JPH036170Y2 - - Google Patents

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JPH036170Y2
JPH036170Y2 JP9472082U JP9472082U JPH036170Y2 JP H036170 Y2 JPH036170 Y2 JP H036170Y2 JP 9472082 U JP9472082 U JP 9472082U JP 9472082 U JP9472082 U JP 9472082U JP H036170 Y2 JPH036170 Y2 JP H036170Y2
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crop
conveyance
conveyor
crops
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JP9472082U
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は玉荵等の作物を収穫する収穫機におけ
る搬送コンベア装置に関する。
(従来の技術) 従来においては、第5図に示すように、作物搬
送体12の側板16が単なる細長い板状であつ
て、駆動側回転体10上において、作物搬送体1
2における作物搬送方向後方側の作物載置杆15
の載置部20が、前方側の作物載置杆14の載置
部20より径外方向に出張つており、駆動側回転
体10上の作物搬送体12の載置部20が径方向
に凹凸状となつている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、作物搬送体にはその上の玉荵を持上
げコンベアの作物搬送棚32上に移載した直後
に、後方側の載置部21が作物搬送棚32に近づ
くことになり、この載置部21が載置部20の回
送軌跡より大きく出張つていると、玉荵を傷つけ
たり、甚しい場合には、玉荵が搬送コンベア4と
持上げコンベア5間に巻込まれて割れたりするこ
とがある。
本考案は、搬送コンベアに連設される持上げコ
ンベア上の作物を作物搬送体で傷つけたり、割つ
たりすることがないようにすることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案における課題解決のための具体的手段
は、作物を載置すべく並設された一対の作物載置
杆14,15の両端を側板16で連結固定して作
物搬送体12を形成し、この作物搬送体12を多
数対無端状に並設して隣接する作物載置杆14,
15の両端を連結杆13で枢支連結して循環回送
体11を形成し、この循環回送体11を一対の回
転体9,10に作物搬送方向上向き傾斜状に巻掛
け、前記一対の作物載置杆14,15の長手方向
中途の載置部20,21を略同一高さに配置し、
前記循環回送体11の作物搬送方向前方に作物を
移載する持上げコンベア5を配置した収穫機にお
ける搬送コンベア装置であつて、 前記作物搬送方向前側の回転体10に、作物搬
送体12をその後部を前部に対して下げる方向に
回動することにより一対の作物載置杆14,15
の載置部20,21を回転体10の回転中心0を
中心とする同一円周28上に配置すべく、側板1
6の下面と当接する姿勢制御部25を設け、前記
側板16の下面を作物搬送方向前後に2区分し、
後部面19を姿勢制御部25に当接した状態で前
部面18が回転体10から前方へ漸次離れる傾斜
面としたことである。
(作用) 作物搬送方向上向き傾斜した循環回送体11を
形成する作物搬送体12は、一対の作物載置杆1
4,15の載置部20,21を前側を下げ後側を
上げることによつて、略同一高さになつて作物を
載置搬送する。この作物搬送体12は駆動側の回
転体10上に達すると、側板16の下面が回転体
10の姿勢制御部25と当接し、これによつて作
物搬送体12は後部が前部に対して下がる方向に
回動し、作物載置杆14,15の載置部20,2
1は、回転体10の回転中心0を中心とする同一
円周28上に位置され、径外方向に出張る載置部
20,21がなくなり、持上げコンベア5上に移
載した作物と当接するのが防止される。
前記側板16の下面は、姿勢制御部25と当接
する後部面19より前側に回転体10から前方へ
漸次離れる傾斜状の前部面18を有しており、姿
勢制御部25が後部面19と当接しようとすると
き、前部面18が先に当接するのを、それが傾斜
していることによつて略回避している。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図の図
面に基き説明する。
第1図において、1はクローラ装置2によつて
走行可能とした収穫機、3は収穫機1の前進走行
によつて玉荵を掘取る櫛歯状の掘取刃、4は掘取
刃3の後方に配置された搬送コンベアで、掘取つ
た玉荵を後上方へ搬送する。5は持上げコンベア
で、搬送コンベア4により搬送された玉荵を受取
つて、タツピング装置6まで持上げ移送する。7
は受渡し板、8は支持フレームである。
搬送コンベア4は玉荵搬送方向上向き傾斜状と
されており、コンベア前側の従動側回転体9と、
コンベア後側の駆動側回転体10と、これら両回
転体9,10間に巻掛けられる循環回送体11と
を備えている。
循環回送体11は、その回送方向に無端状に多
数対並設された作物搬送体12を連結杆13で連
結して成る。
作物搬送体12は、略回送方向に並設された一
対の作物載置杆14,15と、これら作物載置杆
14,15の各端部を連結する一対の側板16と
から成る。側板16は、循環回送体11の内周側
に突出する側面視略二等辺三角形状で、その底辺
側各隅部に作物載置杆14,15の各端部が挿通
固着されている。
側板16における循環回送体11の内周側端面
は前後2区分され、その回送方向前部側は、側板
16に対する両作物載置杆14,15の固設部を
通る中心線17に対して、回送方向前方に向うに
従つて接近する回転体乗上げ回避用傾斜面(前部
面)18とされ、また、後部側は回送方向後方に
向うに従つて中心線17に接近する接当傾斜面
(後部面)19とされている。
作物搬送体12においては、回送方向(作物搬
送側を特に作物搬送方向と称す。)前方側の作物
載置杆14の中央部側は両端部に対して循環回送
体11の内周側に凸の段付状とされて載置部20
が形成され、この載置部20は中心線17より下
方に位置する。また、作物搬送方向後方側の作物
載置杆15の中央部側は両端部に対して循環回送
体11の外周側に凸の段付状とされて載置部21
が形成され、この載置部21は中心線17より上
方に位置する。従つて、上向き傾斜した循環回送
体11の作物搬送側では、両載置部20,21が
同一高さとなる。
作物搬送方向前方側の作物載置杆14の両端部
と載置部20との側面視における軸心を通る直線
22は、作物搬送方向後方側の作物載置杆15の
両端部と載置部21との側面視における軸心を通
る直線と平行な直線23に対して、作物搬送方向
前方側に所定角度振つた状態で交叉するようにさ
れて、載置部20を前方側へ変位させて、載置部
20,21の間隔が広げられている。
連結板13の各端部には、隣接する作物搬送体
12における隣接する一対の作物載置杆14,1
5の各端部が側板16の外側で挿通されて、連結
板13は上記各端部と枢支連結され、これによ
り、隣接する作物搬送体12は左右一対の連結杆
13により連結されている。
駆動側回転体10は循環回送体11を回送させ
るもので左右一対あり、水平方向の支軸24に固
設されている。支軸24は支持フレーム8に回転
自在に支持されると共に、外支軸24には、これ
を回転駆動する駆動機構が連動連結されている。
駆動側回転体10の外周面は、周方向に等配さ
れた4個の偏平面(姿勢制御部)25と、これら
偏平面25間にある径方向外方に突出する弯曲面
26とから成り、各偏平面25は第2図に示すよ
うに互いに直角に配置されている。即ち、回転体
10は弯曲面26を外周とする円板を4個所で平
坦に削つて偏平面25を形成している。
各偏平面25からは、側面視台形状の歯部27
が径方向外方側に突設されており、駆動側回転体
10上の作物搬送体12に対して、歯部27が作
物搬送体12の両作物載置杆14,15の各端部
間に侵入し、また、偏平面25が側板16の接当
傾斜面19と接当して、循環回送体11を回送駆
動する。
前記側板16は接当傾斜面19が偏平面25に
当接すると、接当傾斜面19に対して中心線17
が傾斜しているため、作物搬送体12は前部が回
転体10から離れる方向に回動されることにな
り、載置部20が径外方向に移動することにな
る。また、これと同時に作物搬送体12の後部が
下がつて回転体10に近ずくことになり、載置部
21が径内方向に移動することになる。
それによつて、駆動側回転体10上の作物搬送
体12における作物載置杆14,15の載置部2
0,21は、駆動側回転体10の回転中心0を中
心とする同一円周28上に配置されるように姿勢
制御される。なお、従動側回転体9も駆動側回転
体10と略同様の構成で備えられている。
前記側板16の下面(内周側の面)は逆三角形
で前後に2区分されており、後側の接当傾斜面1
9は作物載置杆14,15間隔よりも短く、この
接当傾斜面19が偏平面25に当接した状態で、
前側の傾斜面18は偏平面25から前方へ漸次離
れるように傾斜しており、接当傾斜面19が偏平
面25に当接する直前に傾斜面18が弯曲面26
に当接しようとするが、前述のように上向き傾斜
しているのでほとんど当ることがなく、また多少
当つても側板16を大きく回動させるようなこと
がなく、偏平面25に対する接当傾斜面19の乗
上げを円滑に行わせるようにしている。
持上げコンベア5は、上方側の左右一対の駆動
側スプロケツト29と、下方側の左右一対の従動
側スプロケツト30と、これら上下の対応するス
プロケツト29,30間に巻掛けられた左右一対
のチエーン31と、これらチエーン31間に回送
方向所定間隔おきに横架された作物搬送棚32
と、チエーン31を循環回送させる駆動機構とを
備えている。作物搬送棚32は、左右のチエーン
31に固設されたL字形の一対の爪枠33と、こ
れら爪枠33間に横架された横桟34とから成
る。
上記のように構成した実施例によれば、掘取刃
3により掘取られた玉荵は、搬送コンベア4の作
物搬送体12における作物載置杆14,15の載
置部20,21上に載置されて、前上方側へと搬
送されるのであるが、回転体9,10間では、作
物搬送体12における作物載置杆14,15の載
置部20,21が同一高さににあり、また、両載
置部20,21の間隔が従来より広げられている
ので、玉荵は安定した載置状態で良好に搬送され
る。
そして、玉荵が載置された作物搬送体12は循
環回送体11の回送に伴つてその側板16が駆動
側回転体10に乗上げるのであるが、側板16に
おける循環回送体11の内周側端面の作物搬送方
向前部側が側板16に対する両作物載置杆14,
15の固設部を通る中心線17に対して作物搬送
方向前方に向うに従つて接近する傾斜面18とさ
れているので、側板16の駆動側回転体10に対
する乗り上げ時の衝撃は小さく、従つて、上記乗
上時の衝撃により循環回送体11が上下に大きく
振れて、これにより、作物搬送体12上の玉荵が
回送方向前方側又は後方側に転がり落ちることは
ない。
上記のようにして搬送された玉荵は搬送コンベ
ア4前部で持上げコンベア5の作物搬送棚32上
に移載されて持上げられ、タツピング装置6へと
搬送される。
そして前記実施例では、側板16を特殊な三角
形状として、駆動側回転体10の偏平面25で作
物搬送体12を回動して姿勢を制御し、作物載置
杆14,15の載置部20,21を、駆動側回転
体10の回転中心0を中心とする同一円周28上
に配置できるようにしたので、持上げコンベア5
上の作物搬送棚32上へ移載した玉荵を載置部2
0,21が入り込んで、載置部20,21の一方
が玉荵に引掛るということはなくなり、従つて、
玉荵が傷つけられたり割られたりすることはなく
なる。
なお、本考案は玉荵以外の作物の収穫機に対し
ても適用可能である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案は、作物搬送体に
おける一対の作物載置杆の載置部を作物搬送時に
略同一高さになるように構成していても、作物を
持上げコンベアへ移載すべく回転体上にきたとき
に、回転体の回転中心を中心とする同一円周上に
位置するようにしたので、持上げコンベア上へ移
載した作物を、作物載置杆の載置部によつて傷つ
けたり、割つたりすることはない。また、側板の
下面を作物搬送方向前後に2区分し、後部面を姿
勢制御部に当接した状態で前部面が回転体から前
方へ漸次離れる傾斜面としているので、側板の回
転体に対する乗上げ時の衝撃は小さく、後部面を
姿勢制御部に円滑に当接でき、従つて、上記乗上
げ時の衝撃により循環回送体が上下に大きく揺れ
て、これにより、作物搬送体上の作物が転がり落
ちると云う惧れはない。本考案は上記利点を有
し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は側面図、第2図は要部の拡大側面図、第3
図は第2図のA矢視図、第4図は要部の拡大斜視
図、第5図は従来例を示す要部の側面図である。 1……収穫機、4……搬送コンベア、5……持
上げコンベア、9,10……従動側・駆動側回転
体、11……循環回送体、12……作物搬送体、
13……連結杆、14,15……作物載置杆、1
6……側板、18……傾斜面(前部面)、19…
…接当傾斜面(後部面)、20,21……載置部、
25……偏平面(姿勢制御部)、28……円周。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作物を載置すべく並設された一対の作物載置杆
    14,15の両端を側板16で連結固定して作物
    搬送体12を形成し、この作物搬送体12を多数
    対無端状に並設して隣接する作物載置杆14,1
    5の両端を連結杆13で枢支連結して循環回送体
    11を形成し、この循環回送体11を一対の回転
    体9,10に作物搬送方向上向き傾斜状に巻掛
    け、前記一対の作物載置杆14,15の長手方向
    中途の載置部20,21を略同一高さに配置し、
    前記循環回送体11の作物搬送方向前方に作物を
    移載する持上げコンベア5を配置した収穫機にお
    ける搬送コンベア装置であつて、 前記作物搬送方向前側の回転体10に、作物搬
    送体12をその後部を前部に対して下げる方向に
    回動することにより一対の作物載置杆14,15
    の載置部20,21を回転体10の回転中心0を
    中心とする同一円周28上に配置すべく、側板1
    6の下面と当接する姿勢制御部25を設け、前記
    側板16の下面を作物搬送方向前後に2区分し、
    後部面19を姿勢制御部25に当接した状態で前
    部面18が回転体10から前方へ漸次離れる傾斜
    面としたことを特徴とする収穫機における搬送コ
    ンベア装置。
JP9472082U 1982-06-22 1982-06-22 収穫機における搬送コンベア装置 Granted JPS58194618U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9472082U JPS58194618U (ja) 1982-06-22 1982-06-22 収穫機における搬送コンベア装置

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JP9472082U JPS58194618U (ja) 1982-06-22 1982-06-22 収穫機における搬送コンベア装置

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Publication Number Publication Date
JPS58194618U JPS58194618U (ja) 1983-12-24
JPH036170Y2 true JPH036170Y2 (ja) 1991-02-18

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ID=30101014

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9472082U Granted JPS58194618U (ja) 1982-06-22 1982-06-22 収穫機における搬送コンベア装置

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JPS58194618U (ja) 1983-12-24

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