JPH0364219A - 通話回線のエコー測定装置 - Google Patents

通話回線のエコー測定装置

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JPH0364219A
JPH0364219A JP20077589A JP20077589A JPH0364219A JP H0364219 A JPH0364219 A JP H0364219A JP 20077589 A JP20077589 A JP 20077589A JP 20077589 A JP20077589 A JP 20077589A JP H0364219 A JPH0364219 A JP H0364219A
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古屋 伸夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は4線式通話回線に介挿された各結合器に2線式
通話回線を介して各端末装置が接続された通話システム
におけるエコーを測定する通話回線のエコー測定装置に
関する。
[従来の技術] 例えば電話を用いた一般の通話システムは例えば第6図
に示すように構成されている。各端末装置1にて送受信
される通話信号は2線式通話回線2を介して電話局3内
の結合器(ハイブリッド回路)4へ入力され、この結合
回路4にて送話信号と受話信号とに分離され、4線式の
通信回線5を介して交換機6へ入力される。交換器6へ
入力された通話信号は、通話先がこの交換機6以外の遠
方である場合は、トランク7を介して伝送装置8へ送出
される。この伝送装置8は入力した通話信号を、例えば
光通信、衛星通信、マイクロ液通13等の各種の伝送路
9を介して通話先の電話局3へ送信する。
この場合、21式通話回線2と4線式通話回線5と接続
する結合器4において、完全にインピーダンス整合を取
ることが出来ないので、その結合器4に入力される通話
信号が完全に相手側に伝達されなく、反射波が生じる。
したがって、その反射波がエコーとして送話側の端末装
置1および受話側の端末装置1へ入力され、非常に耳障
りになる。近距離通話の場合は、通話信号とエコー信号
とがほぼ重複しているので、問題は生じないが、例えば
国際通話等の遠距離通話の場合は、通話信号とエコー信
号とが離れて聞えるので、問題となる。
したがって、このエコーを抑制するために、エコーを正
確に測定する必要がある。エコーには第7図(a)に示
すように、送話側の端末装置1aで聞こえる送話者エコ
ーと、第8図(a)に示すように、受話側の端末装置1
bで聞こえる受話者エコーとがある。
送話側エコーについては、第7図(a)(b)に示すよ
うに、送話側の端末装置1aから送話信号aを2線式通
話回Q 2 aに送出した場合、同端末装置1aで受信
する受話信号すには端末装置la内の送話器から受話器
に流れる側音と受話側の2線式通話回線2bに接続され
た結合器4bにて反射された送話者エコーが含まれる。
したがって、送話信号aの開始時刻から受話信号すにお
ける送話者エコーの開始時刻までの時間がエコーの遅延
時間Tdsとなる。また、送話15号の振N A sと
送話者エコーの振幅AeSとの比がエコーの減衰量とな
る。
また、受話側エコーについては、第8[V(a)(b)
に示すように、送話側の端末装置1aから第7図(b)
に示す送話信号aを2線式通話回線2aへ送出した場合
に受話側の2線式通話回線2bを介して受話側の端末装
置1bで受信する受話信号Cに、前記送話信号aに対応
する直接受話信号の他に、受話側の2線式通話回線2b
にて反射され4線式通話回線5を一周したた受話者エコ
ーが含まれれる。したがって、この場合には、受話信号
Cにおける直接受話信号の開始時刻がら受話者エコーの
開始時刻までの時間がエコーの遅延時間Tdrとなる。
また、直接受話信号の振幅Arと受話者エコーの振幅A
erとの比がエコーの減衰量となる。
そして、送話者エコーを4キ1定する場合には、第9図
に示すように、送話側の結合器4aの代りに、発振器1
0およびオシロスコープ11を接続して、発振器10で
もって第7図(b)に示す送話信号aを4線式通話回線
5に直接印加して、オシロスコープ11でもって第7図
(b)に示した、受話信号すを受信して、CRT表示管
に表示するようにしている。
そして、受話者エコーを測定する場合には、第10図に
示すように、4線式通話回線5の一方に発振器12およ
びオシロスコープ13を介押して、発振器12でもって
第7図(b)に示す送話信号aを4線式通話回線5に直
接印加して、オシロスコープ13でもって第8図(b)
に示した受話信号C中の受話者エコーを受信して、CR
T表示管に表示するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第9図および第10図に示すように、発
振器10.12およびオシロスコープ11.13を用い
てエコーを測定するエコーM1定vc置においてもまだ
解消すべき次のような課題があった。
すなわち、オシロスコープ11.13のCRT表示画面
上に表示された各受話信号す、cの信号波形から前述し
た各エコー遅延時間T ds、 T drを目視で観a
lするようにしているので、読取り誤差が大きく、尚い
11−1定精度を得ることが困難である。
特に、各エコー波形は送話信号波形に比較して大きく歪
んでいる場合が多いので、各エコー波形のうちのどの部
分から遅延時間を4−1定するかを明確に設定できない
ので、測定精度がさらに低下する。
また、エコー波形が大きく歪んでおり、また、信号波形
も絶えず変化する事が考えられるので、エコー波形の正
確な振幅を得ることが困難であるので、エコー減衰量測
定においても、高い測定111度を得ることが困難であ
った。
さらに、第9図および第10図の測定装置においては、
送話信号aを2線式通話回線2aおよび結合器4aを介
さずに直接41!i1式通話回線5に印加しており、受
話信号す、cも、2線式通話回線2a、2bを介さずに
、オシロスコープ11゜13でもって4線式通話回線5
から直接検出している。
よって、各端末装置1a、lbを接続した状態で、実際
に各端末装置1a、lbを介して送話者または受話者が
聞くエコーの感覚とは異なったものとなり、実際のエコ
ー現象を思丈に14pJ定しているとは限らない問題が
ある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり
、端末装置のみを取り外して、送話側の2線式通話回線
に送話信号を印加して、4線式通話回線を介してこの送
話側の2線式通話四線へ帰ってくる受話信号または4線
式通話回線を一周して受話側の2線式通話回線へ送出さ
れる受話信号を受信して、この受話信号のエンベロープ
波形の送話信号の基準パルス信号波形に対する相互相関
波形を得ることによって、エコー遅延時間およびエコー
減衰量を正確にa?l定することができ、かつ実際のエ
コー現象により近似した条件でa―j定でき、より正確
なエコーを測定できる送話者エコーl1p5定装置およ
び受話者エコー測定装置を堤供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明は、閉ループに形成さ
れた4線式通話回線に板数の結合器を介押し、各結合器
に2線式通話回線を介して各端末装置が接続された通話
システムにおける各結合器で生じるエコーの減衰量及び
遅延時間を送話側で測定する送話者エコー測定装置にお
いて、音声領域周波数を有する正弦波信号を基準パルス
信号のパルス波形で振幅変調した送話信号を送話側の2
1式通話回線へ印加する送話信号発生回路と、送話側の
2線式通話回線を介して入力された、送話信号に対する
受話信号のエンベロープ波形を検出するエンベロープ波
形検出手段と、送話信号を2tIJA式通話回線へ送出
し、該送話tX号を受領する結合器と、エンベロープ波
形検出手段にて検出されたエンベロープ波形から該結合
器を通過した送話信号を除去する送話信号除去手段と、
この送話信号除去手段にて送話信号が除去された後のエ
ンベロープ波形と基準パルス信号波形との相互相関波形
を算出する相互相関算出手段と、この相互相関算出手段
にて算出された相互相関波形の最大値およびその位置を
検出する最大値検出手段と、この最大(nD出手段にて
検出された最大値位置と基準パルス信号波形位置との差
をエコー遅延時間として検出する遅延時間検出手段と、
送話信号の振幅と前記相互相関波形の最大値とからエコ
ー減衰量を算出する減衰量算出手段とを備えたものであ
る。
また、別の発明は、各結合器で生じるエコーの減衰量及
び遅延時間を受話側で測定する受話者エコー、1)j窓
装置であり、上記送話信号発生回路に加えて、受話側の
2線式通話回線を介して入力された、送話信号に対する
受話信号のエンベロープ波形を検出するエンベロープ波
形検出手段と、基準パルスは号と同一パルス幅の基準パ
ルス信号を発生させる受話側堰準パルス発生回路と、こ
の受話側基準パルス発生回路から出力された基準パルス
信号の信号波形とエンベロープ波形検出手段にて検出さ
れたエンベロープ波形との相互相関波形を算出する相互
相関算出手段と、この相互相関算出手段にて算出された
相互相関波形の最大値およびその位置を検出する最大値
検出手段と、相互相関波形の2番目に大きい次値および
その位置を検出する次値検出手段と、相互相関波形のう
ちの最大値位置と吹錬位置との差をエコー遅延時間とし
て検出する遅延時間検出手段と、最大値と次値とからエ
コー減衰量を算出する減衰111算出手段とを備えたも
のである。
[作用コ このように構成された送話者エコーミルl定装置におい
ては、送話信号発生回路から送話側の2線式通話回線に
送話信号が印加される。そして、4線式通話回線を介し
て再度この送話側の2線式通話回線へ入力された受話信
号のエンベロープ波形が検出される。なお、このエンベ
ロープ波形には送話器から受話器へ潟れる送話信号が含
まれるので、この送話信号をエンベロープ波形から除去
する。
そして、除去後のエンベロープ波形の送話信号の基準パ
ルス波形に対する相11相関波形が得られる。
一般に、相互相関波形は最も相関値が高い位置に最大値
が生じるので、エンベロープ波形の前記基準パルス波形
に対する開始位置を示す特異点となる。よって、基準パ
ルス信号の開始位置と最大値位置との差がエコー遅延時
間となる。同様に、その最大値がエンベロープ波形の平
均的振幅と見なせるので、この最大値と送話信号の振幅
値とからエコー減衰量が算出される。
また、受話者エコーAt1定装置においては、送話者エ
コー測定装置と同様に送話信号発生回路から送話側の2
線式通話回線に送話信号が印加される。
そして、4線式通話回線を介して受話側の2線式通話回
線へ送出された受話信号のエンベロープ波形が検出され
る。なお、このエンベロープ波形には送話信号に対応す
る直接受話信号と4線式通話回線を一周したエコー信号
とが含まれる。エンベロープ波形の受話側基準パルス信
号発生器から出力された基準パルス波形に対する相互相
関波形が書られる。そして、今度は、相互相関波形の前
記直接受話信号に対応する最大値とエコー信号に対応す
る2番目に大きい次値とが検出される。したがって、最
大値と次値との間の差がエコー遅延時間となり、最大値
と次値との比がエコー減衰量となる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例の送話者エコーa定装置のlIa略構成
を示すブロック図である。第7図と同一部分には同−n
号が付しである。
デジタル正弦波信号発生回路21から出力された音声領
域の周波数fVを有するデジタルの正弦波信号dはアン
ドゲート22にて基準パルス発生回路23から出力され
た基準パルス信号eで振部変調されてD/A変換器24
でアナログの送話信号gとして結合器(ハイブリッド回
路)25に印加される。前記基準パルス信号eは、第2
図に示すように、幅Toのパルスが周期TIで繰り返す
信号波形である。なお、パルス幅T。は予想されるエコ
ー遅延時間Tdsより十分短く、周期TIは前記エコー
遅延時間Tdsより十分長い時間に設定されている。
したがって、上記デジタル正弦波信号発生回路21、I
A準パルス発生回路23.アンドゲート22およびD/
A変換器24は送話信号発生囲路28を構成する。
粘合回路25へ入力された送話信号gは送話側の2線方
式の2線式通話回線2aおよび粘合器4aを介して4!
1式通話同線5へ送出される。4線式通話回!15に送
出された送話信号gは受話側の結合器4b、2線式通話
回線2bを介して受話側の端末装置1bへ入力するとと
もに、受話側の結合器4bで反射されて再度4線式通話
回線5を戻り、結合器4aを介して送話側の2線式通話
回線2aへ送話者エコー信号として入力される。そして
、2線式通話回線2aへ入力された送話者エコー信号は
、結合器25を介して受話信号りとしてA/D変換器2
7へ入力される。この受話1:号りには、第2図に示す
ように、前記送話者エコー信号h2の他に、送話信号発
生回路28から出力された送話信号gが結合回路25に
て例えば6dB程度減衰された送話信号hlが含まれる
A/D変換器27は発振器28から出力される周波数f
s  (周期TS)のサンプリング信号でもって入力さ
れた受話信号りをサンプリグして例えば8ビツトのデジ
タル受話信号に変換する。
A/D変換器27から周期TS毎に出力される受話信号
りの値Xは2.4演算部29で2乗(x2)される。2
乗演算回路29で瞬1侍電力値に変換された受話信号り
は次のエンベロープ波形検出部30にて包絡線検波され
て第2図に示すエンベロープ波形信号iとなる。
エンベロープ波形検出部30から出力されたデジタルの
エンベロープ波形信号iは再サンプリング部31で再度
サンプリングされる。なお、この再サンプリング部31
には、前記発振器28から出力された周波数rsのサン
プリング信号を分周器32で1 / N pに分周した
周波数f、のサンプリング信号が入力される。よって、
前記エンベロープ波形信号iはさらに粗い信号波形とな
る。
再サンプリング部31から出力されたエンベロープ波形
信号は次の平均化処理部33へ入力される。この平均化
処理部33には前記分周2S32から出力されたサンプ
リング信号の他に、前記lA準パルス発生回路23から
出力された基準パルス信号eのパルスの立上りタイミン
グを検出する立上り検出回路34から出力されるトリガ
信号が入力される。また、平均化処理部33内にはトリ
が信号入力時点から周期TI毎に入力される各時間位置
tにおける各値X、を記憶するメモリ33aが形成され
ている。また、前記トリガ13号をカウントする加算回
数カウンタおよび前記各時間位置tを計数する時間位置
ウンタが形成されている。
そして、サンプリング信号が入力する毎に前記メモリ3
3a内の時間位置カウンタの示す領域に入力した値X、
を加算し、時間位置カウンタの値をカウントアツプする
。そして、トリ力信号が入力すると時間位置位置カウン
タの値をリセットし、加算回数カウンタの加算回数をカ
ウントアツプする。そして、加算回数カウンタの加算回
数が予め定められた例えば10回等の規定回数に達する
と、メモリ33aの各時間位置領域に記憶された各値X
1を規定回数で除算して平均エンベロープ波形にとして
出力する。
平均化処理部33から出力された平均エンベロープ波形
には次の送話信号除去部35へ入力される。この送話信
号除去部35には前記基準パルス信号eをインバータ3
6で反転した反転信号が入力されている。そして、第3
図に示すように、・F均エンベロープ波形にのうちの反
転信号のLレベルに相当するパルス幅T。に猶予時間α
を加算した時間(To十α)に相当する■、7間におけ
る各時間位置tの各値Xを除去して、補正エンベロープ
波形mを得る。すなわち、平均エンベロープ波形kから
送話信号hlの波形に1が除去され、エコー信号h2の
波形に2が残る。
送話伝号除去部35から出力された抽正エンベロープ波
形mは次の相互相関算出部37へ入力される。また、A
/D変換器28は記憶やパルス信号eを分周器32から
の周波数f、のサンプリング信号を用いてデジタルの2
!準パルス波形nへ変換して、相互相関算出部37へ印
加する。そして、この相互相関算出部37は、補正エン
ベロープ波形mのU準パルス波形nに対する相互01関
波形〇を算出する。すなわち、この相互相関波形0にお
いては、補正エンベロープ波形mにおける波形m2のピ
ーク値に対応する時間位置t2に最大値AQを示すピー
クo2が生じる。
相互相関算出部37から出力された相互相関波形0は最
大値検出部38でもって前記最大1iflAeおよびそ
の時間位置t2が検出される。そして、その時間位置t
2はJ!!!延時間検出部39へ送出される。遅延時間
検出部39は基準パルス波形nの立上り目間位置t。と
最大値Acの時間位置t2との間の時間差(t2−to
)をエコー遅延時間Tdsとして検出する。
また、最大値検出部38にて検出された最大値Aeは対
数変換部40でデシベルtlt位(Ae)d B l:
変換されたのち減衰量検出部41へ送出される。減衰量
検出部41は送話信号gの振幅A。
をデシベル変換した値(Ao)dBが記憶されており、
両者の差[(Ae)dB  CAo )dB]dBをエ
コー減衰量E(dB)として出力する。
このように構成された送話者エコー測定装置であれば、
受話信号りのエンベープ波形をデジタル値で検出し、さ
らに、このエンベロープ波形から送話信号gに起因する
波形に、を除去した補正エンベロープ波形mを算出し、
この補正エンベロプ波形mと送話信号の基準パルス信号
のiAQパルス波形nとの相互相関波形0を算出し、そ
の算出された相互相関波形0をエコー信号h2に代る波
形と見なして、エコー遅延時間Tdsおよびエコー減衰
量E(dB)を算出している。
よって、たとえ受話信号りに含まれるエコーt3号h2
が歪んでいたとしても、相互相関波形0を算出すること
によって、最大値Aeを示す時1に1位置−t2がエン
ベロープ波形mのエコー信号h2に対応する波形m2の
開始点と特定できる。したがって、エコー遅延時間Td
sの算出精度が低下することはない。
また、最大1m A eはエコー信号h2のエンベロー
プ波形m2の平均値と見なすことができるので、従来の
オシロスコープ11でその振幅値を目視で検出する場合
に比較してそのall定精度を大幅に向上できる。
このように、従来の測定装置に比較して、各測定精度を
大幅に向上できる。さらに、実施例においては、iすら
れたエンベロープ波杉信号iを平均化処理部33で複数
のエコー信号h2を平均した平均エンベロープ波形kを
用いているので、上記a−1定桔度をさらに向上できる
また、送話信号gを21式通話回線2aに印加し、かつ
4線式通話回線5を介した受話信号りを結合回路4aに
接続された2線式通話同線2aを介して受信しているの
で、より実際の使用状態に近い状態でエコー遅延時間T
dsお、よびエコー減衰量Eが得られる。
第4図は本発明の一実施例に係わる受話者エコー測定装
置の概略構成を示すブロック図である。
第1図の実施例と同一部分には同一符号が付しである。
この実施例においては、送話側の2線式通話回線2aに
送話信号発生回路28がら、第2図に示した送話信号g
が印加される。そして、送話信号gは結合器4aを介し
て4線式通話回線5へ入力され、受話側の結合器4bを
介して受話側の2線式通話回線2bに入力する。そして
、結合器(ハイブリッド回路)51を介して受話信号p
としてA/D変換器27へ入力される。
A/D変換器27へ入力される受話信号pには、第5図
に示すように、結合器4bから直接入力された前記送話
信号gによる直接受話信号plの他に、結合i4bで反
対され、さらに反対側の結合Z 4 aで反射された4
線式通話回線5を一周したエコー信号p21 さらにも
う−周したエコー信号plが含まれ。
そして、この受話信号pは、A/D変換器27でデジタ
ルの受話t5号に変換され、さらに2来演党部2つで瞬
時電力値に変換され、エンベロープ波形検出部30にて
包絡線検波がおこなわれてエンベロープ波形信号となる
。さらに、再サンプリンフ部31で粗いサンプリング周
期で再サンプリングされ、平均化処理部33で複数のエ
ンベロープ波形信号が平均化される。
なお、この平均化処理に用いる基準パルス信号は送話側
の基準パルス信号eと同一パルス幅T。
を有した基準パルス信号であり、受話側に配設された受
話側基準パルス発生回路52から供給される。したがっ
て、送話側の基準パルス信号eとは非同期である。
平均化処理部33から出力された平均エンベロープ波形
は次の不便波形除去部53にて直接受話信号p1近傍に
含まれる不要な信号成分tが詮去して補正エンベロープ
波形qとして相互相関算出部37へ送出される。この相
亙用閃算出部37は、補正エンベロープ波形qのA/D
変換器28から出力されたU$パルス波形rに対する第
5図に示す相互相関波形Sを算出する。
算出された相互相関波形Sには、図示するように、補正
エンベロープ波形qにおける直接受話信号のビークq1
および各エコー信号の各ビークQz+Q3に対応する各
時間位置【I+  12+t3に各ピーク”l+   
2+  53が生じる。
そして、相互相関波形qは最大値検出部54でもって、
最大ビークq、の最大[Alおよびその時間位置tlが
検出され、次VL検出部55にて2番目に大きいビーク
q2の次値A2および肋間位置t2とが検出される。し
かして、遅延時間検出部56にて最大値A、の時間位置
tlから次値A2の時間位置t2までの時間(t+  
 t2)で示されるエコー遅延時間Tdrが算出される
さらに、最大値A、および次値A2はそれぞれ対数変換
部57.58にてデシベル単位に変換された後、減衰量
算出部59へ送出される。減衰量算出部59はそれらを
減算してエコー減衰量 E −[(AI )dB−(A
o )dB] dBを得る。
このような構成の受話者エコーミルl窓装置であれば、
受話1J号pを受話側の2線式通話回vA21)を介し
て受信しているので、第10図に示した従来装置のよう
に、4線式通話回線5の途中に介挿する必要がなく、よ
り実際に近い状態でエコー測定を実行できる。また、先
の実施例と同様な手法にて相互相関波形qを算出して、
受話側におけるエコー遅延時間Tdrおよびエコー減衰
量Eを得ているので、先の実施例とほぼ同様の効果を得
ることができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。各実施例においては、2乗演算部29〜減衰量算出
部5つそれぞれ独立した回路構成としたが、これらの各
機能をllInプログラムに組込んで、信号処理プロセ
ッサ等を用いてソフト的に実行することも可能である。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、端末装置のみを取
り外して、送話側の2線式通話回線に送話信号を印加し
て、送話者エコーalll定装置においては4線式通話
回線を介してこの2線式通話回線へ帰ってくる受話信号
を受信し、また、受話者エコー測定装置においては4線
式通話回線を一周して受話側の2線式通話回線へ送出さ
れる受話信号を受信して、それぞれ受話信号のエンベロ
ープ波形を作成し、このエンベロープ波形の送話信号の
基準パルス信号波形に対する相互相関波形を算出し、こ
の相互相関波形を用いてエコー遅延1147問およびエ
コー減衰量を算出している。したがって、オシロスコー
プ等を用いて目視で7111定していた従来装置に比較
して、エコー遅延時間およびエコー減衰量の測定精度を
大幅に向上できる。さらに、実際のエコー現象により近
似した条件で測定でき、より正確なエコーを測定できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる送話者エコー測定装
置を示すブロック図、TS2図および第3図は同実施例
装置の動作を示す波形図、第4図は本発明の他の実施例
に係わる受話者エコーミルj定装置を示すブロック図、
第5図は同実施例装置の動作を示す波形図、第6図は一
般的な通話システムを示す図、第7図は送話者エコーの
発生原理を説明するための図、第8図は受話者エコーの
発生原理を説明するための図、第9図は従来の送話者エ
コー測定装置を示す模式図、第10図は従来の受話者エ
コー測定装置を示す模式図である。 1・・・端末装置、2・・・2線式通話回線、4・・・
結合器、5・・・4線式通話回線、28・・・送話信号
発生回路、29・・・2乗演算回路、30・・・エンベ
ロープ波形検出部、33・・・平均化処理部、35・・
・送話信号除去部、37・・・相互相関算出部、38.
54・・・最大値検出部、39.56・・・遅延時間検
出部、41.59・・・減衰量検出部、52・・・受話
側基準パルス発生回路、53・・・不要波形除去部、5
5・・・次ri検出部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)閉ループに形成された4線式通話回線(5)に複
    数の結合器(4a、4b)を介挿し、各結合器に2線式
    通話回線(2a、2b)を介して各端末装置(1a、1
    b)が接続された通話システムにおける前記各結合器で
    生じるエコーの減衰量及び遅延時間を送話側で測定する
    送話者エコー測定装置において、音声領域周波数を有す
    る正弦波信号を基準パルス信号のパルス波形で振幅変調
    した送話信号を送話側の2線式通話回線へ印加する送話
    信号発生回路(2B)と、送話側の2線式通話回線を介
    して入力された、前記送話信号に対する受話信号のエン
    ベロープ波形を検出するエンベロープ波形検出手段(3
    0)と、前記送話信号を2線式通話回線へ送出し、該送
    話信号を受領する結合器(25)と、前記エンベロープ
    波形検出手段にて検出されたエンベロープ波形から該結
    合器(25)を通過した前記送話信号を除去する送話信
    号除去手段(35)と、この送話信号除去手段にて送話
    信号が除去された後のエンベロープ波形と前記基準パル
    ス信号波形との相互相関波形を算出する相互相関算出手
    段(37)と、この相互相関算出手段にて算出された相
    互相関波形の最大値およびその位置を検出する最大値検
    出手段(38)と、この最大値検出手段にて検出された
    最大値位置と前記基準パルス信号波形位置との差をエコ
    ー遅延時間として検出する遅延時間検出手段(39)と
    、前記送話信号の振幅と前記相互相関波形の最大値とか
    らエコー減衰量を算出する減衰量算出手段(41)とを
    備えた送話者エコー測定装置。
  2. (2)閉ループに形成された4線式通話回線に複数の結
    合器を介挿し、各結合器に2線式通話回線を介して各端
    末装置が接続された通話システムにおける前記各結合器
    で生じるエコーの減衰量及び遅延時間を受話側で測定す
    る受話者エコー測定装置において、 音声領域周波数を有する正弦波信号を基準パルス信号の
    パルス波形で振幅変調した送話信号を送話側の2線式通
    話回線へ印加する送話信号発生回路(28)と、受話側
    の2線式通話回線を介して入力された、前記送話信号に
    対する受話信号のエンベロープ波形を検出するエンベロ
    ープ波形検出手段(30)と、前記基準パルス信号と同
    一パルス幅の基準パルス信号を発生させる受話側基準パ
    ルス発生回路(52)と、この受話側基準パルス発生回
    路から出力された基準パルス信号の信号波形と前記エン
    ベロープ波形検出手段にて検出されたエンベロープ波形
    との相互相関波形を算出する相互相関算出手段(37)
    と、この相互相関算出手段にて算出された相互相関波形
    の最大値およびその位置を検出する最大値検出手段(5
    4)と、前記相互相関波形の2番目に大きい次値および
    その位置を検出する次値検出手段(55)と、前記相互
    相関波形のうちの前記最大値位置と次値位置との差をエ
    コー遅延時間として検出する遅延時間検出手段(58)
    と、前記最大値と次値とからエコー減衰量を算出する減
    衰量算出手段(59)とを備えた受話者エコー測定装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04355549A (ja) * 1991-05-31 1992-12-09 Nec Corp エコーキャンセラ制御方式
JP2009232417A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Fujitsu Ltd 測定方法、エコー発生箇所特定方法、測定装置、およびエコー発生箇所特定装置

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