JPH0367658A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH0367658A
JPH0367658A JP20397589A JP20397589A JPH0367658A JP H0367658 A JPH0367658 A JP H0367658A JP 20397589 A JP20397589 A JP 20397589A JP 20397589 A JP20397589 A JP 20397589A JP H0367658 A JPH0367658 A JP H0367658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
slit
slit plate
substrate
slits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20397589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Matsumoto
一明 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP20397589A priority Critical patent/JPH0367658A/ja
Publication of JPH0367658A publication Critical patent/JPH0367658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインクジェット記録装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、記録インク中の発熱体を加熱し、その時発生する
蒸気の圧力によってインク滴を形成、飛翔させて記録を
行う技術として、印字ヘッドの細管状の液路13に吐出
口14よりも多少内側に発熱体15を設け、また発熱体
15の吐出口14とは反対側からインクを供給するため
のインク溜り16を設け、細管状の液路13にインク供
給口17よりインクを充満し、発熱体15を発熱させ発
熱体15に接しているインクを加熱、気化させ蒸気バブ
ルを形成させ、吐出口14のインクを瞬間的に押しだし
、飛翔インク滴を形成して、インク滴を記録媒体に当て
印字するものがある。
(発明が解決使用とする問題点) しかしながら前記の従来の印字ヘッドに於いては、イン
クを吐出口から吐出する際、発熱体が発熱しインクを加
熱、気化させ蒸気バブルを形成させるが、この蒸気バブ
ルは吐出口方向にあるインクを吐出口よりインク滴とし
て吐出する。インク滴を吐出した後、発熱体は冷え、そ
れに伴ってインクの蒸気バブルは収縮し最終的には消滅
するが、この時、吐出口部から吐出したインクの相当量
のインクが、発熱体付近に速やかに流入しないため連続
してインクを吐出する場合、速度を上げられず高速印字
が困難となる。更には蒸気バブルが消滅する時、蒸気バ
ブルは吐出口より少し内側に入った所にあり、そこで収
縮消滅するため、インク供給口からインクを発熱部へ引
こうとする力の他に吐出口の外側°から吐出口の内側へ
向かっても力が働く、ところがインクは吐出口の外側に
はないため空気を引き込むことになり吐出口部や細管状
の液路内へ空気を流入させることになる。このため次の
インクの吐出に障害となり、インク滴の大きさ、飛翔方
向、速度が不安定となり正常な印字が出来なくなること
がある。
そこで本発明は上記の問題点を解決、した、印字が安定
し、高速印字をも可能にする印字ヘッドを実現する事に
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のインクジェット記録装置は、複数の発熱体が設
けられた基板に、この複数の発熱体に一致するようにス
リットが穿設された第一のスリット板を接合し、更に第
一のスリットの上に基板の発熱体の位置で第一のスリッ
ト板のスリットとそれぞれ交差するように複数のスリッ
トが穿設された第二のスリット板を重ね合わせ、交差部
をインクの吐出口とし、発熱部へのインクの供給を表側
から、つまり第二のスリット板のスリットから発熱体へ
供給するようにした事を特徴とするインクジェット記録
ヘッドである。
(作用) 本発明のインクジェット記録装置は、第一のスリット板
と第二のスリット板を重ね合わせて出来る交差部が基板
表面の発熱体の上に形成するようにする事により交差部
が従来技術の単一の板に穿設された吐出口と同じ作用を
し、発熱体が発熱しインクを加熱気化させ蒸気バブルを
形成することにより交差部よりインク滴を吐出する。そ
の後蒸気バブルは消滅し、それにともなって発熱部へ第
二のスリット板のスリットに毛細管力で保持保温されて
いたインクが流入する。このインクの流入はスリットの
一面(基板と反対側)が解放されているためインクの液
面を基板の方へ下げることが出来、スリットのインクは
液面を下げながら交差部へ向かって流入すると同時にス
リットの一方の端からインクが供給される。従って、従
来技術の閉空間のインク流路をインクが流れるよりも流
路抵抗が小さくなるため短時間で発熱部へインクが流入
でき高速印字が可能となり、更に発熱部へは外側からイ
ンクが流入するため気泡を内部へ引き込む事が無く安定
した印字が可能となる。
(実施例) 図面に基付き本発明の一実施例を説明する。まずガラス
やセラミックス等からなる。基板1上に、縦スリツト4
とインク溜り形成部9が穿設された第一スリット板2が
密着固定され、更に第一スリット板2上に縦スリツト4
と交差するように所定のピッチで複数の横スリツト5が
穿設された第二スリット板3が密着固定されている。ま
た縦スリツト4と横スリツト5の交差部6に対向した基
板l上には発熱体lOが付設されており、更にこの発熱
体10は電流を流すための電極11に接続されている。
第一スリット板2のインク溜り形成部9は基板1と第二
スリット板3に挟まれ、インク溜り7の空間を形成して
おり、そのインク溜り7の基板側にはインク供給のため
のインク供給孔8が穿設されている、また第二スリット
板3の横スリツト5の一部がインク溜り形成部9と重な
り、インク溜り7と連通ずるようになっている。更には
縦スリツト4も交差部6と横スリツト5を介してインク
溜り7とも連通している。
以上の如く構成された印字ヘッドに於て、インクは基板
lのインク供給孔8よりインク溜り7に供給され充満し
、更にインク溜り7と横スリツト5の重なる部分から横
スリツト5ヘインクは流入し交差部6を経て縦スリツト
4へ充満される0次に発熱体lOは電極11より電流が
流れると発熱し発熱体10に接しているインクが加熱気
化し蒸気バブルを形成し交差部6のインクを瞬間的に押
しだし飛翔インク滴を形成し、そのインク滴を記録紙に
当て印字する。
インク滴を吐出した後、発熱体10は冷え、蒸気バブル
が収縮消滅すると共に、交差部6へは吐出したインク量
に相当する量のインクが横スリツト5から流入し元の状
態に戻る。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば発熱体上にインクの蒸気バ
ブルを形成し縦スリットと横スリットの交差部からイン
クを吐出させ、その後蒸気バブルが消滅すると、交差部
へは吐出したインクに相当する量のインクが横スリット
から流入し再びインクで充満される。
この交差部へのインクの流入は横スリットの一面が大気
に開放しているため交差部の両脇からインクの液面を下
げながら流入すると共にインク溜りからも横スリットへ
流入するため速やかにインクの吐出前の状態に戻る事が
出来、更には交差部へのインクの流入が外側から流入す
るため空気を内部へ巻き込むことはない。
よって、インクの吐出間隔の短い高速動作が可能で、安
定した印字が出来る印字ヘッドを提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の印字ヘッドの斜視図、図2は図1のA−
A部の断面図である、図3は本発明の印字ヘッドの分解
斜視図である。 図4は従来例を説明するための図である。 1・・・基板、2・・・第一スリット板、3・・・第ニ
スリット板、4・・・縦スリット、5・・・横スリット
、6・・・交差部、7・・・インク溜り、8・・・イン
ク供給孔、9・・・インク溜り形成部、10・・・発熱
体、11・・・電極、12・・・ インク滴、15・・
・発熱体、16・・・インク溜り、17・・・インク供
給口、第1図 第4図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インクを加熱し状態変化を起こさせ、その状態変化に伴
    う圧力変化で吐出口よりインクを吐出させ、記録媒体上
    に文字等の記録を行うインクジェット記録装置に於て、
    基板に設けられた複数の発熱体に一致して、スリットが
    穿設された第一のスリット板を基板に固定し、更に第一
    のスリット板のスリットと交差し、その交差部が基板上
    の発熱体に一致して複数のスリットが穿設された第二の
    スリット板を第一のスリット板に重ね固定し、スリット
    の交差部を吐出口となし、その吐出口部へのインクの供
    給を第二のスリット板のスリットから供給するようにし
    たことを特徴とするインクジェットヘッド。
JP20397589A 1989-08-08 1989-08-08 インクジェット記録装置 Pending JPH0367658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20397589A JPH0367658A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20397589A JPH0367658A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0367658A true JPH0367658A (ja) 1991-03-22

Family

ID=16482725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20397589A Pending JPH0367658A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0367658A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032696A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Iwatani Internatl Corp 水素ガス供給設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032696A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Iwatani Internatl Corp 水素ガス供給設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3974671B2 (ja) 印刷ヘッド
JPS61268453A (ja) インクジエツトプリント用ヘツド
JPH0251734B2 (ja)
JPS60203455A (ja) インク・ジエツト・プリントヘツド
JPS61185455A (ja) インクジエツトプリンタ
US5671001A (en) Leak resistant ink containment for a printer
JPS6018357A (ja) インクジエツト印刷ヘツド
JPH0367658A (ja) インクジェット記録装置
JPH0383649A (ja) インクジェット記録装置
CN109070616A (zh) 选择性地触发流体循环元件
JPH0383650A (ja) インクジェット記録装置
JPH0383651A (ja) インクジェット記録装置
JPH03101959A (ja) インクジェット記録装置
JPS61112648A (ja) マルチノズル印字ヘツド
JPH02155652A (ja) インクジェット記録装置
JPH064322B2 (ja) 液体噴射記録装置
US20020060720A1 (en) Inkjet printhead
JPS5830824B2 (ja) インクジェット記録装置のインクジェットヘッド
JP2012179867A (ja) 流路ユニット、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置
JP2706979B2 (ja) インクジエットヘッド
JPH03132352A (ja) インクジエツト記録装置
RU2060898C1 (ru) Струйная печатающая головка
JPS61244554A (ja) インクジエツト記録装置
JPH03132353A (ja) インクジエツト記録装置
JP2984393B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置