JPH0367210A - 投写型画像表示装置 - Google Patents

投写型画像表示装置

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JPH0367210A
JPH0367210A JP4538490A JP4538490A JPH0367210A JP H0367210 A JPH0367210 A JP H0367210A JP 4538490 A JP4538490 A JP 4538490A JP 4538490 A JP4538490 A JP 4538490A JP H0367210 A JPH0367210 A JP H0367210A
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projection lens
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Koji Hirata
浩二 平田
Hiroki Yoshikawa
博樹 吉川
Takahiko Yoshida
隆彦 吉田
Masayuki Muranaka
昌幸 村中
Kiyoshi Wada
清 和田
Isao Yoshizaki
吉崎 功
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プロジェクションテレビジョン装置に適した
投写レンズに関するものである。
[従来の技tlfl 青、赤、緑それぞれのブラウン管螢光面上の画像を投写
レンズによりスクリーン上へ投写するいわゆるプロジェ
クションテレビ装置において、そのフォーカス性能は、
近年格段の進歩がみられており、キーデバイスである投
写レンズに対する要求性能も年々高くなっている。この
ような状況下で、一般には1画像の精細度に応じて、多
岐にわたる種類のレンズが発表されている。又、同−設
計思想を基に設計された投写レンズにおいても、構成レ
ンズ枚数 11ンズ面形状を異にした多くのレンズが設
計されている。この種の投写レンズが開示された例とし
て特開昭62−106427号公報が挙げられる。上記
した従来技術の投写レンズは、設計波長の光に対しては
、良好な収差補正がなされ高いフォーカス性能が得られ
ている。この設計中心波長としては、縁壁光体の主波長
に近いe線(523/l45,7nm)が使用される場
合が多い。
しかしながら、プロジェクションテレビ装置は、緑、青
、赤のブラウン管螢光面上の画像をスクリーン上へ拡大
投写することから、それぞれの螢光体の発光スペクトル
に適した設計とする必要がある。プロジェクションテレ
ビ装置において3色混合した場合のフォーカス性能、明
るさには一般に次の特徴がある。
■フォーカス性能は、最も輝度が高い緑色拡大像のフォ
ーカス性能により決まる。
■明るさについては、青色拡大像の明るさによって決ま
る。
この為に、緑色ブラウン管用にはフォーカスの最もよい
投写レンズを用い、青色ブラウン管用にはFナンバーの
小さい明るい投写レンズを使用することで、フォーカス
性能、明るさ共に優れたプロジェクションテレビ装置を
実現できる。しかしながら、従来技術のプロジェクショ
ンテレビでは、同一セットに複数の種類の投写レンズを
用いることは、コストの大幅な上昇を招き得策でなく、
同一の投写レンズを用いていた。
[発明が解決しようとする課題] プロジェクションテレビ装置は、赤、青、緑のブラウン
管螢光面上の画像を、投写レンズによりスクリーン上へ
拡大するもので、スクリーン上の拡大像のフォーカス性
能には、次のような特徴がある。
■輝度が、最も高い緑色投写像のフォーカス性能が支配
的である。この緑色投写像のフォーカス性能向上の為に
は、螢光体の主波長に対する単色収差の低減と共に9色
収差の低減も必要となってくる。以下、色収差の発生原
因について述べる。第10図は、緑色螢光体の発光スペ
クトルを示すもので主波長の他に、短波長側と長波長側
にスプリアスが存在する。この為に緑投写像のみでも色
収差が発生する。
■次いで、輝度の高い赤色投写像は、螢光体の発光スペ
クトルが第14図に示すように単波長である為、色収差
によるフォーカス劣化がない。
■青色螢光体の発光スペクトルは第13図に示すように
発光する光の波長が広範囲であり色収差によるフォーカ
ス劣化量が大きいが、輝度が3色中で最も低い為に、3
色混合した場合のフォーカス性能に与える影響は小さい
一方、明るさについては、近年界、青、緑それぞれの螢
光体の改良によって、大電力の入力が可能となった。こ
の為に、赤、緑ブラウン管については、高輝度が得られ
るようになった。しかしながら、青色螢光体については
、入力電力に対する出力輝度の飽和により、得られる輝
度には、限界がある0以上述べた性能上の特徴を有する
プロジェクションテレビにおいて、従来は赤、青、緑の
投写管にそれぞれ同一の投写レンズを使用することによ
り、コストの低減を狙っていた。この為に、従来技術に
よる投写レンズでは、上記したプロジェクションテレビ
の性能上の特徴を考慮していなかった。そこで1本発明
の目的は、上記したプロジェクションテレビ装置の性能
上の特徴を考慮したハイフォーカスで明るい画像が得ら
れるプロジェクションテレビを、最小限のコスト・アッ
プで実現することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的のうち、フォーカス性能の向上を達成する為に
は、緑色ブラウン管に対応した投写レンズを構成するレ
ンズの構成枚数を増やす。又、他の方法としては、緑色
ブラウン管に対応した投写レンズを構成するレンズの有
効径を小さくする。
明るさの向上については、青色ブラウン管に対応した投
写レンズを、構成するレンズの有効径を大きくすること
によって達成できる。又、他の方法としては、低Fナン
バーの投写レンズを使用することによっても達成できる
一方、コスト上昇を最小限とする為に、緑色ブラウン管
に対応した投写レンズの4i8或枚数を増やす場合に、
可能な限り共用レンズを用いるようにする。
[作用] 上記手段がどのような働きをするか以下、図を用いて説
明する。第5図及び第7図は、本発明の一実施例である
投写レンズを示したものである。
一般に、ブラウン管壁光面P上の画像をスクリーン上へ
拡大投写した場合に発生する収差は、次の2つに大別で
きる。■第10図及び第13図に示すように、螢光体の
発光スペクトルが単波長のみでなく、スプリアスを持つ
為に5発生する色収差、■単波長でも発生する単色収差
、上記した■の色収差は、投写レンズの焦点距離に比例
する。この為に本特許の実施例においては、投写レンズ
の焦点距離を従来の120m〜100−から80噛程度
(表8)に低減することによって色収差の低減を狙って
いる0次に■の単色収差の補正は、全系を5群構成とし
、第1群上で球面収差、第2群2で低次のコマ収差と非
点収差。第4群4で高次のコマ収差。第5群5で像面湾
曲と軸外のサジタル収差をそれぞれ補正し、全系でバラ
ンスよく収差補正を行っている。以上述べた第7図(レ
ンズデータは表7 (A) 、表7 (B) )に示し
た実施例のフォーカス性能を向上すべく色収差をさらに
低減させたものが第8図に示す実施例である。5群構成
であり単色収差の補正分担はff17図に示す実施例と
同様であるが色収差を、焦点距離の短縮と同時に、第3
群3を高分散の凹レンズ3bと低分散の凸レンズ3aの
貼合せレンズとすることにより大幅に低減している。又
、レンズ形状も第5群レンズを共用化しており、同一の
ブラケット10が使用可能である。
第5図、第6図に示した実施例も上記した実施例と同様
の作用をなし、それぞれ第5図の実施例が第7図の実施
例に対応し、第6図の実施例が第8図の実施例と対応す
る。上記実施例の投写レンズは、収差補正用の第1群レ
ンズ1.第2群レンズ2.第4群レンズ4.第5群レン
ズ5を共用化しており鏡筒8,9及びブラケッl−10
を同一部品とすることができる。以上述べた投写レンズ
をセットに混載することで、フォーカス性能のコスト・
パフォーマンスの優れたセットが実現できる。
又、第3図、第4図に示すように異種の投写レンズをセ
ット・に混載しても同様の効果を得ることができる0以
上述べたフォーカス向上手段の他に、投写レンズにより
取り込む光量を若干減らしてフォーカスを向上させるこ
とも有効である。一方、明るさを向上する為には、投写
レンズを構成するレンズのうち画面中心の明るさを規定
しているレンズの有効径を大きくすればよい。又、他の
方法としては、低F値の他の種類の投写レンズを使用し
てもよい。
本発明の投写レンズを用いたプロジェクションテレビに
おいて、例えばフォーカス重視とすれば緑色ブラウン管
用としては、前述の第3図、第6図及び第8図に示した
ような貼合せレンズを用いた投写レンズを用い、青及び
赤ブラウン管用としては、第4図、第5図及び第7図に
示すような投写レンズを用いることにより、従来技術の
、同一投写レンズ使用のプロジェクションテレビに比べ
て大幅なフォーカス向上が達成できる。又、明るさを重
視する場合には、青色ブラウン管に用いる投写レンズの
レンズ面有効径を広げる。又は、低F値の異なる種類の
投写レンズを使用することにより実現できる0以上述べ
た性能面の他に本発明のレンズは、構成レンズを共用化
しコスト低減を狙っている。第5図と第6図は、第3群
レンズ3の外形々状及び他の4枚のレンズ素子を共用と
している。この為、レンズ素子のみならず鏡筒8゜9及
びブラケット10も共用可能でありコスト・アップは生
じない。
又、第7図、第8図は、第5群レンズ5の形状が同一で
レンズの共用化とブラケット10の共用が可能であり、
コスト・アップを低減できる。
[実施例コ 以下、本発明及びその実施例について説明する。
まず、異種の投写レンズを混載しセットのフォーカス特
性、明るさを向上する方法について述べる。
第1図、第2図は、2種類の投写レンズをプロジェクシ
ョンテレビ装置に混載した場合の光学系を示す図である
。第工図は、緑ブラウン管に対応した投写レンズ2を貼
合せ凸レンズを用いた5群6枚構成レンズとし、青、赤
ブラウン管に対応した投写レンズ1,3を4群4枚構成
の投写レンズとしている。第3図に示す投写レンズ(レ
ンズデータは表1 (A) 、表1 (B) )は、第
1図に示した投写レンズ2に対応している。同様に第4
図に示す投写レンズ(レンズデータは表2 (A) 、
表2 (B) )は第1図に示した投写レンズ1,3に
対応している。
以下、緑ブラウン管に対応した投写レンズを、貼合せ凸
レンズを用いた投写レンズ2とした理由を述べる。一般
に、プロジェクションテレビ装置のフォーカス性能は、
視感度が最も高い緑投写像のフォーカス性能に支配され
る。ところが緑ブラウン管に使用されている螢光体の発
光スペクトルは、!rSlo図に示すように主波長の他
に、スプリアスを持つ為に色収差が発生する。そこで、
この色収差を低減する為、高分散(低アツベ数)凹レン
ズと低分散(高アツベ数)凸レンズを貼合せた凸レンズ
を含むレンズ構成としている。次に赤投写像については
、螢光体の発光スペクトルが第14図に示すように単波
長である為、色収差は1発生しない、一方、青投写偏に
ついては、螢光体の発光スペクトルが第13図に示すよ
うに発光する光の波長が広範囲で色収差によるフォーカ
スの劣化が大きいが、輝度が3色中で最も低い為に、3
色混合した場合のフォーカス性能に与える影響は小さい
。第I5図は、第4図に示した投写レンズについて、緑
、赤、青のブラウン管からの映像光による300TV本
のM T F (ModulationTransfe
r Function)を計算により求め、サジタル、
メリディオナルの平均を図示したものであり、前述した
通りの傾向を示していることが判る。
第2図は、プロジェクションテレビの明るさの向上と、
フォーカス性能の向上を同時に達成する為に、緑ブラウ
ン管と青ブラウン管に対応した投写レンズ1,2を貼合
せ凸レンズを用いた5M#6枚構成レンズとし、赤ブラ
ウン管に対応した投写レンズ3を4群4枚構成の投写レ
ンズとしている。
一般に投写レンズは、4i4成枚数を増すことで低F値
の明るいレンズとすることができる。第3図に示す投写
レンズ(レンズデータは表1 (A) 、表1(B))
は、F[が0.93であり、第4図に示す投写レンズ(
レンズデータは表2 (A) 、表2 (B) )のF
II工、Oに比べて15%明るくなる。又、フォーカス
性能、明るさを改善する他の方法について以下に述べる
。9J251fiは1本発明の実施例の側断面図であり
画面中心の明るさを決める光線が、各構成レンズにおい
て通過する位置を光線追跡によって求め図示したもので
ある。フォーカスを向上させるには、像の明るさを規定
している第3群レンズ3のレンズ面S、と86の有効径
を小さくすればよい0以上で述べたように1本実施例に
おいては第3群レンズ3のレンズ有効径を小さくしたが
、レンズ構成によっては画面中心の明るさを決めるレン
ズ面が異なる。この場合には、他の(例えば第2群レン
ズのS4面)レンズ有効径を小さくすることにより同様
の効果が得られることは言うまでもない、一方、明るさ
の改善は、前述した方法とは逆に、レンズ面の有効径を
大きくすればよい。
次に本発明の投写レンズについて述べる。i53図、第
5図、第6図、第7図、第8図は、本発明の一実施例と
してのプロジェクションテレビ用光学系のレンズ主要部
を示す断面図である。
同図において、Plはブラウン管榮光面、7はブラウン
管パネル、6は冷却液、5は第5群レンズ、4は第4群
レンズ、3は第3群レンズ、2は第2群レンズ、1は第
1群レンズである。第1群レンズ1〜第4群レンズ4ま
でを内鏡筒8に組込み、固定ネジ11で外鏡筒9と位置
決め固定する。
さらに外鏡筒9により固定板12を介してブラケット1
0ヘネジ止め固定する0本実施例の光学系は、ブラウン
管壁光面P、上で5.4インチのラスターをスクリーン
上へ拡大投写した場合に最良性能が得られるように構成
しである。拡大投写の際の倍率は表1 (A) 、表1
(B)及び、表2(A)2表2(B)は、8.4倍であ
り1表3ないし表7は、それぞれ9.3倍である。又、
レンズの画角は1表土及び表2の実施例で72度、表3
ないし表7で78度あり高画角を実現しており第9図に
示すように折返しミラー14が一枚でも十分コンパクト
なセットが実現できる。第1群レンズ1は5口径に基ず
く球面収差を除く為、非球面形状となっている。t/S
2群レンズ2は、非点収差及びコマ収差を除く為に非球
面形状となっている。
第3群レンズ3は、温度変化によるフォーカスドリフト
を低減する為に、ガラスレンズとし、かつパワーを出来
るだけ大きくしている。第4群レンズ4は、高次のコマ
収差を除く為に非球面形状としパワーは出来るだけ小さ
くしている。第5群レンズ5は、像面湾曲補正用のレン
ズであり、軸外のサジタル収差を補正する為、空気側界
面を非球面としている。又、ブラウン管螢光面P工は、
像面湾曲を補正する為に曲率を持たしている。特に。
高次の像面湾曲を補正する為に非球面とすれば。
さらに優れた補正が可能となる。
一般に、ブラウン管パネル6の螢光面Plは、プレス成
形により製作し、後加工はしない。それゆえ、成形形状
が、球面であっても、非球面であっても、製法自体は変
化しない。
一方、本レンズ系のレンズは、プラスチックレンズのパ
ワーを極力抑えた設Jfとすることにより薄肉で、かつ
、中心部と周辺部の肉厚差を小さくすることにより、成
形性の向上を図っている。
本発明の実施例では、従来技術の投写レンズの焦点距離
がLoomから140m程度であるのに比べ表8に示す
ように投写レンズ全系の焦点距離を80nm程度とし色
収差の低減を実現している。
短焦点化による色収差の低減について以下図を用いて述
べる。第11図は、本発明の輸土色収差の低減手段を説
明する為の縦断面図である。投写レンズを焦点距離fの
一枚の薄肉レンズと考えると。
螢光面とレンズ間隔をa、レンズからスクリーンまでの
間隔をbとおくと結像の式は次により示される。
またレンズ両面の曲率半径をr工、r、とすると又、ス
ポット径の増加はΔdはレンズのFナンバ及び倍率Mを
用いて次式で与えられる。
(1)〜(4)式より F”MN−1 又M−f4b      ・・・(6)すなわち色収差
によるスポット径の増大Δdは焦点距1afに比例する
6以上述べた色収差の低減手段の他に、本実施例では第
3群のレンズ3a。
3bを貼合せレンズとしている。(実施例では表1、表
3 (C) 、表4(C)、表5 (C) 、表6に対
応)レンズ3bは、高分散材から成る凹レンズであり、
レンズ3aは低分散材から成る凸レンズで、両者を貼合
せることによって色収差を低減している。第12w1は
、前述の投写レンズにおいて発生する縦色収差を算出し
たものである。同図中に示すレンズ側断面図の座標は、
レンズの光軸Q、 (1’ においてαからα′に向う
方向が正方向とすると1曲率半径は中心が正の方向にあ
る場合圧とするので、B面の曲率半径は正の符号を持つ
第12図の横軸は貼合せ面Bの曲率半径の逆数であり、
同図より縦色収差を低減する為には、B面の曲率半径を
小さくすればよいことが判る。しかしながら、B面の曲
率半径を小さくするとレンズ最外周部でのサグ量が大き
くなる。この為、レンズコバ部分を確保すると凸レンズ
が非常に厚肉なレンズとなる。この為B面の曲率半径は
あまり小さくできない、そこでB面の曲率半径を固定し
た場合には、第11図から明らかなように、A面すなわ
ちブラウン管側面をブラウン管側に凸とするよりも平面
もしくはスクリーン側に凸(図示せず)とした方が凹レ
ンズの作用が大きくなり色収差の補正能力が大幅に向上
する6本発明の投写レンズにおいては、前述の高分散凹
レンズのブラウン管側レンズ面を平面もしくは、スクリ
ーン側に凸面とすることで、色収差を大幅に低減できる
0以上述べた本発明の投写レンズの取り得る具体的なレ
ンズデータを表1及び表3ないし表7に示す0次に、こ
のレンズデータの読み方を表1(A)を基に説明する0
表1 (A)は、主に光軸近傍のレンズ領域を扱う球面
系とその外周部についての非球面系とにデータを分けて
示しである。先ずスクリーンは曲率半径がoo(すなわ
ち平面〉であり、スクリーンから第1レンズ群1の面S
iまでの光軸上の距離(面間隔)が787.6肩、その
間の媒質の(空気の)屈折率が1.0であることが示さ
れている。又、第1レンズ群1の88面の曲率半径は、
97.999m(曲率中心が螢光面側)でありレンズ面
S工とS、の光軸上の間隔(面ffflFIA)が8.
874mmであり、その間の媒質の屈折率が1.493
34であることが示されている。以下同様にして最後は
ブラウン管パネル7の螢光面Plの曲率半径が341.
28m、ブラウン管パネル7の光軸上の厚みが13.4
m、屈折率が1.53983であることが示されている
0次に表1(B)には、第1群レンズ1の面S、、 S
2、第2群レンズ2の面S、、 S、及び第4群レンズ
4の面S、、 S、と第5群レンズ5の面S、。と型光
面P、について非球面係数が示されている。ここで、非
球面係数とは、面形状を次式で表現した時の係数である
+AE−r’+AF−r@+AG  r”+AH−r”
但し、Zは第16図及び第17図に見られる如く、光軸
方向をZ軸にとり、レンズの半径方向をr軸にとった時
のレンズ面の高さ(rの関係)を表し、rは半径方向の
距離を示し、RDは曲率半径を示している。従って、C
C,AE、AF、AG、AHの各係数が与えられれば、
上記式に従ってレンズ面の高さ、つまり形状が定まるわ
けである。第17図は非球面の説明図で上記非球面の項
にそれぞれの値を代入すれば、球面系のみのレンズ面か
らS 3 fr) −A B fr+だけ、ずれたレン
ズ面が得られる。又、表土において第5群レンズ5の面
Sttは、非球面係数が全て零であり球面であることを
示している。以上が表1 (A)、(B)に示したデー
タの読み方である0表2から表7までは、他のレンズデ
ータの具体例を示している1表31表4゜表5の(C)
は、それぞれ(A)に示された第3群レンズを高分散の
凹レンズと低分散の凸レンズの貼合せ凸レンズとした場
合のレンズデータを示したものである。同表から明らか
なように本発明の投写レンズは、95/S5AS3群レ
ンズのガラス凸レンズを凹レンズと凸レンズの貼合せ凸
レンズに変更しても第1群、第2群、第4群及び第5群
の補正レンズの形状変更なしでハイフォーカスが達成で
きる。
第1図は、表1 (A)、(B)のレンズデータに対応
した投写レンズの側断面図であり、第2図は、表2 (
A)、(B)のレンズデータに対応した投写レンズの側
断面図である。又、第7図は表7に、第8図は表6に対
応している。両実施例において、第5群レンズ5は同一
形状のものとし構成レンズの共用化を実現している。又
、第5図は表s (A)、(B)のレンズデータに対応
した投写レンズの側断面図であり第6図は表3 (B)
 。
(C)のレンズデータに対応した投写レンズの側断面図
である。
次に、以上説明した本発明の投写レンズを用いて、螢光
面上の5.4インチの画像をスクリーン上に、拡大して
投写した時のM T F (ModulationT 
ransfar F unction )によるフォー
カス特性の評価結果を第18図から第24図に示す。こ
の時の螢光体発光スペクトルは、第1O図に示すものを
用いた。
ここで第18図は表1 (A)、(B)に対応した特性
図、第19図は表2 (A)、(B)に対応した特性図
、第20図3(A)は、表3 (A) 。
(B)に、3(C)は表3 (B)、(C)に対応した
特性図、第21図4(A)は、表4 (A) 。
(B)に、4(C)は、表4 (B)、(C)に対応し
た特性図、第22図5(A)は、表5 (A) 。
(B)に、 5 (C)は5表5 (B)、(C)に対
応した特性図である。尚、スクリーン上での白。
黒の縞信号として300TV本を取った場合について示
している。第18図及び第20図から第24図まで良好
なMTF特性を示していることが分かる。
さらに、第20図、第21図、第22図において各図中
の(A)と(C)を比較することで高分散の凹レンズと
低分散の凸レンズの貼合せ凸レンズによるフォーカス改
善の効果が判かる0表1及び、表3から表7に示す実施
例について全系の焦点距離をfo、第1群レンズ、第2
群レンズ、第3群レンズ、第4群レンズ、第5群レンズ
の焦点距離をf工t fit f3t L+ fsとし
た時、表8に示した関係が成立している。すなわち。
0.14<fn/f!<0.22 0、02<fn/ f、<0.25 0.63<fd/f、<0.83 0.21<fn/f、<0.31 −0.57<fn/f、<−0,50 である0本実施例では、レンズ全系の正の屈折力の大部
分をガラスレンズである第3群レンズによって分担する
ことで、フォーカスの温度ドリフトを低減している。又
、他のレンズの共用化を考えた場合も前述の方法が望ま
しい。
次にレンズ面の形状について説明する。第1群レンズの
スクリーン側しンズ面S□、第2群側レンズS2、第2
群レンズの第3群側レンズ而S、。
第2群レンズの第3群側レンズ面S4、第4群レンズの
第3群側レンズ面S9(第5図、第7図では、S7)及
び第4群レンズの第5群側レンズ面S、 (第5図、第
7図ではS、)の非球面形状にっいて次のことがいえる
。以下第17図を用いて説明する。
第1フ図は非球面レンズ形状を示す説明図であルミ 光
軸方向をZIII4にとりレンズの半径方向に取った時
のレンズ面の高さが球面系すなわちRtlのみの場合を
Smart、CG、AE、AF、AG、AHの各非球面
係数を(1)式に代入した場合をA31r)とすると、
rにクラップ半径を代入すれば、第1群レンズのスクリ
ーン側レンズ面の上記AII+、)とS8むンの比率は
1表9に示すように−0,08<A5/S5ASs<O
−05の関係が成り立っており、同様に第1群レンズの
第2群側しン:f、WJにおいては、 0.20<A5/S5ASs<0.52の関係が成り立
っている。
第2群レンズの第を柱側レンズ面においては、表10に
示すように −1,26<A5/S5ASag0.06の関係が成り
立っている。同様に、第2群レンズの第3群側レンズ面
においては、 0−07 <A5/S5A S s< 1 、16の関
係が成り立っている。さらに、第4群レンズの第3群側
レンズ面においては、表11に示すように −3,29<Am/Ss<5.19 の関係が成り立っている。同様に、第4群レンズの第5
群側レンズ面においては、 −1,58<A、/Ss<0.21 の関係が成り立っていることが分かる。
第1群と第2群を構成するレンズの面間隔tzjと投写
レンズ全系の焦点距1lf0の比率は1表12に示すよ
うに、 0.15<23/f、<o、 25 の関係が成り立っている。フォーカス性能を保って5周
辺光量比を確保するには、 0.15<1./fIl とする必要がある。一方この比率が大きくなるほど、画
面中域の光量は減る方向にあるため望ましくは、 23/ f @ < 0 、25 とする。又、第1群と第2群を構成するレンズの面間隔
l□と、第2群と第3群を構成するレンズの面間隔14
.の比率は表12に示すように、23、O<23/12
3/l45<40.0の関係が成り立っている。第2群
レンズの第1群側レンズ面のサグ量を押えてレンズのコ
バ厚を確保する為に望ましくは、 1 x*/ l 4g< 40 、0 とする必要がある。一方、画面中心の明るさを確保して
、上記値を小さくすると、第2群レンズの有効径を広げ
る必要がある。この為、望ましくは23 、0 < 1
 x2/ l 4゜とするとよい、又、第4群と第5群
を構成するレンズの面間隔totoと、螢光面と第3群
を構成するレンズの面間隔Loの比率は、表工3に示す
ように。
0.32<23。/L、<0.39 の関係が成り立っている。フォーカス性能を保って画面
周辺の光量を増すには。
1゜1゜/Ll+<0.39 とすることが望ましい。さらに、前記1111゜と、第
3群と第4群を構成するレンズの面間隔11.の比率は
表13に示すように 0、35<ly5/S5A l910<0.79の関係
を満足している。フォーカス向上の為には、0.35<
La/l910 が望ましいが、上記比率が0.79を超えると周辺光量
が少なくなり好ましくない。
次に螢光面形状については、表1から表7に示したよう
に非球面形状でありその曲率中心は、スクリーン側に存
在し中心部より周辺部に行くにしたがって曲率半径が大
となる面形状である。
第9図は投写形テレビの一般的な光学部品の配置を示す
図であり、光学部品はそれぞれ折り返しミラー14.投
写レンズ15.ブラウン管16であるスクリーン13、
である。
本発明の投写レンズは、45インチ投写で投写距離が7
87.6!!11及び50インチ投写で投写距離が79
0.0wmと十分短く第9WIに示すように折り返しミ
ラー1枚でセットのコンパクト化が達成できる。
以上、本発明のレンズデータをもとにその特徴を述べた
次に、同−鏡筒で明るさを変える具体的な手段について
第25図、第26図、第27図、第28図を用いて説明
する。第25図は、本発明の一実施例の側断面を示した
図であり、2本の矢印の付いた実線は、光軸QQ’上の
物点から発した光線の上下限光線が各構成レンズを通過
する高さを光線追跡によって求め図示したものである0
本実施例においては、第3群レンズ3の螢光面側レンズ
面S6の有効径によって明るさが規定されている。
第26図は、第25図のA部を拡大したものである。レ
ンズ有効径を変更する為に、クラップ18に溝19を設
けておき有効径を広げる場合には。
クラップ18を切り取るか、もしくは折り取る。
第26図(a)はクラップの一部分を切り取るもので残
った部分で第3群レンズ3を保持、固定する。(b)は
クラップ全部を切り取るもので第3群レンズ3の固定は
ftt筒のs20により行なう。
第27図及び第28図は、第25図のbb’断面を矢印
方向から見た場合の鏡筒断面図である。
(a)は、クラップを切り取る又は、折り取る前のもの
であり(b)は切り取る又は、折り取ることによりクラ
ップ径を広げた場合の状態を示すものである0以上述べ
た切り取り又は折り取り可能なりラップにより鏡筒の形
状を変更せずに、明るさを変えることができる。
(以下余白) +AE−r4+AF−r6+AG−rIl+AH−r1
′+AE−r’+AF−r’+AG−r’+AH−r”
+AE−r’+AF−r’+AG−r”+AH−r”+
AE−r’+AF−r’+AC−r’+AH−r”+A
E−r4+AF−r″+AG−rs+AH−r10+A
E’ r’+AF−r’ +AG−r’ +AH−r”
+AE−r’+AF−r’+AG−r’+AH−r10
表8 fi:第1群の焦点距離。
f2:第2群の焦点距離。
f3=第3群の焦点距離。
f4:第4群の焦点距離。
f5:第5群の焦点距離 表9 表11 表10 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、投写像のフォーカ
ス性能及び明るさが従来技術に比べて大幅に改善でき、
コスト・パフォーマンスの優れたプロジェクションテレ
ビが実現できる。又、表3゜表42表5に示した実施例
のごとく、第3群を構成するレンズのうち最も大きな屈
折力を有するレンズを、単一材料の凸レンズから屈折率
がほぼ等しく分散の異なる両凸レンズと凹レンズから成
る貼合せ凸レンズ(表C)に変更することにより、残り
の構成レンズを共用し、同−鏡筒及び同一ブラケットを
使用することでコスト上昇を最小限として、フォーカス
の大幅改善が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図及び第25図は本発明の一実施例を示す
図、第9図は本発明の投写レンズを用いたプロジェクシ
ョンテレビ装置の縦断面図、第1O図は縁壁光体の発光
スペクトル特性図、第11図、第12図は本発明を説明
する際に用いる説明図、第13図は背壁光体の発光スペ
クトル特性図。 第14図は赤螢光体の発光スペクトル特性図、第15図
は、第2図及び表2に示す投写レンズのMTF特性を示
す特性図、第16図及び第]−7図はレンズ形状の定義
の説明に用いる説明図2第18図〜第24図は本発明の
実施例として示した投写レンズのM T F特性を示す
特性図、第26図、第27図及び第28図は本発明のレ
ンズ鏡筒のレンズ固定部を示す図である。 符号の説明 1・・・第1群レンズ、2・・・第2群レンズ、3・・
・第3群レンズ、4・・・第4群レンズ、5・・・第5
群レンズ、Pl・・・螢光面、6・・・冷却液、7・・
・ブラウン管パネル、8・・・内#!筒、9・・・外鏡
筒、10・・・ブラケット、11・・・固定ネジ、12
・・・固定板、13・・・外枠、14・・・折返しミラ
ー、15・・・投写レンズ、16・・・ブラウン管、1
8・・・レンズクラップ。 \、  I \−−ノ 第 IL¥1 第 図 蔦 4図 第 5図 第 第 口 第10回 第 四 第 8図 第 1 団 第 12日 //a面虐Iヂfi 蔦+5t221 第 +4L¥1 箪 16回 第17団 乙(Lfrh) 第 15図 第 1SL¥1 1Bダア厘しq 第25団 第 24図 第21囚 第 22日 見 50 0 フ゛ラケ・ント /8’ フラクフ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の画像表示装置に表示された原画像を、それぞ
    れの画像表示装置に対応して設けた投写レンズによりス
    クリーン上に拡大投写する光学系に用いる投写レンズで
    あり、複数枚のレンズ素子で構成され、原画像の色、も
    しくは精細度によってレンズの構成枚数もしくは、レン
    ズ面形状もしくは、少なくとも構成レンズ素子一面の有
    効径もしくは、レンズの構成枚数及びレンズ面形状もし
    くは、レンズの構成枚数及び少なくとも構成レンズ素子
    一面の有効径もしくは、レンズ面形状及び少なくとも構
    成レンズ素子一面の有効径もしくは、レンズの構成枚数
    、レンズ面形状及び少なくとも構成レンズ素子一面の有
    効径を同時に変更したことを特徴とする投写用レンズ。 2、前記投写レンズを構成する複数枚のレンズ素子のう
    ち、少なくとも一面のレンズ有効径を変更するものであ
    って青色画像表示装置に対応して設けた投写レンズにお
    いては、前記有効径を広げる。もしくは、緑色画像表示
    装置に対応して設けた投写レンズにおいては、前記有効
    径を小さくする、もしくは、青色画像表示装置に対応し
    て設けた投写レンズの前記有効径を広げかつ、緑色画像
    表示装置に対応して設けた投写レンズの有効径を小さく
    したことを特徴とする請求項1記載の投写レンズ。 3、前記投写レンズは、全系の正の屈折力の半分以上を
    正の凸レンズにより分担し、かつ緑画像表示装置に対応
    した投写レンズは、前記画像表示装置が低精細度の場合
    には前記凸レンズは単一材料から成り、中・高精細度の
    場合には、前記正の凸レンズを凹レンズと両凸レンズの
    貼合せ凸レンズとしたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の投写用レンズ。 4、前記投写レンズは、全系の正の屈折力の半分以上を
    正の凸レンズにより分担し、かつ緑画像表示装置及び、
    青画像表示装置に対応した投写レンズは、前記正の凸レ
    ンズを凹レンズと両凸レンズの貼合せ凸レンズとしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の投写用レンズ。 5、前記投写レンズは、複数枚の構成レンズ素子から成
    り、赤色表示装置に対応した投写レンズの構成レンズ素
    子の枚数をn枚とした場合に、緑色表示装置に対応する
    投写レンズの構成レンズ素子の枚数をn+1枚以上とし
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の投写用レンズ
    。 6、前記投写レンズは、複数枚の構成レンズ素子から成
    り、赤色表示装置に対応した投写レンズの構成レンズ素
    子の枚数をn枚とした場合に、緑色表示装置に対応する
    投写レンズの構成レンズ素子枚数と青色表示装置に対応
    する投写レンズの構成レンズ素子枚数をn+1枚以上と
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の投写用レン
    ズ。 7、スクリーン側より順に、スクリーンに対して、中心
    部が凸形状で周辺部に行くに従って凹形状となる面を少
    なくとも1面有した、スクリーン側に凸のレンズを少な
    くとも1枚含む第1群、比較的弱い屈折力を有するレン
    ズを少なくとも1枚含む第2群、全系の大部分の正の屈
    折力を有するレンズを少なくとも1枚含む第3群、比較
    的弱い屈折力を有するレンズを少なくとも1枚含む第4
    群、及びスクリーン側に凹面を有する負レンズを少なく
    とも1枚含む第5群で構成したことを特徴とする5群構
    成の投写用レンズ。 8、スクリーン側より順に、スクリーンに対して、中心
    部が凸形状で周辺部に行くに従って凹形状となる面を少
    なくとも1面有した、スクリーン側に凸のレンズを少な
    くとも1枚含む第1群、比較的弱い屈折力を有するレン
    ズを少なくとも1枚含む第2群、全系の大部分の正の屈
    折力を有するレンズを少なくとも1枚含む第3群、比較
    的弱い屈折力を有するレンズを少なくとも1枚含む第4
    群、及びスクリーン側に凹面を有する負レンズを少なく
    とも1枚含む第5群で構成し、下記の条件を満足するこ
    とを特徴とする請求項7記載の投写用レンズ。 0.14<f_0/f_1<0.22 0.02<f_0/f_2<0.25 0.63<f_n/f_3<0.83 0.21<f_n/f_4<0.31 −0.57<f_0/f_5<−0.50 ただし、 f_0:全レンズ系の焦点距離 f_1:第1レンズ群の焦点距離 f_2:第2レンズ群の焦点距離 f_3:第3レンズ群の焦点距離 f_4:第4レンズ群の焦点距離 f_5:第5レンズ群の焦点距離 9、前記第1群、第2群、第4群、第5群を構成するレ
    ンズ素子の少なくともどちらか一面が非球面であること
    を特徴とする請求項8記載の投写用レンズ。 10、前記、第1群を構成するレンズのうち、少なくと
    も1枚のレンズ素子のスクリーン側レンズ面の非球面量
    が次の関係を有することを特徴とする請求項8又は請求
    項9記載の投写用レンズ。 ただし、非球面量をA_5/S_5とする。 −0.1<A_5/S_5 A_5:非球面サグ量 S_5:球面サグ量 11、前記、第1群を構成するレンズのうち、少なくと
    も1枚のレンズの第2群側レンズ面の非球面量が次の関
    係を有することを特徴とする請求項8又は請求項9記載
    の投写用レンズ。 ただし、非球面量をA_5/S_5とする。 0.2<A_5/S_5 A_5:非球面サグ量 S_5:球面サグ量 12、前記、第2群を構成するレンズのうち、少なくと
    も1枚のレンズの第1群側レンズ面の非球面量が次の関
    係を有することを特徴とする請求項8又は請求項9記載
    の投写用レンズ。 ただし、非球面量をA_5/S_5とする。 −1.3<A_5/S_5 A_5:非球面サグ量 S_5:球面サグ量 13、前記、第2群を構成するレンズのうち、少なくと
    も1枚のレンズ素子の第3群側レンズ面の非球面量が次
    の関係を有することを特徴とする請求項8又は請求項9
    記載の投写用レンズ。 ただし、非球面量をA_5/S_5とする。 −0.1<A_5/S_5 A_5:非球面サグ量 S_5:球面サグ量 14、前記、第4群を構成するレンズのうち、少なくと
    も1枚のレンズの第3群側レンズ面の非球面量が次の関
    係を有することを特徴とする請求項8又は請求項9記載
    の投写用レンズ。 ただし、非球面量をA_5/S_5とする。 −3.3<A_5/S_5 A_5:非球面サグ量 S_5:球面サグ量 15、前記、第4群を構成するレンズのうち、少なくと
    も1枚のレンズの第5群側レンズ面の非球面量が次の関
    係を有することを特徴とする請求項8又は請求項9記載
    の投写用レンズ。 ただし、非球面量をA_5/S_5とする。 −1.6<A_5/S_5 A_5:非球面サグ量 S_5:球面サグ量 16、前記、第1群と第2群を構成するレンズの面間隔
    l_2_3が全レンズ系の焦点距離f_0に対して次の
    関係を有することを特徴とする請求項8記載の投写用レ
    ンズ。 0.15<l_2_3/f_0 17、前記、第1群と第2群を構成するレンズの面間隔
    1_2_3と、第2群と第3群を構成するレンズの面間
    隔l_4_5の比l_2_3/l_4_5が次の関係を
    有することを特徴とする請求項8又は請求項9記載の投
    写用レンズ。 20<l_2_3/l4_5 18、前記、第5群を構成するブラウン管螢光面と第3
    群を構成するレンズの面間隔L_9と、第4群と第5群
    を構成するレンズの面間隔l_9_1_0の比l_9_
    1_0/L_0が次の関係を有することを特徴とする請
    求項8記載の投写用レンズ。 l_9_1_0/L_0<0.40 19、前記、第3群と第4群を構成するレンズの面間隔
    l_7_3と、第4群と第5群を構成するレンズの面間
    隔l_9_1_0の比l_7_3/l_9_1_0が次
    の関係を有することを特徴とする請求項8又は請求項1
    8記載の投写用レンズ。 0.3<l_7_8/l_9_1_0 20、スクリーン側より順に、スクリーンに対して、中
    心部が凸形状で周辺部に行くに従って凹形状となる面を
    少なくとも1面有した、スクリーン側に凸のレンズを少
    なくとも1枚含む第1群、比較的弱い屈折力を有するレ
    ンズを少なくとも1枚含む第2群、全系の大部分の正の
    屈折力を有するレンズを少なくするレンズを少なくとも
    1枚含む第4群及び、スクリーン側に凹面を有する負レ
    ンズを含む第5群で構成し、さらに前記第3群を構成す
    るレンズのうちで、最も正の屈折力が強いレンズをアッ
    ベ数υ_4が45以下の高分散材から成る凹レンズとア
    ッベ数υ_4が55以上の低分散材から成る凸レンズの
    貼合せレンズとしたことを特徴とする投写用レンズ。 21、前記、第3群を構成するレンズのうちで、最も正
    の屈折力が強い貼合せレンズの両面の曲率半径が下記条
    件を満足することを特徴とする請求項20記載の投写用
    レンズ。 |r_1<|r_3| ただし、r_1:第2群側レンズ面の曲率半径r_3:
    第4群側レンズ面の曲率半径 22、前記、第3群を構成するレンズのうちで、最も正
    の屈折力が強いレンズが第2群側に凸面を有する平凸も
    しくは、凸メニスカスレンズであることを特徴とする請
    求項21記載の投写レンズ。 23、前記第1群、第2群、第4群、第5群を構成する
    レンズの少なくともどちらか一面が非球面であることを
    特徴とする請求項20ないし請求項22のいずれかに記
    載の投写用レンズ。 24、前記第2群を構成するレンズの少なくとも一枚の
    レンズのスクリーン側レンズ面によるレンズ作用が、レ
    ンズ中心より周辺において集光作用が強い非球面形状と
    したことを特徴とする請求項23記載の投写用レンズ。 25、前記、第3群を構成する貼合せレンズにおいて、
    第4群側にアッベ数υ_d45以下の高分散材から成る
    凹レンズを設けたことを特徴とする請求項20ないし請
    求項23のいずれかに記載の投写用レンズ。 26、前記第3群を構成する貼合せレンズの凹レンズ両
    面の曲率半径が下記条件を満足することを特徴とする請
    求項25記載の投写用レンズ。 |r_3|>|r_2| ただし、r_2:貼合せ面の曲率半径 r_3:第4群側レンズ面の曲率半径 27、前記第3群を構成する貼合せレンズの凸レンズ両
    面の曲率半径が下記条件を満足することを特徴とする請
    求項25記載の投写用レンズ。 |r_2|>|r_2| ただし、r_1:第2群側レンズ面の曲率半径r_2:
    貼合せ面の曲率半径 28、前記第3群を構成する貼合せレンズ各面の曲率半
    径が下記条件を満足することを特徴とする請求項25記
    載の投写用レンズ。 |r_3|>|r_2|>|r_1| ただし、r_3:第4群側レンズ面の曲率半径r_2:
    貼合せ面の曲率半径 r_1:第2群側レンズ面の曲率半径 29、前記、第5群はスクリーン側に凹面を有する負レ
    ンズと電子銃側に凸面を有する螢光面ガラスから成るこ
    とを特徴とする請求項7ないし請求項9又は、請求項2
    0ないし請求項23のいずれかに記載の投写用レンズ。 30、前記第5群を構成する螢光面ガラスの形状がスク
    リーン側に曲率中心を持ち、曲率半径は、中心部より周
    辺部で大きくしたことを特徴とする請求項29記載の投
    写用レンズ。 31、ブラウン管の螢光面上の画像をスクリーン上に拡
    大投写するプロジェクションテレビであり、前記、プロ
    ジェクションテレビは、少なくとも2種類以上の投写レ
    ンズを用いた光学系により成り、前記ブラウン管の発光
    色又は精細度により、レンズの構成枚数もしくは、レン
    ズ面形状もしくは、少なくとも構成レンズ素子一面の有
    効径もしくは、レンズの構成枚数及びレンズ面形状もし
    くは、レンズの構成枚数及び少なくとも構成レンズ素子
    一面の有効径もしくは、レンズ面形状及び少なくとも構
    成レンズ素子一面の有効径もしくは、レンズの構成枚数
    、レンズ面形状及び少なくとも構成レンズ素子一面の有
    効径を同時に変更した投写レンズを用いたことを特徴と
    するプロジェクションテレビ装置。 32、全系の正の屈折力の半分以上を正の凸レンズによ
    り分担させた、複数枚のレンズにより構成された投写レ
    ンズを、赤、青、緑それぞれのブラウン管前面に配置し
    、ブラウン管螢光面上の画像をスクリーン上に投写する
    プロジェクションテレビにおいて、赤及び青ブラウン管
    用投写レンズでは、前記正の凸レンズは、単一材料から
    成り、緑ブラウン管用では、分散の異なる凹レンズと両
    凸レンズを貼合せてより成る貼合せ凸レンズによって構
    成した投写レンズを用いたことを特徴とする請求項31
    記載のプロジェクションテレビ装置。 33、全系の正の屈折力の半分以上を正の凸レンズによ
    り分担させた、複数枚のレンズにより構成された投写レ
    ンズを、赤、青、緑それぞれのブラウン管前面に配置し
    、ブラウン管螢光面上の画像をスクリーン上に投写する
    プロジェクションテレビにおいて、ブラウン着用投写レ
    ンズでは、前記正の凸レンズは、単一材料から成り、青
    及び緑ブラウン管用では、分散の異なる凹レンズと両凸
    レンズを貼合せてより成る貼合せ凸レンズによって構成
    した投写レンズを用いたことを特徴とする請求項31記
    載のプロジェクションテレビ装置。 34、ブラウン管の螢光面上の画像をスクリーン上に拡
    大投写するプロジェクションテレビであり、前記、プロ
    ジェクションテレビは、少なくとも2種類以上の投写レ
    ンズを用いた光学系により成り、前記ブラウン管の発光
    色又は精細度により、前記投写レンズを構成する複数枚
    のレンズ素子のうち、少なくとも一面のレンズ有効径を
    変更するものであって青色画像表示装置に対応して設け
    た投写レンズにおいては、前記有効径を広げる、もしく
    は、緑色画像表示装置に対応して設けた投写レンズにお
    いては、前記有効径を小さくする。もしくは、青色画像
    表示装置に対応して設けた投写レンズの前記有効径を広
    げかつ、緑色画像表示装置に対応して設けた投写レンズ
    の有効径を小さくしたことを特徴とする請求項31記載
    のプロジェクションテレビ装置。 35、ブラウン管の螢光面上の画像をスクリーン上に拡
    大投写するプロジェクションテレビであり、前記、プロ
    ジェクションテレビは、少なくとも2種類以上の投写レ
    ンズを用いた光学系により成り、かつ前記投写レンズを
    複数枚のレンズ素子で構成し、赤色表示装置に対応した
    投写レンズの構成レンズ素子の枚数をn枚とした場合に
    、緑色表示装置に対応する投写レンズの構成レンズ素子
    の枚数をn+1枚以上としたことを特徴とする請求項3
    1記載のプロジェクションテレビ装置。 36、ブラウン管の螢光面上の画像をスクリーン上に拡
    大投写するプロジェクションテレビであり、前記、プロ
    ジェクションテレビは、少なくとも2種類以上の投写レ
    ンズを用いた光学系により成り、かつ前記投写レンズを
    複数枚のレンズ素子で構成し、赤色表示装置に対応した
    投写レンズの構成レンズ素子の枚数をn枚とした場合に
    、緑色表示装置に対応する投写レンズの構成レンズ素子
    枚数と、青色表示装置に対応する投写レンズの構成レン
    ズ素子枚数をn+1枚以上としたことを特徴とする請求
    項31記載のプロジェクションテレビ装置。
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