JPH0367082A - 圧縮可能な媒体のための回転スクロール式過給機 - Google Patents

圧縮可能な媒体のための回転スクロール式過給機

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JPH0367082A
JPH0367082A JP2092349A JP9234990A JPH0367082A JP H0367082 A JPH0367082 A JP H0367082A JP 2092349 A JP2092349 A JP 2092349A JP 9234990 A JP9234990 A JP 9234990A JP H0367082 A JPH0367082 A JP H0367082A
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ribs
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plate
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    • F04C18/0269Details concerning the involute wraps

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、圧縮可能な媒体のための回転スクロール式過
給機であって、主にケーシングから形成されており、互
いに対称的な2つの押しのけ板が、駆動部材によって回
転可能にケーシング内に配置されており、これらの押し
のけ板のそれぞれ片側に渦巻き形状の複数のリブが設け
られており、向かい合う押しのけ板のリブが互いに係合
して搬送室を形成しており、かつ自由な端面によって、
それぞれ対向する押しのけ板に対してシールされている
形式のものに関する回転する押しのけ板を備えたこの形
式のスクロール式過給機は、例えば空気又は空気・燃料
混合気から戊るガス状の作業媒体をほぼ脈動なく搬送す
ることができるので、有利には内燃機関の過給作業のた
めに使用される。上記過給機の駆動時には、渦巻き形状
で複数のリブ間に形成された搬送室に沿って、はぼ鎌形
で複数の作業室が形成される。これらの作業室は、作業
媒体の流入口から流出口まで移動させられる。この場合
、作業室の容量は次第に減少していき、それに応じて作
業媒体の圧力が次第に増大していく。
[従来の技術] はじめに述べた形式の過給機は、CH−A−50183
8号明細書から公知である。この明細書では第8図及び
第9図において、二条で一段の渦巻き形状リブを備えた
過給機の実施例が示されており、運動可能な2つの押し
のけ板が定置で偏心的な2つの軸上にルーズに取付けら
れている。これらの軸のうちで1つは、搬送されるべき
作業媒体を過給機から外部へ案内するために中空状に形
成されている。両押しのけ板の外周部には歯車リムが設
けられており、駆動軸に取付けられた、両押しのけ板に
対して共通の歯車が上記歯車リムとかみ合っている。上
記多条式の過給機が有する利点は、まず、各押しのけ板
のバランスが充分にとられている点にあり、さらに、作
業媒体が一様でほぼ脈動なく搬送される点にある。また
、両押しのけ板の半径方向のずれ、即ち両軸の偏心率が
一条式の過給機においてよりも小さく、それによって渦
巻き形状のリブ間の滑動速度がより小さくなる点にある
。従って、原則的には上記形式の過給機は、高速回転を
行うことができる。
しかし、高速回転を行う過給機ではリブの安定度が問題
となる。そのために上記公知の過給機においては、リブ
が頭部から脚部へ向かって台形状に延びている。しかし
、この解決手段は、わずかな容量の作業媒体しか搬送で
きないスクロール式過給機、即ちリブの軸方向長さが短
いスクロール式過給機においてしか得られないものであ
る。
リブの安定度を高めるためには、上述したようにリブを
台形状に形成する手段の他に、可変な横断面を備えたリ
ブを形成する付加的な手段が、US第2.324.16
8号明細書による過給機において公知である。この場合
、例えば協働する2つの渦巻き形状リブの内壁がそれぞ
れアルキメデスの渦巻き線状に形成されている。それに
対して、これら2つの渦巻き形状リブの外壁がそれぞれ
次第に増大する巻込み角度を有しており、即ち次第に大
きくかつ不定に傾斜していっている。それにより、渦巻
き形状リブの肉厚は内側から外側へ向かって次第に厚く
なっていく。この解決手段によれば、上記2つの渦巻き
形状リブの、過給機の駆動時にリブの渦巻き形状に沿っ
て移動する各接点において、これら渦巻き形状リブは特
に良好にシールされねばならない。上述した渦巻き線の
法則性に基づけば、搬送室の形成には必要なく、従って
シール作用も行われる必要のないリブの外周部、即ち渦
巻き形状リブの外壁範囲における渦巻き形状リブは、「
厚く」なりすぎてしまう。従って、上述したように良好
なシールが行われるためには、外側に位置する渦巻き形
状リブの肉厚がこのリブよりも内側に位置する渦巻き形
状リブの肉厚よりも薄くなければならない。このように
、肉厚の可変な公知渦巻き形状リブは、壁が互いに平行
ではない搬送室を形成することとなり、従って7ライス
加工によっては製作することができない。
過給作業のためのスクロール式過給機では、幅の広い搬
送室によって大量の作業媒体が搬送される。従って、リ
ブは通常、押しのけ板に対してほぼ垂直な渦巻き形状の
条片から形成されており、これらの条片の軸方向長さは
その厚さよりも大きくなっている。この場合、条片の垂
直な終端縁部は、少なくとも押しのけ板から最も離れた
範囲、即ち頭部範囲において比較的不安定である。それ
によって、過給機の駆動時には条片の頭部範囲における
終端縁部が、この条片と協働する他の条片の脚部範囲に
おける終端縁部へ強く当付けられる危れがある。さらに
、条片の脚部範囲における終端縁部には大きな負荷が発
生し、場合によってはこの負荷によってこの端部が破損
されてしまうこともある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、遠心力によってリブにひずみが生じる
ことを大きく阻止できるような、はじめに述べた形式の
スクロール式過給機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題は、本発明によればはじめに述べた形式の過給
機において、過給機に設けられた複数のリブの外周部に
それぞれ補強部が設けられており、この補強部が、リブ
の外壁に設けられており、かつ少なくともリブの軸方向
のほぼ全長にわたって延びており、かつ上記複数のリブ
のうちで1つのリブの流入端部から、周方向でこのリブ
に統く別のリブの流入端部までしかせいぜいの所延びて
おらず、この場合、それぞれ2つのリブにより形成され
る搬送室の流入横断面に影響を与えていないことによっ
て解決されている。
〔作用及び効果1 本発明の利点は特に、作業媒体の貫流する各リブの渦巻
き形状区分が、できるだけ小さな肉厚を有してさえいれ
ばよい点にある。この場合、各リブの偏心率が変化しな
ければ、渦巻きの巻込み角度の増大につれて2つの渦巻
き形状リブ間に形成される室の容量も増大する。
EP−A−275415号明細書から既に公知のスクロ
ール式過給機では、リブから押しのけ板への移行範囲に
おいてリブ流入縁部を保護するl;めに、リブの流入側
端部が06〜1200の角度範囲にわたって補強されて
いる。この場合、有利にはリブ補強部の肉厚が流入縁部
における最大限の厚さとなるまで次第に厚くならねばな
らない。しかも、リブの渦巻き形状は内輪郭に対して外
輪郭が拡大していくか、又は逆に、外輪郭に対して内輪
郭が減少していくように変化するとさらに有利である。
本発明による過給機では2つの押しのけ板が互いに回転
しているのに対して、上記公知の過給機では押しのけ板
が渦巻き形状リブのための定置のケーシング内で旋回し
ている。従って、リブの安定度に関する種々異なる問題
に基づけば、公知の過給機において押しのけ板と協働す
る定置のケーシングの輪郭形状が、押しのけ板に設けら
れたリブの不定の渦巻き形状に適合されねばならない。
[実施例コ 次に図示の実施例につき本発明を説明する。
この場合、過給機の作用形式は本発明の目的とするもの
ではなく、既に上述したCH−A−501838号明細
書に開示されている。従って、以下には本発明による過
給機の構成が詳細に述べてあり、過給機の作用形式は簡
潔に述べであるだけである。また、図面において作業媒
体の貫流方向は矢印によって示されている。
第1図では、2つの半部から戒るケーシングが符号1に
よって示されている。これら2つの半部は、ねじ結合部
を受容するための図示されていない固定アイによって結
合されている。ケーシング1を戊す両半部内には軸基部
2.3が配置されており、これらの軸基部2.3はケー
シング内室へ突入している。軸基部2.3の各長手軸線
4.5は互いに偏心率eだけずらされている。回転可能
な押しのけ板6.7が、それぞれ上記軸基部2.3上に
ルーズに載置されている。右側の押しのけ板7のポス9
は、2つの玉軸受け11を介して軸基部3上に支承され
ており、かつ軸方向では固定されている。これに対して
、左側の押しのけ板6は軸方向移動可能に形成されてい
る。というのも、押しのけ板6のポス8が、支持支承部
として役立つ2つのニードルころ軸受けlOを介して軸
基部2上にルーズに載置されているからである。軸基部
2がニードルころ軸受け10の軸受は面を威しているの
で、ニードルころ軸受け10の載置された、軸基部2の
範囲は研摩されている。軸基部2に関するこのような構
成においては、付加的なスラスト軸受け12が必要とな
り、軸基部2の力はこのスラスト軸受12によってポス
8へ伝達される。
両押しのけ板6,7は互いに対称的に構成されている。
即ち、押しのけ板6.7はそれぞれ、組立て状態では互
いに平行な平面状の1枚のプレート13と、プレート+
3に対して垂直な複数のリブ14とから主に形成されて
いる。これらのリブ14は渦巻き状(第2図)に延びて
おり、言いかえれば、典型的なコイルであってもよいか
、又は互いに接続された複数の円弧から形成されていて
もよい。
第2図によれば、リブ14の弧の長さは1回転であり、
本明細書ではこれを「−段」とする。各プレート13は
それぞれ2つのリブ14を備えており、これらのリブ1
4は互いに約180°ずらされている。本明細書ではこ
れを「二条」とする。このような二条式の構成では平行
な4つの作業室15が形成されており、これらの作業室
15は搬送室として役立っている。
本発明による装置の駆動時に、上記4つの作業室15が
それぞれ 回転の間隔を置きながら流出口16に対して
開放される。この場合、渦巻き状のリブ14の外周部が
流入口17に対して開放されており、リブ14は流入口
17から新鮮空気を吸入する。
明らかなように、本発明による装置が正常に機能するた
めには、リブ14間の半径方向のシール・即ち作業室1
5の周方向のシールだけでなく、作業室15の軸方向の
シールも必要である。このために、押しのけ板6.7の
うちのどちらか一方に設けられたリブ14の端面24は
他方の押しのけ板に設けられたプレート13に接触して
いなければならない。通常このような接触は、シールス
トリップ25がリブ14の端面24に形成された適当な
溝内へ入込むことによって行われる。しかし、渦巻き状
のリプ14内部に生じた圧力が、両押しのけ板6.7を
互いに離反させるように作用するので、それを阻止する
手段が設けられねばならない。
この手段として、軸方向移動可能な押しのけ板6とケー
シング壁との間に圧力室26が形成されており、この圧
力室26は流出口16内の作業媒体の圧力によって負荷
されている。圧力室26をこのように圧力負荷するため
に、中空状の軸基部2は取出し管27を介して圧力室2
6と連通している。その結果、圧力室26内の圧力が、
適当な手段としてのベローズ29によリケーシングlに
気密に固定された環状板28へ作用を及ぼすこととなる
圧力負荷による環状板28の軸方向移動時に、環状板2
8のボス30も軸基部2上を滑動する。この場合、スラ
スト軸受け12の、ボス30と接した内側ケージがボス
30によって移動させられる。さらに、押しのけ板6の
リブ14が押しのけ板7のプレート13に当接するまで
、押しのけ板6の移動可能なポス8が上記スラスト軸受
け12の玉によって連行される。
流入口17内に生じた圧力即ち大気圧が、環状板28の
、押しのけ板6に向いた裏側に作用している。従って、
環状板28のアクティブな面の寸法を規定しさえすれば
、押しのけ板6のリブ14を押しのけ板7のプレー1−
13へ押圧する力を規定する容易な手段が得られる。し
かしこのためには、流入口17内の圧力と流出口16内
の圧力とが分離されていなければならない。というのは
、これらの流入口17及び流出口16がニードル軸受け
10及びスラスト軸受け12を介して連通しているから
である。環状板28の定置のボス30と押しのけ板6の
回転するボス8との間で作用するリップバッキング30
が、上記流入口17と流出口16との圧力を分離してい
る。
リブ14の安定度を高めるために、遠心力によって最も
大きく負荷されて搬送室を形成することのない、各リブ
14の部分が補強部32を有している。第1図及び第2
図によれば、この補強部32はリブ14の流入口範囲で
膨出した部分から或っている。押しのけ板6.7がリブ
14と共に金属から鋳造又は焼結される場合には、補強
部32は容易に製作される。また、作業室15がリブ1
4の7ライス加工により形成される場合には、補強部3
2は後加工されなくともよい。というのも、この補強部
32はリプ14端部の外側で貫流通路即ち作業室15の
外部に設けられているからである。各補強部32はリブ
14の軸方向長さ全体にわたって延びており、しかもリ
ブ14の頭部端部から脚部端部まで横断面を拡大させな
がら円錐状に延びている。周方向で見ると、各補強部3
2は各リブ14の最も外側の外周部即ち各リブ14の流
入縁部で始まっており、このリブに隣接する別のリブの
流入縁部範囲まで延びている。リブ14が押しのけ板6
.7と結合された、リブ14の脚部範囲では、補強部3
2と押しのけ板6.7の外側縁部とは同一平面状に並ん
でいる。言いかえれば、円形の押しのけ板6.7の半径
に対してリブ14の半径は小さくなっており、しかも補
強部32はこのようなリブ14の端部から周方向で次第
に厚くなっている。
当然ながら、半径の小さなリブ14から補強部32を外
側へ膨出させるといった手段は必然的なものではない。
製作的な利点が得られるならば、リブ14の脚部範囲に
おける周方向の膨出部はリブ14の輪郭形状に沿って内
側へ膨出しており、かつ一定の横断面を備えているもの
であってもよい。
上記複数のリブ14のうちで一つのリブに設けられた補
強部32が、このリブと別のリブとの隣接範囲において
押しのけ板6.7の外側縁部からリブ14の外壁へ向か
って斜めに延びている。この傾斜角度は有利には流れ技
術的な観点から選ばれているが、作業媒体が隣接する2
つのリブ14間の作業室15内へ自由にかつ支障なく吸
込まれるように考慮されねばならない押しのけ板6.7
がアルミ合金又はマグネシウムから形成されている場合
には、押しのけ板6.7の固有安定性をさらに高めるた
めに、補強部32の、ケーシングl内壁に向いI;自由
な表面を焼入れ処理することができる。この場合、例え
ば陽極処理及び陽極酸化又はエナメル層による被覆が挙
げられる。
明らかなように、上記複数のリブ14のうちで一つのリ
ブに設けられた補強部32が、このリブに隣接する別の
リブの範囲まで延びてぃない場合には、この周方向の補
強部32は上述したように傾斜せず、リブ14外壁に対
して半径方向垂直に延びていてもよい。これは、例えば
流入縁部が互いに約180°ずらされた一条の渦巻き形
状のリブ14における場合である。このように大きな角
度範囲にわたった補強部は必ずしも必要ではない。とい
うのも、上記渦巻き形状のリブ14は曲率が増大するに
つれて、わずかな遠心力の作用しか受けない程内側中心
へ入り込むようになるからである。
第1図及び第2図による実施例とは別の実施例として、
第3図及び第4図では補強部32′がサンドイッチ式構
造で示されている。例えば、回転する部材即ち押しのけ
板6.7が鋳造又は射出成形によって製作される場合に
、補強部32′は使用される。補強部32′において、
押しのけ板6,7の外側縁部からリブ14の頭部端部ま
で円錐状に延びるカバーリング35が、複数のウェブ3
7を介してリブ14と、場合によっては押しのけ板6.
7と結合されているリブ14と押しのけ板6.7とカバ
ーリング35との間に形成された中空室は、有利には中
間体36例えば泡沫によって満たされている。
回転する機構の安定度を付加的に高めるために、押しの
け板6.7の、ケーシングl内壁に向いた裏側が補強さ
れている。このために、第1図によれば、複数のウェブ
33が押しのけ板6.7の周方向で一様に分配されてい
る。これらのウェブ33は、押しのけ板6,7の各ポス
8.9から出発して押しのけ板6.7の外側縁部まで半
径方向に延びており、かつ有利には円錐状に形成されて
いる。遠心力によるリブ14の湾曲は、上記ウェブ33
によって阻止されている。さらに、換気損失を回避する
ために、第3図によるウェブ33は押しのけ板6.7と
は反対側でカバープレート34によって被覆されていて
もよい。
本発明による装置の作用形式は以下の通りである: ケーシングl内で押しのけ板6,7の外側に玉軸受け1
9を介して支承された駆動軸18によって、まず押しの
け板6.7が回転させられる。次いで、駆動軸18上に
取付けられたベルト車20が歯付きベルト21を介して
、押しのけ板6,7のポス8,9とそれぞれ結合された
ベルト車22及び23をそれぞれ駆動させる。
さらに押しのけ板6.7の回転運動時には、渦巻き形状
のリブ14が流入口17に対して開放されて、流入口1
7から新鮮空気を吸上げる。次いで、リブ14が何回も
交互に接近することにより、鎌形の作業室15が形成さ
れ、これらの作業室15は、流入口17から渦巻き形状
のリブ14内を通って流出口16へ移動させられる。こ
のようにして搬送された作業媒体は、中空状の軸基部2
を介して過給機から外側へ案内される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による過給機の2つの実施例を示すもので
、 第1図はスクロール式過給機の縦断面図、第2図は第1
図による線分A−Aに沿った、第1実施例を示すリブの
横断面図、第3図は第1図による線分A−Aに沿った、
第2実施例を示すリブの部分横断面図、第4図は第3図
による線分に沿っt;部分断面図である。 l・・・ケーシング、2.3・・・軸基部、4.5・・
・長手軸線、6,7・・・押しのけ板、8,9・・・ポ
ス10・・・ニードルころ軸受け、11・・・玉軸受け
12・・・スラスト軸受け、13・・・プレート、14
・・・リブ、15・・・作業室、16・・・流出口、1
7・・・流入口、【8・・・駆動軸、19・・・玉軸受
け、20・・・ベルト車、21・・・歯付きベルト、2
2.23・・・ベルト車、24・・・端面、25・・・
シールストリップ、26・・・圧力室、27・・・取出
し管、28・・・環状板、29・・・ベローズ、30・
・・ポス、31・・・リップバッキング、32.32’
・・・補強部、33・・・ウェブ、34・・・カバープ
レート、35・・・カバーリング、36・・・中間体、
37・・・ウエブig 2 ケ シング 8゜ ノブ 搬送室 20゜ 1 駆動部材 2 補強部 ケー/ング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧縮可能な媒体のための回転スクロール式過給機で
    あって、主にケーシング(1)から形成されており、互
    いに対称的な2つの押しのけ板(6、7)が、駆動部材
    (18〜23)によって回転可能にケーシング(1)内
    に配置されており、これらの押しのけ板(6、7)のそ
    れぞれ片側に渦巻き形状の複数のリブ(14)が設けら
    れており、向かい合う押しのけ板(6、7)のリブ(1
    4)が互いに係合して搬送室(15)を形成しており、
    かつ自由な端面(24)によって、それぞれ対向する押
    しのけ板(6、7)に対してシールされている形式のも
    のにおいて、各リブ(14)の外周部に補強部(32、
    32′)が設けられており、この補強部(32、32′
    )が、 −リブ(14)の外壁に設けられており、かつ −少なくともリブ(14)の軸方向のほぼ全長にわたっ
    て延びており、かつ −上記複数のリブ(14)のうちで1つのリブの流入端
    部から、周方向でこのリブに続く別のリブの流入端部ま
    でしかせいぜいの所延びておらず、この場合、それぞれ
    2つのリブ(14)により形成される搬送室(15)の
    流入横断面に影響を与えていないことを特徴とする、圧
    縮可能な媒体のための回転スクロール式過給機。 2、少なくともリブ(14)の脚部範囲で、補強部(3
    2、32′)がこの補強部の設けられた押しのけ板(6
    、7)の外側縁部と同一平面状に並んでいる、請求項1
    記載の過給機。 3、補強部(32、32′)がリブ(14)の頭部から
    リブ(14)の脚部まで円錐状に延びている、請求項1
    又は2記載の過給機。 4、補強部(32)がリブ(14)と一体成形されてい
    る、請求項1記載の過給機。 5、補強部(32)の、ケーシング(1)内壁に向いた
    表面が焼入れ処理されている、請求項4記載の過給機。 6、補強部(32′)がサンドイッチ式構造体として形
    成されている、請求項1記載の過給機。 7、ボス(8、9)から少なくとも押しのけ板(6、7
    )のほぼ外側縁部まで延びる複数のウェブ(33)が、
    各押しのけ板(6、7)の背壁に設けられている、請求
    項1記載の過給機。 8、ウェブ(33)が半径方向円錐状に延びている、請
    求項7記載の過給機。 9、ウェブ(33)の、押しのけ体(6、7)とは反対
    側がカバープレート(34)によって被覆されている、
    請求項7又は8記載の過給機。
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