JPH0366641A - 含フッ素カルボン酸誘導体及びその製造方法 - Google Patents

含フッ素カルボン酸誘導体及びその製造方法

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JPH0366641A
JPH0366641A JP1202114A JP20211489A JPH0366641A JP H0366641 A JPH0366641 A JP H0366641A JP 1202114 A JP1202114 A JP 1202114A JP 20211489 A JP20211489 A JP 20211489A JP H0366641 A JPH0366641 A JP H0366641A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下記−数式(1) %式%) 〔但し、R,は−数式 (但し、nはO〜8の整数、m及びaはO〜3の整数、
j及びkはO又は1であるが、n−0の場合、j=O2
に=O1Q=O1m=Oであり、j=Oの場合、m =
 Oであり、k=oの場合、悲=0である。) で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフ
ロロポリエーテル基、Zはハロゲン原子。
水酸基又はトリオルガノシロキシ基である。〕で示され
る新規な含フツ素カルボン酸誘導体及びその製造方法に
関する。該化合物は種々の含フツ素化合物を合成する上
での中間体として有用であり、特に室温硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物の硬化触媒として使用される下記
一般式(m)〔但し、R1及びR2は互いに同−又は異
種の非置換又は置換−価炭化水素基、Rfは上記と同じ
、Xは水素原子又はトリオルガノシリル基、aは2又は
3である。) で示される新規な含フツ素カルボン酸含有シランの合成
中間体として有用である。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来よ
り、種々の含フツ素化合物が知られており、広い分野で
使用されているが、更に各種の含フツ素化合物を合成す
ることのできる中間体が望まれている。
一方、従来より室温硬化性シリコーンゴム組成物が知ら
れているが、従来のものは金属を腐食したり、保存安定
性が悪く、あるいは変色したり酸性雰囲気下で硬化性が
悪いなどの問題点を有している。このため、これらの問
題を解決したシーリング材、コーテイング材、接着剤な
どとして有効に使用される室温硬化性シリコーンゴム組
成物が望まれている。
〔但し、Rfは一般式 (但し、nはO〜8の整数、m及びaはO〜3の整数、j及びkはO又は1であるが、m=oの場合、j=o、に=o、 Q=o、m=oであり、j=Oの場合、m−0であり、m=oの場合、悲二〇である。〉 で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフロロポリエーテル基である。〕
で示される両末端酸フルオライドをフッ化アルカリと反
応させ、この反応混合物中ヘアリルハライドを滴下する
と、下記一般式(1−i)○ CH,=CHCH,○−CF、−Rf−C−F ・・・
(1−i)〔但し、Rfは上記と同じ意味を示す。)で
示される新規な含フツ素カルボン酸フルオライドが得ら
れることを見い出した。
更に、上記式(1−i)で示される酸フルオライドをリ
チウムハライドと反応させることにより種々の酸ハライ
ドが、また加水分解することによりカルボン酸がそれぞ
れ得られ、この得られたカルボン酸とトリオルガノシリ
ル化剤とを反応させることによりトリオルガノシロキシ
基の結合した化合物が得られることを見い出した。
そして、これら新規な含フツ素カルボン酸誘導体、即ち
下記一般式〔!〕 ■ CH,:CHCH,〇−CF、−Rf−C−Z   −
(1)(但し、Rfは上記と同じ意味を示し、Zはハロ
ゲン原子、水酸基又はトリオルガノシロキシ基である。
) で示される化合物はアリル基とカルボキシル基を有して
いるため、種々の含フツ素化合物を合成する上での中間
体として有用であり、特に下記一般式〔1′〕 ○ 1 CH,=CHCH,0−CF2−Rf−C−OX・・・
〔I′〕(但し、Rfは上記と同じ意味を示す、Xは水
素原子又はトリオルガノシリル基である。)で示される
含フツ素カルボン酸誘導体を一般式() %式%() (但し、R1及びR2は互いに同−又は異種の非置換又
は置換−価炭化水素基であり、aは2又は3である。) で示されるヒドロシランと有機白金錯体を触媒としてヒ
ドロシリル化反応させると、下記一般式) で示される新規な含フツ素カルボン酸含有シランを合成
することができ、この化合物は網台型室温硬化性オルガ
ノポリシロキサン組成物の硬化触媒として有効で、金属
を腐食せず、保存安定性が良く、また変色を生じず、酸
性雰囲気であっても硬化性が良いなどの優れた特徴を有
する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を与える
ことを見い出し1本発明をなすに至ったものである。
以下、本発明について更に詳しく説明する。
本発明の新規含フツ素カルボン酸誘導体は下記−数式(
1) %式%( で示される化合物である。
ここで、R4は一般式 (但し、nはO〜8の整数、m及びkは0〜3の整数、
j及びkはO又は1であるが、n=0の場合、j = 
O# k = O* Q = O、m = Oであり、
j=Oの場合、m=oであり、に=oの場合、氾=Oで
ある。) で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフ
ロロポリエーテル基、Zはハロゲン原子、水酸基又はト
リオルガノシロキシ基である。なお、ハロゲン原子とし
てはフッ素、塩素、臭素及びヨウ素が例示され、トリオ
ルガノシロキシ基としてはトリメチルシロキシ基、ビニ
ルジメチルシロキシ基、エチルジメチルシロキシ基、フ
エニルジメチルシロキシ基、トリエチルシロキシ基、3
,3゜3−トリフロロプロピルジメチルシロキシ基、3
゜3.4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキ
ジルジメチルシロキシ基などが例示される。
上記式(1)で示される化合物を具体的に下記に例示す
る。なお、下記式中、Meはメチル基。
Etはエチル基、Viはビニル基及びphはフェニル基
を示す。
CH2=CHCH20CF、C00I(CH,=CHC
H,0(CF、)tCOFCHz =C)(CR20(
CFz )a COS xMez E tCH,=CH
CH,0CCF、)、C0CQCH2=CHCH20(
CF、)5Co○HCHオ=CHCH,0(CF、)、
C0FaH,=cHcH,0(cFz)sc○O5iM
e。
CHt=CHCH,0(CF、)、C0FCH,=CH
CH,○CF2CFOCF、COFCF3 CF。
CF。
CF。
CF。
CF。
CF。
CF。
CF。
CF。
CF。
CF3       CF。
上記式(1)で示される新規な含フツ素カルボン酸誘導
体を製造するには、例えば下記−数式で示される両末端
酸フルオライドを極性溶媒中、フッ化セシウム等のフッ
化アルカリと反応させ、この反応混合物中ヘアリルハラ
イドを滴下させる。
これにより、上記式〔■〕においてZがフッ素である酸
フルオライドに相当する化合物(r−i)CH,=CH
CH,0−CF、−Rf−C−F  ・・・〔I−1〕
が得られる。
この反応において、両末端酸フルオライド(、)とフッ
化アルカリ(b)との反応モル比(b / a )は1
以上、好ましくは1.2〜1.7とすることがよく、ま
た、両末端酸フルオライド(a)とアリルハライド(、
)との反応モル比(c / a )は1以上、好ましく
は1.5〜2とすることがよい。
なお、反応温度は50〜100 ’Cの範囲とすること
が好ましい。また、上記反応に用いるアリルハライドと
してはアリルクロライド、アリルブロマイド、アリルヨ
ーシトを用いることが好ましく、上記反応に使用する極
性溶媒としてはジグライム、テトラグライム等のエーテ
ル系溶媒を使用することが好ましい。
上記反応により、式(1)においてZがフッ素である上
記式[−i)で示される酸フルオライドが得られるが、
この酸フルオライドをリチウムハライドと反応させるこ
とにより下記−数式(1−1t)■ CM、=CHCH,0−CF、−Rf−C−Z’  −
Cl−1i)(但し、Z′は塩素原子、臭素原子又はヨ
ウ素原子である。) で示される酸ハライドが得られ、また式(1−i)又は
式(1−五)の酸ハライドを加水分解することにより下
記−数式Cl−111) CH2=CHCH,0−CF2−R4−C−OH・・・
(uni)で示されるカルボン酸が得られ、このカルボ
ン酸とトリオルガノシリル化剤とを反応させることによ
り下記−数式〔夏−辻〕 ■ CHヨ=CHCH,0−CF、−Rf−C−Z”  ・
・・〔I−辻〕(但し、Z”はトリオルガノシロキシ基
である。)で示される化合物が得られる。
本発明の式〔!〕で示される含フツ素カルボン酸誘導体
は1分子中にアリル基とカルボキシル基を有しているた
め、種々の含フツ素化合物を合成する上での中間体とし
て有用である0例えば式(17中Zが水酸基又はトリオ
ルガノシロキシ基である下記式〔■′〕 1 CH,:CHCH,0−CFz−R4−C−〇X−(r
’)(但し、Xは水素原子又はトリオルガノシリル基で
ある。) で示される含フツ素カルボン酸誘導体〔I′〕は下記−
数式(II) R=4 (R″○)−S i−H・・・[II](但し、R1及
びR2は互いに同−又は異種の非置換又は買換−偏成化
水素基、aは2又は3である。) で示されるヒドロシランと公知の有機白金錯体を触媒と
してヒドロシリル化反応させることにより、下記−数式
〔rII) で示される含フツ素カルボン酸含有シランを得ることが
できる。
ここで、R′″の非置換又は置換−偏成化水素基として
、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基などのア
ルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキ
ル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、イソプ
ロペノキシ基。
インブテノキシ基などのアルケニルオキシ基、2゜2.
2− トリフルオロエトキシ基、3,3.3−トリフル
オロ−2−トリフルオロプロポキシ基などのハロゲン化
アルキル基などが挙げられる。また、R2の非置換又は
置換−偏成化水素基として、具体的にはメチル基、エチ
ル基、プロピル基などのアルキル基、ビニル基、アリル
基などのアルケニル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基などのシクロアルキル基、フェニル基、トリル基
などのアリール基、3,3.3−トリフルオロプロピル
基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオ
ロヘキシル基などのハロゲン化アルキル基などが挙げら
れる。また、Xのトリオルガノシリル基としては、具体
的にはトリメチルシリル基、ビニルジメチルシリル基、
トリエチルシリル基、トリビニルシリル基、フエニルジ
メチルシリル基、3,3゜3−トリフルオロプロピルジ
メチルシリル基、3゜3.4,4,5,5,6,6.6
−ノナフルオロヘキシル基などが挙げられる。
なお、上記反応において1式〔I′〕で示される含フツ
素カルボン酸誘導体(d)と式(n)で示されるヒドロ
シラン(e)とのモル比(e / d )は1以上、好
ましくは1〜1.5、有機白金錯体の濃度としては1×
10−3〜lXl0−’%とすることができる。また、
この反応は溶媒の存在下でも行なうことができ、この溶
媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサンな
どが例示される。
この式(III)で示される含フツ素カルボン酸含有シ
ランは後述する参考例からも明らかな通り。
輪台型室温硬化性オルガノポリシロキサンの硬化触媒と
して有効である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の式(I)で示される含フ
ツ素カルボン酸誘導体はアルキル基とカルボキシル基を
有しているため種々の含フツ素化合物を合成する上での
中間体として有用であり、特に硬化性に優れ、熱劣化等
が生じ難く、しかも金属を腐食することのない室温硬化
性オルガノポリシロキサン組成物の硬化触媒として有効
な含フツ素カルボン酸含有シランの中間体として有用で
ある。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本
発明は下記実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〕 還流冷却器及びスタージーを備えた2氾4つロフラスコ
に乾燥したフッ化セシウム434g及びテトラグライム
880gを仕込み、撹拌しながらパーフロロアジピン酸
フロライド600gを滴下ロートより少しずつ加えた。
次に、臭化アリル321gを滴下ロートより30分かけ
て滴下した。
その後オイルバスを用いてフラスコ内容物が70℃にな
るように加温し、その温度を保ったまま24時間撹拌を
続けた。反応終了後、フラスコを室温まで冷却し、生成
した沈殿を?濾過して取り除き、液体を蒸留し、沸点が
88〜b +nmHgの留分350gを得た。これを分析したとこ
ろ、下記式(I a)の化合物であることが確認された
。なお、収率は48%であった。
CH,=CH−CH,0(CF、)、COF  −[I
a)立五址来 1H−NMR: CH,= =CH− =CH,O− GC−MS: (M+H)” ■ R: δ (PPIll) 5.49 6.10 4.70 55 > C= 0    1880  (a!−1)IRス
ペクトルのチャートを第1図に示す。
元素分析: HOF 計算値(%)  30.5  1.4  9,0  5
9.0実測値(%)  、30.6  1.3  9,
2  58.6〔実施例2〕 還流冷却器及びスタージーを備えた2Q4つロフラスコ
に乾燥したフッ化セシウム500g及びテトラグライム
1000gを仕込み、撹拌しながら下記式 %式% の両末端酸フルオライド1000gを滴下ロートより少
しずつ加えた。次に、臭化アリル371gを滴下ロート
より30分間かけて滴下した。その後、オイルバスを用
いてフラスコ内容物が70℃になるように加温し、その
温度を保ったまま24時間撹拌を続けた。反応終了後、
フラスコを室温まで冷却し、内容物を濾過して沈殿を取
り除き、液体を蒸留し、沸点が104〜b mm+Hgの留分503gを得た。これを分析したとこ
ろ、下記式〔■b〕の化合物であることが確認された。
CF3       CF3 CH2= =CH− =CH2−0− GC−MS: (M+H)” δ (ppm) 5.47 6.08 4.69 87 エ R= >C=0     1880  (国−′)IRスペク
トルのチャートを第2図に示す。
(Ic)の化合物であることが確認された。なお。
収率は88%であった。
CHt=CHCH,0(CF、)、C○○H・・・(I
c)計算値(%)  27.2  1,0  13.2
  58.6実1剛直(%)   27.1   1,
1   13.0   58.3〔実施例3) 還流冷却器及びスタージーを備えた500m114つロ
フラスコに水62g及びフッ化ナトリウム36gを仕込
み、氷水浴を用いてフラスコ内容物の温度がl0℃にな
るまで冷却した1次いで、フラスコ内容物を撹拌しなが
ら実施例1により得られた化合物(Ia)300gを滴
下ロートを用いて滴下した。このとき内容物温度が20
℃を越えないよう滴下速度を調節した。滴下終了後、氷
水浴を取り除き、更に3時間撹拌を続けた。その後、フ
ラスコ内容物を濾過して固型分を取り除き、液体を蒸留
し、沸点が93〜b 265gを得た。これを分析したところ、下記式%式% : : ) IRスペクトルのチャートを第3図に示す。
計算値(%)  30.7  1.7  13.6  
54.0実測値(%)  30.8  1,6  13
,3  54.1〔実施例4〕 還流冷却器及びスタージーを備えた50〇−4つロフラ
スコに水45g及びフッ化ナトリウム26gを仕込み、
氷水浴を用いてフラスコ内容物の温度が10℃になるま
で冷却した6次いで、内容物を撹拌しながら実施例2に
より得られた化合物(Ib)300gを滴下ロートを用
いて滴下した。このときフラスコ内容物温度が20Cを
越えないように滴下速度を調節した0滴下終了後、氷水
浴を取り除き、3時間室温にて撹拌を続けた。
その後、フラスコ内容物を濾過して固型分を取り除き、
液体を蒸留して沸点が108〜b3mHgの留分268
gを得た。これを分析したところ、下記式(I d)の
化合物であることが確認された。なお、収率は90%で
あった。
CH2= 5.43 =CH− 6,04 −C0OH11,5 GC−MS  : (M+H)”     485 工 R: >C=0    1780  (am−”)IRスペク
トルのチャートを第4図に示す。
元素分析: HOF 計算値(%)  27.3  1,2  16,5  
54.9実測値(%’)  27.1  1.3  1
6.8  54.5〔実施例5〕 還流冷却器及びスタージーを備えた500m!94つロ
フラスコにビストリメチルシリルアセトアミド48g及
びトルエン100gを仕込んだ後、撹拌しながら実施例
3により得られた化合物(Ic)150gを滴下ロート
を用いて徐々に滴下した。このときフラスコ内容物の温
度が50℃を越えないように滴下速度を調節した。滴下
終了後、2時間室温にて撹拌を続けた。その後、フラス
コ内容物をそのまま蒸留し、沸点93.0〜−CH,−
〇− 4,66 93.5℃/6閣Hgの留分156gを得た。これを分
析したところ、下記式(Ie〕の化合物であることが確
認された。なお、収率は86%であった。
CH,=CHCH,0(CF、)、COO8i(CH,
)1 −(Is)δ (pp−) CH,=        5.39 モCH−6,03 −CH,−〇−4,66 S i(CH3)3   0 、50 GC−MS  : (M十H)”    425 工R: >C=O1770(aw−’) IRスペクトルのチャートを第5図に示す。
計算値(%)  34.0 3.3 11.3 44.
8 6.6実測値(%)  34.2 3.2 11.
3 44.7 6.5〔実施例6〕 還流冷却器及びスターラーを備えた500d4つ目フラ
スコにビストリメチルシリルアセトアミド47g及びト
ルエン134gを仕込んだ後。
撹拌しながら実施例4により得られた化合物(Id)2
00gを滴下ロートを用いて徐々に滴下した。このとき
フラスコ内容物の温度が50℃を越えないように滴下速
度を調節した1滴下終了後、2時間室温にて撹拌を続け
た。その後、フラスコ内容物をそのまま蒸留し、沸点9
7〜b/6■Hgの留分197gを得た。これを分析し
たところ、下記式(I f)の化合物であることが確認
された。なお、収率は85%であった。
δ (pp−) CH,=          5.45富CH−6,O
7 =CH,−0−4,7l −3i(CH,)、     0.51GC−MS  
: (M+H)”     557 エ R: )C=0    1770  ((!!1−”)IRス
ペクトルのチャートを第6図に示す。
計算値(%)  30.2 2.5 14.4 47.
8 5.0実測値(%)  30.0 2.7 14.
6 47.8 4.7〔参考例1〕 還流冷却器、マグネチックスターラー及び温度計を備え
た200−三つロフラスコに上記実施例5で得られた化
合物(I el 70.0gを仕込み、オイルバスを用
いてフラスコ内容物の温度が70℃になるように調節し
た0次いで、塩化白金酸10%トルエン溶液0.01g
を添加した後、トリメトキシシラン24.2gを滴下ロ
ートを用いて徐々に滴下した。このときフラスコ内容物
の温度が70〜100℃の範囲になるように滴下速度を
調節した0滴下終了後、70℃において1時間撹拌を続
けた。反応終了後、内容物を蒸留フラスコに移し、80
℃に調節したオイルバスで加熱しながらフラスコ内部を
真空ポンプにより2mmHgまで減圧して揮発分を留去
した。フラスコ内に不揮発分として残った液体85.2
gを得た。これを分析したところ、下記式(nIa)の
化合物であることが確認された。なお、収率は95%で
あった。
(cH−o)−5icH,CHI CH2O(CF−)
−COOSx CCHs )−・・・[l1la]公り
藍朱 ”H−NMR: δ (pp−) 1      3.51 2      1.01 3       1.9 1 4      4.17 5      0.51 GC−MS  : (M+H)”     546 エR: >C=O1770(al−”) 〔参考例2〕 還流冷却器、マグネチックスターラー及び温度計を備え
た200mQ三つロフラスコに実施例5で得られた化合
物(re)70gを仕込み、オイルバスを用いてフラス
コ内容物の温度が70℃になるように調節した1次いで
、塩化白金酸10%トルエン溶液0.01gを添加した
後、ジイソプロペノキシメチルシラン31.agを滴下
ロートを用いて徐々に滴下した。このときフラスコ内容
物の温度が70〜100℃の範囲になるように滴下速度
を調節した0滴下終了後、70℃において1時間撹拌を
続けた。反応終了後、内容物を蒸留フラスコに移し、8
0℃に調節したオイルバスで加熱しながらフラスコ内部
を真空ポンプにより2maHgまで減圧して揮発分を留
去した。フラスコ内に不揮発分として残った液体89.
5gを得た。
これを分析したところ、下記式(mb)の化合物である
ことが確認された。なお、収率は93%であった。
CH。
(CH,=C−oysi−CH,CH,CHtO(CF
、)、C○OSi(CM、)3H3 を10虹藍 ”H−NMR: ・・・(mb) GC−MS: (M+H)” 工 R: )C=0 4.21 1.97 0.34 1.02 1.92 4.18 0.51 83 1770  (CIl−J 計算値(%)  39.2 4,8 13,7 32.
6 9.6実測値(%’)  39.1 4.9 13
.7 32.4 9.7〔参考例3〕 還流冷却器、マグネチックスターラー及び温度計を備え
た200−三つロフラスコに実施例5で得られた化合物
(1e)70gを仕込み、オイルバスを用いてフラスコ
内容物の温度が70℃になるように調節した。次いで、
塩化白金酸10%トルエン溶液0.01gを添加した後
、トリス(2゜2.2−トリフロロエトキシ)シラン6
4.5gを滴下ロートを用いて徐々に滴下した。このと
きフラスコ内容物の温度が70〜100℃の範囲になる
ように滴下速度を調節した。?lI下終了後、70℃に
おいて1時間撹拌を続けた。反応終了後、内容物を蒸留
フラスコに移し、80℃に調節したオイルバスで加熱し
ながらフラスコ内部を真空ポンプにより2mHgまで減
圧して揮発分を留去した。フラスコ内に不揮発分として
残った液体120.3gtt得た。これを分析したとこ
ろ、下記式(mc)の化合物であることが確認された。
なお、収率は97%であった。
(CF、CH20)3SiCH,CH,CH20(CF
り5COO8i(CH3)3・・・(me) 会」04辰 ”H−NMR: 0C−MS: (M十H)” 工 R: >C=○ 元素分析: δ (pp−) 4.17 4.17 1.91 1.01 0.51 51 1770  (an−1) CHOF    Si 計算値(%)  28.8 2,8 12,8 48.
1 7.5実測値(%)  29.0 2,6 12.
9 48.3 7.2〔参考例4〕 還流冷却器、マグネチックスターラー及び温度計を備え
た200−三つロフラスコに実施例6で得られた化合物
(If)80gを仕込み、オイルバスを用いてフラスコ
内容物の温度が70℃になるように調節した0次いで塩
化白金酸10%トルエン溶液0.Olgを添加した後、
ジイソプロペノキシメチルシラン27.3gを滴下ロー
トを用いて徐々に滴下した。このときフラスコ内容物の
温度が70〜100℃の範囲になるように滴下速度を調
節した。滴下終了後70℃において1時間撹拌を続けた
1反応終了後、70℃において更に1時間撹拌を続けた
。次いで、内容物を蒸留フラスコに移し、80℃に調節
したオイルバスで加熱しながらフラスコ内部を真空ポン
プにより2mmHHまで減圧して揮発分を留去した。フ
ラスコ内に不揮発分として残った液体91.0gを得た
。これを分析したところ、下記式(md)の化合物であ
ることが確認された。なお、収率は88%であった。
”H−NMR: δ (ppm) 4.21 1.97 o、34 1.02 1.92 4.18 0.5 1 (M+H)”     715 エ R: >C=0     1770  (信−1)元素分析: CHOF   Si 計算値(%)  35.3 3.9 1.5,7 37
.3 7.8プA咀直(%)   35.7 3,6 
15,3 37.8 7.6〔参考例5〕 還流冷却器、マグネチックスターラー及び温度計を備え
た200−三つロフラスコに実施例6で得られた化合物
(If〕80gを仕込み、オイルバスを用いてフラスコ
内容物の温度が70℃になるように調節した0次いで、
塩化白金酸10%トルエン#l!!F液0.01gを添
加した後、トリス(2゜2.2−トリフロロエトキシ)
シラン56.3gを滴下ロートを用いて徐々に滴下した
。このときフラスコ内容物の温度が70〜100℃の範
囲になるように滴下速度を調節した。滴下終了後、70
℃において1時間撹拌を続けた1反応終了後、70℃に
おいて更に1時間撹拌を続けた。次いで、内容物を蒸留
フラスコに移し、80℃に調節したオイルバスで加熱し
ながらフラスコ内部を真空ポンプにより2m1gまで減
圧して揮発分を留去し、フラスコ内に不揮発分として残
った液体118.2gを得た。これを分析したところ、
下記式(II[elの化合物であることが確認された。
なお、収率は93%であった。
’H−NMR: δ (ppm) 4.17 4.17 1.91 1.01 0.51 (M+H)” 883 エ R= >C=O 1770(am−1) 計算値(%)  27.2 2.4 14.5 49.
5 6.4実測値(%’)  27.1 2.3 14
.7 49.3 6.5〔参考例6〕 滴下ロート、マグネチックスターラー及び温度計を備え
た100d三つロフラスコに参考例5において合成した
化合物Cute)50gを仕込み、撹拌しながら氷水浴
を用いてフラスコ内部温度が5℃になるまで冷却した9
次いで水1.02gを滴下ロートを用いて滴下し5滴下
終了後、更に1時間氷水冷却を続けながら撹拌した。そ
の後50℃に調節したオイルパスで加温しながらフラス
コ内部を2mHgまで減圧して揮発分を留去した。フラ
スコ内に不揮発分として残った液体44.7gを得た。
これを分析したところ、下記構造の化合物(mf)の化
合物であることが確認された。
CF。
CF。
沿n果 iH−NMR: CF3 CF。
QC−MS  : (M+H)” 工 R: > C= 0 一〇H δ (ppm) 4.17 4.17 1.91 1.01 11.5 11 1780  (am−’) 3200  (am−”) 元素分析: C・ HOF   Si 計算値(%)  25.2 1,6 15,8 54.
0 3.4実測値(%)  24.8 1.7 15.
3 54.5 3.6〔参考例7〕 粘度が20200csである分子鎖両末端が水酸基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン100部に表面をヘキ
サメチルジシラザンで処理した比表面積が150m/g
のヒユームドシリカ12部及び二酸化チタン1.5部を
混合し、三本ロールに1回通してから、これにメチルト
リイソプロペノキシシラン6部、参考例5で得られた下
記構造式のパーフルオロカルボン酸誘導体 CF、      CF。
0.5部を無水の状態で脱泡混合することにより、組成
物■を得た。
この組成物Iを厚さ2mのシートに成形し、温度20℃
、相対湿度55%の雰囲気下で7日間放置したところ、
このシートは硬化してゴム弾性体Iaとなった。また、
この組成物■は密封状態では室温で6ケ月以上安定であ
り、この6g月経過後の組成物■を厚さ21mのシート
に成形し、上記と同様な条件で硬化させたところ、ゴム
弾性体■bとなった。この初期及び6g月経過後のゴム
物性をJIS−C−2123の方法に準じて測定した。
一方、上記ゴム弾性体Iaを200’C,7日間熱劣化
させた後、このゴム弾性体1cのゴム物性を同様にして
測定した。
以上の結果を第1表に示す。
次に、上記組成物■につき下記に示すMIL−A−46
146Aの金属腐食性の試験方法に準じて試験した。結
果を第2表に示す。
抜旌九叛工 250−の容器に15gの組成物■を入れる。
次に蒸留水5〜10−を組成物I上に注ぎ、その上にき
れいなテストピースをつるし、容器上部を密封する。そ
の容器を38℃で168時間放置した後、テストピース
の腐食性を目視によりIl+[する。
凰10通L4 テストピースをアセトンで洗浄し、その上に組成物Iを
塗布し、25℃−50%RHの条件下で7日間硬化させ
る。試験体を49℃−98%RHの#囲気下に28日間
放置した後、ゴム弾性体を鋭利な刃物を用いてはぎとり
、はがした面の腐食性を目視により観察する。
更に、上で得られたゴム弾性体Iaにつき、初期状態、
90℃で168時間加熱した後、及びウェザ−メーター
に168時間曝露した後の変色程度を色差計により測定
した。
比較のため、組成物Iの処方において、パーフルオロカ
ルボン酸誘導体の代りに下記構造式のグアニジン誘導体
0.5部用いた以外は組成物Iと同様の組成物■を作り
、組成物Iと同様に2購厚の硬化シートを作威し、変色
試験を行なった。
結果を第3表に示す。
第 表 〔参考例8〕 粘度が62300csである分子鎖両末端が水酸基で封
鎖された3、3.3−トリフルオロプロピルメチルポリ
シロキサンエ00部に表面をジメチルジクロロシランで
処理した比表面積が180rrr/gのヒユームドシリ
カ8部を混合し、三本ロールに1回通してから、これに
ビニルトリイソプロペノキシシラン6部、参考例5で得
られた下記構造式のパーフルオロカルボン酸誘導体 第 変色:ΔE=[(ΔL)2 + (Δa )Z 表 + (Δb)l] i/2 CF、     CF。
0.4部及びジブチルデンジオクトエ−10,1部を無
水の状態で脱泡混合することにより1組成物■を得た。
この組成物■を厚さ2mのシートに成形し、温り20℃
、相対湿度55%の雰囲気下で7日間放置したところ、
このシートは硬化してゴム弾性体maとなった。また、
この組成物■は密封状態で、士室温で6ケ月以上安定で
あり、この6ケ月経過後の組成物■を厚さ2mのシート
に成形し、上記と同様な条件で硬化させたところゴム弾
性体mbとなった。この初期及び6ケ月経過後のゴム物
性をJIS−C−2123の方法に準じて測定した。
一方、上記ゴム弾性体llIcを200℃、7日間熱劣
化させた後、このゴム弾性体llIcのゴム物性を同様
にして測定した。
以上の結果を第4表に示す。
次に、上記組成物■につき下記に示す実施例1と同様に
して金属腐食性を試験した。結果を第5表に示す。
第 5 表 〔参考例9〕 粘度が10500csである分子鎖両末端が水酸基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン100部にカーボン粉
末10部を混合し、三本ロールに1回通してから、これ
にフェニルトリイソプロペノキシシラン7部、参考例1
で得られた下記構造式のパーフルオロカルボン酸誘導体 (CH30)3 S i(CH2)30 (CF z 
)s COOS l(CHs )ao、4部を無水の状
態で脱泡混合することにより、組成物■を得た。
この組成物■を厚さ21mのシートに成形し、温度20
℃、相対湿度55%の雰囲気下で7日間放置したところ
、このシートは硬化してゴム弾性体となった。また、こ
の組成物■は密封状態では室温で6ケ月以上安定であり
、この6ケ月経過後の組成物■を厚さ2mのシートに成
形し、上記と同様な条件で硬化させたところ、ゴム弾性
体となった。この初期及び6ケ月経過後のゴム物性をJ
工5−C−2工23の方法に準じて測定したところ、下
記第6表に示す結果が得られた。
第     6     表
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図はそれぞれ実施例1乃至実施例6で得
られた目的化合物のIRスペクトルのチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔但し、R_fは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、nは0〜8の整数、m及びlは0〜3の整数、
    j及びkは0又は1であるが、n=0の場合、j=0、
    k=0、l=0、m=0であり、j=0の場合、m=0
    であり、k=0の場合、l=0である。) で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフ
    ロロポリエーテル基、Zはハロゲン原子、水酸基又はト
    リオルガノシロキシ基である。〕で示される含フッ素カ
    ルボン酸誘導体。 2、下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_fは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、nは0〜8の整数、m及びlは0〜3の整数、
    j及びkは0又は1であるが、n=0の場合、j=0、
    k=0、l=0、m=0であり、j=0の場合、m=0
    であり、k=0の場合、l=0である。) で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフ
    ロロポリエーテル基である。〕 で表わされる両末端酸フルオライドをフッ化アルカリと
    反応させ、次いでアリルハライドと反応させて下記一般
    式〔 I −i〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I −i〕 〔但し、R_fは上記と同じ。) で示される化合物を得ることを特徴とする含フッ素カル
    ボン酸誘導体の製造方法。 3、下記一般式〔 I −i〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I −i〕 〔但し、R_fは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、nは0〜8の整数、m及びlは0〜3の整数、
    j及びkは0又は1であるが、n=0の場合、j=0、
    k=0、l=0、m=0であり、j=0の場合、m=0
    であり、k=0の場合、l=0である。) で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフ
    ロロポリエーテル基である。〕 で表わされる化合物をリチウムハライドと反応させて下
    記一般式〔 I −ii〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I −ii
    〕 (但し、R_fは上記と同じ、Z′は塩素原子、臭素原
    子又はヨウ素原子である。) で示される化合物を得ることを特徴とする含フッ素カル
    ボン酸誘導体の製造方法。 4、下記一般式〔 I −i〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I −i〕 〔但し、R_fは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、nは0〜8の整数、m及びlは0〜3の整数、
    j及びkは0又は1であるが、n=0の場合、j=0、
    k=0、l=0、m=0であり、j=0の場合、m=0
    であり、k=0の場合、l=0である。) で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフ
    ロロポリエーテル基である。〕 で表わされる化合物を加水分解させて下記一般式〔 I
    −iii〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I −ii
    i〕 (但し、R_fは上記と同じである。) で示される化合物を得ることを特徴とする含フッ素カル
    ボン酸誘導体の製造方法。 5、下記一般式〔 I −iii〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I −ii
    i〕 〔但し、R_fは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、nは0〜8の整数、m及びlは0〜3の整数、
    j及びkは0又は1であるが、n=0の場合、j=0、
    k=0、l=0、m=0であり、j=0の場合、m=0
    であり、k=0の場合、l=0である。) で表わされる二価パーフロロアルキル基又は二価パーフ
    ロロポリエーテル基である。〕 で表わされる化合物をトリオルガノシリル化剤と反応さ
    せて下記一般式〔 I −iv〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I −iv
    〕 (但し、R_fは上記と同じ、Z″はトリオルガノシロ
    キシ基である。) で示される化合物を得ることを特徴とする含フッ素カル
    ボン酸誘導体の製造方法。
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