JPH0366880A - 膜屋根の膜材取付方法及び膜材取付装置 - Google Patents

膜屋根の膜材取付方法及び膜材取付装置

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JPH0366880A
JPH0366880A JP20203389A JP20203389A JPH0366880A JP H0366880 A JPH0366880 A JP H0366880A JP 20203389 A JP20203389 A JP 20203389A JP 20203389 A JP20203389 A JP 20203389A JP H0366880 A JPH0366880 A JP H0366880A
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roof
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Hidenori Hashimoto
橋本 英紀
Jiro Suzuki
二郎 鈴木
Shigemitsu Otsuka
繁充 大塚
Shigeru Hari
播 繁
Kazunobu Tsukihashi
月橋 一信
Taketoshi Takahashi
高橋 壮年
Akira Suzuki
明 鈴木
Akitaka Imamura
今村 彰孝
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Taiyo Kogyo Co Ltd
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] この発明はアーチ梁を含む曲率梁もしくはフラット梁か
らなる小屋組に膜材を張り付け、膜屋根を構築する為の
膜の展開方法及びそのスプレッダ−装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 最近では、体育館や競技場等といった大スパン建築物は
、いわゆる膜構造とする場合が多い。
かかる場合の膜の展開は、ロール状に巻いた膜をクレー
ンによって小屋組の上に吊るし、展開するのが一般的で
あった。
ところで、売出願人はこの種の大スパン建築物として、
半球状の小屋組の上に、その全体に亘って膜を張り付は
小屋組全体を膜で覆った構戒の膜屋根を開発し、これに
ついて出願している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような建物の小屋組にはアーチ梁が使用さ
れる場合が多く、しかもアーチ梁の曲率は全て同じでは
なく、少しづつ違っている。
又、梁高も全て同じではなく、一般に中央部分が一番高
く、両端方向に徐々に低くなっている。
更に、屋根面積も一般建物の屋根より遥かに大きい。こ
の為、従来の膜の展開方法では効率が極めて悪く、便利
な装置の開発が強く望まれていた。
この開発はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
膜材をフラット梁からなる小屋組の上に展開できること
は言うまでもなく、アーチ梁からなる小屋組の上にも展
開することができ、しかも、アーチ梁の曲率、梁間隔及
び梁高の変化にも自由に追従し、膜を小屋組の上に効率
良く、且つ確実に展開し張り付けることができる膜の展
開方法及びその装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明はフラット梁もしくはアーチ梁によって構成さ
れた小屋組の上に膜を展開し張り付ける為の膜の展開方
法及びその装置に関するもので、ロール状に巻き付けた
膜を小屋組のフラット梁もしくはアーチ梁の上を当該フ
ラット梁もしくはアーチ梁に固定しつつ、人力もしくは
牽引装置によって梁上に展開することにより膜の張り付
けを行い、又、その装置として、上下可変支持脚と移動
支持脚と膜供給用ドラムとを備え、前記上下可変支持脚
に前記フラット梁もしくはアーチ梁の上を左右の梁高に
追従しつつ走行し得る走行ローラを備え、前記移動支持
脚は前記フラット梁もしくはアーチ梁の幅方向に移動で
きるように取り付け、当該移動支持脚にフラット梁もし
くはアーチ梁の上を走行し得る走行ローラを備え、更に
、前記可変支持脚及び移動支持脚にスプレッダ−装置の
横滑りと浮き上がりを阻止するガイドローラと浮き上が
り防止部材をそれぞれ備えた構成のスプレンダー装置を
使用することにより前記目的を達成するものである。
(実 施 例] 以下、この発明を図示する一実施例によって説明する。
第10図はアーチ梁からなる小屋組を示したもので、当
該小屋組lは複数本のアーチ梁2.・・・を同一方向に
略平行に架設すると共に、隣合うアーチ梁2と2を複数
本の繋ぎ梁(図省略)によって接合することにより、屋
根面全体が格子状をした半球面状をなすように構成され
ている。
各アーチ梁2.・・・の上弦材3には円形鋼管が使用さ
れ、当該上弦材3の上端部に断面略丁字形状をしたエツ
ジ4が上弦材3の長手方向に沿って連続して形成されて
いる。
隣合う各アーチ梁2.2間には、例えばテフロンコーテ
ィングガラス繊維布等からなる膜Aがアーチ梁2,2の
全長に亘って張り付けられ、小屋組全体が膜Aによって
覆われている。
膜Aの左右縁端部は、左右アーチ梁2,2上端のエツジ
4,4に複数個の収取付金物5.5によって固定されて
いる。
又、左右アーチ梁2,2間には膜押さえワイヤローブ2
7がアーチ梁2の全長に亘って張られ、当該膜押さえワ
イヤーローブ27によって膜Aはフラッタリングが起こ
らないよう上から押さえ付けられている。
小屋組■に膜Aを張りつけるには、第1図〜第6図に図
示するようなスプレッダ−装置6が使用される。
当該スプレッダ−装置6はフレーム7の水平梁7aの下
側に上下可変支承8と移動支承9を取り付けることによ
り構成されている。
かかる構成により、移動支承9は横滑りや浮き上がりを
起こすことなくガイドレール18に沿ってフレーム7の
長手方向に自由に走行することができると共に、アーチ
梁2,2のエツジ4.4の上を自由に走行することがで
きる。
又、移動支承9は水平部材7aに連結部材25によって
連結されている。
連結部材15は長さを自由に変えることができるもので
、ターンバックルや自動可変機構を備えた部材が使用さ
れている。そして、当該連結部材25の長さを適当に変
えることにより、移動支承9をガイドレール18の任意
の位置に設定することができる。
このような構成とすることにより、支承8と9との間の
間隔はガイドレール18の長さの範囲内で自由に変更で
き、これによって小屋組のアーチ梁2と2との間隔が徐
々に変わってもその変化に難無く追従させることができ
、且つ遊びをアーチ梁2,2間の間隔の変更率等に合わ
せ設定すれば、スプレッダ−装置6が傾いたとしても支
承が外れることはない。
又、連結部材25として自動可変機構を備えた部材を使
用する場合、当該自動可変機構の伸縮を自動化すると共
に、当該自動可変機構とアーチ梁2,2間の間隔を感知
するセンサーとを連動させることにより、固定支承8と
移動支承9間の間隔をアーチ梁2,2間の間隔の変化に
自動的に追従させることができる。
第6図はスプレッダ−装置6の上下可変支承8をフレー
ム7に完全に固定するのではなく、フレーム7の略中央
部に回転自在にピン着した構成としたものである。
続いて、当該スプレッダ−装置6による膜Aの張り付は
方法を順を追って説明する。
スプレッダ−装置6を小屋組lの2木のアーチ梁2.2
間の長手方向の端部に架は渡すと共に、固定支承8と移
動支承9を左右アーチ梁2゜2のエツジ4,4にセット
する。
又、小屋組1の棟部付近に油圧ジヤツキ等の牽引装置2
6を設置し、当該牽引装置26の牽引ワイヤーロープ2
8をスプレッダ−装置6に繋ぐ。
続いて、スプレッダ−装置6に膜Aをロール状に巻き付
けたドラムをセットする。
続いて、ドラム10に巻き付けられた膜Aの一端を左右
アーチ梁2,2の軒先部分に固定する。
続いて、牽引装置26を作動させ、スプレッダ−装置6
を左右エツジ4,4の上を走行させて徐々に引っ張り上
げ、これに並行して展開されつつある膜Aの左右縁端部
をエツジ4,4に膜固定金物5.5によって固定し、更
に、膜Aの中央部に膜押さえワイヤロープ27を引く。
膜Aを小屋組の棟部まで張り終えたら、スプレッダ−装
置6を牽引装置26によって上から漬り落ちないように
引っ張りながら左右アーチ梁2,2のエツジ4,4の上
をゆっくり走行させて徐々に下し、これに並行してドラ
ム10より展開されつつある膜Aの左右縁端部をエツジ
4.4に膜押さえ固定金物5.5によって固定し、更に
、膜Aの中央部に膜押さえワイヤーロープ27を引く。
この一連の作業によって、複数列あるアーチ梁2,2間
の1列の膜張りが完了する。
そしてスプレッダ−装置6は小屋組1の2本のアーチ梁
2,2間に設置され、当該アーチ梁2.2の上を走行で
きるものである。
当該スプレッダ−装置6のフレーム7の中央部にはドラ
ム10、側部には作業足場11がそれぞれ設置されてい
る。
作業足場11は簡単に組立て及び解体撤去ができる構成
になっている。
ドラム10は小屋Milの各アーチ梁2,2間に張り付
ける膜Aをロール状に巻き付けておく為のもので、フレ
ーム7の長手方向に沿って水平に設置されている。
上下可変支承8は第6図に示すように、フレーム7に水
平部材12を回転自在部材を介して架設すると共に、当
該水平部材12の両端部に走行ローラ13,13を取り
付けることにより構成されている。
このような構成とすれば、左右アーチ梁2゜2の曲率、
角度が違って捩れを伴っていても、固定支承8及び移動
支承9の走行ローラは常に工・フジ4,4に完全に密着
し、安定走行することができる。
走行ローラ13,13は球軸によって支持され、一定角
度の範囲では傾斜した状態でも、その傾斜に合わせエツ
ジ4,4の上をスムーズに走行できる構成になっている
又、上下可変支承8にはガイドローラ14と浮き上がり
防止部材15が取り付けられている。
ガイドローラ14はエツジ4の縁端部を走行することに
より上下可変支承8の横滑りを阻止するものであり、浮
き上がり防止部材15はエツジ4の下側に突設され、上
下可変支承8の浮き上がりを阻止するものである。
かかる構成により、走行ローラ13,13はエツジ4.
4に常に密着し、工・フジ4,4の上を安定して走行す
ることができ、従ってスプレッダ−装置6が例え大きく
1噴いたとしても、横滑りや浮き上がる心配は全くなく
スムーズにエツジ4.4の上を走行できる。
移動支承9はフレーム7の左右水平梁7a。
7aの端部に1次支承16と2次支承17を取り付ける
ことにより構成されている。
1次支承16はフレーム7の水平梁7 a + 7 a
の下端部に所定長さのガイドレール18を水平梁7aの
長手方向に沿ってそれぞれ取り付けると共に、枠部材1
9.19の内側に水平梁7aの下端フランジ及びガイド
レール18に沿って走行可能な外れ止めローラ20と走
行ローラ20a 、 20aを複数個取り付けることに
より構成されている。
かかる構成により、1次支承16は水平梁7aより外れ
ることなくガイドレール18に沿って自由に走行するこ
とができる。
又、2次支承17は1次支承16の走行ローラ20の軸
部に枠部材21を回転自在に取付け、当該枠部材2Iに
複数個の走行ローラ22,22、ガイドローラ23.2
3及びローラ等からなる浮き上がり防止部材24.24
を取り付けることにより構成されている。
走行ローラ22,22はアーチ梁2のエツジ4の上を走
行するローラであり、ガイドローラ23.23はエツジ
4の左右縁端部に当接して走行ローラ22,22の横滑
りを抑える部材であり、又浮き上がり防止部材24.2
4はエツジ4の下側にあって走行ローラ22,22の浮
き上がりを抑えるローラである。
以下、この一連の作業を小屋Milの規模に応して数台
のスプレッダ−装置6を使用し、各列毎に行う。
尚、牽引装置26は必ずしも電動式でなくとも、スプレ
ッダ−装置6を確実に牽引でるものであれば他のものを
利用してもよく、又従来通り人力で行ってもよい。
又、実施例では一番困難とされるアーチ梁からなる小屋
組に膜を張る場合について説明したが、この装置によれ
ばフラノト梁からなる小屋組に対しても可能であり、し
かもより簡単に行うことができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成から成るめで、以下の効果を有す
る。
膜の展開と並行して膜の固定を行う為、作業に無駄がな
く膜の張り付けを極めて効率良く行うことができると共
に、膜の弱点とされるフラッタリングの防止に効果があ
る。
移動支持脚は梁の幅方向に一定範囲に亘って横移動でき
る構成になっており、上下可変支持脚のフレームは回転
自在部材を介し架設され、走行ローラは球軸受けによっ
て支持され、傾いた状態でも回転できる構成になってお
り、更に移動支持脚の2次支承は1次支承に回転自在に
支持され、自由に傾く構成になっている為、アーチ梁の
曲率及び間隔の変化、アーチ梁の梁高の変化にも難無く
追従することができる。
従って、アーチ梁からなる小屋組にも膜を確実に、且つ
安全に張り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は、この発明の一実施例を示したもの
で、第1図はスプレッダ−装置の平面図、第2図はその
正面図、第3図はその側面図、第4図は固定支承の詳細
図、第5図は移動支承の詳細図、第6図はスプレッダ−
Vt 置(7) ソの他の実施例の側面図、第7図及び
第8図はスプレッダ−装置による膜張り方法を示す小屋
組の側面図、第9図はその平面図、第10図は小屋組全
体の平面図である。 A・・・膜、l・・・小屋組、2・・・アーチ粱、3・
・・上弦材、4・・・エツジ、5・・・脱取付金物、6
・・・スプレッダ−装置、7・・・フレーム、7a・・
・水平梁、8・・・上下可変支承、9・・・移動支承、
10・・・ドラム、11・・・作業足場、12・・・水
平梁、13・・・走行ローラ、14・・・ガイドローラ
、15・・・浮き上がり防止部材、16・・・1次支承
、17・・・2次支承、18・・・ガイドレール、19
・・・枠部材、20・・・走行ローラ、21・・・枠部
材、22・・・走行ローラ、23・・・ガイド部材、2
4・・・浮き上がり防止部材、25・・・連結部材、2
6・・・牽引装置、27・・・ワイヤロープ。 第 6 図 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)曲率梁もしくはフラット梁からなる小屋組の上に
    膜を張り付ける為の膜の展開方法であり、ロール状に巻
    き付けてある膜装置を前記小屋組の左右梁上に固定しつ
    つ、人力もしくは牽引装置によって前記梁上を転しなが
    ら展開して張り付けることを特徴とする膜屋根の膜の展
    開方法。
  2. (2)上下可変支持脚と移動支持脚と膜供給用ドラムと
    を備え、前記上下可変支持脚には梁の上を左右の梁高に
    追従しつつ走行し得る機構及び走行ローラが取り付けて
    あり、前記移動支持脚は梁の幅方向に移動可能に取り付
    けてあると共に、当該移動支持脚に梁の上を走行し得る
    走行ローラが取り付けてあることを特徴とするスプレッ
    ダー装置。
  3. (3)上下可変支持脚及び移動支持脚には、スプレッダ
    ー装置の横滑りと浮き上がりを阻止し得るガイドローラ
    と浮き上がり防止部材がそれぞれ取り付けてあることを
    特徴とする請求項第2項記載のスプレッダー装置。
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