画像は作成済であるので8頁目(44表)に続け
て(待ち時間なしに)1頁目(#1裏)を印字すること
ができる。
また、1頁目(#1裏)の印字が完了する前に9頁、1
0頁目の画像が作成できれば、1頁目(#1裏)に続け
て10頁目(45表)を印字することができる。それに
続けて作成済の3頁目(#2裏)を続けて(待ち時間な
しに)印字することができる。
このように画像生成側でもこの両面印字方法に対して対
応することは可能である。
ここで、もつと搬送路長が長い場合を考える。
前記例にて(C=3) L+a>(2cm1)(Q+a)+2(Q+a)だった
と仮定したプリント例を第6図(a)に示す。
この例は、前記例のように(n十〇)枚目の表面とn枚
目の裏面を交互に印字する方式であるが。
搬送路長が長いために、また空き時間が発生してしまっ
ている。
ここでも、第6図(b)に示すようにn枚目の紙を待避
搬送路に待たせて、先に(n+c+1)枚目の表面のプ
リントを行い、それに続けてn枚目の裏面のプリントを
することが可能である。それによって空き時間がなくな
り効率よくプリントスピードを向上させることができる
このようにして考えると、 (2C−1)(n+d)+2χ(fi+d)<L+Ii
l≦(2C−1)(Q+d)+2(χ+1)(12+d
)・・・・・・(式3) %式%) が成り立つ場合の搬送路長りをもつエンジンにおいて、
(n+C+χ)枚目の表面とn枚目の裏面を交互にプリ
ントすることが可能になり、効率よく両面印字ができ、
プリントスピードを向上させることができる。
すなわち、機内に(C十χ+1)DC)枚の片面印字の
紙が存在することが可能となる。
次に、この発明を実現させる内部処理方法について説明
する。
第3図のエンジン制御部40ば、搬送路長(L)及び待
避用搬送路の数(C)及び紙間隔(d)は固定データと
して持っているため、予めコントローラ38(又はホス
ト)に対し、待避搬送路の数(C)と前述の式lをもと
に、この発明による制御が適応させるか否かを教示して
おく。
以下、この発明による両面印字制御をコンティニュアス
モード、従来の両面印字制御をストッパプルモードとい
う。
〈ストッパプルモードの場合〉 この場合のエンジン制御部40(以下単に「エンジン」
ともいう)とコントローラ38との間の通信プロトコル
を第7図に示す。
まず、エンジンよりコントローラへ待避搬用送路の数(
C)が通知され、コントローラは始めに何枚表面をプリ
ントするかを決定する。
次に、コントローラより給紙デバイスの選択情報がエン
ジンへ送られ、エンジンは選択された紙の長さ(fl)
をもとに前述の〈式1〉を利用し、ストッパプルモード
での制御しかできないことを通知する。
それを受けて、コントローラはC枚分の表面プリント命
令を発行した後、n枚目の裏面プリント命令と(n十C
)枚目の表面プリント命令を交互に発行して印字を行な
う。
この場合、待避用搬送路の数だけしか片面印字された紙
が機内には存在しないため、コントローラの画像生成時
間には一切無関係に印字は可能である。
例えば、n枚目の表面の画像生成に時間がかかったとし
ても、機内には(C−1)枚分の片面印字された紙しか
ないため、その紙は待避用搬送路にいつまでも待たせる
ことができる。
くコンティニュアスモードの場合〉 第1図及び第第4図で説明した処理方法を示す。
この場合、レジスト部が待避用搬送路の一つになってお
り、また、C=3で (2G−1)(息子d )< L十Ω ≦(2G−1)(fi+d)+2(n+d)すなわち、
前述のく式3〉にてχ=0のときの例である。
レジスト部は、表面印字しようとする紙と裏面印字しよ
うとする紙が共有する部分なので、表面印字した紙がC
枝分プリントされた後、そのうちの初めの紙が待ちきれ
ずレジスト部へ搬送されてしまうと、次はストッパプル
モードで制御しなければならなくなる。
そのとき、コントローラに対して必ず裏面プリント命令
を発行するように要求する“強制ストッパプル要求”を
設け、これを受けてコントローラは必ずレジスト部へ搬
送された紙に対する裏面プリント命令を発行しなければ
ならない。
これは、コントローラの画像生成時間が長くかかった場
合に、安全に印字を続けるために必要な手段である。
またここで、コンティニュアスモードで両面印字する場
合、(n+C)枚目の表面とn枚目の裏面のプリントは
必ず続けて(待ち時間なしに)印字されるので1両者の
プリントを1つの命令で行なわせるようにする“対プリ
ント命令”を設け、これを用いて、両者のプリントを実
行させる。
このようにして、効率よくかつ安全に両面印字を行なう
ことができる。
このコンティニュアスモードで両面印字する場合の、エ
ンジンとコントローラとの間のコマンドのやりとりを第
8図に示し、エンジン制御部40内部での処理のフロー
を第9図に示す。
第5図及び第4図を見てもわかるように、プリント工程
の始まりは、表面印字の紙を間に裏面印字が入ることを
予想しながら紙間隔を1枚分あけて、C枚目まで印字す
る。
そして、C枚目がプリントスタートした時点でタイマ(
1)をスタートさせる。
このシステムでは、前述の〈式3〉にてχ=Oであるた
め1次にプリントされるのは(C+1)枚目の表面と1
枚目の裏面でなければならないので、エンジンは″対プ
リント命令要求”を発行する。
この“対プリント命令要求”は、く式3〉におけるχの
値によって対プリント命令を発行して欲しい時点が異な
るために発行する。
但し、これは予めエンジンがコンティニュアスモードで
印字できることをコントローラに知らせる時に一緒にχ
の値を知らせれば、コントローラはχとCの値をもとに
どの時点で対プリント命令を発行すればよいかわかる。
よって、どちらを用いても制御は可能である。
ここでは“対プリント命令要求”を用いて説明する。
これを受けて、コントローラは2(C+1)−1頁目と
2(C+1)頁目の画像生成が完了しだい、2(C+1
)頁目((C+1)枚目の表)と1頁目(1枚目の裏)
を印字する対プリント命令を発行する。
但し、第4図に示したように、C枚目の表面が印字され
てから、2(fi+d)/υ時間(線速をυとする)以
内には(C+1)枚目の表面は印字されなければならな
いので、対プリント命令の発行は、タイマ(1)がスタ
ートした時点(C枚目の表面がスタートした時点)より
2(Q+d)/υ以内でなければならない。
もし、t>2(Q+d)υとなっても対プリント命令が
コントローラより発行されなければ、エンジンは対プリ
ント命令は受は付けられないので“強制ストッパプル要
求”を発行し、対プリント命令が発行されるのを禁じ、
裏面プリント命令を要求する。
これを受けて、コントローラはまだ印字していない最小
奇数頁用の裏面プリント命令を発行する。
この時点で、システム内には片面のみ印字された紙は(
C−1)枚しかないので、第9図に示すフローの最初に
戻り、上述の制御が繰り返えされる。
この例はレジスト部が待避用搬送路の1つとなっており
、且つく式3〉におけるχ=Oの場合の例であるが、χ
の値がいくつであっても、レジスト部が待避用搬送路の
1つでなくても、このような制御を行なうことは可能で
ある。
また、前述の〈式1〉が成立するような最適な設計がな
されたエンジンであっても、紙ノ送す方向の長さ(2)
が短くなって〈式l〉の条件が満たされなくなる場合に
も、勿論この発明は適用可能である。
上述したこの発明の実施例によれば、片面印字された紙
を待避用搬送路の数よりも多くエンジン機構部内に入れ
ることによって、効率よく両面印字を行なうことができ
、コストアップなしに両面印字のプリントスピードを高
め、搬送路長、待避用搬送路数などの機械的な制約に依
存しない#御が可能になる。
また、表面プリント命令と裏面プリント命令の2つの命
令を1つの゛′対プリント命令″で実行させることによ
り、プリトコルの簡単化を図れる。
さらに、強制的に裏面印字を行なわせる要求命令をもつ
ことにより、画像生成待ちが発生しても、待避用搬送路
の数より多い片面印字された紙を裏面印字させ、安全且
つ確実に画像生成待ち状態に対応できる。
そして、エンジンが持つ両面印字機能の能力を事前にコ
ントローラに知らせることにより、どのようなエンジン
にコントa−ラがついても、コントローラは予め固定し
た制御方式をもたずに柔軟にエンジンに対応することが
できる。
なお、この発明はレーザプリンタに限らず、他のページ
プリンタやデジタル複写機、ファクシミリ装置等の画像
形成装置にも同様に適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明してしきたように、この発明による画像形成装
置における両面印字制御方法は、片面印字された紙を待
避用搬送路の数よりも多くエンジン機構部内に入れるこ
とによって、効率よく両面印字を行なうことができ、コ
ストアップなしに両面印字のプリントスピードを高め、
搬送路長、待避用搬送路数などの機械的な制約に依存し
ない制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による両面印字制御方法の
説明図。 第2図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタシス
テムの機構部の構成図、 第3図は同じくその制御系の構晟を示すブロック図、 第4図はこの実施例による両面印字時の紙の時間的経過
を示す説明図、 第5図は同じく各員の画像作成順序と印字順序の関係を
示す説明図。 第6図(a)(b)はこの実施例による他の制御例を示
す第4図と同様な説明図、 第7図はストッパプルモードの場合のエンジンとコント
ローラとの間の通信プロトコルの説明図、 第8図はコンティニュアスモードの場合のエンジンとコ
ントローラとの間の通信プロトコルの説明図、 第9図は同じくコンティニュアスモードの場合のエンジ
ン制御部による処理のフロー図、第10図は従来のレー
ザプリンタシステムにおける両面印字制御方法の例を示
す説明図、第11図は同じくその場合の紙の時間的経過
を示す説明図。 第12図同じく待避用搬送路を3ケ所有する場合の最適
な両面印字を行なった時の紙の時間的経過を示す説明図
である。 1・・・エンジン本体  2,3・・・給紙カセット4
・・・反転器     5・・・上部排紙トレイ6・・
・両面ユニット  7・・・大量給紙ユニット8・・・
メイルボックス 9・・・大量排紙ユニット10・・・
プリンタテーブル 15・・・レジストローラ18・・
・感光体ドラム   20・・・定着ユニット22・・
・現像器    24・・・光書き込みユニット25・
・・3本ローラ  2B・・・フォークゲート29・・
・給紙ローラ  30・・・搬送ローラ35・・・画像
形成部及び用紙搬送部 38・・・コントローラ 40・・・エンジン制御部(
A) (C) (E) 311図 CB) (D) (F)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホストコンピュータあるいは画像処理装置から画像
    イメージ情報を受けて記録媒体の両面に画像を形成する
    両面印字機能を有する画像形成装置において、 両面印字時に画像形成待ち状態が発生した場合に片面に
    印字された記録紙を待避させておく待避用搬送路の数よ
    りも多く、片面に印字された記録紙を画像形成用搬送経
    路内に送り込んで両面印字を行なうことを特徴とする両
    面印字制御方法。
JP1205000A 1989-08-08 1989-08-08 画像形成装置における両面印字制御方法 Pending JPH0367674A (ja)

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Cited By (3)

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