JPH0364696B2 - - Google Patents

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JPH0364696B2
JPH0364696B2 JP16067582A JP16067582A JPH0364696B2 JP H0364696 B2 JPH0364696 B2 JP H0364696B2 JP 16067582 A JP16067582 A JP 16067582A JP 16067582 A JP16067582 A JP 16067582A JP H0364696 B2 JPH0364696 B2 JP H0364696B2
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JP
Japan
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signal
fuel injection
circuit
output
engine
Prior art date
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JP16067582A
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JPS5949335A (ja
Inventor
Shinji Shirasaki
Takashi Ishida
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP16067582A priority Critical patent/JPS5949335A/ja
Publication of JPS5949335A publication Critical patent/JPS5949335A/ja
Publication of JPH0364696B2 publication Critical patent/JPH0364696B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/062Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジンの燃料噴射制御装置に関
し、特に、演算燃料噴射信号と退避走行用の固定
燃料噴射信号とを演算回路の動作状態に応じて選
択切換えする選択回路を備え、上記演算回路の異
常時に退避走行が行われる燃料噴射制御装置にお
いて、エンジンクランク角位置に対応するタイミ
ング信号に同期した選択切換信号を上記選択回路
に出力する切換信号発生回路を設け、上記演算回
路が一時的異常状態から正常状態に復帰するよう
な場合に生じ易い上記固定燃料噴射信号の消失を
未然に防止し、エンジンの運転特に始動時におけ
る運転を良好に行い得るようにしたエンジンの燃
料噴射制御装置に関するものである。
従来、エンジン回転数、吸入空気量などの機関
データ即ち運転条件データに基づいて、最適燃料
噴射量の制御を行なう燃料噴射制御装置として、
第1図のブロツク図に示すものが提案されてい
る。
この燃料噴射制御装置では、デジタルセンサ
群、即ちスタータスイツチ等の各種スイツチ類や
車速センサ等を含むセンサ群、及びアナログセン
サ群、即ちエアフロメータ、吸気温センサ等を含
むセンサ群、からなる運転条件センサ群(機関セ
ンサ群)1、及び他の運転条件センサであつて、
エンジン回転速度信号やクランク角位置信号を発
生する回転センサ2、からそれぞれ送られる運転
条件データ(機関データ)に基づき演算回路3が
最適燃料噴射量(時間)を演算し、この演算結果
に対応する演算燃料噴射信号が出力され、該信号
は選択回路6を経て増幅器7に送られ、電力増幅
されてインジエクタ8に印加され、インジエクタ
8の弁を駆動制御して最適な量の燃料噴射が行な
われる。
一方、この制御装置には演算回路3の異常動作
時にこれを検出する異常検出回路5と、スタータ
スイツチがオンされた際のような特定条件時に、
所定の燃料噴射量に対応した固定燃料噴射信号を
発生する固定燃料噴射信号発生回路4とが設けら
れ、異常検出回路5は、演算回路3の動作を常時
監視し、その異常動作時に切換信号を選択回路6
に送り、演算燃料噴射信号に代えて固定燃料噴射
信号発生回路4からの固定燃料噴射信号を増幅器
7を介してインジエクタ8に送るように動作し、
演算回路異常時における退避走行を行い得るよう
に構成される。
しかし、第2図のタイミングチヤートに示すよ
うに、バツテリ電圧Bが特にエンジンの低温始動
時、その圧縮行程で異常に低下し、その爆発行程
で再び正常電圧に回復するような場合があり、こ
のバツテリ電圧の異常低下時に演算回路3が一時
的に動作不良となる。このような場合、演算回路
3からの不正確な燃料噴射信号Tに代わつて、固
定燃料噴射信号発生回路4からの固定燃料噴射信
号Cがエンジンの圧縮行程中に出力され選択回路
6へ送られるが、異常検出回路5から選択回路6
へ異常検出時に出力される選択切換信号Jは、バ
ツテリ電圧Bが正常に復帰し演算回路3が正常動
作を再開すると消失してしまうことから、選択回
路6によつて選択され出力される噴射信号Yは破
線で示すその後半部分が消失し、所定の燃料噴射
時間(噴射量)が得られず、燃料噴射量の不足に
よりエンジンを停止させてしまう場合が生ずると
いう問題があつた。
本発明は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、エンジンの圧縮行程中に異常となりそ
の爆発行程中に正常に回復した場合にも、異常検
出によつて出力される固定燃料噴射信号が途中か
らカツトされることなく正常な制御を行なうこと
ができるエンジンの燃料噴射制御装置を提供する
ことを目的とする。このために本発明は、機関セ
ンサ群からの機関データに基づいて最適燃料噴射
量を演算し演算燃料噴射信号を出力する演算回路
と、該演算回路の異常を検出し異常検出信号を出
力する異常検出回路と、上記演算回路の異常時に
上記演算燃料噴射信号に代えて固定燃料噴射信号
発生回路から出力される固定燃料噴射信号を選択
する選択回路とを備え、該選択回路により選択さ
れた燃料噴射信号に応じてインジエクタが開弁制
御されるエンジンの燃料噴射制御装置において、 上記異常検出回路から異常検出信号が出力され
ると上記選択回路に対して固定燃料噴射信号を選
択させる選択切換信号を所定期間に渡つて出力す
る切換信号発生回路を設けると共に、該所定期間
は、上記異常検出信号が出力されなくなつた後も
継続する期間であつて、一つの固定燃料噴射信号
の出力期間よりも長い期間としたことを特徴とす
る。
従つて、本発明によれば演算回路の異常が検出
されたら固定燃料噴射信号が選択される。そし
て、この演算回路の異常が、例えば一時的な電圧
降下等によるとしたら、直ちに演算回路が正常に
復帰して異常検出回路からの異常検出信号は出力
されなくなる。しかし本発明では、切換信号発生
回路の出力する選択切換信号の出力期間を、この
異常検出信号が出力されなくなつてからも継続す
る期間であつて、一つの固定燃料噴射信号の出力
期間よりも長い期間としたから、選択回路による
固定燃料噴射信号の選択がその信号の途中で終わ
つてしまうということがない。
以下、本発明を第3図ないし第12図を参照し
つつ説明する。
第3図は本発明の一実施例燃料噴射制御装置の
ブロツク図を示し、11は、スタータスイツチ、
エアコンデイシヨナースイツチ、あるいはスロツ
トル開度センサ、車速センサ、エアフロメータ、
吸気温センサ等からなる機関センサ群であり、燃
料噴射量を演算し補正するために必要なスイツチ
信号、スロツトル開度信号、車速信号、吸入空気
量信号、吸気温信号あるいは冷却水温信号等の機
関データをそれぞれ出力する。12はデイストリ
ビユータ内に設けられた回転センサであり、例え
ばエンジン回転数の半分の速度で回転するデイス
トリビユータの回転軸に2種類のタイミングロー
タを軸着し、これらのタイミングロータに対向し
て、エンジン回転速度NE信号を出力するピツク
アツプコイルとクランク位置G1信号、クランク
位置G2信号を出力する2つのピツクアツプコイ
ルを設けて構成される。13は機関センサ11か
らの機関データや回転センサ12からのエンジン
回転速度NE信号、クランク位置G1信号、クラン
ク位置G2信号を入力し、エンジン運転状態を示
すこれらの機関データから冷間時、加速時などの
運転状態に応じて燃料噴射量(噴射時間)を演算
し、当該演算結果に対応する演算燃料噴射信号T
を出力する演算回路であり、例えばマイクロコン
ピユータにより構成される。14はエンジンが特
定の条件、例えばスタータスイツチがオンされた
時に、クランク位置G1信号、クランク位置G2
号に同期して、燃料噴射量(噴射時間)を示す固
定燃料噴射信号Cを出力する固定燃料噴射信号発
生回路であり、第5図に示す回路から構成され
る。すなわち、この回路は、回転センサ12から
のクランク位置G1信号、クランク位置G2信号に
よりスイツチング動作を行なうトランジスタTr
のスイツチング回路と、このスイツチング回路の
出力側に接続されたコンデンサC1とエアフロメ
ータの可変抵抗VR、及び、抵抗R1,R2によ
り分圧された基準電位とスイツチング回路の出力
電位を比較するコンパレータCoを備え、第6図
に示すようにコンデンサC1と抵抗VRで決まる時
定数で変化するスイツチング回路の出力電圧VB
が基準電位VAより低い時にHレベルの固定燃料
噴射信号Cを出力するように動作する。即ち、固
定燃料噴射信号発生回路14はクランク位置G1
信号、クランク位置G2信号の各立上り時点で立
上り、かつエアフロメータにより検出される吸入
空気量に対応するパルス幅をもつ固定燃料噴射信
号Cを発生する。
15は演算回路13の動作を監視する異常検出
回路であり、演算回路13が正常の場合には該演
算回路13から周期的にチエツクパルス信号D
(例えばアイドルスピードコントロール信号)を
入力し、バツテリ電圧低下等に起因する演算回路
13の異常状態発生により停止されるチエツクパ
ルス信号Dを監視し、このチエツクパルス信号D
が所定時間入力されてこない時には、異常検出信
号Jを切換信号発生回路19へ出力する。
第7図はこの異常検出回路15の論理回路図を
示す。第7図において、チエツクパルス信号Dを
入力する入力回路にはフリツプフロツプ21,2
2が使用され、入力回路からの信号はノツトゲー
ト23、アンドゲート24、及びオアゲート25
を介して、フリツプフロツプ27,28,29,
30からなる2進カウンタのリセツトR端子に送
られると共に、2進カウンタの出力はアンドゲー
ト31、フリツプフロツプ32を介して、オアゲ
ート33とフリツプフロツプ34からなる出力回
路に送られ、該出力回路から異常検出信号Jが出
力されるように接続されている。
19は異常検出回路15からの異常検出信号J
を入力すると共に、回転センサ12からのクラン
ク位置G1信号、クランク位置G2信号を入力し、
このクランク位置G1信号、クランク位置G2信号
に同期した選択切換信号Sを選択回路16に出力
する切換信号発生回路を表わす。この切換信号発
生回路19は、Hレベルの固定燃料噴射信号Cの
出力中に演算回路13が正常に復帰し、Hレベル
の異常検出信号JがLレベルに反転した際にも、
Hレベルの固定燃料噴射信号Cが完全に出力され
尽すまで選択切換の動作を行なわしめないような
選択切換信号Sを出力するよう構成してある。即
ち、この切換信号発生回路19は、第9図に示す
ようなフリツプフロツプ40から構成され、フリ
ツプフロツプ40のクロツク信号入力端子CLに
クランク位置G1信号、クランク位置G2信号が入
力されるが、入力端子DにHレベルの異常検出信
号Jが入力されると、クランク位置G1信号、ク
ランク位置G2信号に同期して出力端子QからH
レベルの選択切換信号Sを選択回路16に出力す
る。
選択回路16は、固定燃料噴射信号Cと演算燃
料噴射信号Tを被選択信号として入力し、切換信
号発生回路19から入力される選択切換信号Sに
よつてこれら2種類の噴射信号C、Tの一方を選
択し、燃料噴射信号Zとして出力するものであ
り、第10図に示すように、ノツトゲート50、
オアゲート51,52、及びアンドゲート53か
らなるマルチプレクサにより構成される。選択回
路16の出力側は増幅器17を介してエンジンの
インテークマニホルドに設けたインジエクタ18
に接続され、選択され出力された燃料噴射信号Z
は電力増幅され、インジエクタ18のバルブを駆
動するように構成される。
次に、燃料噴射制御装置の動作を説明する。
先ず、演算回路13が正常な状態において、演
算回路13は、機関センサ群11や回転センサ1
2から送られる吸入空気量信号、吸気温度信号、
スロツトル開度信号、冷却水温信号、あるいはエ
ンジン回転速度信号などの機関データから、エン
ジンの運転状態に合致した最適な燃料噴射量(時
間)を演算し、この最適燃料噴射量に対応する演
算燃料噴射信号Tが演算回路13から選択回路1
6に出力される。この演算回路正常状態において
は、異常検出回路15からHレベルの異常検出信
号Jは出力されず、切換信号発生回路19からも
Hレベルの選択切換信号Sは出力されないから、
選択回路16では燃料噴射信号Zとして演算燃料
噴射信号Tが常時選択され、選択回路16から出
力された演算燃料噴射信号Tは増幅器17を介し
てインジエクタ18に印加される。従つて演算回
路13の正常動作時においては、演算回路13に
よる演算結果に基づく燃料噴射制御が行なわれ
る。
一方、エンジンの低温始動時等に、第4図に示
す如く、バツテリ電圧Bがエンジンの圧縮行程で
異常に低下し、爆発行程で正常値に回復する現像
が表われた場合、第11図、第12図に示すよう
に演算回路13から出力されているチエツクパル
ス信号Dが異常区域において出力されなくなる。
すると、異常検出回路15では、このチエツクパ
ルス信号Dの消失後の消失継続時間を計測し、所
定の時間この信号Dが消失しつづけている場合に
は当該所定時間経過後、Hレベルの異常検出信号
Jを出力する。
ここで、第7図、第8図、第11図、第12図
を参照して異常検出回路15の動作を説明する。
先ずチエツクパルス信号Dはフリツプフロツプ2
1の端子Dに入力され、一方、フリツプフロツプ
21,22の端子CLには信号Dに比べて十分小
さい周期(例えば25μsec)のクロツクパルスEが
送られ、フリツプフロツプ32の端子CLとフリ
ツプフロツプ27の端子Tには信号Dを監視する
一定時間を得るための周期(例えば6.4msec)を
もつクロツクパルス信号Hが入力され、さらに、
フリツプフロツプ34の端子CLには切換に必要
な時間周期(例えば100μsec)をもつクロツクパ
ルス信号Iが入力される。なお、リセツトパルス
信号Pにより全てのフリツプフロツプは、スター
タスイツチの投入時に初期化され、各々の出力端
子QはLレベルとなつている。
演算回路13の正常時には、第8図に示すよう
に、チエツクパルス信号Dがフリツプフロツプ2
1の端子Dに入力され、端子CLにはクロツクパ
ルス信号Eが入力されるから、チエツクパルス信
号DがHレベルの時、クロツクパルス信号Eの立
上りに周期してフリツプフロツプ21の出力信号
Q1はHレベルとなる。同様にフリツプフロツプ
22の出力信号Q2は信号Q1からクロツクパルス
信号Eの1周期遅れの信号となる。したがつて、
アンドゲート24の出力信号Kは第8図に示すよ
うに、チエツクパルス信号DのHレベルの期間に
おいて、信号Q1の立上り時点から立上り、信号
Q2の立上り時点で立下るパルス信号となる。
一方、2進カウンタを構成する4個のフリツプ
フロツプ27〜30は初期化された後、チエツク
パルス信号DによつてつくられるHレベルのリセ
ツト信号Lが印加されなければアンドゲート31
の出力がHレベルになるまでクロツクパルス信号
Hの立下りを最大(24−1=15)回カウントす
る。この15回のカウント時間がチエツクパルス信
号Dの有無の判定基準、即ち演算回路13の動作
判定基準であつて、この間、Hレベルのリセツト
パルス信号PやHレベルのチエツクパルス信号D
の入力があつた場合、Hレベルのリセツト信号L
の印加によりカウンタはリセツトされ、再び
「1」からカウントを開始する。
第11図に示すように、演算回路13から周期
的に送られてくるはずのチエツクパルス信号Dが
途中で消失すると、アンドゲート24の出力信号
K及びオアゲート25の出力信号LがLレベルを
継続し、リセツト信号Lが印加されない状態とな
るから、上記チエツクパルス信号Dの消失前の最
終のリセツト信号が立下つた直後からフリツプフ
ロツプ27〜30の2進カウンタはクロツクパル
ス信号Hをカウントし始め、15回カウントしたと
ころでアンドゲート31の出力信号MはHレベル
に反転され、フリツプフロツプ32にこの出力信
号Mが印加されてその出力信号Q3もHレベルに
反転される。一方、この時、出力信号Q3はオア
ゲート25にも戻されることからその出力のリセ
ツト信号LはHレベルとなつてフリツプフロツプ
27〜30は初期化され、よつてアンドゲート3
1の出力信号Mは直ちにLレベルとなると共に、
フリツプフロツプ32の出力信号Q3もクロツク
パルス信号Hの立上りに同期してLレベルとな
り、そして、フリツプフロツプ27〜30は再び
クロツクパルス信号Hの立下りをカウントし始め
る。一方、フリツプフロツプ34はパルス信号P
によるリセツト信号によりリセツトされ、出力Q
はLレベルに保持された状態で、フリツプフロツ
プ32からのHレベルの出力信号Q3が2進カウ
ンタのカウントアツプ時にオアゲート33を介し
て入力端子Dに入力されると、フリツプフロツプ
34の出力端子Qから出力される異常検出信号J
はクロツクパルス信号Iの立上りに同期してHレ
ベルとなる。そして、この異常検出信号Jは、第
12図に示すように、フリツプフロツプ34のリ
セツト端子にオアゲート26を介して、パルス信
号P又はチエツクパルス信号Dの入力によりつく
られるアンドゲート24の出力信号KがHレベル
で印加されるまで、つまり、演算回路13の正常
状態を示すチエツクパルス信号Dが再び送られる
まではHレベルを保持して異常検出を示す信号と
なる。
このようにしてつくられたHレベルの異常検出
信号Jが、第9図に示す切換信号発生回路19の
フリツプフロツプ40の端子Dに入力されると、
リセツトパルス信号Pによつてリセツトされてい
たその出力端子Qは回転センサ12から送られる
クランク位置G1信号又はクランク位置G2信号の
立上りに同期してHレベルに反転し、Hレベルの
選択切換信号Sが切換信号発生回路19から選択
回路16に出力される。この選択切換信号Sは第
4図に示すように、異常検出信号JがLレベルに
一時的に反転した際にも即座に反転せずHレベル
を維持する。
選択回路16では、第10図に示すように、被
選択信号として演算回路13から演算燃料噴射信
号Tがオアゲート52に入力され、固定燃料噴射
信号発生回路14から固定燃料噴射信号Cがオア
ゲート51に入力される。そこで、選択切換信号
Sが入力されると、この回路では、選択切換信号
SがLレベルの時、演算燃料噴射信号Tが選択さ
れ、Hレベルの時に固定燃料噴射信号Cが選択さ
れるから、選択切換信号SがHレベルの間、固定
燃料噴射信号Cが、第4図に示すように燃料噴射
信号Zとして選択回路16から出力される。この
場合、上述のように選択切換信号Sは異常検出信
号Jが一旦Lレベルに反転した後も即座に反転せ
ず、クランク位置G1,G2組号が入力されてくる
までHレベルを保持しているから、燃料噴射信号
Zの後半が異常検出信号JがLレベルへ反転され
ると同時にカツトされることなく、正規の固定燃
料噴射信号Cを燃料噴射信号Zとして出力するこ
とができる。
そして、選択回路16から出力された燃料噴射
信号Zとしての固定燃料噴射信号Cは増幅器17
にて電力増幅された後、インジエクタ18に印加
され、インジエクタ18のバルブがこの噴射信号
により制御駆動され、燃料噴射時間(噴射量)が
所定の固定燃料噴射量となるように制御される。
一方、異常検出回路15からHレベルの異常検
出信号Jが出力されない正常時には、切換信号発
生回路19からHレベルの選択切換信号Sは出力
されず、選択回路16では演算回路13からの演
算燃料噴射信号Tが選択され、この演算燃料噴射
信号Tにより燃料噴射時間(噴射量)の制御が行
なわれる。
なお、上記実施例では切換信号発生回路19に
クランク位置G1信号、クランク位置G2信号を送
り、この信号に同期して選択切換信号Sを出力さ
せたが、クランク位置G1信号、クランク位置G2
信号以外のタイミング信号として、クランク位置
G1信号、クランク位置G2信号と、エンジン回転
速度NE信号とによつて決定される上死点信号や
点火確認信号を使用することもできる。
以上説明した如く、本発明は、機関センサ群か
らの機関データに基づいて最適燃料噴射量を演算
し演算燃料噴射信号を出力する演算回路と、該演
算回路の異常を検出し異常検出信号を出力する異
常検出回路と、上記演算回路の異常時に上記演算
燃料噴射信号に代えて固定燃料噴射信号発生回路
から出力される固定燃料噴射信号を選択する選択
回路とを備え、該選択回路により選択された燃料
噴射信号に応じてインジエクタが開弁制御される
エンジンの燃料噴射制御装置において、 上記異常検出回路から異常検出信号が出力され
ると上記選択回路に対して固定燃料噴射信号を選
択させる選択切換信号を所定期間に渡つて出力す
る切換信号発生回路を設けると共に、該所定期間
は、上記異常検出信号が出力されなくなつた後も
継続する期間であつて、一つの固定燃料噴射信号
の出力期間よりも長い期間としたことを特徴とす
る。
このため、エンジンの低温始動時等にバツテリ
電圧がエンジンの圧縮行程で異常に低下すること
に伴なう演算回路の一時的異常状態発生のような
場合、異常検出によつて固定燃料噴射信号が出力
されるが、演算回路の正常状態への復帰によつて
もこの噴射信号は途中からカツトされることなく
正規の噴射信号をインジエクタに出力することが
できるから、燃料噴射量の不足などによりエンジ
ンを停止させることがなく、エンジンが良好な運
転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燃料噴射制御装置のブロツク
図、第2図は同制御装置における各信号のタイミ
ングチヤート、第3図は本発明の一実施例を示す
燃料噴射制御装置のブロツク図、第4図は同制御
装置における各信号のタイミングチヤート、第5
図は固定燃料噴射信号発生回路の回路図、第6図
は同回路における各信号のタイミングチヤート、
第7図は異常検出回路15の論理回路図、第8図
は同回路における各信号のタイミングチヤート、
第9図は切換信号発生回路19の論理回路図、第
10図は選択回路16の論理回路図、第11図、
第12図は異常時における異常検出回路の各信号
のタイミングチヤートである。 11……機関センサ、12……回転センサ、1
3……演算回路、14……固定燃料噴射信号発生
回路、15……異常検出回路、16……選択回
路、19……切換信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機関センサ群からの機関データに基づいて最
    適燃料噴射量を演算し演算燃料噴射信号を出力す
    る演算回路と、該演算回路の異常を検出し異常検
    出信号を出力する異常検出回路と、上記演算回路
    の異常時に上記演算燃料噴射信号に代えて固定燃
    料噴射信号発生回路から出力される固定燃料噴射
    信号を選択する選択回路とを備え、該選択回路に
    より選択された燃料噴射信号に応じてインジエク
    タが開弁制御されるエンジンの燃料噴射制御装置
    において、 上記異常検出回路から異常検出信号が出力され
    ると上記選択回路に対して固定燃料噴射信号を選
    択させる選択切換信号を所定期間に渡つて出力す
    る切換信号発生回路を設けると共に、該所定期間
    は、上記異常検出信号が出力されなくなつた後も
    継続する期間であつて、一つの固定燃料噴射信号
    の出力期間よりも長い期間としたことを特徴とす
    るエンジンの燃料噴射制御装置。
JP16067582A 1982-09-14 1982-09-14 エンジンの燃料噴射制御装置 Granted JPS5949335A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16067582A JPS5949335A (ja) 1982-09-14 1982-09-14 エンジンの燃料噴射制御装置

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JP16067582A JPS5949335A (ja) 1982-09-14 1982-09-14 エンジンの燃料噴射制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5949335A JPS5949335A (ja) 1984-03-21
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