JPH0367190B2 - - Google Patents

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JPH0367190B2
JPH0367190B2 JP60054809A JP5480985A JPH0367190B2 JP H0367190 B2 JPH0367190 B2 JP H0367190B2 JP 60054809 A JP60054809 A JP 60054809A JP 5480985 A JP5480985 A JP 5480985A JP H0367190 B2 JPH0367190 B2 JP H0367190B2
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JP
Japan
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hinge
panels
panel
pivot point
hinge plate
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JP60054809A
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Inventor
Katsumi Aida
Masashi Mitani
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Nichibei Co Ltd
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Nichibei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nichibei Co Ltd filed Critical Nichibei Co Ltd
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Publication of JPS61211480A publication Critical patent/JPS61211480A/ja
Publication of JPH0367190B2 publication Critical patent/JPH0367190B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/06Hinges with pins with two or more pins
    • E05D3/18Hinges with pins with two or more pins with sliding pins or guides
    • E05D3/186Scissors hinges, with two crossing levers and five parallel pins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は折り戸ま開き戸等に使用するヒンジ
を対象とし、とくにヒンジが隣り合うパネルの上
下方向の端面に装着されたものに関する。
〔従来の技術〕
隣り合うパネルの上下の端面に装着される従来
のヒンジとしては、例えば実公昭58−44238号公
報がある。これは第12図に示すように、折り戸
を適用対象としており、隣り合うパネル5,5の
上下の端面に連結板10を掛け渡し、連結板10
と各パネル5,5を2個の連結軸13,13で枢
着した、いわば2軸式のヒンジ構造を採る。
これでは、ヒンジがパネル5の上下端の最も目
立たない個所に設けられるので、外観がスツキリ
して体裁が良い。1個の枢支点まわりにヒンジ板
が揺動する公知のホツパーヒンジに比べて、パネ
ル表面からヒンジが突出しないので、ヒンジにつ
まずいたりすることもなく安全性が高い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前出の2軸式ヒンジ構造では、各パネ
ル5の自由度が大きいため第12図の想像線で示
すごとく開閉途中に隣り合うパネル5どうしがこ
じれて引つ掛るおそれがある。パネル5を一直線
状に拡げた状態において、パネル5の表面にこれ
と直交する外力が加わると、パネル5どうしが前
後にズレル点に問題があつた。
この発明の基本目的は、かかる従来の問題点を
解消するものであつて、開閉動作が確実で、しか
も完全開状態から安全閉状態に至る各操作過程に
おいて、互いに連結されるパネルの姿勢を確実に
維持できるようにしたヒンジを得ることにある。
この発明の他の目的は、パネル姿勢が完全開状
態および完全閉鎖状態のいずれにある場合でも、
ヒンジが互いに連結されるパネルの最外線より突
出することのない一種の隠し蝶番として機能する
ヒンジを得ることにある。
この発明の更に他の目的は、とくに互いに連結
されるパネルの連結端面形状に制約を受けること
のないヒンジを得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は第1図に示すごとく左右に隣り合うパ
ネル1,2aどうしを左右一組のヒンジ板9R,
9Lを介して連結するヒンジを前提とする。
そのうえで第1の発明は、第1図ないし第6図
に示すごとく、各ヒンジ板9R,9Lは三角形状
に配置される三個の枢支点P1,P2,P3を有し、
両パネル1,2aの隣接部中央の前後の一側寄り
において開閉支点軸16を介して枢結し、これを
第1の枢支点P1とする。
各ヒンジ板9R,9Lをそれぞれが属するパネ
ル1,2aに固定軸15で枢着してこれを第2の
枢支点P2とする。
この状態のままでは、各ヒンジ板9R,9Lお
よび各パネル1,2aの枢着個所が2個所づつあ
つて動きが定まらない。そのために、第3の枢支
点P3に設けた遊動軸17,17を連結相手側の
各パネル1,2aに対してそれぞれ幅方向へ移動
自在に支持し、これでヒンジ板9R,9Lの動き
を規制する。すなわち、各パネル1,2aの端面
にこれの幅方向(第1図における左右方向)へ摺
動のみ自在なスライダー8R,8Lを装着し、こ
れにヒンジ板9R,9Lをそれぞれ遊動軸17,
17を介して連結することにより、ヒンジ板9
R,9Lの動きを規制する。詳しくは、右側のパ
ネル2aに属するヒンジ板9Rは左側のパネル1
に支持したスライダー8Lに枢着し、左側のパネ
ル1に属するヒンジ板9Lは右側のパネル2aに
支持したスライダー8Rに枢着するようにしたも
のである。
第2の発明では、第7図ないし第10図に示す
ごとく固定軸15と遊動軸17間のパネル1,2
aに対する枢着関係を上記の場合とは逆にする。
具体的には、第1枢支点P1は同じであるが、各
ヒンジ板9R,9Lを連結相手側のパネル1,2
aに固定軸15で枢結して第2の枢支点P2とす
る。また、ヒンジ板9R,9Lを各々が所属する
パネル2a,1にそれぞれ遊動軸17,17で枢
着して第3の枢支点P3を設定し、該遊動軸17,
17がパネル2a,1に対してパネル幅方向へ移
動自在に支持されたものとなつている。この場合
も各遊動軸17,17はそれぞれのパネル1,2
aに対してこれの幅方向にのみ摺動自在に支持し
たスライダー8L,8Rにそれぞれ枢着されてい
る。
〔作用〕
しかるときは、第1図ないし第6図に示す実施
例1を以て基本的な動きを説明すると、パネル
1,2aを開閉操作することにより、各ヒンジ板
9R,9Lは固定軸15まわりに揺動し、同時に
開閉支点軸16を中心にして互いが相対的に揺動
する。つまり、2個の固定軸15,15と開閉支
点軸16を結ぶ二等辺三角形を想定するとき、そ
の底辺長さが徐々に変化する状態で各ヒンジ板9
R,9Lが揺動する。このとき、例えば右側のパ
ネル2aに属するヒンジ板9Rの遊動軸17と左
側のパネル1との相対的な位置関係が変化し、左
側のヒンジ板9Lの遊動軸17と右側のパネル2
aの位置関係も同様に変化するが、これは左右の
遊動軸17,17すなわち各スライダー8R,8
Lが摺動して動きを吸収する。従つて、各ヒンジ
板9R,9Lはそれぞれが属するパネル2a,1
に対して固定軸15を中心に揺動変位するもの
の、開閉支点軸16は常に隣り合うパネル1,2
aの隣接部中央に位置した状態で変位する。
〔発明の効果〕 以上のようにした本発明に係るヒンジによれ
ば、従来の隣り合うパネルの端面に装着されるヒ
ンジの特長をそのまま継承しながら、隣り合うパ
ネル1,2aどうしが開閉時にこじれることを解
消して、あたかも一個の枢支点まわりに揺動する
ホツパー型のヒンジと同様に確実に、開閉作動す
る。
各ヒンジ板9R,9Lが開閉支点軸16、固定
軸15、遊動軸17の3個の枢支点P1,P2,P3
で保持されているので、例えばパネルどうしを拡
げた閉状態において、パネル面にこれと直交方向
の外力が作用しても、隣接するパネル1,2aの
突き合わせ面が前後にずれることがない。従つ
て、ヒンジの全揺動範囲にわたつてパネル姿勢を
正しく維持することができ、使用時におけるパネ
ル1,2aの外観が端正なものになる。
本件第1番目の発明では、左右のヒンジ板9
R,9Lどうしを開閉支点軸16で連結して第1
の枢支点P1を設定し、各ヒンジ板9R,9Lを
各々が所属するパネル2a,1にそれぞれ固定軸
15,15で枢着して第2の枢支点P2を設定し、
第3の枢支点P3に設けた遊動軸17,17を連
結相手側の各パネル1,2aに対してそれぞれパ
ネル1,2aの幅方向へ移動自在に支持した。し
たがつて、例えば折り戸のように隣り合うパネル
1,2aの姿勢が大きく変化するような場合で
も、両パネル1,2aの最外線からヒンジが突出
することがなく、隠し蝶番と同様に作用してヒン
ジの適用対象物の外観を簡素でスツキリしたもの
とすることができる。
ここで、各パネル1,2aに幅方向にのみ摺動
自在にスライダー8R,8Lをそれぞれ支持し、
各スライダー8R,8Lと各ヒンジ板9R,9L
とをそれぞれ遊動軸17,17で枢着した本発明
によれば、遊動軸17,17がスライダー8R,
8Lを介して移動するので、重量のあるパネルが
ふらついていても各遊動軸17にこじれが集中し
て発生せず、従つて動きがスムーズものになる。
本件第2番目の発明では、左右のヒンジ板9
R,9Lどうしを開閉支点軸16で連結して第1
の枢支点P1を設定し、各ヒンジ板9R,9Lを
連結相手側のパネル1,2aにそれぞれ固定軸1
5,15で枢着して第2の枢支点P2を設定し、
各ヒンジ板9R,9Lを各々が所属するパネル2
a,1にそれぞれ遊動軸17,17で枢着して第
3の枢支点P3を設定してあるので、互いに隣り
合うパネル1,2aが、それぞれ相手側に設けら
れた固定軸15の回りに大きく揺動できることに
なり、各パネル1,2aの連結端面に両者が屈折
揺動するのに必要な干渉逃げ面を必ずしも設ける
必要がなく、各パネル1,2aの連結端面形状に
殆ど制約がない。従つて、このヒンジを折り戸に
適用する場合には、隣り合うパネル1,2aの連
結端面をそれぞれ平端にし、僅かに連結端面の側
縁の一方に面取りを施す程度で済む利点を有す
る。
この場合も、先に述べたように遊動軸17,1
7がスライダー8R,8Lを介してそれぞれパネ
ル幅方向に移動し得るものとしたので、作動がス
ムーズになる。
実施例 1 第1図ないし第6図は本件第1番目の発明のヒ
ンジを折り戸に適用した第1実施例を示す。
この場合の折り戸は、第4図に示すように複数
枚のパネル1,2a,2b,2c,3と、隣り合
うパネルどうしを連結するヒンジ4と、左右両側
端のパネル1,3と中央のパネル2bをそれぞれ
支持するハンガーローラ5およびガイドレール6
などからなる。
各パネル1,2a,2b,2c,3は、例えば
左右幅20cm、上下高さ180cm、前後厚み2.5cm程度
にそれぞれ設定され、互いに隣接する側縁の断面
形状が鳥のくちばし状に形成してあり、折り戸を
拡げた閉状態時にパネルどうしの隣接個所から光
や音などが漏れるのを確実に防止する。
ヒンジ4はパネルどうしの隣接部で上下の各端
面に装着する。第3図において、そのヒンジ4は
各パネル1,2a,2b,2c,3の上下端面に
固定されるベース7と、左右一組のスライダー8
R,8Lと、左右一組のヒンジ板9R,9Lと、
これら三者を連結する軸などからなる。ベース7
はパネルの左右幅方向のほぼ全長に亘つて設けら
れ、スライダー8R,8Lの案内を兼ねて断面コ
字状に形成されている。
スライダー8R,8Lは左右対称に形成されて
おり、ベース7との間に隙間を確保するために、
その前後縁を折り曲げた断面コ字形状になつてい
る。折り曲げ縁のうち屈折時に内側に位置する個
所はヒンジ板9R,9Lの揺動領域に応じて切欠
いておく。スライダー8R,8Lの板面に2個の
平行なスライド溝11,11と、固定軸15を避
けるための1個の逃げ溝12をそれぞれ透設し、
スライド溝11,11に挿通したガイドピン1
3,13をベース7にかしめ固定することによ
り、スライダー8R,8Lは各パネルに対してそ
の幅方向(第1図において左右方向)にのみ摺動
自在に支持される。両スライダー8R,8Lの対
向端縁は後述する開閉支点軸16との干渉を避け
るために切欠いてある。
ヒンジ板9R,9Lは3個の枢支点P1,P2
P3を三角形状に配置した左右で同じ三角形状に
形成され、左右のスライダー8R,8Lが上下に
ラツプしている。
各ヒンジ板9R,9Lはパネルどうしの隣接部
中央位置の後縁寄りにおいて、開閉支点軸16で
枢着し、これを第1の枢支点P1とする。そして
パネル1,2a側の前記逃げ溝12,12に挿通
してベース7,7にかしめ固定した固定軸15で
各ヒンジ板9R,9Lを各々が所属するパネル2
a,1にそれぞれ揺動自在に枢支し、該固定軸1
5を第2の枢支点P2とする。更にそれぞれ異な
るパネルに支持されるヒンジ板9R,9Lとスラ
イダー8R,8Lとを遊動軸17,17でそれぞ
れ枢着して第3の枢支点P3とし、これでヒンジ
板9R,9Lの動きを規制する。つまり、第1図
において右側のパネル2aに属するヒンジ板9R
は左側のパネル1に支持したスライダー8Lと連
結し、左側のパネル1に属するヒンジ板9Lは右
側のパネル2aに支持したスライダー8Rと連結
する。
実施に際しては、左右両端のパネル1,3のう
ちいずれか一方の、例えば右方のパネル3には開
閉操作用の把手を前後面に設ける。他方のパネル
1は折り戸を閉姿勢へと展開操作する途中におい
て、ハンガーローラ5が右端側のパネル1に向つ
て移動できないよう保持しておくことになろう。
以上のようにした折り戸は、右側のパネル3を
ガイドレール6に沿つて押し引き操作することに
より開閉される。各パネル1,2a,2b,2
c,3を展開して折り戸を閉姿勢にすると、第1
図のようにパネルどうしが同一平面上に整列して
間仕切りをする。
この状態から右端のパネル3をハンガーローラ
5を中心にして僅かに傾動させた後、ガイドレー
ル6に沿う方向へ押してやると、各ヒンジ板9
R,9Lが固定軸15を中心にして揺動し、各パ
ネル1,2a,2b,2c,3は屈折する。この
とき、第5図に示すように隣り合うパネル1,2
aの固定軸15,15の間隔、あるいは遊動軸1
7と固定軸15との間隔はヒンジ板9R,9Lの
揺動に見合う分だけ徐々に変化する。同時に左右
の各スライダー8R,8Lは各ヒンジ板9R,9
Lによつて遊動軸17,17を介して幅方向に押
し込まれ、スライドすることにより上記の間隔の
変化量を吸収する。
各固定軸15と開閉支点軸16との間隔は常に
一定であり、左右のスライダー8R,8Lは同時
にしかも同量ずつ移動するので、開閉支点軸16
は常に隣り合うパネル1,2aの隣接部中央に位
置する。最終的には、第6図に示すようにヒンジ
4が変化し、折り戸は第4図の状態に折り畳まれ
る。このことはパネルを完全に屈折してもヒンジ
板9R,9Lが外方に飛び出さないことを保証
し、いわゆる隠しヒンジとして機能することを意
味する。折り戸を閉姿勢に展開するときは、屈折
時とは逆にスライダー8R,8Lがヒンジ板9
R,9Lで引き出されるよう作動する。
実施例 2 第7図ないし第10図は本件第2番目の発明に
係るヒンジの第2実施例を示しており、これで
は、第2および第3の枢支点P2,P3を実施例1
の場合とは逆に設定した。つまり、各ヒンジ板9
R,9Lを連結相手側のパネル1,2aに固定軸
15,15でそれぞれ枢着することにより、第2
の枢支点P2を設定する。
詳しくは、右側のパネル2aに所属するヒンジ
板8Rは左側のパネル1に固定したベース7に固
定軸15で枢着し、左側のパネル1に所属するヒ
ンジ板9Lは右側のパネル2aに固定したベース
7に固定軸15で枢着する。
第3の枢支点P3については、各ヒンジ板9R,
9Lを各々が所属するパネル2a,1に前述の要
領で支持したスライダー8R,8Lにそれぞれ遊
動軸17,17で枢着することにより設定する。
スライダー8R,8Lの板面には前後一対のスラ
イド溝11,11を透設し、これを固定のガイド
ピン13,13で案内支持することにより、スラ
イダー8R,8Lは各パネル1,2aの幅方向へ
摺動自在に移動する。なお左右の一方、図では左
側のヒンジ板9Lが左側の固定軸15との接当を
避けるために鈎形に形成されている。
この実施例2では、各パネル1,2aがそれぞ
れ相手側に設けられた固定軸15まわりに大きく
揺動し、とくに屈折作動初期における両パネル
1,2aの離れ方が実施例1の場合に比べて大き
いので、例えば図示のように各パネル1,2aの
連結端面を特殊形状にする必要がなくそれぞれ平
端にしておける。従つて各パネル1,2aの外観
および構造を単純なものにすることができる。そ
して、展開した状態で両パネル1,2aがより密
着状に突き合わされることにもなる。
なお、実施例1ではパネル1,2aが屈折作動
するとき、スライダー8R,8Lが各パネル1,
2aの幅方向中央側へ押し込まれるよう移動した
が、この実施例では逆にスライダー8R,8Lが
引き出される側へ移動する。
〔変形例〕
上記の実施例では、ハンガーローラ5をひとつ
おきにパネルに取付ける関係上、スライダー8
R,8Lを使用するときはこれらを2個のスライ
ド溝11,11で堅固に摺動案内するようにした
が、必ずしもその必要はなく、逃げ溝12がスラ
イド溝と同等の作用を発揮し得るので、スライド
溝11は1個だけでもよい。
ベース7あるいはスライダー8R,8Lの断面
形をC字形にして、ベース7とスライダー8R,
8Lの両者だけで抜け止め不能に摺動支持できる
ようにする場合は、スライド溝11を省略するこ
とも可能である。
ヒンジ板9R,9Lは必ずしも三角形状にする
必要はなく、各枢支点、P1,P2,P3をつなぐく
字形あるいはコ字状等の外形形状に変形すること
ができる。
各ヒンジ4において、ヒンジ板9R,9Lは必
ずしもスライダー8R,8Lを上下に挟んで配置
する必要はなく、スライダー8R,8Lの上下い
ずれか一側にまとめて配置してもよい。
第11図は、本発明のヒンジ4を適用したり折
り戸の異なる使用態様例を示しており、これでは
3個のパネル1,2b,3を二個のハンガーロー
ラ5,5aで二個のガイドレール6,6aに支持
した点が上記の実施例と異なる。両ハンガーロー
ラ5,5aのうち、湾曲部を有するガイドレール
6aに走行案内されるハンガーローラ5aは、各
パネル1,2b,3に対してその幅方向に移動で
きるよう支持してあり、パネル開閉時の姿勢変更
を容易にしている。ここでは使用形態によつて全
パネルが必ずしも同じように屈折されるわけでは
ない点が注目されるべきである。
なお、本発明のヒンジ4は揺動開閉する扉や窓
等のヒンジとして使用することも想定しており、
適用対象は折り戸に限定されない。また、遊動軸
17の摺動方向はパネルの幅方向と平行である必
要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例を示
しており、第1図はとくにヒンジの詳細を示す平
面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、
第3図はヒンジの分解斜視図、第4図は折り畳み
状態における折り戸の全体平面図、第5図および
第6図はそれぞれ作動状態を示すヒンジの平面図
である。第7図ないし第10図は本発明の第2実
施例を示しており、第7図は第1図相当の平面
図、第8図は第7図におけるB−B線断面図、第
9図および第10図はそれぞれ作動状態を示すヒ
ンジの平面図である。第11図は本発明のヒンジ
を適用した折り戸の別使用態様例を示す概略平面
図である。第12図は従来ヒンジを示す平面図で
ある。 1,2a……パネル、4……ヒンジ、8R,8
L……スライダー、9R,9L……ヒンジ板、1
1……スライド溝、12……逃げ溝、13……ガ
イドピン、15……固定軸、16……開閉支点
軸、17……遊動軸、P1,P2,P3……枢支点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに隣り合うパネル1,2aどうしを左右
    一組のヒンジ板9R,9Lを介して屈折自在に連
    結するためのヒンジであつて、 各ヒンジ板9R,9Lは三角形状に配置される
    3個の枢支点P1,P2,P3を有し、 隣り合うパネル1,2aの隣接部中央の前後の
    いずれか一側寄りにおいて、左右のヒンジ板9
    R,9Lどうしを開閉支点軸16で連結して第1
    の枢支点P1を設定し、 各ヒンジ板9R,9Lを各々が所属するパネル
    2a,1にそれぞれ固定軸15,15で枢着して
    第2の枢支点P2を設定し、 第3の枢支点P3に設けた遊動軸17,17で、
    各ヒンジ板9R,9Lと連結相手側の各パネル
    1,2aに対してこれの幅方向にのみ摺動自在に
    支持した各スライダー8L,8Rとがそれぞれ枢
    着されているヒンジ。 2 互いに隣り合うパネル1,2aどうしを左右
    一組のヒンジ板9R,9Lを介して屈折自在に連
    結するためのヒンジであつて、 各ヒンジ板9R,9Lは三角形状に配置される
    3個の枢支点P1,P2,P3を有し、 隣り合うパネル1,2aの隣接部中央の前後の
    いずれか一側寄りにおいて、左右のヒンジ板9
    R,9Lどうしを開閉支点軸16で連結して第1
    の枢支点P1を設定し、 各ヒンジ板9R,9Lを連結相手側のパネル
    1,2aにそれぞれ固定軸15,15で枢着して
    第2の枢支点P2を設定し、 各ヒンジ板9R,9Lを各々が所属するパネル
    2a,1にそれぞれ遊動軸17,17で枢着して
    第3の枢支点P3を設定し、 該遊動軸17,17がパネル2a,1に対して
    これの幅方向にのみ摺動自在に支持したスライダ
    ー8R,8Lにそれぞれ枢着されているヒンジ。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4961548A (ja) * 1972-05-30 1974-06-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4961548A (ja) * 1972-05-30 1974-06-14

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