JPH0365842B2 - - Google Patents

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JPH0365842B2
JPH0365842B2 JP59144140A JP14414084A JPH0365842B2 JP H0365842 B2 JPH0365842 B2 JP H0365842B2 JP 59144140 A JP59144140 A JP 59144140A JP 14414084 A JP14414084 A JP 14414084A JP H0365842 B2 JPH0365842 B2 JP H0365842B2
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/20Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring contours or curvatures, e.g. determining profile

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Machine Tool Copy Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はプレス加工におけるプレス型(ワー
ク)の曲面仕上げ技術、詳しくはワークの偏差の
測定装置に関する。
従来技術 従来のプレス型製作における曲面仕上げはマス
ター(原型)から複製したモデルをワークと合わ
せることで行われていた。即ちワークに面するモ
デルの面上に紅ガラが塗布され、モデルとワーク
とを圧着することにより、ワークの突出部分にの
み紅ガラが付着される。この紅ガラ付着部分は赤
当り部分と称され、モデルに対して研削代がある
部分と看做すことができる。熟練作業者はその赤
当り部分を研削工具を用いて少しづつ仕上げ、最
終的に研削代がない状態に追い込んでゆくことに
なる。
しかしながら、この従来の仕上げでは、赤当り
部分は他の部位に較べて相対的に突であることを
表示するにすぎず、その必要研削量が数値として
表われているわけではない。そのため、モデルの
形状やワーク全体の赤当り状態より、作業者の経
験や熟練にたよつた作業とならざるを得ない。そ
のため精度の良い仕上げをするのが困難であつ
た。また、合せモデルとワークとの赤当り部分を
作業者が目視チエツクし、研削工具による手仕上
げを行い、順次にワーク形状を基準であるモデル
形状に合せてゆく作業であるため、その作業完了
までに多くの工数を要した。
かかる従来技術の欠点を解決するため本出願人
はこの出願の先願となる出願において、ワークの
マスターとなる形状をプレス加工によつて製作す
べき目的物、例えば自動者の外観又はボデイの設
計よりコンピユータによつて計算し、計算された
データとワークより実施したデータと比較するこ
とにより両者の偏差を演算し、その偏差をデイス
プレイ又はワーク上に色表示し、その表面に従つ
てワークの仕上げを行うようにした技術を提案し
ている。この技術によればマスター形状に対する
偏差を具体的な数値として表わすことができる。
従つて作業者は熟練がなくても偏差を正確に知る
ことができ、迅速かつ確実な型仕上げを実行する
ことができる。
発明が解決しようとする問題点 本発明はかかつ先願技術において、ワーク上の
任意点の測定を精度良くかつ迅速に行うことがで
きる改良を目指すものである。従来技術での任意
点の測定は、作業者が測定希望点へ手動で三次元
測定機のセンサを移動させ、接触点の座標を読取
ることにより測定する方法、又は測定希望点の近
傍まで手動で移動させ、それから三次元測定機の
操作盤からアプローチ指示を行うことにより、測
定機内のコントローラをシーケンス処理作動させ
ることによりセンサを軸直方向にワークに接触す
るまで駆動し接触点の座標を読み取ることによる
方法があつた。ところがこのような従来の任意点
測定方法ではデータの採取は軸直方向に行われる
ため、ワークの測定希望点が傾斜面上にある場合
はセンサの滑りが避け得ず精度に悪影響を及ぼし
ていた。また従来方法では単にワークの測定希望
点の三次元座標値としての採取データが得られる
だけで、被測定物の理想形状であるマスターとの
偏差を評価する手段はなかつた。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、また前
述した先願において本出願人が提案した面直方向
の測定という考え方もとり入れることにより任意
点の測定を精度良くかつ迅速に行い得る方法及び
装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明のワークの偏差測定装置は、第1図に示
すように、ワーク14のマスター形状データを格
納しておく記憶手段1と、三次元測定機のフレー
ムに取付られる三次元方向に移動可能な移動手段
2と、該移動手段2上に設けられ移動手段2の座
標値信号を生ずる座標検出手段3と、前記移動手
段2上に設けられワーク14との接触を検出する
接触検出手段90と、ワーク14上の任意に検出
される測定希望点90を通過し、かつ座標軸のう
ち面直方向に最も近い座標軸に平行な第1の直線
92を決定する手段4と、該第1の直線92がマ
スター形状データが構成する曲面200と交差す
る測定基準点93を算出し、該測定基準点93の
座標データ及び面直ベクトルデータを演算する手
段5と、演算された面直方向と方向が一致し、測
定基準点を通過する第2の直線92′を決定する
手段6と、第2の直線92′と交差する位置まで
接触検出手段20を移動させ、その後、該第2の
直線92′に沿つて接触検出手段20ををワーク
に接触するまで駆動する手段7と、接触検出手段
20がワーク14に接触する測定点94の座標デ
ータと測定基準点93の座標データよりマスター
形状にするワークの偏差を演算する手段8とから
構成される。
作 用 記憶手段1はワーク14のマスター形状データ
を格納している。
接触検出手段20はワーク14上の任意に選定
される測定希望点90に近傍するように位置さ
れ、その時の座標位置が座標検出手段3により検
出され、第1の直線決定手段4は、この座標値よ
り前記測定希望点90を通過し、かつ座標軸のう
ち面直方向に最も近い座標軸に平行な第1の直線
92を決定する。
基準データ演算手段5は、第1の直線92がマ
スター形状データが構成する曲面200と交差す
る測定基準点93を算出し、該測定基準点93の
座標データ及び面直ベクトルデータを演算する。
第2の直線決定手段6は、演算された面直方向
と方向が一致し、測定基準点93を通過する第2
の直線92′を決定する。
駆動手段7は、移動手段2を介して、第2の直
線92′と交差する位置まで接触検出手段20を
移動させ、その後、該第2の直線92′に沿つて
接触検出手段20をワークに接触するまで移動さ
せる。
偏差演算手段8は接触検出手段20がワーク1
4に接触する測定点94の座標データと測定基準
点93の座標データよりマスター形状に対するワ
ークの偏差を演算する。
実施例 本発明のシステム構成の全体を示す第2図にお
いて、10は三次元測定機を全体として示すもの
で、ベース12を有し、その上に測定すべきワー
クであるプレス型14が設置される。キヤリツジ
16上にキヤリヤ18があり、アタツチメント1
9を介し、センサ20が後述のように取付けられ
る。キヤリツジ16は紙面垂直方向に、キヤリヤ
18はキヤリツジ16上を図の左右方向に、アタ
ツチメント19はキヤリヤ18に対して上下方向
に夫々独立して動くことができ、これによつて型
の三次元的な測定を行うことができる。
22は、データの入力制御、三次元測定機10
の作動制御、更にはデイスプレイ制御を行う主コ
ンピユータであつて、セントラルプロセシングユ
ニツト(CPU)24、リードオンメモリ
(ROM)26、ランダムアクセスメモリ
(RAM)28を備えている。CPU24は回線3
0を介しインタフエース32に結線され、同イン
タフエース32は三次元測定機10の制御コンピ
ユータとCPU24との間の信号のやり取りの制
御を行う。CPU24はキーボード等の入力装置
34並びにカラーデイスプレイ36に結線され
る。CPU24は更に磁気デイスク装置などの外
部記憶装置38に接続される。CPU24内には
後述のフローチヤートを実現するCPU24の制
御プログラムが格納されており、同CPU24は
この制御プログラムに従つて入力装置34よりの
データの入力、三次元測定機10による型測定、
カラーデイスプレイ36による偏差の色表示を行
う。
三次元測定機10は制御用の副コンピユータ4
0を有しており、主コンピユータ10と前記イン
タフエース32を介して結線される。副コンピユ
ータ40も主コンピユータ22と同様CPU41、
ROM42及びRAM43より構成される。CPU
41は回線45、インタフエース46を介して三
次元測定機10の駆動回路である小型コンピユー
タ47に結線される。インタフエース46にはコ
ンピユータ40からの三次元測定機10の作動命
令が書き込まれ、またセンサ20からの三次元測
定結果が書き込まれる。また三次元測定機10は
操作盤49を有しており、コンピユータ40とは
独立してセンサ20を所望位置まで手動で持つて
来ることができるようになつている。操作盤49
上に任意点測定開始キーがあり、任意点の測定開
始時のコマンドが与えられる。更に、操作盤49
上に後述の計算軸の入力キーがあり、x,y,z
のうちの一つの計算軸情報の入力を行うことがで
きる。
50はデータベース管理用のコンピユータであ
り、同様にCPU51、ROM52、RAM53よ
り成り、CPU51はインタフエース54、回線
55を介して主コンピユータ22のCPU24に
結線される。56は磁気デイスク等の外部記憶装
置を備えている。このコンピユータ50は後述の
ワークのマスター形状データ等より成るデータベ
ースを管理するものであり、実施例では任意点に
おける基準データの創成を行うための割込プログ
ラムを有している。このコンピユータ50は他の
仕事も行うが、本発明と直接的に関連はないの
で、その説明は省略する。
次に本発明における任意点の偏差の測定の原理
を説明する。第3図において、200をワークの
原型となるマスター形状の曲面とする。その曲面
の点pは座標(x,y,z)及び面直ベクトルN
(i,j,k)によつて形状を特定することがで
きる(ここに面直ベクトルとはその点pの法線方
向の単位ベクトルのことをいう。)。このようなマ
スター形状は、プレスすべき物品が自動車とすれ
ばその外観又はボデイの設計から決まるものであ
る。コンピユータ中には所定間隔の点p毎に座標
値及び面直ベクトルより成るマスター形状データ
が格納されている。ところが任意点を測定する場
合はその測定の基準点となる座標値及び面直ベク
トル値が不明ある。本発明では次のような手法で
任意点に対応するマスター形状曲面200上の測
定基準点のデータを演算創成しようとするもので
ある。即ち第4図において、200′をワークの
形状、200は第3図で述べたようなマスターデ
ータ上の各点pの集まりによつて構成されるマス
ター形状曲面とする。今点90を測定を希望する
任意点(測定希望点)とする。次にこの測定希望
点90の極めて近傍の点(接続点)991まで三
次元測定機10のセンサ20の先端が手動で持つ
て来られる。この場合、近傍点91は次のように
決められる。即ち、近傍点91からx,y,z軸
のうちのいずれか一つと平行な線92が丁度測定
希望点90と交差するように決められる。これは
次のような意味を持つ。即ちマスター形状200
に対するワーク形状200′の偏差を測定するた
めにはワーク形状上の測定希望点90に対応する
マスター形状上の点93である測定基準点を知ら
なければならない。この場合本当の測定基準点は
測定希望点90から面直方向にある筈である。し
かしながら、この場合面直方向を決めることは困
難である。そこで、x,y,zのうちの一つの任
意の軸を決め(これを計算軸と称する)、これと
平行でかつ近傍点91を通る直線92を設定しこ
れがマスター形状曲面200と交差する点93を
もつて測定基準点とするのである。なお、計算軸
92はワークの形状によつては2本以上引き得る
がこの場合、より面直方向に近い方を選択するこ
とになる。面直方向にない計算軸92によつて測
定基準点93を計算しているから、後述の面直測
定によつて実際に測定される点(第6図の94)
は測定希望点90とは必ずしも一致しない。しか
しながら、ワーク曲面200′とマスター曲面2
00との偏差は小さいこと及び近傍点91はワー
クに極く近いからその不一致の度合は小さく問題
とするに足りない程である。第5図には測定基準
点をどのように決定するかが立体的にかつ模式的
に示されている。即ち、200はマスターデータ
により表わされる曲面を示す。即ち、前述のよう
にマスターデータは各点の座標と面直ベクトルと
のデータの組合せによつて構成され、破線の交点
毎にそのようなデータの組合せが格納される。そ
して、近傍点91の座標と計算軸とよりなる測定
基準点計算用情報が入力され、近傍点91を通り
計算軸と平行な直線92とマスターデータ曲面と
の交点93が計算され、この交点93が測定基準
とされる。
それから、この測定基準点93を通る接線ベク
トルTの成分が計算され、次いでこの接線ベクト
ルTに直交する面直ベクトルNの成分が計算され
る。
このようにして、ワークの測定希望点90に対
しその比較の基準となるマスターデータ曲面上の
測定基準点93の座標及び面直ベクトルNより成
る基準データが作成されこの後面直方向にワーク
の測定が行われる。即ち、面直ベクトルNを含む
平面でのワーク曲面200′とマスター形状曲面
200との相対関係を図示した第6図において、
三次元測定機10のセンサ20は面直ベクトルN
に沿つて測定基準点93に向かつて駆動され、接
触点94の座標(x′,y′,z′)を知る。この点9
4の座標とマスター形状上の測定基準点93との
座標とより偏差Δが計算される。例えば、点9
4,93の座標が二乗平均され、夫々の点の原点
に対する距離としてスカラー化し、その差を偏差
とすることができる。即ち、偏差Δは Δ=√222−√′2+′2+′2 …(1) で表されることになる。このようにして計算され
た偏差Δは測定点に相当したカラーデイスプレイ
36上の位置にワーク外形線と共に表示される
(第7図)。作業者はデイスプレイ化の色によつて
偏差を数値的に判断することによつて仕上げを行
うことにできる。尚、第8図は偏差の大きさと色
関係を説明する一例である。即ち、マスター形状
200に対するワーク形状に対する偏差Δは所定
の設定幅d毎に異なつた設定値に決められ、偏差
に応じたカラー表示がされる。尚、図中、93は
前述のように計算された測定基準点、94は三次
元測定点である。
以下、本発明のソフトウエア構成を第9−17
図のフローチヤートによつて説明する。このフロ
ーチヤートを実現するプログラムは主コンピユー
タ22のROM26、三次元測定機制御用副コン
ピユータ40のROM41、及びデータベース管
理用コンピユータ50のROM52、更には駆動
回路47の図示しないROMに夫々書き込まれて
いる。
第9図は主コンピユータ22のメインルーチン
を示すものである。300のステツプでこのルー
チンが実行に入り、302ではCPU24の内部
レジスタ、RAM28などの初期化が行われ、次
いでCPU24はキーボード34からのコマンド
チエツクを行い、サブルーチン化された第10,
11,12図のような各処理をキーボード34か
らのコマンドに応じて行うことになる。一方三次
元測定機10の制御用の副コンピユータ40の主
ルーチンは第13図で示され600でルーチンの
実行が開示されると、602でCPU41のレジ
スタやRAM43の初期化がされ、以下は主コン
ピユータ22よりインタフエース32書き込まれ
る指令によつて近傍点の座標データ及び計算軸情
報により成る基本情報の入力、及び三次元測定を
行うため、第14,15図のサブルーチンコール
が行われる。
キーボード34より基準データ計算コマンドが
出ていると、第9図の304でYesと判定されプ
ログラムは350のステツプに入り、第10図のサ
ブルーチンが呼び出される。次いで、352のス
テツプでCPU24はインタフエース32に基本
情報(第4図の近傍点91の座標及び計算軸情報
(x、又はy、又はz)より成る)の入力指令が
書き込まれる。副コンピユータ40は第13図の
604のステツプでこの基本情報入力指令の有無
を常に見ており、第10図の352でこの指令が
出ると604の判定はYesとなり650へ分岐さ
れ第14図のサブルーチンの実行に入る。次の6
52のステツプでは三次元測定機10のセンサ2
0の現在位置が第4図について説明した測定希望
点90に極く近い近傍点91か否かに判断され
る。即ち、これに先立つて三次元測定機10の操
作者は操作盤49を操作することによつて近傍点
91までセンサ20が持つて来られる。もし、セ
ンサ90が近傍点91に設定されていれば操作盤
49上の所定スイツチが押されており、652の
判定はYesとなり654にプログラムは進む。6
54のステツプでは第4図の近傍点の座標値が三
次元測定機10のインタフエース46より取込ま
れ、インタフエース32に書き込まれる。次の6
56のステツプでは第5図に関連して述べた計算
軸92の情報が操作盤49のスイツチからインタ
フエース46を介して取り込まれ、インタフエー
ス32に書き込まれる。次いで658では基本情
報の読取許可指令がインタフエース32に書き込
まれる。
この基本情報読取許可指令の存否は第10図の
354のステツプで常時見られており、Yesとな
ればループを抜け、356のステツプに移行す
る。356のステツプではCPU24はインタフ
エース32に書き込まれている基本情報、即ち第
4図の近傍点91の座標データ及び計算軸がx,
y,zのどれかを表わすデータが入力されRAM
28に一旦格納される。
次に第10図の358のステツプに進み、
MPU24はインタフエース54の所定ビツトに
測定基準データの計算のための割込開始指令を書
き込む。この割込み要求を受けてデータベース管
理用のコンピユータ50は第16図の割込ルーチ
ンの実行に入る。即ち、800よりこのルーチン
が実行され、802では、インタフエース54に書
き込まれている基本情報(即ち近傍点91の座標
データと計算軸情報)が入力されRAM53に一
旦格納される。次に804にプログラムは進み、
CPU51は近傍点91から計算軸と平行な方向
に延びる直線92のマスターデータ曲面200に
対する交点である測定基準点93の座標が計算さ
れる。805のステツプではこの測定基準点93
を通る接線が計算され、次いで806のステツプ
でこれに直交する単位法線ベクトルとしての面直
ベクトルNの成分(i,j,k)が計算される。
そして、808では測定基準データ(即ち、測定
基準点93の座標と面直ベクトルの成分値)の計
算が完了したことを表示するフラグがインタフエ
ース54に書き込まれる。
このフラグの書き込みがされるまで第10図の
360で主コンピユータ22はループを行つてお
り、測定基準データが計算完了するとYesに分岐
しループを抜け、362に進む。362でCPU
24は第16図のルーチンにより計算された測定
基準データをインタフエース54より読取り外部
記憶装置38の記憶領域38aに格納する。
このようにして測定希望点90に対応したマス
ター形状曲面上の任意の点である測定基準点93
の座標及び面直ベクトルNの創成が完了する。
次に、第9図において、キーボード34よりワ
ークの測定コマンドがあると306でYesに分岐
され、400に進み第11図に示すサブルーチン
に入る。402のステツプでは、前述のようにし
て外部記憶装置38の記憶領域38aに格納され
た、測定基準データ、即ち測定基準点93の座標
値と、その測定基準点93の面直ベクトルNの成
分値がRAM28に入力される。404のステツ
プでは三次元測定指令がインタフエース32に書
き込まれる。このフラグ変化を副コンピユータ4
0のCPU41は第13図の606のステツプで
常時みており、フラグが変化しないときはルーブ
が行われる。フラグが立つと、即ち、三次元測定
指令があると、700のステツプへ分岐し、第1
5図のサブルーチンが呼び出される。702のス
テツプではCPU41はインタフエース32に書
き込まれている測定基準データ(測定基準点93
の座標及び同点93の面直ベクトルN)が読み込
まれる。次704には面直測定パラメータS1,S2
がROM42より読み取られる。706のステツ
プでは測定動作点の計算が行われる。即ち、三次
元測定機の検知端20は第6図の始点q1よりマス
ター形状上の測定基準点93における面直ベクト
ルN上の点q2まで一旦下降され、それから面直ベ
クトルNの方向にマスター形状200より内側の
点q3を目指して、プレス型200′と接点(点9
4)するまで駆動することで被測定物であるプレ
ス型上の任意点測定を完了する。このような一連
の検知端20の各動作点q1−q2−q3の計算が70
6のステツプで行われることになる。この計算の
際、704のステツプで入力されたパラメータ
S1,S2が使用される。次の707のステツプでは
三次元測定機10が測定可能状態にあるか否か判
定し、可能であれば708に進み、インタフエー
ス46に706で計算された動作点q1,q2及びq3
のデータが書き込まれる。そして710では三次
元測定命令がインタフエース46に書き込まれ
る。一方制御回路47のプログラムを示す第17
図において、制御回路47はステツプ902でこ
の三次元測定命令を常に見ており、この命令が出
るまでループし、命令が出れば、904に進みイ
ンタフエース46に書き込まれる動作点データが
読み込まれる。906では三次元測定機10に駆
動命令が出される。そのため、動作点q1−q2−q3
に従つて検知端の駆動が開始される。908で最
終点までセンサ20が来たと判断されると、91
0で三次元測定機10に停止命令が出され、91
2では三次元測定許可がインタフエース46に書
き込まれ、次の任意点の三次元測定可能な状態に
なる。
コンピユータ40はこのような三次元測定の最
中に、第15図のステツプ712で、インタフエ
ース46に入るセンサ20からの信号を常に見て
おり、センサ20がワークに接触したか否か判定
し未だ接触していなければループを行う。センサ
20がワークに接触すると、即ち第6図の接触点
94に来ると、712の反対がYesとなり、71
4ではそのときの座標x′,y′,z′がインタフエー
ス46に書き込まれる。次いで、716では三次
元測定完了を示すフラグが出される。
第11図の406のステツプでは副コンピユー
タ40の716で出される三次元測定完了のフラ
グの変化をみており、測定が完了するまでループ
しており、測定完了によつてYesと判定され40
8のステツプに進み、接触点94の座標データ
x′,y′,z′がインタフエース46より読取られ
る。
以上のようにして、測定基準点93に対応した
ワーク上の点94の座標値の測定が完了する。
第9図のメインルーチンにおいて、偏差表示コ
マンドがキーボード34から入力されると、30
8の判定がYesとなり、500に分岐され、第1
2図に示すサブルーチンの実行が開始され、
CPU24は外部記憶装置38の記憶領域38a
に格納されているワーク基準データにおけるワー
クの外形線データがRAM28に取り込まれる
(ステツプ501)。次の502のステツプでは、
この取込まれた外形線データがデイスプレイ36
の画面上の表示座標に対応したビデオRAMアド
レスに転送され、その結果第7図に示すようにワ
ーク外形線71が表示される。次の504のステ
ツプではCPU24は、測定基準点93の座標デ
ータ(x,y,z)と、面上方向測定で得たワー
クの測定点94の座標データ(x′,y′,z′)が取
り込まれる。次の706では93と94との座標
値の差分が二乗平均値の差Δとしてスカラー化さ
れる((1)式)。次の508では、この差分の大小
に応じて偏差の大小を表わす色データに変換され
る。例えば偏差の大小に応じて赤−青−黄等の色
分けを行うのである。510のステツプではその
色データがRAM28の色データ領域にセツトさ
る。RAM28の当該領域は、デイスプレイ画面
の表示座標の色に対応し、RAM28に所定値が
セツトされることで、その色が第7図のように表
示されることになる。ステツプ506で計算され
た偏差Δは外部記憶装置38の記憶領域38bに
格納される。
このようにして任意点の偏差が計算され、カラ
ー表示されたら、作業者は必要に応じて研削等の
仕上げをその任意点に対して行うことになる。
発明の効果 本発明によれば任意測定希望点に対しマスター
データ曲面上にある測定基準点の座標及び面直ベ
クトルを計算し、面直方向に測定することでセン
サの滑りが生ぜず、任意点の測定を精度高く行う
ことができる。またこの計算は相互に結合された
複数のコンピユータ間でオンライン処理されるの
で極めて迅速に結果を得ることができる。更に、
任意点の偏差をカラー表示することによりマスタ
ー形状との差違の評価を視覚によつて即座に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の構成を示す図、第2図
は実施例におけるシステム概略図、第3図はマス
ターデータがどのように構成されるかを説明する
図、第4図は近傍点から測定基準点を計算する方
法を説明する図、第5図は面直ベクトルを計算す
る方法を説明する図、第6図は面直測定方法を説
明する図、第7図はデイスプレイ上に偏差がどの
ようにカラー表示されるかを説明する図、第8図
は偏差の大きさと設定色との関係を説明する図、
第9図から第17図は本発明のソフウエアを説明
するフローチヤート図。 10…三次元測定機、14…ワーク、20…セ
ンサ、22…主コンピユータ、34…キーボー
ド、36…カラーデイスプレイ、38…外部記憶
装置、40…副コンピユータ、47…制御回路、
49…操作盤、50…マスターデータ管理用コン
ピユータ、56…外部記憶装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワークのマスター形状データを格納しておく
    記憶手段、 三次元測定機のフレームに取付られる三次元方
    向に移動可能な移動手段、 該移動手段上に設けられ移動手段の座標値信号
    を生ずる座標検出手段、 前記移動手段上に設けられワークとの接触を検
    出する接触検出手段、 ワーク上の任意に選定される測定希望点を通過
    し、かつ座標軸のうち面直方向に最も近い座標軸
    に平行な第1の直線を決定する手段、 該第1の直線がマスター形状データが構成する
    曲面と交差する測定基準点を算出し、該測定基準
    点の座標データ及び面直ベクトルデータを演算す
    る手段、 演算された面直方向と方向が一致し、測定基準
    点を通過する第2の直線を決定する手段、 第2の直線と交差する位置まで接触検出手段を
    移動させ、その後、該第2の直線に沿つて接触検
    出手段をワークに接触するまで駆動する手段、 接触検出手段がワークに接触する測定点の座標
    データと測定基準点の座標データよりマスター形
    状に対するワークの偏差を演算する手段、 より成るワークの偏差測定装置。
JP14414084A 1984-07-13 1984-07-13 ワークの偏差測定装置 Granted JPS6123906A (ja)

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