JPH0362199A - 標示装置 - Google Patents

標示装置

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JPH0362199A
JPH0362199A JP3923589A JP3923589A JPH0362199A JP H0362199 A JPH0362199 A JP H0362199A JP 3923589 A JP3923589 A JP 3923589A JP 3923589 A JP3923589 A JP 3923589A JP H0362199 A JPH0362199 A JP H0362199A
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JP
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paint film
light
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paint
light source
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JP3923589A
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English (en)
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Saburo Wakimoto
脇本 三郎
Kiyohiko Masujima
増島 清彦
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NITSUPO DENKI KK
Original Assignee
NITSUPO DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は標示装置に係り、特に光源と、この光源から一
定の距離を隔てて配置され、前記光源から放出される光
の透過光を標示に用いる標示基体と、を有する標示装置
に関する。
[従来技術] 従来から、トンネル内高遠道路、一般道路、駐車場等に
おいて、速度規制、進路方向指示、駐停車禁止、非常時
の規制指示等の標識に各種標示装置が用いられている。
近年、刻々と変化する交通事情に対応して標示、非標示
の切換えが可能な標示装置の需要が高まってきている。
かかる標示装置は、事故防止、交通整理等を目的として
設置されるため、視認性が優れ、非標示の状態と標示の
状態のコントラストの差が大きいものほど好ましい。
このような標示装置として、標示の状態の時に標示基体
の背面から光を照射し、標示基体上に塗料、インク等に
よって文字2図形等を形成し、透過光の強弱の差によっ
て標示を行う方式のものがある。
第7図は、従来の標示装置の一例を示す概略図である。
第7図において、3は光源となる蛍光灯で、11は基体
の一方の面に塗料やインク等で全面塗布され、その上に
さらに所望の文字、図形等となるように塗料やインク等
で部分塗布された標示基体であり、基体としてはプラス
チック板、ガラス板等が用いられ、必要に応じて着色さ
れたものが使われる。1は標示基体11及び蛍光灯3を
固定するケースである。
[発明が解決しようとする課題] 上記標示装置は、発光によって標示を行うため、特に夜
間、トンネル内等の比較的暗い環境で好適に用いられる
しかしながら上記構成の標示装置の視認性は充分でなく
、交通環境の多様化等に伴ない、非標示の状態と標示の
状態のコントラストの差がより大きいものが望まれてい
た。
[課題を解決するための手段ゴ 本発明の標示?を置は、光源と、この光源から一定距離
を隔てて配置され、前記光源から放出される光の透過光
を標示に用いる標示基体と、を有する標示装置において
、 前記標示基体が、蛍光増白顔料を含有する第一の塗料塗
膜と、標示を構成するように開口された昼光蛍光顔料を
含有する第二の塗料塗膜と、この第二の塗料塗膜上又は
/及びこの第二の塗料塗膜の開口部から露出した前記第
−塗料塗膜上に配設された部分遮光手段とを有し、 前記第一の塗料塗膜と前記第二の塗料塗膜と前記部分遮
光手段とが、前記第一の塗料塗膜、前記第二の塗料塗膜
、前記部分遮光手段の順で光源の配置側から配設されて
いることを特徴とする。
また1本発明の他の標示装置は、光源と、この光源から
一定距離を隔てて配置され、前記光源から放出される光
の透過光を標示に用いる標示基体と、を有する標示装置
において、 前記標示基体が、同一面上に設けられた、標示を構成す
るように開口された昼光蛍光顔料を含有する第二の塗料
塗膜と開口部分に形成された蛍光増白顔料を含有する第
一の塗料塗膜とを必須の構成要素とする標示手段と、 前記第一の塗料am上又は/及び前記第二の塗料塗膜上
に形成された部分遮光手段とを有し、前記標示手段と前
記部分遮光手段とが、前記標示手段、前記部分遮光手段
の順で光源の配置側から配設されていることを特徴とす
る。
[作用] 本発明は、非標示状態においては、前記第一の塗料塗膜
及び第二の塗料塗膜上に設けられた部分遮光手段によっ
て、第二の塗料塗膜の開口部(すなわち第二の塗料塗膜
を施していない部分)から露出する第一の塗料塗膜の色
と第二の塗料塗膜の色との対比によって生ずる標示の視
認性を弱め、一方、標示状態においては、光源から光を
放出させ第二の塗料塗膜の開口部から露出する第一の塗
料量!(蛍光増白顔料)の発光色と第二の塗料量III
(昼光蛍光顔料)の発光色との対比によって視認性の優
れた標示を行わんとするものである。
本発明において、第一の塗料塗膜中の蛍光増白顔料と第
二の塗料塗膜中の昼光蛍光顔料とは光源からの光によっ
て発光し、各粒子がそれぞれ発光源となって面発体とな
り、また各粒子により光が散乱し散乱体となる。したが
って光源自体の輝度ムラ、光源の配置による照度ムラ等
を改善し、光源と標示基体との距離を小さくすることが
でき、標示装置の高輝度化を図り視認性を高めることが
できる。
なお、前記第一の塗料塗膜又は/及び前記第二の塗料塗
膜に硝子中空体を含有せしめることにより、より光の散
乱性を高めることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図(A)は、本発明の標示装置の一実施例の概略的
斜視図であり、第1図(B)は、上記標示装置の構成を
説明するための縦断面図である。
第2図(A) (B)は、標示基体の一構成例を説明す
るための縦断面図である。
第1図(A) (B)において、3は光源となる蛍光灯
であり、2はこの蛍光灯3からの放出される光りによっ
て標示を行う標示基体であり、lは標示基体2及び蛍光
灯3を固定するケースである。
第2図(A)に示すように5標示基体2はプラスチック
板、ガラス板等の光透過性材料からなる光透過性支持体
(以下、支持体という)5(必要に応じて透明着色され
たものを用いてもよく、また散乱効果を向上させるため
に散乱体を用いてもよい、)と、光源から放出される光
によって発光する支持体5上の昼光蛍光顔料とを含有す
る塗料塗膜6と、この塗料塗膜6上及び支持体5上に作
成された、蛍光増白顔料を含有する塗料量@7と、部分
遮光手段たる遮光層4とから構成される。
遮光層4はストライプ状に支持体5上に設けられ、隣接
する支持体露出部との面積比が1:5〜l:1程度とな
るように幅dが決められる。塗料塗膜6は開口部が文字
9図形等を標示するように開口され、この開口部には塗
料塗膜7が塗布される。
塗料量11f6.遮光暦4の色の組合せは任意でよいが
、非標示状態において視認性を低下させるために、遮光
層4は白色、灰色、黒色等の無彩色が好ましく、塗料量
Il!iI6の昼光蛍光顔料は危険標示の場合赤色が好
ましい。
非標示状態においては、ストライプ状に設けられた遮光
層4によって、支持体5に入射する光Sが遮光され、支
持体の反対面に設けられた、塗料塗膜6及びこの塗料量
s6の開口部に塗布された塗料塗膜7に到達する光は減
少する。従って塗料塗膜6の色と塗料塗膜7の色との対
比色によって生ずる標示の視認性は弱くなる。
一方、標示状態においては、標示面と反対方向に一定の
距離を隔てて設けられた蛍光灯3から光を放出させる。
蛍光灯3からでた光は塗料塗膜7において散乱され、ま
たは長波長側の光に変換される。散乱または長波長側の
光に変換された光は、塗料量M6の開口部ではそのまま
支持体5を通り、塗料量[I8の塗布された部分では、
塗料塗膜6において散乱または所定の波長の光に変換さ
れて、支持体5を通る。このようにして、塗料塗膜6の
発光色と塗料量M7の発光色との対比色によって、所定
の文字9図形等を標示することができる。なお標示状態
において、支持体5からの透過光は遮光層4によって一
部遮光され、標示される文字9図形等はストライプ状と
なるが、通常標示装置は1時速数十mで運転中の車の中
で、且つ数十m離れた場所でドライバーにより視認され
るため、ストライプ状の遮光層4は視認されず、それ故
、標示される文字9図形等は見掛は上連続的に見える。
一方、非標示状態においては、蛍光灯は消灯されており
、且つ塗料量[6,7の発光がないためストライプ状に
設けられた遮光層4により、数十瓜離れた場所で観察す
ると、はとんど標示基体上の塗料量@8 、7で形成さ
れる文字9図形等は見掛は上観察されない。
上記標示基体2において、支持体5をPE丁(ポリエチ
レン−テレフタレート)フィルム等のフィルムとすれば
、フレキシブル性を持たせることが可能である。また、
第2図(B)に示したように、塗料量g7上にPETフ
ィルム、クリヤー塗膜等の透明層lOを設ければ、耐久
性等の信頼性を向上させることができる。この場合は透
明層lO上に塗料塗膜7、および塗料塗膜6を設け、こ
の積層体を支持体5aに積層させてもよいことは無為で
ある。
なお、塗料量19I6及び塗料塗膜7はそれぞれ昼光蛍
光顔料、蛍光増白顔料を含有させるだけでも、後述する
優れた光散乱効果を有するが、硝子中空体を含有させる
と、さらにその効果を向上させることができる。
第3図は、上記標示基体に硝子中空体を含有させた標示
基体を説明するための縦断面図である。
なお、第2図に示した構成部分と同一構成部分について
は同一符合を付して説明を略する。
同図に示すように、塗料塗膜6には昼光蛍光顔料粒子8
a、硝子中空体9aが含有されており、塗料塗膜7には
蛍光増白顔料粒子8b、硝子中空体9bが含有されてい
る。
以下、塗料塗膜6及び塗料塗膜7について説明するが、
硝子中空体を含有させた場合について説明するものとす
る。
まず、上記塗料塗膜7について説明する。
塗料塗膜7は蛍光増白顔料及び硝子中空体をビヒクル(
ここでは、ワニスを用いる)中に分散させた塗料を支持
体に塗布することによって、70〜150 JLII程
度の塗膜が形成される。なお第2図CB)の場合は透明
JilOに前記塗料を塗布してもよい、塗料固形成分中
、蛍光増白顔料は、20〜40重量%含有させ、硝子中
空体1〜40重量%含淘させる。蛍光増白顔料は、スチ
ルベン型、ジアミノジフェニル型、イミダゾール、イミ
ダシロン、トリアゾール型、チアゾール、オキサゾール
型、クマリン、カルボスチリル型、ナフタールイミド型
等の蛍光増白染料を、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、
アルキド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグア
ナミン樹脂等の合成樹脂中に溶解させ、固溶体とした粒
径2〜20ル■程度の粉末であり、蛍光増白染料は総重
量に対して0.1〜IO重量%含まれる。
上記蛍光増白顔料粒子の種類9粒径9重量比。
塗料塗膜7の厚さ等は光源の明るさ1発光波長、配置、
光源と標示基体との距離等の条件によって決められる。
硝子中空体は平均粒径20〜50 p−m程度肉厚が数
ル■程度の大きさのものが用いられ、例えば市販品とし
て“スコッチライト”グラスバブルズS80 /100
00  (住友スリーエム(株)製)を用いることがで
きる。
ワニスは、加熱硬化型、常温硬化型等の塗料に用いられ
る一般のものでよい。
第4図は、上記蛍光増白顔料粒子の効果の説明図である
第5図は、上記硝子中空体の効果の説明図である。
第4図に示すように、塗料塗膜7に照射された光りの一
部の可視領域および紫外領域の光は、蛍光増白顔料粒子
8bに吸収され、吸収光よりも波長の長い光Lbを出し
、吸収されない光の大部分は蛍光増白顔料粒子によって
散乱されて散乱光Laとなる。すなわち、本発明におい
ては、光を散乱させるだけでなく、個々の蛍光増白顔料
粒子8bが発光し面発光体となり、散乱の効率を向上さ
せることが可能となる。また、第5図に示すように、硝
子中空体9bに光りが入射すると、硝子中空体9bの外
周及び内周の面で反射し、反射光(図中破線で図示)は
種々の方向に散乱される。
なお上記散乱光La 、光Lbも同様に硝子中空体9b
によって散乱される。
このように本発明によって入射光を効率よく散乱させま
た、蛍光増白顔料粒子を発光させて面発光体として用い
ることができるので、標示基体の厚さを薄くし、均一で
高輝度な標示を与えることが可能である。また標示基体
と光源との距離を減少させ、標示装置を高輝度化させて
視認性を高め、且つ薄型化、コンパクトに設計すること
も可能である。
なお塗料塗膜7の厚さは70〜150 ILmの範囲が
好ましい、70JL11未満では、光源3から放出され
る光が塗料量M7を透過する割合が増し、散乱の効果が
減少するからでであり、150 gtaを超えると、光
源3から放出される光が塗料塗膜7の下層部にのみ照射
され、蛍光増白顔料8bによって放出された光が上層部
でさえぎられ、また蛍光増白顔料8bと硝子中空体9b
によって散乱された光も減衰するからである。
また、硝子中空体9bの平均粒径は20〜50IL11
の範囲が好ましい、これは、塗料塗膜7の厚さ70〜1
501t、mに対する散乱効率を考慮したものであり、
20.1Lm未満では硝子中空体9bによる光の反射の
繰りかえしによって光強度が減衰し、50 p−raを
超えると、光の多くが硝子中空体9bを通過して散乱さ
れずに塗料量!17を透過してしまうこととなるからで
ある。
また、塗料量!I7の重量に対して、硝子中空体9bは
1〜40重量%、蛍光増白顔料8bは20〜40重量%
の範囲で含有されていることが好ましい、これは優れた
光散乱性を有する硝子中空体9bと、面発光体としての
蛍光増白顔料8bとの性能のバランス及び塗膜強度を考
慮したものである。
なお、前記硝子中空体9bの一部を硝子微粉末とすれば
、より散乱効果を向上させ、より色彩(白色)をあざや
かに表示することができる。なお、硝子微粉末は塗料塗
膜7の重量に対して10重量%までが好ましく、10重
量%を超えると、光の反射の繰り返しによって光強度が
大巾に減衰する。
次に、塗料量I!!6について説明する。
なお、塗料量1196の光散乱効果等は塗料量11i7
と同等なので、以下の説明では第4図、第5図を引用す
るものとする。
塗料量J15I6は昼光蛍光顔料8aおよび硝子中空体
9aをビヒクル(ここでは、クニスを用いる)中に分散
させた塗料を塗布することによって5゜〜200μmの
塗膜が形成される。昼光蛍光顔料は塗料固形成分中、5
〜60重量%含有させ、硝子中空体は1〜20重量%、
好適には5〜10重量%含有させる。
なお、昼光蛍光顔料は可視光源下でそれ自体の反射色(
体色が)有色であり、昼光あるいは昼光に似た光により
励起されて蛍光を発することにより、前記反射色に上乗
せされた、きわめて光輝性の色を呈する顔料である。
具体的には、Rhodamine B、Rhodas+
ine 8G、Rhodarajne S、Eosin
e、Ba5ic yellow HG、Br1llia
ntsulf。
−fla’vine FF、Th1oflavine、
Fluoreacein等の蛍光染料をアクリル樹脂、
塩化ビニル樹脂、アルキド樹脂、ユリア樹脂、メラミン
樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の合成樹脂中に溶解させ
固溶体とした、粒径1”15JLm、好ましくは2〜1
0gmの粉末であり、蛍光染料は総重量に対して0.1
〜lO重量%含まれる。
上記昼光蛍光顔料の効果は前述した蛍光増白顔料の効果
と路間等であり、塗料量[7を通過した光の一部は、塗
料機11i6中の昼光蛍光顔料粒子8a(第4図図示)
に吸収され、吸収光よりも波長の長い光を出し、吸収さ
れない光の大部分は昼光蛍光顔料粒子によって散乱され
て散乱光となる。
すなわち、散乱光だけでなく個々の昼光蛍光顔料粒子が
発光し面発光体となり、前述した塗料塗膜7の散乱効果
に加えて、さらに散乱の効率を向上させることができる
ので、より標示基体の厚さを薄くし、均一で高輝度の光
を放出することが可能であり、またより標示基体と光源
との距離を減少させ、標示装置を高輝度化させて視認性
を高め且つ薄型化、コンパクトに設計することも可能で
ある。
また、昼光蛍光顔料は用途によって任意に選択でき、一
種類の昼光蛍光顔料あるいは、発光色の異なる昼光蛍光
顔料を任意の割合で混合したものを使用することができ
る。なお、支持体5に発光色の異なる昼光蛍光顔料を含
宥する塗料塗膜層6を複数層積層させてもよい。
硝子中空体9aの効果については、前述した塗料塗膜7
に用いる硝子中空体と同等なので説明を略す。
本発明において、蛍光灯3は通常の白色や昼光色の蛍光
灯が使用出来るが、昼光蛍光顔料の種類によっては通常
の蛍光灯の光によって然程、励起されないものがあり、
それ故各種昼光蛍光顔料に対する励起光を強く含む、す
なわち青域、I&域及び赤城(および橙域)に強い発光
波長ピークのあ、る三波長域発光形蛍光灯が本発明にお
いて好適である。
三波長域発光形蛍光灯は、波長が約450■(青)、5
40!Im(緑)及び610nm(赤)の三つの単色光
を組合せ、白色光を出すものであり市販されているもの
として例えば「ビューライン」にツボ電機社製商品名)
、「ルピカエース」 (三菱電機社製商品名)、「パル
ツク」 (机下電器産業社製商品名)1等が挙げられる
なお、ここでいう三波長域発光形蛍光灯には、上記三波
長に深赤色(発光波長ピーク約860 mm)の発光成
分を加えた四肢長域発光形蛍光灯、この四肢長域発光形
蛍光灯にさらに青緑色(発光波長ピーク約480〜49
0mm )の発光成分を加えた五波長域発光形蛍光灯を
含めるものとする。四肢長域発光形蛍光灯、五波長城発
光形蛍光灯は三波長城発光形蛍光灯の演色性(又は被照
明物の色の見え方)を改善する目的で作られたものであ
る。
遮光層4としては、本実施例ではエナメル塗料やインク
を塗布もしくは印刷する方法、テープを貼付する方法等
が適当であるが、本発明の部分遮光手段としては、その
他の手段を用いてもよく、結果として遮光部と非遮光部
との面積比がl:5〜1:l程度となるように遮光層が
形成されればよい0例えばメツシュを支持体5上に載量
して遮光させてもよい。
また本実施例では遮光層をストライプ状としたがかかる
形態に限定されるものでない6例えば、円形、四角形、
六角形等の網点や井桁状の均一に公知させた図柄であっ
てもよい。
前述した実施例では、塗料塗膜6上に光散乱性の向上等
から塗料塗膜7が形成されているが、塗料量ll16に
硝子中空体を含有させる場合には、光散乱性により隠蔽
性が高まり、蛍光灯がすげて見えることがなくなるため
、必ずしも塗料量l!16の開口部以外の塗料塗膜6上
に塗料量l17を形成する必要はない、すなわち、同一
面状に塗料塗膜6と塗料塗膜7を隣接させて形成しても
よい。
以上説明した実施例においては、支持体5の一方の面に
塗料量$6.7を形成し、他方の面に遮光層4を形成し
たが、本発明の標示装置はかかる構成に限定されるもの
ではなく、例えば以下の実施例の構成が可能である。
第6図(A)〜(E)は本発明の標示装置に用いる標示
基体の他の実施例を示す縦断面図である。
第6図(A)は支持体5a、5b、5cの一方の面上に
それぞれ遮光層4.塗料量ll16.塗料塗膜7を形成
した標示基体を示すものである。
第6図(B)は支持体5aの一方の面上に遮光層4を形
成し、支持体5bの一方の面上に塗料塗膜6を形成し、
他方の面に塗料塗膜7を形成した標示基体を示すもので
ある。
第6図(C)は支持体5の一方の面上に塗料塗膜6、遮
光層4を形成し、他方の面に塗料量$7を形成した標示
基体を示すものである。
第6図(D)は支持体5aの一方の面上に遮光層4を形
成し、支持体5bの一方の面上に塗料塗膜6.7を形成
した標示基体を示すものである。
第6図(E)は支持体5の一方の面上に塗料塗膜6.7
及び遮光層4を形成した標示基体を示すものである。
なお、上述した第1図の標示装置において、昼光蛍光顔
料を赤色とし、かかる標示装置をトンネル内に設置した
ところ、標示状態において、昼光蛍光顔料以外の赤色染
料等より背景色(文字、V!J形等以外の部分の色)の
赤色がより鮮明に視認されることがわかった。これはト
ンネル内のナトリウム灯と本発明の構成部材である光源
からの光により昼光蛍光顔料粒子が発光することによっ
て生じたものと考えることができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明の標示装置によれば
、標示基体と光源との距離を小さくすることができるの
で標示状態において、高輝度で鮮明な標示を得ることが
でき、また部分遮光手段を設けることで非標示状態にお
いての視認性を弱め、標示状態と非標示状態のコントラ
ストを大きくとることができる。また標示基体と光源と
の距離を小さくすることができるので薄型でコンパクト
な標示装置を提供することができる。
なお、前記第一の塗料塗膜又は/及び前記第二の塗料塗
膜に硝子中空体を含有せしめることにより、より光の散
乱性を高めることができ、その結果標示基体と光源との
距離をより小さくすることができ上記の効果をより向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、本発明の標示装置の一実施例の概略的
斜視図であり、第1図(B)は、上記標示装置の構成を
説明するための縦断面図である。 第2図(A) CB)は、標示基体の一構成例を説明す
るための縦断面図である。 第3図は、上記標示基体に硝子中空体を含有させた標示
基体を説明するための縦断面図である。 第4図は、上記蛍光増白顔料粒子の効果の説明図である
。 第5図は、上記硝子中空体の効果の説明図である。 第6図(A)〜(E)は本発明の標示装置に用いる標示
基体の他の実施例を示す縦断面図である。 第7図は、従来の標示装置の一例を示す概略図である。 1:ケース、2:標示基体、3:蛍光灯、4:遮光層、
5.5a、5b、5c:支持体、6゜7=塗料塗膜、8
a:昼光蛍光体顔料粒子、8b:蛍光増白顔料粒子、9
a、9b:硝子中空体、lO:透明層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)光源と、この光源から一定距離を隔てて配置され
    、前記光源から放出される光の透過光を標示に用いる標
    示基体と、を有する標示装置において、 前記標示基体が、蛍光増白顔料を含有する第一の塗料塗
    膜と、標示を構成するように開口された昼光蛍光顔料を
    含有する第二の塗料塗膜と、この第二の塗料塗膜上又は
    /及びこの第二の塗料塗膜の開口部から露出した前記第
    一塗料塗膜上に配設された部分遮光手段とを有し、 前記第一の塗料塗膜と前記第二の塗料塗膜と前記部分遮
    光手段とが、前記第一の塗料塗膜、前記第二の塗料塗膜
    、前記部分遮光手段の順で光源の配置側から配設されて
    いることを特徴とする標示装置。 (2)前記第一の塗料塗膜又は及び前記第二の塗料塗膜
    に硝子中空体を含有させたことを特徴とする請求項1記
    載の標示装置。 (3)前記光源が三波長域発光蛍光灯であることを特徴
    とする請求項1記載の標示装置。(4)光源と、この光
    源から一定距離を隔てて配置され、前記光源から放出さ
    れる光の透過光を標示に用いる標示基体と、を有する標
    示装置において、 前記標示基体が、同一面上に設けられた、標示を構成す
    るように開口された昼光蛍光顔料を含有する第二の塗料
    塗膜と開口部分に形成された蛍光増白顔料を含有する第
    一の塗料塗膜とを必須の構成要素とする標示手段と、 前記第一の塗料塗膜上又は/及び前記第二の塗料塗膜上
    に形成された部分遮光手段とを有し、前記標示手段と前
    記部分遮光手段とが、前記標示手段、前記部分遮光手段
    の順で光源の配置側から配設されていることを特徴とす
    る標示装置。 (5)前記第一の塗料塗膜又は及び前記第二の塗料塗膜
    に硝子中空体を含有させたことを特徴とする請求項4記
    載の標示装置。 (6)前記光源が三波長域発光蛍光灯であることを特徴
    とする請求項4記載の標示装置。
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