JPS6142597A - 非水系ペ−スト状洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非水系ペースト状洗浄剤組成物、更に詳しくは
衣類のえシ、そで口などの部分洗いやブラシなどを使用
する洗浄に適した非水系ペースト状洗浄剤組成物に関す
る。

〔従来の技術〕

従来の非水系ペースト状洗浄剤組成物は、例えば特公昭
４６−１８７５９号、％開昭５４−１６５１４号および
特開昭５６−１５９２９７号に開示される如く、非イオ
ン界面活性剤全基体とし、このハ体中に無機ビルダー類
ヲ安定に分散させる為Ｋ、分散剤としてシリカ、アルミ
ナなどの高容積の無機担体物質、微細に粉砕されたシリ
カ、あるいはアクパルジャイト、セピオライトなどの鎖
状榴造型クレーを使用するものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如き従来技術は、無機ビルダー類の安定分散のた
めｌｒｋ定の分散剤を必要とし、また非イオン界面活性
剤を多量に用いる為、起泡性が充分でなくまた長期間保
存すると非イオン界面活性剤の浸み出し、あるいは分離
が起きるという欠点がある。それ故、分散剤を必要とせ
ず、それ自体満足すべき分散性能を有する非水系ペース
ト状洗浄剤組成物が望まれている。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明者等は種々検討の結果、非イオン界面活性剤、陰
イオン界面活性剤、およびｌ＃ｉ機ビルダー類を特定量
配合することによシ、前記問題点を解決できること金兄
い出した。

すなわち本発明は、（ａ）非イオン界面活性剤、（ｂＪ
陰イオン界面活性剤および（ｃ）無機ビルダー類を含有
する非水系ペースト状洗浄剤組成物において、成分（ａ
）と成分（ｂ）の重量比がン〜％であ）、かつ成分（ａ
）と成分（ｂ）の総量が２０〜７０重量％（以下％と略
記）で成分体ｊの配合量が３０％未満、成分Ｃｏ）の配
合量が３０〜８０％である組成物および該組成物に更に
気泡全包含せしめ保存安定性の向上した組成物を提供す
る。更Ｋまた本発明品を有利に得るには非イオン界面活
性剤中で未中和の陰イオン界面活性剤を中和する方法が
適当であることを見い出した。

本発明に使用される非イオン性界面活性剤としては、通
常の洗剤組成物に用いられるものであれば特に限定され
るものではないが、例えば次のものを挙げることができ
る。

（ｂ）平均炭素数１０〜２０のアルキル基又はア）ｂダ
ニ／＋４１”有Ｌ、１〜２０モルのエチレンオキサイド
を付加したポリオキシエチレンアルキル又ｆｄフルケニ
ルエーテル （２）　　平均炭素数６〜１２のアルキル基金イ」し、
１〜２０モルのエチレンオキサイド金付加したポリオキ
シエチレンアルキルンエニルエーテル （３）平均炭素数１０〜２０のアルキル基又はアル））
ニル基を有し、１〜２０モルのプロピレンオキサイドを
付加したポリオキシプロピレンアルキル又ハアルケニル
エーテル （４）平均炭素数１０〜２０のアルキル基又はアルケニ
ル基ヲ有し１〜２０モルのブチレンオキサイドを付加し
たポリオキシブチレンアルキル又ハアルケニルエーテル （５）、平均炭素数１０〜２０のアルキル基又はアルケ
ニル基を有し、総和で１〜３０モルのエチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドあるいはエチレンオキサイド
とブチレンオキサイドを付加した非イオン性活性剤（エ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレン
オキサイドとの比は０，７　／　９，９〜９．９１０．
１） （６）　　下記の一般式で表わされる高級脂肪酸アルカ
ノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加物 ？１２ ”１２ （７）　　平均炭素数１０〜２０の脂肪酸とショ糖から
成るシミ糖脂肪酸エステル （８）　　平均炭素数１０〜２０の脂肪酸とグリセリン
から成る脂肪酸グリセリンモノエステル（９）　　下記
の一般式で表わされるアルキルアミンオキサイド 〒１４ 上記の中で（ｂ）〜（５）の非イオン界面活性剤が好適
であシ、このうちでも、常温で液状のものが特に望まし
い。非イオン界面活性剤の配合量は５０％未満とする必
要がある。５０％以上になると、特に起泡性が低下し高
温下での安定性が著しく悪くなるため好ましくない。

本発明に使用される陰イオン界面活性剤としては次のも
のが準げられる。

１）平均炭素数１０〜１６のアルキル基を有すル直鎖又
は分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 ２）平均炭素数１０〜２０の直鎖又は分枝鎖のアルキル
基又はアルケニル基を有し、１分子内に平均０．５〜８
モルのエチレンオキサイドを付加したアルキル又はアル
ケニルエトキシ硫酸塩 ３）平均炭素数１０乃至２０のアルキル基スはアルケニ
ル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩 ４）平均１０〜２０の炭素原子を１分子中に有するオレ
フィンスルホン酸塩 ５）平均１０〜２０の炭素原子を１分子中に有するアル
カンスルホン酸塩 ６）平均７０〜２４の炭素原子を１分子中に有する飽和
又は不飽和脂肪酸塩 ７）平均炭素数１０〜２ｏのアルキル基又はアルケニル
基を有し、１分子中に平均０．５〜８モルのエチレンオ
キサイドあるいはプロピレンオキサイドあるいはブチレ
ンオキサイドあるいはエチレンオキサイド／プロピレン
オキサイド＝　０．１　／　９．９〜９．９　／　０．
１の比であるいはエチレンオキサイド／ブチレンオキサ
イド＝　０，１７９，９〜９．９　／　０．１の比で付
加したアルキル又ハアルケニルエーテルヵルボン酸塩 ８）下記の式で表わされるα−スルホ脂肪酸塩又はエス
テル ｏ３ｚ 上述の陰イオン界面活性剤のうちでも、１）、２）およ
び３）が好適に使用される０本発明に於ては非イオン界
面活性剤と陰イオン界面活性剤の合計量は２０〜７０％
、好ましくは５０〜５０％の範囲である。２０％未満で
は粘度が著しく上昇し、７０％を越えると洗浄性能が低
下する、更に非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤
の割合は重量比でン〜％であることを要し、好ましくは
名〜％、更に好ましくは４〜／６である。乙を超えると
安定性が著しく低下し、又％未満では系の粘度が著しく
増加するため好ましくない。

゛本発明で使用する無機ビルダー類としては、粉末状ゼ
オライト、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ソーダ、珪酸ナ
トリウム、芒硝クエン酸ナトリ！７Ｊ１、トリポリリン
酸ナトリソム、ピロリン酸ナトリウム等が誉げられる。

本発明の組成物に於て無機ビルダー類の配合量は３０〜
８０％であることを必要とする。

３０％未満では洗浄力が充分でなく、又８ｏ％を越える
と粘度が上昇し取シ扱いが困舷になる。

本発明の非水系ペースト状洗剤組成物においては、一般
に使用されているペースト状組成物の様に水を大量に含
有せず、水をほとんど含有しない。好ましくは水の含有
量は５％未満、さらに好ましくは３％未満であり、組成
物に酵素、漂白剤、その池水に敏感な物質を配合する場
合には水を全く含有しない事が望ましい。

次に本発明において気泡を含有せしめる場合は、気泡と
して空気又は窒素などの不活性ガスが使用される。その
配合量はペースト状洗浄剤組成物の総量に対し３％以上
、好ましくｌ−ｊニア％以上更に好ましくは１０％以上
である。５％未満では充分な効果が得られない。気泡の
粒径はｓ−Ｌ；ｏｏμの範囲であシ、３μ未満では効果
がなく、３００μを越えると保存時に脱気し易く不利で
ある。本発明によ多気泡を含有せしめられた組成物に於
ては、気泡により非イオン界面活性剤が組成物中によシ
安定に分散され、その浸み出し、分離現象が防止される
ものと推測される。

本発明の組成物中にはさらに任意成分としてアクリル酸
、メタアクリル酸、ヒドロキシアクリル酸、マレインＲ
，イタコン酸、７ＷＡｐ、メサコン酸、アコニット酸な
どの重合体又はこれらの共重合体、ポリエチレングリコ
ールおよびポリプロピレングリコールなどのカルボキシ
ル基又はヒドロキシル基を有する分子−ｉｓ　ｏ　。

〜１００，０００の高分子量有機重合体、エタノール、
イングロバノール等の低級アルコール類、エチレングリ
コール、プロピレングリコール等のグリコール類、エチ
ルセルソルブ、プチルセルンルブ等のセルソルブ類等の
有機溶剤も５％未満の範囲で配合し得る。又一般に洗た
く用洗剤組成物中に配合ぢれる成分であるグロテアーゼ
、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素、過炭酸
ソーダ、過炭酸ソーダ等の漂白剤、螢光染料、香料等も
通常の使用量範囲内で配合し得る。

本発明組成物は、従来技術に使用されるような無機分散
剤を配合しない。無機分散剤を配合しても安定性に寄与
せず、かえって粘度増加等の不利益をもたらすからであ
る。また、従来技術はビルダー類の安定化の為に微細粒
径のビルダーを使用することを要するか、本発明組成物
では一般市販のものが使用できる。なお任意成分として
配合しえる有機溶剤類は５％以上配合すると系の安定性
を損う。

本発明組成物の製造方法は特に限定されるものではない
。例えば非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤を実
質上無水で、均一にかつ安定に混合するには陰イオン界
面活性剤の噴霧乾燥品と非イオン界面活性剤とを混合機
を用いて混合を行なう方法が一般的である。しかし１．
この方法による混合では、陰イオン界面活性剤がダマに
なシ易く、非イオン界面活性剤中に陰イオン界面活性剤
を均一かつ安定に分散、混合するにはかなシの困難を併
なう。また噴霧乾燥工程を必要とするため省エネルギー
的にも好ましくない。

ソコで本発９ｊによれば次の方法が推奨される。

すなわち非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤の未
中和物（以下未中和物と略す）とを場合により少量の水
分とともに混合し、こ九にアルカリ剤を加え中和を行な
って、実質上無水の均一かつ安定な陰イオン界面活性剤
と非イオン界面活性剤の混合溶液を得る。この混合溶液
に無機ビルダーおよびその他の成分を混合する。

或はこれらの成分は場合によシ中相前に混合し、その後
中和を行なうこともできる。気泡を含有せしめる場合に
、適当なノズルを用い上記、の様にして得られた組成物
中に空気あるいは窒素の如き不活性ガスを吹き込めばよ
い。

この本発明に係る製造方法におけるアルカリ剤としては
炭酸ナトリウム、ケイ酸ソーダなどの無機アルカリ剤、
炭素数２又は６のアルカノール基を１〜５個イエするア
ルカノールアミン（−例えばモノエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソグ
ロパノールアミン）などのＱ＜Ｑアルカリ剤を用いるこ
とができるが、スＩ！Ｌ様アルカリ剤が特に好ましい。

かくして得られた本発明の非水系ペースト状洗浄剤組成
物は、通常比重τ、Ｏ−１，５、粘度１００　［ＰＳ］
　　以上であり、好ましくは比重７．２〜１．４、粘度
３００〜＋　０，０００　（：ＰＳコ　である。

本発明の組成物は起泡性、保存安定性、）・ンドリング
性に優れ、又洗浄力も従来品と少なくとも同等であシ、
非水系ペースト状洗剤組成物として非常に優れたもので
ある。

〔実施例〕

以下実施例によシ本発明の詳細な説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものでにない。

以下のようにしてペースト状洗剤組成物を調整した。

〈方法−Ｄ〉 実１験ビーカー中に非イオン界面活性剤及び陰イオン界
面活性剤未中和物を計シ取シよく混合後必要なら泡消し
剤を添加し次いでアルカリ剤を加え、所定時間混合、中
和を確認後（通常５〜ＩＱ分）他のビルダー成分を加え
、必要ならば酵素、漂白剤、螢光染料、溶剤香料等の任
意の成分を加え、ペースト状洗剤組成物を得た。

〈方法−Ｗ〉 乳鉢に非イオン界面活性剤を計ｂｙａｂ、２イカイ様に
より混合しながらこれに陰イオン界面活性剤噴霧乾燥品
を少量づつ加えよく混合した後他のビルダー成分を加え
、必要ならば酵素、淵白剤、螢光染料、溶剤香料等の任
意の成分を加えペースト状洗剤組成物を得た。

上記方法−り又は方法−Ｗによ）調整されたペースト状
洗剤組成物には更に必要に応じエアレーションを行なっ
て気泡を含有せしめた。得られた組成物の物性を評価し
た結果を表−１に示す。同表−１に於ける各項目の評価
方法に次の様である。

（ｂ）保存安定性 試料をスクリュー管（直径４Ｃｒｎ、高さ１０Ｃｒｎ）
に入れ４０Ｃ，２５Ｃ１−５０に保存し、保存１ケ月後
の非イオン界面活性剤の分離安定性を肉眼判定によ）判
定した。

く判定基準〉 ○　非イオン界面活性剤の分離・しみ出しがみられなか
った。

Δ　非イオン界面活性剤のしみ出しがみられた。

×　非イオン界面活性剤層が分離した。

（２）洗浄力試験 洗剤水溶液１詔に１０×１０Ｃｒｎの人工汚染布５枚を
入れ、ターボトメ−ターにてＩ　ＯＯｒｐｍで次の条件
で洗浄した。

洗浄条件及び人工汚染布の油組成は次の通気〔洗浄条件
〕 洗浄時間　　１０分 洗剤回度　　０．０８５％ 水の硬度　　４”ＤＨ 水　　　温　　　２０Ｇ ススギ　　水道水にて５分間 〔人工汚染布の油組成〕 綿　　実　　油　　　　　　　　３０％コレステロール
　　　　　　　１０％ オレイン酸　　　　　　１ＯＮ バルミチンｒＲ１ＯＮ 液体及び固体パラフィン　　１　Ｑｐ 洗浄力は汚染（インジケーターとしてカーボンブラック
を常法により混入〕前の原布及び洗浄前後の汚染布の反
射率を自記色彩計（Ｂ津農作所製）にて測定し次式によ
って洗浄率（％〕を求めた。（表には５枚の測定平均値
を示す）。

（３）　　泡立ち試験 パルセータ−型１−Ｂ気洗濯機（東芝製）忙２０Ｃの水
道水５０Ｊを注加し、洗剤２５９を添加し、攪拌溶解す
る。木綿の肌着１に！、に前記のモデルｉ性汚れ２ｇを
均一に塗布した汚染布を作シ、これを上記の洗濯液に添
加し１０分間強反転攪拌する。攪拌停止後、洗擢槽内の
泡立ちの状態を下記判定基準に従って判定し、洗擢時の
泡立ちを評価する。

洗濯時の泡立の判定基準に次の通シである。

指　数　　　　　　泡立ちの状態 ５・・・・・・泡が山になって洗濯機の計時盤まで達す
る。

４・・・・・・泡が山になっているが洗ｄｄ機の計時盤
までは届かない。

３・・・・・・泡が３〜５ｃｒｎの厚さで′ｇ、面全体
をおおっている。

２・・・・・・泡が１〜２ｃｒｎの厚さで液面全体をお
おっている。

１・・・・・・泡が液面の半分位をおおうが半分位は水
面が見える。

０・・・・・・全く泡が見られない。

（註） 蒼　　Ｃ１２〜、４０（ＫＯ）、）！　　ポリオキシエ
チレン（７１アルキル（ｃ）エーテル １２〜１４ Ｃ７゜０（ＰＯ）２（ＥＯ）、Ｈポリオキシエチレン（
７）ポリオキシプロピレン（２）アルキル（ｃ４゜）エ
ーテル釜％　ＬＡＳ−ＮＩＬ　　　　　　［８アルキル
（ｃ１□）ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 ＬＡＳ−ＴＥＡ トリエタノールアミン塩 Ａｓ−’ＴＥＡ　　　　　　アルキル（ｃ）硫酸ニステ
ルト１２〜１４ リエタノールアミン塩 ＡＥＳ−ＴＥＡ　　　　　ポリオキシエチレン（２，５
）アルキル（ｃ）硫酸エステルトリエタノ １２〜１４ 一ルアミン塩 〔発明の効果〕 表−１からも判る様に、本発明に係わる非水系ペースト
状洗浄剤組成物は、特に保存安定性、起泡性の点で好結
果を約束する。更に免泡を含有せしめる場合には高温に
おける貯蔵安定性をよシ一層良好ならしめるものである
。

尚、本発明品の粘度（２５Ｃ，Ｂ型粘度計）は、３００
〜１０，０００　ＰＳ　　であ）、ペースト状洗浄剤組
成物としての使用上の取シ扱い、は容易であった。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　（ａ）非イオン界面活性剤、（ｂ）陰イオン界面活
   性剤及び（ｃ）無機ビルダー類を含有するペースト状洗
   浄剤組成物において、成分（ａ）と成分（ｂ）の重量比
   が３／１〜１／３、成分（ａ）と成分（ｂ）の総量が２
   ０〜７０重量％で成分（ａ）の配合量は３０％重量％未
   満、成分（ｃ）の配合量が３０〜８０重量％であること
   を特徴とする非水系ペースト状洗浄剤組成物。 ２　非イオン界面活性剤がポリオキシアルキレンアルキ
   ル又はアルケニルエーテル又はポリオキシエチレンアル
   キルフェニルエーテルである特許請求の範囲第１項記載
   の非水系ペースト状洗浄剤組成物。 ３　陰イオン界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン
   酸塩、アルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩およびア
   ルキル又はアルケニル硫酸塩からなる群より選ばれた１
   種又は２種以上のものである特許請求の範囲第１項又は
   第２項記載の非水系ペースト状洗浄剤組成物。 ４　（ａ）非イオン界面活性剤、（ｂ）陰イオン界面活
   性剤及び（ｃ）無機ビルダー類を含有し、成分（ａ）と
   成分（ｂ）の重量比が３／１〜１／３、成分（ａ）と成
   分（ｂ）の総量が２０〜７０重量％で成分（ａ）の配合
   量は３０重量％未満、成分（ｃ）の配合量が３０〜８０
   重量％である非水系ペースト状洗浄剤組成物に更に気泡
   を含有せしめたことを特徴とする非水系ペースト状洗浄
   剤組成物。 ５　気泡の径が３〜３００μ、含有量が非水系ペースト
   状洗浄剤組成物の総量に対して３重量％以上である特許
   請求の範囲第４項記載の非水系ペースト状洗浄剤組成物
   。 ６　非イオン界面活性剤と未中和の陰イオン界面活性剤
   を、場合により少量の水分とともに混合し、これをアル
   カリ剤により中和後無機ビルダー類およびその他の成分
   を混合するか、又は中和前に無機ビルダー類およびその
   他の成分を混合後中和することを特徴とする非水系ペー
   スト状洗浄剤組成物の製造方法。