JPH036701Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、Ｕトラツプに係るものである。

「従来の技術」 第３図に示すように、、建物の一階土間（石貼）
下に設置される空調ドレン用ＵトラツプＡは、排
水桝Ｂの近傍で土間下に埋設され、空調器から排
水桝Ｂに至る排水管Ｃの途中に介入される。Aa
は、その入口、Abは、その出口である。

「考案が解決しようとする問題点」 ところで、従来のＵトラツプＡには、上端と下
端に掃除口Ac，Ad，Aeが設けられているが、
上述ように埋設される関係から下端の掃除口Ae
は使用できず、掃除が甚だ困難である。

そこで、本考案は、斯る従来の難点を解決しよ
うとするものである。

「問題点を解決するための手段」 本考案は、第１図、第２図に示すように、トラ
ツプ本体１の下部に、上部の出口１２と平行させ
て水平方向の下部掃除口１４を設け、、入口１１
側の上端に上部掃除口１３を設けて成る。

なお、材料としては、塩化ビニール管、亜鉛渡
金鋼管等の配管材料を用いるとよい。

「作 用」 如上の構成であり、第１図に示すように、一階
土間下において、従来同様に排水桝２の近傍に埋
設して、空調器からの排水桝２に至る排水管３の
途中に介入させ、また、下部掃除口１４に補助管
４を連結して、該補助管の先端を排水桝２にもた
らし、該先端に排水桝２の内側から栓体４１を着
脱自在に装着して使用する。これにより、従来の
Ｕトラツプと同様に水封が得られる。

次に、排水桝２内において、補助管４先端の栓
体４１を外せば、排水桝２内から補助管４を通じ
て、また、上部掃除口１３も外せば土間上からト
ラツプ本体１内下部を掃除することができる。

「考案の効果」 本考案によれば、一階土間下に埋設しても、排
水桝２及び土間上掃除口１３からトラツプ本体１
内下部へクリーナを容易に挿入でき、、トラツプ
本体１を十分に掃除でき、従つて、保守が簡単で
あるる。また、水封深さを十分に取ることがで
き、蒸発等による水封切れを少なくでき、実用上
頗る有益である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案に係るＵトラツプの使用状態
側面図、第２図は、本考案に係るＵトラツプの側
面図、第３図は、従来例を示す使用状態側面図で
ある。 １…トラツプ本体、２…排水桝、３…排水管、
４…補助管、１１…入口、１２…出口、１３…上
部掃除口、１４…下部掃除口、４１…栓体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. トラツプ本体１の下部に、上部の出口１２と平
   行させて水平方向の下部掃除口１４を設けたこと
   を特徴とするＵトラツプ。