JPH0321813A - 形状計測結果の表示方法 - Google Patents

形状計測結果の表示方法

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JPH0321813A
JPH0321813A JP15564689A JP15564689A JPH0321813A JP H0321813 A JPH0321813 A JP H0321813A JP 15564689 A JP15564689 A JP 15564689A JP 15564689 A JP15564689 A JP 15564689A JP H0321813 A JPH0321813 A JP H0321813A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、対象物の形状の計測結果とその対象物の基
準形状との間の偏差の状態を表示する場合に用いて好適
な、形状計測結果の表示方法に関するものである。
(従来の技術) 上述の如き場合としては例えば、計測を行う対象物がコ
ンピュータ支援設計(CAD) による設計に基づき製
作したものである場合にそのCADの過程で得た基準形
状としての設計形状を表すデータを用いて三次元測定機
に対象物の計測手順を教示し、その三次元測定機による
計測結果と上記設計形状との間の偏差の状態を画像表示
装置の画面や紙面上に表示する場合があり、かかる場合
の従来の表示方法としては例えば、特開昭60−238
259号公報に開示されている、偏差の大きさに応じて
色分けした点を対象物の平面図上の各計測点に対応する
位置に表示するものや、特開昭60−242938号公
報に開示されている、偏差の大きさが等しい計測点を結
んだ等高線を対象物の平面図上に表示するものがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら上述した従来の表示方法はいずれも、対象
物の平面図上に偏差の状態を全般的に表示するものであ
るため、特定の断面形状の起伏についての偏差の状態を
知ることができないという問題があり、かかる問題の解
決のためには、基準形状の、所定断面における輪郭線と
、その輪郭線に対応する位置での計測結果に基づく輪郭
線とをそのまま一緒に表示することが考えられるが、か
かる方法では偏差が微小の場合はそれを判別できず、ま
たそれらを部分的に拡大して表示することも考えられる
が、その場合は断面全体を見ることができないという問
題が生ずる。
この発明は、上述の如き課題を有利に解決した表示方法
を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明の形状計測結果の表示方法は、対象物の形状の
計測結果とその対象物の基準形状との間の偏差の状態を
表示するに際し、先ず、前記基準形状の、所定断面にお
ける輪郭線と、その輪郭線に対し所定方向の、前記計測
結果に基づく輪郭線との間の偏差を求め、次いで前記偏
差を前記方向へ所定倍率で拡大し、次いで、前記基準形
状の輪郭線に前記拡大した偏差を加えて、計測結果に基
づく拡大輪郭線を求め、その後、前記基準形状の輪郭線
と前記拡大輪郭線とを一緒に表示することを特徴とする
ものであり、ここで前記所定方向は、前記基準形状の法
線方向とすると都合が良い。
〈作 用〉 かかる表示方法によれば、基準形状の、所定断面におけ
る輪郭線と、その輪郭線に対応する位置での計測結果に
基づく輪郭線とを一緒に表示するので、断面形状の起伏
についての偏差の状態を断面全体について知ることがで
き、しかも、偏差を所定方向へ拡大して得た輪郭線を表
示するので、偏差が微小の場合でもその偏差の傾向を明
確に知ることができる。
尚、輪郭線に対する計測結果の方向および偏差の拡大方
向を、基準形状における、輪郭線上の各位置の法線方向
とすれば、対象物の実際の形状の偏差の状態を凹凸の程
度として把握し得るのでその把握が感覚的に容易になり
、また対象物の実際の形状を基準形状にあわせて研削や
肉盛り等により修正する場合にその修正すべき肉厚を直
接的に把渥し得るのでその修正が容易になる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は、この発明の形状計測結果の表示方法の一実施
例を適用した、車体パネル或形用金型の計測システムを
機能ブロックで示す構戊図であり、図中1は、コンピュ
ータ支援設計(CAD)の他、コンピュータ支援加工(
CAM)のためにも用いられる、比較的大きな演算処理
能力および記憶容量を持つホストコンピュータ、2は、
形状計測装置の制御および計測データの処理のために用
いられる、ホストコンピュータ1よりは小さな演算処理
能力および記憶容量を持つミニコンピュータ、3は、車
体パネル戊形用金型の形状計測のために用いられる、形
状計測装置としての三次元測定機をそれぞれ示す。
ここにおけるホストコンピュータ1は、グイフェースC
AD部4、自由曲面CAD部5、規定曲面CAD部6お
よび型構造CAD部7の四つのCAD部と、基準データ
作戊部8と、外部通信部9とを具えるとともに、データ
ベースファイル10、戊形面形状データファイルl1、
トリム、フランジ形状データファイル12、構造部形状
データファイルl3、基準データファイル14および計
測データファイルl5の六つの記憶ファイルとを具えて
なり、また、ここにおけるミニコンピュータ2は、外部
通信部16と、誤差量算出部17と、計測用NCデータ
作戊部l8と、機器制御部19と、計測データ補正部2
0とを具えるとともに、基準データファイル21および
計測データファイル22の二つの記Fファイルを具え、
さらに、各々キーボードおよび画像表示器を持つ二つの
人出力端末装置23. 24と、人力信号に基づき線図
を描<x−yプロッタ25と、人力信号に基づき印字出
力するプリンタ26とを接続されてなる。
尚、上記ホストコンピュータ1およびミニコンピュータ
2の各部の機能は後述の計測手順を教示する際の説明に
おいて述べる。
そして、ここにおける三次元測定機3は、直角座標型ロ
ボットと同様の構戊でその動作精度を高められたもので
ある測定機本体27と、センサ移動制御装置28と、現
在位置演算装置29と、摸作盤30と、位置表示装置3
1とを具えるとともに、各々測定機本体27の移動する
腕の手首部の下端に選択的に取付けられて計測対象物に
対し移動される、通常のタッチセンサ32と、対象物に
接触した後その対象物に対する距離を連続的に計測する
リニアセンサ33とを具え、さらに、センサ位置を手動
操作による信号人力で移動させるための、手動パルス発
生器34と、ジョイスティックペンダント35と、それ
ら手動パルス発生器34およびジョイスティックペンダ
ント35とセンサ移動制御装置28とを接続するインタ
フェース(1/F)36 とを具えてなる。
第2図は上記三次元測定機3の計測制御系を示す構或図
であり、ここにおけるセンサ移動装置28は、通常のマ
イクロコンピュータを具え、測定機本体27に各々設け
られて上記腕のX軸、Y軸およびZ軸方向の現在位置を
出力するX軸リニアエンコーダ37、Y軸リニアエンコ
ーダ38およびZ軸リニアエンコーダ39と、上記腕の
手首部にセンサを装着するためのコネクタに結合されて
センサの現在方向を出力するθ軸ロータリエンコーダ4
0とからの信号によって、上記腕および上記コネクタの
現在位置ひいてはセンサの現在位置を直接的に検出し、
その現在位置を用いたフィードバノク制御により、測定
機本体27のX軸方向駆動用ボールねじ軸41 Y軸方
向駆動用ボールねじ軸42、Z軸方向駆動用ボールねじ
軸43および手首部駆動軸に各々結合されたX軸モータ
44、Y軸モータ45、2輔モータ46およびθ軸モー
タ47を作動させて、センサ32もしくは33を、ミニ
コンピュータ2から与えられた自動計測用NCプログラ
ムに基づき、対象物の形状に応じた径路で移動させ、タ
ッチセンサ32を用いる場合は、前記移動の間に、その
センサのプローブが対象物に接触したことおよびその接
触方向を示すセンサ32からの信号を取込んでその接触
点の測定機座標系上での座標をセンサの位置から演算し
ミニコンピュータ2へ出力するという処理を繰返し実行
し、リニアセンサ33を用いる場合は前記移動のみを行
わせる。
尚、センサ移動制御装置28は、操作盤30からの運転
モード切替え信号により、上述した自動運転モードの他
、手動パルス発生器34やジョイスティックペンダント
35を作業者が操作することによるそれらからの移動指
令信号に基づいてセンサを移動させる手動運転モードも
行うことができ、さらに、操作盤30からの非常停止信
号によってセンサの移動を非常停止し、また操作盤30
からのサイクルスタート信号によって上述の如き自動計
測を繰返し実行することができる。
そして、クッチセンサ32およびリニアセンサ33は、
ミニコンピュータ2によるフィードバック制御により、
プローブの図中矢印αおよびγで示す如き揺動と図中矢
印βおよびδで示す如き回動とを任意の角度で行い、そ
れ自身でもプローブを所要の向きへ向けることができる
この一方、現在位置演算装置29は、これも通常のマイ
クロコンピュータを具え、三つのリニアエンコーダ37
〜39とロークリエンコーダ40とからの信号を人力し
てそれらの信号からセンサの現在位置をセンサ移動制御
装置28とは別に実質上連続的にかつ、極めて短時間で
求め、その位置を、ミニコンピュータ2を介し位置表示
装置3lへ出力してそこに刻々と表示させる。
また現在位置演算装置29は、リニアセンサ33からの
信号も人力し、その信号からそのセンサのプローブの現
在位置を算出してミニコンピュータ2へ出力する。
かかる計測システムのホストコンピュータlは、先に述
べたようにCAl3, (:八}.1の機能を有してお
り、この実施例での計測は、そのホストコンピュータ1
のCAD, CAM機能を用いて以下の如く設計製造し
た金型を対象としている。
すなわち、ここにおける金型は、図示しない他のCAD
装置を用いた車体設計の際に作或した、車体パネルの形
状を数式の形で示すCADデータをホストコンピュータ
lに入力し、その車体パネルのCADデータから、パネ
ルのスプリングバンクや伸び等の或形性に関するデータ
ベースファイル10内のデータに基づきダイスフェース
CAD部4により金型のポンチ等の戒形面形状を設計し
、その戊形而形状を数式で示すCADデータを自由曲面
CAD部7へ転送して戊形面形状データファイルl3内
に記憶させ、その後自由曲面CAD部7により、上記デ
ータファイルl3から取出した、戊形而形状を数式で表
す上記CADデータから、数値制御(NC)工作機械や
ここにおける三次元測定機3に工具やセンサの移動径路
を教示するのに適した、或形而形状を点群で表す数値モ
デルを作或し、これとともに、グイフェースCAD部4
により車体パネルの輪郭形状から作戊したトリム、フラ
ンジライン形状データを規定曲面CAD部6へ転送して
トリム、フランジライン形状データファイルl2内に記
憶させ、その後規定曲面CAD部6により、上記データ
ファイル12から取出したトリム、フランジライン形状
に、比較的単純な円筒面等の規定曲面や平面等を対応さ
せて、ポンチ等の周囲の、トリム加工やフランジ戊形に
用いる垂直壁面や傾斜壁面等のプロファイル面の形状を
点群で表す数値モデルを作或し、さらに、型構造CAD
部5により、カム面や位置決め孔等の構造部形状に関す
る構造部形状データファイルll内のデータに基づき、
金型のカム面や位置決め孔等の配置を設計して、それら
の面の配置を点群で示す数値モデルを作戊し、上記自由
曲面CAD部7および規定曲面CAD部6にて作或した
数値モデルからNC工作機械の工具移動径路を作戊して
工作機械に教示することにより金型のポンチ、グイ、パ
ッド等の部品を切削および仕上げ加工した後、型構4 
C A D部5にて設計した型構造に基づきそれらの部
品を組立てたものである。
尚、上記数値モデルは、例えば成形面のものでは、第3
図に示す如き、戊形図を覆う所定基準平面(通常は金型
座標系でのx,  y軸を含む平面と平行な平面〉上に
格子状に配置した基準線を上記基準平面と直角な方向へ
上記CA[)データにおける戊形而上に投影した場合の
、その戊形面上での基準線の各交点(格子点)の点群で
その戊形面の三次元形状を表し、それらの格子点の、上
記金型座標系におけるx,  y,  z軸座標値のデ
ータからなる。ただし、基準平面の向きや傾きは形状を
表すべき面の向きや傾きに応じて適宜選択でき、例えば
プロファイル面や型構造に関する数値データについても
、形状を表すべき面に沿った向きや傾きの基準平面を用
いて作戊することができる。
しかしてここでは、上記金型の各部形状の計測手順を、
以下に述べるようにして三次元測定機に教示する。
すなわち、ここでは先ず、基準データ作戊部8に、上記
数値モデルから、戊形面、プロファイル面および、カム
面や位置決め孔等の型構造面の計測手順の教示基準とな
る基準データを作威させる。
ここにおける基準データは、好ましくは数値モデルの作
成に用いたと同一の基準平面上に、例えば戊形而の計測
については第4図(a), (b)に示すように、数値
モデルの基準線よりは間隔が粗い格子状もしくは縞状に
断面線を配置し、それらの断面線を通って上記基準平面
と直交する平面で上記数値モデルの三次元形状を切った
場合の断面形状を点列によって詳細に表すものとする。
従って、この基準データは、基準形状を表すものとして
、後述の計測結果の偏差の演算に用いることができる。
ここで、断面線の配置は、数値モデルの全体的な起伏の
特徴を縞状でも充分とらえられる場合には縞状(方向は
適宜選択し得る)とし、縞状では充分でない場合には格
子状とする。また、断面線は、数値モデルの基準線と重
なっていればその格子点から点列のデータが直接求まる
ので、好ましくは基準線と重なるように配置するが、基
準線と必ずしも重ねる必要はなく、重ならない場合は格
子点間を直線や曲線補間する演算によって点列のデータ
を求める。そして、基準データの点列を構戊する各点の
データは、例えば第5図に断面を正面方向から見た点列
An (n=1, 2・・・〉で示す如く、金型座標系
におけるx,  y,  z軸座標値の他、後述するセ
ンサの向きおよびアプローチ方向の制御のため、その点
での数値モデルが表す面の法線ベクトルVlnを含むも
のとする。
さらに、ここにおける基準データは、上記基準平面上に
、第6図に示すように、断面線の開始点Sおよび終了点
Eを任意に指定することにて、上述した格子状もしくは
縞状の断面線に対し任意の角度で傾斜するように配置し
たーもしくは二以上の断面線についても、上述した格子
状もしくは縞状の断面線と同様に、それに沿った数値モ
デルの断面形状を点列によって詳細に表すものとする。
かかる傾斜したIIfr面線は、車体パネルの一部に形
戊される特徴的な起伏〈キャラクタ部)やジョグル加工
部の計測に適している。
尚、上記基準データの作或は、ミニコンピュータ2の一
方の端末装置24の画像表示器にホストコンピュータl
から外部通信19.16を介して人力した数値データに
基づく金型各部形状を表示させてその形状を観察しなが
らキーボードを用いて人力した作或指示をミニコンピュ
ータ2からホストコンピュータ1へ伝達することによっ
て行わせ、その作或指示には、断面線の配置を格子状と
するか縞状とするかの選択、格子状あるいは縞状の断面
線の方向(通常はX軸もしくはy軸あるいは両者と平行
とする)の選択、それらの断面線に対し傾斜する断面線
の指定、そして、格子状もしくは縞状の断面線の間隔ピ
ッチおよび点列をなす点間の間隔ピッチの指定を含める
。ここにおける線問および点間のピッチは、等間隔でも
良いが所要に応じて部分的につめたり広げたりしても良
い。
しかして、上記戊形面やプロファイル面の数値データは
、工作機械の工具の移動径路をも与えるものであるため
本来の戊形面やプロファイル面の周囲に縁の部分が加え
られているが、上記基準データの作戊の際しては、トリ
ム、フランジライン形状データ等を参照し、例えば第7
図に、第6図の上記傾斜した断面線に沿う断面を正面方
向から見た点列で示す如く、計測対象物が実際には無く
なっている部分は取り除いて作戊する。
かかる、ホストコンピュータlの基準データ作戊部8が
作戊した基準データを、ここでは一旦基準データファイ
ル14内に記憶させた後、外部通信部9.16を介しホ
ストコンピュータ1からミニコンピュータ2へ転送し、
そのミニコンピュータ2の基準データファイル2■内へ
記憶させる。このように基準データを全てミニコンピュ
ータ2内に持たせることにより、後述する計測指令や計
測データと基準データとの比較を極めて短時間で行わせ
ろことができる。
その後ここでは、上記基準データの断面線を第8図に示
スようにミニコンピュータ2の上記端末装置24の画像
表示器に表示させて、キーボードやマウス等の人力手段
により、その表示された断面線のうちの実際に計測が必
要な範囲を図中破線で示す如く指定するとともに、後述
する基本アプローチ量A,。および追加アプローチ量A
.を指定する。尚、基準データの断面線が格子状の場合
は縞状の計測およびその方向も指定できる。
上述の如くして計測範囲、断面線の種類、アプローチ量
等の指定を人力した後は、ミニコンビュータ2の計測用
NCデータ作成部l8に、前記指定内容に応じて基卓デ
ータファイル21から取出した基準データに基づきセン
サの移動径路および計測処理内容を具体的に教示するた
めの自動計測用NCデータを作或させる。尚、その作或
に先立ち、確認のため指定内容をプリンタ26に印字さ
せることもできる。
第9図は金型の成形面計測のためのセンサの具体的移動
径路を例示するものであり、図中50は実際の戒形而、
32はタッチセンサを示す。
すなわちここでは、金型とセンサとの干渉が生じない任
意の高さに設定した水平面であるクリアプレーンP上で
、センサ32ひいてはそのプローブをそのクリアプレー
ンPから向かう最初の計測点A1からその法線ベクトル
方向へ基本アプローチiApOと追加アプローチ量A 
P Lとを加えた距離だけ離れたアプローチ点B1の上
方の位置へ図中破線で示すように早送り速度で移動させ
、次いで、そのクリアプレーンP上からセンサ32のブ
ローフを図中実線で示すように高速切削送り速度で上記
アプローチ点B.へ降下させ、次いてセンサ32のプロ
ーブを、計測点A,を通るよう、その法線に沿って通常
切削速度(低速)で戊形面へ接近させ、その移動の途中
で、プローブが戊形面50に接触したことを示す信号を
センサ32が出力したら、その接触時のプローブの中心
位置をセンサの位置および向きから求めるとともに接触
方向をセンサの出力信号から求め、これらからその計測
点A1 に対応する実際の戊形面50の位置を求める。
そして、プローブの接触後は上記戊形面50の位置を求
める演算と並行して、センサ32を高速切削送り速度で
上記と逆方向へ移動させ、プローブが計測点AIから基
本アプローチmA,.の距離まで戻ったら、次にプロー
ブを、次の計測点A2からその法線ベクトル方向へ基本
アプローチ量A,。の距雅だけ離れたアプローチ点B,
へ移動させ、その後計測点7\2 ,A3 ,A4 に
対応する戊形面50の位置を計測点A1におけると同様
にして計測する。
しかる後、計測点A4とA,とは断面線が異なることか
ら一旦センサ32をクリアプレーンP上へ上昇させ、そ
の後計測点As ,A6 についても上述したと同様に
して計測する。
尚、実際の或形而に孔があったり戊形面の水平方向輪郭
が小さめであったりして、計測点を過ぎてもブローブが
戊形面50に接触しない場合には、第10図に示すよう
に、計測点Aから所定距i11tTだけさらに進み、そ
れでも接触しなかった場合はその旨を表示および記録す
るとともに次の計測点についての計測へ移行するものと
する。
タッチセンサ32を用いる場合は、かかる移動径路およ
び計測処理内容を指示する自動計測用NCデータを作戊
させ、そのNCデータを、機器制御@<19を介し三次
元測定機3のセンサ移動制御装裕28に入力すなわち教
示する。
この一方、リニアセンサ33を用いて計測を行う場合に
は、基準データ上の計測点列からなる面とセンサのプロ
ーブとの距離をリニアセンサ33の計測可能範囲内に維
持しなからセンサを断面線に沿って連続的に移動させる
ような自動計測用NCデータを作戊させ、それを三次元
測定磯3に教示する。
尚、リニアセンサ33を用いる計測では、プローブ先端
は極めて小さな半球状であることから、計測精度がそれ
程高く要求されない場合はセンサを垂直に維持したまま
移動させるが、高い計測精度が要求される場合はジョイ
スティックペンダント34を用いた手動操作や、基準デ
ータ中の法線ベクトルによって、センサを実際の計測面
や基準データ上の面に直角となるように姿勢制御しなが
ら移動させ、これによってプローブの先端付近を計測面
に接触させるものとし、もしくは、センサを垂直状態と
して計測したデータを、基準データ中の法線ベクトルを
用いて袖正する。
上述した例は戊形而の形測のものであるが、ここではさ
らに、プロファイル面および型構造に関する面について
も同様にして基準データから自動計測用NCデークを作
戊し、それを三次元測定機に教示する。従ってこの計測
システムによれば、金型の形状精度のみならず組立て精
度についての評価も可能となる。
・しかして、上記自動計測用NCデータの教示の後は、
他の基準データおよびNCデータの作戊を計測と並行し
て行い得るよう設置したもう一つの人出力端末装置23
から計測開始指令を人力し、三次元測定機3に、入力し
た自動計測用NCデータに基づく金型計測を行わせる。
そして、ここでは三次元測定機3のセンサ移動装置28
が計測動作中次々に出力する、計測点に対応する実際の
計測面の位置を機器制御部19によりミニコンピュータ
2内に人力し、その計測した位置データに、三次元測定
機本体27の組立て誤差や周囲温度の変化による変形量
分の補正および、測定機座標系から金型座標系への座標
変換を計測データ補正部20により施し、これによって
得た各点の計測データを逐次、計測データファイル22
に記憶させるとともに、その計測データに対応する計測
点の基準データと一緒に誤差量算出部17に人力して、
そこで基準データ上の計測点に対ずる計測データの、そ
の基準データの法線方向での位置誤差量(偏差〉を演算
させ、その位置誤差量を色相差に変換させた後、第■1
図に示すように上記人出力端末装置23の画像表示器の
、その計測点に対応する位置に、その位置誤差量に応じ
た色相の点として逐次表示させ、あわせてその画像表示
器に、誤差量を示す数値をも表示させる。
かかる計測動作および計測中の誤差量表示が終了した後
ここでは、第12図(a) に示すように、上記法線方
向位置誤差量を基準データの断面線に沿って表示する図
と、同図(b) に示すように、その断面線に沿う基準
データに基づく断面形状の輪郭線E(図中実線で示す)
および計測データに基づく断面形状の輪郭線F(図中一
点鎖線で示す)を重ね合わせて一緒に表示する図とを、
X−Yプロッタ25に作図させる。ここで、計測データ
に基づく断面形状の輪郭線Fは、誤差傾向を強調したも
のとし、具体的には第13図に示すように、基準デ位置
誤差gを乗じたベクトルg−i,の先端の点である実際
の計測データを点列化した実際の断面形状の輪郭線Gで
なく、上記ベクトルg−1,に点を点列化したものとす
る。
尚、リニアセンサ33を用いた計測を行う場合にも、そ
の計測結果を、上記タッチセンサを用いた場合と同様に
して表示しても良い。
上記計測結果の表示の他、ここではさらに、計測データ
をミニコンピュータ2からホストコンピュータlへ転送
して計測データファイル15に一旦記憶させ、ホストコ
ンピュータ1に、その計測データに基づく実際の金型の
形状により、グイフェースCADfi4で用いるデータ
ベースファイル10内の金型設計データを補正する学習
を行わせる。
上述の如くしてここにおける計測システムによれば、金
型の計測に際しその断面形状を詳細に計測してその計測
結果を表示させ得るので、金型の特徴的凹凸形状を感覚
的に適切に評価することができ、しかもここでは、設計
値に対する誤差量を法線方向へ拡大して、計測結果の断
面輪郭線を表示するので、形状の評価をさらに容易に行
うことができるとともに、金型戊形面の実際の形状を設
計形状にあわせて研削や肉盛り等により修正する場合に
その修正すべき肉厚を直接的に把渥し得てその修正を容
易に行うことができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例
に限定されるものでなく、他の対象物、例えば車体パネ
ルの計測にも適用することができる。
また、上述の例では、基準形状の輪郭線の法線方向での
計測結果の偏差を、その法線方向へ拡大して表示するが
、前記方向を一定方向、例えば金型のZ軸方向としても
良く、このようにすればNC工作機械でさらに加工を行
う場合にその制御を容易ならしめることができる。
(発明の効果) かくしてこの発明の表示方法によれば、断面形状の起伏
についての偏差の状態を断面全体について知ることがで
き、しかも、偏差が微小の場合でもその偏差の傾向を明
確に知ることができる。
尚、輪郭線に対する計測結果の方向および偏差の拡大方
向を、基準形状における、輪郭線上の各位置の法線方向
とすれば、対象物の実際の形状の偏差の状態を把握する
ことが感覚的に容易になり、また対象物の実際の形状を
基準形状にあわせて研削や肉盛り等により修正する場合
にその修正すべき肉厚を直接的に把握し得るのでその修
正が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の形状計測結果の表示方法の一実施
例を適用した、車体パネル或形用金型の計測システムを
機能ブロノクで表す溝戊図、第2図は、上記三次元測定
機の計測制御系を示す構戊図、 第3図は、上記計測システムで用いる数1直モデルを例
示する説明図、 第4図(a), (b) は上記計測システムで用いる
基準データの作戊基準とする格子状および縞状の断面線
を例示する説明図、 第5図は、上記基準データにおける点列を例示する説明
図、 第6図は、上記基準データの作戊基準とする傾斜した断
面線を例示する説明図、 第7図は第6図に示す断面線に沿う基準データにおける
点列を例示する説明図、 第8図は上記基準データから実際の計測に必要な範囲を
指示する方法を示す説明図、 第9図および第10図は、上記計測システムにおける自
動計測用NCデークのセンサの移動方法を例示する説明
図、 第11図は上記計測システムの、計測作動中における計
測データの表示方法を例示する説明図、第12図は上記
計測システムの、計測作動の終了後における計測データ
の図示方法を例示する説明図、 第13図は計測データの強調方法を示す説明図である。 l・・・ホストコンピュータ 2・・・ミニコンピュータ  3・・・三次元測定機4
〜7・・・CAD部    8・・・基準データ作戊部
17・・・誤差量算出部 18・・・計測用NCデータ作或部 20・・・計測データ補正部  23. 24・・・入
出力端末装置25・・・X−Yプロッタ   27・・
・測定機本体28・・・センサ移動制御装置 29・・
・現在位置演算装置32. 33・・・センサ 第3図 第4図 (a) (b) 第7図 第8図 第9図 第川図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対象物の形状の計測結果とその対象物の基準形状と
    の間の偏差の状態を表示するに際し、先ず、前記基準形
    状の、所定断面における輪郭線と、その輪郭線に対し所
    定方向の、前記計測結果に基づく輪郭線との間の偏差を
    求め、 次いで前記偏差を前記方向へ所定倍率で拡大し、次いで
    、前記基準形状の輪郭線に前記拡大した偏差を加えて、
    計測結果に基づく拡大輪郭線を求め、 その後、前記基準形状の輪郭線と前記拡大輪郭線とを一
    緒に表示することを特徴とする、形状計測結果の表示方
    法。 2、前記所定方向は、前記基準形状の法線方向とするこ
    とを特徴とする、請求項1記載の形状計測結果の表示方
    法。
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