JPH0424330Y2 - - Google Patents

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JPH0424330Y2
JPH0424330Y2 JP1987190931U JP19093187U JPH0424330Y2 JP H0424330 Y2 JPH0424330 Y2 JP H0424330Y2 JP 1987190931 U JP1987190931 U JP 1987190931U JP 19093187 U JP19093187 U JP 19093187U JP H0424330 Y2 JPH0424330 Y2 JP H0424330Y2
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JP
Japan
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sleeve
heat exchanger
louver
outdoor heat
drain pan
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JP1987190931U
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JPH0194840U (ja
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は出窓用空気調和機における雨水とドレ
ン水の処理装置に関するものである。
従来の技術 従来、出窓の下方に据付けられる空気調和機
は、第3図および第4図に示すような構成となつ
ている。すなわち、出窓1の下方に仕切板2によ
つて室外側と室内側に区隔された室外ユニツト部
3と室内ユニツト部4を有した空気調和機の本体
5を設け、この本体5の角形状のスリーブ6が上
木枠7と下木部8との間にはめこまれている。前
記室外ユニツト部3には、室外熱交換器9と室外
送風機10を備えるとともに、外側に面したガラ
リ11を設け、このガラリ11に外気吸込口12
と、室外熱交換器9を通過し、室外送風機10を
経て屋外に排気する排気口13を備えている。一
方室内ユニツト部4には、室内熱交換器14と室
内送風機15を設け、下方に設けた室内吸込口1
6より室内空気が流入し、室内送風機15を経
て、室内熱交換器14を通り、室内吹出口17よ
り吹出す構成となつている。
前記スリーブ6は最下端部においてドレンパン
部18を形成し、このドレンパン部18の外側に
面する方の上部に、室外熱交換器9の最下端部を
受ける保持金具19を備え、この保持金具19の
一方端は傾斜部19aを設けて、降雨時などにガ
ラリ11の下方部22より浸入する雨水や、暖房
時のドレンをドレンパン部18内に誘導するよう
にしていた。そして下端部壁20に降りかかる雨
水のみ自然落下して無視し、少なくとも保持金具
19上に降かかる雨水と、ドレンはドレンパン部
18に誘導して、排水管21より所定の場所へ排
水するものであつた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、強風下の降雨時に
おいて少し高くなつている保持金具19に吹き込
む雨水は、傾斜部19aを通つてドレンパン部1
8に流れ込む水と、ふたたびガラリ11の下の下
方部22を通して下端部壁20の外面を通して落
下する水とに別れるため、雨が止んだとき、下方
部22に雨水が長時間溜る状態となり、この溜る
状態で経年過において下端部壁20の上面部すな
わち下方部22やシール材23の腐蝕を促進さ
せ、さらに進んで下端部壁20の内側まで腐蝕さ
せてしまうという問題点があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
ガラリの下方部には雨水が一切溜ることのないよ
うにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、本体が
挿入されるスリーブと、外壁に面して設けられた
ガラリと、このガラリの外気吸込口に対向して設
けられた室外熱交換器とを備え、前記室外熱交換
器を戦記スリーブの底部に形成したドレンパン部
の当接せしめ、前記室外熱交換器の下端部よりシ
ール材および下端部壁の上端部を覆い、前記スリ
ーブの底部に向つて傾斜した誘水プレートを設け
たものである。
作 用 この構成により、降雨時において、ガラリの下
方部に落水した水は傾斜した誘水プレートに沿つ
て、スリーブ内の底部に誘導され、ガラリの下方
部における水溜りを防止することとなる。
実施例 以下本考案による一実施例を第1図および第2
図にもとづいて説明する。出窓床25の下方に空
気調和機の本体26のスリーブ27が嵌め込まれ
ている。前記本体26には出窓28の外壁29に
沿つて、ガラリ30が取着されている。このガラ
リ30は、外気吸込口31をもち、スリーブ27
は底部をドレンパン部37として形成している。
このドレンパン部37の底部は室外熱交換器32
の下部を受けており、ガラリ30には室外熱交換
器32を通過して、室外送風機33を経て、屋外
へ吹き出される排気口34を設けている。前記ガ
ラリ30の下方には下端部壁35と、下方を隠蔽
する隠蔽蓋36が形成されている。前記スリーブ
27の最下端部は前記ドレンパン部37を兼用
し、排水管38が接続部39で接続されている。
またスリーブ27の外側に面しては、スリーブ2
7の周囲に面してシール材40が外壁29、下端
部35などの開口面と同一に当接する範囲に嵌め
込まれて防水するようにしている。前記ガラリ3
0の下端部41の上側には前記ドレンパン部37
の方向に傾斜するとともに、ドレンパン部37の
長手方向の一片に掛けられるように形成された誘
水プレート42を設けている。
上記構成において、大小の降雨に限らず、降雨
時においては、ガラリ30の隙間などから室外熱
交換器32へ多少の雨水が吹き込むのであるが、
この雨水はその量によつて、下端部壁35側へも
逆流することはあるが、主に傾斜した誘水プレー
ト42によつて、室外熱交換器32のプレート間
などを経てドレンパン部37に誘水され、排水管
38を通して所定の場所へ排水する。したがつ
て、雨が止んだ後も誘水プレート42が傾斜して
いるから、この面の水分は、いち早くドレンパン
部37に流れ、すぐ乾燥する状態になるのであ
る。
考案の効果 前記実施例の説明より明らかなように本考案
は、スリーブの下方に形成したドレンパン部の外
側に、シール材と下端部壁を挟み込むように前記
ドレンパン部に向つて傾斜した誘水プレートを設
けるようにしたから、降雨時においても、ガラリ
の間を通して侵入する雨水はドレンパン部に誘水
され、雨が止んだときもすばやく傾斜部よりドレ
ンパン部に誘水されることによつて、傾斜部に水
が溜まる状態がなくなり、しかも、誘水プレート
によつてシール材と下端部の上面を保護するか
ら、経年時の腐蝕の促進も減少し、耐久性のよい
建築物となり、しかも、下端部壁の染みも防止す
るなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の出窓用空気調和機
の構成図、第2図は出窓用空気調和機のスリーブ
と誘水プレートの斜視図、第3図は従来の出窓用
空気調和機の構成図、第4図は同従来の出窓用空
気調和機のスリーブと保持金具の斜視図である。 27……スリーブ、29……外壁、30……ガ
ラリ、31……外気吸気口、32……室外熱交換
器、35……下端部壁、37……ドレンパン部、
40……シール材、42……誘水プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体が挿入されるスリーブと、外壁に面して設
    けられたガラリと、このガラリの外気吸気口に対
    向して設けられた室外熱交換器とを備え、前記室
    外熱交換器を前記スリーブの底部に形成したドレ
    ンパン部に当接せしめ、前記室外熱交換器の下端
    部よりシール材および下端部壁の上端面を覆い、
    前記スリーブの底部に向つて傾斜した誘水プレー
    トを設けてなる出窓用空気調和機。
JP1987190931U 1987-12-16 1987-12-16 Expired JPH0424330Y2 (ja)

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JP1987190931U JPH0424330Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

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JPH0194840U JPH0194840U (ja) 1989-06-22
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JP2009257702A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 空調装置及びキャビネット
JP2011174692A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Seijiro Yao ウインドルームエアコン

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JPH0194840U (ja) 1989-06-22

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