JPH0364443A - 圧延用複合ロール及びその製造法 - Google Patents

圧延用複合ロール及びその製造法

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JPH0364443A
JPH0364443A JP1199307A JP19930789A JPH0364443A JP H0364443 A JPH0364443 A JP H0364443A JP 1199307 A JP1199307 A JP 1199307A JP 19930789 A JP19930789 A JP 19930789A JP H0364443 A JPH0364443 A JP H0364443A
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江良 雅之
Shogo Morimoto
森本 庄吾
Osamu Shimoyuumura
下夕村 修
Masami Shimizu
正己 清水
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−1−の利用分野〕 本発明は、圧延用ワークr、1−ル及びその製造法に係
り、特に高強度、耐摩耗性の要求される語用ロールや被
圧延祠にデンドライトが11云写されない(1−ルに奸
適な圧延用複合■7−ル及びぞの製造法に関する。
「従来の技術〕 最近の圧延用ワークロールに対するニーズどl。
て、被圧延祠の高光輝度の持続性やデンドライトが転写
されないことが重要視され−Cいる11、−れに幻想す
るには、組織の微細化、均質化及びjj)+4含金化等
が必要である1、又、(1段ミル等の用延機で・(ま、
高汀下のもとで圧延する必要があるため、1]−ルの径
を小さくする方1FIjに進んでいる、3そのため、(
1−−ルに要求される特性どしては、jl−ルの制(1
シに列し、−(は耐スポール及び嗣摩耗性が、軸部に刻
j7では高強度及び強靭性が1Jji求される。1この
ような両特性を兼わ6tfiえた圧延加重)−ルとする
ためには、従来の溶解−鋳造−組込によるいわゆる溶製
利では、特にj、il−ル胴部θ) 1!1111向−
1−か限界とな−〕でいる。ずなわち、溶製イ1からノ
よるJl−延用ワーク■J−ルでは、lI(地中の炭化
物ヅイズが広範囲に分布する」二、特にその中には、熱
処即什・@ ’14性及び嗣スポール1つを著しく劣化
さ−1,!るという欠点を右する匡人炭化物がある1、
又、溶父法では、炭化物含イf量に限良かあるとい−2
た欠点がある。さら(1丁、溶製利においでは、組人デ
ン1゛ライト釦織の山塊を防止出来ず、被j工延月に転
′Lfされたり、(J−ル表面がr% 1.、い肌荒れ
4起、−すという問a4イノーし2でいる。これら(わ
欠点(j、溶製利に5−7で宿命的なりのでd、す、製
法及び成力に列して白ら制限されている娑因とブSつで
いる1、1、記の欠点を解決する技術とし=((」、急
玲凝1.’、1の効出4:利用(−7で、嗣I4;士社
性及び1制スポール性をイj°する金1iA粉土X)−
リーノ・ソ1−i1fiびにセラλツクス粉東から出発
−・する下記oh法が知られ−C゛いる。
(1)  熱間11γ4水JIE法。
(2)  インサー1−法(スリーブ式)33%式% (1)(ま上に、ガス7゛1−マイズ粉太4玲間成形後
(、六熱間静水汗法(HIP)や熱間押し出j7法によ
り製造する方法である(複合加圧研究次組 1複合力1
’l II扱術4  :P97〜128.  (SFi
7.  I(l初版))3.この方法では原訓粉東のi
sr、 Jfεに?llI約が/lJる一l、Jg:i
;容部の払ft* Iiづがわずかなため、熱部PI!
 II!。
に応力集中が起こり、割れX〕剥1IilE ’i誘発
−・j−るという欠J、!、(ををし−Cいる。
(2)は、いわゆる焼ばめ、冷ばめに81.す+1’+
、4A’ +;:はめコム方法テアル(「塑性加圧、I
 Vol 2 :l 、 N11261、  (] 9
82) 、  10月発行 r)9 /I 5−95]
 ) 、、この方法では、高弾性及び’+rL l1g
 弧の材料を焼ばめすることは無理であり、必然的に冷
ばめを採用し−Cいるが、圧延加重が人きくなると1「
合部が:l:IJ:ポ1したり、バック7′ツブ丁J−
ルの111似る人きくしたりする欠点がある。
(3)は、冶金的に結合させる方法である(F1木鉄鋼
協会δ扁:「鉄鋼便覧IY)7I/15〜’15[i、
S57.1の。この方法で(よ、複合ロールの芯+、+
と焼結体との境界部の境界層の厚みが0.2mm以下の
ため、残留16カが境界近イツ:・に集中し、;1i1
1れ−\゛)剥離を誘発するという欠点を有している 最近では、第2図に示すような工程で製造する財肉盛法
による複合ロールの製造法が注目され−Cいる(特開昭
5’5−14971号公報、’、l+、7:開昭52−
8852 fi号公報)。
この方法は、上記の各方法よりも粉末の’、i!j性を
失う、二とがほとんどないという利、1ヨ(があるが、
溶封前後の熱管理及び溶対決に問題があるため、第2図
のような、HI Pあるいはスウエージングを十分に行
う必要がある。今、I−I I P処理−C′芯刊と溶
射層部との接合性の強化をはかろうとすると、その処理
温度や圧力が高くなるため、溶射層邪の組織が粗くなり
、特に炭化物が成長し、粉末の特徴が半減してしまう。
又、スウエージンクにより1g合件の強化をはかろうと
するには、鍛練比を1げる必要がある。
しかし、圧延用複合ロールの胴部は芯桐部に比べ、硬く
脆いヰ1料が使われているため、どうし−Cも芯+J部
の法が鍛練され不経済であるばかりでなく、芯祠の円形
がくずれたり、十分な接合強度が得られなかったり、時
には、溶射層部のき裂の発生がみられるという問題があ
った。更に、溶射作業中にも溶射層端面部にき裂の発生
が生じ、しばしば作業を中断するという問題があった。
粉末の組成としては、特開昭6.0−158906号公
報や特開昭55−122801号公報等があるが、耐食
性もさることながら、焼入−さや基地の強度及び靭性の
点で劣り、十分に満足すべきものはなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、耐スポール性及び耐摩耗性を要求され
る胴部用の粉末組成としては、焼入性の改善や基地の強
化を、溶射に関しては、溶射前及び後の熱管理の点につ
いて配慮がされておらず、高圧下、高速圧延用の複合ロ
ール及びその製造法どするには問題があった。
本発明の目的は、耐摩耗性、耐スポール性をイ・[1j
、出来る胴部用粉末を用い、溶射作業1161tθ)f
riJ及び後を含めた熱管理を良奸に11って、尚几ド
、い°5速IF延川の複合J−1−ル及びその製造法を
11供する。′。
とにある。
〔線類を解決するための手段〕
L記I」的を達成するために、本発明では、1127強
准及び強靭性を有する金属軸部に、該軸)11りより面
1摩耗性の胴部を有する複合ロールにおい−(°、該胴
部の組成が、重量%でC:1.5〜4.5%、S11〜
3%、Cr:12〜35%、Mo3〜fi%、W3〜6
%、■、1〜6%、残lieからなるらのを用いたもの
であり、更に該組成には重量%でNド:(〜10%、C
o:3〜10%の少なくとも−・方を含有しているもの
を用いたものである。
また、上記目的を達成するために、本発明で(よ、I−
記の複合L]−ルにおいて、胴部は、tu数11・jの
溶IAd層からなり、各溶射層は内側の粒コーリイズが
外側のそれより小さい溶射層部を有した6のであり、ま
た、このような複合ロールの製造法とシ/(°、金属軸
部を予熱し、該軸部に各溶射層がその内側の粒子サイズ
が外側のそれより小さくなるように胴部溶射層部を形成
して製造したもの−C゛あり、更に、胴部溶射層部は、
金属軸部を乗直にし、l!”j li1′、させ、初層
から最終層までの各層を下部から上部の一方向にプラズ
マト−チを移動させて溶射し−C所定の厚みとする。二
とによりJf2 +現して製造したらのである。
ずなわ夫・、(、発jli’jは、強度イ〕靭性にすぐ
れている軸部の胴部に耐摩耗性、耐スポール外及び耐酸
化性を有する粉末を溶射し−Cなる複含■)−ル及びそ
の製造法において、前記粉末の組成をC:1.5〜4,
5%、Si3〜3%、Mn3〜3%、Cr:12〜35
%、MO11〜6%、W3〜6%、■二〜6%、残Fe
あるいは上記組成にN1又(よC0を3〜10%含有さ
せたものである。
川に、本発明(よ、軸部 溶0・t ?J O′>境1
〕、1部Q)枳含の不十分や溶射層端部のき裂発生は、
溶q=を後単に減圧下でキャニング材を二]−ナインク
しただけでは不十分であり、溶射前の軸部のP熱、溶U
t後の 0 後熱と溶射法に着目した点である。
ずなわち、軸部の予熱a□1瓜は、溶U=t I+°・
・1部の爪111と軸部の重量比をfとし、fが0.0
1≦rr、3.5の時は、予熱温度T (C)はi” 
= 100 fl  17 flf以上、fがf>3.
5の時は400℃J−リドで、かつ、いずれも1200
℃以下で行う。そしで、溶削後の後熱は50℃/時以下
の冷却吐良でIJうことである。
一1部の条件を満足するような熱管即を行い、溶射を第
3図に示すように、溶射初期層23、溶射中間囮24 
、Jan溶射層25ど溶射aIt!IJIJ J、=逐
次、狭めて行くようにしたものである。
干、記のような溶射法を採ることにより、本発l!11
の複合■コールは第1図に示ずような断面4イ、Jする
第1図において、高強度、高靭性を存する軸部1]の胴
部22の表面に、本発明の組成を右する々A 8’4の
耐摩耗性を有する高炭素高クロム系鋼系の急冷凝固粉末
をプラズマ溶射することにより、l、j肉溶射層1 t
lを形成し、特に溶射層の端部の角度(θ)4θ≦70
とし、境界触部21を形成しているまた、上記の溶射に
用いる溶射ヰ1制は、拉度が150メッシ;、以下で、
かつ炭化物の粒々は2.0μm以下の粉末を用いる。そ
して、溶04シて得られた溶射層は、粒形が2〜10μ
mで、曲槓率で15〜55%の炭化物からtlる。
前記の溶射において、溶射中のガンの移動は、軸部の下
部から上部へと一方向にのみ11うことか肝要である。
それは、第7図に示すように、フlノーム中の粉末は、
粗粒7、中粒6、細粒5に分布しているため、下部から
のみ溶射を1jえば、第1図に示すように均質な溶射層
部を形)&させることと、1:’xに細粒が先に溶射さ
れるため、Jx合性が強化される。
なお、第7図において、粗大粒8が微細粒4はフレーム
外に飛散してしまうため、溶創部の形成には寄与しない
このように本発明に係る圧延用複合■−1−ルは、第9
図に示すように高強度、高靭性をイ4する軸部9を矢印
a方向に回転させると具に11.的温良にP熱した後、
下部から下部に向かつτ溶a−+ 苓行い所1 2 宗の肉1ν゛にする。
この際の濃側は軸部の芯kAに近い相別から本発明の0
利に逐次変化させた境界層21苓6うけ、先の第3図1
.=示したように溶射距離等逐次狭め−(−41<これ
により、軸部と溶射1り・1部の七デぐX(11が強化
され、かつ、溶射中の溶射層端面部のき裂の発止4防1
ト出来る1、又、濃側(よ下部から1部への方1;すの
みとすることにより、溶射層部のJ勺f:を化、1−溶
JIJh−ej部端面部のき裂の発出を防止−りる+’
l−r懸がili来る。
来る。
溶射層は250℃/hr以下で冷却する。−とにJす、
冷却過程での境界部の剥離や溶9・1j・1・1部のき
裂の発止が1工くなる。
1f′1  用〕 粉末の組成でC,[:r、 Ni、 !ii、 W及σ
V f′ニー”)いT−検ii、I +−,た結果をま
とめると次のようにlj:る、。
C(ま[:r、W、V、VC等と粘合して’fir 炭
什物を形成jl、さらに基地中にも固溶し強度4− 、
jJえる元素−(:’ a’>るが1.:]%未満−σ
(ま111iJ 14ff耗性か劣V)、45%4超え
た添加されても11史さ(′J上らずむしろ化1・−コ
ノることかあるので15〜45%とし)、二、。
Slは、耐酸化性と流動性が向上】る元素であるが、1
%未満では流動性が悪くなり、:(%4超えると1ω性
の低下をみるので10〜:)%(’−i )、−1[:
rl;L、 (ミどJ]、に炭化物4fノ(り硬さ’4
’、’ llJ’1(−111+i4摩耗外が向−4,
すると共に嗣酸化性も向]する元素で・あるが、12%
未満ではその向−1が一1分でなく、35%を超えると
添加量はど面4摩耗(ljの向1゛はみられない1、 Nil;J4−スデナイトの安定化元素”I゛訝−+り
殆メ7−゛がマI−11ツクスに固溶し、耐食性、靭1
1及び面J +’?耗性を向上させる性質がある。通2
−1’l lま2%IJ I−’ の含有量で十分であ
るが、マ)・リックスタ位l入・12マルテン刃イトに
し、耐摩耗性’1li111.\lるに(ま:)%以上
1必要であり、10%4舵ズて1.ζ′θ)効電と(1
1少ない。
にoは高価なものであるが調 スノーノで1・J、、’
 、’i″r I;、l−。
化元素があり、耐摩耗性を向1″、さ−1,Z、 (ハ
に*、tr 1.1!があるが、1%未満ではその効果
1;J ’Dなく、0%5超えてもその添加量の増加(
、(、どの動電り、l /、l゛い1 :( 4 WはCrと共存して特殊炭化物を形成し1.If ’、
+i′X′+、:硬さをLげ耐摩耗性を向上させる元素
であるが、1%人満ではそれほど効果(よなく1、二の
元素は11’+!F+゛に重いため、6%以上になると
偏4)l”L’ に LLし、溶解 活線の作文性を悪
くするためJ勾 川底の粉太を得にくい。
VはWと同様な性質を有する元素であるが、Wと反則に
軽い元素であるため、6%以1−にlよると偏析をおこ
し、溶解−精練の作業性4悪くするし、1%未満ではそ
の効果は小さい。
次に予熱温度につき述べる。複合1.I−ルとして圧延
に供されるためには、軸部と溶UJ 11;j部の接合
を十分に行わしめる必要がある。これは、J[;延中に
軸部と溶射層部との接合境界が中皿及び圧縮L6カを交
互に受け、もしも接合が十分でない場合には界面が剥離
するためである。接合の良否に及(51′す軸部予熱の
影響を明らかにするために発明者等は数多くの実験を行
った。
その結果を第4図に示す3.ここでf +J溶9・I 
II・1部O)重量と軸部の重量との比である。[1、
(l I pllr //I11 、”、 、 +’1
に対しては、軸部の予熱温度T (℃) i1次式で示
される温度以上が必要であり、 (式)  T = 1000 1701また、f>3.
5に対しては400℃以1°が必要であり、この温度よ
り低い場合には長打な(2合は得られない。また、これ
らの温度以−1,であれば良いというわけではない。こ
れは予熱’?+、a 瓜が給jずぎると、軸部の軟化及
び変形が!1.じ、かえ−3−(溶1・1後の塑性加工
や熱処理の過程で接合ν111fll O:’)剥離に
辛るからである。以」二より予熱温度の1限は1200
℃以」二とずべきである。
次に溶射後の冷却速度について述べる3、冷加速度が大
きずぎるときには、溶射層部O)変態が急激に進行し、
接合界面に過大な応力がイ・1加され、(f、ll離に
至る。また溶射層部が冷却されてら軸部の心温度は上昇
することがあり、この、J、うな状態で・はやはり接合
界面に応力が発生し、剥1ホ1にうくる3、二のような
応力の発生4緩和するためには溶Ω・j後の冷却速度を
あまり大きくしないことが必要であり、その大きさは2
50℃/11r以下とずべきであ5 6 る。
濃側)・、づ部のき裂発生(よ先の第3図に小したよ・
うに、濃側114の溶射距離を溶用初期の軸部五Hj 
J:り達成、狭めて行くことにより溶射後の)「εiJ
い特に、1I11J端のノ[ε状が第5図のようになり
、従来の 、にうに溶UJ k’lj出11 カー ’
AニーCあった時(第6図)に比へHilす1’:Jの
角層(θ)が小さく、しかも中央部の溶削1°、Lみ(
x)、1、りも11.Iい(△X)部分がなくノ、〕:
る未うに71うZ−ノ」、二よりII、IJげる1、以
1・にこの角度の大きさ1.7−7’)き述べる11発
1す1古智−t、L r−ノ角度を種々変化さ11た溶
C+t A・i ris 4形成した。イーの結果、角
度が75′以上のもの(よ溶IJJ11’j後に端面に
割れが入った。1;た7()°以1. ’? !i −
以トのものは溶射直後には割れは発11・L 1.f、
かったか、後続の熱処理中に割れが入った、1、−れら
に対し70°以十のものは濃側後及び熱処理後ともi’
f’1れは発生しなかった。溶射層を形成−4/+扮上
は4−1へめて耐摩耗性に優れているが、温度に−t:
 J!ト さかあると過大な熱応力及び変態応力が端面
に(、l加され割れとなる、3以上二より両端の角層(
よ70 ’ J′:J、l・とずべきである。
〔実施例〕
以ド、本発明の具体的丈)i’lji例を説明−46が
、本発明はこれに限定されない33 表面にショットをかけ、洗浄した1白仔8 [1mm、
長さ!] (l Ommの月質SU、J2の乳体の軸部
4、第9図に示されるように溶削装置内にセットシ、S
 Ij’l°内を0.2Torr以FにMJIIた後、
へrillzガスを注入し40〜50  ’l’orr
の雰囲気に保ち1.;;、桐を第9図の矢印の方向に2
OrpmにIIjl中ノミし、プラズマ“r−夕で軸部
0表面111[疫を82(1℃に1.l:るまで予熱し
た後、軸部の1ii1転を70 rflmにして濃側を
開始する。
溶射は表1に示したように本発l!JIの(1質のもの
のほかに、市販されでいる0質5KI)II及びヰ1質
S I” 45程度の粉入4用い、表2に小した。Lう
に行った1、 7 8 表  2 表2中の材質5KD−11を用いたのは軸部と本発明材
との接合材を強化するためであり、材質5F45相当材
を最終溶射したのは、本発明材部をコーティングするこ
とにより、第1図中のキャニング26を施こしたと同じ
効果を得るようにしたためである。
溶射終了後、軸部の回転数を3Orpm以下にし、プラ
ズマフレームを上下させ最終溶射層部のコーテイング材
部を溶射させたのちに210t/hr。
0 600℃まで、120℃までを200℃/1:「の冷却
速度で徐冷し、軸部の回転及びガス注入を止め装置内を
大気に戻し取り出す。
このロール素材を1150℃に加熱しなからφ125m
mまで、1.omm、125〜120mmまでを2.0
mmピッチでスウェージングを行い、その後に溶射層部
の表面を1.5mmはど旋盤にて削り取りキャニング材
を除去した後、所定の熱処理を施こし、胴部硬さがH5
=92の第10図に示すような溶射層部が18.0mm
の軸部径φ105 mm、全長1030mmの複合ロー
ルを製造した。
このロールを超音波深傷器にて調査した所無欠陥であっ
た。又、この溶射層部中の炭化物の面積率及び粒子サイ
ズはそれぞれ31%、3.0〜4.5μm (アスペク
ト比は0.7〜0.9)であった。
本圧延用複合ロールの寿命は1研摩当り従来の複合ロー
ルに比べ2.4倍程度であり、さらに圧延中のヘルツ接
触応力が250kg/mm2で、ロール回転数をN=6
x106としても本複合ロールにおいては剥離あるいは
割れの問題は生じなかった。
又、同材質の溶射材のロールに比べても、被圧延材の光
輝度及び板厚精度が10%以上向上すると共に、圧延荷
重が少なくてすむという圧延メーカは勿論、ミルの設計
者にとっても有利となることが判った。
〔発明の効果〕
本発明によれば、軸部(芯材)は高強度及び高靭性を有
し、一方、被圧延材が接触する溶射層は耐スポール及び
耐摩耗性にすぐれているため高圧下、高回転で圧延して
も偏平変形がなく、且つ剥離及び割れ等の生じない圧延
用複合ロールを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧延用複合ロールの縦断面図、第
2図は粉末溶射による複合ロールの主な製造工程を示す
図、第3図は溶射法を説明する概略図、第4図は芯材の
最適予熱温度領域を示すグラフ、第5図は溶射後の形状
を示す断面図、第6図は従来の溶射法により溶射した後
の形状を示す断面図、第7図はプラズマフレーム中の粒
子分布1 2 状況を示す断面図、第8図は溶射層中の粒子の分布状況
を説明する模式図、第9図は減圧溶射法を説明する概略
図、第10図は複合ロールの製品形状を示す外観図であ
る。 l・・・不活性ガスで搬送された粉末の供給口、2・・
・フレーム、3・・・ガン、4・・・微細粒、5・・・
細粒、6・・・中間粒、7・・・粗粒、8・・・粗大粒
、9・・・軸部、10・・・溶射層、11・・溶射トー
チ、1215・・・粉末供給装置、13.14・・・粉
末、16・・・作動ガス、17.18・・・電源、19
.20・・・不活性ガス1・・・境界層部 特許出聞人  株式会社 日立製作所 代  理  人     中  本      宏量 
       井  上      昭図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.高強度及び強靭性を有する金属軸部に、該軸部より
    耐摩耗性の胴部を有する複合ロールにおいて、該胴部の
    組成が、重量%でC:1.5〜4.5%、Si:1〜3
    %、Cr:12〜35%、Mo:1〜6%、W:1〜6
    %、V:1〜6%、残Feからなるものであることを特
    徴とする圧延用複合ロール。
  2. 2.胴部の組成が、更に重量%でNi:3〜10%、C
    o:3〜10%の少なくとも一方を含有していることを
    特徴とする請求項1記載の圧延用複合ロール。
  3. 3.高強度及び強靭性を有する金属軸部に、該軸部より
    耐摩耗性の胴部を有する複合ロールにおいて、胴部は複
    数層の溶射層からなり、各溶射層は内側の粒子サイズが
    外側のそれより小さい溶射層部を有することを特徴とす
    る圧延用複合ロール。
  4. 4.胴部溶射層部は、粒形が2.0〜10μmで、面積
    率で15〜55%の炭化物からなることを特徴とする請
    求項3記載の圧延用複合ロール。
  5. 5.胴部溶射層部は、その端面が軸部に対して形成され
    る角が70゜以下であることを特徴とする請求項3記載
    の圧延用複合ロール。
  6. 6.高強度及び強靭性を有する金属軸部に、該軸部より
    耐摩耗性の胴部を有する複合ロールにおいて、金属軸部
    を予熱し、該軸部に各溶射層がその内側の粒子サイズが
    外側のそれより小さくなるように胴部溶射層部を形成す
    ることを特徴とする圧延用複合ロールの製造法。
  7. 7.高強度及び強靭性を有する金属軸部に、該軸部より
    耐摩耗性の胴部を有する複合ロールにおいて、胴部溶射
    層部は、金属軸部を垂直にし、回転させ、初層から最終
    層までの各層を下部から上部の一方向にプラズマトーチ
    を移動させて溶射して所定の厚みとすることにより形成
    することを特徴とする圧延用複合ロールの製造法。
  8. 8.胴部溶射材料が、粒度150メッシュ以下で、かつ
    炭化物が2.0μm以下であることを特徴とする請求項
    6又は7記載の圧延用複合ロールの製造法。
  9. 9.下部から上部への溶射において、逐次溶射範囲をせ
    ばめていくことを特徴とする請求項7記載の圧延用複合
    ロールの製造法。
  10. 10.金属軸部の予熱温度(T)は、軸部の周囲に溶射
    形成される溶射層部の重量と軸部の重量との比をfとし
    たとき、fが0.01〜3.5の範囲では少なくとも次
    式で与えられる以上で、かつ、1200℃以下とするこ
    とを特徴とする請求項6記載の圧延用複合ロールの製造
    法。 (式)T=1000−170f
  11. 11.金属軸部の予熱温度は、軸部の周囲に溶射形成さ
    れる溶射層部の重量と軸部の重量との比が、3.5〜1
    0の範囲では、400℃〜1200℃の温度であること
    を特徴とする請求項6記載の圧延用複合ロールの製造法
  12. 12.溶射により形成された溶射層部は、溶射後の溶射
    層部の平均冷却速度を250℃/時以下としたことを特
    徴とする請求項6記載の圧延用複合ロールの製造法。
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