JPH0122108B2 - - Google Patents

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JPH0122108B2
JPH0122108B2 JP59092977A JP9297784A JPH0122108B2 JP H0122108 B2 JPH0122108 B2 JP H0122108B2 JP 59092977 A JP59092977 A JP 59092977A JP 9297784 A JP9297784 A JP 9297784A JP H0122108 B2 JPH0122108 B2 JP H0122108B2
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Riichi Makino
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Toyota Motor Corp
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はプレス加工における型(ワーク)の曲
面仕上げ技術、詳しくは型の偏差の等高線表示方
法及び装置に関する。
従来技術 従来のプレス型製作における曲面仕上げはマス
ター(原型)から複製したモデル1をワーク2と
合わせることで行われていた(第2−4図)。即
ちワーク2に面するモデル1の面上に紅ガラが塗
布され、モデル1とワーク2とを圧着することに
より、ワーク2の突出部分2′(第3図)にのみ
紅ガラが付着される(第4図)。この紅ガラ付着
部分2′は赤当り部分と称され、モデル1に対し
て研削代がある部分と看做すことができる。熟練
作業者はその赤当り部分2′を研削工具を用いて
少しづつ仕上げ、最終的に研削代がない状態に追
い込んでゆくことになる。
しかしながら、この従来の仕上げでは、赤当り
部分は他の部位に較べて相対的に突であることを
表示するにすぎず、その必要研削量が数値として
表われているわけではない。そのため、モデルの
形状やワーク全体の赤当り状態より、作業者の経
験や熟練にたよつた作業とならざるを得ない。そ
のため精度の良い仕上げをするのが困難であつ
た。また、合せモデルとワークとの赤当り部分を
作業者が目視チエツクし、研削工具による手仕上
げを行い、順次にワーク形状を基準であるモデル
形状に合せてゆく作業であるため、その作業完了
までに多くの工数を要する。
発明の目的 本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みてなされ
たものであり、精度の良い型仕上げを迅速にかつ
熟練を要することなく行い得る技術を提供するこ
とを目的とする。
発明の構成 本発明のワークの偏差表示方法によれば、仕上
げるべきワークの基準形状データを記憶しておく
と共に、そのワークの形状を実測し、基準形状デ
ータと実測データとの偏差を演算し、該偏差に応
じた色をデイスプレイ上に表示し、その色表示よ
りデイスプレイ平面上に粗な等高線を表示し、そ
の粗な等高線より基準データ形状曲面に基づいて
修正された等高線基本データを作成し、該等高線
データよりワーク上に等高線を表示するようにな
つている。
第1図は本発明の装置としての構成を示すもの
で、メモリ手段M内には型の基準データが格納さ
れる。測定手段Sは型の実測を行う。偏差演算手
段C1は基準データと実測データとの偏差を演算
する。色データ演算手段C2はその偏差に応じた
色データを演算し、デイスプレイDに表示させ
る。カーソル制御手段VによつてデイスプレイD
上のカーソル位置が制御され、デイスプレイD上
のカーソルの位置を粗な等高線上の指定点として
入力する入力手段により入力されたデータを基
にデイスプレイDの平面上に等高線が等高線決定
手段Xによつて粗く形成される。等高線データ演
算手段C3は粗な等高線をメモリM内の基準デー
タ曲面より修正して等高線基本データが作成さ
れ、等高線表示手段Wは等高線をワーク上に表示
する。
実施例 本発明のシステム構成の全体を示す第5図にお
いて、10は三次元測定機を全体として示すもの
で、ベース12を有し、その上に測定すべきワー
クであるプレス14が設置される。キヤリツジ1
6上にキヤリヤ18があり、アタツチメント19
を介し、検知端又はペインタが後述のように交換
式に取付けられる。キヤリツジ16は紙面垂直方
向に、キヤリヤ18はキヤリツジ16上を図の左
右方向に、アタツチメント19はキヤリア18に
対して上下方向に夫々独立して動くことができ、
これによつて型の三次元的な測定又はペイントを
行うことができる。
22は、データの入力制御、三次元測定機の作
動制御、更にはデイスプレイ制御を行う主コンピ
ユータであつて、セントラルプロセシングユニツ
ト(CPU)24、リードオンリメモリ(ROM)
26、ランダムアクセスメモリ(RAM)28を
備えている。CPU24は回線30を介しインタ
フエース32に結線され、同インタフエース32
は三次元測定機10とCPU24との間の信号の
やり取りの制御を行う。CPU24はキーボード
等の入力装置34並びにカラーデイスプレイ36
に結線される。CUP24は更に磁気デイスク装
置などの外部記憶装置38に接続される。ROM
24内には後述のフローチヤートを実現する
CPU24の制御プログラムが格納されており、
同CPU24はこの制御プログラムに従つて、入
力装置34よりのデータの入力、三次元測定機1
0による型測定、カラーデイスプレイ36による
偏差の等高線表示、更には三次元測定機10によ
る等高線ペイントが実行される。
主コンピユータ22に加えて副コンピユータ4
0が設けられ、同様にCPU42、ROM44、及
びRAM46より成る。CPU42は磁気デイスク
装置などの外部記憶装置48を備えている。副コ
ンピユータ40のCPU42はインタフエース5
0、回線52を介して主コンピユータ22の
CPU24に結線され、両コンピユータ間でデー
タの転送が可能になつている。ROM44には
CPU42の制御プログラムが格納される。CPU
42はこのプログラムに従つて、主コンピユータ
22とのデータのやり取りを行い、必要な演算を
実行し、結果は外部記憶装置48、又は、インタ
フエース50、回線52、及びCPU24を介し
て主コンピユータ22の外部記憶装置38に格納
される。
次に本発明における型の偏差の等高線表示の原
理を説明する。第6図における三次元座標系にお
いて200を製造すべき物品の原型となる形状
(マスター)とする。この曲面200上の各点p
はその座標x、y、zをもつて、その点pの曲率
は法線方向の単位ベクトル(面直ベクトル)Nの
各成分i、j、kをもつて、夫々特定することが
できる。この物品が自動車の部品とすれば、形状
は自動車の外観上又はボデイの設計上から決るも
のである。当節はこのような設計は電子計算機を
利用して行われる。いずれにしても、自動車の外
観上又はボデイ上の設計に基づいて、ある部品を
プレス成形する際にそのマスターとなるデータが
あり、これはコンピユータ中に格納されている。
第7図において、200はそのようなマスター
形状であり、200′は実際のワークとする。さ
て基準形状200とワーク形状200′との比較
であるが、その比較のためには両者の偏差を知る
必要がある。本発明では、基準形状200上の各
点p1,2,oに対して、面直方向にワーク形状20
0′との比較を行うという考え方を採用する。即
ち、三次元測定機上に設けた検知端20を基準デ
ータ形状200上の各点(例えばp1)につき面直
ベクトルNに沿つて駆動し、接触点u1の座標
(x′、y′、z′)を知る。この点u1の座標と、マスタ
ー形状上の点p1との座標とより偏差S1を計算す
る。例えば、点p1,u1の座標を二乗平均し、夫々
の点の原点に対する距離としてスカラー化し、そ
の差を偏差とする。即ち、偏差S1,S2,…Soは S1,2,o=√222−√′2+′2+′2 で表されることになる。
このようにして基準データ形状200上の各点
p1,2,oにつき面直方向における実際の形状20
0上の相当点u1,2,oに対する偏差が計算される。
各点で計算された偏差は曲面の所定位置で、カラ
ーデイスプレイ36上にワーク外形線と共に表示
される(第8図)。次にカラーデイスプレイ上の
カーソルを対話的に操作することで、何点かの点
列m1,2,oを作成し、ラフな等高線(破線)を形
成する(第9図)。それからラフな等高線点列
m1,2,oを基準データ曲面を基に修正し、正しい
等高線点列t1,2,o(等高線基本データ)が作成さ
れる(第10図)。
その後、三次元測定機によつてこの等高線基本
データに従つて等高線ペイント作業が行われる
(第11図)。第12図はワーク上への実際のペイ
ント結果である。
以上本発明における型の偏差の等高線表示を大
まかに説明したので以下フローチヤートによつて
詳細に説明する。
第13−14図は基準データの出力及び入力ル
ーチンを略示するもので、入力装置34より所定
の入力コマンドが入ると、副コンピユータ40か
ら主コンピユータ22へのマスターデータの転送
が行われる。即ち、第6図に既に説明したよう
に、基準データは、そのデータが形成する曲面2
00上の各点p1,2,oにつき、その座標値(x、
y、z)と、面直ベクトルNの成分値(i、j、
k)とよりなつており、このような座標値と面直
ベクトルの成分値とは組合せになつて全点につき
記憶領域48aに格納済みになつている。入力コ
マンドがあると、第13図の300よりスタートし、
CPU24はインタフエース50にマスターデー
タの出力許可指令を出す(ステツプ301)。する
と、これが割込み許可指令となつて副コンピユー
タ40のCPU42は第14図の割り込みルーチ
ンを400より開始する。そして、401でCPU42
は基準データの1バイト分のデータをインタフエ
ース50に書き込みを行う。その書き込みが完了
すると、402でデータ読取許可指令がインタフエ
ース50に送られる。このデータ読取許可指令が
あると、主コンピユータ22のCPU24は第1
5図のルーチンを500で開始し、CPU24は502
のステツプでは、インタフエース50に書き込ま
れた基準データを読みとり、RAM28に格納す
る。その読取りが完了すると504でCPU24はイ
ンタフエース50に基準データ出力許可指令を出
す。すると第14図のルーチンが再び開始し、基
準データの次のバイト分のデータを出力する。
このように主コンピユータ22と副コンピユー
タ40とで基準データのやりとりをしながら、そ
の全点について、データ出力が完了すると第15
図の506の判定はYesとなり、プログラムは508の
ステツプに進み、CPU24はRAM28内の基準
データを外部記憶装置38の38aの領域に転送
する。
第16図はワークであるプレス型の測定ルーチ
ンを示す。第6図について既に説明したように、
ワークの測定は、基準データにおける各点
p1,2,oについて、面直方向に全点にわたつて行
われる。この測定コマンドが入ると、第16図の
600からルーチンが開始し、601ではCPU24は
三次元測定機10が測定可能であるかどうかイン
タフエース32の内容で判断する。測定可能がで
るまで待機し、Yesとなれば602に進む。602では
基準データ上のある一点(例えば第7図のp1)に
おける座標値(x、y、z)及び面直ベクトルN
の成分値(i、j、k)の取込みが行われる。次
の604では測定動作点の計算が行われる。即ち、
三次元測定機の検知端20は点q1よりマスター形
状の選定点p1における面直ベクトルN上の点q2
で一旦下降され、それから面直ベクトル方向にマ
スター形状200より内側の点q3を目指して駆動
され、プレス型200と接触後(点u1)、q4まで
上昇することで被測定物であるプレス型上の一点
p1の測定を完了する。このような一連の検知端2
0の各動作点q1−q2−q3−q4の計算が604のステ
ツプで行われることになる。
606では、604で計算された動作点q1−q2−q3
q4の順序で検知端20が動くような命令がインタ
フエース31を介して三次元測定機10に送り込
まれる。この命令が出されると、三次元測定機1
0は検知端20の前記したような動きを行い、最
終点q4まで来て停止する。検知端が第7図のu1
点に来ると、即ち、プレス型に接触すると、第1
6図の608の判定がYesとなり、610でそのときの
プレス型の座標(x′、y′、z′)がデータとして読
取られる。612のステツプでCPU24は読取られ
たデータを外部記憶装置38の第2記憶領域38
bに格納する。614のステツプではマスター形状
(第7図の200)の全ての点p1,2,o(x、y、
z)について上述の手順によるプレス型上への検
知端20の接触点(x′、y′、z′)の測定が完了し
たかどうか判定され、Yesであれば616でこのル
ーチンが終了する。
第17図はデイスプレイ画面上への偏差のカラ
ー表示ルーチンを示す。700でコマンドが入ると
実行が開始され、CPU24は外部記憶装置38
の記憶領域38aに転送ずみのワーク基準データ
におけるワークの外形線データがRAM28に取
り込まれる(ステツプ701)。次の702のステツプ
では、この取込まれた外形線データがデイスプレ
イ8の画面上の表示座標に対応したビデオRAM
アドレスに転送され、その結果第8図に示すよう
にワーク外形線が表示される。次の704のステツ
プでは、CPU24は、マスター形状200の一
点(例えば第7図P1)と、その面直ベクトルN1
の方向の対応したワーク形状200′の一点(例
えば第7図u1)との座標データとが取り込まれ
る。次に706のステツプは点p1とu1との座標値の
差分が二乗平均値の差S1としてスカラー化され
る。次の708では、この差分S1の大小に応じて偏
差の大小を表わす色データに変換される。例えば
偏差の大小に応じて赤→黄→緑等の色分けを行う
のである。710のステツプではその色データが
RAM28の色データ領域にセツトされる。
RAM28の当該領域は、デイスプレイ画面の表
示座標の色に対応し、RAM28に所定値がセツ
トされることで、その色が第8図のように表示さ
れることになる。720ではマスターデータの全点
p1,2,oについて偏差計算と色表示が繰り返され
全点完了と判定されればこのルーチンは終了とな
る。
第18図は、作業者とコンピユータとの対話形
式によるデイスプレイ画面上への粗な等高線の表
示ルーチンを示す。800で、実行開始コマンドが
キーボード34より入力されるとこのルーチンが
実行に入り、802ではデイスプレイ画面上にカー
ソルが表示される。804のステツプではCPU24
はキーボード34のカーソル移動キーが押されて
いるか否か判定し、Yesの場合は806に進みカー
ソルを所定方向に移動させるため、これに必要な
モニタルーチンに飛ぶ。その間作業者はデイスプ
レイ画面を見ながらカーソルを画面上の色の境界
に沿つて第9図の破線のように動かし、粗な等高
線が画面上に表示される。(図中■は例えば赤、
□\は黄、□/は緑、□×は青であり、夫々が偏差の大
小を表わす)。このようなカーソル移動による作
業者とコンピユータとの対話的な等高線表示中
に、作業者は等高線を作成するための点列
m1,2,oを指示する。即ち、第18図のステツプ
806において、そのような点列の一つとして採用
すると作業者が判断した場合、キーボード34上
の所定キーが押され、Yesと判定される。すると
808にプログラムは進み、その点(たとえばm1
の座標(x、y)がRAM28に格納される。
810のステツプでは画面上の全必要点につき点列
m1,2,oが作成されたかどうか判定されYesであ
れば、812に進み、その点列m1,2,oを結ぶ第9図
の破線のような等高線の表示が行われる。814の
ステツプでは、その画面上の等高線の各線分が、
三次元測定機10でワーク14上にペイント可能
な短い線分に分割され、その分割点の座標が計算
され、RAM28に一旦保持される。全分割点に
ついて座標の計算が行われると、この計算結果を
サブコンピユータ40に転送するため、816のス
テツプでCPU24はインタフエース50にデー
タの読取許可指令を出す。副コンピユータ40は
第15図と類似の手法でデータ受取を行い、主コ
ンピユータ22は全データの出力を行う(ステツ
プ818)。そのデータは副コンピユータ40の
RAM46に格納される。
第19図は、副コンピユータ40での等高線基
本データの計算ルーチンを示す。900で副コンピ
ユータ40のCPU42はルーチンの実行を開始
し、902でCPU42は外部記憶装置48の記憶領
域48aに格納されている基準形状データの取込
が行われる。904以下のステツプでは、第18図
のルーチンで形成されたデイスプレイ画面上での
粗い等高線より基準形状曲面によつて修正された
精密な等高線基準データが計算される。即ち、デ
イスプレイ画面上の等高線はx、y平面上で得ら
れたものであり、z座標は不正確である。デイス
プレイ画面より第18図のルーチンで得られた点
列m1,2,oは基準データによつて構成される真の
曲面200に対しz方向については第10図のよ
うに外れている。第19図の904のステツプでは、
点列のうちの一つの点よりz方向の直線eが計算
される。906のステツプではその直線eと曲面2
00との交点t1,2,oの座標が計算され、この座標
値をもつて真の等高線の分割点の座標とする。
908のステツプでは点列m1,2,oの全点について修
正が完了したか否か判定される。その後、このよ
うにして計算された等高線基本データを主コンピ
ユータ22に転送するため、910でインタフエー
ス50にデータの読取許可指令が書き込まれ、メ
インコンピユータ22からの読取許可指令を受け
取り、前の第13−15図で述べたと同様なデー
タ転送が行われ(912)、等高線基本データは外部
記憶装置38の記憶領域38cに格納される。
第20図はワーク上への等高線のペイントのた
めのNCデータの作成ルーチンを示す。そのため
のコマンドがキーボード36より入力されると、
ステツプ1000よりルーチンが実行に入り、1002で
は、ペイント開始点(例えば第11図のt0を開始
点とする)の座標が入力され、1004では、外部記
憶装置38の記憶領域38bの等高線基本データ
の読み込みが行われRAM28に格納される。
1006ではCPU24は等高線ペイント用のNC情報
の計算を行う。即ち、第11図において、第1点
目t1については、ペイント開始点t0から等高線基
本データの第1点目t1までの移動量L1、L2を計算
し、第2点目t2以降については直前の点からの移
動量LがNC情報として計算されこれは全点につ
いて繰り返される(1008)。このようにして計算
されたNC情報は外部記憶装置38の記憶領域3
8dに格納される(ステツプ1010)。
第21図は等高線ペイントのためのルーチンを
示す。1100でペイント指令が入力装置36より与
えられると、CPU24は1101のステツプで、三
次元測定機10よりNCデータの受取可能指令が
出ているか否か判定し、Noであればループに入
る。Yesと判定されると、1102に進み記憶装置3
8の記憶領域38dに格納されている等高線ペイ
ントNC情報を順次読み出す(1102)。次の1104
のステツプでは、CPU24はその読み出した情
報をインタフエース32を介して三次元測定機1
0に伝送する。三次元測定機10には測定端の代
りにペイント装置が取付けられてあり、伝達され
たNC情報に基づいてワーク14の面上に等高線
ペイント処理が行われる。これは、NC情報記憶
領域38dに格納されているNC情報がなくなる
まで行われる(1106)。ペイントされたワークの
状態が第12図に示される。
ワークの偏差の等高線表示が完了後作業者はワ
ーク上のペイントの色をみながら、その色に応じ
た深さの研削作業を行う。研削後、上述の等高線
表示プロセスが繰り返され、偏差が許容範囲以下
とされる。
発明の効果 ワークの基準形状データと実測データとの偏差
に応じてデイスプレイ上にカラー表示を行い、作
業者がコンピユータと対話的に等高線を引き、そ
れによつて正確な等高線を計算し、ワーク上に等
高線をペイント表示することで、作業者は必要研
削量を直ちに知ることができ、その熟練度に係わ
らず、短時間で必要な精度の型仕上げを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す概略図、第2図か
ら第4図は従来の仕上げ方法を説明する概略斜視
図、第5図は本発明の実施例におけるコンピユー
タシステム概略図、第6図は基準データの構成を
説明する図、第7図はワークの測定原理を示す
図、第8図はデイスプレイ上への偏差のカラー表
示の一例を説明する図、第9図は対話手法による
デイスプレイ上への等高線形式を説明する図、第
10図は粗い等高線より基準データ曲面を基に修
正された等高線基本データを得る方法を説明する
図、第11図は等高線ペイントのためのNCデー
タの作成方法を説明する図、第12図は等高線を
ワーク上にペイントした結果を示す図、第13図
から第21図は本発明のソフトウエア構成を説明
するフローチヤート図。 10……三次元測定機、14……ワーク(凸
部)、22……主コンピユータ、34……キーボ
ード、36……カラーデイスプレイ、38……外
部記憶装置、40……副コンピユータ、48……
外部記憶装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 仕上げるべきワークの基準形状データを記憶
    しておくと共に、そのワークの形状を実測し、基
    準形状データと実測データとの偏差を演算し、該
    偏差に応じた色をデイスプレイ上に表示し、この
    デイスプレイ上の色表示に基きデイスプレイ上に
    おいてカーソルを移動させ、このカーソルの位置
    を入力指示することにより粗な等高線を決定する
    とともにこの等高線をデイスプレイ上に表示し、
    その粗な等高線より基準データ形状曲面に基づい
    て修正された等高線基本データを作成し、該等高
    線データよりワーク上に等高線を表示することよ
    り成るワークの偏差表示方法。 2 以下の諸要素より成るワークの偏差表示装
    置、 イ ワークの基準データを格納しておくメモリ手
    段、 ロ ワークの実測を行いその形状データを測定す
    る手段、 ハ 基準データと実測データとの偏差を演算する
    手段、 ニ 該偏差に応じた色データを演算する手段、 ホ 該色データに応じた色をワークの曲面上の位
    置に応じて表示するデイスプレイ装置、 ヘ デイスプレイ上のカーソルを所望に移動させ
    るカーソル移動手段、 ト デイスプレイ上のカーソルの位置を粗な等高
    線上の指定点として入力する手段、 チ 指定点を結ぶ粗な等高線をデイスプレイ平面
    上に表示する手段、 リ その粗な等高線より、基準データ形状曲面に
    基づいて修正された等高線基本データを演算す
    る手段、 ヌ その等高線基本データに基づきワーク上に等
    高線を表示する手段。
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