JPS63273907A - 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム - Google Patents

産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム

Info

Publication number
JPS63273907A
JPS63273907A JP11018187A JP11018187A JPS63273907A JP S63273907 A JPS63273907 A JP S63273907A JP 11018187 A JP11018187 A JP 11018187A JP 11018187 A JP11018187 A JP 11018187A JP S63273907 A JPS63273907 A JP S63273907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
teaching
teaching data
data
editing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11018187A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Fukai
深井 直樹
Naoji Yamaoka
直次 山岡
Hirobumi Miyazaki
博文 宮崎
Hidetaka Nose
野瀬 英高
Kazuhiro Kawabata
川端 和弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11018187A priority Critical patent/JPS63273907A/ja
Publication of JPS63273907A publication Critical patent/JPS63273907A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は溶接ロボット等の産業用ロボットのティーチン
グデータ作成システムに関し、一層詳細には、コンピュ
ータ支援設計システム(CADシステム)等を用いてロ
ボットや被加工物の形状、ロボットの動作をシミュレー
ションしつつ作成したティーチングデータを実機、すな
わち、該ティーチングデータが適用される実際のロボッ
トに合わせて編集することの出来る編集装置を備えたテ
ィーチングデータ作成システムに関するものであり、特
に、該編集装置をCADシステムとは別個の独立した装
置としたオフラインのティーチングデータ作成システム
に関する。
[発明の背景] 近年、産業用ロボットの発達に伴い、各種の分野におい
て自動化が進められており、特に、自動車等の組立、製
造ラインにおいて熔接ロボットをはじめ各種の産業用ロ
ボットが使用されている。この場合、多用な車種や頻繁
に行われるモデルチェンジに対応するため、汎用性、即
応性のあるロボットシステムが望まれている。
然しなから、このような要求に対して、各ロボットに所
定の動作を行わせるためのティーチングデータの作成時
において種々の不都合が存在している。
すなわち、ロボットのティーチングにおいては、ロボソ
1−アームを実際に動かして作業位置まで移動し、教示
者の目視判断によりその作業位置が望ましい位置である
と判断した場合にティーチングボックスを操作してティ
ーチングを行う方法が一般的である。この場合、ティー
チング作業は非常に工数が多いために時間のかかる欠点
があり、また、教示者の目視判断を要するため経験的な
熟練を必要とし、汎用性、即応性に乏しいという欠点が
指摘されている。
そこで、最近、コンピュータ技術の発達によりコンピュ
ータを用いた支援設計システム(CADシステム:コン
ピュータ支援設計システム)を用いたティーチングが行
われつつある。このCADシステムによるティーチング
では予め定めた座標系においてロボットアームの形状、
工具の種類、被加工物の形状を記憶させ、これらのデー
タに基づいてグラフィックディスプレイ上にロボットア
ーム、被加工物等を表示する。
そして、前記グラフィックディスプレイに対してライト
ペン等の会話型入力手段によって所望の位置を指定し、
ロボットアーム等の動きをシミュレーションしつつ作業
点を教示するものであり、例えば、この種の技術的思想
は特開昭筒59−52304号公報、同第60−956
05号公報等に開示されている。
然しなから、前記のようなCADシステムによるティー
チングデータの作成においては、CADシステムから出
力されるティーチングデータのデータ形式は対象とする
ロボットの使用言語に基づくデータ形式と一致させる必
要があり、他の異なるデータ形式のロボットや新たに製
造ラインに導入される新機種ロボット等に同一のティー
チングデータを適用することは出来ず、結局、各ロボッ
ト毎にCADシステムを用いてロボット動作をシミュレ
ーションしつつティーチングデータを作成せざるを得な
いという煩雑さが生じている。
また、CADシステムによって作成したティーチングデ
ータは、いわば理想状態でのロボットの動作シミュレー
ションに基づいており、製造現場に設置された実際のロ
ボット、すなわち、実機においては設置位置誤差による
座標系の誤差や被加工物自体の形状誤差や隣接するロボ
ット同士の相互干渉によって修正を必要とする場合が多
く、治工具等の設計変更が必要となることも少なくない
従って、CAD′システムによって作成されたティーチ
ングデータは、製造現場で実際にロボットに入力され、
このティーチングデータによって動作させた際のズレに
よる偏差を測定してティーチングデータの修正量を再度
CADシステムに入力して最終的なティーチングデータ
を得る等の確認、修正作業が不可欠であり、工数の増大
の原因となっていた。さらに、ティーチングポイントの
追加や削除等が必要になった場合にも、同様に再度CA
Dシステムに入力して行うことが必要であった。
そして、一般に、CADシステムは設計部門に置かれる
のに対して各ロボットは工場等の製造現場に設置されて
いるものであり、前記のようなティーチングデータの確
認、修正あるいは実機に入力して実際の製造等の過程で
発見される誤差の調整等の作業が現場で簡単に行えない
という不都合が生じていた。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、産業用ロボットのティーチングデータ作成にお
いて、CADシステム(コンピュータ支援設計システム
)を用いて作成したティーチングデータに対してロボッ
トに対応した所望の編集が前記CADシステムとは独立
した編集装置によってオフラインで行うためのものであ
って、この編集装置によって゛CADCADシステム力
されたティーチングデータの形式を当該ティーチングデ
ータが適用されるロボットに対応したデータ形式に変換
したり、ロボットの設置による座標系のズレの修正やテ
ィーチングポイント等の追加、削除、修正等が現場で容
易に行い得るようにし、汎用性、即応性に優れた産業用
ロボットのティーチングデータ作成を行えるようにする
ことを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はロボットおよび
/または被加工物に関するデータを蓄積し、グラフィッ
クディスプレイ上に前記ロボットおよび前記被加工物を
表示し、入力手段により前記グラフィックディスプレイ
上の所望のポイントを指示してティーチングデータを作
成するCADシステムと、前記CADシステムとは独立
して設けられロボットコントローラを介して所望のロボ
ットと結合可能な編集装置とを備え、前記編集装置は前
記CADシステムより出力された前記ティーチングデー
タであって、前記各ポイントの基準座標系における座標
値とオイラー角として出力されたティーチングデータフ
ォーマットを、前記基準座標系における座標値と、手首
角度情報にフォーマット変換することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る産業用ロボットのティーチングデー
タ作成システムについて好適な実施態様を挙げ、添付の
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係る産業用ロボットのティーチングデ
ータ作成システムの構成を示すブロック図である。
この場合、参照符号2はコンピュータ支援設計システム
(CADシステム)を示し、中央処理装置12、グラフ
ィック処理装置14およびグラフィックディスプレイ1
6を含む、このCADシステム2では予め定められた座
標系でロボットアーム等の形状、工具、治具の種類、被
加工物の形状等を入力し、記憶手段に記憶し、これらの
データに基づいてグラフィックディスプレイ16にロボ
ットアーム、被加工物等を表示し、入力手段によって所
望の位置を指定してティーチングポイントを定めていく
ことによりティーチングデータを作成する。なお、当該
CADシステム2は一般的に知られている三次元形状定
義機能、ロボット動作のシミュレーション機能、設計、
製図機能等を備えている。
上記機能により会話形式でロボットや治具、工具等の三
次元モデリング、被加工物の三次元モデリング、ロボッ
ト動作のシミュレーションおよび治工具や隣接ロボット
、被加工物との干渉チェック、ロボットの各関節の角度
情報および/またはティーチングポイントの座標値とオ
イラー角等で表されるティーチングデータ、すなわち、
ロボットの作業プログラムの出力、治工具等の設計、製
図等の処理が可能となる。
参照符号18はメニュー選択、画面指示等のためのタブ
レットカーソル装置、参照符号20は文字、数値入力の
ためのキーボード装置、参照符号22はファンクション
切り換えのためのプログラム鍵盤装置、参照符号24は
画像の拡大、縮小、スクロール、回転等のためのダイヤ
ル装置である。また、参照符号26はロボットに関する
形状データ等の登録、格納用ファイル、参照符号28は
ワーク、すなわち、被加工物の形状データ等の登録、格
納用ファイル、参照符号30は設備に関するデータの登
録、格納用ファイル、参照符号32はティーチングデー
タ(作業プログラムTASK)の格納用ファイルであり
、参照符号34はティーチングデータ(TASK)の出
力装置、参照符号36はティーチングデータが出力され
るフロッピィディスク等の記録手段である。
参照符号4は前記CADシステム2とは独立に設けられ
る編集装置であって、ロボットコントローラ6を介して
所望のロボット8と結合可能に構成され、CADシステ
ム2から出力されたティーチングデータをフロッピィデ
ィクス36を媒体として授受する。この編集装置4はマ
イクロコンピュータ等の演算処理および入出力制御装置
38、ディスプレイ40および命令入力のためのマウス
装置42からなり、文字、数値入力のためのキーボード
装置44が接続されている。
編集袋W4はCADシステム2より出力されたティーチ
ングデータを所望のロボット8に合致するデータフォー
マットに変換するフォーマント変換、ティーチングデー
タの追加、削除、変更等の修正、後述する立体シフト演
算、ティーチングデー汐(作業プログラムTASK)の
ロボットコントローラ6に対する送受信、ティーチング
データのバックアップ(保存)等の機能を有する。この
場合、フォーマット変換、修正の他、立体シフト演算に
よってCADシステム2により理想環境で作成されたテ
ィーチングデータはロボットの作業現場における実際環
境に対する誤差補正のため送受信機能によりロボットコ
ントローラ6と当該編集装置4との間で授受される。ま
た、このティーチングデータは記憶媒体に作業プログラ
ムTASKとしてセーブされ、バックアップファイルが
作成され、あるいはロボットコントローラに接続された
ティーチングボックス46によってさらに現場で発見さ
れたティーチングデータの不具合が微修正される。
CADシステム2と編集装置4とはフロッピィディスク
36を媒体としてティーチングデータの授受を行う独立
した装置として構成されており、編集装置4を現場に設
置することによりCADシステムで作成されたティーチ
ングデータを容易に現場で調整することが出来る。
本実施態様に係るティーチングデータ作成システムは概
略以上のように構成されるものであり、次にティーチン
グデータの作成に係る処理手順および作用効果について
説明する。
第2図はCADシステム2におけるティーチングデータ
作成手順を示す処理フローである。
ティーチングデータの作成にあたっては、先ず、シミュ
レーション対象となる設備がファイル30に登録済みで
あるか否かを調べ、若し、登録されていなければ三次元
モデルとして新たにファイル30に登録する(STPI
)。同様に、ティ−チングデータ作成の対象となる使用
したいロボットがファイル26に登録済みであるが否が
を調べ、若し、登録されていなければ三次元モデルとし
て新たにファイル26に登録する(SrF2)。また、
前記ロボットによって加工すべき被加工物(ワーク)が
ファイル28に登録済みであるか否かを調べ、若し、登
録されていなければ三次元モデルとして新たにファイル
28に登録する (SrF3)。
次に、加工において使用する治工具、例えば、溶接ロボ
ットにおける溶接作業であれば、溶接ガンやワークの押
え治具等が既に登録されているか否かを調べ、若し、登
録されていなければ、前述した場合と同様に、新たに三
次元モデルとして設計し登録する(SrF2)。この場
合、必要に応じてステップ1乃至ステップ3において既
に登録された設備、ロボット、被加工物(ワーク)等の
データを使用する。
以上の準備作業が完了すると、ステップ5において、前
記ファイル26乃至30から設備、ロボット、被加工物
(ワーク)、治工具等の組み合わせを入力指示し、シミ
ュレーションすべき対象を決定し、グラフィックディス
プレイ16に表示させシミュレーション環境を作成する
。次いで、被加工物上の作業点(例えば、溶接作業にお
いては溶接ポイント)をタブレットカーソル装置18に
より指示し、該ポイントを座標値(x。
y、z)で表し教示点を作成しく5TP6)、ロボット
の姿勢を決めるためのベクトルを上記教示点を始点とし
て作成する(SrF7)。
次いで、ロボットの先端(トーチ先端)のポイント、姿
勢ベクトル、ワークの溶接点、姿勢決定ベクトルを夫々
タブレットカーソル装置18でティーチング指示する(
SrF8.5TP9)。
以上の操作により1つの教示点に関するデータが作成さ
れると、中央処理装置12により動作シミュレーション
が行われ、ロボットが画面上で動き結果が表示される(
STPIO)。ここで、作業者はグラフィックディスプ
レイ16上におけるロボットの表示方向を変えることで
目視によるチェックを行い、ロボットの姿勢が最適であ
るか否か、ロボットと治具、ワーク間の干渉(接触等)
の有無等を確認しく5TPII、12)、場合によって
はステップ4に戻り治具等の変更を行う。
ステップ11、ステップ12によりロボットの姿勢、干
渉の有無が確認され1つの教示点のティーチングが完了
すると、ステップ6に戻り次の教示点の入力指示が行わ
れる。なお、全作業点についてのティーチングが完了す
るまでこの操作が繰り返される( S T P 13)
以上の処理、すなわち、動作シミュレーションの段取り
、ティーチングデータ(作業プログラムTASK)を作
成する前の事前干渉チェックおよび治具等の不具合の検
討作業は各作業点の各々について行われる。これらが全
作業点について完了すると、各作業点を効率よ(継いで
一連のティーチングデータ(作業プログラムTASK)
を構成する処理に移る。
先ず、ステップ14において、キーボード装置20を用
いてロボットの動作モードやスピードの入力指示を行う
。動作モード/スピード指定には、例えば、リンク動作
指示(LNK/**)、直線補間動作指示(LIN/*
***) 、円弧動作指示(CIR/****)がある
リンク動作指示LNKはロボットを関節系動作で移動さ
せるものであり、**は動作させる場合の速度指定値で
ある。この場合、所定の指示値を入力することにより予
めロボットコントローラ内に設定されている速度テーブ
ルを参照して指示された速度で動作する。直線補間動作
指示LINはロボットを直線動作させるものであり、*
***は動作速度指定値である。円弧動作指示CIRは
ロボットを円弧動作させるものであり、****は動作
速度指定値である。
次に、ステップ15およびステップ16ではステップ6
乃至ステップ9で行ったと同じ操作で1つの作業点のテ
ィーチングを行う。なお、ロボ、71・に停止時間を設
けたい場合には、ステップ17においてキーボード装置
20から待ち時間指示(TIMER/***)を入力す
る。ここで、***は待ち時間指定値である。教示した
ポイントが、例えば、溶接開始点あるいは溶接終了点で
あれば、ステップ18においてロボットコントローラに
設定されている作業条件、すなわち、溶接条件番号とア
ークオン(ARCON/**)またはアークオフ(AR
COFF/**)の指令をキーボード装置より入力する
。**は溶接条件番号であり予めロボットコントローラ
内に設定しである数値で指示する。
上記の操作を教示したい教示点について順次繰り返し、
一連の教示点とそれらの間の動作モード、スピード、作
業条件等、ロボットの動作条件を示すインストラクショ
ン情報を同時に指示していき、連続したティーチングデ
ータ(作業プログラムTA S K)の作成が終了する
(STP19.5TP20)。そして、ステップ21に
おいてフロッピィディスク36に1亥ティーチングデー
タを出力する。
以上の処理によってCADシステム2により作成されフ
ロッピィディスク36に出力されたティーチングデータ
(作業プログラムTA S K)は、現場に設置された
編集装置4に供給され、実際の作業を行うロボット8に
対応するフォーマットのデータ形式にフォーマット変換
され、あるいは個々のロボット8に応じた修正が行われ
る。
第3図はこの&I築装置4における作業手順を示す処理
フローである。
先ず、CADシステム2から出力されたティーチングデ
ータ(作業プログラムTASK)の格納されたフロッピ
ィディスク36が編集装置4に挿入され読み込まれる(
STP22)、次に、ステップ23において、ティーチ
ングデータが適用されるべきロボットの固有のデータフ
ォーマットに変換される。
CADシステムにより作成されたティーチングデータは
先に説明したように、各作業点を示すデータ、動作モー
ド/スピード(リンク動作、直線補間動作、円弧動作)
および待ち時間情報、作業条件等であり、次の2種類の
いずれかのデータ形式で出力されている。
すなわち、第1の形式はジヨイントポジション形式(J
OINT PO5ITION)であり、ロボットの位置
を各関節の角度情報として表す。編集装置4は、この形
式のデータの場合には各関節の角度情報を基にロボット
が実際にその位置まで移動するための各軸筋の駆動パル
ス数情報にフォーマット変換する。
第2の形式はカーティシアンポジション形式(CART
ESIAN PO5ITION)であり、ロボットの位
置を該ロボットの基準座標系における座標値(例えば、
直交座標系ではX+  ’l+  2’)とオイラー角
として表す。編集装置4は、この形式のデータの場合に
は座標値(x+  y+  z)とオイラー角とをロボ
ット固有の座標系データに変換する。
すなわち、座標値(x+  y+  z)はそのままで
、オイラー角を手首角度にフォーマット変換する。
次に、ステップ24において、ロボット設備に固有の立
体シフト演算を行う。ここでいう立体シフト演算とは次
のようなものである。すなわち、CADシステム2によ
り作成されるティーチングデータは理想的環境でシミュ
レーションされ理想値として作成されるが、このデータ
が適用されるロボットは工場等の実際の作業環境に設置
されるものであり、各ロボット毎に固有の設置誤差や構
造上の偏差等が生じる。従って、各ロボット毎に固有の
補正量をもって、CADシステム2から作成されたティ
ーチングデータの修正を行うことが必要となる。
本発明に係る編集装置は、予め、第4図を用いて後述す
る如き方法で作成した各設備中の各ロボットに対応して
夫々求められた補正量を立体シフト演算マトリックスと
して蓄積しておき、この立体シフト演算マトリックスか
らティーチングデータの修正値を算出するものである。
第4図はこの立体シフト演算マトリックスの作成手順を
示す処理フローである。
先ず、CADシステム2において、ステップAで対象と
するロボットの作動範囲内の立体シフト演算の基準とな
る3点を定めてティーチングデータを作成する(この作
成手順は前述と同、 様の方法で行う)。このデータを
ティーチングデータ(作業プログラムTASK)として
作成し、フロッピィディスクに出力しておく  (ST
PBSSTPC)。ここまではCADシステム2で通常
のティーチングデータの作成と同様に行われ、例えば、
Aという工場設備にロボットが計4台設置されていれば
、夫々についてこの操作および以下の作業が行われる。
次に、ステップDにおいて、対象となるロボットの実機
でロボットコントローラ6、ティーチングボックス46
を用いて前記の3点に対応する3点のティーチングデー
タを従来行われているマニュアル操作で作成する。
ステップEにおいて、編集装置4は実機で作成されたテ
ィーチングデータTASK(ロ)を受信すると、CAD
システム2において作成されたティーチングデータT 
A S K (()と前記TASK(ロ)とから立体シ
フト演算マトリックスを算出しく5TPF) 、これを
フロッピィディスク等の記録媒体に格納しておく (S
TPG)。
この操作はロボットの設置時に一度行っておけばよく、
通常の作業においては、第3図のステップ24で各ロボ
ット毎に対応する立体シフト演算マトリックスを記録媒
体から読み出し、これに基づいて演算を行いティーチン
グデータの修正を行うだけでよい。
このようにして修正されたティーチングデータは、ステ
ップ25において、フロッピィディスク36に格納され
ると共にロボットコントローラ6に送信される(STP
26)。これは、ロボットコントローラ6、ロボット8
に連結されたティーチングボックス46を用いて実際に
ロボット8を動作させてティーチングデータの微修正を
行うためであり、前述の立体シフト演算では修正しきれ
なかった微小な誤差を修正するものである。この処理は
被加工物を実際に所定ロフト流した時に発見される誤差
を修正する段階で行うことが出来る(STP27)。
この修正作業は従来から行われているティーチングボッ
クスを用いたマニュアル作業と同様である。編集装置4
より送られたティーチングデータTASKをJOBプロ
グラムとして割り当て、ロボットがJOBプログラムに
応じて動作を実行出来るようにした後、ティーチモード
としてティーチングボックス46にてJOBプログラム
を1ステツプずつ送って動作確認を行う。
変更修正したいステップがあれば、ティーチングボック
ス46より各軸の修正したい方向を微調整し変更キーを
押した後、レコードキーを押して変更、修正値を記憶し
、これを全ステップについて実行すればよい。なお、上
記ステップ27で修正されたティーチングデータはマス
クデータとして再び編集装置4で受信され、バンクアッ
プファイルとして格納される (STP2B)。
編集装置4は上記ティーチングボックス46による微修
正機能の他に、ティーチングポイントの追加、削除、変
更や作業条件の変更等の処理をティーチングデータに対
して施すことが出来る。第5図はこの修正、変更の作業
手順を示す図である。
先ず、ステップHにおいて、ティーチングデータ(作業
プログラムTASK)の修正、変更等の編集作業が必要
となった場合、対象のティーチングデータが編集装置4
内のフロッピィディスク等のバックアンプファイル中に
存在するか否かが調べられる。存在しなければロボット
コントローラ6をスレーブモードとし、対象となるティ
ーチングデータ (作業プログラムTASK)を編集装
置4に読み込む(STPI)。
次いで、追加、削除、修正、条件変更等の指示を行い(
STPJ)、iI集作業が完了した後バンクアップファ
イル中に格納しく5TPK)、ステ77’Lにおいてロ
ボットコントローラに変更、修正済のティーチングデー
タ(作業プログラムTASK)を送信する。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明に係る産業用ロボットのテ
ィーチングデータ作成システムは、CADシステムを用
いて作成したティーチングデータに対して前記CADシ
ステムとは独立に設けられ、ロボットコントローラを介
してロボットに結合可能な編集装置を備え、この編集装
置によって、前記CADシステムにより作成されたティ
ーチングデータの形式を当該ティーチングデータが適用
されるロボットに対応したティーチングフォーマットに
変換し、ティーチングポイント等の追加、削除、修正、
変更を行いあるいはロボットの設置環境に基づく座標系
のズレ等によるティーチングデータの偏差の補正を行う
ものである。
従って、CADシステムとは独立の編集装置を実際にテ
ィーチングデータが適用されるロボットの設置された製
造工場等の現場に設置することが出来、この編集装置に
よってCADシステムで作成されたティーチングデータ
をロボットに対応したデータフォーマットにフォーマッ
ト変換することが出来、ロボットが新機種に変更された
場合あるいは異なるデータ形式のロボットに変更された
場合でも編集装置のフォーマット変換プログラムを変更
すればよく、汎用性、即応性に優れたシステムが提供出
来る利点を有する。また、編集装置においてティーチン
グデータの追加、削除、変更等の修正が行え、修正の必
要が生ずる都度CADシステムにより作業を行って新た
なティーチングデータを作成する必要がなくなると共に
、作業工数、作業時間の増大を招くことがなく、この面
での即応性にも優れている。また、修正結果を直ちにロ
ボットに返して現場での動作確認を速やかに行うことが
出来る効果が得られる。
本発明によれば、さらに、CADシステムによって作成
された理想的ティーチングデータと、実際のロボットの
設置誤差等に基づく偏差とを、予め、立体シフト演算マ
トリックスとして求めておき、編集装置において、この
演算マトリックスを用いて演算し、修正されたティーチ
ングデータとして得ることが出来、ティーチングデータ
の実機に合わせての修正のための作業工数を著しく削減
し得るという効果を奏する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る産業用ロボットのティーチングデ
ータ作成システムの構成ブロック図、第2図は第1図に
おけるCADシステムによるティーチングデータ作成手
順を示す処理フロ第3図は編集装置における作業手順を
示す処理フロー、 第4図はロボット毎の立体シフト演算マトリックスの作
成手順を示す処理フロー、 第5図はティーチングデータの修正、変更等の作業手順
を示す処理フローである。 2・・・CADシステム  4・・・編集装置6・・・
ロボットコントローラ 8・・・ロボット12・・・中央処理装置14・・・グ
ラフィック処理装置 16・・・グラフィックディスプレイ 26.28.30.32・・・ファイル36・・・フロ
ッピィディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロボットおよび/または被加工物に関するデータ
    を蓄積し、グラフィックディスプレイ上に前記ロボット
    および前記被加工物を表示し、入力手段により前記グラ
    フィックディスプレイ上の所望のポイントを指示してテ
    ィーチングデータを作成するCADシステムと、前記C
    ADシステムとは独立して設けられロボットコントロー
    ラを介して所望のロボットと結合可能な編集装置とを備
    え、前記編集装置は前記CADシステムより出力された
    前記ティーチングデータであって、前記各ポイントの基
    準座標系における座標値とオイラー角として出力された
    ティーチングデータフォーマットを、前記基準座標系に
    おける座標値と、手首角度情報にフォーマット変換する
    ことを特徴とする産業用ロボットのティーチングデータ
    作成システム。
JP11018187A 1987-05-06 1987-05-06 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム Pending JPS63273907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018187A JPS63273907A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018187A JPS63273907A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63273907A true JPS63273907A (ja) 1988-11-11

Family

ID=14529099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11018187A Pending JPS63273907A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63273907A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04268607A (ja) * 1991-02-25 1992-09-24 Matsushita Electric Works Ltd ロボットのオフライン教示方法
JPH1024372A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Kobe Steel Ltd 溶接ロボット教示装置
KR102096897B1 (ko) * 2018-12-31 2020-04-03 (주) 엠엔비젼 3d 도면 파일을 이용하여 로봇 제어에 필요한 자동 티칭 시스템 및 티칭 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145306A (ja) * 1984-08-09 1986-03-05 Kobe Steel Ltd 多関節型ロボツトの制御システム
JPS6179589A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 株式会社東芝 ロボツト運転装置
JPS61160108A (ja) * 1985-01-07 1986-07-19 Yamazaki Mazak Corp 数値制御工作機械における加工制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145306A (ja) * 1984-08-09 1986-03-05 Kobe Steel Ltd 多関節型ロボツトの制御システム
JPS6179589A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 株式会社東芝 ロボツト運転装置
JPS61160108A (ja) * 1985-01-07 1986-07-19 Yamazaki Mazak Corp 数値制御工作機械における加工制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04268607A (ja) * 1991-02-25 1992-09-24 Matsushita Electric Works Ltd ロボットのオフライン教示方法
JPH1024372A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Kobe Steel Ltd 溶接ロボット教示装置
KR102096897B1 (ko) * 2018-12-31 2020-04-03 (주) 엠엔비젼 3d 도면 파일을 이용하여 로봇 제어에 필요한 자동 티칭 시스템 및 티칭 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1936458B1 (en) Device, method, program and recording medium for robot offline programming
EP1527850B1 (en) Simulation apparatus
EP1777600B1 (en) Offline teaching apparatus for robot
JP4621641B2 (ja) ロボット教示用cad装置及びロボット教示方法
GB2473129A (en) Off-line robot teaching method
JP2003114706A (ja) 多関節汎用ロボットモデルの表示システム
JP7022260B1 (ja) 数値制御システム
JP3596581B2 (ja) オフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法
JPS63273907A (ja) 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム
JPS63273906A (ja) 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム
JP2540326B2 (ja) 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成方式
JPS63273908A (ja) 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム
JPS63273905A (ja) 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム
JPH08286722A (ja) Cadデータ利用オフラインティーチング方法及びそのシステム
JPH0699377A (ja) ロボット軌道を教示するための方法
JPH10161719A (ja) 産業用ロボットのシステム構築シミュレーション装置
JP2517553B2 (ja) ロボツトのオフライン教示方法
JPH02137004A (ja) 工業用ロボット
JPH03288211A (ja) ハンドリングロボットのオフライン教示システム
JP2559081B2 (ja) ティーチングデータ作成方法および装置
JPH05289736A (ja) ロボットのオフライン教示方法
JP2841364B2 (ja) 加工装置の位置決め方法
JPH0319004A (ja) ロボットのオフラインティーチング方法
JPH04286004A (ja) 教示点データ作成装置
JP2002321057A (ja) 自動溶接装置用制御データ生成システム及び方法