JPH0361702A - 両始端協動形のダブルシリンダ - Google Patents

両始端協動形のダブルシリンダ

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JPH0361702A
JPH0361702A JP1196385A JP19638589A JPH0361702A JP H0361702 A JPH0361702 A JP H0361702A JP 1196385 A JP1196385 A JP 1196385A JP 19638589 A JP19638589 A JP 19638589A JP H0361702 A JPH0361702 A JP H0361702A
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piston
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cylinder
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野〉 本発明は、流体圧作動機器業界において用いる両始端協
動形のダブルシリンダ。詳しくは進退両行程の始端に於
て主副のピストンを協働させ、大きな起動力を得て大重
量の被動体の往復作動を容易、迅速に行わせる両始端協
動形のダブルシリンダに関する。
(従来の技術〉 従来、図面第3図に示すようにピストン15゜16を内
設した主副2個のシリンダ17.18を直列に接続し、
その主シリンダ17側のピストン15にシリンダ17外
へ出るロッド19を付設し、副シリンダ18側のピスト
ン16の先端を前記した主シリンダ17のピストン15
の後端に接するロッド20を付設した構成のダブルシリ
ンダが公知である。
(発明が解決しようとする課題) 前記した従来のダブルシリンダは、前進行程に於て2つ
のピストン15.16を協動させると、両方の力がロッ
ド19へ伝逮されるため、副シリンダ18の行程の範囲
において概ね2倍の出力が得られ、残りの行程において
は半分の出力になる特性を有するものである。しがし前
記した特性はピストン15.16を後退させる行程では
得られないため、後退行程に於ても最初に大きな起動力
を要し、以後は小さな力で運動を続ければ足りる大重量
の被動体の往復作動には利用できない問題点があった。
本発明は、この現状に即してなされたもので、副シリン
ダに嵌合した両ロッド形の副ピストンとロッドに中心孔
を設け、この中心孔に主シリンダに嵌合した主ピストン
のロッドを貫通させて、主ピストンの前進端に於ては該
ロッドの基部に設けた鍔を副ピストンの一方のロッドの
後端に当て、後退端に於ては該ロッドの先端に設けた鍔
を副ピストンの他方のロッドの前端に当たるようにして
、往復共、行程の始端に於て主副のピストンが協動して
大きな起動力が得られるため、大重量の被動体の往復や
これに類した作動を容易、迅速に行わせる両始端協動形
のダブルシリンダを提供することを目的としている。
口1発明の構成 (課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本発明の手段は、長いストロ
ークの主シリンダと、短いストロークの副シリンダとを
直列に配設して、副シリンダに一方のロッドがシリンダ
外へ出、他方のロッドが主シリンダ内へ入る副ピストン
を嵌合し、主シリンダには前記した副ピストンとそのロ
ッドとに設けた中心孔を貫通して外に出るロッドを設け
た主ピストンを嵌合し、該主ピストンのロッドの基部と
先端とに行程の終端に於て、前記副ピストンの一方のロ
ッド端と、他方のロッド端とに当接する鍔を設けた両始
端協動形のダブルシリンダの構成にある。
(作 用) 前記のように構成される両始端協動形のダブルシリンダ
は、主ピストンと副ピストンが図面第2図に示すように
シリンダの後端に位置し、主ピストンのロッドの先端の
鍔が副ピストンの一方のロッドの前端に当接した状態に
於て、主副のシリンダの後室へ流体を供給すると、始め
は主副のピストンが協動して前進し、主ピストンのロッ
ドにより被動体(図面省略〉へ大きな推動力を作用させ
るため、被動体は慣性力に打ち勝って容易に動き出す。
すると副シリンダのピストンは行程終端に達して停止し
、以後は主シリンダのみに流体が供給されるため、主ピ
ストンが速度を増して前進し、被動体を行程の終端迄速
やかに移動させて停止させるもので、このときは第1図
に示すように主ピストンのロッドの基部の鍔が副ピスト
ンの他方のロッドの後端に当たって、後退行程の協動態
勢を作る。
こうして前進行程の終端で停止している被動体を後退さ
せるときは、主副のシリンダの前室へ流体を供給すると
、始めは主副のピストンが協動して後退し、主ピストン
のロッドにより被動体へ大きな推動力を作用させるため
、被動体はこの場合も慣性力に打ち勝って容易に動き出
し、これに伴い副ピストンは行程の終端に達して停止す
るから、以後は主シリンダのみに流体が供給されるため
、主ピストンは速度を増して後退し、被動体を行程終端
に移動させて停止させるが、このときは主ピストンのロ
ッドの先端鍔が副ピストンの一方のロッドの前端に当た
って前進時の協動態勢を作るものである。
(実 施 例〉 以下に本発明に関する両始端協動形ダブルシリンダの実
施例を図面に基づいて説明する。
図面第1図において1と2は主副のシリンダで、主シリ
ンダ1は被動体に必要なストロークが与えられる長さで
、被動体の定格荷重に適合する出力が得られる断面積に
形成し、副シリンダlは行程中の大きな起動力を要する
始端部のストロークに合わせた長さで、主シリンダの起
動時の出力不足を補うのに必要な力が得られる断面積(
主シリンダよりも小か、同一か、大〉に形成して、両シ
リンダ1と2を同心状に直列に配設すると共に、主シリ
ンダlの前後に流体の出入口3と4を、諒シリンダ2の
前後に流体の出入口5と6をそれぞれ連通させである。
7は前記した副シリンダ2に嵌合してその内部を気密的
に2室に区画させた副ピストンで、一方に副シリンダ2
の外側へ出るロッド8を設け、他方に主シリンダ1内へ
入るロッド9を設けた両ロッド形とし、このピストン7
とロッド8及び9の中心には後記する主ピストンのロッ
ドを挿し通す中心孔10を設けである。
11は前記した主シリンダ1に嵌合してその内部を気密
的に前後の2室に区画させた主ピストンで、一方に前記
副ピストン7とロッド8.9とに設けた中心孔10を貫
通し、その先端を前ロッド8の先方へ突出させたロッド
12を設け、このロッド12の先端に前記副ピストン7
の一方のロッド8の前端に当たる鍔13を設けて、その
前側に被動体(図面省略)を結合するねじ14を設け、
ロッド12の基部、即ちピストン11側に前記副ピスト
ン7の他方のロッド9の後端に当たる鍔13′を設けた
ものである。
前記実旅例に示した両始端協動形のダブルシリンダは、
主副のピストン11と7が第2図に示すように後退行程
の終端において停止している状態で、主シリンダ1と副
シリンダ2とへ出入口3.5からそれぞれ流体を供給し
た。すると副ピストン7の一方のロッド8の前端が主ピ
ストン11のロッド12の先端に設けた鍔13に当接し
ている間は、主副のピストン11と7が協働して被動体
を押すため、被動体は慣性力以上の起動力を加えられて
容易に動き出し、主ピストン11の力だけで動く状態に
なった。このとき、副ピストン7は行程の終端に達して
停止するため、流体の供給が主シリンダ1のみに変るか
ら主ピストン11が速度を増して被動体を押し進め、こ
れを速やかに行程の終端まで到達させ、これと同時に主
ピストン11のロッド12の基部に設けた鍔13′が副
ピストン7の他方のロッド9の後端に当たり、後退行程
の始端で主副のピストン11.7が協動する態勢を完了
した。
又、第1図に示すように主副のピストン11と7が前進
行程の終端に於て停止している状態において、主副のシ
リンダ1と2の前室へ流体を供給した。すると副ピスト
ン7のロッド9の後端が主ピストン11のロッド12の
基部に設けた鍔13′に当接している間は、主副のピス
トン11.7が協動して被動体に慣性力以上の力を加え
てこれを動かしたが、副ピストン7が行程終端に到達す
ると、主ピストン11のみにより被動体が作動されて後
退行程の終端に達し、これと同時に主ピストン11のロ
ッド12の先端に設けた鍔13が副ピストン7のロッド
8の前端に当たり、前進行程の始端に於て主副のピスト
ン11と7が協動する態勢を完了した。
ハ1発明の効果 本発明に関する両始端協動形のダブルシリンダは、ピス
トンの前進、後退の両行程においては、初動時、主副の
ピストンが協動して出力を増大するため、慣性の作用で
起動時に大きな力を要する例えば、大重量の被動体等の
往復作動に好適な性能を有し、しかも被動体が動き出し
て小さな力で足りるようになれば、主ピストンのみが速
度を上げて作動するため、被動体の往復や、これに類し
た動作をを容易、迅速に行わせ得る。
主ピストンは、起動後は単独で作動するが、行程の終端
に於ては、そのロッドの基部と先端に設けた鍔が副ピス
トンの前後のロッド端へ当たり、主副のピストンを協動
くさせる態勢を確実に作って、安定動作を保証する。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本発明に関する両始端協動形ダブルシリン
ダの前進行程終端に達した縦断側面図。第2図は同上の
後退行程終端に達した縦断側面図。第3図は従来のダブ
ルシリンダの縦断正面図である。 1:主シリンダ 2:副シリンダ 7:副ピストン 8:前ロッド 9:後ロッド 10:中心孔 11:主ピストン 12:ロッド 13:鍔 )−へ は 0 区

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長いストロークの主シリンダと、短いストロークの副シ
    リンダとを直列に配設して、副シリンダに一方のロッド
    がシリンダ外へ出、他方のロッドが主シリンダ内へ入る
    副ピストンを嵌合し、主シリンダには前記した副ピスト
    ンとそのロッドとに設けた中心孔を貫通して外に出るロ
    ッドを設けた主ピストンを嵌合し、該主ピストンのロッ
    ドの基部と先端とに行程の終端に於て、前記副ピストン
    の一方のロッド端と、他方のロッド端とに当接する鍔を
    設けたことを特徴とする両始端協動形のダブルシリンダ
JP1196385A 1989-07-28 1989-07-28 両始端協動形のダブルシリンダ Expired - Fee Related JPH06100207B2 (ja)

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