JPH0367206A - 光ファイバカプラの製造装置 - Google Patents

光ファイバカプラの製造装置

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JPH0367206A
JPH0367206A JP4669590A JP4669590A JPH0367206A JP H0367206 A JPH0367206 A JP H0367206A JP 4669590 A JP4669590 A JP 4669590A JP 4669590 A JP4669590 A JP 4669590A JP H0367206 A JPH0367206 A JP H0367206A
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optical fibers
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Noboru Kawakami
川上 登
Ryozo Yamauchi
良三 山内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、光ファイバ通信システム、光ファイバセン
サ等において光信号の分岐、結合を行う際に使用される
融着延伸形の光ファイバカプラを製造する際に使用され
る光ファイバカプラの製造装置に関ずろものである1、 「従来の技術」 従来、この種の融着延伸形光ファイバカブラとして、例
えば第9図ないし第12図に示すものが知られている。
これらの図において光ファイバカブラは、第9図に示す
ように一対の光ファイバ電。
lのそれぞれの一部から被覆材が除去されてクラッド2
,2が露出され、これらクラッド2,2の一部が接着剤
等により接合され、さらに第10図に示すように酸水素
炎等の高温加熱源3によって接合部が融着されかつ延伸
せしめられ、これにより融着延伸部4が形成されて構成
されたものである。
そして、このような光ファイバカブラは、通常第11図
にノドずように金属あるいはガラス等からなる補強板5
が用いられてこの補強板5に融着延伸部4が接着剤6等
により固定され、さらに第12図に示すように融着延伸
部4および補強板5を覆うようにして金属パイプ7に収
納され、これにより全体が機械的に補強されたものにな
っている。
また、延伸機構は、第13図に示すように延伸台8をネ
ジ9により微動する構造となっている3、まノこ光ファ
イバカブラを作′?1セる際には、融着延伸の度合を正
確に制御’i4” Zyことが必要不可欠である。その
ために第14図に示すように、光源10aを用意し、一
方の光ファイバに光を入射(7、出射側の両端を光パワ
ーメータi0b、IOc等により観測しつつ融着延伸量
を微妙に制御していた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の光ファイバカブラの製造方法にお
いては、次のような問題があった。
■左右それぞれに光ファイバを支持し、延伸する装置が
独立に移動するために光ファイバ延伸部の中央部から左
右対称な融着延伸部が作製できなかった。
■個々の装置が独立1.ているために装置の大型化を招
いていた。
■光源や光パワーメータに接続するまで光ファイバを延
長するために装置の大型化を招いていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、高品質の光
ファイバカブラの作製が容易な製造装置の提供を目的と
している。
「課題を解決するための手段」 かかる課題は、請求項1に記載したように、装置本体と
、この装置本体内に移動可能に設けられた一対の移動台
と、該移動台に配置され、複数本の光ファイバを固定し
かつ移動台間の光ファイバを並列させる光ファイバ固定
装置と、上記移動台間に保持された光ファイバの長手方
向に沿って移動台を移動させる移動機構とを備えて製造
装置を構成することによって解決される。
また、請求項2に記載したように、上述の製造装置をユ
ニットとして、この製造装置ユニットをa置したユニッ
ト固定台と、製造装置ユニットの移動機構に駆動端を接
続して該移動機構を駆動させる駆動源を備え、該駆動端
が製造装置ユニットの移動機構と離間した位置から移動
機構に接続される位置までユニット固定台上に移動可能
に設けられた駆動装置と、ユニット固定台に載置された
製造装置ユニットの各移動台間の空間部に並列された先
ファイバを加熱する載置に配置された加熱装置とを備え
て製造装置を構成することが望ましい。
「作用 」 請求項1に記載した製造装置は、上記構成としたことに
より、各移動台に光ファイバを固定して移動台間にある
先ファイバを並列させ、空間部を利用して加熱装置を操
作するとともに各移動台を延伸方向に沿って正確かつ簡
単に移動させることができるので、融着延伸部の対称性
に優れた高品質の光ファイバカブラを作製することかで
きる。
また−台の装置で融着延伸形の光ファイバカブラを作製
でき、製造装置を小型化することができる。
また双方の移動台間の空間部を利用して光ファイバの加
熱装置を操作しあるいは融着延伸終了後に融着延伸部を
収納するケース装着作業等を行うことができるので作業
性が向上する。
また請求項2に記載した製造装置は、上記構成としたこ
とにより、製造装置ユニットと駆動装置を接続し、加熱
装置で光ファイバを加熱しつつ駆動装置を駆動させて光
ファイバを融着延伸して光ファイバカブラを作製するこ
とができ、さらにユニット固定台に載置された製造装置
ユニットを次々に交換して融着・延伸操作を行うことが
できる。
「実施例」 第1図は、本発明の第1実施例を示す図であって、図中
符号11は製造装置である。この製造装置は、装置本体
12と、この装置本体12内に移動可能に設けられた一
対の移動台13と、2本以上の光ファイバ14をそれぞ
れの移動台+3上に固定する光ファイバ固定装置15と
、上記移動台13間に保持される光ファイバ14の長手
方向に沿って双方の移動台13を移動させる移動機構1
6とを備えて構成されている。
上記装置本体12は、断面凹状の枠状体をなしており、
2つの移動台13を凹部内に収納しこれらの移動台13
を所定の距離凹部内を移動させるに充分な長さを有して
いる。
上記移動台13は、角形柱状をなしており、装置本体1
2内に収納されたときの上面には、光ファイバ固定装置
15が取り付けられている。
この光ファイバ固定装置15は、第2図に示すように、
2本以上の光ファイバ14を挾んで保持する固定具17
と、各移動台13間の空間部18に突出して設けられ、
光ファイバ14の被覆が除去された光ファイバ裸線19
を挾んで保持し、空間部18の光ファイバ裸線19を並
列させる先ファイバ揃え具20とからなっている。
この光ファイバ揃え具20は、第3図に示すように、固
定側の保持片21と、スプリング22によって固定側の
保持片21側に付勢された可動側の保持片23とを備え
て構成されている。これらの保持片21.23のそれぞ
れが接触する側の面には、光ファイバ裸線19を挿入す
る溝24か形成されている。この光ファイバ揃え具20
は、第4図に示すように、可動側の保持片23を図中矢
印で示す方向に引いて、それぞれの保持片21゜23の
溝24に光ファイバ裸線19を挿入し、可動側の保持片
23を離すことにより、スプリング22の付勢力で可動
側の保持片23が固定側の保持片21に接触し、2本の
光ファイバ裸線19が保持片21.23に押されて並列
される。
また上記固定具17は、第5図および第6図に示すよう
に、固定具本体25と、これに開閉自在に取り付けられ
た蓋体26とから構成されている。
固定具本体25には、ゴムや合成樹脂など、軟質で光フ
ァイバ14を傷付けることがなく、かつ摩擦力の大きい
材料からなる固定部分27が設けられている。この固定
部分27には、被覆のある光ファイバ14が2本並んで
入る幅の溝28が形成されている。また蓋体26と固定
具本体25のいずれか一方には磁石29が取り付けられ
、他方には鉄などの磁性体30が取り付けられており、
蓋体26を閉じた時に蓋体が固定具本体25に吸着され
、蓋体26が不用意に開いてしまう不都合を防止してい
る。
上記移動機構16は、装置本体12の長手方向に沿って
平行に配され、各移動台13に形成された2つのネジ穴
31内を貫通し、装置本体12の長平方向に沿って平行
に配設された2本のネジ棒32と、これらのネジ棒32
の端部に設けられた歯車33と、これらの歯車33に係
合するスクリューシャフト34とから構成されている。
上記ネジ棒32は、2つの移動台13のネジ穴31の刻
み方向を同一方向とした場合には中央部で逆ネジとされ
たものが使用され、また2つの移動台13のネジ穴31
の刻み方向を逆向きとした場合には一定方向にネジが形
成されたものか使用され、スクリューシャフト34を回
転させた時、装置本体12内の二つの移動台13が各々
離間する方向に移動し、逆方向に回転させた時接近する
方向に移動するようになっている。
この製造装置11を用いて光ファイバカプラを作製する
には、まず、2つの移動台13の各々の固定装置15に
、被覆の一部を除去した2本の光ファイバ14を固定し
、各移動台13間の空間部18において2本の光ファイ
バ裸線19を並列させる。また一方の光ファイバ14の
一端には光源35を接続してレーザ光を入射し、2本の
光ファイバ14の出射側には光パワーメータ36を接続
し、2本の光ファイバ14間の光の結合比を観測可能と
する。
次いで、第1図に示すように、2つの移動台13間の空
間部18に上下両方から酸水素バーナ37を挿入し、空
間部18で並列された2本の光ファイバ裸線I9を加熱
して融着させる。なお、光ファイバ裸線19の加熱は、
これに限定されることなく、放電加熱や電熱加熱など他
の加熱手段を用いても良い。次いで、装置本体12側面
にあるスクリューシャフト34の端部(シャフト端部3
8)に駆動装置の駆動端を接続し、スクリューシャフト
34を回転させて2つの移動台13を離間する方向に移
動させ、光ファイバ裸線19の加熱融着された部分の延
伸を行う。この延伸は、二つの先パワーメータ36によ
って結合比を観測しつつ行い、目的とする結合比が得ら
れた時点で移動台13の移動を停止する。
以上の操作によって融着延伸形の光ファイバカプラが作
製されるが、得られた光ファイバカプラの融着延伸部を
ケースに収納して補強を図る場合には、形成された融着
延伸部に空間部18を利用して補強板を添設し、更に接
着剤で固定した後、金属パイプ内に挿入するなどの補強
方法によりhli強を行う。
この実施例による製造装置11は、装置本体12内に、
2本の光ファイバ14を固定しかつその光ファイバ裸線
19部分を並列させる固定装置15を配置した一対の移
動台13と、これらの移動台I3を移動させる移動機構
16とを具備し、各移動台13に光ファイバ14を固定
して光ファイバ裸線19部分を並列させ、空間部18を
利用して加熱装置を操作するとともに各移動台13を延
伸方向に沿って正確にかつ簡単に移動させることができ
るので、融着延伸部の対称性に優れた高品質の光ファイ
バカプラを作製することができる。
また融着延伸形の光ファイバカプラを一台の装置で極め
て容易に作製でき、製造装置の小型化を図ることができ
る。
またそれぞれの移動台13間の空間部18を利用して加
熱装置の操作ができる他、融着延伸終了後に融着延伸部
を収納するケース装着作業を行うことができ、光ファイ
バカプラ製造の際の作業性を大幅に向上させることがで
きる。
第7図は、本発明の第2実施例を示す図であって、この
図中符号39は製造装置である。この製造装置39は先
の第1実施例による製造装置11とほぼ同様の構成要素
を具備している他、この製造装置39では、一方の移動
台13に半導体レーザ光源40(以下、光源という)を
設け、他方の移動台13に2つの光電変換器41を設け
、かつ装置本体11の側面に、上記光源40の電源用、
光電変換器41の電源用および光電変換器41からの信
号出力用の各々の端子42を配設した構成になっている
上記光源40には、一方の光ファイバ14の一端が接続
され、また2つの光電変換器4Iには2本の光ファイバ
14の出射側端部がそれぞれ接続されている。
このように構成された製造装置39は、一方の光ファイ
バI4に光源40からレーザ光を入射し、2本の光ファ
イバ14の出射側端部に接続された光電変換器4Iで双
方の光ファイバ14からの出射光強度を観測して結合比
をモニターすることができ、融着延伸の際の結合比の観
測を、製造装置と別に設けられた光源および光パワーメ
ータに光ファイバを接続して結合比観測を行う場合と同
様にモニターすることができる。
この実施例による製造装置39では、先の実施例による
製造装置11と同様の効果が得られる他、製造装置に光
源40および光電変換器41を取り付けたので、従来製
造装置と独立して用意していた光源並びに光パワーメー
タか不必要となり、光ファイバカプラ製作システムの簡
素化を図ることができるとともに、融着すべき光ファイ
バI4の光源や光パワーメークまでの余分な延長部分を
省略することができるなど、光ファイバカプラ製造装置
の一層の小型化を図ることができる。
また、装置本体12に端子42を設け、光源用の電源、
充電変換器用の電源および光電変換器からの光強度信号
をこの端子42から簡単に出入できるので、信号処理等
を容易に行うことができる。
第8図は、本発明の第3実施例を示す図であって、この
図中符号43は製造装置である。この実施例による製造
装置43は、先の第2実施例による製造装置39あるい
は第1実施例による製造装置11を、■つの製造装置ユ
ニット44とし、この製造装置ユニット44を載置する
ユニット固定台45と、製造装置ユニット44のシャフ
ト端部38に駆動軸46の駆動端46aを接続して移動
機構16を駆動させろモータ47を備え、ユニット固定
台45上に設けられたレール48上に移動可能に配置さ
れた駆動装置49と、ユニット固定台45に載置された
製造装置ユニット44の空間部18に並列された光ファ
イバ裸線19を加熱する位置に配置された2つの酸水素
バーナ37とを備えて構成されている。
上記ユニット固定台45には、製造装置ユニット44を
載置して、その空間部18の下方側に酸水素バーナ37
を配置可能な架台50と、上記駆動装置49を移動させ
るレール48が設けられている。また架台50の上面と
、製造装置ユニット44の下面には、それぞれ嵌まり合
う凹部あるいは凸部が形成されており、架台50上に載
置された製造装置ユニット44の位置ズレを防いでいる
上記駆動装置49は、レール48上に移動可能に配置さ
れた可動ステージ51と、この可動ステージ51に取付
けられたモータ47と、モータ47の回転力を駆動軸4
6に伝えるベルト伝導装置52とを備えて構成されてい
る。
この可動ステージ51には、ユニット固定台45に固定
されたエアシリンダ装置53の可動部54が固定されて
おり、エアシリンダ装置53を駆動させることにより、
可動ステージ51がレール48上を移動するようになっ
ている。
この可動ステージ51の移動範囲は、上記駆動端46a
と製造装置ユニット44のシャフト端部38とが所定間
隔離間した位置から、駆動端46aとシャフト端部38
とが接続する位置までとされる。
また可動ステージ51には、ユニット固定台45上に載
置された製造装置ユニット44の端子42と相対する位
置に、この端子42に接続される針状の電極55が設け
られている。これらの電極55は、可動ステージ51が
移動して駆動装置49の駆動端46aと製造装置ユニッ
ト44のシャフト端部38が接続された時に、製造装置
ユニット44の端子42に接続さI、光源40と光電変
換器4.lとに給電するとともに光電変換器41からの
信号取り出しを行うためのものである。
この製造装置43は、光ファイバ14を移動台13に固
定した状態にある製造装置ユニット44を、ユニット固
定台45の架台50上に載置し、酸水素バーナ37によ
り空間部18の光ファイバ裸線19を加熱させるととも
に、エアシリンダ装置53を駆動させて可動ステージ5
1を製造装置ユニット44と接近する方向に移動させ、
駆動端46aを製造装置ユニット44のシャフト端部3
8に接続させる。またこの可動ステージ51に移動によ
って製造装置ユニット44の端子42に接続された電極
55により、光源40および光電変換器41に電源が接
続されろとともに光電変換器41の出力信号を取り出し
、2本の光ファイバ14の結合比をモニターする。次に
、モータ47を駆動させ、製造装置ユニット44の各移
動台13を延伸方向に移動さ仕て延伸を行う。そして2
木の光ファイバ14の結合比が一定しヘルに達し/こ時
点で移動台13の移動を停止し、エアシリンダ装置53
を駆動させて可動ステージ51を製造装置ユニット44
から引き離す。次に、光ファイバ14の融着延伸を終え
た製造装置ユニット44をユニット固定台45から外し
、新たな製造装置ユニット44をユニット固定台45に
載置し、融着延伸を繰り返し行う。ユニット固定台45
から外された製造装置ユニット44は、その空間部18
を利用して補強材の取付けを行い、光ファイバカブラを
作製する。
この製造装置43は、先の第2実施例による製造装置3
9を1つのユニットとし、この製造装置ユニット44を
載置するユニット固定台45と、製造装置ユニット44
の移動機構16を駆動させるモータ47を備え、ユニッ
ト固定台45上に移動可能に配置された駆動装置49と
、製造装置ユニット44の空間部t8に並列された光フ
ァイバ裸線19を加熱する酸水素バーナ37とを備えて
構成したので、製造装置ユニット44と駆動装置49と
を接続し、光ファイバ裸線19を加熱しつつ駆動装置4
9を駆動させて光ファイバを融着延伸して光ファイバカ
プラを作製することができ、さらにユニット固定台45
に載置された製造装置ユニット44を次々に交換して融
着・延伸操作を行うことができるので、光ファイバカプ
ラの生産性を大幅に向上させることができる。
(製造例) 第8図に示す製造装置を用い、2本の光ファイバを融着
延伸して光ファイバカプラを製造した。
光ファイバとしては、ファイバ径125μm1モードフ
ィールド径9.5μ厖、損失0.4dB/KL11.被
覆外径0.4nunの石英系シングルモードファイバを
用いた。
この光ファイバ2本を製造装置ユニットに固定し、空間
部の光ファイバ裸線を並列し、空間部において上下方向
から酸水素バーナで加熱して融着した。
さらに一方の光ファイバからレーザ光を入射し、出射側
から光強度信号をモニターしつつ、移動台を離間する方
向に微動させて延伸を行い、2本の光ファイバ間の結合
比が約50%となった時点で延伸を停止し、光ファイバ
カプラを作製した。
得られた光ファイバカプラは、結合比49.8%、損失
0.08dBと極めて良好な性能を示した。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明による光ファイバカプラの
製造装置は、装置本体内に、複数本の光ファイバを固定
しかつ並列させる固定装置を配置した一対の移動台と、
これらの移動台を移動させる移動機構とを備えた構成と
したので、各移動台に光ファイバを固定して移動台間の
空間部にある光ファイバを並列させ、空間部を利用して
加熱装置を操作するとともに各移動台を延伸方向に沿っ
て正確にかつ簡単に移動させることができるので、融着
延伸部の対称性に優れた光ファイバカプラを作製するこ
とができる。また光ファイバカプラを1台の装置で極め
て容易に作製でき、製造装置の小型化を図ることができ
る。
また、それぞれの移動台間の空間部を利用して加熱装置
の操作ができる他、融着延伸終了後に融着延伸部を収納
するケース装着等の作業を行うことができ、光ファイバ
カプラ製造の際の作業性を大幅に向上させることができ
る。
さらにまた、本発明では、装置本体内に、複数本の光フ
ァイバを固定しかつ並列させる固定装置を配置した一対
の移動台と、これらの移動台を移動させる移動機構とを
備えた製造装置を1つのユニットとし、この製造装置ユ
ニットを載置するユニット固定台と、製造装置ユニット
の移動機構を駆動させる駆動源を備え、ユニット固定台
上に移動可能に配置された駆動装置と、製造装置ユニッ
トの空間部に並列された光ファイバを加熱する加熱装置
を備えて構成したことにより、ユニット固定台に載置さ
れた製造装置ユニットと駆動装置を接続し、光ファイバ
を加熱しつつ駆動装置を駆動させて光ファイバを融着延
伸して光ファイバカプラを作製することができ、さらに
ユニット固定台に載置された製造装置ユニットを次々に
交換して融着・延伸操作を行うことができるので、光フ
ァイバカプラの生産性を大幅に向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す製造装置の斜視図、
第2図は第1図に示す製造装置の固定装置を示す平面図
、第3図および第4図は第1図に示す製造装置の光ファ
イバ揃え具を示すしので、第3図は光ファイバ保持状態
を示す正面図、第4図は開状態を示す正面図、第5図お
よび第6図は第1図に示す製造装置の固定具を示すもの
で、第5図は固定具の開状態を示す斜視図、第6図は同
閉状態を示す斜視図、第7図は本発明の第2実施例を示
す製造装置の斜視図、第8図は本発明の第3実施例を示
す製造装置の斜視図、第9図ないし第12図は従来の光
ファイバカプラ作製方法を工程順に示す図、第13図お
よび第14図は従来の光ファイバカプラ作製装置の例を
示す図である。 1.39.43・・・製造装置 2・・・装置゛本体 3・・・移動台 4・・・光ファイバ 5・・・固定装置 6・・・移動機構 7・・・酸水素バーナ(加熱装置) 4・・・製造装置ユニット 6a・・・駆動端 7・・・モータ(駆動源) 9・・・駆動装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の光ファイバを並列せしめ、その一部を融
    着延伸して光ファイバカプラを作製する製造装置であっ
    て、 装置本体と、この装置本体内に移動可能に設けられた一
    対の移動台と、該移動台に配置され、複数本の光ファイ
    バを固定しかつ移動台間の光ファイバを並列させる光フ
    ァイバ固定装置と、上記移動台間に保持された光ファイ
    バの長手方向に沿って移動台を移動させる移動機構とを
    備えてなる光ファイバカプラの製造装置。
  2. (2)複数本の光ファイバを並列せしめ、その一部を融
    着延伸部して光ファイバカプラを作製する製造装置であ
    って、 装置本体と、この装置本体内に移動可能に設けられた一
    対の移動台と、該移動台に配置され、複数本の光ファイ
    バを固定して移動台間の光ファイバを並列させる光ファ
    イバ固定装置と、上記移動台間に保持された光ファイバ
    の長手方向に沿って移動台を移動させる移動機構とを備
    えてなる製造装置ユニットが載置されたユニット固定台
    と、該製造装置ユニットの移動機構に駆動端を接続して
    該移動機構を駆動させる駆動源を備え、該駆動端が製造
    装置ユニットの移動機構と離間した位置から移動機構に
    接続される位置までユニット固定台上に移動可能に設け
    られた駆動装置と、該ユニット固定台に載置された製造
    装置ユニットの各移動台間の空間部に並列された光ファ
    イバを加熱する位置に配置された加熱装置とを備えてな
    る光ファイバカプラの製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58193515A (ja) * 1983-03-24 1983-11-11 Toshiba Corp 光分配器の製造方法

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