JPH036486B2 - - Google Patents

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JPH036486B2
JPH036486B2 JP60173067A JP17306785A JPH036486B2 JP H036486 B2 JPH036486 B2 JP H036486B2 JP 60173067 A JP60173067 A JP 60173067A JP 17306785 A JP17306785 A JP 17306785A JP H036486 B2 JPH036486 B2 JP H036486B2
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JP
Japan
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design
temple
segment
design part
spectacles
Prior art date
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JP60173067A
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JPS6147927A (ja
Inventor
Angaa Uiruherumu
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AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG
Original Assignee
AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG
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Filing date
Publication date
Application filed by AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG filed Critical AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG
Publication of JPS6147927A publication Critical patent/JPS6147927A/ja
Publication of JPH036486B2 publication Critical patent/JPH036486B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • G02C5/143Side-members having special ear pieces
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C3/00Special supporting arrangements for lens assemblies or monocles
    • G02C3/003Arrangements for fitting and securing to the head in the position of use
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • G02C5/16Side-members resilient or with resilient parts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は、眼鏡のフレームのつるの端片にかか
わる。眼鏡のフレームのつるの端片は、眼鏡のフ
レームを眼鏡着用者の頭にしつかり保ち、そして
眼鏡が前方または下方へ確実に滑らないようにす
る機能を持つている。
ロ 従来の技術 眼鏡のつる最もようある形の一つ、いわゆるゴ
ルフつる(1980年十月のDIN5361参照)では、
眼鏡のつるの端は、つるの残りの部分から平らに
伸ばされ、そして後ろへ斜めに延びる部分から成
り、その部分は、眼鏡のフレームがその二つのつ
るの端によつてくさび効果で後方へ引かれるよう
に、軽い横の弾力圧力で頭骨にもたれて、頭骨の
最も広い部分の後ろに横たわるようにされてい
る。フレームを頭骨の上に十分しつかり保持する
ために、比較的大量の横の圧力が頭骨に加えられ
ねばならず、それは圧点となつて不快に感じられ
る。そのうえ、この既知の眼鏡のつるの端片によ
つてフレームを頭骨の上に確実に保持すること
は、それらはフレームが頭の激しい動きで滑り、
そして落ちさえすることを防ぐことができないの
で、不満足である。
また既知のものは、いわゆる針金の眼鏡のつる
があり、そこではつるの端片は、180゜より以上も
延びるぐるぐる巻かれた針金ばねとしてつくられ
ている。そのような針金の眼鏡のつるは、殻頭骨
と耳殻の間のくぼみの中に耳の後ろにもたれて横
たわる。針金の眼鏡のつるは、比較的小さい圧力
を加えるように合わせることができ、こうして気
持ちよく感じられる一方、また動揺や激しい運動
の場合でさえ眼鏡を信頼できるようにしつかり保
持する。しかし針金の眼鏡のつるの欠点は、端片
を頭に着けるとき、耳の後ろのそれらの適所に手
でむしろほねをおつて置かねばならないことであ
る。そのうえ、針金の眼鏡のつるは製作に比較的
費用がかかり、そのためそれらは比較的高価であ
る。
書式米国特許第4389102号、端片を有する眼鏡
のつるは、ここちよくかつフレームを信頼できる
ように保持することで知られている。この既知の
眼鏡のつるは、ゴルフつるのものに似た端片を有
し、それによつてつるの端片の下端と、つるの残
り部分への転移地帯の間に、弾力的にたわむこと
のできる帯が張力の下に置れており、それは頭骨
と耳殻の間のくぼの中に置くとき動くように意図
されている。眼鏡が適所にあるとき、この帯は少
し張力の下にあり、それによつてそれは、フレー
ムを頭の上の望みの位置に弾力的に保持する。動
揺または激しい運動で、帯はさらに弾力的に変形
することができ、そして蓄えられた変形エネルギ
よつて最後に眼鏡をそれらの望みの位置戻すこと
ができる。この既知の眼鏡のつるの端片の欠点
は、弾力ある帯が皮膚に切り込む危険があり、こ
うして不快することである。もし、これを避るた
めにそれが比較的厚く作られるならば、それは効
果が普通のゴルフつるのもののようになるよう比
較的こわくなる。そのうえ、この既知の眼鏡のつ
るの端片は、帯が弾力的に変形されるときそれが
働かせる引込性は、端片が後ろへ引かれるばかり
でなく同時に上方へ移されるように、端片を斜め
に上方へ押す傾向があるという欠点を持つてい
る。眼鏡の位置は、こうして弾力ある帯にもかか
わらず、移されたのち調節されねばならない。
最後に、眼鏡のつるの端片はまた、つるの残り
の部分が第一の部分に直接変形する、独国特許第
662038号で知られている。この設計部分は、耳を
弧の形に後ろから抱く。接続部分はループ状のば
ねの形をしており、その湾曲の内側は内方へ向い
ている。このループ状のばねは、その頂端で第一
の部分に直接合併している。それはその下端で設
計部分に接続され、そして実際その部分の金属の
芯に直接合併している。設計部分のプラスチツク
のカバーは、その自由端で第一の部分の方向に向
いている。頭の激しい運動とこれによつて生ずる
頭の上の眼鏡の移動で、接続部分は、回復力が働
くように、すなわち眼鏡を再びその元の位置に戻
すように変形する。この既知の眼鏡のつるの端片
の一つの好ましい特徴は、設計部分が、増加する
圧力で耳の後ろで皮膚に食い込む危険がなく、ま
た針金の眼鏡のつると著しく異なり、端片を耳の
後ろにほねをおつてまつすぐにする必要もないと
同時に、眼鏡が弾力的に、こうしてより確実に、
頭の上に保持されることによつて、ある弾力エネ
ルギのために余裕があるようにつくられているこ
とである。しかしまた、この既知の眼鏡のつるの
端片は、弾力ある接続部分が変形されたとき、つ
るの端片の上の回復力は、眼鏡のフレームの引込
運動が、つるの端片の第一の部分を上方へ押す運
動に重ねられるように、斜めに上方と後ろへ引く
という効果がある。この理由で、眼鏡の適合を直
すことがしばしば必要である。
ハ 問題点を解決するための手段 本発明の目的は、こうして着用された眼鏡が信
頼できるように保持され、そしてそれらが移され
る場合、着用のここちよさをなんら損なわず、そ
して眼鏡着脱の困難を増すことなく、できるだけ
それらの元の位置に近く戻されるように、この形
式の眼鏡のつるの端片をつくるとである。
本発明による眼鏡のつるの端片は、眼鏡のつる
の縦の方向に延びるほぼまつすぐな第一の部分、
頭および/または耳の後ろに合うようにされ、そ
して前記第一の部分に対して下方へ延びる実質上
垂直な設計部分、および前記第一の部分から前記
設計部分まで延び、そしてこれら二つの部分を接
続する実質上垂直な接続部分を備え、それによつ
て、前記設計部分の上方自由端が前記第一の部分
の方へ延び、前記接続部分は、前記設計部分の前
記自由端の地帯が該設計部分の少なくとも上半分
をなすようになる位置で該設計部分に接続され、
前記設計部分は耳の方へ前方に置かれた曲率中心
を有する弧の形に湾曲し、前記接続部分と前記設
計部分との間に湾曲した転移地帯があり、該転移
地帯が弾力部分として形成されるか、又は、該転
移地帯の近くに弾力部分が配設されていることを
特徴とする。眼鏡のつるの端片のこの新規な幾何
学は、設計部分に斜めに下と後ろに保持させ、そ
してその向ける力は、要すればまた斜めに上方に
働かされることができ、そしてつるの端片の上方
の自由端は最も大きく移される(設計部分の残り
の部分に比べて)か、またはつるの端片の材料の
内部の弾性により、または後ろに向けられそして
端片の材料の内部の弾性によつて可能にされる
か、またはつる端片に故意に与えられたばね機素
によつて可能にされる力によつて生ずるゆがみ
で、少なくともかなり移されるようにする。これ
は、ゆがみによつてもたらされ、設計部分によつ
て働かされ、そして反動力としてそれに作用する
回復力は、ゆがみが大きければ大きいほど、いつ
そう好ましい角度で作用することを意味する。角
度は、垂直に上方へ向けられそして眼鏡のつるの
端片に働く反動力の分力が小さければ小さいほど
いつそう好ましい。これは、設計部分の上端がよ
り多く下方へゆがめばゆがむほど、反動力の同じ
量に対して小さい。これに比べて既知の眼鏡のつ
るの端片では、その部分は、設計部分に働く力の
迎え角または到達する力がますます好ましくなる
ような方向にゆがまされる。
本発明による構成、すなわち変形の場合これに
よつて生ずる作用のパターンは、こうして眼鏡と
して眼鏡のフレームを、それが端片から移る場
合、後方への運動に伴う端片のなんらの押し上げ
もなく、後ろへ引かれるようにする。
眼鏡はこうして、眼鏡の着用者が眼鏡の位置を
しばしば直す必要がないようにしてそれらの元の
位置に戻る。これは、設計部分の本発明による、
眼鏡のつるの端片の残りの部分の上の支えの特別
の性質によつて達成され、それによつて設計部分
は、弾力ある帯の場合のように圧力の大きな集中
も生ぜず、また針金の眼鏡のつるの場合のように
耳の後ろにほねをおつて通す必要もないように、
大きくそしてこわくつくられることができる。
本発明による眼鏡のつるの端片の設計部分は、
それが頭にもたれるか、または頭と耳の後ろに同
時にもたれて、横たわるように設計するとができ
る。好ましくも、それは本質的に耳の後ろ、明確
には耳殻と頭骨の間のくぼみすなわち溝の地帯の
中に横たわり、それによつて好ましい実施例で
は、設計部分が頭と耳の形に合うように三次元
に、明確には湾曲の内側が耳に面しそして頭骨に
斜めになるように弧の形に、曲げられるようにす
ることができる。設計部分はまた、後ろで耳殻に
載るので、眼鏡のつるの中に生ずる引つぱり力
は、くさび効果と粘着力によつて頭骨に横に導入
される必要がなく、直接耳によつて吸収されるこ
とができる。眼鏡のつるの中の与えられた引つぱ
り力で、これは設計部分の接触地帯にできるだけ
小さい圧力を加える。これは、換言すれば、設計
部分は耳および/または頭骨の皮膚に十分にもた
れて横たわり、そしてたとえあるとしてもほとん
ど皮膚の中に押し入らないということである。眼
鏡は次いで、これによつて適所から滑り出ること
を防がれ、それは、その構造のために、眼鏡のつ
るの端片のこの発明によつて、眼鏡は適所から移
されたのちそれらの元の位置に戻るばかりでな
く、通常の使用で適所から滑り出ないようにより
よく守られるように、圧力溝をつくるようにする
ことができる。眼鏡のつるの端片の第一の部分、
接続部分、および設計部分の寸法により、またつ
るの端片のすべての機素の弾力ある性質のため
に、特に眼鏡の重さおよび眼鏡着用者について、
力を眼鏡に正確に合わせることができるように、
設計部分が耳または頭であるゆがみでとる力と方
向を、正確にあらかじめ決めることができる。
眼鏡のつるの端片は好ましくも、その形を保
ち、そしてつるの端片に内部の弾力的たわみ性を
与える弾力ある材料で作られる。眼鏡のつるの端
片の種々な機素のゆがみ運動のより正確な制御と
効果のために、弾力ある機素が弾力ある地帯にさ
らに備えられることができるか、または眼鏡のつ
るの端片を構成する機素がそれ自体弾力ある機素
としてつくられることができる。本発明による眼
鏡のつるの端片にとつて、設計部分のゆがみが生
ずるとき、ゆがみ運動が設計部分の力の強さを損
なわないように、設計部分が保持されそして案内
されることが重要である。眼鏡のつるの端片の諸
機素のこの幾何学のために、弾力ある性質の諸機
素への分配はよく適している。設計部分のこの保
持と案内は同時に、眼鏡が着用されるとき設計部
分が容易に正しい位置に行き、そしてこれによつ
て圧力の集中を避けることを可能にする。また、
本発明による眼鏡のつるの端片では、設計部分の
上端をある量だけゆがめるために最小の力が必要
であり、それは、指定された眼鏡によつて支えら
れるべき眼鏡の重さの分けまえを想像できるよう
に吸収しなければならない設計部分の地帯が、正
確に最大でなくとも大きなたわみ性を有し、こう
してできるだけよい位置に容易に置かれることが
できるようにすると、言わねばならない。
本発明による眼鏡のつるの端片は、別個の構成
部分として作られそして作られたのちつるの残り
の部分に接続されることができるか、またはつる
の残りの部分と同時に作られることができ、それ
によつてつるの残りの部分は次いでつるの端片の
第一の部分に直接合併し、そしてつるの端片の第
一の部分はつる軸の後端となる。
その他の利点と特徴は、前掲特許請求の範囲
と、好ましい実施例の図面についての次の説明よ
つて明らかになるであろう。
ニ 実施例 次に、第一の好ましい実施例を第1図から第4
図までについて説明する。
図示の眼鏡のつるの端片は、図示しないつるの
軸と1片につくられることができるか、または図
示の場合のように、つるの軸の端に接続されるこ
とができる長い、まつすぐな第一の部分2を有
し、その目的のために第一の部分は挿入孔4を有
している。第一の部分2は、角を落とした長方形
の輪郭を有している。
第1図の左端におけるように、第一の部分2は
その下端で接続部分6の上端に接続されている。
第一の部分2と接続部分6はいつしよに1片につ
くられ、互いに接続された端は第一の転移地帯8
をくつている。この第一の転移地帯8は弧の形に
湾曲しており、そしてほぼ水平に延びる第一の部
分からほぼ垂直に延びる接続部分6にしだいに移
行し、接続部分は弧に湾曲しており、それによつ
て湾曲の内側は第1図で右に湾曲している。眼鏡
が着用されるとき、湾曲のこの内側はこうして耳
に面する。
接続部分6は、その下端で設計部分10の下端
に接続されている。これら二つの端は、第二の転
移地帯12をつくつている。接続部分6と設計部
分10は、いつしよに1片につられている。転移
地帯12は弧に湾曲し、そして湾曲がより小さい
接続部分から、第一の部分に対してほぼ垂直に延
びる設計部分10にしだいに移行している。
設計部分10は、第1図でわかるように弧に湾
曲し、それによつて湾曲の内側は、耳に向かつて
前へ、すなわち第1図で右に向いている。設計部
分10は、頭の上および/または耳の後ろのぴつ
たり合う位置に来て、眼鏡のつるの後端を支える
目的を持つている。つるの後端のこの支えは、眼
鏡の重さの力の一部を頭に移し、そしてさらに眼
鏡が前方へ移動しまたは鼻柱の上に滑り落ちるこ
とを確実に防ぐ目的のために働く。好ましくも設
計部分10は後ろで耳に、明確には頭骨と耳の間
のくぼみ、すなわち溝の地帯に載る。第4図でわ
かるように、設計部分10は第1図の平面内にあ
るばかりでなく、また垂直に対して湾曲し、それ
によつて、この追加の湾曲のおかげで設計部分
は、接触表面をできるだけ大きくし、こうして与
えられた力で生ずる圧力をできるだけ小さくする
ために、耳の形と、耳と頭骨の間の転移部くぼみ
に解剖学的に合わされている。第4図でまたわか
るように、設計部分10と第一の部分2、ならび
に接続部分6は、特第一の部分2が、第4図でそ
こに描かれた眼鏡のつるの端片の右にある頭骨
(図示せず)からほんの少しでもある間隔を保つ
ように、同じ平面内に横たわつていない。第4図
と異なり、第一の部分2と接続部分6はまた、こ
れら部分を頭骨の形に合わすために第1図の平面
内に直角に曲げられることができ、それによつて
それらは頭骨に接触することができる。
設計部分10は、接続部分6とほぼ同じ長さで
ある。その上方自由端14は第一の部分2からあ
る距離に、そしてその下で終わつている。設計部
分10の長さは、その部分が上記支持機能を果た
すことができ、高い局所的圧力が避けられ、眼鏡
のつるの端片が、眼鏡が着用されるとき簡単に耳
の後ろに置かれ、そしてそれらがはずされるとき
容易に耳の後ろから除去され、そして設計部分が
少しの動揺よつても垂直方向に移動せず、そして
粘着摩擦によりまたはしつかり固定されて保持さ
れるように選ばれている。この設計部分はまた、
図示のものよりさらに下に、例えば図示しない側
頭骨の錐体部の台を横切つて達することができ、
そして図示のものよりさらに上に、例えば上方耳
付器官に達することができる。これらの点を心に
留めて、設計部分10は実際20ミリから40ミリま
での長さLを有している。
図示の好ましい実施例の設計部分10は、その
全長にわたつて円形輪郭の横断面積を有してい
る。この設計部分10の強さと厚さ、および材料
の性質は、設計部分10が板ばねのような弾力あ
る機素になるように互いに調和されている。設計
部分はその上端14で、第1図でわかるように円
形に厚くされ、それによつてこの円形の厚くなつ
た部分は、第4図でわかるように平らに伸ばされ
ている。
第二の転移地帯12も第3図でわかるように平
らに延ばされ、それによつて転移地帯12の平ら
に伸ばされた部分は、ほぼ第1図の平面、すなわ
ち設計部分10と接続部分6によつて決められる
平面内に置かれている。図示の好ましい実施例で
は、第二の転移地帯はいくらか曲げに抵抗力があ
る。
接続部分6は、その下端の近くに弾力ある地帯
16を有している。そのうえ、接続部分6はその
上端の近くにもう一つの上方の弾力ある地帯18
を有している。この接続部分6の横断面の輪郭は
円形または長円形であり、そしてその全長にわた
つて同じ表面を有する。しかし接続部分6はその
上端に始まつていくぶん先端になつている。弾力
ある地帯16と18はまた、接続部分6の中央地
帯20と同じ横断面の輪郭を有していない。くぼ
み22と24は弾力ある地帯のおのおのにあり、
それによつて接続部分6の横断面は、中央地帯2
0と、接続部分6の残りの部分に比べて、弾力あ
る地帯16と18で狭くなつている。接続部分6
がしたがつて弱くなる二つの弾力ある地帯16と
18は、こうしてばね継手、すなわち弾力がゆが
みを正常な位置からそらす継手のように働く。そ
のうえ、接続部分6の寸法と材料の性質は、接続
部分が板ばねまたは針金ばねのような弾力ある機
素になるように互いに調和され、それによつてこ
の板ばねは、設計部分10によつてつくられる板
ばねよりこわい。
第一の転移地帯8は、特に第2図でわかるよう
に平らに伸ばされ、それによつて平らに伸ばされ
た部分は、ほぼ第一の部分2と接続部分6によつ
てつくられる平面内にある。第一の転移地帯8
は、第一の部分2と接続部分6を比較的こわく接
続する。
上記の詳細な説明からわかるように、また図面
でわかるように、第一の好ましい実施例の設計部
分10は、その下端だけで保持されて支えられて
いる。設計部分10の残り全部、すなわちその中
央地帯26に加えてその上半分と下半分は、自由
に上方へ突出している。
上記の詳細な説明から見て、眼鏡のつるの端片
は弾力ある性質と、着用するといくらかゆがむ傾
向を有することがわかる。眼鏡のつるの端片は、
第1図から第4図までに、その弛緩した状態を実
線で示されている。同時にこの表示は、眼鏡が着
用されて通常の負荷を受けている位置を破線で示
す、眼鏡の、つるの端片の表示と解釈することが
でき、その設計部分10は、第1図の弛緩した位
置でいくぶん右にゆがんで、第1図に示す位置に
もたらされる。あとに述べた見方は次に基づく。
接触地帯Xは第1図にハツチングで略示され、そ
こで設計部分10は耳と頭に接触しており、眼鏡
は適所に置かれてなんら特別な力が眼鏡に働か
ず、ただその重さの力が働くだけである。設計部
分10、弾力ある地帯16と18、および接続部
分6の残りの部分の弾力ある性質により、眼鏡の
つるの端片は、眼鏡が着用されるとき設計部分1
0が頭と耳に合い、そして鋭い圧点なしにぴつた
り合つて横たわる所要量にたわむことができれ
る。設計部分10がその下端でのみ支えられるこ
とにより、この設計部分10に加えられる力の効
果でその上端は最も大きくゆがめられ、これはほ
ぼ第二の転移地帯12の湾曲に沿つて起こる。設
計部分10から来て、眼鏡のつるの端片にあてわ
れたつるに伝わる重さの力の分けまえが加え始め
られるときでさえ、設計部分10の上記ゆがみの
パターンは、重さのこの分けまえを圧倒的に支え
ねばならない設計部分10のまさに上方部分が最
大の弾性エネルギを有し、そして重さの力のこの
分けまえの効果によつて、なんら驚くほど高い圧
力が接触地帯に生じない位置に容易に動くことが
できるという利点を有する。
もし第1図の右に向けられるより強い力が、例
えば眼鏡に対すむしろひどい頭の運動または動揺
で生ずるように、図示しない眼鏡のつるにほぼそ
の縦の方向に沿つて生ずるならば、つるの端片は
よりひどく変形する。変形した眼鏡のつるの端片
の第1図の中心線0は、そのような例を示すため
に描かれているが、第一の部分2と第一の転移地
帯8は実際なんら変形しないので、ただ接続部分
6、第二の転移地帯12、および設計部分10の
変形を示すものである。
図示しない眼鏡のつるの中に、第1図で右に向
けられる引く力は、第1図の右でつるの端片に耳
または頭骨によつて働かされる反動力を生じ、そ
してこの力は接触地帯に移される。この応力によ
つて、接続部分6は、上方の弾力ある地帯18に
よつてつくられる継手の中に、第1図でわかるよ
うにいくぶん時計回りにゆがめられる。同時に、
接続部分6はその板ばねの性質によりいくぶん伸
ばされる。下方の転移地帯12につくられたばね
継手でゆがみは逆時計回り方向に起こり、そして
設計部分10はその板ばねの性質によりいくぶん
伸ばされそしてその下端で逆時計回り方向にゆが
められる。第1図に示すこの過程によつて中心線
30によつて示す状態になる。設計部分10はい
くぶんより急に向けられ、すなわち逆時計回り方
向にゆがめられ、そして第1図でわかるように左
に移される。設計部分10のこのゆがめられた位
置のために接触地帯Yはハツチングで略示され、
それによつて設計部分10はその表面で、そして
その単独に示された中心線でなく、ゆがめられた
位置に置かれることがわかる。設計部分10の前
記ゆがみ運動と移動のために、接触地帯Yは、接
触地帯Xよりもいくぶん深く置かれる。接触地帯
XとYの両方のために、耳と頭骨から設計部分に
加えられる反動力は矢によつて第1図に略示さ
れ、明確には、なんら特別の負荷のない位置の眼
鏡のための反動力FOとして、そして設計部分1
0の鋭いゆがみの場合ための反動力FAとして示
されている。上記説明から、反動力FOとFAの方
向は、反動力FOが反動力FAよりも「平らに」向
けられており、そして反動力FAの方向は反動力
FOの方向から逆時計回り方向に回つたことから
生じたものであるから、互いに異なることが第1
図でわかる。このため、垂直に上方へ向けられる
反動力FAの分力の分けまえは、反動力FOの分力
の分けまえより小さい。眼鏡のつるの端片と、こ
うして眼鏡全体をそれらの元の位置に戻そうとす
る反動力FAは、こうして、本質的に眼鏡を後ろ
へ、すなわち第1図でわかるように左に引こうと
する望みの強い水平の分力を持ち、そして眼鏡の
端片を望ましくないように持ち上げる上方へ向け
られる分力は比較的弱いか、または少しもない。
上記の眼鏡のつるの端片の弾力的にゆがむパタ
ーンは、第一の部分2、接続部分6および設計部
分10の間の幾何学的関係によつて、すなわち設
計部分が上方へ自由に突出する比較的長い端の地
帯を有することによつて、本質的にもたらされ
る。これによつて、この構造物の地帯が負荷を受
けるとどのように移動するかが、基本的に決めら
れる。この移動は、眼鏡のつるの端片の三つの部
分の弾力ある性質の適当な選択により、そして要
すれば特殊の弾力ある地帯を与えることによつて
支援されそして制御される。
上記の眼鏡のつるの端片は、眼鏡着用者に個々
に合わせるためにくつかの可能性を有している。
眼鏡のつるの全長は、第一の部分2の長さを変え
ることによつて変えられることができる。平らに
伸ばされた第一の転移地帯8は、例えば第一の部
分2に対する接続部分6の方向を変え、そしてあ
る程度転移地帯8の長さをも変えるように、この
地帯を塑性変形させるために、熱を加えそしてピ
ンセツトのような道具を使用して、眼鏡のつるの
端片を恒久的に変形させることができる。第二の
転移地帯12についても同様である。くぼみ22
と24の深さを増すことによつて、ばね地帯16
と18はいつそう弾力的に柔軟にすることができ
る。図示する好ましい実施例の変形では、設計部
分10もまたその長さにわたつて変化するこわさ
を備えることができる。例えば、設計部分10の
弾性こわさを、ある継手効果があるようにその端
近くで最高にすることが望ましい。
次に第二の好ましい実施例を第5図ついて説明
する。そこでは同じ記号と番号が第一の好ましい
実施例の同一または類似の部品に使用され、そし
て第一の好ましい実施例と本質的に異なる点だけ
を説明する。
第5図による第二の好ましい実施例では、接続
部分6は円に湾曲し、それによつて湾曲の内側は
耳から遠ざかる方へ湾曲している。そのうえ、接
続部分6の横断面はその全長にわたつて変化し、
それによつて、それはその上端から始まつて先細
になつている。このため接続部分6はその端の地
帯32とその中央地帯で比較的こわい。第二の好
ましい実施例に備えられた湾曲は、第一の好まし
い実施例で利用できよりも、設計部分10の上端
14がゆがむための多くの自由空所をつくる。
第二の好ましい実施例の第一の転移地帯8は平
らに伸ばされていないで、第一の部分2と端の地
帯32とほぼ同じ輪郭を有している。転移地帯8
には溝穴がつくられており、それはほぼ転移地帯
8の湾曲に従い、そしてそれによつて転移地帯8
は弱くされている。このように転移地帯8は、よ
りこわい第一の部分2と接続部分6のよりこわい
上端地帯32との間のばね継手となる弾力ある地
帯としてつくられている。同様に第二の転移地帯
13がつくられており、それもまた平らに延ばさ
れていないで、接続部分6の下端地帯36の横断
面とほぼ同じ輪を有し、そして第二の転移地帯1
2の湾曲に従う溝穴を備えている。この溝穴は、
第二の転移地帯12を弱くし、そしてこれを、接
続部分6と設計部分10の隣接端よりも弾力的に
柔軟な弾力ある地帯にし、こうしてこれら二つの
部分の間にばね継手をつくつている。弾力ある地
帯としてつくられた転移地帯8と12は、第5図
による第二の好ましい実施例で、第一の好ましい
実施例の弾力ある前記16と18の機能を果た
し、それらはしたがつて第二の好ましい実施例に
は備えられていない。二つの転移地帯8と12の
弾力ある性質を決めまたは変えることができるよ
うに、第二の好ましい実施例の変形として適当な
挿入物を溝穴38および(または34)に挿入す
ることができる。挿入物よつて、それぞれの転移
地帯8と12の弾性こわさは、変化するこわさそ
れらの分のために制御されそして決められること
ができる。
接続部分6と設計部分10の1片の構造と著し
く異なり、第二の好ましい実施例のこれらの二つ
の部分は最初に別個の構成部分として作られ、そ
して接続装置40によつて互いに接続される。こ
の接続装置は、設計部分10の下端につくられそ
してその外側にぎざぎざをつけられた栓42を含
み、そして第二の転移地帯12すなわちその右端
につくられた継ぎ輪46の中に栓の穴44を備え
ている。継ぎ輪は、第一の部分2に向つて本質的
に上方へ向いている。栓は滑らかな栓の穴44に
挿入され、それによつて固い切欠き接続に必要な
塑性物質の低温水によつて固く接続される。接続
部分6と設計部分10を最初に別個に作ること
は、眼鏡着用者の個々の必要によつて、別に与え
られた眼鏡のつるの端片を選択的に種々な設計部
分10と組合せることを可等にする。実線で示す
設計部分10の代わりに、例えば第5図に破線で
示す設計部分10を使用することができる。
第5図に示す好ましい実施例の変形で、継ぎ輪
46を設計部分10につくることができ、そして
栓42を転移地帯に備えることができ、そしてさ
らに接続装置40を、第5図に示すように右端の
代わりに転移地帯12の左端に置くことかできる
ことが理解されるであろう。
第6図による第三の好ましい実施例は、第5図
による第二の好ましい実施例に似ている。第6図
による第三の好ましい実施例でも、第一の転移地
帯8は弾力ある地帯としてつくられ、それによつ
て第6図による好ましい実施例のこの形状は、転
移地帯8の湾曲に従う一つの溝穴によつて完成さ
れないで、転移地帯8のほぼ中央の二つのほぼ半
経方向のくぼみ48と50によつて完成され、そ
れはそれらの間に、第6図の平面に垂直に延びる
橋52をつくつている。この形状でも転移地帯8
は弾力ある地帯であり、そして弾力ある継手をつ
くることがわかる。
第二と第三の好ましい実施例では、同様に接続
部分6と設計部分10は別個に作られ、そして継
ぎ輪46、との中につくられた栓の穴44、およ
び滑らかな栓の穴に挿入されるぎざぎざを有する
栓42から成る接続装置40の助けによつていつ
しよに接続されている。しかし、接続部分6の下
端で栓42は、その構成で第一の部分2に対しほ
ぼ垂直に延びる一方、継ぎ輪46は設計部分10
と1片につくられている。継ぎ輪46は、設計部
分10の上にその縦の中心の下にあり、そして設
計部分10上に耳から遠ざかる方へ向いた側につ
くられている。栓の穴44は、栓42が穴から下
に突出することができるように通し穴としてつく
られ、そして継ぎ輪46を栓42の上に置ために
比較的大きな余裕が与えられている。これは、第
一の部分2と設計部分10の間隔を望みのように
調節し、こうして眼鏡を着用する個々の人に合わ
せることを可能にする。
第6図で、接続装置40によつてつくられる転
移地帯の近くの設計部分10は、最もほつそりし
ており、こうして第三の好ましい実施例による眼
鏡のつるの端片の可動性が、第一の転移地帯8、
接続装置40の近くの設計部分10の弾力的に柔
軟な構造、および設計部分10の残りの部分の板
ばね構造のたわみ性によつて本質的に与えられる
ように、この場所で最小の弾性こわさを有するこ
ともわかる。この好ましい実施例の設計部分10
の上方へ自由に突出する端の地帯は、負荷を受け
るとき第一の好ましい実施例に似た設計部分10
の移動が起こるように、設計部分10の長さの実
に半分以上を占めている。
第7図は、設計部分10と接続部分6の間の転
移地帯12が玉継手によつてつられることによつ
て前記の好ましい実施例と本質的に異なつてい
る、好ましい一実施例を示す。
この玉継手は、接続部分の下端つくられた玉5
4と、玉54に合つた玉のソケツト56から成
り、ソケツトの中に玉54が置かれ、そしてソケ
ツトは、設計部分10の上に耳から遠ざかる方へ
向いた側に、1片につくられた出張り58の中に
つくられている。接続部分6の下端と出張り58
は、互いにある間隔を保ちつつ互いに向き合う表
面を有している。これら二つの表面の中間の空所
には、玉54と心に挿入された緩衝する弾力ある
材料で作られた輪機素60がある。これは設計部
分10をその正常な位置から、輪機素60の弾性
抵抗に逆らつてすべての側にゆがめられるように
する。
第7図により第四の好ましい実施例の設計部分
10は、ほぼ第1図による設計部分10のような
形を有し、そしてそれがその下端で円形に厚くな
つており、そしてその下端62から始まつてその
上端の方向にしだいに先細になつていることが、
第1図による設計部分10と異なつている。玉の
ソケツト56を有する出張り58は中央地帯、明
確には設計部分10の縦の中心のいくぶん下に置
かれている。
玉54と、設計部分の上の玉のソケツト56を
有する転移地帯12はまた、図示のものよりさら
に下方に置れることができることが理解されるで
あろう。しかし、第7図による好ましい実施例に
とつて、それはこの転移地帯を設計部分10の縦
の中心の近くに設計部分10の中央地帯に置く目
的のために働く。というのは、さもなければ弾力
ある輪60によつて吸収されるべき運動量はより
大きくなり、それは次いで、第7図の平面に横た
わり、そして上から下に延びる軸線64の回りの
ありうる設計部分10のゆがみ運動のためにあま
りたわみ性のない、よりこわい輪機素60を必要
とするであろうからである。
玉50と玉のソケツト56から成る玉継手は、
自在ゆがみ運動に加えて、玉の中心を通つて延び
る軸線の回りに設計部分10が回転できるように
する。
第7図による第四の好ましい実施例の第一の部
分2、転移地帯8、および接続部分は、第1図に
よる第一の好ましい実施例の相当する部分と基本
的に似た形状を有し、それによつて、第四の好ま
しい実施例では、接続部分6が全体的により厚
く、そして弾力ある地帯18のような特別の弾力
ある地帯を有せず、そして転移地帯8は平らに伸
ばされていないということだけが異なつている。
そのうえ、第7図よるこの好ましい実施例の変形
で、その第一の部分、転移地帯、および接続部分
が第1図、第5図、または第6図による形状を有
するようにすることもできる。
第7図よる好ましい実施例の緩衝する弾性エネ
ルギは、特に板ばねの性質よる設計部分の特徴、
およびこれも板ばねの性質による接続部分6特徴
である。輪機素60は軸線66に向かつて弾性効
果を及ぼさず、それと対照的に輪機素60は、玉
54の上の設計部分10のゆがみ運動に対して弾
性抵抗で応じる。
上記の形状のため、設計部分10は眼鏡が着用
されるとき、玉54の上の回転とゆがみによつて
適な位置をとることができ、そのうえそれ自体の
弾性変形によつて耳および/または頭の形に適合
することができる。さらに、この適合は、接続部
分6の弾力ある性によつて、そしてときには転移
地帯8の弾力ある性によつても支援される。いく
ぶん強い力が第一の部分2の縦の方向に前へ、す
なわち第7図の右に向けられる場合、頭と耳に隣
接して横たわる設計部分10は、第一の部分2に
ついて第7図の左にたわむ。これは接続部分6の
弾力ある性質によつて設計部分に可能にされ、そ
れによつて設計部分10は全体的に同時に、逆時
計回り方向に玉54の回りにゆがむ。これに弾性
変形が、少くとも設計部分10の上半分で重ねら
れ、この変形によつて上半分はいくぶん伸ばさ
れ、そして第二の転移地帯12の回りにゆがみの
方向に移される。ばねの力に対する補償となる設
計部分10のゆがみ運動は、こうして本質的に設
計部分10全体を第7図の左に移し、それによつ
てこの移動は、設計部分10の逆時計回り方向の
少しのゆがみに重ねられる。これによつて、第1
図による第一の好ましい実施例のように、設計部
分10に有効な反動力が得られ、そこでは垂直に
上方へ向けられる分力の分けまえはより大きくさ
れず、そしてそれは第一の部分2と、こうしてほ
ぼ水平の眼鏡のつるをその元の位置に戻そうとす
る。
第7図による好ましい実施例の第8図に示す変
形は、変形では輪機素60が省かれ、玉54と玉
のソケツト56から成る玉継手がセメントで固め
られ、そして出張り58の中にセメントの溝がつ
くられていることが、第7図による好ましい実施
例と異なつている。そのうえ、第8図による眼鏡
のつるの端片は、第7図による眼鏡のつるの端片
と同じである。第8図による眼鏡のつるの端片
は、最初に玉を望みのどの方向にも回すことによ
つて設計部分10を適当な位置に持つて来ること
によつて眼鏡着用者に個々に合わされ、その位置
で、設計部分10はできるだけ眼鏡着用者の耳と
頭の形に合わされる。この位置で設計部分10
は、次いでセメントの溝68を通して玉54と玉
のソケツト56間の空所にセメントを注入するこ
とによつて、接続機素に恒久的に固定される。こ
れによつて玉継手の中の弾力的たわみ性は、後の
使用のために取り除かれる。しかし、残りの機素
の弾力的ためみ性、特に設計部分10自体、およ
び接続機素6の弾力的たわみ性は元のままにとど
まり、そして第1図による好ましい実施例に備え
られるように、接続部分6の下端および/または
上端の近くの追加の弾力ある地帯によつて、また
は下方転移地帯12の近くの設計部分10の中の
追加の弾力ある地帯によつて、増加されることが
できる。
第9図による第五の好ましい実施例は、第7図
による第四の好ましい実施例に似ており、そして
輪機素6によつて緩衝される玉継手が円筒形の弾
力ある機素によつて置き換えられていることが後
者と本質的に異なつている。
円筒形の弾力ある機素は、第9図よる好ましい
実施例では波形管ばね70としてつくられ、それ
は接続部分6と設計部分10の両方と1片につく
られている。そのような1片の形状は、適当な塑
性物質の選択によつて可能される。内側が中空の
波形管ばね70の軸線は、第一の部分2と、こう
して図示しない眼鏡のつるの軸線とほぼ平行に延
びている。波形管ばね70は、その左端で接続部
分の下端に接続され、そして第9図でわかるよう
にその右端で、明確には設計部分の縦の中心で、
設計部分に接続されている。波形管ばね70は、
軸線方向の圧縮とそれ自体の湾曲の両方を可能に
する。
第9図による第五の好ましい実施例の設計部分
10は、第1図による第一の好ましい実施例の設
計部分10とほぼ同じであり、そして第五の好ま
しい実施例では円形の厚くなつた端が下端62に
備えられ、そして設計部分がの下端でなくその縦
の中心で支えられそしてそこに保持される、こと
が異なつている。第五の好ましい実施例の接続部
分6は、第7図による好ましい実施例のものに似
ており、そしてそれに比べて第五の好ましい実施
例の接続部分がその上端からしだいに下方へ先細
になつていることが異なつている。第五の好まし
い実施例の第一の部分2は、第四の好ましい実施
例の第一の部分と似ており、そしてそれが連続す
る周囲の溝と、突出する周囲のリムを有する地帯
72を有することが、後者と異なつており、それ
は熱を加えるこなにより、または要すれば適当な
工具を使用することによつて、地帯72を長くし
または短くして、特に簡単で目に見える方法で第
一の部分2の長さを調節できるようにする。第一
の転移地帯8は、第四の好ましい実施例の転移地
帯8に相当する。
波形管ばね70によつて、設計部分10は、全
体的に波形管ばねの軸線の方向に調節されること
ができ、そして波形管ばね70を随意に曲げるこ
とにより、ならびに波形管ばね70の軸線の回り
に限られた程度に回すことによつて、横にゆがめ
られる。これは、設計部分10を眼鏡着用者の耳
の後ろの最も適当な位置に置くことを可能にし、
それによつて設計部分10は波形管ばね70によ
つて保持され、そしてその板ばね式構造によつて
耳の上に弾力的に合つてそこに保持される。第9
図による眼鏡のつるの端片は、波形管ばねの軸線
方向の圧縮によつていかなるより強い負荷をも本
質的に吸収し、それによつてこれは、接続部分6
および設計部分10の板ばね式のある変形に重ね
られる。しかし設計部分10は第一の部分2とほ
ぼ平行に第9図の左に移され、それによつて設計
部分10の上の反動力の方向は、本質的に変えら
れない。第9図による好ましい実施例は、設計部
分10の縦の中心に対して対称につくられ、波形
管ばねとほぼ直角に延び、そして後ろで耳の上に
置かれるような設計部分10に特に適する。設計
部分10の上に働く反動力は、次いで急に弱めら
れた状態で、すなわち、いかなる小さい分力も上
方へ向けられずにほぼ水平に働く、もし第9図に
よる好ましい実施例で、設計部分10がおもにそ
の上半分で合うようならば、それは逆時計回り方
向のかなり強い負荷によつて波形管ばね70の回
りにゆがめられ、それによつて第1図の細部で説
明したように、設計部分10上の反動力より好ま
しい方向が得られる。
第10図は、第五の好ましい実施例とよく似た
第六の好ましい実施例を示す。第六の好ましい実
施例には特別に設計された地帯72がないことを
別として、第9図による好ましい実施例との相違
は、波形管ばね70が設計部分とではなく、ただ
接続部分6とだけ1片につくられていることであ
る。第9図による設計部分10と同じ構造の設計
部分10の上にはその縦の中心に栓74がつくら
れ、この栓74はその上に周囲のフランジ76を
有している。第10図でわかるように、波形管ば
ね70の右端は、波形管ばね70がフランジ76
の回りをつかむように栓74の上に調節され、こ
れによつて十分固く設計部分10に接続される。
上記の形状は、波形管ばね70と栓74の両方を
必要以上に長く作り、次いで、波形管ばね70を
設計部分10に接続する前にそれらを必要量だけ
短くすることを可能にする。波形管ばね70の長
さを決めることによつて、設計部分10の位置
は、第一の部分2についてその縦の方向に調節さ
れ、そして固定されることができる。栓74の長
さは、次いで、波形管ばね70がその長さのため
にこわくなる程度、すなわち波形管ばね70がい
かに曲げに抵抗しそして軸線方向にこわいかを決
める。
そのうえ、第10図による眼鏡のつるの端片の
作用のパターンは、第9図よる眼鏡のつるの端片
の作用のパターンと同じである。
第10図による好ましい実施例で、設計部分1
0と接続部分6が互いに別個に作られていること
は、第4図と第5図による第一の好ましい実施例
と同様に、第一の部分2と接続部分6から成るユ
ニツトを、個々の場合に合わされた異なる設計部
分10に合わせることを可能にする。同じことが
第7図と第8図よる好ましい実施例についても言
える。
ここにいくつかの好ましい実施例を説明した。
本発明のために多くの他の好ましい実施例があり
うることが理解されるであろう。
眼鏡のフレームのつるの端片は、眼鏡のつるの
縦の方向に延びるほぼまつすぐな第一の部分、第
一の部分から下方へ延びる接続部分、よび頭の上
および/または耳の後ろに合うようにされた設計
部分から成つている。設計部分は接続部分によつ
てその長さを支えられ、そしてこの支えは、少な
くとも設計部分の上半分が第一の部分の上方へ自
由に突出するように、設計部分の縦の中心または
下端で行なわれる。接続部分、設計部分、および
それらの両部分の間の転移地帯は、少なくとも部
分的に、設計部分が弾力に逆らつてゆがめられる
ことができるような材料で作られ、またそのよう
な追加の弾力ある地帯さえ与えられている。これ
は、設計部分を眼鏡着用者の頭にここちよく、緩
衝するように合わせ、そしてまた設計部分を、か
なり大きい負荷の下で、ゆがみによつて生ずる反
動力が眼鏡をそれらの元の位置に戻し、そして移
動しないように、ゆがめられるようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、眼鏡のつるの端片の第一の好ましい
実施例の横から見た図、第2図は、第1図の線A
−Bにおける断面図、第3図は、第1図の線C−
Dにおける断面図、第4図は、第1図の右から見
た、第1図から第3図までによる眼鏡のつるの端
片の図、第5図は、第二の好ましい実施例の第1
図に相当する図、第6図は、第三の好ましい実施
例の第1図に相当する図、第7図は、第四の好ま
しい実施例の第1図に相当する図、第8図は、第
7図による好ましい実施例の変形の、一部を切り
出した図、第9図は、第五の好ましい実施例の第
1図に相当する図、第10図は、第六の好ましい
実施例の第1図に相当する図である。 図面の符号2は「第一の部分」、4は「挿入
孔」、6は「接続部分」、8,12は「転移地帯」、
10は「設計部分」、14は「設計部分の上方自
由端」、16,18は「弾力ある地帯」、20は
「接続部分の中央地帯」、22,24,48,50
は「くぼみ」、26は「設計部分の中央地帯」、3
0は「眼鏡のつるの端片の中心線、32は「接続
部分の上端地帯」、34,38は「溝穴」、36は
「接続部分の下端地帯」、40は「接続装置」、4
2,74は「栓」、44は「栓の穴」、46は「継
ぎ輪」、52は「橋」、54は「玉」、56は「玉
のソケツト」、58は「出張り」、60は「輪機
素」、62は「設計部分の下端」、64,66は
「軸線」、68は「セメントの溝」、70は「波形
管ばね、72は「連続する周囲の溝と、突出する
周囲のリムを有する地帯」、76は「周囲のフラ
ンジ」、X,Yは「接触地帯」、FA,FOは「反動
力」、Lは「設計部分の長さ」を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 眼鏡のつるの縦の方向に延びるほぼまつすぐ
    な第一の部分2、頭および/または耳の後ろに合
    うようにされ、そして前記第一の部分に対して下
    方へ延びる実質上垂直な設計部分10、および前
    記第一の部分2から前記設計部分10まで延び、
    そしてこれら二つの部分2,10を接続する実質
    上垂直な接続部分20を備え、それによつて、前
    記設計部分10の上方自由端14が前記第一の部
    分2の方へ延び、前記接続部分20は、前記設計
    部分10の前記自由端14の地帯が該設計部分1
    0の少なくとも上半分をなすようになる位置で該
    設計部分10に接続され、前記設計部分10は耳
    の方へ前方に置かれた曲率中心を有する弧の形に
    湾曲し、前記接続部分20と前記設計部分との間
    に湾曲した転移地帯12があり、該転移地帯が弾
    力部分として形成されるか、又は、該転移地帯の
    近くに弾力部分が配設されていることを特徴とす
    る眼鏡のつるの端片。
JP60173067A 1984-08-07 1985-08-06 眼鏡のフレームのつるの端片 Granted JPS6147927A (ja)

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DE3429091.5 1984-08-07

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