JPH0362760B2 - - Google Patents
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- JPH0362760B2 JPH0362760B2 JP18003385A JP18003385A JPH0362760B2 JP H0362760 B2 JPH0362760 B2 JP H0362760B2 JP 18003385 A JP18003385 A JP 18003385A JP 18003385 A JP18003385 A JP 18003385A JP H0362760 B2 JPH0362760 B2 JP H0362760B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- type surfactant
- oil stains
- cleaning agent
- polyoxyethylene alkyl
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- Expired
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Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Description
[発明の利用分野]
本発明は洗浄剤に係り、特にコンクリートの油
汚れを清掃するのに好適な洗浄剤に関する。 [発明の背景] 強度や安定性に優れるコンクリートは様々な建
築物に利用されている。このコンクリートはポー
ラスであるため、特に油汚れが付着すると落とし
ずらい。 この油汚れに対して各種の洗浄剤が使用されて
いるが、これら洗浄剤は有機溶媒系とアルカリ水
溶液系の2つに大別される。有機溶媒系のもの
は、更に石油系のものと塩素化合物系のものに分
かれ、石油系のものは洗浄力は強いが強燃性とい
う欠点を有している。塩素化合物系のものは通常
燃えることはないが、表面張力が小さいためにコ
ンクリートにすぐ浸み込んでしまうので洗浄力が
弱いという欠点がある。またアルカリ水溶液系の
ものは洗浄力を強くするとアルカリも強くなり、
取扱いが難しくなる欠点がある。 [発明の目的] 本発明の目的はコンクリートの油汚れに対して
洗浄力があつて不燃性の洗浄剤を提供するにあ
る。 [発明の概要] 本発明はアルキルベンゼンジスルフオン酸型界
面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルフエニル
エーテル型界面活性剤、水酸化ナトリウムおよび
メタケイ酸ソーダを主成分としたことを特徴とす
る。 [発明の実施例] 以下本発明の実施例について説明する。 先ず本発明者は不燃性の洗浄剤とするために水
を溶媒として界面活性剤を混入することを検討し
た。界面活性剤の中ではアニオン系界面活性剤が
油汚れに対して最も洗浄力を有し、さらにPH12以
上のアニオン系界面活性剤は洗浄効果が一層増大
することが分かつた。しかし、通常のアニオン系
界面活性剤ではある程度アルカリを強くすると安
定性が悪くなるため実用には不向きであつた。そ
こで、アニオン系界面活性剤について更に検討し
た結果、アルキルベンゼンジスルフオン酸がアル
カリにも安定で最も適していることがわかつた。
またアルカリも水酸化ナトリウムとメタケイ酸ソ
ーダの2種類を用いると、いたずらにPHを高くす
ることなく洗浄能力を増大させることを見いだし
た。そこで、アルキルベンゼンジスルフオン酸、
水酸化ナトリウム、メタケイ酸ソーダを主成分と
して洗浄剤を造り、コンクリートの油汚れを洗浄
したところ油汚れは良く落ちたが、泡が立ち過ぎ
て実用にはやや不向きであつた。そこで、消泡剤
としてポリオキシエチレンアルキルフエニルエー
テル型界面活性剤、望ましくはHLB値が6以下
のものを混入したところ、効果的な洗浄剤が得ら
れた。 次に具体的な混合例について説明する。 アルキルベンゼンジスルフオン酸ナトリウム型
界面活性剤を10重量%、ポリオキシエチレンアル
キルフエニルエーテル型界面活性剤(HLB≒4)
を1重量%、水酸化ナトリウムを3重量%、メタ
ケイ酸ソーダを2重量%、そして残り84重量%を
水として良く撹拌し均一な溶液を得た。この溶液
のアルカリ農度は1M以下であり、それ程強くは
ない。 10年以上稼動しているエレベータのピツトを10
現場選び、その油汚れの洗浄に上記洗浄液を用い
た。1m2当り300ml塗布しブラシでこすつた後、
布切れで拭き取つた結果を下表に示す。
汚れを清掃するのに好適な洗浄剤に関する。 [発明の背景] 強度や安定性に優れるコンクリートは様々な建
築物に利用されている。このコンクリートはポー
ラスであるため、特に油汚れが付着すると落とし
ずらい。 この油汚れに対して各種の洗浄剤が使用されて
いるが、これら洗浄剤は有機溶媒系とアルカリ水
溶液系の2つに大別される。有機溶媒系のもの
は、更に石油系のものと塩素化合物系のものに分
かれ、石油系のものは洗浄力は強いが強燃性とい
う欠点を有している。塩素化合物系のものは通常
燃えることはないが、表面張力が小さいためにコ
ンクリートにすぐ浸み込んでしまうので洗浄力が
弱いという欠点がある。またアルカリ水溶液系の
ものは洗浄力を強くするとアルカリも強くなり、
取扱いが難しくなる欠点がある。 [発明の目的] 本発明の目的はコンクリートの油汚れに対して
洗浄力があつて不燃性の洗浄剤を提供するにあ
る。 [発明の概要] 本発明はアルキルベンゼンジスルフオン酸型界
面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルフエニル
エーテル型界面活性剤、水酸化ナトリウムおよび
メタケイ酸ソーダを主成分としたことを特徴とす
る。 [発明の実施例] 以下本発明の実施例について説明する。 先ず本発明者は不燃性の洗浄剤とするために水
を溶媒として界面活性剤を混入することを検討し
た。界面活性剤の中ではアニオン系界面活性剤が
油汚れに対して最も洗浄力を有し、さらにPH12以
上のアニオン系界面活性剤は洗浄効果が一層増大
することが分かつた。しかし、通常のアニオン系
界面活性剤ではある程度アルカリを強くすると安
定性が悪くなるため実用には不向きであつた。そ
こで、アニオン系界面活性剤について更に検討し
た結果、アルキルベンゼンジスルフオン酸がアル
カリにも安定で最も適していることがわかつた。
またアルカリも水酸化ナトリウムとメタケイ酸ソ
ーダの2種類を用いると、いたずらにPHを高くす
ることなく洗浄能力を増大させることを見いだし
た。そこで、アルキルベンゼンジスルフオン酸、
水酸化ナトリウム、メタケイ酸ソーダを主成分と
して洗浄剤を造り、コンクリートの油汚れを洗浄
したところ油汚れは良く落ちたが、泡が立ち過ぎ
て実用にはやや不向きであつた。そこで、消泡剤
としてポリオキシエチレンアルキルフエニルエー
テル型界面活性剤、望ましくはHLB値が6以下
のものを混入したところ、効果的な洗浄剤が得ら
れた。 次に具体的な混合例について説明する。 アルキルベンゼンジスルフオン酸ナトリウム型
界面活性剤を10重量%、ポリオキシエチレンアル
キルフエニルエーテル型界面活性剤(HLB≒4)
を1重量%、水酸化ナトリウムを3重量%、メタ
ケイ酸ソーダを2重量%、そして残り84重量%を
水として良く撹拌し均一な溶液を得た。この溶液
のアルカリ農度は1M以下であり、それ程強くは
ない。 10年以上稼動しているエレベータのピツトを10
現場選び、その油汚れの洗浄に上記洗浄液を用い
た。1m2当り300ml塗布しブラシでこすつた後、
布切れで拭き取つた結果を下表に示す。
【表】
ただし、判定基準は、◎:汚れが完全に脱落、
○:汚れがほぼ完全に脱落、△:汚れが少し残
る、×:汚れがかなり残る、である。 同表からわかるように、現場Dを除く各現場で
油汚れはほぼ完全に脱落している。現場Dについ
て再度洗浄したところ、油汚れは完全に脱落し
た。 [発明の効果] 以上説明したように本発明は、水を溶媒とした
ため不燃性であり、また泡立ちを抑えて油汚れに
対する洗浄効果の高い洗浄剤とすることができ
る。
○:汚れがほぼ完全に脱落、△:汚れが少し残
る、×:汚れがかなり残る、である。 同表からわかるように、現場Dを除く各現場で
油汚れはほぼ完全に脱落している。現場Dについ
て再度洗浄したところ、油汚れは完全に脱落し
た。 [発明の効果] 以上説明したように本発明は、水を溶媒とした
ため不燃性であり、また泡立ちを抑えて油汚れに
対する洗浄効果の高い洗浄剤とすることができ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水を溶媒として、アルキルベンゼンジスルフ
オン酸型界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル型界面活性剤、水酸化ナトリ
ウムおよびメタケイ酸ソーダを主成分として含有
したことを特徴とする洗浄剤。 2 上記特許請求の範囲第1項記載のものにおい
て、上記ポリオキシエチレンアルキルフエニルエ
ーテル型界面活性剤として、HLB値が6以下の
ものを用いたことを特徴とする洗浄剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18003385A JPS6241297A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18003385A JPS6241297A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 洗浄剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241297A JPS6241297A (ja) | 1987-02-23 |
JPH0362760B2 true JPH0362760B2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=16076296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18003385A Granted JPS6241297A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 洗浄剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241297A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5120831A (en) * | 1985-02-08 | 1992-06-09 | Procyte Corporation | Metal-peptide compositions |
JP4345941B2 (ja) * | 1999-04-16 | 2009-10-14 | ベック株式会社 | 塗膜の処理方法 |
-
1985
- 1985-08-17 JP JP18003385A patent/JPS6241297A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6241297A (ja) | 1987-02-23 |
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