JPH0362167A - 分散情報検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通信網に接続された多数のデータベースから所望の情報
を検索する分散情ｔ１！検索方式に関し、端末にヒット
率表を持たせ、これを参照してヒツト率の高い宛先のデ
ータベースに問い合せて所望の情報を持つデータベース
を迅速に見つけ出し、アクセスすることを目的とし、 通信網に接続された多数のデータベースと、通信網を介
してこれらのデータベースを利用する端末に、過去にア
クセスしたデータベースおよびそのヒツトを記憶するヒ
ット率表とを備え、利用者からの情報検索要求に対応し
て、端末の上記しノド率表を参照してヒツト率の高いデ
ータベースに検索要求を通知し、情報を返してきたデー
タベースからの情報を利用者に表示すると共に所望の情
報のときにヒツト率を上げ１、あるいはミスヒツトした
データベースのヒット率を下げるように構戒する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、！ｌ信編に接続された多数のデータベースか
ら所望の情報を検索する分散情報検索方式に関するもの
である。近年、電子技術の発展により、テキスト情報だ
けでなく、音声、カラー静止画像、カラー動画などの情
報までも電子化し、これらをデータベース化して利用者
に提供する、いわゆる情ｉ１１提供サービスが広がって
いる。更に、通（Ｓｌｉｔも、ｌ５ＤＮ（統合サービス
ディジタル網）も開始し、世界的な規模で各地に数夜し
て配置されたデータベースをアクセスし、利用できるよ
うになってきた。この際、所望のデータがいずれのデー
タベースに存在するかを迅速に見つけ出すことが望まれ
ている。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕従来、通
信網を介して接続されたデータベースのいずれに所望の
データが存在するかを見つけ出す手法として以下が考え
られる。

（１１利用者が、所望の情報（データ）があると思われ
るデータベースの宛先を、先ず電話帳のような宛先帳で
調べてそこに接続し、データベース内に対象となる情報
を検索し、無ければ次のめぼしい相手に接続・検索を繰
り返し行う、これは、使用者が逐次、宛先帳を調べる必
要があり、手間がかかり、不便であるという問題がある
。

（２）第４図（イ）に示すように、通信網に接続された
全てのデータベースの持つ情報と、その宛先とを管理す
る集中ディレクトリ用のデータベースを設け、利用者が
先ずこれを検索して情報を持つ宛先を見つけ出し、その
宛先のデータベースを検索する。これは、全利用者がこ
の集中ディレクトリをアクセスすることとなり、負荷の
集中による低速化を免れ得ないという問題があると共に
、更に通信網に接続するデータベースの増大に伴い、当
該集中ディレクトリ内にある情報の更新が難しくなり、
ディレクトリの一貫性を維持することが困難となってし
まうという問題がある。

（３）第４図（ロ）に示すように、利用者が検索要求を
全てのデータベースに対してブロードキャスト（放送）
する手法は、通信網に接続されるデータベースの数が増
大するに伴い、通信量が多くなり、通信網の渋滞による
検索の低速化を招くという問題がある。

本発明は、端末にヒット１表を持たせ、これを参照して
ヒツト率の高い宛先のデータベースに問い合せて所望の
情報を持つデータベースを迅速に見つけ出し、アクセス
することを目的としている〔課題を解決する手段〕 第１図を参照して課題を解決する手段を説明する。

第１図において、データベース２ば、通信網１に接続さ
れた多数のデータベースである。

ヒツ１率表５は、通信ｙｉＩを介してこれらのデータベ
ース２を利用する端末３に、過去にアクセスしたデータ
ベース２およびそのヒット率を記憶するものである。

〔作用〕

本発明は、第１図に示すように、通信Ｉｌｌに接続され
た多数のデータベース２と、通（ＩＨＭＩを介してこれ
らのデータベース２を利用する端末３に、過去にアクセ
スしたデータベース２およびそのヒツト率を記憶するヒ
ット１表５とを設け、利用者からの情報の検索要求に対
応して、端末３のヒ・ノド率表５を参照してヒット率の
高いデータベース２に検索要求を通知し、情報を返して
きたデータベース２からの情報を利用者に表示すると共
に所望の情報のときにヒツト率を上げ、あるいはξスヒ
ソトしたデータベース２のヒ・ノド率を下げるようにし
ている。

従って、端末３にヒット１表５を持たせ、これを参照し
てヒット率の高いデータベース２に問い合せることによ
り、通信ｍｔに接続された多数のデータベース２のうち
から所望の情報を持つデータベース２を迅速に見つけ出
し、アクセスすることが可能となる。

〔実施例〕

次に、第１図から第３図を用いて本発明の１実施例の構
成および動作を順次詳細に説明する。

第１図において、情報検索システム６ば、■ないし５か
ら構成され、情報を検索するシステムである。

通信網ｌは、通信路を介して多数のデータベース２を接
続したものである。この通信１１１は、ｌ５ＤＮや、広
帯域ｌ５ＤＮなどの通信網であって、これらを介して日
本全国、更に世界にはりめぐらした通信網である。

データベース２ば、通信ｍｔに接続された多数のデータ
ベースであって、テキスト情報、音声、カラー静止画、
カラー動画などの情報を電子化し、検索し易くしたもの
である。

端末３ば、利用者が通信路１を介してデータベース２を
利用するための人出力を行うものである。

選択部４ば、ヒット１表５を参照してヒット率の高いデ
ータベース２に対して検索要求を通知したり、その返答
のうちのヒツトしたデータベース２からの情報を利用者
に表示すると共に所望の情報のときにヒット率を上げ、
あるいはミスヒツトしたデータベース２のヒツト率を下
げたりなどするものである。

ヒット１表５は、データベース２のヒット率を記憶する
ものである。

次に、第２図に示す順序に従い、第１図１戒の動作を詳
細に説明する。

第２図において、ステップｌは、利用者からの検索要求
が発生する。これは、利用者が端末３を使用して情報の
検索要求コマンドを入力し、検索要求を発生させる。そ
して、この検索要求を選択部４に渡す。

ステップ２は、選択部４が問い合わせ回数Ｎを０　（零
）に初期化する。

ステップ３ば、ヒット１表５を参照する。

ステップ４は、ヒツト率の高いデータベース（ＤＢ）を
ｍ個選択する。これは、第１図選択部４がヒット１表５
を参照して、ヒット率の高い順からｍ個のデータベース
２を選択して取り出す。

ステップ５は、選択されたｍ個に検索要求を出す、これ
は、ステップ４で選択したｍ個のデータベース２に対し
て同時に検索要求を送出する。

ステップ６は、ｍ個のＤＢのいずれかから情報が返って
くるか？を判別する。これは、ステップ５で検索要求の
通知されたデータベース２が自データベース２Ｐｇを検
索して情報があればそれを返し、無ければその旨を返し
たことに対応して、選択部４が情報が返ってくるかくい
ずれかから検索要求に一致した旨の情報が返ってくるか
〉否かを判別する。ＹＥＳの場合には、ステップ７を行
う。

Ｎｏの場合には、ステップ１１を行う。

ステップ７は、情報を端末３に表示する。

ステップ８は、情報を利用者が気に入るか否かを判別す
る。気に入った場合（ＹＥＳの場合）には、ステップ９
で選択されたｍ個のＤＢのヒット率を更新する（ヒット
したデータベース２のヒツト率を上げ、ミスヒットした
データベース２のヒット率を下げる）。この際、ヒツト
率の更新は下式（１）をもとに行う。

ＤＢｉのヒット率＝（ＤＢｉから利用者の満足する情報
が得られた回数）／（ＤＢｉに情報を問い合わせた回数
）・・・・・・・・・・・・・（１１一方、気に入らな
い場合（Ｎｏの場合）には、ステップ１１を行う。

ステップ１１は、変数Ｎを１増加する。

ステップ１２は、Ｎが規定問い合せ回数（例えば５回）
を超えているか否かを判別する。ＹｒＥＳの場合には、
終了する（ステップ１０）。ＮＯの場合には、ステップ
１３で選択されたｍ個のＤＢのヒツト率を更新（全ての
データベース２のヒット率を式＋１）をもとに下げる）
し、ステップ１４で当該ｍ個以外のＤＢからヒツト率の
高いｍ個を選択し、ステップ５を実行する。

以上の処理によって、利用者からの検索要求に対応して
、ヒツト１表５を参照してヒツト率の高い順にデータベ
ース２に検索要求を通知して所望の情報が存在するか否
かを問い合せることにより、所望の情報を持つデータベ
ース２を迅速に見つけ出し、アクセスすることが可能と
なる。

第３図は、本発明のｌ実施例構成図を示す。

第３図において、ワークステーション１３は、１３−１
ないし１３−５などから構成され、利用者が検索コマン
ドを人力し、広帯域ｒｓＤＮｉｌ信ｍｌｌを介して該当
するデータベースをアクセスし、情報を表示させて利用
するための端末である。

入出力装置２１３−１は、利用者が検索コマンドなどを
人力するキーボードなどや、検索結果を表示するデイス
プレィなどである。

外部記憶装置ｔ（ハードディスク）１３−２は、プログ
ラムや、ヒット１表５を保存するハードディスクなどの
外部記憶装置である。

処理装置１３−３は、各種処理を行うものである。

中央処理装置ｌ３−４は、プログラムをもとに処理を行
うものである。

ヒット１表５は、ＤＢのｉｄに対応づけて宛先（アドレ
ス）およびヒット率を記憶するものであって、メモリ上
に展開されている。

選択部４は、ヒット１表５を参照してヒツト率の高いデ
ータベース２に対して検索要求を通知したり、ヒットし
たデータベース２のヒット率を上げあるいはミスヒツト
したデータベース２のヒット率を下げたりなどするもの
である。

通信インタフェース１３−５は、内部バスと、通信路と
の間のインタフェースである。この際、情報線によって
広帯域ｌ５ＤＮ通信綱１１との間で情報の授受を行い、
制御線によって情報線の制御を行うようにしている。

広帯域ｌ５ＤＮ通信！ＩＩＩＮ；ｔ、広帯域（７）ＩＳ
ＤＮＪ信網（通信速度５４ｋｂｐｓないし１５０Ｍｂｐ
ｓ）である。

電子電話帳１２−１は、電話帳を電子化して格納したも
のである。

ＤＢＩないしＤＢｎは、各種データベースである。

以上の構成において、利用者から検索要求コマンドがワ
ークスチーシラン１３に投入されると、ヒット１表５を
参照してヒット率が高い順に１０ａ（ｍ−１ｏ）のデー
タベースを取り出し、これらの宛先を通信イタフェース
１３−５に知らせる。

通信インタフェース１３−５は、制御線を用いて交換機
にこれらの宛先に通信回線を接続するように指示する。

そして、通信回線が接続されると、情報線を用いて利用
者の検索要求を１０個のＤＢに送信し、ＤＢからの応答
を待つ、ＤＢから、情報があればその情報が返り、無け
れば無いという情報が帰ってくる。もし１０個の全ての
ＤＢに該当情報がなければ、そのことを利用者に知らせ
ることなく、ヒット１表５から新たな次の１０個のＤＢ
を選択し、同じことを繰り返す。この操り返しが例えば
５回を超えたときに、利用者に該当情報がない旨を知ら
せて終了する。情報があった場合には、それらの情報（
１個とは限らない）をデイスプレィ上に表示する。そし
て、利用者に所望の情報があったか否かを判断させ、所
望の情報であれば終了する。そうでなければ検索を続行
する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、端末３にヒット
１表５を持たせ、これを参照してヒット率の高いデータ
ベース２に問い合せる構成を採用しているため、通信網
１に接続された多数のデータベース２のうちから所望の
情報を持つデータベース２を迅速に見つけ出し、アクセ
スすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原ｉｍ＊図、第２図は本発明の動作説
明フローチャート、第３図は本発明の１実施例構威図、
第４図は従来技術の説明図を示す。 図中、■は通信網、２はデータベース、３ば端末、４は
選択部、５はヒツト１表、６は情報検索システムを表す
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 通信網に接続された多数のデータベースから所望の情報
   を検索する分散情報検索方式において、通信網（１）に
   接続された多数のデータベース（２）と、通信網（１）
   を介してこれらのデータベース（２）を利用する端末（
   ３）に、過去にアクセスしたデータベース（２）および
   そのヒットを記憶するヒット率表（５）とを備え、 利用者からの情報検索要求に対応して、端末（３）の上
   記ヒット率表（５）を参照してヒット率の高いデータベ
   ース（２）に検索要求を通知し、情報を返してきたデー
   タベース（２）からの情報を利用者に表示すると共に所
   望の情報のときにヒット率を上げ、あるいはミスヒット
   したデータベース（２）のヒット率を下げるように構成
   したことを特徴とする分散情報検索方式。