JPH036500A - 1つの可変コンデンサマイクロホンを作る方法及び複数の可変コンデンサマイクロホンを形成する方法 - Google Patents

1つの可変コンデンサマイクロホンを作る方法及び複数の可変コンデンサマイクロホンを形成する方法

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JPH036500A
JPH036500A JP2127033A JP12703390A JPH036500A JP H036500 A JPH036500 A JP H036500A JP 2127033 A JP2127033 A JP 2127033A JP 12703390 A JP12703390 A JP 12703390A JP H036500 A JPH036500 A JP H036500A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロホン又はその他の変換器に使うのに
適したエレクトレットと共に、このようなエレクトレッ
トを作る方法及び装置に関する。
〔発明の背景〕
恒久的に分極した誘電体又はエレクトレットを使い外部
の高電圧の給電源を必要としないようにするコンデンサ
マイクロホンは当業界にはよく知られている。これ等の
マイクロホンは、寸法が小さく温度や湿度の変化に比較
的鈍感で高周波応答が長期にわたるので、民間の周波数
帯域のトランシーバ、軍用通信システム及び類似物に使
うのにとくに適している。このような電気マイクロホン
の1例はコー) (Cote )を発明者とする米国特
許筒4.443,666号明細書に示してちる。
前記した特許明細書に示しであるマイクロホンでは、絶
縁基体に、エレクトレットを支える金属電極を取付けで
ある。エレクトレットは、イー・アイ・デュ・ボン・ド
・ヌムーアズエンドカムパ= (E、■、du Pon
a de Nemours and Company 
)から商品名TF:FLONとして市販されている重合
体のようなフルオロカーボン重合体から成っている。
エレクトレットから成る間隔を隔てて配置され商品名M
YLARとして市販されているような金属被覆ポリエス
テルから成るダイヤスラムは、第2の電極として作用す
る。音響信号に応答するこの第2電極の振動により、こ
れ等の2つの電極の間の瞬間的変位の際に対応する変動
が起や、これ等の2つの電極間の電位差に瞬時の変動が
生ずる。この電位変動は、基体の他方の側に取付けた電
界効果トランジスタ(FET )のゲートに加わる。こ
のトランジスタは外部増幅システムに結合しである。
従来使われている製法では、所望の形状を持つ各別のエ
レクトレットを、TEFLON又はその他のフルオロカ
ーボン重合体から成る前もって分極したシートから切断
し、基板に支えた電極に接着する。これに次いでエレク
トレットマイクロホンの部品を組立てる。この普通の方
法により作られたエレクトレットは、とくに湿気のある
環境では比較的短い時限後に放電しやすいことが分って
いる。
この早過ぎ放電についての正確な説明は分っていないが
、初めて形成した後のエレクトレットの反復した取扱い
がこのような放電を生ずる要因であると考えられている
この従来の製法に伴う他の問題は、エレクトレットがこ
れを当てかう電極に固着しにくいことである。
従来の製法に伴うなお別の問題には誘電体層の分極があ
る。誘電体を分極させる普通の1方法では、一般にコロ
ナを使って誘電体に隣接するガス領域をイオン化し荷電
粒子を生ずる。コロナは、所望の荷電粒子を生ずるが、
又望ましくないオゾンも発生する。
〔発明の要約〕
本発明の目的の1つは、湿気を含む環境にあっても長い
時限後にも分極状態を保持するエレクトレットを提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、当てかわれる基板に満足の得られ
る状態で接着するエレクトレットを提供することにある
本発明のなお別の目的は、オゾンの発生を伴わないエレ
クトレットを作る方法を提供することにある。
本発明のその他の目的は以下の説明から明らかである。
本発明によれば、誘電体を空気のようなイオン化性ガス
に隣接して配置することによりこの誘電体を恒久的に分
極させる方法が得られる。このガスはα放射線に露出し
てこれから与えられた極性の荷電粒子なるべくは負の荷
電を発生する。これ等の荷電粒子は、なるべくは誘電体
にその加熱される間に静電付着する。誘電体はフルオロ
カーボンなおとくに商品名TEFLONとして市販され
ているようなふっ素化エチレン−プロピレン共重合体か
ら構成するのがよい。α放射線源はポロニウム210を
使うのがよい。
又本発明によれば前記した方法により誘電体を恒久的に
分極させる装置が得られる。とくに一方は誘電体を支え
加熱するのを好適とする1対の電極は、これ等の電極間
に空気のようなイオン化できるガスを収容することので
きる領域を形成しである。この領域はα放射線に露出さ
れガスから与えられた極性を持つ荷電粒子を発生する。
そしてこれ等の電極に電位を印加し、この領域内に配置
した誘電体に粒子を静電作用により付着させる。
前記したようにポロニウム210から成るα放射線源は
、給電電極に比較的隣接して配置し加熱源から遮蔽する
のがよい。
本発明者は研究の結果、イオン発生器としてポロニウム
210のようなα放射線源を使うことにより、エレクト
レットを形成するように誘電体を有効に分極できること
を知った。これと同時にコロナ発生器の使用と共にこれ
に伴う高強度の電界を避けることによジオシン発生の望
ましくない結果が避けられる。
なお本発明によれば、誘電体層を形成する方法と共にこ
の方法により形成される製品が得られる。
本発明方法によれば液体溶媒内の誘電体のコーティング
は、導電性支持体なるべくは絶縁体に支えた支持体の表
面に施す。次いでこの液体溶媒を前記の施されたコーテ
ィングから除き誘電体層を形成する。この誘電体層は分
極させて、マイクロホン又はその他の変換器を作るよう
に他の部品に組付けるエレクトレットを形成する。誘電
体は前記したようなフルオロカーボンにょシ構成スるの
がよいが溶媒は水を使う。コーティングは、単一の基体
に支えた複数の導電性支持体に、なるべくはマスクを経
て施すことにより施すのがよい。支持体の表面には複数
のコーティングを施すのがよい。
各コーティングはこれから溶媒を除くように形成後に加
熱する。
本発明者は実験の結果、誘電体層を導電性支持体の表面
にこのようにしてその場で形成することにより、誘電体
及び支持体の間を満足の得られる状態で確実に接着でき
ることが分った。さらに誘電体層はこの層を導電性支持
体に形成して始めて分極させるから、電荷の散逸を招く
誘電体層のり続く取扱いが最も少なくなる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第1図、第
2図、第3図及び第4図に示すように本発明により構成
したエレクトレットを備えたマイクロホン20は、導電
性の基体22すなわち下部−ウゾング部分と第1図に示
すように導電性−・ウシングを形成するように基体22
に滑動状態で密接に接触してはまる導電性のキャップ2
4すなわち上部ハウシング部分とを備えている。キャッ
プ24には、口26と、金網30を受けるように口26
の外側に設ける一層大きい直径のくぼみ28とを形成し
である。同様に基体22にも、口32と、金網36を受
けるように口32の外側に設ける一層大きい直径のくぼ
み34とを形成しである。
所望によりロ32の内側に音響に対して透明な遮蔽38
を取付は後述の各部品を湿気から保護するようにしであ
る。回路板40は、ノ・ウシングの内側に基体22の上
部リムに支えた円形部分と、キャップ24の側壁に形成
したみそ穴44を貫いて−・ウシングから延びる長方形
の露出部分すなわちタブ42とを備えている。非導電性
の外部エポキシシール46は、キャップ24の下線部に
沿い又タブ42及び基体22の間の境界面に沿い延びて
いる。基体22にはその下部周辺のまわシにくぼみ48
を形成されエポキシシール46を受入れるようにしであ
る。
マイクロホン20の変換器及び各電子素子を支える回路
板40は、第3図に示すように板40の封入部分の上面
に形成した円形のパラジウム−銀電極52を持つ絶縁セ
ラミック材支持体50から形成しである。恒久的に分極
した円板状エレクトレット54(第3図には示してない
)は、後述のように本発明による電極52の上面に形成
しである。板40の上面の電極52を囲む同心のパラジ
ウム−銀支持リング56は、エレクトレット54の周辺
を支える。エレクトレット54は、商品名MYLARと
して市販されているようなポリエステル材により構成す
るのを好適とする環状スペーサ58を支える。スペーサ
58には、第1図に示した上面に金めつき(別個には示
してない)した同様にMYLARのようなポリエステル
から成るダイヤフラム60を接着しである。電極52、
エレクトレット54、スペーサ58及びダイヤ7ラム6
0ハ、マイクロホン20の変換器部分を構成する。
キャップ24の内面に形成した環状肩部62は、ダイヤ
フラム60及びスペーサ58をエレクトレット54及び
支持リング56に押付は回路板40を基体22の上部リ
ム及びスペーサ58の間に挾む。
回路板40には第1の比較的大きい直径の穴64を形成
して、板40の両側の間に音響結合を生成する。さらに
板40には、電極52と金めつきした区域70に隣接す
る板40の下側のパラジウム−銀めつき区域68との間
に電気的結合を生ずるようにパラジウム−銀の貫通めっ
きした小さい方の直径の穴66を形成しである。めっき
区域70は、板40の下面に取付けた電界効果トランジ
スタCFET ) 72のゲート電極に接続しである。
FKT 72は、そのソース電極をプラシウムー銀のめ
つき区域76に隣接する金めつき区域74に結合し、又
ドレイン電極を同様に板40の下面に形成したパラジウ
ム−銀のめつき区域80に隣接す金めつき区域78に結
合しである。デート抵抗器82は、めっき区域68と板
40の下面に形成した周辺のパラジウム−銀のめつき区
域84との間の導電性径路を形成するが、ソース抵抗器
86はめつき区域76を同じ周辺区域84に結合する。
タブ42の下面に形成した第1の電極端子88すなわち
接触子はみそ穴44を貫いて内方に延びめっき区域84
に接合しである。タブ42の下面に形成した第2の電気
端子90はみぞ穴44を貫いて延びめっき区域76に接
合しであるが、タブ42の下面に形成した第6の端子9
2はみぞ穴44を貫いて内方に延びめっき区域80に接
合しである。各端子8B、90.92は、これ等が接合
するめつき区域と同じ材料から形成するのがよい。環状
のめつき区域84と大体同じ長さの導電性エポキシ層9
4は、区域84を基体22従ってキャップ24に電気的
に結合し区域84がアース又は共用線として作用できる
ようにする。第4図に示すように端子92は共通のめつ
き区域84への外部結線になるが、端子90.92はそ
れぞれFET 72のソース及びドレインに対する外部
結線を形成する。非導電性エポキシ層96は端子90゜
92の内方に延びる部分を基体22の上部リムから隔離
して短絡のおそれを阻止する。
機械的寸法、電気的パラメータ等に対する適当な値は当
業者には明らかである。満足できる成績は次の選択によ
り得られた。
基板50の厚さ         0.020in基板
50の直径         0.285inタブ42
の幅           0.148inタブ42の
長さ          0.125in電極52の直
径         0.200:tnリング56より
         0.225inリング560D  
        0.275in音響穴64の直径  
      口、041in電気穴66の直径    
    0.010 inめっき厚         
   0.0005 inダイヤフラム60の厚さ  
        0.OD 025 inスペーサ58
の厚さ    0.002〜0.003 inソース抵
抗器86       47〜IQ  KQQ10ト抵
抗器82        1000MΩFET  72
                  2N4338金
網30.36メツシユ寸法          5 μ
m第5図及び第6図に示すように複数の回路板40は、
これ等の板の円形部分とタブ42の側部とをレーずカッ
ト102により形成した単一のウェハ100から形成し
である。各別の板40はウェハ100に、タブ42の端
部がウェハ100の下面に形成したスクライプにより形
成された線104に沿って位置するように配置しである
。展型的にはウェハ100は、約2.5 in2であり
36個の各別の板40を含む。
エレクトレット54を含む回路板40を形成するには、
セラミック材ウェハ100は、先ず、各別の板の穴64
.66を形成するようにせん孔されレーザカット102
及びスクライブ線104を形成して各別の板40をスク
ライブ線に沿いウェー・の残りの部分から折シ取ること
ができる。ウェー100の各別の版40の上面及び下面
に次いで、前記したようにパラジウム−銀及び金のめつ
き区域を生成する。このめっき工程後にケ9−ト抵抗器
82及びソース抵抗器86は第2図に示すように各版の
下面に対し遮蔽される。
次にTEFLONフルオロカーボン誘電体を、散布機1
10を使いマスク106を経てウェー・100の上面に
吹付けすることにより各別の回路板40の前面に施す。
第7図及び第8図に示すように吹付は中にウェー・10
0の表面に当てがうマスク106は、各リング56と同
心で各リング56の外径に直径が対応する複数の穴10
8を形成した扁平な金属(たとえば黄銅)ステンシルか
ら成っている。各人108は化学的エツチングのような
任意適当な方法により形成する。25ないし300セン
チポアズ(OF )の粘度を持つFEP (ふっ素化エ
チレン−プロピレン共重合体)の水溶液であるDu F
ont 856−200 TEFLON FIP透明コ
ーティングを使うのがよい。プライマー(下塗剤)を使
わないで溶液を希釈しないのがよい。施す前にこの材料
は、その容器を15ないし30 minにわたシ転がす
ことにより室温で静かにかきまぜ、次いで100メツシ
ユのステンレス鋼スクリーンでろ過するのがよい。散布
機110は塗装に使われる種類の標準の圧縮空気吹付は
ガンを備えている。
適当な吹付はガンの1例としてFチップを持つ≠30空
気キャップを備え40 psiの圧力で作動するDe 
Vilbiss MBC型がある。施される誘電体層5
4の厚さは、コーティングの回数により制御する。施し
ごとにわずか1ミルのコーティングを形成するのがよい
誘電体の各コーティングをこのようにしてウェハ100
の前面に施した後、このコーティングは溶媒を蒸発させ
るために製造業者の仕様に従って熱により硬化させる。
1.5ミルの全コーティング厚さにより満足できる結果
が得られた。各コーティングは1 hrにわたシフ00
°Fでか焼した。所望数の誘電体層をこのようにして施
した後、FET72を各別の板40の下面に施し、その
リード線を金めつき区域70.74.78に接着し、エ
ポキシ(図示してない)でITのポツティングを行う。
次いで各別の板を、−これ等をスクライブ線104に沿
いタブ42の端部で折取ることにより、後述の給電工程
の準備にウェーハから分離する。
第9図及び第10図に示すように給電装置112は導電
性支持体114を備えている。支持体114の上面には
各別の回路板40をその下面を下向きにして受入れるよ
うに凹入部116を形成しである。第10図に示すよう
に凹入部116にはさらにくぼみ118を形成して板4
oの下面に電子部品を受入れるようにしである。支持体
114は、導電性基体122を持つ黄銅製作業場所12
0に乗せである。作業場所120内に配置した抵抗素子
124は電位源■1に結合して、給電中に回路板40を
適当な温度に加熱するようにしである。
支持体114及び作業場所120の間に配置した熱遮蔽
126は、後述の電極を作業場所120がらの熱から遮
蔽する。
導電性支持体114は回路板40を支えるだけでなく第
1の電極としても作用する。この第1電極には、エレク
トレット54を支える電極52を版下面の電子部品を経
て結合してちる。支持体114から所定の距離dに配置
した給電電極128は、高い負電位源■2に結合され電
極128及び支持体114間の領域に電位の傾きを生成
するようにしである。電極128は、幅dのすきま又は
ギャップをおいて作業場所120及び支持体114に整
合する作動位置(第9図及び第10図)と支持体114
に対し整合のはずれた非作動位置との間で枢動運動する
ように適当な手段(図示してない)により叉えた金属製
(たとえば黄銅製)の円板を備えている。電極128の
下面に固着したイオン発生器130は、電極128に隣
接する領域の空気をイオン化し、正イオン132、負イ
オン134及び電子136を含む荷電粒子を生ずる。
イオン発生器130は、近距離短寿命の材料であるポロ
ニウム210のようなα線放出体から成っている。
前記したように電極128は支持体114に対して高い
負電位に保っであるから、ギャップに生成した正イオン
132は電極128に引付けられるが、負イオン134
及び電子136は支持体114従って誘電体54の層に
向かい引付けられる。正イオンと再結合しないで誘電体
54の層に達するこれ等の゛電子及び負イオンは誘電体
54の層の表面に当たる。誘電体54の層の熱的活性に
よってこれ等の電子及び負イオンはこの材料上に又はそ
の中に吸収され、誘電体54の層の上面に又はこの上面
に隣接して負の電荷を持つ層(別個には示してない)を
生ずる。この電荷は、給電電極128を除き誘電体層5
4が冷却したときにも残っている。
作動時には誘電体層54を形成した各別の回路板40を
支持体114の凹入部116内に入れ適当な温度に達す
るようにする。次いで電極128及びイオン発生器13
0を支持体114に対向する位置にこれから間隔dを離
して揺動させる。次いで回路板40の誘電体540層に
所定の時間にわたシ給電する。次いで電極128及びイ
オン発生器130を除き板40を迅速に冷却する。給電
レベルを確認するように、板40を静電電圧計(図示し
てない)の下方に°置く。計測電圧が承認できれば、板
40を使い第1図ないし第4図に示すようにマイクロホ
ンを組立てる。
ギャップ幅dにより、与えられた時間、温度及び給電電
圧■2に対する誘電体54の層の表面の電荷の割合すな
わち量を制御する。給電電圧■2、温度、時間及びギャ
ップ幅dに対する適当な選択は当業者には明らかである
。満足できる成績は、3000Vの電圧V2.20 s
ecの時間、175℃の温度及び0.5 inのギャッ
プ幅dを使うと得られる。
前記した処理の若干の変更は当業者には明らかである。
すなわち給電工程中の誘電体の加熱が望ましいが、この
加熱は必ずしも必要なわけではない。回路板のタブ42
への誘電体の付着を防ぐのにマスクの使用が望ましいが
、このような工程も必ずしも必要なわけではない。
本発明の目的が達成できたことは明らかである。
本発明のエレクトレットは、湿気のある環境でも長時限
の分極状態を保ち、本発明によりエレクトレットを施し
た基板に満足できる状態で接着する。
さらに前記した工[/クトレットの製法ではオゾンの発
生は起らない。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により構成したエレクトレットを備えた
マイクロホンを示す後述第2図の1−1線に沿う断面図
である。 第2図は第1図のエレクトレットマイクロホンの2−2
線に沿う断面図である。 第3図は第1図に示したマイクロホンの回路板をそのエ
レクトレットの形成に先だって示す平面図である。 第4図は第1図のエレクトレットマイクロホンとこれに
協働する前置増幅器回路との電気配線図である。 第5図は各別の回路板を形成した基板の平面図である。 第6図は第5図に示した基板の上部左部分の拡大平面図
である。 第7図は第5図に示した基板に誘電体を吹付ける間に使
うマスクの平面図である。 第8図は基板の表面への誘電体の吹付けを示す横断面図
である。 第9図は第8図に示した吹付は処理により形成した誘電
体を恒久的に分極させるのに使う装置の線図的側面図で
ある。 第10図は第9図に示した装置の要部の拡大側面図であ
る。 40−・・回路板、52・・・電極、54・・誘電体(
エレクトレット)、114・・支持体、128・・・電
極4 62− 手続補正書 補正の内容(特願平2−127033)平成 2年 8月15日 許庁長 1、事件の表示 3、補正をする者 平成2年特許願第127033号 事件との■■系 判餌午出臥 ジエンチフス、コーパレイシャン 明細書を次のとおり補正致します。 1、特許請求の範囲を次のとおり補正します(請求項の
数は13減って15になります)。 特許請求の範囲 1゜導電性支持体の表面に液体溶媒中で誘電体のコーテ
ィングを施す段階と、この施されたコーティングから前
記溶媒を除く段階と、前記溶媒の除去に次いでエレクト
レットを形成するように前記誘電体を分極させる段階と
から成る、導電性支持体上にエレクトレットを形成する
方法。 5、補正命令の日付        自    発3、
補正により減少する請求項の数   137、補正の対
象      明細書の(1)特許請求の範囲(2)発
明の名称 8、補正の内容 □[。 2、請求項1記載の方法で作った製品。 3、分極可能な誘電体材料で絶縁基板(100)の金属
化表面にコーティングを施す段階と、前記絶縁基板を、
イオン化可能なガス中に配置した互いに間隔を置いた1
対の電極(52,114)の一方の上に配置する段階と
、前記ガスに(イオン発生器130(1) からの)α線の作用を受けさせて、前記両電極間の空間
内にイオンを生じさせる段階と、前記画電極を横切って
電位(V2)を印加して、イオンを前記誘電体材料の方
に移動させ前記誘電体材料を分極させる段階とから成る
、キャパシタマイクロホンのエレクトレット素子を形成
する、エレクトレット素子形成方法。 4、前記コーティングを前記絶縁基板により支えられた
複数の導電性支持体に施す請求項3記載のエレクトレッ
ト素子形成方法。 5、前記誘電体材料が、フルオロカーボンから成る請求
項3記載のエレクトレット素子形成方法。 3、前記誘電体材料が、ぶつ化エチレン−プロピレン共
重合体から成る請求項3記載のエレクトレット素子形成
方法。 7、前記溶媒が、水から成る請求項3記載のエレクトレ
ット素子形成方法。 旦、前記誘電体材料から成る複数のコーティングを前記
導電性支持体の前記表面に施す請求項3記載のエレクト
レット素子形成方法。 旦、前記コーティングをマスクを経て前記導電性支持体
の表面に施す請求項3記載のエレクトレット素子形成方
法。 耳、前記コーティングを前記導電性支持体の前記表面に
吹付けする請求項3記載のエレクトレット素子形成方法
。 旦、前記コーティングを加熱してこれから前記溶媒を除
く請求項3記載のエレクトレット素子形成方法。 12、活性回路素子を前記コーティングの施しに次いで
前記絶縁基板に付加する請求項3記載のエレクトレット
素子形成方法。 13、請求項3ないし12のいずれか1つに記載のエレ
クトレット素子形成方法で作った製品。 14、前記誘電体材料を加熱する段階を包含する請求項
3記載のエレクトレット素子形成方法。 15、前記金属化表面にコーティングを施す段階が、溶
媒に溶解した前記誘電体材料でコーティングを施す段階
と、次いでこの溶媒を除去する段階との複数の段階から
成る請求項3記載のエレクトレット素子形成方法。 2、発明の名称を「導電性支持体上にエレクトレットを
形成する方法及びキャパシタマイクロホンのエレクトレ
ット素子形成方法」と補正します。 (4)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、誘電体をイオン化できるガスに隣接する位置に配置
    し、前記ガスをα放照線に露出しこのガスから与えられ
    た極性を持つ荷電粒子を発生し、これ等の荷電粒子を前
    記誘電体に静電付着させることから成る、誘電体を恒久
    的に分極させる方法。 2、前記誘電体をこれに前記粒子を付着させる間に加熱
    する請求項1記載の方法。 3、前記粒子を負に帯電させる請求項1記載の方法。 4、前記誘電体としてフルオロカーボンを使う請求項1
    記載の方法。 5、前記誘電体としてふつ素化エチレン−プロピレン共
    重合体を使う請求項1記載の製法。 6、前記ガスとして空気を使う請求項1記載の方法。 7、前記ガスをポロニウム210源からのα放射線に露
    出する請求項1記載の方法。 8、イオン化できるガスを含むことのできる領域を間に
    仕切る1対の互いに間隔を隔てた電極と、前記領域をα
    放射線に露出して前記ガスから与えられた極性を持つ荷
    電粒子を生ずるα放射線手段と、前記各電極に電位を印
    加し前記領域内に配置した誘電体に前記粒子を静電付着
    させる印加手段とを包含する、誘電体を恒久的に分極さ
    せる分極装置。 9 前記電極の一方により前記誘電体を支えるようにし
    た請求項8記載の装置。 10、前記の一方の電極を加熱する加熱手段を備えた請
    求項9記載の装置。 11、前記領域内で前記誘電体を加熱する加熱手段を備
    えた請求項8記載の装置。 12、前記α放射線手段を前記加熱手段から遮蔽する遮
    蔽手段を備えた請求項11記載の装置。 13、前記α放射線手段を前記電極の一方に比較的隣接
    して配置した請求項8記載の装置。 14、前記α放射線手段としてポロニウム210源を使
    つた請求項8記載の装置。 15、導電性支持体の表面に液体溶媒中で誘電体のコー
    ティングを施し、この施されたコーティングから前記溶
    媒を除き、前記溶媒の除去に次いでエレクトレットを形
    成するように前記誘電体を分極させることから成る、導
    電性支持体にエレクトレットを形成する方法。 16、請求項15記載の方法の製品。 17、絶縁基板に支えた導電性支持体の表面に液体溶媒
    中で誘電体のコーティングを施し、この施されたコーテ
    ィングから前記溶媒を除き前記誘電体の層を形成するよ
    うにすることから成る、分極できる誘電体層を形成する
    方法。 18、前記コーティングを前記基板に支えた複数の導電
    性支持体に施す請求項17記載の方法。 19、誘電体としてフルオロカーボンを使う請求項17
    記載の方法。 20、前記誘電体としてふつ素化エチレン−プロピレン
    共重合体を使う請求項17記載の方法。 21、前記溶媒として水を使う請求項17記載の方法。 22、前記誘電体から成る複数のコーティングを前記支
    持体の前記表面に施す請求項17記載の方法。 23、前記コーティングをマスクを経て前記支持体の表
    面に施す請求項17記載の方法。24、前記コーティン
    グを前記支持体の前記表面に吹付けする請求項17記載
    の方法。 25、前記コーティングを加熱してこれから溶媒を除く
    請求項17記載の方法。 26、活性回路素子を前記コーティングの施しに次いで
    前記基板に加える請求項17記載の方法。 27、前記誘電体をこれからの前記溶媒の除去に次いで
    分極させてエレクトレットを形成する請求項17記載の
    方法。 28、請求項17ないし27のいずれかに記載の方法に
    よる製品。
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